× × 【プレスリリース】 2016 年 11 月 4 日 海×山の幸が満載!減塩、野菜豊富なご当地レシピの第 2 弾! 心臓にやさしい、和歌山県のご当地「ハートレシピ」発表 循環器病を克服するための研究助成や予防啓発に取り組む公益財団法人日本心臓財団と、心臓弁膜症や血行動態 モニタリングを中心とした医療機器を扱い、革新的な医療技術で患者さんの健康への貢献を目指すエドワーズライフサイ エンス株式会社は、和歌山県との協同で“心臓にやさしい”をテーマとした、ご当地食材をふんだんに活用した「ハートレ シピ」を開発いたしました。都道府県とのコラボレーションで実施している食を通じた心疾患の啓発活動は、昨年の高知 県に続いて 2 回目となります。 レシピ例: 野菜たっぷりドライカレーと爽やかシトラスサラダ レシピ例: 寒い冬に!スダチポン酢でいただく豆腐鍋とウツボご飯 ● 日本人の死因第 2 位※1「心疾患」への取り組みは喫緊の課題 1997 年から継続して日本人の死因の第 2 位を占める心疾患は、加齢などに加え、食生活の欧米化など、日常的な生 活習慣のなかにも、発症のリスクが存在すると考えられており、今後の患者数の増加が懸念されています。 日本心臓財団と、エドワーズライフサイエンス株式会社は、多くの人にとって身近な「食」に着目し、一般の方が心臓の 健康に関心を持つための啓発活動として、「ハートレシピプロジェクト」を 2015 年より開始しました。 第 2 回目となる 2016 年は、全国で 5 番目※2 に高齢化が進み、高血圧性を除いた心疾患の死亡率も全国で 3 番目※3 に高い和歌山県とコラボレーション。レシピの開発は、地域の専門家である、和歌山県立医科大学 理事長 学長の岡村 吉隆先生、和歌山県立医科大学附属病院 病態栄養治療部 栄養士長の川村 雅夫氏にご協力をいただき、産官学が一 体となって進められました。この取り組みを通じ、多くの方が心臓の健康に関心を持つきっかけとなり、生活習慣の見直し につながることを目指しています。 ※ 1、3 厚生労働省「平成 26 年人口動態統計」 ※ 2 総務省「平成 26 年 人口推計」 ● 減塩と野菜 350g 以上に加え、作りやすさを意識した新メニュー ハートレシピは“心臓に優しい食事”をコンセプトに、和歌山県の豊富な海の幸と山の幸をふんだんに盛り込んだメニュ ーです。朝食から夕食までの 3 食分を、四季に応じて 2 セットずつ、合計 24 レシピを用意。 1 日あたりの食塩相当量は 6g 未満、野菜の量は 350g 以上-の心臓に優しいポイントは、昨年のレシピから引き継ぎつ つ、下ごしらえに電子レンジを使うなど、一般の方も手軽に健康管理できるよう、より作りやすさを重視しました。 ※日本心臓財団は健康のために、塩分は一日あたり 6g 未満の摂取に抑え、野菜を一日あたり 350g 以上とることを推奨しています。 ― 本件に関するお問い合わせ先 ― 「ハートレシピ」プロジェクト事務局 末澤・津川 (株式会社ジェイ・ピーアール内) 電話:03-4531-1745 FAX:03-6677-1000 ― 和歌山県のご当地「ハートレシピ」ポイント ― 海×山の幸満載の和歌山県の豊かな食材をもとに、楽しみながら健康管理を助けるレシピです。 1. 心臓にやさしい、塩分抑え目 1 日 6g 未満・野菜 350g 以上 レシピ1日あたりで、エネルギー1750kcal、脂質 48g、食物繊維 17g、食塩相当量 5.7g。 2. 一日平均 33 種類の食材を使用 野菜、海草、いも類(こんにゃく)、果物を一日あたり平均 20 種類、調味料以外の食材を計平均 33 種類使用。 3. 自然を美味しく、食材の味を引き立たせるこだわり 食材そのものに含まれている旨味、甘味、苦味を活かし、調味料の使用を控えることで、食材の味を引き出した 減塩料理。 ■ハートレシピ一例 ※「ハートレシピ」全24 種類は別添資料、または公益財団法人日本心臓財団の HP(http://www.jhf.or.jp/heart_recipe/)からご覧いただけます。 レシピ開発担当: 川村 雅夫(和歌山県立医科大学附属病院 病態栄養治療部 栄養士長) 「自然を美味しく食べる、身体に優しい食事が和歌山県の“ハートレシピ”」 自然を食べるとは、「四季おりおりの食材の旨味や香り、味を引き立たせるような素朴な味を楽しむ」ことです。今回の 「ハートレシピ」は四季の食材を意識し、「旬の味を楽しめる料理」を心がけました。味付けは、食材本来の味を活かせ るように砂糖やみりんなどの甘味のある調味料を極力控え、それによって余計な塩分も控えられるようにしました。心 臓にやさしい食事は、身体全体に優しい食事であり、和歌山県の「ハートレシピ」が多くの方々のお役に立つことを願っ ています。 × × ■ ハートレシピ 発表にあたって 「食生活の改善から心疾患予防を」 和歌山県立医科大学 理事長 学長 岡村 吉隆 健康を長く維持するためには、食事への配慮は欠かせないことのひとつです。とくに過度な塩分摂取や偏食など、乱れた 食生活は高血圧へとつながり、そこから心疾患、脳梗塞などの重篤な疾患を引き起こすリスクになりえます。心疾患は手 術等の治療で治せるものも多いですが、治療後の良い状態を長く維持するためにも健康的な食習慣は非常に重要です。 減塩と、豊富な野菜摂取ができるよう工夫された「ハートレシピ」は、一般の方が気軽に食生活が改善できることを念頭に つくられたものです。多くの方に「ハートレシピ」を知っていただき、心臓の健康を一人ひとりが考えるきっかけとなることを 期待しています。 「心疾患死亡率の低下と、県民の生活習慣の見直しへ」 和歌山県 福祉保健部 健康局長 野㞍 孝子 和歌山県においても心疾患はがんに次いで、県民の死因の第 2 位※1 となっています。このため、2013 年に策定した「第 三次和歌山県健康増進計画」をもとに、栄養・食生活を含む生活習慣の改善を通じた疾患対策に県をあげて取り組んで います。今回のハートレシピが、これまでの県の施策を後押しし、県民の心疾患予防に向けた意識の高まりや、健康的 な食生活の実現につながるよう、引き続き取り組みを進めていきたいと思います。またこれを機に、和歌山の魅力を多く の方に知っていただくきっかけとなれば幸いです。 ※ 1和歌山県「平成26年人口動態統計」 「地域と協力し、多くの方々への疾患啓発へ」 公益財団法人日本心臓財団 常任理事・事務局長 飴谷 恭平 日本心臓財団は 1970 年に創立して以来、心血管病の克服に資すべく、研究の助成や疾患の予防・啓発活動に注 力してまいりました。地域の方と健康課題に共に取り組む「ハートレシピ」を通じて、地域の健康課題の解消や、多く の方が心臓の健康を考えるきっかけにつながっていくことを願っています。 「『ハートレシピ』を通じて、健康寿命の延伸に貢献を」 エドワーズライフサイエンス株式会社 代表取締役社長 加藤 幸輔 エドワーズは、患者さんが心臓弁膜症などの心疾患を根治し、元気な日常生活を取り戻すことにつながるような革新的 な医療技術の開発・供給に尽力すると同時に、心臓弁膜症の認知向上のための情報提供など、様々な取り組みを行っ ています。世界有数の長寿国となった日本では、年齢を重ねながらいつまでも健やかな日常生活を楽しむために、食事 や運動などの生活習慣を改善することが、今後ますます重要となると感じています。「ハートレシピ」が心臓にやさしい食 生活実現の一助となり、健康寿命の延伸への貢献となることを期待しています。 ■日本心臓財団について(http://www.jhf.or.jp/) 日本心臓財団は 1970 年の創立以来、循環器病の克服に向けた研究の助成、予防啓発などに関する事業を展開する 公益財団法人です。 世界に先駆けて超高齢化社会を迎えた我が国において、「いくつになっても健やかに」の願いを達成するため、研究者 や専門医と、患者・市民の架け橋となり、国民の健康増進と福祉の向上に寄与する活動を引き続き展開して参ります。 ■エドワーズライフサイエンスについて(http://www.edwards.com/jp/) カリフォルニア州アーバインに拠点を置くエドワーズライフサイエンスは、構造的心疾患とクリティカルケアモニタリング に関する患者さんのためのイノベーションをリードする企業です。臨床医と共に医療のアンメットニーズを充たし、患者 さんの健康に貢献することを目指しています。 現在、世界 100 カ国以上で事業を展開しています。 ― 本件に関するお問い合わせ先 ― 「ハートレシピ」プロジェクト事務局 末澤・津川 (株式会社ジェイ・ピーアール内) 電話:03-4531-1745 FAX:03-6677-1000
© Copyright 2024 Paperzz