NIR-FLIVO 690 / 747 in vivo Apoptosis Kit Fluoro-Jade C Ready

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2012 年 6 月 15 日号
アポトーシス
NEW
アポトーシス
in vivo
検出試薬
キット内容
● NIR-FLIVO 690(#9112)
● NIR-FLIVO 747(#9114)
● Injection buffer
生きたままの動物でアポトーシスを観察できる試薬
※ ネガティブコントロールとして,蛍光色素のみの Free Dye Control
Kit(#9113,#9115)のご使用をお勧めします。詳細については,
NEW
神経/イオンチャネル
NEW
NIR-FLIVO 690 / 747 in vivo
Apoptosis Kit
高い細胞透過性を有する近赤外蛍光試薬 NIR-FLIVO を用い
て,生きた動物におけるカスパーゼ活性を定量的に測定し,ア
ポトーシスを観察できる試薬です。
※本製品は研究用です。臨床用途には使用できません。
当社テクニカルサポート(試薬担当)までお問い合わせ下さい。
品 名 メーカー 商品コード
包装 / 価格(¥)
in vivo Apoptosis Detection Kit, NIR 690, FLIVO (20 tests)
ITL
9112
in vivo Apoptosis Detection Kit, NIR 747, FLIVO (20 tests)
ITL
9114
1 kit /
64,000
1 kit /
64,000
NEW
特 長
神経/イオンチャネル
◆ FLIVO は活性型カスパーゼのみに結合し,細胞内に留まります。結
神経科学
染色試薬
合しなかった FLIVO は排出されるため(肝臓内には 3 ∼ 4 時間残存),
変性ニューロンの蛍光染色用キット
高感度で特異的な検出が可能です。
◆ 経静脈投与を行い,血液循環により細胞内のカスパーゼ活性を蛍光
標識するため,生きたままの動物を用いた解析が可能です。
◆ 波長の異なる 2 種類の製品があります*。近赤外波長は組織や生体物質
の自家蛍光の影響を受けにくいため,in vivo イメージングに最適です。
◆ FLIVO は血液脳関門や血液網膜関門を通過できるため,脳細胞のア
ポトーシスも観察できます。
◆ ラジオアイソトープを使用しないため安全です。
◆ マウス,ラット,鳥類(ニワトリ,スズメなど)などに使用できます。
◆ 実験小動物イメージングシステム,蛍光顕微鏡,蛍光プレートリーダー
またはフローサイトメーターを使用して定量的な解析が行えます。
* FLIVO キットは他にも,緑色蛍光(励起 492 nm /蛍光 520 nm)
Fluoro-Jade C Ready-to-Dilute
Staining Kit
変性ニューロンへ特異的に結合する蛍光色素を含む,蛍光染
色用キットです。対比染色用のニッスル染色試薬も添付されて
います。いずれの色素も可視光で励起されます。
特 長
◆ 変性の原因や細胞死のメカニズムに関わらず,すべての変性ニュー
ロンを染色します。
本紙に掲載されている
製品はすべて研究用です
を発する Green Kit,赤色蛍光(励起 565 nm /蛍光 600 nm)を
◆ 高い解像度およびシグナル/バックグラウンド比を示します。
発する Red Kit があります。詳細についてはフナコシホームページ
◆ 細胞体のほか,軸索,樹状突起,神経終末も染色できます。
(http://www.funakoshi.co.jp/contents/3474)をご覧いただく
か,当社テクニカルサポート(試薬担当)までお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先
キット名
商品コード
励起波長
蛍光波長
NIR Kit 690
9112
690 nm
709 nm
NIR Kit 747
9114
747 nm
776 nm
◆ パラホルムアルデヒド固定またはホルマリン固定凍結切片,ホルマ
リン固定パラフィン包埋切片など,様々な組織切片に適用できます。
◆ 退色しにくく,他の組織染色法と組み合わせた多重染色にも適用で
きます。
◆ キットに含まれる試薬はすべて濃縮液となっており,希釈するだけ
で使用できます。
◆ 励起:青色光(Fluoro-Jade C),紫外光(DAPI)
試薬
FAX 03 5
- 684 1
- 775
TEL 03 5
- 684 1
- 620
癌モデルマウス 3 匹を,細胞死を誘導する
試 薬 で 処 理 し た 後,NIR-FLIVO 747
(#9114)を投与し,癌細胞がアポトーシ
スを起こしている様子を観察した。
第Ⅰ層:Fluoro-Jade C(緑色)で染色した
変性ニューロンの軸策と神経終末
第Ⅱ層:DAPI(青色)で染色した顆粒細胞
第Ⅲ層:Fluoro-Jade C で染色した変性錐体
細胞と DAPI で染色した錐体細胞
脳 腫 瘍 モ デ ル マ ウ ス に NIR-FLIVO 690
(#9112)を投与した。脳腫瘍部位で高い
シグナルが見られ,カスパーゼ活性が高い
ことがわかる。
操作方法概略
1. DMSO に溶解した NIR-FLIVO と Injection buffer を混合し,経静
脈投与を行う。
2. 体内を循環させる(in vivo イメージングの場合:約 4 時間,組織切
片などの試料とする場合:30 ∼ 60 分間)。
ラット帯状皮質表層の蛍光染色像
カイニン酸(神経毒)で処理したラット帯状皮質の表層を,本製品を用いて観察した(励
起:落射蛍光)。
画像提供:Dr. Larry Schmued
品 名 メーカー 商品コード
包装 / 価格(¥)
Degenerating Neuron Staining Kit, Ready-to-Dilute (RTD), Fluoro-Jade C
BSS
TR-100-FJT
Trial Size
1 kit / 45,000
BSS
TR-100-FJ
1 kit / 90,000
3. イメージングシステム,蛍光顕微鏡やフローサイトメーターを用い
て解析を行う。
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