研修用 「カライモたくさん収穫できたね」 中山ひろみ(高原町) 撮影地:高原町 第19回「宮崎の農村」写真コンテスト・入選 第32回「新・日本の農村写真」コンテスト・佳作 宮崎県内各NOSAI・NOSAI連宮崎 NOSAI組織人としての心構え 信頼の絆によって損害の防止と補てんに努め 日本農業の発展と うるおいのある社会づくりに貢献します 、 みずからの知と技を磨き 、 わたくしたちNOSAIは 、 豊かな食料を供給する産業です 、 農業は 緑 土 水 を守り 、 NOSAIの理念 一 一 一 一 一 わ れ わ れ は 制 度 の 完 成 に 団 結 し て す す も う わ れ わ れ は 仕 事 に 熱 意 を 持 ち 創 意 工 夫 し よ う わ れ わ れ は た が い に 協 力 し て 明 る い 職 場 に し よ う わ れ わ れ は 農 業 共 済 事 業 を 正 し く お し 進 め よ う わ れ わ れ は い つ も 農 家 の こ と を 考 え て 働 こ う 農 業 共 済 綱 領 シンボルマーク NOSAIを象徴する印です。 楕円の形は、 農作物の種子を表す。 正円に比べて動的であり、活動的なNOSAIを印象づける。 楕円の4つの数は、 理念を受けて、農業を支える4つの要素「緑・土・水・人=NOSAI」を意味する。 豊かな実りをもたらす四季を表す。 楕円の並びは、 スローガンのネットワークを受けて、日本列島を表す。 NOSAIの頭文字Nを表す。 楕円の右上がりの方向は、 農業とNOSAIの発展してゆく姿を表す。 スピード感あふれた、若々しいNOSAIを印象づける。 農業災害補償制度(NOSAI制度)のあらまし 農業は、その生産過程において自然条件に左右されることが最も大きい産業です。しかも、 農業経営は、この自然条件に大きく依存し、その偶発的災害による農作物の減収、家畜・農機 具等の生産資本の喪失など影響を受けやすい環境下にあります。 国は、こうした農業災害対策の基幹的制度として農家の相互扶助と保険の仕組みを組み合わ せた「農業災害補償制度(NOSAI制度)」を機能させています。 また、「農業災害補償」とされていることについては、不慮の事故によって受けた損害を、 共済金により「経済的につぐなう」という意味で、社会政策的見地から仕組まれた「国の政策 保険」として位置づけられています。 NOSAI事業(制度)の特色 1 事業実施が農業災害補償法で義務づけられています。 2 掛金は国がおおむね50%の負担をしています。 3 当然加入の事業があります。(水稲・麦が対象です) 4 農家負担掛金に無事戻しがあります。 5 損害防止事業が展開されています。 NOSAIのしくみ 総括-1 NOSAI運営の特色 NOSAIの運営は、総代、NOSAI部長、損害評価員など、多くの農家のみなさんに協 力をいただいています。 また、掛金の国庫負担、事務費の補助などは、国民一人ひとりの大切な税金からまかなわれ ているものです。いわば、NOSAIは、国全体が協力して運営されているといえます。 総括-2 NOSAI運営のしくみ JAとはちがいます。 総括-3 共済掛金の使われ方 農家負担共済掛金と共済金等還元状況 本県では、平成9年度から平成18年度までの10年間に農家のみなさんから負担いただい た掛金221億円に対し、支払われた共済金・無事戻し金・組合が負担した損害防止費、合計 397億円が還元されていることになります。 平成9年度から平成18年度までの農家負担共済掛金と共済金等還元状況 [農作物・家畜・果樹・畑作物・園芸施設共済] 221億円 農家負担掛金 共済金 367億円 総括-4 無事戻金 15億円 損害防止費 15億円 397億円 任意共済「信頼のきずな」実践強化運動 運動期間 運動の目標 平成19年4月から平成22年3月までの3年間 ・建物共済1兆1,410億円 ・農機具共済825億円 安心・信頼ブランドの確立 運動の重点課題 (1)目標の完全達成 (2)農家満足度の高いFS活動 (3)基礎組織の育成・支援 (4)適正な引受・損害評価 (5)モラルリスクへの対応(不正請求の防止) (6)信頼される事業運営 運動の推進方策 1 目標の完全達成 (1)中・長期的、年度別目標計画の設定 (2)実効ある行動計画の策定と確実な実行 (3)共済資源の把握と完全引受 (4)提案型推進の積極的展開 2 農家満足度を一層高めるFS活動 (1)FS活動を強化するための組織体制整備 (2)FS活動の充実 (3)適切な情報開示と農家対応 3 基礎組織の育成・支援 (1)基礎組織員の担い手の確保・育成 (2)自主目標の設定と基礎組織の活性化 (3)基礎組織への接点活動の強化 4 適正な引受・損害評価 (1)建物共済の引受拡大(引受棟数の拡大)と引受物件の適正化 (2)超過契約の防止 (3)農機具共済の引受拡大(引受台数の拡大)と収支改善対策 (4)適正な損害評価 (5)大規模自然災害発生時の損害評価体制等の整備 5 モラルリスクへの対応 (1)モラルリスク情報の共有化 (2)モラルリスク事案対応のマニュアル化 6 信頼される事業運営 (1)コンプライアンス意識の向上 (2)重要事項説明等の励行 運動-2 建物共済 ※火災の定義 NOSAIでいう「火災」とは、原則的には社会通 念上の火事と考えてよい。判定の基準として は、次の基準を具備したものとする。 共済の種類は 「火災共済」と「総合共済」の2つの共 済があります。補償内容や生活プランにより選択し て加入ができます。 ア 場所的、時間的な偶然性の存在する 「火」であること。 場所的偶然性とは、常時火を使用する場 所(火床)以外のところで発火すること(ス トーブの火が外部に燃え移って家財を焼け ば、外部に出た火は火災)。 時間的偶然性とは、本来の使用時間以外 の時に発火した場合。 加入できるのは 農家が所有する住宅、納屋、倉庫等の建物及び住宅 に収納されている家具類、敷地内にある設備などで す。 対象となる災害は 火災共済 火災、落雷、破裂・爆発、物体の落下、車両 の飛び込み、騒じょうによる暴動、給排水設備 による被害、消火等の損害、その他の破壊損害 等(盗難によるき損) イ その「火」が燃焼を伴うこと。 燃焼とは火勢が自力で拡大し得る状態を 意味する。 たばこの吸殻で洋服が焦げたり、アイロン で畳が焦げた程度は本来の火災ではない。 ウ 被共済者にとって非使用火又は偶然火 であって、経済的損害を与えるという事 実の発生があること。 たとえ焼けても、被共済者にとって経済的 損害がなければ共済でいう火災事故には該当 しない。 以上3要件が同時に具備されていれば火災 と認定して間違いはないが、実際面では個々 の事実によってその都度具体的に判断する以 外にない。 ※対象とならない事故 ●風呂の空焚きによる、風呂釜のひび割れ。 ただし、風呂釜以外の壁や天井部分まで焼損が 生じた場合は、対象となる。 ●漏電等の異常電流により、家電品が故障し た場合。この場合、火災の要件である燃焼性ま で至れば対象となる。 総合共済 火災共済の事故のほかに、風水害、雪害、地 震、津波などの自然災害も対象となります。 ●地震等。ただし、地震火災費用共済金を支 払う場合はこの限りではない。 ●戦争、外国の武力行使、革命、内乱その他 類似の事変・暴動。ただし、テロによるものは 対象となる。 ●凍結による水道管そのものの損害。これが 原因で床等が濡れ損となった場合は対象とな ●ツララによる損害。(例:ツララで軒下の洗 濯機に損害) 建物-1 建物共済 補償される期間は 共済掛金は 共済掛金を払い込み、建物共済証券に記載された共済責 任開始日の午後4時から1年間です。 最高加入金額は 火災共済:1棟あたり6,000万円 総合共済:1棟あたり2,000万円 ※同じ建物を火災共済及び総合共済に重複して加入する 場合の加入限度額は、6,500万円です。 共済金額(補償額)は 建物加入のめやす 新築価額を補償します。 建物が新築価額(現在の建物と同等のものを建て直 すための経費)まで加入できます。 <坪単価のめやす> 住宅 納屋 店舗 事務所 アパート 倉庫 50万円∼ 15万円∼ 55万円∼ 40万円∼ 40万円∼ 20万円∼ 建物の価額(補償額)=建物の延坪数×坪あたり単価 ※この価額の範囲内で加入者が加入額(共済金額)を決定します。 (例) 住宅40坪×坪単価50万円=2,000万円 家具類加入のめやす 新品価額を補償します。 家具類が新品価額(同じものを新しく購入する経費)まで 加入できます。 家具類補償額= 共通家具 + 家族家具 (世帯主夫婦家具含む) (世帯主夫婦以外の人数分) ※この価額の範囲内で加入者が加入額(共済金額)を決定します。 <1,000万円で主契約加入の場合> (火災共済) 木造 防火造 鉄骨造 鉄筋コンクリート造 建物・家具類 建物・家具類 建物・家具類 普通 10,400円 特殊 18,300円 特割 37,300円 (総合共済) 木造 建物 家具類 9,100円 5,300円 2,800円 3,700円 16,200円 6,800円 3,100円 4,600円 35,200円 14,800円 5,100円 6,600円 防火造 鉄骨造 鉄筋コンクリート造 建物・家具類 建物・家具類 建物・家具類 建物 家具類 普通 27,300円 26,400円 23,700円 21,900円 22,500円 特殊 32,800円 31,300円 24,700円 22,100円 23,200円 特割 46,300円 44,800円 30,400円 23,500円 24,600円 普通物件:住宅、納屋、畜舎、作業場など 特殊物件:店舗、店舗併用住宅、神社など ※不特定多数の人が集まるような建物 特割物件:飲食店、乾燥場、製茶場など ※特殊物件に加えて火気の使用を伴うような建物 主契約と特約 主契約に含まれる費用共済金 残存物取り片付け費用共済金 損害共済金の10%限度に支払 特別費用共済金 損害共済金の10%を支払、1棟200万円限度 失火見舞費用共済金 1件あたり20万円、契約金額の20%を限度 損害防止費用共済金 かかった実費支払、消火器など 地震火災費用共済金 建物半焼以上、家具類全焼のとき契約額の5%支払 <共通家具> 世 住 宅 延 面 積 帯 主 が 配 偶 者 な し 夫 婦 男 性 女 性 20坪未満( 66㎡)未満 1,030万円 20坪∼30坪( 99㎡)未満 1,150万円 30坪∼40坪(132㎡)未満 1,230万円 40坪∼50坪(165㎡)未満 1,400万円 50坪∼60坪(198㎡)未満 1,450万円 60坪∼70坪(231㎡)未満 1,500万円 70坪(231㎡)以上 1,580万円 580万円 830万円 660万円 910万円 730万円 980万円 840万円 1,090万円 890万円 1,140万円 930万円 1,180万円 990万円 1,240万円 + <家族家具(1人あたり)> 25歳以上 25歳未満 大学生 小中高生 幼児 215万円 145万円 115万円 男 70万円 40万円 460万円 275万円 200万円 女 (例)40坪の住宅で7人家族(世帯主夫婦、若夫婦、小 学生の孫3人)の場合 共通家具+世帯主夫婦家具 1,400万円 若夫婦の個人家具 孫の個人家具 合 計 (男)215万円+(女)460万円 70万円×3人 2,285万円 建物-2 特約 新価特約 建物の新築価額、家具類の新品価額まで補償 自動継続特約 契約内容に変更がないと、3年に1度の契約(押 印)が可能 臨時費用担保特約 すべての事故に損害共済金の20%を支払、25 0万円限度 死亡・後遺障害が発生した場合、契約金額の30 %支払。1事故1名につき200万円限度 費用不担保特約 主契約に含まれる費用共済金をはずす契約 (例)特約による掛金の違い 火災共済・普通物件 木造 主契約(新価特約) 10,400円 主契約(新価特約) 12,000円 臨時費用担保特約 費用不担保特約 10,300円 臨時費用担保特約 費用不担保特約 8,700円 防火造 9,100円 10,600円 9,100円 7,600円 建物共済 共済金の支払いは 建物や家具類の評価額に対して、どの位の 金額に加入しているかで、支払額が変わり ます。損害額が80%以上になると経済的 全損となります。 火災共済 加入割合が80%以上の場合 総合共済 火災などで損害を受けた場合は、火災 共済と計算方法は同じです。 自然災害の場合 損害共済金= 損害額− 損害共済金=損害額(加入金額を限度とします) × 建物評価額:2,000万円 建物評価額の5%又は 1万円のどちらか低い額 加入金額 建物評価額 損害額:1,000万円 加入額:2,000万円 建物評価額:2,000万円 損害額:1,000万円 加入額:2,000万円 共済金:1,000万円 加入割合が80%未満の場合 損害共済金=損害額× 加入金額 建物評価額×80% 共済金:999万円 地震の場合 加入金額 損害共済金=損害額× ×30% 建物評価額 建物評価額:2,000万円 損害額:1,000万円 加入額:1,000万円 建物評価額:2,000万円 損害額:2,000万円 加入額:2,000万円 共済金:625万円 共済金:600万円 加入割合で共済金が支払われます。評価額 の80%以上の加入であれば、全額支払わ れます。 その他 主契約には、損害に応じて費用共済金を支払いま す。また、加入プラン(特約)によって支払額が変 わってきます。 建物-3 建物共済 掛金計算の具体例 ◎Aさんの例<短期引受> 棟 用 途 NO 1 住 宅 2 納 屋 3 住 宅 総 合 火 災 構 造 目 的 期間 共済金額 掛金率 共済金額 掛金率 建物 500万円 1,000万円 一 般 8ヵ月 27.3 10.4 家具類 800万円 一 般 建物 8ヵ月 300万円 10.4 建物 1,000万円 2.8 耐火A 8ヵ月 家具類 800万円 3.7 掛金計算 ① 棟ごと、種類(総合・火災)ごとに計算する。 ② 短期の場合、掛金率は右表の係数を用いる。 (総合)27.3×0.667≒18.21(18.2091) (火災)10.4×0.667≒6.94(6.9368) 2.8×0.667≒1.87(1.8676) 3.7×0.667≒2.47(2.4679) ③ 棟No1の計算 <総合の計算> 500万円×18.21(②より)=9,105円 10円未満切捨てにより、9,100円…A <火災の計算> (1,000万円+800万円)×6.94(②より)=12,492円 10円未満切捨てにより、12,490円…B <棟No1の掛金> A+B=9,100円+12,490円=21,590円…C ④ 棟No2の計算 (300万円)×6.94(②より)=2,082円 <棟No2の掛金> 10円未満切捨てにより、2,080円…D ⑤ 棟No3の計算<建物・家具類別々に計算> 建物:(1,000万円)×1.87(②より)=1,870円…E 家具:(800万円)×2.47(②より)=1,976円 10円未満切捨てにより、1,970円…F <棟No3の掛金> E+F=1,870円+1,970円=3,840円…G ⑥ Aさんの掛金 C+D+G=21,590円+2,080円+3,840円=27,510円 ◎Bさん(納屋兼乾燥場、木造、短期・有業期間2ヵ月)の例 普通物件から特殊割増物件へ 8ヵ月短期 1,000万円加入 掛金計算 ① 下記の算式により掛金率を算出する。 ※共済掛金率=普通物件×短期係数+(特殊割増−普通物件)×有業期間係 10.4×0.667+(37.3−10.4)×0.167≒11.43(11.4291) ※小数点第3位四捨五入 ② ①で算出した率で掛金を計算する。 1,000万円×11.43(①より)=11,430円 建物-4 短期・有業係数 91.7 11ヵ月 83.3 10ヵ月 75.0 9ヵ月 66.7 8ヵ月 58.3 7ヵ月 50.0 6ヵ月 41.7 5ヵ月 33.3 4ヵ月 25.0 3ヵ月 16.7 2ヵ月 8.3 1ヵ月 建物共済 料率の変遷 異動(払戻・追徴)があります 普通物件一般建物(木造)の場合 異 動 の 種 類 火災共済 内 容 総合 共済 追徴 昭和39∼43年度 25.00円 不明 払戻 昭和44∼45年度 21.00円 〃 用途・構造の変更等で責任開始 追徴 時に適用された掛金率と異なる 掛金率が適用になる場合 払戻 昭和46∼49年度 17.00円 〃 昭和50∼52年度 15.00円 〃 昭和53∼58年度 10.80円 標準料率 申込書記載事項の更生申出を 受け、これを承認した場合 無 効 失 効 加入者が善意であり重大 な過失が無い場合(払戻) 上記以外の場合(払戻し ない) 加入者が善意であり重大 な過失が無い場合(払戻) 上記以外の場合(払戻し ない) 加入者の責に帰すべき事由による解体解除(払戻) 集団割引10% 集団割引7% 昭和59∼平成元年度 9.39円 標準料率 平成2∼4年度 10.10円 集団割引廃止 平成5∼10年度 10.10円 試算料率 調査拒否による解除 除 告知義務違反による解除 上記以外の解除 据え置き 用途変更により共済金額 を減額した場合(払戻) 減価割合が50%を超えた ことにより共済金額を減額 した場合(払戻) 払戻しない 加入者が善意であり重大 な過失が無い場合(払戻) 上記以外の場合(払戻) 有業期間の異動 始期に遡っての抹消 25.20円 13.12円 払戻 用途変更により共済金額 を減額した場合(追徴) 新価特約の解除 59.10円 据え置き ない) 解 59.10円 10.10円 加入者が善意であり重大 用途・構造等の変更、増築・ な過失が無い場合(払戻) 改築、その他危険の著しい 上記以外の場合(払戻し 増加による解除 173.00円 12.00円 有業期間が申込み時と異 なった場合(追徴) 有業期間が申込み時と異 なった場合(払戻) 払戻 建物-5 平成11∼15年度 10.10円 試算料率 27.30円 12.04円 3%引き上げ 平成16年度∼ 10.40円 試算料率 11.67円 27.30円 建物共済 建物共済 引受資格基準 平成15年3月参事会承認 1 引受の範囲(引受審査要領、事務取扱要領) (1)農業共済組合(以下「組合」という。)並びに農業協同組合及び農業協同組合連合会以外の者を 加入資格者とする建物火災共済及び建物総合共済の共済目的たる物は、次に掲げるものとする。 ア 加入資格者が所有し又は管理する建物 イ アの建物に附属する畳、建具その他の従物及び電気、ガス、水道、暖房・冷房その他これらに 準ずる附属設備 ウ アの建物に附属する門、塀、垣、その他の工作物 エ アの建物に収容されている家具類及び農機具で、加入資格者の所有し又は管理するもの(加入 資格者と同じ世帯に属する親族が所有し又は管理するものを含む。) ※イについては、加入者から共済目的から除外する旨の申し出がなければ共済目的に含む。 ※ウ及びエについては、加入者から共済目的とする旨の申し出があれば共済目的に含む。 2 引受の制限 (1)申込拒否物件(引受審査要領、事務取扱要領) 下記に該当する建物は申込を拒むものとする。但し、火災共済にあってはオ∼キに該当する建物に おいて申込みを拒むものとする。 ア 常時水没のおそれがある建物 イ 地滑、護岸決壊、山崩等の発生が明らかな場所にある建物 ウ 基礎工事が施行されていない建物 エ 台風等の警報が発せられた地域内にある建物 オ 大規模地震対策特別措置法に基づき警戒宣言が発せられた日から、同警戒宣言が解除されるまで の期間、地震防災対策強化地域に指定された地域にある建物 カ 既に一部に被害を生じ、いまだ復旧されていない建物 キ その他、共済事故の発生することが相当の確実さをもって見通される場合、又は、他の加入者と の間に著しく衡平を欠き、共済事業の適正な運営を確保できなくなるような理由のある建物 (2)引受禁止物件(引受審査要領) 下記の物件は火災危険が高く、事業収支の安定性も欠くほか、モラル・リスク(道徳的危険)のお それもあるため、引受け禁止とする。 ア キャバレー(スナックは可)、ナイトクラブ、ライブハウス等 イ 公衆浴場(相対で接客を行う場合) ウ 映画館、劇場、演芸場 エ ダンスホール(100坪以上)、ディスコ オ 博覧会、見本市 カ ゲームセンター等(スポーツ施設は含まず) キ 空家 ク 発電室(出力100Kw以上)、変電・開閉所(容量100KVA以上) ケ ビニールハウス、ビニール製温室 コ その他これらに準ずる物件 (3)モラル・リスクが混在するおそれがある物件 下記の事項に該当する物件の引受けに当たっては、十分注意が必要である。 ア 電話・窓口での飛び込み契約(特に高額加入) イ 多額の重複超過契約 ウ 加入者が事業不振、金融ひっ迫、税金滞納等その他経済的に窮迫している場合 エ 所有権等に対し係争中の建物 オ 建物の立退・移転 カ 過去に不審火等の経験があるもの キ 休業中の建物 建物-6 建物共済 平成6年2月15日設定 平成17年2月18日改定 建物総合共済引受に伴う基準 1 引受できる物件 (1) 建物…住宅(居住用物件含む)、公民館、集会場。 <条件等> ア リスクを伴わない物件であることを職員が確認したうえで、農家台帳を作成し、署名押印す る。 イ 共済金額の最低額は、1棟100万円(建物のみ)。 (2) 家具 <条件等> ア 建物が総合共済に加入していること。 イ 損害評価時のトラブルが防止できること。 (3) 附属建物 <条件等> ア 住宅が総合共済に加入していること。 イ 共済金額は、住宅加入金額(家具含む)の範囲内。 ウ 既引受については、平成13年度中に実態調査を完了させ、調査分析結果を連合会へ提出する。 エ 新規物件は、職員による実態調査を行い、リスクを伴わない物件についてのみ認める。さら に、写真撮影し、担当課と協議のうえ、上司の決裁(様式例参照)を受けて引き受ける。 ※合否基準:築年数30年超過、経年減価残存率50%以下。 オ 畜舎等の引受。 (ア) 外壁が3面以上あるもの。ただし、2面以下(外壁なし)でも鉄骨スレートで、管理が 良く、機能上・用途上、リスクを伴わない物件は引受可能。 また、木造堆肥舎について、次の要件に全て該当する物件は引受できる。 a 家畜排せつ物法(平成16年11月1日施行)に基づく建物である。 b 建築基準に基づく建築許可承認済みの建物である。 c 補助金交付条件として、建物保険加入が義務付けられている。 (イ) 巻き上げカーテンは外壁としてみなさないが、特殊設備として共済金額を上乗せして引 き受けることができる。ただし、ビニール等、危険率の高いカーテンについては除外する こと。 (ウ) 畜産波板は、管理の程度と材質で慎重に判断すること。 カ 以下のものは、引受できない。 (ア)トタン・タキロンを外壁や屋根に使用した建物。 トタン(カラー鉄板)は、波板を指しているので、瓦棒葺(屋根)角波型カラー鉄板(外 壁)については引受できる。 (イ)10㎡以下の建物。 (ウ) 神社・寺院。 (4) 附属建物の農機具 <条件等> ア 基本的には「農機具共済」への加入を勧めること。 イ 附属建物が総合共済に加入していること。 ウ 損害評価時のトラブルが防止できること(格納機種すべて把握する)。 2 申込拒否物件 (1) 常時水没のおそれのある建物。 (2) 地すべり、護岸決壊、山くずれ等の発生が明らかな場所にある建物。 (3) 基礎工事が施工されていない建物。 (4) 台風等の警報が発せられた地域内にある建物。 ※ただし、(1)∼(4)について、火災共済については制限されない。 (5) 大規模地震対策特別措置法に基づいて警戒宣言が発せられたときは、その日から同法の地震 防災対策強化地域として指定された地域の共済の目的について同法による警戒宣言が解除さ れた日までの間に申込みを受けた建物。 (6) 既に一部に損害を生じ、いまだ復旧がされていない建物。 (7) その他共済事故の発生することが相当な確実さをもって見通される場合、または共済事業の 本質にてらし、他の加入者との間に著しい衡平を欠き、共済事業の適正な運営を確保できな くなるような事由のある建物。 ※ 引受できない物件の建物を引受けた場合、事故があっても保険金の支払はできない。 建物-7 建物共済 掛金率一覧表 38協定とは 費用担保、主契約の場合 <火災共済> 物 件 共済掛 純掛金 構 造 金率等 率 木造 防火造 普 耐火B 通 耐火A建物 耐火A家具 木造 特 防火造 殊 耐火B 一 耐火A建物 般 耐火A家具 木造 特 防火造 殊 耐火B 割 耐火A建物 増 耐火A家具 (100%) (57%) 10.40 5.93 9.10 5.19 5.30 3.02 2.80 1.60 3.70 2.11 18.30 10.43 16.20 9.23 6.80 3.88 3.10 1.77 4.60 2.62 37.30 21.26 35.20 20.06 14.80 8.44 5.10 2.91 6.60 3.76 <総合共済> 物 件 共済掛 純掛金 構 造 金率等 率 木造 防火造 普 耐火B 通 耐火A建物 耐火A家具 木造 特 防火造 殊 耐火B 一 耐火A建物 般 耐火A家具 木造 特 防火造 殊 耐火B 割 耐火A建物 増 耐火A家具 (100%) (80%) 27.30 21.84 26.40 21.12 23.70 18.96 21.90 17.52 22.50 18.00 32.80 26.24 31.30 25.04 24.70 19.76 22.10 17.68 23.20 18.56 46.30 37.04 44.80 35.84 30.40 24.32 23.50 18.80 24.60 19.68 円/対万円 事 務 費 賦 課 率 (43%) 計 組合 連合会 (100%) (83.4%) (16.6%) 4.47 3.73 0.74 3.91 3.26 0.65 2.28 1.90 0.38 1.20 1.00 0.20 1.59 1.33 0.26 7.87 6.57 1.30 6.97 5.82 1.15 2.92 2.44 0.48 1.33 1.11 0.22 1.98 1.65 0.33 16.04 13.39 2.65 15.14 12.64 2.50 6.36 5.31 1.05 2.19 1.83 0.36 2.84 2.37 0.47 円/対万円 事 務 費 賦 課 率 (20%) 計 組合 連合会 (100%) (83.4%) (16.6%) 5.46 4.56 0.90 5.28 4.41 0.87 4.74 3.96 0.78 4.38 3.66 0.72 4.50 3.76 0.74 6.56 5.48 1.08 6.26 5.23 1.03 4.94 4.12 0.82 4.42 3.69 0.73 4.64 3.87 0.77 9.26 7.73 1.53 8.96 7.48 1.48 6.08 5.08 1.00 4.70 3.92 0.78 4.92 4.11 0.81 その他の契約(普通物件) 特 約 種 類 木造 防火造 耐火造B 火 災 12.00 10.60 6.10 臨時費用担保 総 合 32.10 31.00 27.90 費用不担保 火 災 10.30 9.10 5.30 臨時費用担保 総 合 29.20 28.30 25.50 火 災 8.70 7.60 4.40 費用不担保 総 合 24.40 23.60 21.30 自由民主党党議「農業災害補償法の一部を 改正する法律案の取扱いについて」 S38.3.1 (1)農業共済団体は短期(1年以内)農協系 統団体は長期(5年以上)の建物共済を 行うものとする。 (2)建物共済以外の任意共済は、農協系統 団体のみがを行うものとする。 (3)ただし、国が再保険する共済事業につ いては農業共済団体のみが行うものと する。 NOSAI全国・全中・全共連3団体の覚書 S38.3.23 主旨:上記自民党党議を了承し、下記事項を取 り決める。 (1)市町村営で共済事業を行っている区域 では、JA及びNOSAI連が合意の うえ、JAが短期の建物共済を行える。 (2)JAが建物に抵当権を設定し、共済金 の受領権に質権を設定する必要がある ときは、JAが当該建物について短期の 建物共済を行える。 (3)NOSAIが建物共済を行っていない 場合は、JAが短期の建物共済を行え るものとし、逆にJAが建物共済を行 っていない場合は、NOSAIが長期 の建物共済を行うことができる。 (4)NOSAIの組合員資格がない者につ いては、JAが短期の建物共済を行え る。 (5)農家の家財・家具、衣類等の動産につ いては、JAが共済を行う。ただし、 NOSAIが行う短期共済に付されて いる建物内の畳、建具その他の家具類 の共済については、建物と一括して契 約する場合、NOSAIが行える。 耐火A建物 耐火A家具 3.30 25.80 2.80 23.70 2.40 19.80 4.30 26.50 3.70 24.30 3.10 20.30 建物-8 再共済掛金=共済掛金率等×30% (火災の場合 10.40×30%=3.12) 再共済手数料収入=再共済掛金×40.1% (火災の場合 3.12×40.1%=1.251) 建物共済 損害率と収支状況 損 害 率 火 災 総 合 81.1 30.7 平成元 94.4 31.2 平成2 85.8 79.2 平成3 111.9 102.2 平成4 124.7 379.3 平成5 117.6 17.0 平成6 93.8 22.5 平成7 106.0 43.1 平成8 115.2 122.5 平成9 86.3 31.5 平成10 95.7 47.1 平成11 80.0 15.4 平成12 112.2 33.1 平成13 85.6 20.2 平成14 82.8 22.8 平成15 128.6 242.0 平成16 110.2 459.3 平成17 120.8 38.4 平成18 117.8 69.5 平成19 95.1 計(平均) 102.7 ※75%以下が安全圏。 年度 (%) 計 80.9 94.3 85.8 111.9 126.9 88.0 73.5 88.3 117.2 70.8 80.1 59.6 87.8 64.1 64.2 164.3 235.5 88.4 98.3 98.9 収 支 状 況 (円) 火災 総合 計 66,893,234 803,401 67,696,635 23,012,447 23,910,074 897,627 58,781,229 605,930 59,387,159 ▲ 49,697,535 ▲ 49,427,021 270,514 ▲ 101,578,803 ▲ 9,266,929 ▲ 110,845,732 ▲ 62,308,264 131,731,315 69,423,051 21,876,713 140,057,292 118,180,579 ▲ 21,523,542 87,428,720 65,905,178 ▲ 23,857,176 ▲ 79,598,642 ▲ 55,741,466 50,631,890 108,588,242 159,220,132 108,282,260 122,050,667 13,768,407 153,226,599 220,463,655 67,237,056 ▲ 44,875,584 125,899,004 81,023,420 44,411,471 139,088,795 183,500,266 62,369,900 143,148,727 205,518,627 ▲ 106,372,211 ▲ 219,310,082 ▲ 325,682,293 ▲ 37,746,937 ▲ 695,612,532 ▲ 733,359,469 ▲ 75,344,011 154,186,687 78,842,676 ▲ 70,032,181 93,049,265 23,017,084 ▲ 216,238,187 417,340,946 201,102,759 平成19年度引受実績 NOSAI みやざき 都 城 西 諸 北 部 合 計 引受戸数 引受棟数 (戸) (棟) 22,946 43,367 14,826 26,267 8,069 14,370 11,852 19,217 57,693 103,221 合 共 計 (億円) 4,986 2,880 1,505 1,739 11,110 済 総 合 (億円) 991 293 74 295 1,653 金 火 額 災 総 合 割 合 (億円) 19.9% 3,996 10.2% 2,587 4.9% 1,431 17.0% 1,444 14.9% 9,458 平成19年度事故状況 NOSAI みやざき 都 城 西 諸 北 部 合 計 合 計 891 233 76 270 1,470 棟 数 (棟) 共 済 目 的 別 事 故 種 類 別 事 故 内 容 別 総 合 火 災 全 損 部 分 損 落 雷 自然災害 そ の 他 654 324 15 876 305 570 37 66 212 6 227 193 20 20 5 72 12 64 48 4 24 140 153 2 268 150 106 19 865 761 35 1,435 696 700 100 共 済 金 共 済 目 総 合 193,205,208 10,856,883 784,189 32,897,590 237,743,870 ( 円 ) 的 別 火 災 234,607,497 128,933,802 189,384,036 39,078,423 592,003,758 共 済 金 (円) NOSAI みやざき 都 城 西 諸 北 部 合 計 事 故 種 類 別 全 損 部 分 損 269,954,152 157,858,553 110,273,674 29,517,011 181,392,452 8,775,773 21,182,800 50,793,213 582,803,078 246,944,550 事 故 落 雷 57,728,498 21,313,547 5,640,888 19,873,555 104,556,488 建物-9 内 容 自 然 災 害 93,638,117 2,557,469 766,430 25,574,943 122,536,959 別 そ の 他 276,446,090 115,919,669 183,760,907 26,527,515 602,654,181 合 計 427,812,705 139,790,685 190,168,225 71,976,013 829,747,628 農機具共済 共済の種類は 補償される期間は 「火災共済」と「総合共済」の2つの共 共済掛金を払い込み、農機具共済証券に記載された共済 責任開始日の午後4時から1年間です。 済があります。稼動中の事故にも対応できる 「総合共済」がオススメです。 最高加入金額は 1台あたり2,000万円 ※最低加入金額は、10万円です。 加入できるのは 農家が所有する移動ができる農機具です。ただし、 軽トラックなどの自動車は「火災共済」に限りま す。 共済金額(補償額)は 新品価格を補償します ※罹災した農機具が新品で購入できる金額(標準小 売価格)まで補償します。 ※耐用年数を経過した農機具は、新品価格の70% まで補償します。 対象となる災害は 総合共済 下のすべての災害が「総合共済」の加入者の対象 となります。 接触 1年以内に損害を復旧することが条件です。復旧されない 場合は、時価額での支払いとなります。 NOSAIの補償額と時価評価額の比較 (購入時100万円のトラクターの場合) 墜落 衝突 万円 100 風水害 転覆 80 異物の 巻き込み 盗難によ る盗取・ き 損 60 40 物体の落 下・飛来 破裂・ 爆 発 鳥獣害 20 落雷 0 NOSAIの補償額 時価の評価額 購入時 100 100 3年目 100 78 5年目 100 55 8年目 100 21 9年目 70 10 共済掛金は 火災 総合共済:1万円あたり50円(地震特約59.38円) 「火災共済」の加入は、この災害しか対象になり ません。 ※「総合共済」に地震特約をつけると地震による 災害も対象になります。 ※対象とならない事故 ①新調達価額の100分の5または1万円の いずれか低い額に満たない損害額 ②故意もしくは重大な過失 ③農作業以外の使用目的による事故 ④法令違反 ⑤欠陥、摩滅、さび、その他の自然消耗 ⑥故障 ⑦凍結 ⑧消耗部品のみに生じた事故 ⑨第三者行為(いたずら等) (実損てん補特約65.2円) 火災共済:1万円あたり10円 (実損てん補特約12.66円) 100万円のトラクターの掛金例 <新品の場合>補償金額100万円 (総合共済) 100万円×50円=5,000円 地震特約 100万円×59.38円=5,938円 (火災共済) 100万円×10円=1,000円 <中古(耐用年数経過)の場合>補償金額70万円 (総合共済) 70万円×50円=3,500円 実損てん補特約 70万円×65.2円=4,564円 (火災共済) 70万円×10円=700円 実損てん補特約 70万円×12.66円=886円 実損てん補特約とは・・・部分損の農機具の事故の場合に、耐用年 数を超えた農機具は補償が7割で、支払共済金も損害額の7割とな りますが、この特約をつけると100%の支払となります。 農機具-1 農機具共済 共済目的とする農機具の種類及び耐用年数 共済金の支払いは 修理に必要な費用もまるごと補償します。 部品代 種類 技術料 引上げ・引起し料 + 8年 ○ ○ 8年 ○ ○ 5年 ・歩行用トラクター(動力耕運機を含む。) ○ ○ 10年 ・たい肥散布機(マニュアスプレッダー)・石灰 散布機(ライムソワー)・施肥播種機・田植機・ 管理機・あぜ塗機・草刈機・移植機・肥料散 布機・育苗機・簡易揚水機具・土つめ機・床 土ふるい機・ポテトプランター・ミニプラント・肥 料混合機 ○ ○ 5年 ・スピードスプレイヤー・動力噴霧機・動力散 粉機・スピ−ドダスター・土壌消毒機 ○ ○ 8年 ・自脱型コンバイン・稲わら収集機(自走式の ものを除く。)・収穫機(亜麻・ビート・ホップ・た ばこ・野菜等畑作物収穫機)・掘取機(たまね ぎ・特用作物・かんしょ用掘取機を含む。)・つ る切機・茶摘採機・茶刈込機・野菜洗浄機・粒 選機 ○ ○ 5年 ・ウインドローア・普通コンバイン・ベルコン ○ ○ 8年 ・稲麦刈取機(バインダーを含む。) ○ ○ 6年 ・脱穀機 ○ ○ 10年 ・フォーレージハーベスター・ポテトハーベス ター・コーンハーベスタ―・ヘーモア・ヘーコン ディショナー・ヘーテッダー・ヘーレーキ・ヘー ベーラー・ヘープレス・ヘーローダー(ベール ローダ・マニュアローダを含む。)・ヘーカッ ター・ヘードライヤー・ヘーエレベーター・ フォーレージブロア・サイレージデストリビュー ター・サイレージアンローダー・ふん尿散布 機・ベールラッパー・テッターレーキ ○ ○ 5年 自走式フォーレージハーベスター・自走式モ アコンディショナー・自走式ヘーベーラー・飼 料粉砕機・飼料配合機・脱粒機・自動飼料か くはん機 ○ ○ 8年 三輪貨物自動車 軽自動車 貨物自動車 四輪自 貨物自動車(ダンプ式) 動車 その他の 貨物自動車 トレーラー・運搬車 運搬 × × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3年 4年 4年 5年 4年 用機 フロントローダー 具 ○ ○ 4年 運搬費等 畑で耕運中に横転。下記の修理代等がかかっ た。 部品代:15万円 技術料: 3万円 引上げ料: 1万円 運搬費: 1万円 損害額計 20万円 補償額 新調達価額 耐用年数(8年)以内 満額(200万円)加入の場合 (20万円−2万円)× 200万円 共済金 =18万円 栽 培 管 理 用 機 具 収 穫 調 整 用 機 具 免責額:2万円の積算基礎 稼動中の事故により 損害額×10% 耐用年数(8年)経過 70%補償につき、加入額140万円 実損てん補特約なしの場合 (20万円−2万円)× 140万円 200万円 共済金 =12.6万円 畜 産 用 機 具 耐用年数(8年)経過 70%補償につき、加入額140万円 実損てん補特約つきの場合 140万円 共済金 (20万円−2万円)× 200万円×70% =18万円 ※注意 農機具共済の約款では、農機具が損害に 遭った場合、1年以内に復旧する義務があり ます。もし、修理等復旧を行わなかった場合 は、損害額が時価になります。 耐用 年数 ○ 具 新調達価額200万円のトラクターの支払例 (部分損) 総合 火災 ○ ・プラウ・すき・ロータリー・ハロー・砕土機・代 耕運 かき機・均平機・畝立機・溝切機・心土破砕機 整地 (バンブレーカー)・溝堀機・穴堀機・トレン 用機 チャー・中耕除草機(カルチベーター) + 200万円 種 原動 ガソリンエンジン・石油エンジン・ディーゼルエ 機 ンジン 乗用トラクタ + 共済金=(損害額−免責額)× 機 自 動 車 農機具-2 農機具共済 免責基準表 次の事故の内容によっては、損害額からその一部を差 し引かれる場合があります。 整備不良等 免責 項目区分 対 象 事 故 割合 燃料及び燃料系統の点検不良による 燃料系統 事故 オイル及び潤滑系統の点検不良によ 潤滑系統 る事故 グリスの補給不足による事故 ブレーキ、駐車ブレーキ、ハンド ル、クラッチの不良が原因による事 故 走 行 クローラ、タイヤ及びその不良が原 因による事故 部 ボルト、ナットのゆるみが原因によ る事故 ベルト、チェーン不良が原因による 伝導関係 事故 三点支持装置、ドローバーの装着不 良が原因による事故 作 油圧の不調が原因による事故 業 変速装置の異常が原因による事故 装 置 刈取機構、リール、オーガの未点検 が原因による事故 作業油の油量の規定量以下によって 油 おこった事故 圧 関 作業油のもれ、油圧の未点検が原因 による事故 係 電気系統 安全装備の不良により生じた事故 その他 機体の改造が原因による事故 30% 単独損害 免責 部 品 割合 クローラ 40% タイヤ コンバイン刈刃(一式交換) 50% 管理不適切 管 50% 理 状 況 野外放置(自宅敷地内は除く)により生じ た事故 免責 割合 50% 事故回数 20% 同一機体で1年間以内の事故の共済事故(「火災等」 と自然災害を除く)回数をいう。 事 故 回 数 2回目 3回以上 50% 免責 割合 30% 60% 20% 10% 事故通知の遅延 遅 50% 20% 50% 80% 延 期 間 等 2週間以上1か月未満 1か月以上2か月未満 2か月以上4か月未満 4か月以上6か月未満 6か月以上 遅延により損害評価が困難な場合 免責 割合 10% 20% 30% 40% 50% 100% 適用について 操作不適確 駐停車時の転落防止対策不履行により生じた事故 安全運転不履行により生じた事故 50% 動力と作業機結合のバランス無視により生じた事 故 事故発生度の高い圃場での事故 異物の巻込みにより生じた事故 故障の措置を怠って使用し損害が拡大した事故 農機具の用途から逸脱した使用によって発生した 事故 誤操作による事故 その他稼働中に生じた事故 20% 10% 農機具-3 (1)整備不良等及び操作不適確において、該当す る事故が2事故以上の場合は、免責割合が最 も高い事故を適用する。 (2)上記(1)に該当する免責割合も含め全てを 加算し、80%を限度(遅延期間等の100 %に該当する場合を除く)とする。 免責割合(%)=免責すべき損害額/損害額×100 免責額=損害額×免責割合 (3)この基準は、平成18年4月1日責任開始の 共済関係から適用する。 農機具共済 掛金率一覧表 総合共済 地震等担保特約 掛金 (円/対万円) 月数 係数 純掛金 賦課金 12 % 100 円 50 80% 円 40.00 11 91.7 45.85 36.68 10 83.3 41.65 9 20% 円 10.00 実損填 補特約 掛金 約定割合 (円/対万円) 純掛金 賦課金 70% 80% 実損填 補特約 約定割合 70 1.38 円 74.58 円 65.20 円 59.38 円 47.50 20% 円 11.88 9.17 59.79 54.45 43.56 10.89 68.39 33.32 8.33 54.31 49.46 39.57 9.89 62.13 75.0 37.50 30.00 7.50 48.90 44.54 35.63 8.91 55.94 8 66.7 33.35 26.68 6.67 43.49 39.61 31.69 7.92 49.74 7 58.3 29.15 23.32 5.83 38.01 34.62 27.70 6.92 43.48 6 50.0 25.00 20.00 5.00 32.60 29.69 23.75 5.94 37.29 5 41.7 20.85 16.68 4.17 27.19 24.76 19.81 4.95 31.10 4 33.3 16.65 13.32 3.33 21.71 19.77 15.82 3.95 24.84 3 25.0 12.50 10.00 2.50 16.30 14.85 11.88 2.97 18.65 2 16.7 8.35 6.68 1.67 10.89 9.92 7.94 1.98 12.45 1 8.3 4.15 3.32 0.83 5.41 4.93 3.94 0.99 6.19 火災共済 掛金 (円/対万円) 月数 係数 純掛金 賦課金 30% 円 3.000 実損填 補特約 約定割合 70% 12 % 100 円 10 70% 円 7.000 11 91.7 9.17 6.419 2.751 11.61 10 83.3 8.33 5.831 2.499 10.55 9 75.0 7.50 5.250 2.250 9.50 8 66.7 6.67 4.669 2.001 8.44 7 58.3 5.83 4.081 1.749 7.38 6 50.0 5.00 3.500 1.500 6.33 5 41.7 4.17 2.919 1.251 5.28 4 33.3 3.33 2.331 0.999 4.22 3 25.0 2.50 1.750 0.750 3.17 2 16.7 1.67 1.169 0.501 2.11 1 8.3 0.83 0.581 0.249 1.05 円 12.66 農機具-4 農機具共済 引受の推移 年度 平成12 平成13 平成14 平成15 平成16 平成17 平成18 平成19 19/12 年度 平成12 平成13 平成14 平成15 平成16 平成17 平成18 平成19 計(平均) 共 済 金 額 引受(県合計) 実 戸 数 実 台 数 みやざき 都城 西諸 北部 計 戸 台 億円 億円 億円 億円 億円 5,098 10,079 12,173 12,878 13,961 13,904 14,144 14,253 280% 14,523 27,437 35,850 38,673 42,091 41,675 43,180 43,840 302% 126 211 263 288 309 339 356 368 292% 44 105 133 146 150 154 166 169 383% 18 45 65 69 86 85 87 89 482% 29 62 91 107 122 129 134 135 467% 218 423 553 609 667 706 741 760 349% 損 害 率 火 災 総 合 0.4 7.7 6.1 40.8 39.6 37.0 20.3 51.6 18.0 44.0 32.0 113.6 22.5 62.7 28.4 57.4 20.9 51.9 (%) 計 5.5 31.4 37.6 44.7 38.8 98.4 56.0 53.2 45.7 火 収 支 状 況 (円) 災 総 合 計 2,604,338 4,358,045 6,962,383 12,325,350 12,977,359 25,302,709 11,406,756 33,924,473 45,331,229 20,717,333 37,490,096 58,207,429 21,968,731 51,309,099 73,277,830 19,403,226 ▲ 24,707,294 ▲ 5,304,068 22,556,487 45,067,418 67,623,905 20,805,645 60,655,420 81,461,065 131,787,866 221,074,616 352,862,482 平成19年度引受実績 NOSAI みやざき 都 城 西 諸 北 部 合 計 引受戸数 引受台数 (戸) 6,717 2,113 1,892 3,531 14,253 (台) 19,347 9,100 4,351 11,042 43,840 共 合計 (億円) 368 169 89 135 761 済 総合 (億円) 183 100 42 68 392 金 額 火災 総合割合 (億円) 49.6% 185 58.8% 70 47.7% 46 50.1% 67 51.5% 369 総合割合 51.5 合 計 49.6 みやざき 58.8 都 城 47.7 西 諸 50.1 北 部 40 平成19年度事故状況 台 数 (台) NOSAI 共 済 目 的 別 事 故 種 類 別 事 故 内 容 別 合 計 総 合 火 災 全 損 部 分 損 稼 動 中 自然災害 そ の 他 みやざき 319 305 14 7 312 283 8 36 都 城 116 110 6 1 115 98 0 19 西 諸 73 67 6 2 71 53 1 21 北 部 96 91 5 4 92 79 4 13 合 計 604 573 31 14 590 513 13 89 50 60 70 共 済 金 (円) 共 済 目 的 別 総 合 火 災 41,336,420 7,055,460 23,870,040 471,616 15,571,280 396,556 14,571,312 166,111 95,349,052 8,089,743 共 済 金 (円) NOSAI みやざき 都 城 西 諸 北 部 合 計 事 全 故 種 類 別 事 故 損 部 分 損 稼 動 中 の 事 故 9,503,675 38,888,205 38,545,354 2,600,000 21,741,656 18,758,576 6,271,154 9,696,682 14,127,961 5,375,714 9,361,709 13,463,032 23,750,543 79,688,252 84,894,923 農機具-5 内 容 自 然 災 害 1,065,279 0 121,433 258,510 1,445,222 別 そ の 他 8,781,247 5,583,080 1,718,442 1,015,881 17,098,650 合 計 48,391,880 24,341,656 15,967,836 14,737,423 103,438,795 資料編 NOSAI部長協議会 NOSAI 設置年月 管 内 管 内 (規則制定) 市町村数 大地区数 みやざき 平成元年4月 任 管 内 集落数 協議会数 人 数 3 年 期 1∼2年 今後の改選時期 15 41 1,652 77 1,394人 1,191人 198人 平成22年4月 都 西 城 平成4年7月 諸 平成元年4月 2 4 13 7 313 285 13 23 267人 103人 255人 103人 12人 平成21年4月 平成22年4月 北 部 平成3年4月 9 19 663 21 927人 865人 62人 平成23年4月 30 80 2,913 134 2,691人 2,414人 計 − 272人 − NOSAI部長等の人数・業務内容 NOSAI みやざき 都 城 西 諸 呼 称 人 NOSAI部長 1,394人 NOSAI部長 267人 NOSAI班長 914人 60人 建物推進、水稲掛金徴収、広報紙配布、文書配布 NOSAI推進部長 103人 21人 家畜事業推進、建物・農機具事業推進 NOSAI部長(=区長) 140人 (NOSAI班長) 北 部 業務内容 数 内女性 28人 建物事業推進、水稲掛金徴収、文書配布 3人 NOSAI班長の責任者、建物推進、水稲掛金徴収、広報紙配布、文書配布 2人 班長へ文書配布 文書配布(手当と日当なし) 1,034人 NOSAI部長 927人 17人 水稲掛金徴収、任意事業推進、文書、広報紙等配布 NOSAI部長手当と日当 NOSAI 役 職 等 みやざき NOSAI部長 都 城 NOSAI部長 NOSAI班長 NOSAI推進部長 西 諸 NOSAI部長 NOSAI班長 北 部 NOSAI部長 計 定 数 合計金額 予算額/人数 (予算額) 固定給 戸 数 割 円/年 1,394 10,000 日 当 円/戸 450 千円 20,640 円 15,000 5,000 100 2,990 11,000 914 − 103 6,000 142 10,000 1,034 0 500 − 100 200 8,300 882 2,665 2,490 9,000 9,000 19,000 2,000 − 400 9,715 10,000 3,500 47,682 10,000 267 927 4,781 5,000 資料-6 円 3,500 3,500 3,500 資料編 平成20年度 事務費賦課方法 農 NOSAI みやざき 都 城 西 諸 北 部 水 作 稲 10a当り 350円 350円 370円 350円 物 麦 10a当り 200円 210円 200円 120円 畑 大 作 豆 10a当り 200円 230円 230円 200円 茶 10a当り 400円 400円 400円 400円 物 ス イ ー ト ばれい コ ー ン し ょ 10a当り 10a当り 200円 − − 230円 − − − − 家畜 NOSAI 牛 種 類 牛 一般馬 馬 単 位 1頭当り(1∼20頭) 〃 (21∼ 50頭) 種 単 位 単 価 2,300円 豚 単 価 1頭当り 1,000円 みやざき (200頭を限 50頭限度、多種包括はそれぞれ50頭を限度 度) 種雄牛・種雄馬1頭当り 2,300円 1頭当り(1∼30頭) 都 城 〃 (31頭以上) 胎児 西 諸 牛・馬 胎児 北 部 2,000円 牛・馬 牛・馬 胎児 300円 肉 単 位 豚 単 価 1頭当り(群引受) 100円 1頭当り(一括引受) 150円 事故除外 25円 1頭当り(1∼100頭) 500円 1頭当り(群引受) 100円 〃 (101頭以上) 200円 1頭当り(一括引受) 150円 1頭当り 300円 1頭当り 80円 1頭当り(1∼50頭) 400円 1頭当り 100円 500円 母牛1頭当り 1頭当り(1∼ 10頭) 〃 (11∼ 50頭) 〃 (51∼100頭) 〃 (101∼500頭) 〃 (501頭以上) 母牛1頭当り 1頭当り(1∼10頭) 〃 (11∼100頭) 〃 (101頭以上) 100円 2,000円 1,000円 500円 200円 100円 100円 1,500円 1,200円 800円 300円 (胎児2頭引受の場合も賦課は1頭) 〃 (51頭以上) 果樹(全組合共通) みかん 日向夏 (半相殺) 共済金額1万円当り 80円 (災害収入) 共済金額1万円当り 40円 く り ぶどう (全相殺) 共済金額1万円当り 130円 (災害収入) 共済金額1万円当り 40円 園芸施設(全組合共通) ガラス室、プラスチックⅣ類乙、Ⅴ類 : 共済金額1万円当り 7円 プラスチックⅡ・Ⅲ・Ⅳ甲・Ⅵ類・Ⅶ類 : 共済金額1万円当り 20円 撤去分 ガラス室、プラスチックⅣ類乙、Ⅴ類 : 共済金額1万円当り 2円 プラスチックⅢ・Ⅳ甲 : 共済金額1万円当り 7円 建物(全組合共通) 総 合:共済金額に共済掛金率を乗じた額の20% 火 災:共済金額に共済掛金率を乗じた額の43% 農機具(全組合共通) 総 合:共済金額に共済掛金率を乗じた額の20% 火 災:共済金額に共済掛金率を乗じた額の30% 資料-7 300円 資料編 共済掛金等についての税制上の取扱い 共済事業の種類 共 済 掛 金 農作物 法第37条第1項に より必要経費 (その 他これらの所得を生 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 賦 課 金 共 済 金 無 事 戻 金 法第37条第1項に 法第36条、令第94 法第36条により事 より必要経費 (その 条により事業所得に 業所得に算入され 他これらの所得を生 算入され課税 課税 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 家畜 法第37条第1項に より必要経費 (その 他これらの所得を生 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 法第37条第1項に より必要経費 (その 他これらの所得を生 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 果樹 (収穫) 法第37条第1項に より必要経費 (その 他これらの所得を生 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 法第37条第1項に 法第36条、令第94 法第36条により事 より必要経費 (その 条により事業所得に 業所得に算入され 他これらの所得を生 算入され課税 課税 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 畑作物 法第37条第1項に より必要経費 (その 他これらの所得を生 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 法第37条第1項に 法第36条、令第94 法第36条により事 より必要経費 (その 条により事業所得に 業所得に算入され 他これらの所得を生 算入され課税 課税 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 園芸施設 (特定園芸施設) (附帯施設) (施設内農作物) 樹体 その他の作物 法第37条第1項に より必要経費 (その 他これらの所得を生 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 法第37条第1項に より必要経費 (その 他これらの所得を生 ずべき業務につい て生じた費用)として 所得から控除 建物 地震保険料控除制度により、総合共済の 法第9条第1項第1 法第77条第1事項 地震部分に係る掛金等が、総所得金額 6号、令第30条第2 第1号によりその年 から控除。ただし、対象となる物件は居住 号により非課税 に支払った損害保 用の住宅(付属建物含む、倉庫は除く)お 険料の金額から控 よび家具類 除 農機具 法第37条第1項に 法第37条第1項に 法第9条第1項第1 法第36条により事 より必要経費として より必要経費として 6号、令第30条第2 業所得に算入され 所得から控除 所得から控除 号により非課税 課税 法第9条第1項 第1 法第36条により事 6号、令第30条第2 業所得に算入され 号により非課税。た 課税 だし、肥育牛、肉豚 など「たな卸資産」 に属するのは課税 対象となる 法第9条第1項第1 法第36条により事 6号、令第30条第2 業所得に算入され 号により非課税 課税 法第36条、令第94 条により事業所得に 算入され課税 (注)上記のほか固定資産の損害によって受け取った共済金は、必要経費に算入すべき損失額から控除 される(法第51条第1項)。 資料-8
© Copyright 2024 Paperzz