第10回全国健康住宅サミット イーハトーヴ・岩手大会 ~ 雨ニモマケズ 風ニモマケズ ~ ツ マ ラ ナ イ カ ラ ヤ メ ロ ト イ ヒ 北 行 南 行 西 行 東 小 野 ニ ニ サ 原 ニ ニ ケ テ 死 テ ツ テ 病 ナ ノ ン コ ニ ソ カ 看 気 萱 松 ク ハ サ ノ レ 病 ノ ブ ノ ワ ガ ウ 稲 タ シ コ キ 林 ヤ ラ ナ ノ 母 テ ド ノ ノ ソ ナ 人 束 ア ヤ モ 小 蔭 シ ク ア ヲ レ リ ア 屋 ノ レ ニ テ レ 負 バ ウ モ バ ヒ バ ヰ ガ イ テ ア ゝ レ ト バ イ ヒ ソ シ テ ワ ス レ ズ ヨ ク ミ キ キ シ ワ カ リ ジ ブ ン ヲ カ ン ジ ウ ニ 入 レ ズ ニ ア ラ ユ ル コ ト ヲ 味 噌 ト 少 シ ノ 野 菜 ヲ タ ベ 一 日 ニ 玄 米 四 合 ト イ ツ モ シ ヅ カ ニ ワ ラ ッ ヒ ド リ ノ ト キ ハ ナ ミ ダ ヲ ナ ガ シ ョ ト ヨ バ レ サ ム サ ノ ナ ツ ハ オ ロ オ ロ ア ル キ ッ ミ ン ナ ニ デ ク ノ ボ ッ ホ メ ラ レ モ セ ズ ッ ク ニ モ サ レ ズ ョ 「 」 雨 ニ モ マ ケ ズ サ ウ イ フ モ ノ ニ ー ワ タ シ ハ ナ リ 宮 タ 澤 イ 賢 治 テ ヰ ル 決 慾 丈 雪 風 雨 シ ハ 夫 ニ ニ ニ テ ナ ナ モ モ モ 瞋 ク カ 夏 マ マ ラ ノ ケ ケ ラ ダ 暑 ズ ズ ズ ヲ サ モ ニ チ モ マ ケ ヌ ■主催:全国健康住宅サミット岩手大会実行委員会 ■後援 : 岩手県 ・ 花巻市 ・ 北上市 ・ 遠野市 連絡先:岩手県花巻市湯本2-54-16(SS建築デザイン室有限会社内) 担当 阿部 TEL・FAX 050-1358-0201 E-mail [email protected] ホームページ http://www.geocities.jp/summit10th/ 開催目的・目次 《開催目的》 ●主催 全国健康住宅サミット イーハトーヴ岩手大会実行委員会 ●後援 岩手県 花巻市 北上市 遠野市 社団法人岩手県建築士会 社団法人岩手県建築士事務所協会 岩手県中小建築業協会 ・安心、安全、やすらぎを与える住宅を供給する。 ・手を取り合い、お互いに研鑽し合う場とする。 ・次の世代を担う子供達の為に、環境に配慮した 家づくりを目指す。 日本ツーバイフォー建築協会東北支部岩手部会 株式会社日本住宅新聞社 株式会社北海道住宅新聞社 新建新聞社(新建ハウジング) 有限会社リヴァープレス社(「家と人。」) 株式会社札促社(リプラン) 新木造住宅技術研究協議会岩手支部 住まいと環境東北フォーラム Dotプロジェクト エコハウスコンテストいわて 岩手住環境技術研究会 アース21きたかみ THMネット’99 東北電力株式会社 ●会場 第2回 秋田県 第10回 岩手県 第3・5回 新潟県 第4回 宮城県 第9回 福島県 第6回 岐阜県 第8回 栃木県 第7回 茨城県 花巻温泉 ホテル千秋閣 岩手県花巻市湯本1 TEL.0198-37-2150 ● 大会役員 大会会長 大会副会長 【目 次】 ● 実行委員 実行委員長 副実行委員長 副実行委員長 事務局長 事務局次長 事務局次長 事務局 事務局 事務局 木村 千弓 熊谷 善宏 細川 高夫 菊池 一彦 齋藤 由喜子 菅原 匠 第1回 沖縄県 山本 里見 矢野 宣行 佐藤 さよ子 藤田 好造 川村 昇平 小野寺 年也 千田 稔 末光 喜治 高橋 信行 齊藤 秀実 阿部 セツ子 照井 文博 平澤 哲夫 菅原 一弘 小菅 誠 籏福 郁子 佐藤 利克 ・ごあいさつ 1 ・大会スケジュール 2 ・講師紹介 3 ・コーディネーター・パネラー紹介 4~7 ・講演・工場見学 8 ・参加申込要領 9 ・会場のご案内 ごあいさつ 第10回全国健康住宅サミット ~イーハトーヴ・岩手大会~のご案内 拝啓 皆々様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 今回宮沢賢治のイーハトーヴの地、花巻で第10回の節目に全国健康住宅サミ ットを開催できることを大変嬉しく思っております。 今まさに建築業界は激動の時です。ほんとうの価値ある建築は、住宅は何か、 もう一度原点に戻り考えることが必要な時期と考えます。 社会環境の変化、人口の減少、高齢化、地球温暖化など問題が山積してい ます。 今こそ建築に関係する私達は子供達の将来のため、いままで頑張ってこられ た高齢者の方々が安心して住まう空間をどう造るか、それぞれの地域環境を熟 知している地場工務店、建築関係者だからこそできる健康住宅、建てた後のフ ォローも大事な住宅づくりの一つです。 安心、安全、やすらぎを与える住宅を提供するために私達は手を取り合い、お 互いに研鑽し合う場として全国健康住宅サミット開催は意義深いものであります。 是非、多くの皆さんに参加していただき、日ごろの悩み、意見を出し合い、その 中から仕事へのヒントや意欲につながればと願っています。 雨ニモマケズ、風ニモマケズの宮沢賢治のふるさと花巻、文化遺産の宝庫平 泉、永遠の日本のふるさと遠野、自然がいっぱいの岩手大会に是非ご参加くだ さい。 敬 具 平成20年7月吉日 大 会 会 長 山本 里見 実行委員長 佐藤 さよ子 - 1 - 大会スケジュール 10月2日(木) 式典・講演・分科会・懇親会 時 間 内 容 12:00 受付開始 13:00 開会式(実行委員長挨拶・祝辞・大会会長挨拶) 13:40 15:00 宮沢賢治・詩の朗読(大槻由生子氏)/鹿踊りの舞 記念講演:「からだの力・こころの力」 大槻 由生子 氏 講演終了・休憩(20分) 分科会(1日目) 花巻温泉 A)健康住宅とその営業戦略を考える 15:20 会 場 ホテル千秋閣 B)断熱・耐震(性能)リフォームの実践 C)生活者である女性の視点を住宅営業に生かす D)私がこの工務店を選んだ理由(ユーザーに聞く) 17:30 分科会終了 18:30 親 睦 会 (わんこそば大会予定) 20:45 JR花巻駅経由市内飲食店行きバス出発 (戻りはありません。) 10月3日(金) 分科会・講演 時 間 内 容 会 場 分科会(2日目) E)地産地消の視点から考えるこれからの住まい 9:00 F)元気な工務店であり続ける条件 G)「超」高齢化を迎え撃つ住まいのあり方 H)業界新聞現場記者に聞く「住宅最新動向」 11:10 分科会終了・休憩(20分) 11:30 講演:(仮称)燃料電池事業の現状と課題 大野 耕太郎 氏 ホテル千秋閣 12:00 休 憩 ・ 昼 食 (60分) 13:00 特別講演:「自分の天職」 菊池 恭二 氏 14:25 講演終了・休憩(10分) 14:35 分科会のまとめ ・ 閉会式 15:15 解 散 15:45 東北シャノン・日本板硝子東北工場見学 (人数制限有) 17:00 東北シャノン・日本板硝子東北工場見学解散 - 2 - 花巻温泉 講演会 講師紹介 10月2日(木) ■記念講演 「からだの力・こころの力」 大槻 由生子 氏 (岩手県/日本ヨーガ学会 教授) NHK盛岡文化センター、テレビ岩手アカデミーなどで 講師を務める一方、タイの高僧アチャン・カベサコ師 が主宰するボランティア団体を支援する会「ダーナの 輪の会」会長などを務める。 ・おおつき ゆうこ 氏 1943年岩手県盛岡市生まれ。 岩手花架拳連盟理事長。 著書:「私のいいかげんヨーガ」「私のいいかげんヨーガ2」「私のいいかげんヨーガ3」 10月3日(金) ■特別講演 「自分の天職」 菊池 恭二 氏 (岩手県/社寺工舎 代表) 岩手県遠野市にある社寺工舎という神社・寺院等の 新築、文化財修理を専門とする会社の代表。 15歳で大工になったものの、お寺に興味を持ち、21歳 の時に奈良の薬師寺で大改修が行われていることを 知って、最後の宮大工と言われた、(故)西岡常一氏 に6年間師事。 これまでに建立・修復した寺社は80を超え、国の特別 史跡・名勝に指定されている岩手・平泉にある毛越寺 の本堂の建立、東京・池上本門寺の五重塔の修復、白鳳時代の偉容を再現した 奈良・薬師寺の西塔などに携わっています。 ・きくち きょうじ 氏 1950年岩手県遠野市生まれ。 厚生労働省・平成18年度卓越技能者「現代の名工」 2007.6.12/NHK『プロフェッショナル』出演 - 3 - 分科会 コーディネーター・パネラー紹介 10月2日(木) 一日目の部 A)健康住宅とその営業戦略を考える コーディネーター 矢野 宣行 氏 (大阪府/工学博士・博士の家代表) 約20年前から高気密・高断熱住宅に最適な空調システムの開発に取り組み、 北海道から沖縄まで、全国各地に 産・官・学による地域密着の住宅研究会を 組織したり、政府 関連の各種委員会、日・加住宅会議等のメンバーとして活 躍。現在、全国各地で多くの地場ホームビルダーと「健康住まいづくり」の普及 活動を展開。大会副会長としてサミット運営にも貢献し続けている。 パネラー : 立花 清久 氏 (岩手県盛岡市/㈱タックホーム代表取締役) 1966年岩手県紫波町生まれ。長年、大手ゼネコンで現場監督(横浜市)を務 めるが、父の工務店の後継ぎとして岩手に戻り、高気密・高断熱の家づくりりを 専門に手掛ける。いわてエコ・ハウスビルダー認定工務店。一級建築士。 コメント: 地方で工務店経営をしていると、新鮮な情報に鈍感になってしまいます。 皆様とお会いすることで、自分に刺激になると考え、楽しみながら参加し たいと思います。 パネラー : 越智 裕 氏 (岩手県盛岡市/「クラブエイトスタジオ盛岡」代表取締役) 1963年生まれ。レコード・オーディオメーカーの海外駐在員などを経験し、現在 インテリアショップを経営。シンプルだが奥行きのあるインテリア・コーディネート が持ち味。 コメント: スペック(仕様)ばかりで商品を売ろうとすることが日本では多い。 欧州ではスペックや健康志向であることはあとに書き記され、いちばんは デザインや機能性で勝負しているものが多い。うつくしいことが結局捨て られず、エコにつながる。 B)断熱・耐震(性能)リフォームの実践 コーディネーター 小野寺 年也 氏 (岩手県盛岡市/㈲オーツー代表取締役) 1962年、岩手県松尾鉱山生まれ。 盛岡市で育ち、1993年に東北電力企業グループの㈱エルク入社。 電化システムアドバイザーとしてオール電化住宅の普及に努める。 98年に㈲オーツー創業、現在に至る。住宅構造やオール電化システムを 熟知した総合的なプランニング、コンサルティングには定評がある。 趣味はサーフィン。 パネラー : 植田 優 氏 (岩手県盛岡市/植田優建築工房主宰) 1950年岩手県宮古市生まれ。一級建築士。次世代省エネルギー基準の1/2~1/4 以下の暖房エネルギーで済む住宅設計を実践。断熱・耐震改修にも、積極的に 取り組んでいる。第6回環境・省エネルギー住宅賞「住宅金融公庫総裁賞」受賞。 コメント: 地球温暖化におけるCO2の排出量削減の必要性、原油価格高騰による 暖房費を始めとする生活費の圧迫など、こういう時代だからこそ、新築・ 改修を問わず、暖・冷房エネルギーの少ない「省エネルギー住宅」を造る べきだと考えている。 (岩手県北上市/㈲日高見工務店代表取締役) パネラー : 千田 稔 氏 1957年岩手県奥州市水沢区生まれ。ステンレスメーカーに15年間勤務。 98年Uターンして地元工務店に5年間勤務後独立。省エネで快適に過ごせる 家づくりを目指し、新築住宅ではQ値1.6W/㎡K以下、C値0.5c㎡/㎡以下を 品質管理基準として実践。 コメント: 2年前に初めて断熱改修を行いました。この結果がお客様にたいへん 喜ばれ、口コミと紹介で仕事が増えています。 - 4 - 分科会 コーディネーター・パネラー紹介 10月2日(木) 一日目の部 C)生活者である女性の視点を住宅営業に生かす コーディネーター 細川 高夫 氏 (岩手県盛岡市/ピーエス㈱取締役営業部長) 1955年大阪市生まれ。入社以来、各寒冷地を中心に就任。 放射と自然対流をとことん追求。周囲の環境や建築の用途、特徴に 対して、ふさわしい室内気候の提案を行っている。 コメント: 女性のパワーが建築を動かす、このパワーが注目されています。 今、最も元気なパネラーを迎えて女性の視点から見た情報を 伝えたいと思います。 パネラー : 田原 祐子 氏 (広島県広島市/㈱ベーシック代表取締役) 1959年広島県広島市生まれ。1998年に住宅営業のコンサルティング会社 ㈱ベーシックを設立。生活者である女性の視点から、住宅業界にメスを入 れ、独自手法のコンサルティングやプロジェクトを手掛ける。 コメント: 「いい家を創っているのに売れない」と悩める住宅業界。実は、いい 家を創ってもお客さまに伝わらなくては売れず、男性客と女性客では こだわる所が大きく異なります。売上倍増と安定経営を目指し、女性 視点で住宅営業の具体的手法をお話します! (岩手県花巻市/SS建築デザイン室㈲取締役社長) パネラー : 佐藤 さよ子 氏 1948年岩手県花巻市生まれ。地元建築会社を経て、1987年SS建築デザイン室㈲ 創業。一級建築士。 女性の細やかさを生かした住宅設計と省エネ住宅の施工を 行う。営業を入れないで女性の方々より紹介で仕事をいただくことが多い。 コメント: 住宅はその地域の気候風土を解っている方が設計、施工するべきであり 身近に相談できる町医者的な地元建築関係が必要である。 私達地元建築関係者は、地域の方々の住環境をより良いものにするため に手を取り合って技術の向上に努力したい。 D)私がこの工務店を選んだ理由(ユーザーに聞く) コーディネーター 加藤 大志朗 氏 (岩手県盛岡市/ジャーナリスト、住宅・生活誌『家と人。』編集長) 1956年北海道生まれ。ジャーナリスト・編集者。これまでに世界20カ国を取材 活動で訪れ、国際関係・教育・住宅分野などをグローバルな観点でとらえた 執筆活動を展開。住宅分野では特に、20年以上も前から温熱環境の整備と 居住福祉の実現を訴えてきた。主な著書に「現代の国際福祉 アジアへの 接近」(中央法規)、「建ててよかった 快適・健康住宅」(日本評論社)=7刷= など多数。現在は編集・出版会社「㈲リヴァープレス社」代表取締役。 岩手県住宅政策懇話会委員。 パネラー : 菊池 利則 氏 (岩手県奥州市/一般ユーザー) 1961年岩手県奥州市生まれ。15年ほど前から住宅のことに興味が沸き「建て るなら暖かくて、長持ちする家。」と漠然と考えていました。その時期に高性能 住宅に関する雑誌が創刊され、高気密高断熱の言葉に始めて触れる。 その雑誌等で素人なりに理論を勉強し、昨年地元工務店で家を建てた。 いろいろ勉強しているうちに住宅性能以外にも、家の住まい方、室内デザイン (間取りの考え方)、照明方法、等も趣味で勉強中。 パネラー : 似内 顕也 氏 (岩手県花巻市/一般ユーザー) 地元の工務店で、オール電化・全館暖房の店舗併設住宅を建てました。 自分たちの細かな希望を取り入れながら、暮らしにフィットした収納やキッチン、 居室、そして暖かさ…など家族の希望を実現できました。私たちにとって、地域 工務店との家づくりはとても自然なこと。メンテナンスも含め、顔と顔を合わせた 生涯のおつきあいが嬉しいです。 これも、家づくりの大切な視点だと思っています。 - 5 - 分科会 コーディネーター・パネラー紹介 10月3日(金) 二日目の部 E)地産地消の視点から考えるこれからの住まい コーディネーター 田村 武 氏 (岩手県滝沢村/㈲ホクブプランニング代表取締役) 1953年岩手県岩手町生まれ。88年㈲ホクブプランニング創業当初から、 現在の次世代省エネ基準の高断熱・高気密住宅を手掛け、現在その数は 80棟にのぼる。断熱改修など、リフォーム・リノベーションにおいても性能を 前提とした建築がモットー。 コメント: 住宅建築には、温熱環境、省エネルギー、CO2削減の視点が欠か せない。今後は既存住宅においても性能確保のみならず、地元の 木をいかに使用するかが課題。 (岩手県岩手町/㈲田中建設代表取締役) パネラー : 田中 司 氏 1960年岩手県岩手町生まれ。㈲田中建設代表取締役。一級建築士のほか、 インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーターなど多方面にわたる 資格を取得。地域風土を考慮した高断熱・高気密住宅に取り組んで20年。 省エネルギーはもちろんのこと、地元材の積極利用、廃材のリサイクルまで、 トータルしたエコロジーの実践に取り組んでいる。 パネラー : 甲斐谷 修治 氏 (岩手県宮古市/㈲甲斐谷建築企画代表取締役) 1953年生まれ。NPO法人新住協会員 、宮古の住まいを考える会会長 、宮古 ・下閉伊ものづくりネットワーク林産部会会長 。高断熱・高気密住宅をベース としながら、地元材80%以上を使った「宮古型住宅」の普及に努めている。 コメント: 環境を破壊するから木の伐採を避けるのではなく、人間が積極的に 森に入っていくことで森を生き返らせる方策を探り、伐採した無垢の 木材を適切に使うことで、地域の森と人が、未来に健全に継承されて いく方向性を見出したいと考えています。 F)元気な工務店であり続ける条件 コーディネーター 山本 里見 氏 (宮城県仙台市/工学博士・東北住環境研究室代表) 1935年仙台市生まれ。東北大学理学部卒、同大助手を経て八幡製鉄㈱ (現・新日本製鉄㈱)に入社。26年間の研究生活ののち、85年から国立秋田 工業高等専門学校へ。工業材料、エネルギー関連の講義を担当するかたわ ら住生活、室内熱環境についての調査を続ける。98年に同校を停年退官、 現在は宮城県仙台市在住。大会会長。 パネラー : 安藤 敏樹 氏 (岩手県盛岡市/㈲岩手ハウスサービス代表取締役) 1958年盛岡市生まれ。1986年創業時より高断熱・高気密住宅に取り組み 2005年Dot.Project 設立に参加。2006年Dot.Project認定住宅第一号を建築。 2007年、暖房光熱費ゼロ住宅を建築。2007・2008年、エコハウスコンテスト いわて大賞受賞。岩手住環境技術研究会会長。 コメント: 地域工務店がより一層省エネでCO2の排出量の少ない快適な家造りに 取り組むためのきっかけや研究開発の一助となれば良いと思います。 パネラー : 小菅 誠 氏 (岩手県北上市/㈱小菅工務店代表取締役) 1963年岩手県北上市生まれ。高断熱・高気密住宅を手がけて15年。新築 住宅で多くのお客様に喜ばれているこの技術を生かし、近年は断熱改修にも 取り組む。北上山系の外れという不便な立地条件ながらも、地域に寄り添う 形で生かされてきた工務店。 コメント: 新しい技術で温熱環境のバリアフリー化を考えながらも、岩手の 人々が今まで住んできた家を振り返りながら、今後の居住福祉に ついてお話ししたいと思います。 - 6 - 分科会 コーディネーター・パネラー紹介 10月3日(金) 二日目の部 G)「超」高齢化を迎え撃つ住まいのあり方 (岩手県盛岡市/設計事務所クマガイスペースプランニング代表) コーディネーター 熊谷 友子 氏 1950年岩手県花巻市生まれ。一級建築士、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター 福祉住環境コーディネーター。現在、岩手県立大学短期大学部非常勤講師。 コメント: 高齢者の家庭内事故が年々増えています。今後ますます加速するであろう 高齢化社会の中で、地域環境や家族のあり方、住宅の安全や健康維持の 為の住宅環境について、パネラーや参加者の方々と共に考えていきたいと 思っております。 パネラー : 瀬川 清美 氏 (岩手県花巻市/ゆかわ脳外科通所リハビリテーションセンターセンター長) 1960年岩手県花巻市生まれ。看護師として15年間、病棟、外来、手術室勤務。 96年より花巻市在宅介護支援センター勤務。その後、介護保険発足とともに、 ケアマネージャーとして住宅改修に関わる。 コメント: 高齢になること、不幸にして障害を持ってしまうこと等、家を建てる時にはなかな か考慮できない。よかれと思ってバリアフリーにして、身体の機能を落とす結果に なることもある。現場の視点から家のあり方を考えていきたいと思っています。 パネラー : 川村 昇平 氏 (岩手県北上市/㈱ユートピアみちのく代表取締役) 1977年明治大学商学部卒。東京にて、マンション企画・建設の会社勤務を経て、 1979年北上市にて新都市開発㈱を設立、代表取締役就任(不動産業)。 1995年㈱ユートピアみちのくを設立し、フランチャイズに加盟して建築を始める。 2000年NPO法人、ユートピア21を設立し、グループハウス・ユートピア上野町を 建築。老人達との半共同生活を始める。福祉の専門家としてではなく「老後を どこで誰と暮らすか」という観点から実践を重ねている。 H)業界新聞現場記者に聞く「住宅最新動向」 (岩手県遠野市/丸順工務店㈲代表取締役社長) コーディネーター 菊池 一彦 氏 1960年岩手県遠野市生まれ。在来伝統工法を取り入れた高断熱・高気密住宅を長く 手がけ、岩手県主催の地場産材を使い耐久性や耐震性に配慮した住宅コンクール 「いわて夢住宅コンクール」にて最優秀賞や優秀賞を多数受賞。 コメント: 業界紙の記者の方をパネラーとしてお迎えし、今後の見通しや展望、全国の 成功事例や取材を通しての感想などのお話を聞き、地場工務店がこの先、 生き残る術のヒントを聞き出せればと思ってます。 パネラー : 田部 義司 氏 (東京都/㈱日本住宅新聞社代表取締役社長) 1963年青山学院大学経済学部卒。1975年㈱日本住宅新聞社を設立と同時に 「日本住宅新聞」を発行(月3回)、同編集長。工務店学校や工務店経営セミ ナーを主催し、優良工務店の育成指導、木造住宅のキャンペーンを精力的に 行ってきた。2005年代表取締役社長に就任。著書「枠組壁工法全集」「省エネ ルギー住宅建築資料全集」「住宅品確法と工務店の対応策」など多数 (北海道札幌市/㈱北海道住宅新聞社代表取締役編集長) パネラー : 白井 康永久 氏 1963年札幌市生まれ。明治大学法学部・法律学科卒業。1988年、北海道住宅 新聞社に入社。ちょうど木造住宅の技術革新が始まった時期と重なり、新在来 木造構法、R-2000住宅など高断熱・高気密工法の取材からスタート。2004年から 代表取締役編集長。北海道住宅新聞、住宅雑誌「Iesu」を中心に、寒冷地・ 北海道から家と暮らし情報などを発信している。 パネラー : 三浦 祐成 氏 (長野県長野市/㈱新建新聞社 新建ハウジング 取締役編集長) 1972年京都府出身。新建新聞社入社後、不動産情報誌の編集を経て、新建 ハウジング編集部に配属。2005年新建ハウジング編集長。2007年取締役編集 長。新建ハウジングは、12年前に創刊された住宅の専門紙で「変えよう!ニッ ポンの家づくり」がコンセプト。地域の工務店、設計事務所を対象に、木造住宅に 関するニュース、技術・営業情報などの内容を中心に、月3回発行。国土交通 省の記者クラブ担当として行政の動きを取材するほか、地域のつくり手・住まい 手の現場取材を数多くこなしている。 - 7 - 講 演 10月3日(金) 講演 ■講演・新時代エネルギー (仮称)燃料電池事業の現状と課題 -新日本石油の取組み- 大野 耕太郎 氏 (新日本石油㈱FC・ソーラー事業部副部長) 燃料電池は、今年度国の大規模実証事業が最終年度となり、 来年度より本格販売を迎える。 その中で、燃料電池事業の現状と今後の課題、そして当社の 取組み状況について解説致します。 ・おおの こうたろう 氏 1957年福岡県生まれ。 1981年日本石油入社。札幌支店、販売部、九州支店などを経て 1997年東北支店販売3課長。その後、関東第2支店、広報部を経て、 2006年FC事業部副部長。2008年4月より現職。 工場見学 10月3日(金) 工場見学 a)高性能樹脂サッシ「シャノンウインド」の製造工場見学 ●東北シャノン㈱ 岩手県花巻市北湯口第一地割46-35 高性能樹脂サッシ「シャノンウインド」の、 製造・販売を一貫して行う建築資材の総合 企業です。近年、省エネルギーや環境への 配慮が世界的に高まり、わが国においても「次世代エネルギー基準」が制定され、 住宅の高品質化配慮が急速に進んでおります。そんな中でも「高い省エネルギー 性能」と「環境への配慮」を加えたシャノンウインドの製造工場を見学いただけます。 見所: 樹脂サッシの型材の押出し工程から組み立て、出荷まで一貫して見学出来ます。 b)高性能硝子「エコガラス(複層ガラス)」の製造工場見学 ●日本板硝子東北㈱ 岩手県花巻市北湯口第一地割46-38 高性能ガラス「エコガラス(複層ガラス)」の 製造工場です。最新鋭の製造設備を備えた 最新工場で、次世代省エネルギー基準を 満たすことができ、CO2削減、省エネなど、地球環境に優しい「エコガラス」を 主に製造しております。 見所: 最新鋭の設備による、ペアガラスの製造工程を見学して頂けます。 - 8 - 参加申込み要項 1.参加費 A) 1名様 20,000円(税込) (宿泊費が入っていません。) 25,000円(税込) (一室3名以上利用時の宿泊費が入ります。) C) 1名様 28,000円(税込) (一室2名利用時の宿泊費が入ります。) D) 1名様 30,000円(税込) (一室1名利用時の宿泊費が入ります。) B) 1名様 ○参加費は10月2日(木)の式典・講演・分科会・懇親会、 3日(金)の分科会・昼食・講演の費用と致します。 ○B),C),D)は,10月2日(木)の宿泊費が含まれています。 宿泊先は、花巻温泉・ホテル千秋閣となります。 宿泊費には、3日(金)の朝食代が含まれています。 ○タイムスケジュール参照の上、お申し込み下さい。 ○参加費に交通費は含まれておりません。 2.工場見学 ○工場見学は人数限定とさせて頂きます。(参加費無料) ○申し込みは参加申込書にて事務局にお申込下さい。 ○バスにて送迎を行います。各自での移動はご遠慮下さい。 3.申込み方法 別紙「参加申込書」に必要事項をご記入の上、下記申込先に FAX にて申込書を添付してお申込み下さい。 4.申込み・大会 第10回全国健康住宅サミット岩手大会 事務局 内容に関する 〒025-0304 岩手県花巻市湯本2-54-16 お問合せ先 (SS建築デザイン室有限会社内) TEL・FAX . 050-1358-0201 E-mail:[email protected] 担当 阿部 5.申込み締切 申込み先⇒ FAX 050-1358-0201 申込み締切⇒ 平成20年8月29日(金) 6.お支払い方法 振込み書の控えを添付して、「参加申込書」をFAXして下さい。 下記口座にお振込み下さい。 口座名 : 「第10回全国健康住宅サミット岩手大会」 実行委員長 佐藤 さよ子 銀行名 : 岩手銀行花巻支店 店番号 : 010 口座番号 : 2036109 ※振込み手数料は、ご負担願います。 7.キャンセル 参加のキャンセルについては、9月16日(火)までにご連絡下さい。 9月16日(火)以降のキャンセルについては、返金致しません。 ※返金の際は、振込み手数料を差し引かせて頂きます。 -9- 会場のご案内 花巻温泉 ホテル千秋閣 〒025-0304 岩手県花巻市湯本1 TEL.0198-37-2150 http://www.hanamakionsen.co.jp/ ●花巻Ⅰ.C 自動車の方 (花巻I.Cより車で5分) ●花巻空港 飛行機の方 2日(木)・12:20発の無料バスが出ます。 (花巻空港より車で10分) 新幹線の方 ●JR新花巻駅 2日(木)・11:40発の無料バスが出ます。 (JR新花巻駅より車で20分) 普通列車の方 ●JR花巻駅 2日(木)・11:30発の無料バスが出ます。 (JR花巻駅より車で15分) 無料バス利用希望の方は、サミット参加申込書にて必ずお申込下さい。 3日(金)の無料バスは、閉会式終了後(15:40頃)出発予定です。(要申込) 発 行 : 第10回全国健康住宅サミット イーハトーヴ・岩手大会 実行委員会 発行日 : 平成20年7月28日 (本誌掲載内容等の無断使用を禁じます。)
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