間伐材マーク使用規定に基づく運用基準 1 趣旨 国内で生産された間伐材(以下「間伐材」という)を用いた製品に間伐材マーク (以下「マーク」という)を貼付する場合、「間伐材マーク使用規定」に基づくと ともに、具体的な事項は本運用基準によるものとします。 2 使用認定の単位 (1)マークの使用認定は、製品を製造する事業体ごとに、間伐材を使用した製品 を対象として行います。 (2)事業体等は、申請する製品が別表に定める商品類型の区分に該当する製品を 区分ごとにまとめて使用認定の申請を行うことができます。 (3)間伐材マーク認定委員会(以下「認定委員会」という)は、申請のあった製 品についてマーク使用の審査を行います。 (4)マークの使用認定を受けた製品(以下「間伐材マーク認定製品」という)に 関し、事業体は、所定の様式により追加・変更等の申請を行うことができま す。 3 使用認定に係る基準等 (1)マークの使用認定の対象となるのは、主に木材で構成され、かつ、間伐材の 有効利用が図られていると認められる製品を基本としますが、間伐材を原材 料として加工された製品も対象とします。 (2)主要な木質部における間伐材の使用割合については、2の(2)の規定を満 たした製品が申請できる条件です。 (3)間伐材マーク認定製品の製造・加工のために使用する接着剤・塗料について は、使用が規制されている物質を使用していないものとします。また、木質 部以外に使用する部材についても同様とします。 (4)上記(1)、(2)の要件等を満たす製品であっても、認定委員会での使用 の承認に問題があると判断される場合などは認定しないことがあります。 4 使用認定の是非に係る審査・議決 使用認定の審議・議決に関する事務処理は、原則として電子決済等により処理し ます。 なお、承認に当たって全体で審議する必要があるものについては、必要に応じて 実施する認定委員会において審議・議決します。 5 使用認定製品等の公表 間伐材マーク認定製品は、認定審査終了後、全国森林組合連合会のホームページ 等で公表します。 6 マークの使用認定の手続き等 (1)マーク使用認定の申請は所定の様式を用いて行って下さい。 (2)マーク使用の認定を受けた事業体は、認定を受けた月を含む1年間の使用料 として50,000円(消費税別)を一括して前納して下さい。ただし、認 定に当たって複数の商品類型の区分に該当する場合は、2区分目以降の年間 使用料を10,000円(消費税別)とし、使用料の合計額を一括して支払 うものとします。使用料入金確認後事務局より認定書を送付します。 (3)1年経過後は、特別な場合を除き、上記の使用料を支払うことにより使用期 間内は自動更新とし、継続してマークを使用できます。 7 使用認定に係る運用基準の見直し (1)本運用基準については、必要に応じて変更を行うことができます。 (2)本運用基準を変更する場合は、運営委員会に諮って行うものとします。 8 その他 本使用認定に係る運用基準は、平成20年9月1日から適用します。 初回適用年月日 平成13年 4月20日 第1回改訂年月日 平成16年 1月 1日 第2回改訂年月日 平成20年 9月 1日 <別表 間伐材製品の商品類型の区分表> 商品類型表 区 分 分 野 商 品 内 容 河川・砂防・ダム 道路・舗装 土木資材 橋粱 公園・造園・緑化 (有機物堆肥・肥料、土壌改良材は堆肥等及びその他で扱う) その他 タイル 木工 屋根 建築資材 木製建具 内外資材 A 資材 外構 その他 堆肥等 有機物堆肥、有機物肥料 土壌改良材 土壌改良材 仮設 土工 基礎・地業 その他 型枠 パレット 炭 (材、燃料炭を明記) その他 タンス 戸棚 棚 箱 フォノキャビネット 机 テーブル (卓子) 家 具 鏡台 台 イス ベッド ロッカー 器物台 その他 調理器具 (まな板、すりこぎ、笊、しゃもじ、菜箸等) 料理器具 (蒸籠、鍋板) 台所用品 飲食器 (割り箸、お椀、お皿、調味料入れ、紙コップ、紙皿、木製トレー等) B 生活用品 及び 食卓器具 (お盆、お膳、茶托等) 食卓用品 食料貯蔵器具 (弁当箱、重箱、茶筒、菓子箱等) 食卓用ナイフ・フォーク・スプーン その他 かばん 傘・杖 身の回り品 扇子・団扇 トイレットペーパー その他 履物 装身具 (ペンダント、ネックレス等) 履 物 化粧用具・頭髪用品 (櫛・ブラシ・頬ばけ等刷毛類・まゆ筆等) 喫煙器具 (パイプ、キセル等) その他 玩 具 玩具 スポーツ用品 スポーツ用品 その他 その他 (額縁・写真立て等生活文化用品) 飲料容器 カートカン C 容器 その他容器 木箱 (流通上、商品等を運搬・保護するための容器等) 包装副資材 緩衝材 (鉄チップ等) 筆記具 筆記具 D 文具・事務用品 事務用具 事務用具 (紙製・木製) 紙製品 紙製品 (ノート・名刺等) その他 その他 E 原紙 原 紙 各種原紙及び印刷用紙含む) F 書籍・印刷物 書籍・印刷物 書籍・印刷物 (ノート・名刺等を除く)
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