トラフィックデータ集計システム

トラフィックデータ集計システム
Traffic Manager
ACD版
取扱説明書
V1.0
目次
はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.システム構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.1 方式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.2 接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.初期設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.1 「TrafficManagerACD」の起動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.2 設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.3 集計条件設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.3.1 システム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.3.2 エージェント設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.3.3 局線設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.3.4 ACDグループ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.3.5 局線グループ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.通信開始 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.復元 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.自動バックアップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.ディレクトリー及びファイル名 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.集計結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.1 リアルタイム表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.1.1 システム稼働表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.1.2 ACDグループ集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.1.3 局線グループ集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2 統計処理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.1 システム月集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.2 システム期間集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.3 システム日集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.4 ACDグループ月集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.5 ACDグループ期間集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.6 ACDグループ日集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.7 エージェント月集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.8 エージェント期間集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.9 エージェント日集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.10 局線グループ月集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.11 局線グループ期間集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.12 局線グループ日集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.13 局線月集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.14 局線期間集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.15 局線日集計・一括集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.16 ダイヤルイン月集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.17 ダイヤルイン期間集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.18 ダイヤルイン日集計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.19 局線使用率表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.2.19 電話番号検索 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.3 ダウンロード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8.集計に関する注意点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9.問合せ先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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はじめに
本取扱説明書は「トラフィックデータ集計システム」(以下 Traffic Manager ACD)の操
作、機能について記述します。
「Traffic Manager ACD」は岩崎通信機株式会社製デジタル交換機からのトラフィックデ
ータを受信し、各種集計を行うシステムです。
本取扱説明書ではプログラムのインストール方法については説明しておりません。
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1.システム構成
1.1 方式
「Traffic Manager ACD」は岩崎通信機株式会社製デジタル交換機と接続し、交換機
から出力されるトラフィックデータを常時受信し、パソコン上で各種集計の表示、
ファイル作成、印刷を行うことができます。
「Traffic Manager ACD」はパソコン上で動作するソフトウエアです。
各種の集計結果表示、ファイル出力、印刷等の操作は全て「Internet Explorer」
から行ないます。
1.2 接続
交換機
延長ユニット
Traffic Manager ACD
上記は RS232C での接続です。
LAN 接続時(TELEMAGE Ver3.10 以降)には、クロスケーブル又はストレー
トケーブル+スイッチングハブが必要になります。
動作対応ハードウエア
本体
メモリ
ハードディスク容量
対応OS
ディスクドライブ
ディスプレイ
通信用ポート
LANポート
Pentium®4 プロセッサ 2.8GHz
512MB 以上
10GB (バックアップデータ用として必要)
Windows2000/XP
CD-ROM ドライブ1基
解像度 1024×768
RS232C 1 ポート
1 ポート
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2.初期設定
以下の手順で、「Traffic Manager ACD」の初期設定を行います。
初期設定を行っていない場合、正常動作しません。
2.1 「Traffic Manager ACD」の起動
「スタート」→「プログラム」→「Traffic Manager ACD」→「Traffic Manager ACD」をクリッ
クします。
通信開始・通信終了
復元
: 通信開始・通信終了時にクリックします。
: 過去のデータを集計データとして復元する場合に使用
します。
設定
: 各種設定を行う時に使用します。
受信データ表示エリア : 通信中に受信したデータが表示されます。
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2.2 設定
設定ボタンをクリックすることにより、以下のウィンドウが表示されます。
ここでは交換機から受信したデータを1次処理する為の環境を設定します。
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データ保存先フォルダ
交換機から受信したデータを格納するフォルダを設定します。
デフォルトは 「C:¥Program Files¥TrafficManagerACD¥DATA¥Real」
集計用データ保存先フォルダ
交換機から受信したデータを集計用に変換したデータを格納するフォルダ
を設定します。
デフォルトは 「C:¥Program Files¥TrafficManagerACD¥DATA¥Statistics」
バックアップドライブ
各データのバックアップ先を設定します。
デフォルトは「なし」です。
通信ポート
交換機からのデータを受信する方法を選択します。
デフォルトは「シリアル」です。
シリアル:
交換機とシリアル接続する場合に選択します。
デフォルトは
接続ポート:COM1
ボーレート:1200
データビット数:8 ビット
パリティ:なし
LAN:
交換機と LAN 接続する場合に選択します。
デフォルトは
IP アドレス:192.168.1.200
ポート:5008
各設定に間違えがないことを確認し、「設定」をクリックします。
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2.3 集計条件設定
交換機からの受信データをもとに、各種集計の為の条件を設定します。
「Traffic Manager ACD」の集計機能は Web アプリケーションとして作成されてい
ますので設定は「Internet Explorer」のブラウザ上から行ないます。
「Internet Explorer」を起動します。
ブラウザのアドレスに 「Http://127.0.0.1/setting.htm」を入力します。
Web アプリケーションと接続すると以下のユーザ名とパスワードの問合せ画面が
表示されます。
ユーザ名:guest パスワード:guest-pass を入力して下さい。
本システムではユーザ名、パスワードは固定されています。
変更する場合はインストールマニュアルを参照してください。
ユーザ名、パスワードが一致すると画面上にシステム設定のメニューが表示され
ますので、各項目をクリックし、詳細を設定します。
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2.3.1 システム
メニューからシステムを選択すると以下の画面が表示されます。
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システム名称
システム設置場所等の名称を入力してください。
端末数
交換機に収容されている内線数を設定してください。実際の数より多くて
も支障はありません。
エージェント数
ACD呼を扱うエージェント数を設定してください。
ACDグループ数
エージェントが所属するACDグループ数を設定してください。
局線数
交換機に収容されている局線数を設定してください。実際の数より多くて
も支障はありません。
局線グループ数
局線をグループ分けする場合のグループ数を設定してください。
集計日
月集計の集計日(締め日)を設定します。
集計日が「1 日」の場合、12 月の集計を行うと
11 月 2 日∼12 月 1 日までの集計を行います。
集計日が「月末」の場合、12 月の集計を行うと
12 月 1 日∼12 月 31 日までの集計を行います。
デフォルトは 「月末」
リアルタイム表示間隔
集計結果をリアルタイム表示で行う場合の表示間隔を設定します。
「0」設定した場合には、自動表示を行いません。
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表示フォントサイズ
用紙に印刷するフォントサイズを変更できます。表示行が増えて1ページ
に収まらないときに微調整が可能です。
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データ参照フォルダ
交換機から受信したデータが格納されているフォルダを設定します。
2.2 設定の項目で設定した「データ保存先ファルダ」と同じ内容を設定し
ます。
ディフォルトは「C:Proguram Files¥Traffic ManagerACD¥DATA¥Real」
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集計用データ参照フォルダ
交換機から受信したデータを集計用に変換されたデータが格納されている
フォルダを設定します。
2.2 設定の項目で設定した「集計用データ保存先ファルダ」と同じ内容を
設定します。
ディフォルトは「C:Proguram Files¥Traffic ManagerACD¥DATA¥Statistics」
各設定に間違えがないことを確認し、「設定」をクリックします。
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2.3.2 エージェント設定
集計対象となるエージェント電話機の情報を設定します。交換機で管理されてる
エージェント番号に合わせて設定します。エージェント番号を変更することでき
ません。
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エージェント番号
氏名
所属 ACD グループ
:交換機で使用されているエージェント番号です。
:エージェント名を入力してください。
:エージェントの所属しているACDグループ番号を入
力してください。複数のグループに所属することはで
きません。
各設定に間違えがないことを確認し、「設定」をクリックします。
注意:エージェント設定は各ページごとに、設定ボタンをクリックして下さい。
クリックせずに「次ページ」等をクリックすると、入力データは破棄されます。
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2.3.3 局線設定
集計対象となる局線の情報を設定します。交換機で管理されている局線のシリア
ル番号に合わせて設定します。
シリアル番号を変更することはできませんので、交換機設置時にはシリアル番号
を局線数分1から連番で設定してください。
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シリアル番号
局線番号
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局線名称
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所属グループ番号
: 交換機で使用されている局線のシリアル番号です。
:交換機で使用されている局線のアクセス番号を入力し
てください。(使用しない場合は入力する必要はあり
ません)
: 局線の名称を入力してください。(使用しない場合は
入力する必要はありません)
: 局線の所属しているグループ番号を入力してください。
複数のグループに所属することはできません。
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2.3.4 ACDグループ設定
エージェントが所属するACDグループの名称を入力します。
グループ数は最大60グループです。
シリアル番号はエージェント設定で設定した所属ACDグループ番号です。
各設定に間違えがないことを確認し、「設定」をクリックします。
2.3.5 局線グループ設定
局線が所属するグループの名称を入力します。
グループ数は最大60グループです。
局線グループ番号は局線設定で入力した所属グループ番号です。
各設定に間違えがないことを確認し、「設定」をクリックします。
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3.通信開始
「Traffic Manager ACD」の通信開始ボタンをクリックします。
画面下部の枠内に交換機からの受信データが随時表示されれば正常動作となり、
交換機動作中にもかかわらず、何も表示されない場合は再度設定項目を確認し直
して下さい。
交換機からの受信データを表示
4.復元
「Traffic Manager ACD」の復元ボタンをクリックすると復元機能が利用できます。
データ収集フォルダ内の Log ファイルを指定し、実行すると集計用データフォル
ダに集計用データとして再構成します。
本機能は集計用データフォルダ内のファイルが破壊された場合や、他システムで
収集した Log ファイルを読み込んで「Traffic Manager ACD」に集計用データとし
て取り込むことができます。この場合のファイル名は YYYYMMDD.LOG の必要があり
ます。
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LOG ファイル :復元する LOG ファイルを指定してください。
実行
:復元を開始します。処理行表示にデータが表示されてい
ることを確認してください。
キャンセル
:復元をキャンセルします。
注意:復元するファイルは 1 日のデータを 1 ファイルとしてください。日をまたぐデータや、
2 日間のデータを 1 ファイルとした場合、全てのデータを 1 日として復元されます。
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5.自動バックアップ
通信中、毎日午前 3 時(時間固定)に自動バックアップが行われます。
「設定」-「バックアップドライブ」で設定されたドライブにフォルダが自動生成
されます。
自動バックアップされるファイルは、前日のデータファイル、集計用ファイルです。
バックアップメディアは標準として USB メモリ 1GB を対象とします。
バックアップ容量はトラフィック量によりますが概ね 1 年程度ですので、必要に
応じて交換するか、不要なファイルは削除して下さい。
6.ディレクトリ及びファイル名
データ保存先、集計用データ保存先フォルダのディレクトリ及びファイル名は以下の
様になります。
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7.集計表示
ブラウザに各種集計結果を表示することができます。
ブラウザのアドレスに「http://127.0.0.1」 を入力します。
Web アプリケーションからユーザ名、パスワード問い合わせ画面が表示されますので
ユーザ名:guest パスワード:guest-pass を入力して下さい。
ブラウザの左フレームにメニューが表示され、メニューをクリックすると右フレーム
に集計結果を表示します。
リアルタイムタイム処理
システム全体、ACDグループ毎、局線グループ毎
の現状態をリアルタイムに表示します。
統計処理
システム、ACDグループ、エ0ジェント、局線グルー
プ、局線のトラフィック情報の集計結果を表示します。
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7.1 リアルタイム処理
システム全体、グループ毎のトラフィック状況をリアルタイムに表示します。
リアルタイム表示はシステム設定項目の表示間隔で設定した時間間隔で集計結果を
ブラウザ上に表示します。更新時には画面をリフレッシュするため画面がちらつく
ことがあります。
7.1.1 システム稼動集計(リアルタイム表示)
ACDグループから見た全てのトラフィック状態を表示します。
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グループ名
総着信数
応答数
応答時間
応答率
放棄呼数
発信数
受可
着信通話端末
発信通話端末
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:
:
:
:
:
:
:
:
システム設定で登録したACDグループ名称
当日の総着信総数
当日の着信呼の内、応答した呼の数
着信から応答するまでの時間を3ランクに分けた数
応答数÷総着信数
着信に応答できなかった呼数
当日の発信通話数
現在応答可能なエージェント数
現在の着信通話中のエージェント数
現在の発信通話中のエージェント数
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7.1.2 ACDグループ集計(リアルタイム表示)
指定ACDグループ内のエージェント端末のトラフィック状況を表示します。
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エージェント番号
氏名
状態
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状態時間
応答数
応答時間
着信通話
発信数
発信通話
: 交換機内で管理されているエージェント番号
: システム設定で登録したACDグループ名称
: 現在のエージェントの状態
表示状態:ログイン中、着信通話、発信通話、ノットアベイ
ラブル、DND(ログアウト中は空欄)
: 現状態の継続時間
: 当日の着信応答数
: 着信から応答するまでの時間を3ランクに分けた数
: 当日の着信通話の合計時間
: 当日の発信通話数
: 当日の発信通話の合計時間
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7.1.3 局線グループ集計(リアルタイム表示)
指定局線グループ内の局線トラフィック状況を表示します。
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局線番号
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名称
状態
状態時間
応答数
応答時間
着信通話
発信数
発信通話
: システム設定で登録した局線の番号
未登録の場合は#+シリアル番号が表示されます。
: システム設定で登録した局線の名称
: 現在の局線の状態
: 現在の状態の継続時間
: 当日の着信応答数
: 着信から応答するまでの時間を3ランクに分けた数
: 当日の着信通話の合計時間
: 当日の発信通話数
: 当日の発信通話の合計時間
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7.2 統計処理
システム、エージェント、ACDグループ、局線、局線グラープ毎の月、期間、日
の集計結果を表示します。
7.2.1 システム月集計
システム全体の指定月 1 ヶ月間のトラッフィック情報を表示します。
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着信数
応答数
応答時間
応答率
積帯
放棄
着信通話平均
着信通話合計
発信数
発信通話合計
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
当日の着信総数
当日の着信呼の内、応答した呼の数
着信から応答するまでの時間を3ランクに分けた数
応答数÷総着信数
エージェントが通話中等で分配できなかった回数
エージェントが応答するまでに途中放棄された呼数
当日の着信通話の平均時間
当日の着信通話の合計時間
当日の発信通話数
当日の発信通話の合計時間
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7.2.2 システム期間集計
システム全体の指定期間のトラッフィック情報を表示します。
7.2.3 システム日集計
システム全体の指定日 1 日のトラフィック情報を1時間単位で表示します。
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7.2.4 ACDグループ月集計・一括集計
指定ACDグループ、指定月のトラフィック情報を表示します。
月集計の表示内容は 7.2.1 システム月集計と同様です。
一括表示はACDグループ内のエージェント毎に1ヶ月分をまとめた集計です。
7.2.5 ACDグループ期間集計・一括集計
指定ACDグループ、指定期間のトラフィック情報を表示します。
期間集計の表示内容は 7.2.2 システム期間集計と同様です。
一括表示はACDグループ内のエージェント毎に期間分をまとめた集計です
7.2.6 ACDグループ日集計・一括集計
指定ACDグループ、指定日のトラフィック情報を表示します。
日集計の表示内容は 7.2.3 システム日集計と同様です。
一括表示はACDグループ内のエージェント毎の1日分をまとめた集計です。
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7.2.7 エージェント月集計・一括集計
指定月、指定エージェントのトラフィック情報を表示します。
月集計の表示内容は 7.2.1 システム月集計と同様です。
但し、積帯の集計項目はありません。
一括集計は指定エージェント1ヶ月分をまとめた集計結果です。
7.2.8 エージェント期間集計・一括集計
指定期間、指定エージェントのトラフィック情報を表示します。
期間集計の表示内容は 7.2.2 システム期間集計と同様です。
但し、積帯の集計項目はありません。
一括集計は指定エージェントの期間をまとめた集計結果です。
7.2.9 エージェント日集計・一括集計
指定日、指定エージェントのトラフィック情報を表示します。
日集計の表示内容は 7.2.3 システム日集計と同様です。
但し、積帯の集計項目はありません。
一括集計は指定エージェントの1日分をまとめた集計結果です。
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7.2.10 局線グループ月集計・一括集計
指定月、指定局線グループのトラフィック情報を表示します。
一括集計は指定局線グループの 1 か月分をまとめた集計です。
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7.2.11 局線グループ期間集計・一括集計
指定期間、指定局線グループのトラフィック情報を表示します。
一括集計は指定局線グループの期間分をまとめた集計です。
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7.2.12 局線グループ日集計・一括集計
指定日、指定局線グループのトラフィック情報を表示します。
一括集計は指定局線グループの 1 日分をまとめた集計です。
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7.2.13 局線月集計・一括集計
指定局線の指定月におけるトラフィック情報を表示します。
表示内容は「7.2.10 局線グループ月集計・一括集計」と同様です。
7.2.14 局線期間集計・一括集計
指定局線の指定期間におけるトラフィック情報を表示します。
表示内容は「7.2.11 局線グループ期間集計・一括集計」と同様です。
7.2.15 局線日集計・一括集計
指定局線の指定日におけるトラフィック情報を表示します。
表示内容は「7.2.12 局線グループ日集計・一括集計」と同様です。
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7.2.16 ダイヤルイン月集計
指定月、指定ダイヤイン番号での着信トラフィック情報を表示します。
表示内容は「7.2.10 局線グループ月集計」と同様です。
ダイヤルキーを使用して検索するダイヤルイン番号下 4 桁を入力し、実行
ボタンをクリックして下さい。
7.2.17 ダイヤルイン期間集計
指定期間、指定ダイヤイン番号の着信トラフィック情報を表示します。
表示内容は「7.2.11 局線グループ期間集計」と同様です。
7.2.18 ダイヤルイン日集計
指定日、指定ダイヤルイン番号の着信トラフィック情報を表示します。
表示内容は「7.2.12 局線グループ日集計」と同様です。
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7.2.19 局線使用率表示
局線グループ内の局線全ての通話状況を調べ、グループ内の局線が同時間帯に使
用された割合の最大値を4段階でかつ 1 時間単位に表示します。
Group2 内(局線数 2 本)の局線が 10 時間台に 50∼79%同時に使用されたことが
あることを示す。
局線使用率日集計は1時間毎の表示となりますが、表示場所をクリックすると
その 1 時間内の詳細使用状況を見ることができます。上記 Group2 の 10 時の場所を
クリックした詳細が下記の図となります。各局線の使用状況を 1 分単位で表示しま
す。
このデータでは 10 時 00 分から 25 分に 1 本の局線が使用中となっていますので
使用率は 50%となり上記表では緑色の表示となります。
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7.2.20 電話番号検索
電話番号を入力して、着信呼の発信者番号、発信呼の相手先電話番号から
該当する通話呼を検索することができます。
検索対象期間は当日より過去 1 ヶ月前までです。
検索電話番号は入力された番号列があるのも全てが表示されます。
(“03”で検索すると“03”が含まれる全ての呼が表示されます)
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日時
担当者内線番号
担当者氏名
ステータス
ダイヤル
通話時間
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:
:
:
:
:
発信通話又は着信通話した日時
発信通話又は着信通話を行った内線番号
発信通話又は着信通話を行った内線使用者
通話が発信通話、又は着信通話
検索に一致したダイヤル
通話した時間
7.3 ダウンロード
統計処理で表示する内容を CSV 形式のファイルにダウンロードすることができます。
本取扱説明書では CSV ファイルの中身についての記述はされていません。他のソフト
ウエアで集計等を行う場合は別途ファイル内容をご提示致します。
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8.集計に関する注意点
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「TrrafficManagerACD」は交換機からの ACD 呼に関するイベントのみを集計して
います。従って PBX 呼の集計は行えません。
エージェントのログイン情報が受信できなかった場合には、そのエージェントに
関する集計は行われません。
エージェントが鳴音していない状態で途中放棄された場合、エージェント集計の
途中放棄にはカウントされません。
エージェントが2日以上、ログイン状態を続けた場合3日目以降の集計は行われ
ません。
スーパバイザに関する集計は行われません。
PBXをリセットする場合は再度エージェントのログイン処理を行ってください。
HELPコール、転送等の機能を使用した場合、正しく集計されない場合があり
ます。
全ての発・着信に関する統計数(総着信数・応答数等)は通話終了時にカウント
されます。
発・着信にかかわらず保留応答通話は、着信通話時間にカウントされます。
(この場合、応答数・応答時間グループにはカウントされません。)
リアルタイム集計で表示される状態時間は、同一の状態が 24 時間継続された場合
はリセットされます。
リアルタイム集計は設定秒ごとに更新されます。サーバ負荷や、LAN・WAN 等の負
荷によりリアルタイムに処理されない場合があります。
集計データの保存、集計処理にはサーバ時刻を使用します。時刻に誤差が出た場
合には時刻調整を行ってください。
PBX 側で、時刻調整、リセットを行う際には、通信の停止を行ってから行うように
してください。
受信データ・集計用データは自動的に削除されません。ある一定間隔でバックア
ップを行っていることを確認し、削除することをお勧めします。サーバ内のディ
スクが圧迫すると受信・統計処理に影響を及ぼす場合があります。
データを削除する場合、過去 30 日分のデータは削除しないで下さい。電話番号検
索時に使用します。
LAN 接続は、TELEMAGE Ver3.10 以降の対応となります。
TELEMAGE に接続した場合には、シリアル番号 999 番以降の集計は正しく行われま
せん。
LAN 接続時に、他の PC から集計(設定)を行う際は、集計装置へのアクセス方法が
変わります。
本ソフトウェア以外で PBX との通信を行う際には、通信を一度終了し再度開始を
行ってください。
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9.問合せ先
株式会社テクノワープ
東京都八王子市明神町2−12−17
TEL:0426−43−7077
FAX:0426−43−7078
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l ソフトウェア使用許諾契約書
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お客様へのお願い
本ソフトウェアはお客様が本許諾契約書にご同意いただいた場合のみ提供いたします。
本許諾契約書にご同意いただけない場合は、プログラムディスク、取扱説明書をすみ
やかにご返却いただければ、代金をお返し致します。
このソフトウェア使用許諾契約書(以下「本契約」といいます)は、お客様と株式会社テクノワープ(以
下「当社」といいます)との間で、Traffic Manager ACD(以下「本ソフトウェア」といいます)の使用に
関して許諾するものです。
第1条
(著作権の帰属)
本ソフトウェアおよび本ソフトウェアに帰属するドキュメント(以下、「関連文書といいます」)に係わ
る著作権およびその他一切の知的財産権は、当社に帰属します。
本ソフトウェアおよび関連文書は、著作権法および著作権に関する条約等によって保護されています。
第2条
(使用許諾の範囲)
当社はお客様に対し、以下のことを許諾します。
本ソフトウェアのプログラムを1台のコンピューターにインストールし、使用すること。但し本システム
の信頼性向上の為、2台のコンピューターに組み込み、2重化運転を行う場合はこの限りではない。
第3条
(禁止事項)
お客様は、以下の行為を行うことはできません。
(1)
本ソフトウェア及び関連文書を複製すること。
(2)
本ソフトウェアを変更、逆エンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルすること。
(3)
本ソフトウェアもしくは関連文書、およびその複製物を、第三者に対して販売、領布、貸与、譲
渡すること。
(4)
第4条
本ソフトウェアおよび関連文書を本契約第2条の場合以外での態様で使用すること。
(サポート)
(1)本ソフトウェアをお客様が正当に入手された日から当社の規定の期間(90日間)、操作方法、障
害対応等のサポートサービスを受けることができます。
(2)上記サポート期間終了後も、お客様は有償で本ソフトウェアのサポートを受けることができます。
詳しくは、当社あるいは本ソフトウェアの供給者へ御相談ください。
第 5 条 (品質保証)
当社は、本ソフトウェアの機能として当社が規定している内容を実質的に実現していることをお客様に保
証します。但し、本ソフトウェアがどのような状況で用いられても当社規定どおりに動作することを保証
するものではありません。お客様は、一般にソフトウェア製品の動作は、コンピューター、オペレーティ
ングシステム、動作中の他アプリケーションプログラムの状態、ネットワーク状態、などの影響を受け、
ソフトウェア製品が規定どおりに動作しないことがありうることを理解、了承するものとします。
お客様が本ソフトウェアを正当に入手してから 90 日以内に、どのような動作条件であっても本ソフトウェ
アが当社の規定に沿った動作をしないことを当社に示した場合、当社は、申し出の時点から 30 日以内に本
ソフトウェアを修正しお客様に提供するものとします。かりに、当社がソフトウェアの修正を行うことが
出来なかった場合、お客様は、本ソフトウェアに対し支払った金額の返却を受けることができるものとし
ます。なお、上記はお客様が新バージョンソフトウェアを入手した場合には適用されません。
お客様は、当社が、上記保証以外の保証を明示的、暗黙的に関わらず、一切行わないことを了承するもの
とします。
第6条
(免責)
当社は、お客様に対し、本ソフトウェアまたは関連文書の欠陥、瑕疵等について、これらを使用したこと、
または使用できなかったことから生じる一切の損害 (お客様の情報の消失、毀損等による損害を含みます)
に関していかなる責任も負いません。
第7条
(有効期間)
本契約の有効期間は、お客様が本契約に同意した時点から、本ソフトウェアの使用を中止する迄とします。
お客様が本契約の条項に違反した場合には、本契約は直ちに終了し、本契約第2条に規定する許諾も終了
するものとします。
本契約の終了後、お客様はすみやかに本ソフトウェア、関連文書を破棄するものとします。
第8条
(新バージョンソフトウェア受け取り時の本契約書の更新)
本ソフトウェアの瑕疵によりお客様が新バージョンソフトウェアを受け取った場合、本ソフトウェアの使
用許諾契約書の内容は本契約書の内容と置き換わります。
以上
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