平 成 2 8 年 度 事 業 計 画 書 1 文 化 振 興 事 業

平 成 2 8 年 度 事 業 計 画 書
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
平成27年度の成果を踏まえ、各文化施設の特徴を活かし、子供から高齢者まで幅広い年齢層
を対象にした舞台芸術公演や、市民参加型事業を実施する。また、管理運営について経費節減
や施設利用の活性化と市民サービスに努め、より一層の文化環境の醸成と市民文化活動の振興
を図り、文化の香りあふれるまちづくりを目指す。同時に、姫路市の国際化と地域ぐるみの国際交
流事業を推進し、市民の国際交流についての理解と関心を高め国際感覚を育成するとともに、諸
外国との相互理解と友好親善を深め、さらに世界に開かれた魅力ある都市づくりを目指す。
平成28年度の事業については、キャスパホール開館25周年記念として、15年に亘って高校生
等を対象に継続してきた舞台技術講習会の集大成として演劇公演を、兵庫県高等学校演劇研究
会西播支部と共催で実施し、演劇に携わる若者の育成を図る。総合文化雑誌「BanCul」の100号
発刊を記念し、これまで誌上で扱ってきた播磨の歴史・文化に関するキーワードを整理・集積した
「播磨事典」を発刊する。また、こころの祭姫路の第25回目実施を記念しての講演会などの事業を
実施する。
財団の運営については、姫路市が策定した「文化振興ビジョン」に基づき中期経営計画を策定
し、市と連携を取りながら、市民の文化芸術活動の支援及びネットワークの形成に努め、個性ある
文化芸術の振興を図るとともに、財団の更なる健全な経営を目指す。
なお、予算書内訳表の事業区分は次のとおりとする。
公益目的事業1 (略=〔公1〕) 音楽・演劇等の公演事業
公益目的事業2 (略=〔公2〕) 文化振興のための育成普及事業
公益目的事業3 (略=〔公3〕) 博物館の企画展示事業
公益目的事業4 (略=〔公4〕) 文化施設の貸与及び管理運営事業
公益目的事業5 (略=〔公5〕) 国際交流事業
収益事業1 (略=〔収1〕) 管理運営施設等の物品販売事業
収益事業2 (略=〔収2〕) 文化施設の公益的目的外の貸与及び管理運営事業
その他事業1 (略=〔他1〕) その他の文化・国際交流事業
1 文 化 振 興 事 業
すぐれた舞台芸術の提供、地域文化の育成と支援、郷土文化の伝承と保存、芸術文化活動
の振興と奨励、文化情報の収集と提供、文化団体や文化人の交流等の文化振興事業を以下の
とおり実施する。
1 第26回姫路パルナソス音楽祭
市民参加型の事業やバロックin姫路などを継続して開催し、幅広く市民が音楽に親しむ機
会を提供する。(会場はパルナソスホール)
NO
事業名
1 第19回姫路パルナソ
ス音楽コンクール
開催日
28.5.22(日)
【1回】
内容
ハイレベルをモットーに、エネルギッシュで将来性豊かな才能
あるアーティストを発掘し、姫路地域における音楽活動の支援
を目的とするコンクール。審査委員長はパルナソスホールの
第19回姫路パルナソ
28.7.18(月・祝)
音楽運営名誉顧問で作曲家の池辺晋一郎が務め、姫路市
ス音楽コンクール入賞
【1回】
における音楽的レベルの高いコンクールとして周知を図る。コ
者演奏会
〔公1〕
ンクール入賞者による演奏会も実施。
2 アキラさんとまこと君
28.6.26(日)
ふたりのオーケストラ
童謡、ジャズ、クラシック、シネマナンバーなど、宮川彬良(ピ
【1回】
〔公1〕
アノ)と平原まこと(サクソフォン)のふたりが繰り広げる、音とト
ークの楽しい演奏会。
3 上田晴子ピアノスクー
28.7.22(金)
講師は上田晴子(パリ国立高等音楽院ピアノ科・室内楽科准
ル「マスタークラス」
~7.25(月)
教授・桐朋学園大学院大学教授)。
〔公2〕
【4回】
ピアノソロとアンサンブルの公開レッスン。技術面だけでなく演
奏家としての心構え、音楽性にまで踏み込んだ密度の濃いク
リニック。
4 メサイア Vol.4
29.1.9(月・祝)
〔公1〕
ヘンデルのメサイア全曲演奏会。
【1回】
ホール縁のオーケストラメンバーと、公募したソリスト・合唱団
のプロとアマによる合同演奏会。
指揮:大塚直哉
5 バロック in 姫路
29.2.19(日)
〔公1〕
音楽ホールの特性を活かしたバロックコンサート。
【1回】
姫路出身のチェンバリスト三和睦子企画により、わかりやすく、
バロックが面白くなるコンサート。
出演(予定):三和睦子(チェンバロ)、朝岡聡(お話)、青木洋
也(カウンターテナー)、高橋明日香(リコーダー)、福沢宏(ヴ
ィオラ・ダ・ガンバ)
6 交響 楽振 興事 業ワー
クショップ
通 年
“小学生への音楽教育”の一環として、小学生に音楽を鑑賞
【14回】
〔公2〕
する楽しさを知ってもらうための、ワークショップやミニコンサー
トを開催。子どもの情操教育の充実をめざし、感性を豊かに
育む活動として実施し、地域文化の向上と交響楽の振興と普
及に努める。市内の小学校で実施。
2 市民文化高揚事業(旧自主事業)
音楽、演劇、古典芸能等の分野において、芸術性の高い鑑賞型の舞台公演を開催するほ
か、各種の振興事業を実施する。
〔音楽振興〕
NO
事業名
1 第19回姫路ジャズ
フェスティバル
開催日
28.5.5(木・祝)
【1回】
開催場所
文化センター
内容
アマチュアバンドが実行委員会形式により企
大ホール
画・立案、広報、チケット販売を行う。
地 元 ジャズ・バン ド
出演=メガトーンジャズオーケストラ、サンデ
大集合
ー・サウンズ・ジャズ・オーケストラ、スイングキャ
〔公1〕
ッツ、キャッスルジャズバンド 他 計12団体出
演予定
2 Osaka Shion Wind
Orchestra コ ン サ
28.5.29(日)
【1回】
文化センター
1923 年に誕生、以来「市音(しおん)」の愛称で
大ホール
親しまれていた「Osaka Shion」の演奏会。吹奏
ート in 姫路
楽オリジナル曲やマーチからクラシック、ジャ
〔公1〕
ズ、ポピュラー、映画音楽まで幅広いジャンル
にわたる楽曲や、吹奏楽コンクールの課題曲
を演奏。
3 吹奏楽講習会
〔公2〕
28.6.12(日)
【1回】
文化センター
指揮者・作曲家の天野正道による吹奏楽の講
大ホール
習会。多くの学生・市民に参加を呼びかけ、吹
奏楽の普及・向上を図る。
4 作曲家のラブレター
28.9.17(土)
〔公1〕
文化センター
【1回】 小ホール
テレビ、ラジオ、雑誌の連載など各方面で大活
躍の熊本マリと石田純一による軽快なおしゃべ
りと名曲のコンサート。
5 第 19回 姫 路 ミュー 28.11.6(日)
ジック・ストリート
【1回】
〔公1〕
6 音楽のおくりもの
28.12.18(日)
〔公1〕
【2回】
アートホール
姫路城周辺にある公立施設を会場とし、地元
市立美術館
出身又は地元で活躍しているプロ、アマチュア
文学館
トップの音楽家によるコンサート。
文化センター
「わいわいコンサート」11:00~(約 80 分)
小ホール
※0 歳から入場できるコンサート
「アフタヌーンコンサート」14:00~(約 90 分)
※3 歳から入場できるコンサート
出演=アンサンブル・ディヴェルターズ
7 上妻宏光 Standard
29.1.29(日)
Songs feat.佐藤竹
【1回】
文化センター
三味線とピアノによる「見上げてごらん夜の星
小ホール
を」「First Love」「春よ来い」等のカヴァーから
善(宝くじ文化公演)
原点である「津軽じょんがら節」まで、ゲストを迎
〔公1〕
えて時代の名曲を奏でる。
出演=上妻宏光、佐藤竹善 他
8 パルナソス
年 間
朝のハーモニー
パルナソスホール 第2土曜日の朝、家族揃って気軽に楽しめるコ
【9回】
ンサート。
〔公1〕
出演者は、「姫路パルナソス音楽コンクール入
賞 者 ( 旧 フレッ シュコンサ ート)」や新 進 演 奏
家、地元音楽家などの申し込みにより決定。出
演者独自の企画による舞台づくりにより、演奏
家の育成を図る。
200回記念演奏会(28.11.12)を実施予定。
〔演劇、古典芸能、大衆芸能〕
NO
事業名
1 絵本演劇ユニット
開催日
28.7.3(日)
BOO WHO WOOL
開催場所
内容
キャスパホール 「読み聞かせでも、朗読劇でもない、新しい絵
【1回】
本の楽しみ方」として、立体的に絵本を読む
姫路公演
楽しさを伝え、子どもの想像力、コミュニケー
「おれたちともだち」
ション能力を育てる事で、情操教育の一環を
〔公1〕
2 劇 団 四 季 ファミリーミュ
ージカル「エルコスの祈
担う。
28.7.23(土)
【1回】
文化センター
厳しい管理下の生徒たちの前に現れたロボッ
大ホール
ト先生「エルコス」。その優しさに触れ、徐々に
り」
生きる勇気を取り戻していく子どもたちに事件
〔公1〕
がふりかかる。感謝の心や人とのつながりの
大切さを伝える、心温まるストーリー。
3 第44回姫路落語会
〔公1〕
4 第23回キャスパ能
〔公1〕
28.8.6(土)
【1回】
28.8.21(日)
【1回】
文化センター
桂米朝一門による豪華メンバーでの落語会。
小ホール
出演=桂ざこば、桂南光、桂米團治 他
キャスパホール 姫路能楽会と共催の解説付き能楽会。開演
前に初心者講座「能さいしょの一歩」を実施。
5 松竹大歌舞伎
28.9.19(月・祝)
〔公1〕
【1回】
文化センター
全国公立文化施設協会統一企画「松竹大歌
大ホール
舞伎」西コース。
出演=中村雀右衛門 、松本幸四郎、中村梅
玉 他
演目=中村雀右衛門襲名披露口上 他
6 演劇集団キャラメルボッ
クス
28.10.19(水)
キャスパホール キャラメルボックスの作品は、中高生演劇部で
【2回】
絶大な人気を誇る。演劇文化振興に理解が
2016 グリーティングシアター
ある協力的な劇団だが、地方での鑑賞機会
「 嵐 に なるま で 待 って」
は非常に少ないため、話題性が高く貴重な公
姫路公演
演である。
〔公1〕
7 第25回キャスパ寄席
〔公1〕
28.11.26(土)
キャスパホール 桂米朝一門の中堅、若手による落語会。
【1回】
演目は、会場の雰囲気により決定。
出演=桂弥太郎、桂紅雀、桂米二、桂米左、
桂雀三郎
8 第18回今日も元気だ!
茂山狂言
29.1.8(日)
【1回】
キャスパホール 茂山ファミリーによる新作狂言と古典狂言。
解説、ワークショップも実施。
〔公1〕
9 ユネスコ無形文化遺産
人形浄瑠璃「文楽」
29.3.5(日)
【1回】
文化センター
義太夫、三味線、人形遣いが三位一体となっ
小ホール
た、日本が世界に誇る高度な舞台芸術。
〔公1〕
演目=「妹背山婦女庭訓」(いもせやまおん
なていきん)
10 高校生によるシェイクス
ピア
「お気に召すまま」
29.3.24(金)
キャスパホー
キャスパホール開館25周年記念として、15年
~3.26(日)
ル
に亘って継続してきた舞台技術講習会の集
【6回】
大成となる演劇公演を、兵庫県高等学校演
〔公1〕
劇研究会西播支部と共催で実施。演出は姫
路市出身の笹部博司。財団バックアップのも
と、高校生が演出、制作、照明、音響、道具
の全ての部門を担当し、公演を計画。市民に
鑑賞いただき、地域の演劇振興と演劇関係
者の育成を図る。本年8月の舞台技術講習
会の内容は、当公演のオーデションとし、当
公演準備の一部とする。
〔その他〕
NO
事業名
1 懐かしの洋楽ヒットパレ
ード
〔公1〕
開催日
28.6.16(木)
開催場所
内容
キャスパホール 元ラジオ関西DJの三浦紘朗を進行役に、当
28.9.15(木)
時の世相などを織り込みながらのオリジナル
29.2.19(日)
音源による CD コンサート。
【年間 3 回】
2 避難訓練コンサート
〔公2〕
28.9.29(木)
文化センター
公演中の火災の発生を想定し、避難訓練とコ
大ホール
ンサートを同時に実施。防災講習を受けるとと
もに、コンサートを鑑賞する。
出演=陸上自衛隊第3音楽隊
3 第25回
28.11.11(金)
市内各所
こころの祭 姫路
姫路の隠れた文化をさらに掘り下げるため、
自宅、神社、仏閣などを無料で開放していた
〔公 2〕
だく全国でもユニークな催し。
実施協力者は6月に公募し決定。
第25回を記念して10月に講演会を実施予定
4 名画鑑賞会
28.12.23(金・祝) 文化センター
〔公1〕 ~12.24(土)
大ホール
優秀映画鑑賞推進事業として、東京国立近
代美術館フィルムセンター所蔵の邦画を上
映。2日間で4作品上映。(35ミリ)
5 2017文化交流
29.3.24(金)
フェスティバル
【1回】
〔公2〕
6 文化事業連絡会
年 間
〔他1〕
【4回】
姫 路 キ ヤッス
文化人等の交流の場として開催。
ルグランヴィリ
第1部/姫路市芸術文化賞表彰式
オホテル
第2部/文化交流パーティー
文化センター
近隣の文化会館との情報交換と交流。
会議室 他
近隣21館の情報を掲載した「はりまイベントニ
ュース」の発行など。
7 友の会事業
通 年
財団事業の入場券販売促進を目的として設
〔他1〕
立した友の会の運営。また、他の主催者が催
すチケットの作成、販売業務を行う。四国こん
ぴら歌舞伎大芝居鑑賞ツアーを実施。
3 パルナソス楽器普及事業
1 オルガン等振興事
通 年
パルナソスホール ホールのシンボルであるパイプオルガンの振興
業
を図る。ホールオルガニストによる「オルガン講
〔公2〕
座」や、「オルガン見学説明会」、「オルガンコン
オルガンコンサート
サートシリーズ(第7回:長田真実、第8回:ジャ
第7回
28.10.30(日)
第8回
28.12.11(日)
2 チェンバロ講座
通 年
ン=フィリップ・メルカールト)を実施。
パルナソスホール チェンバロの活用と普及のため、講師の大塚
〔公2〕
直哉(チェンバリスト、東京藝術大学准教授)に
よる「チェンバロ講座」、チェンバロ演奏に密接
な関係のある「バロックダンス講習会」(講師=湯
浅宣子)を実施。
3 アウトリーチ事業
通年
市内小学校
“小学生への音楽教育”の一環として、移動が
「 ポジ ティ フオ ル ガ
可能なポジティフオルガンを活用し、小学生に
ン出 前 ワーク ショッ
パイプオルガンとその音楽を鑑賞する楽しさを
プ」
知ってもらうための出前ワークショップを実施。
〔公2〕
子供の情操教育の充実をめざし、感性を豊か
に育む活動として実施し、パイプオルガンの振
興と普及に努める。
4 総合文化雑誌「BanCul」(バンカル)の発行
〔公2〕
「BanCul」を継続発行し、播磨の文化を全国へ向け発信する。今年度は100号発刊を記念
する特別企画として、これまで誌上で扱ってきた播磨の歴史・文化に関するキーワードを整理・
集積した「バンカル播磨事典」を、100号(上巻)、101号(下巻)の2冊に収録し発行する。季
刊3,800部
①
②
③
④
100号(夏号)
101号(秋号)
102号(冬号)
103号(春号)
特集:播磨事典(上巻)
特集:播磨事典(下巻)
特集:街道をゆく(仮称)
特集:鉄道マニア大集合(仮称)
5 「文化情報姫路」の発行
〔公2〕
姫路市とその周辺における舞台、美術、文学等の催物案内、情報を掲載した「文化情報姫
路」A4版を毎月発行して市民に提供する。月刊12,000部。
6 文化活動への後援名義等の使用許可、助成等
〔公2〕
姫路市の文化向上に寄与すると認められる団体や、個人が実施する芸術文化活動に対して、
財団の後援名義の使用を許可するとともに、年間2回の公募を行い、審査のうえ、事業費用の
一部を助成金として交付し、芸術文化活動の活発化を図る。
7 ル・ポン国際音楽祭(姫路国際音楽祭)実行委員会事務局業務
〔公1〕
市民の間にクラシック音楽を楽しむ土壌を醸成すること、芸術に触れることによる市民文化
の振興、青少年の豊かな心の醸成を実現するとともに、世界文化遺産姫路城、書写山圓教寺
をはじめとする姫路の魅力を世界に向けて発信することを目的として、2008年より姫路国際音
楽祭「ル・ポン」を開催している。2012年より、赤穂国際音楽祭と共同で開催している。今後、
2018 年のル・ポン国際音楽祭に向けて、実行委員会事務局業務を財団が主体となって行うこ
とができるよう準備を進めて行く。(10月中旬)
8 播磨学研究助成
〔他1〕
姫路市及び播磨地方の歴史、文化の学際的研究を推進するために、播磨学研究所が実施
する各種の事業活動に対し、助成金を支出する。
9 女流王位戦助成
〔他1〕
女流棋士によって競われる将棋のタイトル戦、予選を勝ちあがった挑戦者との5番勝負の中
の1局を姫路に誘致、市民を対象とした大盤解説等を実施し、市民文化の向上と姫路市のPR
に努める。
開 催 日=5月12日(木) 開催場所(大盤解説)=姫路キャスパホール
10 姫路市民文化祭
〔公 1〕
交響楽、器楽、吹奏楽、合唱、バレエ、邦楽、舞踊、能楽、民謡、詩舞道、演劇、茶華道、俳
句、盆栽など各分野で活躍する郷土の約240団体、約7,000人の参加を得て22の催物を開
催し、日頃の練習成果を披露して市民に鑑賞してもらう文化の祭典。
開 催 日=11月3日(木・祝)~11月27日(日)
開催場所=文化センター、キャスパホール、パルナソスホール、市民会館、勤労市民会館
11 交響詩ひめじ普及事業
〔公2〕
姫路市が 1989 年に市制百周年を記念して制作した「交響詩ひめじ」の普及のため、作曲者
の池辺晋一郎を審査委員長とする合唱コンクールや演奏会を開催する。
(1) 第27回「交響詩ひめじ」合唱コンクール
(2) 「交響詩ひめじ」演奏会
2月5日(日) パルナソスホール
3月5日(日) パルナソスホール
12 芸術文化賞選考
〔公2〕
姫路市を中心に活躍、若しくは姫路市の芸術文化の振興に貢献した個人又は団体を顕彰
するために、姫路市芸術文化賞の選考を行う。表彰式は、3月24日(金)に開催される文化交
流フェスティバルで行う。
13 美術工芸館学芸普及事業
書写の里・美術工芸館において、企画展や体験教室などの学芸普及事業を実施する。
(1) 企画展
〔公3〕
展覧会名
【コーナー展示】
会期
28.4/9(土)
内容
鳥取張り子の麒麟獅子、倉吉張り子、米子の土人形など約 80 点
全国郷土玩具めぐり
~8/25(木)
を展示。
鳥取県の諸玩具
118 日間
【春季特別展示】
28.4.16(土)
姫路市と長野県松本市の姉妹都市提携50周年を記念し、松本
姉妹提携 50 周年記念
~5.29(日)
押絵雛、松本手まり、七夕人形などの伝統工芸品や、暮らしの道
松本の工芸
38 日間
具をテーマに、松本民芸家具、みすず細工、松本箒(ほうき)や
- 暮らしの道具
陶器やガラスの食器、木工作品など約 100 点を展示し、松本の
工芸を紹介。
【特別展示】
28.6.4(土)
1868 年に姫路藩の士族の家に生まれた市川周道(いちかわしゅ
没後 80 年
~7.10(日)
うどう)は、各地で彫刻の修業をし、小竹斎(しょうちくさい)と名乗
木の匠・市川周道
32 日間
り煎茶道具の盆などを製作、その技術は弟子たちに受け継が
れ、姫路の木工芸に独自の特色をもたらした。周道の作品を一
堂に集めて展示する。
【夏季特別展示】
28.7.16(土)
美術工芸品には、様々な模様が描かれている。本展では、主に
夏休み子どもミュージア ~8.28(日)
夏休みの小中学生を対象に、工芸品に描かれる模様と色をテー
ム
マに館蔵品を展示するとともに、模様を実際につくる体験コーナ
37 日間
―もよう色いろ
ーを設ける。
【コーナー展示】
28.8/27(土)
静岡張り子の祝い鯛、静岡姉様、おかんじゃけなど約 80 点を展
全国郷土玩具めぐり
~12/8(木)
示。
静岡県の諸玩具
86 日間
【特別展示】
28.9.3(土)
兵庫県工芸美術作家協会の作家による陶芸・染織・皮革・漆芸・
兵 庫 工 芸 美 術 作 家 協 ~9.25(日)
ガラスの作品を展示。これまで神戸でのみ行われていた作品展
会 姫路展
19 日間
を姫路に巡回する。
【秋季特別展示】
28.10.22(土)
日本ガラス工芸協会会員 80 人及び公募 35 人による 115 点のガ
'15 日本のガラス展
~12.24(土)
ラス作品を一堂に展示。ガラスという材料の魅力を自由に表現し
挑戦する現代ガラス
53 日間
た現代ガラスアートを紹介。
【コーナー展示】
28.12/10(土)
手向山(たむけやま)八幡宮の立絵馬、初瀬(はせ)出雲の土人
全国郷土玩具めぐり
~29.4/6(木)
形、奈良五色鹿など約 80 点を展示。
奈良県の諸玩具
92 日間
【企画展示】
28.12.10(土)
はりこ絵付けコンクール ~12.24(土)
展
13 日間
姫路はりこのお面や人形に、参加者が自由に絵付けをしたオリジ
ナルはりこのコンクール。募集作品を展示。
【新春特別展示】
29.1.6(金)
平安時代後期に始まる丹波焼は、六古窯の一つとして兵庫県の
丹波焼の魅力
~2.19(日)
最も代表的なやきものとして知られ、茶道具から日常雑器にいた
39 日間
るまで製作されている。本展では、焼締陶器から施釉陶器にいた
るまで、幅広く展示し、丹波焼の魅力に迫る。
【特別展示】
29.2.24(金)
2017 年 播 磨 工 芸 美 術 ~4.9(日)
展
39 日間
【企画展示】
29.3.18(土)
2017 播 磨 ・ 工 芸 ビ エ ン ~4.9(日)
ナーレ
20 日間
私のいっぴんギャラリー
通 年
播磨在住の現代工芸作家グループ「播磨工芸会」による陶芸・
染織・漆芸・革工芸の新作約30点を展示。
工芸分野の作品を広く公募し、審査のうえ優秀作品を展示。隔
年に開催し、新人工芸作家の育成・発掘を図る。
公募により、工芸分野の市民作品・コレクションを2週間ごとに一
品(いっぴん=逸品)ずつ展示。
(2) イベント、各種体験教室の実施
〔公2〕
自然豊かな書写山の魅力を発信し、当館及び周辺施設への観光者の増加を図るため、
関係団体と連携の上、季節を通じて各イベントを実施する。
①
②
③
④
書写山新緑まつりイベント
開館22周年記念イベント
たそがれコンサート
書写山もみじまつりイベント
4月29日~5月5日の間
7月3日(日)
8月27日(土)(予定)
11月中旬
また、陶芸、染織、革細工、版画、工作教室など、見るだけでなく体験できる教室を通年で
実施する。
(3) 伝統工芸の製作実演
〔公2〕
姫路の各伝統工芸の魅力を紹介する目的で、職人による製作実演を館内で実施する。
実 演=姫路はりこ、姫路こま、姫山人形の製作
実演日=毎週金、土、日曜日、祝日(一部不定期)
(4) 常設展示や企画展示の付帯事業として図録等関連商品の販売を行う。
〔収1〕
2 国 際 交 流 事 業
地域ぐるみの国際交流を推進し、多文化共生社会の実現を図るため、地域住民の国際教養
の普及啓発、海外都市との友好交流、国際交流情報の収集と提供、外国人受入態勢の整備及
び在住外国人の交流などの事業を実施する。
1 地域住民の国際教養の普及啓発に関する事業
〔公5〕
(1) 国際交流ふれあい教室
在住外国人を講師に招き、講演や料理を通して異なる文化・習慣を持つ人々が地域に在
住していることを知ってもらい、地域の国際化について考える契機を作る。年3回実施予定。
(2) 国際理解出前講座
在住外国人や海外生活経験者を市立の小中高等学校又は公民館等へ派遣し、スライド
等を用いた講演を通して、市民の国際理解を深める機会を提供する。年24回実施予定。
2 海外諸都市との友好交流に関する事業
(1) 友好親善事業
〔他1〕
姉妹都市との友好交流を通して、両市の市民交流、市民の異文化理解を図る。
① 海外からの来姫者対応(随時)
② フェニックス市姉妹都市提携40周年記念訪問団受入
③ フェニックス市姉妹都市提携40周年記念訪問団派遣
(2) 青少年交流事業
〔公5〕
姉妹都市でのホームステイを通して異なる文化を理解し、お互いの違いを認めながら共生
できる次代を担う青少年を育成する。
①
青少年派遣
姉妹都市名
フェニックス市
派遣者
高校生
人数
4
時期及び期間
7月下旬~8月上旬
2週間
アデレード市
高校生
5
7月下旬~8月上旬
2週間
太原市
中高生
10
8月上旬~8月中旬
1週間
昌原市
中学生
10
7月下旬
1週間
平成28年度のシャンティ城・シャルルロア市及びクリチーバ市への派遣は中止予定。
②
青少年受入
姉妹都市名
フェニックス市
受入者
高校生
人数
4
時期及び期間
6月中旬~7月上旬
2週間
アデレード市
高校生
5
9月下旬~10月上旬
2週間
太原市
中高生
10
7月上旬~7月中旬
1週間
昌原市
中学生
10
12月下旬又は1月上旬
1週間
③ 派遣生 OB への活動支援(随時)
(3) 研修生等交流事業
〔公5〕
姉妹都市(太原市)と語学研修生の相互派遣を行い、語学研修を通して人材育成を図
る。
3 国際交流に関する調査研究及び情報の収集並びに刊行物の発行提供に関する事業
(1) 情報提供事業
〔公5〕
日本語を読んだり話したりできないことによる在住外国人の情報のハンディキャップを補う
ため、外国語放送・新聞では得ることのできない地域の情報(行政、教育、経済、社会、生活
等)を母国語で提供し、暮らしやすい環境づくりを行う。
種類
外国語生活情報誌
発行回数
年4回
内容
在住外国人への最新生活情報提供。
「VIVA!ひめじ」発行
VIVA の集い
6 か国語(日・英・スペイン・ポルトガル・ベトナム・中国)
年1回
「VIVA!ひめじ」の編集ボランティアと翻訳ボランティア
の意見交換、交流会の実施。
(2) 外国語放送による情報発信
〔公5〕
FM Genki でベトナム語による生活情報等を提供する。毎週1回。5分程度。
(3) 機関紙等の発行
〔公5〕
機関紙及び海外姉妹都市青少年交流事業報告書により事業実施状況を報告する。
種類
機関紙「Hello!Himeji」
発行回数及び部数
内容
年1回
1,500部 活 動 報 告 及 び 会 員 便 り。 賛 助 会 員 等 へ 郵
送、イベント開催時に配布。
機関紙「SHIRASAGI」
年3回
各400部 最新のイベント情報及びイベントレポート。賛
助会員等へ郵送。
海外姉妹都市青少年交流事 年1回
1,500部 青少年派遣・受入学生の体験報告書。賛助
業報告書
会員、派遣生及び各学校等へ配布。
(4) 賛助会員への通知
〔他1〕
機関紙、その他のイベント通知をダイレクトメールにより送付する。
(5) ウェブサイトの運営
〔公5〕
行事の告知及び報告、在住外国人のための生活情報等をインターネットにより提供する。
4 外国人の受入体制の整備及び在住外国人との交流に関する事業
〔公5〕
(1) 在住外国人のための日本語講座の開催
① 在住外国人のための日本語講座
地域や職場で必要な会話や生活習慣を学ぶために日本語学習の機会を提供し、言葉
の面から生活支援を行う。初級6クラス、初中級1クラス、中級2クラス各20名。年3期(5~
7月/9~11月/12~3月)各10回開催予定。28年度に中級を1クラス増設。
② 日本語ひろば
日本語ボランティアに活動の場・機会を提供し、生活に必要な日本語学習を希望する
在住外国人の細かなニーズ(時間、レベル、目的)に対応した日本語学習支援を行う。
(2) 市民のための外国語講座の開催
市民に、在住外国人の母国語の学習機会を提供し、市民の異文化理解を図る。英語・ス
ペイン語等各20回開催予定。姫路獨協大学との共催事業。
(3) ボランティアステップアップ学習会
市民及び登録ボランティアを対象に、ボランティア活動の更なるステップアップを目指すた
めの学習会を開催する。年2回予定。
(4) 多言語生活相談
多言語による生活相談を実施し、在住外国人の生活面での問題解決を支援する。
開催場所
市役所 1 階
多言語生活相談の実施。
内容
市民相談センター
毎週火曜日 13:00~16:00(中国語、ポルトガル語・スペイン語)
国際交流センター
多言語生活相談の実施(ボランティアグループ「ひめじ発世界」への助成)
第2・4日曜日 14:00~17:00(スペイン語・ポルトガル語・ベトナム語・中国語・
英語)
ベトナム語は第2日曜日のみ。
(5) 地域交流事業
地域で暮らす在住外国人と市民が、料理教室等のイベントを通して交流し、相互理解を
図り、異なる文化を持つ人々が暮らしやすい地域づくりのための事業を実施、また同様の事
業を実施する団体に助成する。姫路市内で実施される国際交流事業に対して後援名義の
使用を許可する。
(6) 国際交流フェスティバルの開催
各国料理模擬店、多文化共生を考えるワークショップ、各国民族舞踊音楽の紹介、世界
の遊び、民族衣装やアボリジニアート体験などのイベントの開催を通して、市民の異文化交
流・理解を図る。
開催日=10月30日(日)
会 場=大手前公園
(7) 日本語スピーチコンテストの開催
日本語を母国語としない在住外国人の日本語学習の成果を発表する機会を提供するとと
もに、市民に多文化共生社会について考えるきっかけを提供する。
開催日=2月下旬
会 場=イーグレひめじ
5 国際交流関係団体の連携及び支援に関する事業
事業名
ボランティアの
〔他1〕
対象者
一般市民
内容
ホームステイ、通訳・翻訳、日本語指導のボランティアを随時受付。
一般市民
ボランティアが主体的に企画・運営する事業は、①日本語学習に関しボ
登録
ボランティアに
よる事業推進
ランティアが学習者を支援する。また、学習者を対象にイベントを実施
する。②情報誌作成に関しボランティアが企画・取材・翻訳・編集に携わ
る。
ボランティアの参画事業は、海外姉妹都市青少年派遣事業に関し、派
遣時に研修アシスタント、青少年受入時に財団プログラムに参画する。
3 施 設 管 理 運 営 事 業
指定管理者制度の導入に伴い、制度の趣旨や公立文化施設としての使命を理解し、運営経
費の節減に努めるとともに、利用者へのサービスに徹し、使用率、収支比率の向上を目指す。ま
た、管理施設内において、前述のようなすぐれた舞台芸術の提供、市民参加型の事業等を実施
する。また、大ホールで避難訓練コンサートを実施することにより、安全対策のノウハウを蓄積し、
施設利用者に安全性の高い施設を提供することにつなげる。
文化事業への貸出は、公益目的事業4。文化事業以外への貸出は、収益事業2で管理する。
1 姫路市文化センター(指定管理施設)の管理運営
(1) 貸館事業(使用許可、使用料徴収事務、減免、還付事務)
適正、迅速な事務処理を行い、広報活動により使用率のアップを図る。
(2) 管理運営経費の節減
光熱水費等の管理運営経費の経費節減に努める。
(3) 広報活動の推進 ウェブサイトの更新、施設パンフレットの送付、顧客へのダイレクトメール
の送付を行う。
2 姫路キャスパホール(指定管理施設)の管理運営
(1) 貸館事業(使用許可、使用料徴収事務、減免、還付事務)
アンテナショップとして、適正、迅速な事務処理を行い、広報活動により使用率のアップを
図る。
(2) 管理運営経費の節減
光熱水費等の管理運営経費の節減に努める。
(3) 広報活動の推進 ウェブサイトの更新、施設パンフレットの送付、顧客へのダイレクトメール
の送付を行う。
3 パルナソスホールの管理運営
(1) 貸館事業(使用許可、使用料徴収事務、減免、還付事務)
適正、迅速な事務処理を行い、広報活動により使用率のアップを図る。
(2) 管理運営経費の節減
光熱水費等の管理運営経費の節減に努める。
(3) 広報活動の推進 ウェブサイトの更新、施設パンフレットの送付、顧客へのダイレクトメール
の送付を行う。