平成25年度 社会福祉法人 1 役員構成 1)理 事 理 事 長 ・福井 昭 常務理事 ・南 守 理 事 ・大倉 三洋 ・三谷 隆彦 2)監 事 ・山下 洋子 ・神崎 正志 ・南 守 ・大倉 ・福井 ・南 3)評議委員 2 高知 小鳩会事業報告書 ・矢野 泰彦 ・友永 義信 三洋 ・三谷 隆彦 ・矢野 泰彦 ・友永 義信 恵子 ・山本 純史 ・福留 章夫 ・太田 敏敬 ・門谷 良久 幸子 ・岩城 雅人 ・井上 朋子 平成25年度事業実績等 1)高知市委託事業「障害(児)者相談支援事業」 *件数は延べ人数(訪問、来所、同行、電話、メール相談) 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 障害者 424 417 439 499 401 461 471 413 516 385 441 480 5347 障害児 225 328 298 236 242 165 182 178 201 208 301 263 2827 計 649 745 737 735 643 626 653 591 717 593 742 743 8174 *法人が目指す相談支援のあり方について検討をすすめながら、26年度までは委 託事業の継続 を決定した。 2)高知県委託事業「障害児等療育支援事業」 * 件数は延べ人数 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 外 来 8 4 5 5 4 5 9 4 5 4 1 1 55 巡 回 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 計 8 4 5 5 4 5 9 4 5 4 1 1 55 3)その他支援事業 事業 * 件数は延べ人数 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 短期入所事業 ( 指定事業 ) 23 36 17 19 24 21 51 25 23 38 35 54 高知市日中一時支援事業 0 3 0 在宅支援事業 ( 法人単独 ) *宿泊 , 日中ショート等 0 0 0 計 366 3 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 *市町村事業である「日中一時支援事業(高知市、いの町と契約)」につい ては、利用実 績及び制度上の課題等があると判断。6月末日をもって事業廃止とした。 平成25年度あじさい園事業報告書 1 事業概要 平成25年4月1日より障害者総合支援法(障害者の日常生活及び社会生 活を総合的に 支援するための法律)が施行。新法移行に伴い利用者と新たに契約を行う。 平成24年以降、自立支援法における様々な課題が山積する中、今まで以 上に職員の定 着、確保が難しい状況が常態化。可能な限り利用者及び保護者の意向を踏ま えた生活支援 の向上に努めたが、現状として施設の機能や人的パワーを活かした十分な支 援の具体化が 困難な結果となった。 2 法人サービス理念 1)「できるだけ普通に、可能な限り特別に」をサービスの基本とします。 施設を地域の一単位(家庭)と考え、一般社会と比較されるような特別な 生活環境では ない、いわゆる「普通」感覚をもちながら、個別のニーズには可能な限り 「特別」で手 厚いサービス提供をすることを目指した。 2)利用者に心地よい介助技術の習得に努め、心は常にアマチュアであろう とします。 職員は介護等の自主研修等をとおして介助、支援技術の習得に努めた。又 、専門性を高 めると共に、アマチュアであった時のような本来の「福祉の精神」が失わ れることのな いよう職員教育を行った。 3 基本的運営理念 1)家庭の代替機能、補完機能を第一義としない。 保護者と施設がそれぞれの役割を果たせるような関係づくりをし、利用 者が家庭から 遊離しないような取り組みを継続して行った。 2)幅広い福祉システム作りの核としての機能を目的を持つ。 施設の所有するサービスの有効活用を目指し、短期入所、相談支援事業 と連携し在宅 知的障害者の支援にも努めた。 3)託し合える関係を保持する保護者たちが、施設と両輪となり「親の視点 」で運営する。 利用者が何を望んでいるのかを把握するために、「親の視点」をとおし て保護者と施 設が連携を保ちながらの利用者サービスに努めた。 4 運営方針 1)ノーマライゼイションの原則 障害を疾病や発達障害としてではなく、個々の特徴として位置づけ、日 常生活の上で 支障となる面は職員が支援を行った。また、可能な限り個々の障害の質や 程度で区分す ることも行わず全体の中で生活ができるように努めた。 2)個別支援の原則 必要外の集団サービスは行わず、個々の特徴やニーズに応じた個別計画 を作成し支援 にあたった。 3)家族・地域・施設連帯の原則 週帰宅を実施し、家族から遊離することがないように努め、月の第3日 曜日(8月は 除く)に保護者会をもち保護者と施設の連携を深めた。恒例の納涼祭には 、普段からお 付き合いのある方中心に声かけし、自然な形で地域住民との交流ができる よう心がけた。 - 1 - 4)利用者と職員は、指導「する・される」の関係からより良い生活の受益 と提供の原則 どうすればよりよい生活が提供できるかが法人及び職員全員の目標であり 、職員会議等 での主たるテーマであり、その実践に努めた。 5 平成25年度重点課題 1)職員(人材)の安定的確保 ・専門学校等、学生対象の職場見学会は開催できていない。 ・福祉、介護就職フェア等のイベントでは参加者が年々減少しており、 すぐに採用で きるような人材は望めないのが現状であった。学生の施設現場実習、及 び行事等への ボランティアについては積極的受け入れを行い人材確保につながるよう 努力した。 2)あじさい園のターミナルケア(看取り )のあり方の検討 ・平成25年4月に看護師4名体制でスタートしたが、退職者が続き結 果的に26年 3月末時点で3名となる。今後も増員を視野にいれながら、新たに「看 護支援員」と いう職種として、生活支援員と同じ仕事をする中で看護師資格を生かす という位置付 けのもと、将来的に看取りができる体制づくりの第一歩にしていきたい 。 ・OJTとして、9月に「看取り」についての研修及び12月に兵庫県 立大学の看護 学分野で活躍されている3名の方が園を見学、職員と看取りについてデ ィスカッショ ンする機会を設けた。 ・女性利用者の一人がターミナル期を見据えた支援が必要になり、「高 知県介護職員 等によるたんの吸引等実施のための指導者養成研修(特定の者)」及び 「高知県介護 職員等によるたんの吸引等の実施のための研修(特定の者)」を受講さ せる。3月末 時点で10名が受講。来年度、できるだけ早い時期に事業所登録をする予 定。 3) 本館メンテナンス及び改修に係る準備 ・7月下旬から8月初旬にかけて居住棟及び事務所洗面所回り、ゲスト ルームのカー ペット、壁・廊下・階段のクロス等の張り替え、建具の修繕工事を行い 、別館同様快 適な生活環境の維持に努めた。 4)南海大地震対策の強化 ・ 5)「幹部会」の開催(月1回) ・法制度、その他事業全般に係る情報交換と課題の検討 ・業務マニュアルの全面的見直しと整備 6)法人理念の再確認、利用者支援の向上 ・月1回程度「脱施設委員会」「サー ビス検討委員会」を開催し、年度末にそれぞれ が1年間かけて深めてきた内容や実践 について発表する場を設けた。 7)職員の資質向上とリスクマネジメント ・「法人職員資格制度」に基づき、法人及び法制度に関する基礎知識 及び心肺蘇生 法の実技等の試験を実施する。今年度は結果をデータ化し、個別面談 にて個々の職 員が課題及び目標設定ができるよう指導と共にアドバイスを行う。 ・今年度は介護福祉士として新たに3名が合格する。 8)感染対策 ・職員の出退勤時の手洗い、うがいの励行、流行時の外出の制限等マ ニュアルに沿 った対応を行い、職員とその家族、保護者等若干名がインフルエンザ に罹患したが 利用者の感染は防ぐことができた。 - 2 - 9)保護者との連携(保護者会の開催:原則1回/月) ・12月の保護者会(忘年会)には、保護者23人、職員約27名が 参加し親睦を 深めた。 6 運営資金 通常経費は、給付費でまかなった。(収支計算書等参照) 7 職員構成(職種・氏名) 注)常勤職員(時短職員含む) 職 名 管 理 者 人 数 男 サ ビ 管 事 務 員 事 務 員 兼 施 設 長 兼 法 人 事 務 長 兼 総 務 部 長 1 相 談 支 援 員 1 1 1 1 職 管 支 援 職 員 支 援 課 支 援 課 看 護 課 看 護 師 課 長 係 長 生 活 支 援 員 2 1 1 1 1 2 1 2 10 1 2 12 2 4 22 種 理 者 サービス管理責任者 (平成26年3月 31日現在) 課 長 嘱 支 援 職 員 合 計 13 0 氏 南 3 18 3 31 医 橋詰 宏 (精神科) 員 門谷 良久 (法人事務長) 管理栄養士 森岡 美樹 (総務部係長) 相談支援員 中森 勇人 (相談支援課長) 岡村 長) 嘱 託 事 務 計 理 部 門 △2 17 △2 21 △2 業 務 委 託 38 △2 守 朋子 設 医 合 名 井上 (施 託 調 師 1 女 計 管 理 栄 養 士 △嘱託 五島 正則 (内科) 南 幸 子 (総務部長) 和哉 (係長) 看 護 課 長 支 援 職 員 看 護 師 長野良江 上田友紀 山口由香 男 性 棟 課 長: 谷本 直哉 係 長: 中山 貴之 係 長:時 田祐 司 宮 脇淳 也 西村 卓也 野 村誠 明 神裕 志 猪 原佑 介 岡 林拓 也 尾﨑 健人 小 松憲 夫 永野 孝洋 井上 由利 女 性 棟 課 長: 窪内 沙織 係 長: 中森 裕子 係 長:田 所三 友紀 森 澤清 恵 渡辺 寛子 新谷幸代 田村早苗 玉川美穂 池添由衣 岡本麻希子 福島有花 尾本理恵 池添詩織 仁井田千恵 岡崎妙 - 3 - 7 利用実績及び人員配置 1)生活介護 (定員52名;契約利用者5 9名) 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計 初日在籍者数 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 708 延利用人数 開所日数 997 1056 998 1031 1051 1013 1067 1024 1074 1066 921 1068 1236 30 30 357 30 30 31 30 30 30 30 31 24 31 平均利用者数 33.2 35.2 33.3 34.4 33.9 33.8 35.6 34.1 35.8 34.4 38.4 34.5 *職員配置(平均障害程度区分5.2 ・施設裁量配置 1.7:1(人員配置体制 加算) 2)施設入所支援 平均利用者数 指 定基準3:1) 34.7人 職員数38名(平成26年 3月31日現在) (定員52名;契約利用者52名) 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計 初日在籍者数 52 52 52 52 52 52 52 52 52 52 52 52 624 延人数 1469 1510 1459 1482 1370 1458 1510 1450 1426 1441 1405 1543 17523 開所日数 30 31 30 31 31 30 31 30 31 31 28 31 365 平均利用者数 49 49 49 48 44 49 49 48 46 45 47 49 48 8 平成25年度職員研修 4月 ・救命救急の基礎知識 10月 ・園生さんを語る 5月 ・生活支援に関する基礎知識 11月 ・保護者と語ろう) 6月 ・疾病に関する基礎知識(てんかん について) 12月 ・障害者の虐待防止 7月 ・栄養管理と食事 1月 ・福祉の法体系について 8月 . 障害特性について 2月 ・法人試験(筆記及び実技) 9月 ・看取りについて 3月 ・ サービス検討委員会・脱施設委員会 年間報告会 9 生活支援 1)給 食(外部委託:モリグリーンフーズ) 食事内容 平均カロリー(/日) 1,805kcal 平 均 品 数(/日) 朝/6.6 品 食 事 時 間 日課参 照 昼/4.7 品 夕/4.8 品 給食費用 実 延 人 数 材 料 17,619 人 費 13,257,096 円 (752円/1人) 業務委託費 17,328,000 円 (983円/1人) *利用者負担は材料費650円、業務委託費930円。超過分はあじさい園が負担し より質の高い食事を提供した。 - 4 - 衛生管理 検 査・点 検 検 結 便 果 費 用 異常なし 12,600 円 貯水槽清掃 良好 47,250 円 厨房内清掃 良好*害虫駆除 48,300 円 浄化槽清掃 良好 398,450 円 大進 器具什器費 食器、調理器具 394,809 円 2)健康管理 利用者の健康状況の把握と疾病の早期発見に努め、感染予防については 過去の教訓を 生かしながら対策に取り組んだ。又、嘱託医、医療機関との連携を常に保 った。 園 内 診 察 ( 内 科 ) 月1回 嘱託(いずみの病院) 園内診察(精神科) 月1回 嘱託(藤戸病院) 広田歯科(園内) 歯 科 検 診 6/10 歯 科 受 診 毎週 火 口 腔 ケ ア 3ヶ月/1回 月曜日 内 科 検 診 7/11 10/24 一 斉 健 康 診 断 検 診 フ ォ ロ ー 藤 戸 受 訪 問 診 広田歯科 広田歯科(園内) 横浜ニュータウン内科(園 内) 総合保険協会(園内) 随 時 横浜ニュータウン内科 診 定 期 藤戸病院(園管理者対象) 療 月2回 インフルエンザ予防接種 11/14 上 級 救 急 救 命 講 習 自己研 修 あおぞら診療所 横浜ニュータウン内科(園 内) 高知市消防局主催 3)環境整備 清掃、換気、洗濯等は常に留意し清潔を心がけた。 4)防災計画 *総合消防訓練 担当 園長:総指揮 / 事務員:連絡 / 生活支援員:救助/ その他職員: 報告 *南海大地震対策訓練 :隔月実施。5月には炊き出し練習(全職員 ) *南海大地震対策委員会 : 毎月幹部 会 5)日 * :5/17・11/22(高知市春野分署) 課 起床、就寝、食事、入浴時間等、一般社会と大きな差異がなく、且つゆ とりある時間 設定の中、障害特性や個性に応じた生活ができるような支援を目指した。 10 日中活動支援 主に活動種目に応じたメンバーを構成し、4つのグループに分かれて活 動する。午前 中は散歩中心の合同活動を行い、午後はそれぞれの活動種目に分かれて行 った。 *「いきがい班」 1)あおぞら - 5 - ①運動支援(散歩) ・運動支援の必要な方が多い為、基本的には散歩等の運動支援を中心に活 動を行なった。 歩く速さが同じくらいのメンバーを2グル ープに分けて散歩を行ない、平均的に運動が 行なえるようにした。 ②リズム活動 ・音楽をかけながらボール遊びやマット運動などゲーム感覚を取り入れな がら、集団活 動が苦手な方は個別での遊びを取り入れた。 ③余暇 ・毎週ではないが水曜日にバスドライブを行ない、散歩だけでなく利用者 さんにとって 楽しんでもらえるような余暇を企画した。 ④その他 ・一日外出で大豊町のゆとりすとパークに行き、屋外での食事やドライブ 等を楽しんで もらった。 2) ちーむどんどん <活動方針> 楽しむことを目的に、色々な活動を提供し充実を図った。 ①4月、5月は余暇としてジュース買いバスドライブを行った。 ②6月はお茶会を楽しんだ。6月以降は余暇の提供をグループのみでなく全 利用者行った。 ③10月は山北へみかん狩りに行き、一日外出を楽しんだ。 3) チームサプライズ ①散歩 チームサプライズのメンバーは、男性8名、女性3名の構成で運動支援 は主に散歩を 中心に行なった。長距離を歩ける方が多いので頻度としては長距離散歩を 多く取り入れ て対応したが、職員体制の問題で満足な活動が行なえなかった。 ②余暇 定期的に買い物外出を行った。サニーマートやドラックストアを中心に 外出し、欲し い物を購入してきた。また徒歩での買い物も行なった。 一日外出は、四万十町の海洋堂ホビー館に行き、色々なフィギアを見て 楽しんできた。 各自、お土産もたくさん買い喜んでいた。 4) 柊 <活動方針> 健康面の配慮が必要なため、個々の生活リズムに合わせて、運動、手工 芸を柱に活動 を設定し、一人ひとりの関わりを多く持つようにしていく。あじさい園の ターミナルケ アも視野に入れ、充実した生活ができるよう取組みを行う。 〈 25年度活動内容〉 ①遊びリテーション 百歳いきいき体操、ラジオ体操、お野菜体操など運動支援を中心に活動 を行った。 今年度もストレッチを取り入れ、身体をしっかりと動かすことを目的とし た。リラック スdayとエチケットdayをランダムに設け、アロマをたいてゆっくり過ごし たり、足浴を 楽しんでもらった。また、爪切りや耳かきを行い清潔保持に努めた。 ② 手工芸 内容:ちぎり絵 一人一人に紙をちぎってもらい、台紙に紙を張り合わせ作品作りを行う 。練習段階で 作品作りまではいかなかった。 ③余暇 - 6 - 毎週水曜日に買い物外出、お茶会、ジュース買い散歩等皆さんに楽しん で頂けるよう な内容を企画し実施した。 ④その他 5月10日(金)には一日外出を予定してい たが、雨天のため企画を変更する。バスドライ ブを楽しんだ後、別館で昼食を摂り、午後から温泉気分を味わうという企 画で入浴剤を 入れて、お風呂を楽しんでもらっている。皆さん、いつもと違う雰囲気で 入浴をされて いる。入浴後のお茶会も楽しんで参加されていた。 * H25年11月13日より、各グループを合同 にして活動を行う。お楽しみ企画をいくつか 準備し、好きな企画に参加してもらっている。柊グループの方は散歩や リラックスda yへの参加が主になったが、内容的に難し い企画については見学をし、その場の雰囲気 を楽しんでもらっている。 5)わくわくクラブ 今年度、職員の人数の関係で午前中は、本館食堂準備のみ行っている。また、午後 の活 動に 置い ても 、職 員 1 名体 制 が多 く、 新聞折 り やエコ バ ック作 りを 中心 に行 い、 散歩や園内清掃活動を行っている。畑については、草引きを行ってもらい、収穫ので きる利用者さんには、トウガラシの収穫と乾燥機での乾燥の工程を行ってもらった。 良心市が今年度から始まっているため、わくわくクラブでもストラップや髪飾り等 出店品を計画したが、製品としてクオリティー上げることがうまくいかなかったため、 出店までには至っていない。 余暇活動については、カラオケ、裏山ピクニック、買い物外出、お茶会等を行って いま す。 特に 買い 物外 出の 希望 が多 く、 買い 物の 際は安 全面 を考 え、 職員 2 名体 制で 出かけている。利用者さんが楽しんでいる様子が見られ、アクシデントも起こること なく安全に外出できている。 1 日外出は、当日が悪天候のため中止している。しかし、園内のレストルームで、 メンバーたちとお弁当を食べ、カラオケやボーリング等の余暇を行い、いつもと違っ た雰囲気で楽しんでいる。 *「生産活動班」 生産活動を希望する入所利用者については、第二あじさい園の生活介護を利 用してミニト マト、ブルーベリー栽培、木工等の班に所属して日中活動を行った。 (第二あじさい園事 業報告参照) - 7 - 11 行事・その他の活動について 1)季節行事 行事の内容によっては積極的に保護者や地域住民の方々の参加を促し、 利用者と共に 季節折々の行事を楽しんだ。 行 事 5月行事 日 考 5/ 2(金) 本館、第二合同 高知県障害者スポーツ大会 6/ 2(日) 出場希望者14名 7月行事 7/ 5(金) 本館・第二合同 納涼祭 7/19(金) 本館・第二・小鳩会・他関係者 夏期帰宅 8/10(土) ~8/18(日) 月見 9/13(金) 本館、第二合同 スポーツフェスティバル 10/11(金) 本館・第二・小鳩会他 約160名 クリスマス会 12/25(火) 本館・第二・他関係者 約130名 冬期帰宅 12/26(木) ~H25.1/4(金) 新年会 1/17(金) 本館・第二合同 節分&餅つき 2/ 3(月) 本館・第二合同 3月行事 3/ 5(水) 本館・第二合同 9月行事 端午の節句 備 七夕 ひな祭り 約200名 2)誕生会 利用者個々の誕生日を予定表で知らせると共に、食事時間や夜の余暇時 間にケーキや プレゼント等を準備して「特別な日」として個々に祝う誕生会を行った。 3)外出 各グループ単位で外出を企画し一日外出を実施した。 日 外 出 先 グ ル ー プ 4/19(金) ゆとりすとパーク あおぞら 5/10(金) 野市動物公園(雨天の為中止) 柊 6/21(金) 道の駅とおわ(雨天の為中止) わくわく 9/25(水) ホビー館・カッパ館 チームサプライズ 10/18(金) 土佐高知の果物畑 チームどんどん 4)余暇活動 (活動方針) ・土日、祝日を利用して楽しんでもらう企画、リフレッシュをかねた企画 を行い利用者 にとって余暇の充実をはかる。 ・今年度は、職員の個性を活かした企画を立て、同じあじさいマーケット とでも月によ って趣向をこらし買う商品を色々変えてみた。 また、ディスプレィにもこだわった企画 があり驚きとともに楽しみがある内容であった。 ・カラオケも、みなさん楽しまれる余暇の1つであるが、歌番組風に行い利用者さんに審 査員になってもらい歌ったり踊ったり楽しまれていた。 ・DVD鑑賞は雰囲気づくりにも取り組んでいる。普段は興味を示さない 利用者もチケ ットやポスターを見て映画を見るのだと楽しみにされ参加される方もいた 。どの企画も 職員の個性が発揮され、楽しんでもらおうとする気持ちのこもった企画に なり利用者に - 8 - とって充実した余暇を提供できていた。 5)園芸活動 (畑) 5 月に 畑の 整地 を行 い、 畝作 りし 6 月 に イモの ツ ルを植 える 。空 いた 場所 には 、 ラッカセイ、ナス、トウガラシを植え、収穫した作物は、園の食事の食材として調 理してもらった。 3 月に 200 程の 種 ジャガ イ モを植 えた 。( 男爵 とイ ンカ の目 覚め の2種類 ) 11 月に本館合同活動として、芋掘り企画を行い、利用者さんが楽しそうにイモを 掘っている様子が見られた。その後、焼き芋企画として、収穫したイモを職員が焼 き、利用者さんは、美味しそうに食べていた。 (花壇) 6 月にあじさいの剪定を行い、別館南裏にあじさいを植えた。暑さ対策として食 堂や居室出窓にアサガオを植え、グリーンカーテンを作った。また、ホウキ草を食 堂前や事務所前に植えている。 3 月に 園芸 期間 を作 って もら い、 パン ジー とビ オラ 合わ せて 300 本 の 苗を 購入 し、 園の花壇全体に植えている。 6)スポーツ活動 日中活動を通して利用者の健康の維持、体力の向上を図るとともに、ス ポーツ活動を 通して余暇の充実や社会参加を目的として行なった。 ①障害者スポーツ大会 6月2日(日)第15回障害者スポーツ大会へ出場する。(陸上:男性 2名、フライ ングディスク:男性5名、女性4名、ボーリング:男性2名、卓球:女性 1名) ②体力作り教室 こばと作業所、旭、はばたき、あじさい園の4施設合同で障害者スポー ツ大会の体育 館やグランドを利用し、スポーツセンターの指導員のもとで様々な運動を 楽しみながら 行なった。職員体制の問題で参加する機会が減り、十分な運動量を確保出 来なかった。 ③日中活動 日中活動を通し、体力の増進、維持を図るため、散歩を重点的に行なっ た。春野運動 公園での散歩や障害者スポーツ大会でのトランポリンを行ない、体を動か す機会を多く 取り入れた。 12 あじさい新聞の発行 毎月、保護者会時に配布(カラー印刷で約75部)。職員のコラムや行事 、医務便りな ど園の様子が分かるような内容を掲載した。 13 その他 障害者団体、家族会、施設関係者、その他、多くの見学者が来訪した。 - 9 - 平成25年度第二あじさい園事業報告書 1 事業概要 障害者自立支援法の完全施行により、指定生活介護事業所として新たな事業体型に移行す る。生活介護事業を実施し、法人サービス理念、基本的運営理念、運営方針を基盤とした事 業計画及び、利用者個々の特性やニーズに応じた個別支援計画を作成し、計画的且つ一貫し た支援ができるように努めた。又、新商品の開発や、販路拡大にも取り組んだ。 2 法人サービス理念 1)「できるだけ普通に、可能な限り特別に」をサービスの基本とします。 施設を地域の一単位と考え、一般社会と比較されるような特別な生活環境ではない、い わゆる「普通」感覚をもちながら、個別のニーズには可能な限り「特別」で手厚いサービ ス提供をすることを目指した。 2)利用者に心地よい介助技術の習得に努め、心は常にアマチュアであろうとします。 職員は介護等の自主研修等をとおして介助、支援技術の習得に努めた。又、専門性を高 めることによって、アマチュアであった時のような本来の福祉の精神が失われることのな いよう職員教育を行った。 3 基本的運営理念 1)家庭の代替機能、補完機能を第一義としない。 保護者と施設がそれぞれの役割を果たせるような関係づくりをし、利用者が家庭から遊 離しないような取り組みを継続して行なった。 2)幅広い福祉システム作りの核としての機能と目的を持つ。 法人の実施するサービスの有効活用を目指し、短期入所、相談支援事業と連携し、施設 利用者支援に努めた。 3)話し合える関係を保持する保護者たちが、施設と両輪となり「親の視点」で運営する。 利用者が何を望んでいるのかを把握するために、「親の視点」をとおして保護者と施設 が連携を保ちながらの利用者サービスに努めた。 4 運営方針 1)ノーマライゼイションの原則 障害を疾病や発達障害としてではなく、個々の特徴として位置づけ、日常生活のうえで 必要となる面は職員が支援を行なった。また、可能な限り個々の障害の質や程度で区分す る事も行なわず全体の中で生活ができるように努めた。 2)個別支援の原則 必要以外の集団サービスは行なわず、個々の特徴やニーズに応じた個別計画を作成し支 援にあたった。 3)家族・地域・施設連帯の原則 第3日曜日(8月は除く)に保護者会をもち保護者と施設の連携を深めた。また、夕涼 み会・クリスマス会・生産物の販売などを通じての地域交流を図った。 4)利用者と職員は、指導「する・される」の関係から、作業環境を含んだより良い生活 - 1 - の受益と提供の原則 利用者はより良い環境を受益する権利があり、職員はより良い環境を提供する義務を持 つという認識に立って活動をすることができた。 5 平成25年度重点課題 1)職員(人材)の安定的確保 ・主に大学、専門学校等を対象とした職場見学会の開催 ・福祉、介護就職フェア等への参加 ・学校の施設現場実習、及び行事等への学生ボランティアの積極的受け入れ 2)南海大地震対策の強化 ・震災対策マニュアルの全職員への周知徹底と対応技能の向上 ・備蓄物品の整備と充実 3)「幹部会」の開催(月1回) ・法制度、その他事業全般に係る情報交換と課題の検討 ・業務マニュアルの全面的見直しと整備 4)法人理念の再確認、利用者支援の向上 ・「脱施設委員会」「サービス検討委員会」の開催 5)職員の資質向上とリスクマネジメント ・「法人職員資格制度」を生かしたスキルアップ支援 ・関係資格取得の推進とバックアップ(社会福祉士、介護福祉士、ケアマネ等) ・救急救命(応急処置)技術の習得(園内研修、上級救命講習の修了証取得) ・外出行事のあり方や課題の検討 6)感染対策 ・新型インフルエンザ、感染性胃腸炎等の感染予防対策の強化 ・日常生活における行事や外出等に係る制限に関する基準づくり(感染対策委員会) 7)保護者との連携(保護者会の開催:原則1回/月) 6 平成25年度職員研修 4月 ・「24年度個別支援計画」の発表 10月 ・接遇とマナー 5月 ・震災対策 11月 ・法人試験(筆記及び実技) 6月 ・重度身体障害者へのケア 12月 ・医務研修(誤嚥対応・救命救急) 7月 ・医務研修 1月 ・保護者と語ろう 8月 ・リスクマネジメント 2月 ・震災時の初動確認 9月 ・別館の構造、機能、使用方法 3月 ・各検討会年間発表 毎月脱施設委員会とサービス内容検討委員会を開催し、あじさい園、第二あじさい園にお ける利用者支援内容の向上に努めた。 6 具体的運営 1)生活支援 利用者個々の生活様式に応じた生活援助を目的とし、どうすれば最も快適な生活ができ るかを常に模索し、利用者の自己実現を図れるよう支援した。 - 2 - (1)給食 食事内容 給食費用 平均カロリー 664Cal 平 均 品 数 4.3品 食 事 時 間 実 延 人 数 材 日課参照 料 5,098人 費 1,581,368円 (230円/1食あたり) 業務委託費 2,179,800円 (420円/1食あたり) 衛生管理費 検 査・点 検 検 結 便 果 費 用 異常なし 浄化槽掃除 浄化槽掃除 136,225円 器具什器費 食 器 11,040 円 2)健康管理 利用者の健康状況の把握と疾病の早期発見に努め、感染予防については過去の教訓を 生かしながら対策に取り組んだ。又、嘱託医、医療機関との連携を常に保った。 園 内 検 診 (内科) 月一回 嘱託(いずみの病院) 園 内 検 診 (精神科) 隔 藤戸病院 月 歯 科 検 診 6/11 広田歯科 歯 科 受 診 毎週火 広田歯科 口 腔 ケ ア 毎週月 広田歯科 内 科 検 診 7/12 横浜ニュータウン内科 一 斉 健 康 診 断 10/16 総合保険協会 検 診 フ ォ ロ ー 随 時 横浜ニュータウン内科 藤戸病院受診 定 期 藤戸病院 インフルエンザ予防接種 11/15 横浜ニュータウン内科 上級救命救急講習 自己研修 高知市消防局主催 3)環境整備 施設内の美化と利用者身辺の整理整頓に努めた。 4)防災計画 *防災訓練(仁淀消防署):5/18・12/3(高知市春野分署) 担当 園長:総指揮 / 事務員:連絡 *南海地震対策訓練 :2・3月(全職員) *南海地震対策委員会 :毎月幹部会 / - 3 - 支援員:救助 / その他職員:報告 7 日課 時 8 間 活 8:30 迎えバス発 8:30 始 9:45 作業開始 動 内 容 業 10:50 休憩 11:00 作業再開 11:45 利用者昼食開始 13:00 作業グループ午後作業開始・当番利用者食堂掃除 14:15 休憩 14:30 作業再開 15:30 作業終了 16:00 送りバス発 17:15 終 業 職員構成 1) 職員構成 職 名 管 理 者 (平成26年3月31日現在) 施 設 長 兼 サ ビ 管 人 事 務 員 ・ こ ば と 作 業 所 兼 務 管 理 栄 養 士 ・ あ じ さ い 園 兼 務 直接処遇職員 嘱 調 合 支 援 課 長 支 援 係 長 生 活 支 援 員 看 護 師 ・ あ じ さ い 園 兼 務 支 援 員 合 計 託 2 △1 医 理 計 師 部 門 数 男 1 1 女 1 1 1 1 2 1 3 4 △1 業 5 委 託 計 1 1 1 1 1 1 (注)△は嘱託 - 4 - 2 1 5 △1 9 △1 2)職員名及び担当 職 管 (平成25年度) 種 理 氏 者 南 サービス管理責任者 (施 設 長) 名 守 岩城 雅人 嘱 託 医 五島 正則(内科) 事 務 員 井田 陽子(こばと作業所兼務) 管理栄養士 森岡 美樹(あじさい園兼務) 看 上田 友紀(あじさい園兼務) 護 師 支 援 員 男 性 (課長)矢野 (係長)楠瀬 女 性 石田 佐田 雅章 敬兒郎 泰子 可奈 (あじさい園利用者対応職員-井上 9 由利) 運営資金 運営経費は、給付費でまかなった。 (収支計算書等を参照) 10 利用者の推移(基準数:開所日数269・利用人数5,380) 計 項 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 目 延数 % 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 利用契約者数 263 109 21 22 22 22 22 22 22 22 22 22 22 22 利用実績者数 5022 93 425 441 425 460 352 401 461 418 380 461 418 380 240 89 21 21 20 22 17 19 22 20 18 22 20 17 開所日数 11 会議 職員会・ケース会・作業内容検討会を適時実施した。 12 活動・行事について 社会自立に目標をおく作業とともに、個々人に適した自立や生き甲斐に主眼を置いた活動 も提供した。行事、余暇活動については、スポーツ大会参加や直販への参加活動なども取入 れた。 Ⅰ 作業別 1)トマト作業 担当:楠 瀬 男性利用者8名、女性利用者5名(職員3~4名)が中心となってトマト作業を展開した。 [作業経過] - 5 - *どんこハウス (植え付け本数約1,395本)18列植え(5穴植え) 種 ま き:8月5日 定 植:9月4日 収穫開始:10月22日(液肥:定植時EC0.6~0.8、収穫開始以降1.1~1.3を目安に設定。 海水添加後は、1.8~2.0を目安に設定した。) 【消毒回数】 4月 0回 5月 0回 6月 0回 7月 0回 8月 0回 9月 2回 10 月 3回 11 月 0回 12 月 1 月 0回 0回 2月 1回 3月 1回 使用農薬 ・殺虫剤:マッチ乳剤、ベストガード、ウララ、コロマイト ・殺菌剤:ダニコール、ペンコセブ、カリグリーン、パンチョ ・葉面散布肥料:メリット青 加温(12月~3月) 夜間設定温度(10℃) 重油供給回数(4回) 【 平 成 25年 度 植 付 け 分 月 別 収 穫 量 ( 5月 4日 収 穫 終 了 ) 10月 総 収 穫 量 33.1 内 ,裂 果 8.1 裂果率 24% * トマトハウス 11月 513 130.7 25 % 12月 332.3 72.6 21% 1月 458.6 120.6 26 % 2月 323.2 52.2 16% 3月 372.5 64.2 17% (植え付け本数約960本)10列植え 6月7日:種まき 4月 349.2 44 12% 総量 2,463.4 503.7 20% 5月 81.5 11.3 13% 1列96本(6穴植え) 7月18日:ロックウールに定植 9月9日:収穫開始 【消毒回数】 4月 0回 5月 0回 6月 0回 7月 1回 8月 3回 9月 2回 10 月 3回 11 月 2回 12 月 1回 1月 1回 2月 2回 3月 1回 使用農薬 ・殺虫剤:マッチ、モスピラン、、ベストガード、アタブロン、ウララ、ノーモルト ・殺菌剤:ダニコール、ペンコゼブ、カリグリーン、パンチョ ・殺虫殺菌剤:サンヨール ・葉面散布肥料:メリット青、カルクロン 加温(12月~3月) 夜間設定温度(11℃) 重油供給回数(4回) 【 平 成 24年 度 植 付 け 分 月 別 収 穫 量 ( 5月 12日 収 穫 終 了 ) 総収穫量 内 ,裂 果 裂果率 [反 9月 144.8 16.5 11% 10月 349.4 87.2 24 % 11月 372 119.2 32% 12月 266.1 60 22 % 1月 340.4 87.8 25% 2月 3月 4月 279.7 365.3 349.1 54.4 69 55.2 19% 18% 18% 5月 総量 189 2,655.4 18.8 503.7 9% 18% 省] ○まとめ 今年度は、昨年度2か月栽培時期を遅らせたことで、収量が減ったことの反省を活かし、6月 から順次に播種を行い7月に最初の定植を実施しました。真夏の暑い環境下での栽培ということ で液肥量や遮光カーテンの設定などを工夫し、暑さ対策を行いましたが水温管理が難しく、暑 さによる成長の鈍化が見られました。また、連年病気が発生していることもありハウス内の洗 浄消毒、液肥ホースなどの洗浄、昨年トマトハウス内で発生した根腐萎凋病対策(ロックウー - 6 - ルの処分)も取り組みました。しかし、今年度も同じ系統のカビが原因の根腐萎凋病や萎凋病 が11月にトマトハウスとどんこハウス両方で発生しているのか確認されており、原因について は土や土ぼこりの可能性を指摘されましたが、侵入経路等は分かっておりません。 今年度は、トマトハウスは1ロックウールに6苗を植え、どんこハウスは5苗植えています。職 員数の増加やブランドジャパンとの取引など販売量の増加に対応するために生産量を増やす方 向で対応しました。しかし、ブランドジャパンから取引を求められた10~12月は送る程の収量 の余裕が無く、定期販売するという当初の目的達成は難しかったです。 昨年度、高知県立農業技術センターに見学に行き、トマトハウスの暖房でダクトを使って暖 房の届いていない所に空気を送る方法を試している。結果、場所による温度の差が少なくなり 昨年度まで見られていた、暖房の届きづらい列(11列目)の寒さによる苗の弱りはほとんど見 られませんでした。また、炭酸ガス発生装置についても例年の日の出より2時間の使用から4時 間に倍増させて様子を見てみました。結果、明らかにトマトハウスとどんこハウスの苗では葉 の色や状態で差が出ており、光合成を促す上で有効であるということが分かりました。そのた め、来年度以降予算の関係もありますが、どんこハウスへも炭酸ガス発生装置の導入整備につ いても検討して行きます。 12月より2号タンクに海水の注入を開始しています。当初は60L入れていましたが、特に苗へ の影響も見られなかったこともあり、2月より100Lに増やしました。2月位から徐々に実への影 響が見られ出し食味が良くなりました。来年度以降も続けて行くか検討したいと思います。 今年度もどんこハウスのボイラーのバーナーカバーが割れていたり、ボイラーの中の送風機 のVベルトのテンションが緩んで送風量が低下した結果、機械の中の熱を排出するのに時間がか かり、温風を送りだしているボイラーダクト(ポリ製)の機械との接続部分が頻繁に溶けるこ とが見られ、何度もダクトを作り直す事態が起こりました。当初は、ボイラーの燃料噴射量が 現状に合っていないことや熱を排出するダクトの数が足りず溶けていると言われたため、送風 口の増設や噴射口の変更なども行いました。毎年のようにボイラー関係で不具合が起こってお り、ボイラーメンテナンス高知だけでは整備について不安なこともあり、来年度ボイラー関係 でおかしいと感じた場合は必要であれば、ボイラーを製造していた元技術者の竹内さんにも確 認するなど対応したいと思います。 ・来年度に向けて 来年度は、どんこハウスの大規模改修(かさ上げ工事及びビニール張替)や液肥システムの 刷新、また病気対策のために初めて接ぎ木苗を購入して栽培し、その苗より脇芽を採取して苗 として育てる予定であり、今までとは設備面・栽培面ともかなり変化があり、実験的な要素も 強くなります。しかし、設備も良くなり細かな液肥管理が出来ることや基本的な工程について は今までと変わりがないこと、耐性苗を購入することで病気へのリスクが低下するなどメリッ トもあることから、メリットを生かした栽培を行い、高品質で収量の増加を目指します。 また、今年度利用者さんの各工程に関する技術・スピード・正確性も上がり、かなり上達して きました。来年度もさらに上達してもらうために、説明の仕方を工夫するなど職員一人一人も より意識して取り組んでいきます。 尚、新人職員が入ってくることもあり、特に来年度は一年の流れや栽培面などの細かな注意点、 利用者対応などをしっかり教育して次に繋がるようにしていきます。 3)木工作業 担当:矢 男性利用者6名、女性利用者3名(職員1名)が中心となって木工作業を展開した。 - 7 - 野 〔 木工作業の状況〕 今年度開始当初より、在庫作りに力を入れて行いました。特にグリーンコープ用のミニころ ころの在庫を重視し制作しました。しかし、年に2~3回あった「グリーンコープ」への出品 は、今年度4月にきた1回だけであり、原因は特定できませんが、その後出品依頼がありませ ん。その為、多量に在庫がある状況です。他によく取引をしていた「回生堂長浜薬局」からの 注文も少なくなっています。 昨年度に赤ちゃんセット商品のサイズとラッピングの変更を行いました。各販売所でも以前 の物と入れ替えを行い、現状では定着してきたと思われますし、好評な意見も聞かれます。 現在の販売先(外部・委託販売含む)は、「グリーンコープ (*1)」・「てんこす (*2)」・ 「ナイスハートバザール (*3)」・「福祉ショップポピー (*4)」・「回生堂長浜薬局」「カタロ グ・あじさい園ホームページ」、「ふれあいショップ(福祉交流プラザ)」、「良心市」です。 良心市が始まり、木工商品も出していますが、以前の赤ちゃんセット商品(サイズの大きい 物)を格安で置いたり、一時止めていた、木べらや鍋敷きを復活させて販売しています。 職員1名体制であるため、一人一人に行き渡った個別支援が行えていないことが問題点とい えます。特にあまり変化が見られない方への支援が不十分であり、また関わりを持つこともな かなかできていません。利用者の作業を作るために、どうしても職員が動かなくてはいけない ことが原因です。 昨年度と同様に夏場は午前のみブルーベリー作業に入りました。外での作業をいやがる利用 もいましたが、やり始めると全員協力して頑張ってくれていたと思います。来年度も同じよう に協力していく予定にしています。 〔危機管理について〕 引き続き木工機械の電源管理を意識的に行っています。作業終了後には工場の南北にあるブ レーカーを落とすことを徹底しています。時折抜かることもありますので、各職員も意識を持 って、見回り時には気にかけてください。合わせてドリル刃の外し忘れやペティーワークの鋸 が出ていないか等のチェックをお願いします。 木工機器を使用する際の電源コードは、必ずホコリや粉塵を除去した後にコンセントへ挿す ようにしています。また、定期的にコンセント周りのホコリや粉塵をエアーの使用にて除去し ています。 〔展開〕 職員体制の変動は無いと思われるため、今後も現状を維持しつつ、利用者との関わりや個別 支援を多く持てるよう取り組みたいと思っています。しかし、トマト作業が落ち着いている際 に、糸鋸が使用できる利用者に入ってもらうことや、その時期だけ職員2名体制にすることで、 職員が個別支援に動きやすい環境になればと思います。 また、現状のラッピングに留まらず、良い物を常に考えていきたいと思います。また、販売 先を増やしていくことも、販売担当と共に進めていきたいと思います。 定期的に機械のメンテナンスにも気を配り、故障することが無いよう気を付けていきます。 *1:組合員自身の手により開発した、安全で環境にも配慮した商品や産直による減(無)農薬野菜・米を、カタ ログによる共同購入や店舗販売などで組合員に供給することを主要な事業としている生活協同組合(生協)。現在、九 州・中国地方、兵庫・大阪の14の生協に、約36万人の組合員が加入している。 *2:中央公園東横にある高知のセレクトショップ。国・県・高知市の支援により県内各地の産品を販売するアンテナ ショップや商店街活性化のためのコミュニティ事業などに取り組んでいる。 *3:障害者施設の多彩な製品を一堂に集め、即売会を実施することにより、広く県民に障害者の活動状況を知っても - 8 - らうことや、各施設製品の品質向上と販路拡大を図ることを目的に開催されているイベント。 *4:福祉施設や一般の人が制作した商品の委託販売店。イオンモール2階にある。 5)ブルーベリー栽培 利用者職員とも他作業との兼務で栽培を展開した。 通常の栽培にはあまり手のかからない作物である為、必要時に1~2名の参加で栽培管理 を行った。収穫に関しては人手を多く要するため、木工班にも参加してもらい、午前中に集 中して収穫を行った。収穫期間は7/1~8/28の盛夏時であった為、熱中症対策など参加利用者 の健康管理には気を配った。 収穫したブルーベリーはトマト同様、保護者、量販店にて販売を行った。また、ブルー ベリージャムの源材料としても活用した。総収穫量へは前年比109%と良好であった。 本年度の収穫量―ティフブルー(256.9)・バルドウィン(266.5)・ノビリス(79.6) ホームベル(8.5) 総収穫量(617.8Kg) 6)食品加工 本年度もジャム、ドライトマト製造担当職員(食品衛生責任者)1名とブルーベリーシロッ プ漬け製造者1名、利用者1名で作業に取り組みました。 ジャムの種類は1年通してブルーベリージャム、トマトジャム。4月よりイチゴジャム 季節限定商品として5月・6月に生イチゴジャム、びわジャム。7月・8月生ブルーベリージ ャム。12月1月にレモンジャムを製造しました。 販売店舗としては、細井商事様サニーマート直販市(高岡店・土佐道路東店・中万々店)サニ ーマートJAはるの市直販店(瀬戸店・六泉寺店)・株式会社まこと(てんこす)様、職員1 名増員もされ、販路拡大され、サンシャイン(ベルティス・クラージュ・リオ・カルディア) の出荷となりました。 定番商品であるブルーベリージャム作業では、初回加熱を職員が行うことで焦がすことなく取 り組めています。担当利用者さんも慣れることなく緊張感を持って取り組めていました。昨年 度に購入したPh計にて(3~4)値測定。糖度(41~42)を保ち、味が安定したことで、 販売促進に繋がっています。サニーマートJAはるの市直販店サニーマート(六泉店・瀬戸 店)での売れ行きが好調で、製造する機会も増えています。 トマトジャムについては、品質向上を目指して、現在使用している凝固剤とイナアガーペクチ ンとでどちらが商品に適しているか、粘度はどうであるかなどを検討した結果、無添加のジャ ムとして製造していくことに決定しています。来年度の課題として粘度がゆるいのではないか という点が浮上しています。煮詰め時間を増やすなど工夫し、品質向上を目指して取り組んで いきます。 イチゴジャムの販売についても好調であり、販売を終わらしても購入したいと要望がありまし た。新鮮な生イチゴが入った際は、新鮮なままジャムを製造し、好評を得ました。来年度も製 造を継続していきます。 サンシャイン(クラージュ店)に出荷していたイチゴジャムが変色するということがありまし た。製造方法には変更点がないため、変色原因としては、陳列棚に日光が当たることで酸化し てしまったことが考えられます。又、イチゴジャムの商品シールでは陳列されていた棚が冷蔵 であったこともあってか、シールの破損がありました。対策としてはより強い、防水加工され ているラベルシールを購入し、使用しています。お客様に高品質な商品が提供できるよう、更 - 9 - なる努力に努めていきます。 季節限定のびわジャムは、下処理の段階で塩水濃度を間違えてしまい、失敗しています。 再度、塩水濃度を確認して行い製造し、下処理に時間がかかりますが、フレッシュなジャムが 作れています。来年度も材料が手に入れば、継続して行っていきます。 レモンジャムでは、びわジャム同様、一緒に製造していた利用者さんが、下処理に時間がかか ってしまい、腕が痛くなることもありもう少し配慮が必要でした。 商品自体の完成度が低いため、砂糖の濃度をあげ、来年度も継続して製造していきます。 ブルーベリーのシロップ漬けはラベルも完成し、予定通り5月末には試験結果も届き、6月よ り販売を開始しています。 サニーマート六泉寺店への出荷に続き、土佐道路東店への出荷も始めています。 当初シロップ漬けの糖度が上がらず、また一定にすることが出来なかったため、砂糖の量を増 やし、シロップの糖度をほぼ一定の高さまであげるようにしました。その後は、糖度も安定し、 37~38にすることができています。煮沸の時間も当初は20分で行っていたが、瓶が大き いためきちんと脱気ができていないかもしれないという声があがり、5分煮沸時間を延ばして います。製造回数については月に1回(8本)~2回程度、製造しています。安定して販売が できています。今後も味を統一させていけるよう取り組んでいきます。 ドライトマト製造では利用者6名、職員2名で取り組んでいます。約32kgを作りました。 味に安定さがなく、酸っぱさが目立つドライトマトがありました。天候により天日干しができ なかったり、風量の調節が的確ではなかったことが原因と思われます。また、新たなメンバー として西本さんがトマト切り作業に参加しています。包丁の使い方が上手で意欲もあり丁寧に 行ってくれています。来年度も継続して行っていただきます。 1袋25g売りで500円・50g(クリスタルパック)1000円と販売量と値段の改定も ありました。ラッピング方法も昨年度と変更し、販売しています。 ドライトマトの新レシピでは、クッキーとオリーブオイル漬けを製作していましたが、味が落 ち着かず完成していません。新たなレシピになるよう努力を重ねていきます。 ( 加工物品販売個数) ドライトマト トマトジャム 263 84 BBジャム イチゴジャム 910 363 季節ジャム ※ ド ラ イ ト マ ト は 30g 袋 の 販 売 個 数 Ⅲ 販売活動 今年度も各生産担当者と連携し、お客様や取引先との調整、販売に必要な情報収集などを行 い第二あじさい園の商品の販促及び苦情処理を行いました。 サニーマート六泉寺、瀬戸両店(JA高知春野管理店)は、トマト販売・加工品販売共に好調 でした。昨年度に引き続きお店の方より、お客様から商品の問い合わせも多くあるとの情報も あり、今後も販売量の拡大が望めるため、優先して商品の出荷を行い、欠品しないように確認 していきます。 サニーマート細井商事管理店は、土佐道路東店、高岡店、中万々店、南国アクシス店に出荷 を行いました。特に、土佐道路東店と高岡店についてはミニトマトの出荷も行い売上もまずま ずでした。配達人員の確保が出来る場合については出来るだけ出荷が出来るようにし、売上の 一助となるようにします。加工品の販売も各店舗少しづつ伸びてきており、来年度も一定量を - 10 - 継続して出荷していします。 サニーマートのJA高知春野管理店と細井商事管理店は、商品を出荷する際のバーコードラベ ル(以降バーラベと表記)が異なっており、出荷の際は十分注意して納品しているが、何度か 細井商事管理店のバーラベが添付されているミニトマトをJA高知春野管理店に納品してしまっ たことなどがあり、売上通知メールでそのことが発覚することがあった。そうなってくると売 れていても売上は入って来ない状況となるため、出荷前のチェックを厳重にしたり配達担当者 が陳列する時にバーラベを確実に確認するように打ち合わせ、このようなミスが起こらないよ うに努めます。 サンシャインへの出荷は、今年度よりカルディア、リオ、ベルティス各店への出荷を中心に 行いました。売れ行きについては、以前に比べると極端に少なく、原因として以前はPOPの掲示 が認められており、多くの商品の中で当園の商品をアピールすることが出来たのが、POPの掲示 条件が厳しくなったこともあり、他商品との違いを訴えることが出来なかったことが一番大き いと思われます。ただ、利用客も多く店舗によっては販売の潜在能力は非常に高いと思われる ため、来年度も継続して商品を出荷していく予定です。尚、4月の定期回収の際にクラージュ店 に出荷していたイチゴジャムの色味が変色していることがあり、原因を調査することがありま した。明確な原因は不明ですが、おそらく陳列してある場所が太陽の光が届く場所で酸化した のが原因ではないかと推測されました。そのこともあり、出荷する店舗については陳列の状況 なども勘案して検討して行く必要があると思われます。 セレクトショップてんこすは、引き続き定期的な取引が続いており、特にドライトマトの売 行きが好調であり、その他の商品についてもまずまずの販売量となっています。県内外のお客 様が利用される店舗であり、販売としても宣伝としてもよい販路であり、来年度も優先して注 文に応えて行くようにします。 日本セルプセンターとの取引は、今年度も加瀬氏を通じて大口の注文についての問い合わせ や企業からの注文の仲介が何度かありました。今後も、販促に関して協力を依頼しています。 また、ドライトマトと赤ちゃんセットの二つについてはセルプセンターの登録商品として引き 続き登録しており、今後各季刊誌などへ掲載やインターネットでの販促を通じて営業活動等に 協力してもらえることとなっています。 日本財団の真心絶品は、ドライトマトのみ認定商品としてインターネットでの販売や認定商 品として色々な所への売り込みをして頂いたが、注文には繋がらなかった。ただ、認定されて いることでの広告効果を狙っている側面が強く、来年度も引き続き参加していく予定。 外部の販売会参加としては、てんこすのこじゃんと感謝祭(4周年)に参加している。 あいにく、天気が大荒れの日であり大丸前の好立地でありながら、人通りが極端に少なかった こともあり、売上には繋がらなかった。ただ、てんこすを運営している株式会社まことにはお 世話になっていることもり、販売目的よりも付き合い目的の方が強い販売会であるため、今後 も売上に関わらず極力参加する方向で検討していくようにしたい。 ホームページでの(以降HPと表記)商品カタログでの注文も昨年に引き続き入ることがある。 特に一般のお客様だけでなく、国の機関(高知労働局)からも注文があった。ホームページで の販売も一定の効果が見られ出し、また季刊誌コトノネに取り上げられたきっかけもHPのカタ ログを見て頂いたことからということもあり、今後もHPへのカタログ掲載については販売の重 要な広告媒体としての取り扱いとして継続して行うことや新製品などが出来た際には随時更新 して第二あじさい園の商品紹介を行い、販売宣伝に努めたい。 東京の株式会社ブランドジャパンと取引きは一週間に15kgを3回程度4月末まで送るという - 11 - ことで話を進めていたが、先方が求める時期に収量が極端に少なく求められた量を送れなかっ たことや、送った物の裂果がかなり多くその分を値引きするよう求められるなど当園のトマト に対する印象が悪化したこともあり、収量が安定してからも注文が入ることがなく取引がほと んど出来なかった。また、昨年度1kg600円で販売していた卸価格を1kg650円に見直しても らったことも取引には多少のマイナス要因になったと思われる。 来年度も、取引を継続して行く予定であるため早めに先方と話をして生産に無理がない程度で、 先方が求める量を取り決めて出荷販売出来るように努めたい。 今年度からトマト作業場を良心市として改装し販売を開始している。1月からの販売開始であ るが口コミなどで徐々に広がりを見せており、売り上げも安定してきている。当初はトマトが 販売の中心になると思われたが、加工品・木工品とも売行きが順調であった。現在は、利用者 と職員が一緒に開店・閉店をしているが利用者のみでの開店・閉店を進め、その中で出てくる 問題点や改善点を一つ一つ無くしていき、将来的には本館の協力も得ながら土日祝祭日の開店 も視野に入れて取り組んでいきたい。 ○来年度予定 来年度も各担当者と協力し販促活動を取り組んでいきます。職員退職に伴い、加工部門の食 品衛生責任者が不在となるため、講習会に参加して早期に取得及び営業許可申請の変更(責任 者の変更)も行います。 食品関係の法律が改正されることもあり必要な情報の収集などを行い、販売が滞らないよう にしていきます。 Ⅳ 作業収入(収支計算書等を参照) トマト/BB (本館) 3,725,906円 Ⅴ 木工 食品加工 316,583円 その他 375,818円 111,770円 総計 4,530,077円 作業工賃(作業に従事するもの) 1)時給計算での支給を基本とした。新しく作業に参加した方に対しては一定期間固定給 で支給した。基本的に工賃支払は銀行振り込みとした。 支 給 工 賃 総 額 Ⅵ 1,316,026円 余暇活動・季節行事 木曜日の午後に余暇活動を設定し、利用者の気分転換を図った。 外出、買い物に関しては感染対策の為、制限を設ける事があった。。 *文化活動(刺繍、陶芸、習字、カメラを自由に選択) *スポーツ(バスケットボール、散歩等) *買い物 *外出 活動種目は選択制とし、選択種目の中に作業活動も含めた。 1日外出が実施できるよう、救命救急等の支援技能の向上に努めた。 季節行事はあじさい園と合同で実施した。 1)季節行事 行事の内容によっては積極的に保護者や地域住民の方々の参加を促し、利用者と共に - 12 - 季節折々の行事を楽しんだ。 行 事 5月行事 備 考 5/11(金) 本館、第二合同 高知県障害者スポーツ大会 5/27(日) 出場者 7月行事 7/ 6(金) 本館・第二合同 納涼祭 7/20(金) 本館・第二・小鳩会・他関係者 夏期帰宅 8/11(土) ~8/19(日) 月見 9/ 7(金) 本館、第二合同 スポーツフェスティバル 10/12(金) 本館・第二・小鳩会他 第二あじさい園忘年会 12/12(木) 忘年会クッキング~カラオケ (バナナクラブ) クリスマス会 12/25(火) 本館・第二・他関係者 冬期帰宅 12/28(金) ~H22.1/3(木) 新年会・もちつき 2/ 1(金) 本館・第二合同 3月行事 3/ 1(金) 本館・第二合同 9月行事 端午の節句 日 七夕 ひな祭り 約200名 約160名 約130名 2)一日外出 4月 5日-日御子河川公園でバーベキュー(高知県) 9月20日-徳島動物園(徳島県) 13 実習生 高知県立大学社会福祉学部学生(1名):8月20日 14 送迎 細木病院コース、高知駅前コース、天王ニュータウンコースの3コースを運行した。 15 管理責任 入園時間から退園時間までを、当園の利用者に対する管理責任の時間帯とした。 いったん退園後、再来園する利用者に対しては保護者の了解を得て来る事と、17:00には 退園する事を取り決めた。 - 13 - 平成25年度 1 生活介護事業所こばと作業所事業報告 設置場所 高知市百石町3丁目9-25 2 職員構成 管 理 者-南 守 サービス管理責任者-矢野 嘱 託 医-五島 正則 看 護 師-上田 友紀 作業支援員-矢野 泰彦 生活支援員-山村 廣美 ハ ゚ ー ト 職 員-2名(森下 3 幸子、中村 奈穂) 施設利用状況の推移(定員20名、契約者数8名:基準開所日数269日、利用人数2,152名) 計 項 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 % 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 利用契約者数 96 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 利用実績者数 1879 171 164 159 159 141 150 168 159 143 152 151 162 22 21 20 23 20 19 23 21 18 19 19 21 246 開所日数 95 職員研修 ・支援スタッフ部会 参加者:矢野由美子 (9月5日、第二あじさい園2階研修室) ・障害者虐待防止・権利擁護研修会 (12月4、5日、ふくし交流プラザ2F多目的ホール) 5 3 目 延数 4 由美子 参加者:矢野由美子 健康管理 内 医 療 生 容 協 日 班 会 定 期 健 康 チェック 数 病 月一回 高知生協病院 月二回 あじさい園 一 斉 歯 科 検 診 6/10 一 斉 健 康 診 断 10/24 総合保健協会 インフルエンザ予防接種 11/18 潮江診療所 乳がん検診(女性のみ) 1/9、10 高知生協病院 - 1 - 院 名 井上Ns、上田Ns 検診センター 6 日課(1日の流れ) 時 間 活 内 容 9:00 通所、掃除(水曜日は集配作業日のため8:30) 9:20 準備運動、ミーティング 9:30 午前作業開始 12:00 休憩(昼食、歯磨き) 13:00 午後作業開始 16:00 全作業終了、ミーティング 17:15 終業 7 動 運営資金 給付費(生活介護)にて全てを賄う。 (収支報告書等を参照) 8 作業収入・作業工賃(収支報告書等を参照) 作業収入-435,334円 作業工賃-455,300円 9 会議 職員会・ケース会・作業内容検討会を第二あじさい園課長を含めこばと作業所にて行う。 心肺蘇生法については、月一度の講習では職員の周知徹底に及んでおらず、今後は心肺蘇 生訓練人形を購入し、講習回数を増やす。そして、全職員落ち着いて迅速に救命行動が行 えるよう正しい努力を積み重ねていく。 10 日中活動・余暇活動 ・主にティッシュの袋詰・袋止め作業を実施する。昨年に引き続き25年度もティッ シュの製造が追いつかない程売れ行きが好調とのことで、作業が一定量確保で きた。しかし、その分余暇への時間がなかなか取れなかった為、今後は作業量の 調整を行い、利用者のリフレッシュに努める。 ・7/4 一日外出にて愛媛県新宮町のあじさいを見に行く。 11 季節行事 行 事 高知県障害者スポーツ大会 納涼祭 夏季休業 スポーツフェスティバル クリスマス会 冬期休業 月日 6/2 ( 日 ) 7/20 ( 金 ) 8/13(月 ) 10/12 ( 金 ) 12/25 ( 火 ) 12/28(金 ) 備 考 ボウリング・フライングディスク 本館・第二・こばと・小鳩会他 ~ 8/15(水 ) 本館・第二・こばと 本館・第二・こばと・他関係者他 ~ 1/3(木 ) ※あじさい園、第二あじさい園主催行事(納涼祭・スポーツフェスティバル・クリスマス会) - 2 -
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