相模原市総合写真祭「フォトシティさがみはら2013」 報道資料 1 「さがみ

相模原市総合写真祭「フォトシティさがみはら2013」
報道資料
1
「さがみはら写真賞」ほか受賞者決定!!
・・資料1
写真展開催などのお知らせ
さがみはら写真賞
2
志賀理江子
「螺旋海岸」
フォトシティさがみはら2013の企画概要
・・資料2
フォト・シンポジウム、ギャラリートークほか企画内容などのお知らせ
お問い合わせ
相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら実行委員会事務局
相模原市市民局文化振興課内
〒252-5277 神奈川県相模原市中央区中央 2 丁目 11 番 15 号
Tel 042(769)8202 Fax 042(754)7990
Email [email protected]
Url http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/photocity/
資料1
記録!表現!記憶!
プロとアマチュアの写真家が集う
相模原市総合写真祭「フォトシティさがみはら2013」を開催
相模原市では、豊かな精神文化が求められる新しい世紀の幕開けである2001年から、新たな「さ
がみはら文化」を全国、世界に発信することを目標に、写真展を中心に様々なイベントを組み込んだ
総合写真祭「フォトシティさがみはら」を毎年開催しています。この写真祭は、新たな時代を担う気
鋭のプロ写真家の顕彰と、写真に親しむアマチュアに作品の発表の場を設けるとともに、市民が優れ
た芸術文化に触れたり、それぞれの場に参加できるなど、写真の魅力を総合的に楽しめる祭典です。
今回、第13回目を迎えた写真祭の中心となる写真展の各部門の受賞者が決定しました。
国内プロの中堅写真家を対象とする「さがみはら写真賞」には、ノミネートされた 31 名の中から
志賀理江子氏(対象作品『螺旋海岸』
)が選ばれました。また、新人写真家を対象とする「さがみはら
写真新人奨励賞」には、ノミネートされた 37 名の中から田代一倫氏(対象作品『はまゆりの頃に』)
、
野村佐紀子氏(対象作品『NUDE/A ROOM/FLOWERS』)の2名が選ばれました。
アジア地域で活躍している写真家を対象にした「さがみはら写真アジア賞」には、トルコで活躍し
ているクルサット・ベイハン氏(対象作品『AWAY FROM HOME(故郷から遠く)』
)が選ばれまし
た。
全国公募によるアマチュアの部「さがみはらアマチュア写真グランプリ」には、応募者 961 名、応
募点数 4,234 点の中から、金賞に和歌山県の楠本富浩氏の『夏の日』が選ばれました。また、市民奨
励賞には宮野正実氏の『満月の花見』が選ばれました。
受賞作写真展は10月11日(金)から10月28日(月)まで相模原市民ギャラリーで開催され、
プロ・アマチュアの受賞作品147点が展示されます。
さがみはら写真賞
螺旋海岸
さがみはら写真
AWAY FROM HOME
アジア賞
(故郷から遠く)
さがみはら写真
新人奨励賞
アマチュア写真
グランプリ金賞
アマチュア写真
グランプリ銀賞
アマチュア写真
グランプリ銅賞
グランプリ市民奨励賞
表彰式
写真展
り え こ
理江子
クルサット ベ イ ハ ン
Kursat Bayhan
たしろ
はまゆりの頃に
田代
NUDE/A ROOM/FLOWERS
野村
のむら
かずとも
一倫
さ き こ
佐紀子
宮城県
トルコ
東京都
東京都
夏の日
くすもと
とみひろ
富浩
和歌山県
砂塵
あらかわ
えいいち
東京都
えつこ
高知県
楠本
荒川
橋の上の七夕祭り
たけむら
VIVA!遊園地
みむら
至福のとき
夕雲の丘
アマチュア写真
し が
志賀
満月の花見
竹村
三村
むなかた
宗形
やなぎさわ
柳 澤
みやの
宮野
英一
悦子
のぶあき
信昭
神奈川県
しげお
福島県
かつひこ
長野県
繁雄
勝彦
まさみ
正実
10月12日(土)午後1時から
杜のホールはしもと・多目的室
10月11日(金)から10月28日(月)まで
相模原市民ギャラリー
相模原市
◇プロの部受賞者の紹介
● さがみはら写真賞
志賀 理江子 (宮城県・33 才)
作品名「螺旋海岸」
1980 年愛知県生まれ。宮城県在住。ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ・オブ・アート卒業。2008
年写真集『CANARY』
(2007 年、赤々舎)、
『Lilly』
(2007 年、アートビートパブリッシャーズ)で第 33
回木村伊兵衛写真賞を受賞。2009 年 ICP インフィニティアワード新人賞受賞。2012 年第 28 回東川賞
新人作家賞。
主な個展に、2003 年「明日の朝ジャックが私を見た」
(グラフメディアジーエム、大阪)
、2008 年「座
礁の記録」
(フォトギャラリエット、オスロ)
。主なグループ展に、2006 年「Re: search オーストラ
リアと日本のアートコラボレーション」
(せんだいメディアテーク、仙台)、
「Rapt! 20 contemporary
artists from Japan」(セブンスギャラリー、メルボルン)、2008 年「トレース・エレメンツ 日豪の
写真メディアにおける精神と記憶」
(東京オペラシティアートギャラリー、東京)、
「シンガポールビエ
ンナーレ 2008 ワンダー」
(シティ・ホール、シンガポール)、2009 年「日本の新進作家展 vol.7 オン・
ユア・ボディ」
(東京都写真美術館、東京)、「Twist and Shout: Contemporary Art from Japan」
(バ
ンコク芸術文化センター、バンコク)
、2010 年「あいちトリエンナーレ 都市の祝祭」
(愛知県美術館、
名古屋)、「六本木クロッシング 2010 芸術は可能か―明日に挑む日本のアート」
(森美術館、東京)
、
2011 年「CLOSE YOUR EYES AND TELL ME WHAT YOU SEE」(ヨーテボリ美術館、ヨーテボリ)他。
● さがみはら写真アジア賞
クルサット ベイハン/Kursat Bayhan(トルコ・32 才)
作品名「AWAY FROM HOME(故郷から遠く)」
1981 年トルコ生まれ。イスタンブールのマルマラ大学コミュニケーション学科を卒業後、社会科学ア
カデミーで「戦争地域におけるフォトジャーナリズム」に関する研究プロジェクトを行う。また 2003
年からザマン・ディリーニュース紙の写真家として活動、世界各地の様々な事件や紛争の取材撮影を
行った。ブルサのフォトフェスティバルなど多くの国際写真フェスティバルに参加している。
● さがみはら写真新人奨励賞
田代 一倫 (東京都・32 才)
作品名「はまゆりの頃に」
1980 年福岡県生まれ。2010 年九州産業大学大学院博士後期課程造形表現専攻満期退学。06 年アジア
フォトグラファーズギャラリーの設立・運営に参加。09 年 photographers’gallery の運営に参加。
第 8 回三木淳賞奨励賞受賞。
写真展(個展)に「浮憂世代」(Juna21 新宿・大阪ニコンサロン)、「八幡」(アジア フォトグラファ
ーズ ギャラリー・福岡)、
「椿の街」(photographers’gallery・東京)などがあり、グループ展に「社
会標本展」
(ギャラリーON・ソウル)、
「消滅の技法展」
(福岡アジア美術館)、
「Social Voyeurism」
(ギ
ャラリーアートリエ・福岡)、
「クロッシング・カオス 1999-2009」
(銀座・大阪ニコンサロン)などが
ある。
● さがみはら写真新人奨励賞
野村 佐紀子 (東京都・46 才)
作品名「NUDE/A ROOM/FLOWERS」
1967 年山口県生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、91 年より荒木経惟に師事する。93 年
初の個展「針のない時計」を開催以降、東京を中心にヨーロッパ、アジアでも精力的に個展・グルー
プ展を行い高い評価を得ている。主な写真集に 97 年『裸の時間』(平凡社)、2000 年『愛の時間』(BPM)、
02 年『黒猫』(t.i.g.)、05 年『tsukuyomi』(マッチアンドカンパニー)、06 年『近藤良平』(マッチ
アンドカンパニー)、08 年『夜間飛行』(リトルモア)、08 年『黒闇』(Akio Nagasawa Publishing)、
12 年『NUDE/A ROOM/FLOWERS』(マッチアンドカンパニー)など。
◇プロの部選考対象
さがみはら写真賞
さがみはら写真アジア賞
さがみはら写真新人奨励賞
ノミネート作品
ノミネート作品
ノミネート作品
31 名
4名
37 名
◇プロの部審査員の紹介
伊藤俊治、江成常夫、笠原美智子、小林紀晴
◇審査員コメント
東日本大震災から二年半、これまで数多くの震災関連の写真集が発表されてきたが、第 13 回さが
みはら写真賞となった志賀理江子『螺旋海岸』はそうした写真集とは質を異にしている。それは歴史
的な文脈や社会的な関係を背負った客観的な写真ではなく、“天が落ちてきた日“の時間の流れを目
撃し、凝視してきた当事者の分身の写真である。「亡骸といっしょに眠った」「手もねえ、足もねえ」
「どこが家だが、わがらねえ」といったタイトルの並ぶこの写真集は、ある意味で 3.11 以降、私たち
を襲った途方もないメディア映像に個人が深く飲み込まれた証しのようなものなのかもしれない。私
たちの意識の底に生々しい、衝撃的な、無数のイメージが浴びせかけられ、蓄積し、溢れ、再び出口
を見つけようとせめぎ合っている。この写真には、風景が虚体となってしまった土地の言葉にならな
い戦慄と私たちの震災体験の核心が潜んでいる。
第 12 回さがみはら写真アジア賞は、トルコの写真家クルサット・ベイハンの『AWAY FROM HOME
(故郷から遠く)』に決まった。この写真は、イスタンブールのクックパザールなど、東トルコの貧
しい痩せた土地からやってきた大量移民が過酷な状況で暮らす地域を 5 年がかりで撮影したものであ
り、故郷から遠く離れ暮らす人々の悲哀や苦悩、孤独を鮮明に浮かび上がらせている。
第 13 回さがみはら写真新人奨励賞に選ばれた野村佐紀子の『NUDE/A ROOM/FLOWERS』は、
彼女のヌード写真のモデルを長くつとめた男性の死を、女性ヌード、室内、街路、花々といった様々
な光景が柔らかに包み込む、痛みと追悼の念の深く籠もった私的な写真シリーズである。同じく田代
一倫の『はまゆりの頃に』は、東日本大震災から 35 日後に撮影を開始した被災地のポートレイトを
二年半続け、その撮影行為から写真を撮る根源的な意味を見いだそうとする労作である。一人一人と
対話を積み重ねながら撮影した千人を超えるそのポートレイトの眼差しは、継続することの正しさと
静かなリアルを伝えてくる。
東京芸術大学教授/美術史家
伊藤 俊治
◇アマチュアの部受賞者の紹介
賞
題名
氏名
都道府県
金賞
夏の日
楠本
富浩
和歌山県
銀賞
砂塵
荒川
英一
東京都
銀賞
橋の上の七夕祭り
竹村
悦子
高知県
銅賞
VIVA!遊園地
三村
信昭
神奈川県
銅賞
至福のとき
宗形
繁雄
福島県
銅賞
夕雲の丘
柳澤
勝彦
長野県
満月の花見
宮野
正実
相模原市
市民奨励賞
入選
題名
氏名
都道府県
題名
氏名
都道府県
帰り道
足利
義信
岩手県
柵
髙橋
佳沙音
東京都
鹿沼のかたりべ
阿部
美子
相模原市
新緑の中へ
武部
雅子
神奈川県
今年も豊作
池田
厚子
神奈川県
大好きなじいじ
多和
裕二
東京都
溯上鱒危機出しつ
上見
正治
埼玉県
新居
寺前
浩司
北海道
自由奔放
内山
暁
神奈川県
祭りの子
外石
富男
新潟県
パートナー
小畑
一弘
岩手県
散花惜春
都倉
重忠
兵庫県
頼む
片山
久子
栃木県
裏路地
内藤
正太郎
神奈川県
未来へ、しなやかに。 加藤
岳
相模原市
サイケな街
中野
りりあ
神奈川県
夢幻の舞
川口
善規
東京都
黄昏
中村
光雄
和歌山県
今青春
川田
晃代
大阪府
午後のひととき
野呂
彰
大阪府
なかよし
岸本
登巳子
東京都
火渡り
萩原
由紀夫
相模原市
夜明けの貴婦人
楠瀬
彰彦
東京都
いたずらな風
林
幸せの香り
小池
久男
相模原市
富士を装う
平野
君子
相模原市
体験
児玉
洋之
兵庫県
アフタヌーン
平野
昌子
神奈川県
はんなりと
木幡
洋一
東京都
浜の昼下り
松尾
秀夫
愛知県
壇上の審判官
小林
宏良
神奈川県
いただきます!
水上
裕康
東京都
思い出
崎田
憲一
東京都
応援見物
宮崎
豊
大阪府
春近し
笹野
武司
東京都
春風ににほひて
宮本
康雄
岡山県
螢光、川を彩どる
塩田
敏夫
栃木県
お見送り
村上
雅己
静岡県
朝露
柴奥
啓市
岡山県
名残りの霧
村中
武雄
神奈川県
継ぎ獅子
芝崎
静雄
愛媛県
監隊の指揮監
森
白い妖精たち
白川
俊一
神奈川県
山里の春
矢田目
希望の朝
鈴木
文代
和歌山県
都市農家
金環日食の日
関矢
俊夫
群馬県
夏の日
高橋
一郎
大阪府
◇アマチュアの応募総数
応募者数:
961名(昨年1,101名)
応募点数:4,234点(昨年4,383点)
◇アマチュアの部審査員の紹介
大西みつぐ、梶原髙男、齋藤康一
賢二
相模原市
一人
愛知県
敏弘
山形県
柳本
真一郎
大阪府
好奇心
山口
かほる
東京都
愛しの文字・愛の手
横山
美海
相模原市
◇審査員コメント
フォトシティさがみはら 2013 アマチュアの部の審査は、7 月 9 日にユニコムプラザさがみはら
セミナールーム 1 を会場に行われました。審査員は昨年同様、齋藤康一さん、大西みつぐさん、
そして私梶原髙男の 3 名です。
今回の応募状況は応募者数 961 名で点数は 4,234 点とどちらも昨年をやや下回りました。また
応募者の地域は 43 都道府県におよび全国的なコンテストに広がっているのがわかりますが、そ
の中で神奈川県、相模原市、東京都で約 66%を占めています。使用カメラは昨年デジタルが 82%
だったのに対し、今回は約 86%とさらに増加しデジタル化がさらに進んでいるのもわかります。
このようなデータの中でいささか気になるのが応募者の高齢化で、60∼79 才が約 58%と半数以
上を占め若い人達の写真ばなれが心配されます。
審査はまず粗選びから始めますが、審査員 3 名が全応募作品に目を通すのでこれがたいへんで
す。この作業で約 200 点に絞られた作品をさらに 3 名が合議して 1 名 1 点にした後約 100 点とし、
この中から上位入賞や入選を決めるのですが、今回は全体的にはレベルは上っているのですがど
うもこれだというピンとくる作品が少なかったようです。もうひとつ気になったのは粗選びの段
階で目立ったコンピュータによる過剰な加工で、色調などの補正しすぎはほどほどにしたいもの
です。
上位入賞は金賞 1 名、銀賞 2 名、銅賞 3 名と市民奨励賞 1 名で、入選は 50 名と合計 57 名です
が、ここでは上位 7 名の方の作品について寸評します。まず金賞は楠本富浩さんの「夏の日」で
すが、とてもシンプルな画面構成で夏の日の水遊びの様子をとらえているのがすばらしい作品で
す。この作品の成功の要因はまずカメラアングルの良さで、真上から撮影しているので 3 人の浮
き輪の子供と 2 人のムギワラ帽子の人、3 人の西瓜を食べる男の子が画面に絶妙に配され、夏の
日の楽しいひとコマがよく感じられます。銀賞の竹村悦子さんの「橋の上の七夕祭り」は山間の
静かな七夕祭りの情景をとらえた作品で、谷に吊るされた七夕飾りの下の小さな橋の上で会食を
しているのが印象的です。最近は七夕祭りもだんだん大がかりになりイベント化していますが、
このようなささやかなお祭りが本来の七夕のような気がします。夕方の弱い光線に浮き上る七夕
飾りもとても美しいです。もうひとつの銀賞は荒川英一さんの「砂塵」です。突然の強風で黄色
く霞む中で必死に乳母車の子供をかばう両親の姿が見事にとらえられています。シャッターチャ
ンスのすばらしい作品です。銅賞は三村信昭さんの「VIVA!遊園地」です。遊園地で遊ぶ子
供達の情景をダイナミックに広角レンズでとらえ、さらに空の部分にヘリコプターや飛行船など
をデジタル合成したにぎやかな画面は楽しい雰囲気をうまく演出しています。デジタル加工もこ
こまでやればマンガ的で面白いと思いますが、それにはコンセプトが重要です。もうひとつの銅
賞は宗方繁雄さんの「至福のとき」で、東日本大震災で福島県三春町の仮設住宅で生活する人達
の姿を明るく前向きにとらえた作品です。2 点組写真ですが 2 点のバランスがよく成功していま
す。3 点目の銅賞は柳澤勝彦さんの「夕雲の丘」で上位入賞唯一の風景作品です。今回は全体的
に風景に、良い写真が少なかった中で目立った作品ですが、夕焼の空と雲の空気感がよくとらえ
られていて中心の一本の樹木がよいポイントになっています。市民奨励賞は宮野正実さんの「満
月の花見」です。山上のお寺の境内の鐘楼の横でお花見をする二人の人物と桜が、月明りでかす
かに浮かび上って見える静かな情景が見事にとらえられています。
以上が寸評ですが、今回は全体的にやや印象の弱い作品が多かったのがいささか残念でした。
元日本カメラ編集長/(公社)日本写真協会理事/日本写真芸術学会評議員
梶原
髙男
資料2
記録!表現!記憶!
プロとアマチュアの写真家が集う
相模原市総合写真祭「フォトシティさがみはら2013」を開催
[開催の趣旨]
写真は、その卓越した記録性により報道、ドキュメント等歴史の貴重な証人となり、また豊かな表
現機能により、芸術、現代美術の表現手法として数多くの作品を生み出し、さらに、誰にでも使える
利便性により、記念写真から家族写真まで、多くの人に愛され感動を与えるものになりました。
相模原市では、豊かな精神文化が求められる新しい世紀に当たり、この広い地盤を持つ写真文化に
スポットをあてた「総合写真祭フォトシティさがみはら」を2001年から毎年開催しています。
この写真祭は、新たな時代を担うプロ写真家の顕彰と、アマチュア写真愛好家に作品の発表の場を
設けるとともに、写真展を中心に様々なイベントを組み込んだ市民参加型の文化事業として位置付け
ています。また、第2回目の写真祭においては海外にも目を向け、特に日本と様々な分野で密接な関
係にあるアジア地域を対象とした「さがみはら写真アジア賞」を創設しました。
相模原市では、この写真祭を「新たなさがみはら文化」として内外に発信しており、こうした中、
写真の持つ「記録、表現、記憶」といった特性を多くの人が身近に感じることができる市民主体の事
業として、第13回目となる「総合写真祭フォトシティさがみはら」を開催します。
[事業の基本コンセプト]
・日本及びアジア地域で作家活動をしているプロの写真家と全国のアマチュア写真愛好家を対象と
した写真展を開催します。
・市民が主体的に参加できるイベントを実施し、写真を通した交流の輪を広げます。
・「新たなさがみはら文化」として内外に発信していきます。
【主催】
相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら実行委員会
【共催】
相模原市、相模原市教育委員会、(公財)相模原市民文化財団
【後援】
外務省
文化庁
無錫市人民政府
(公社)日本写真協会
トロント市
トレイル市
(公社)日本写真家協会
日本写真芸術学会
(社)日本現代写真家協会 (社)日本写真作家協会
朝日新聞横浜総局
神奈川新聞社
毎日新聞社横浜支局
神奈川読売写真クラブ
相模経済新聞社
読売新聞東京本社横浜支局
相模原商工会議所
神奈川県
NHK 横浜放送局 エフエムさがみ
産経新聞社横浜総局
全日本写真連盟
東京新聞
日本報道写真連盟
相模原市農業協同組合
【協賛・協力】
(予定)
相原二本松商店街
京王電鉄(株)
相模中央写真師会
(株)ニコン
小田急電鉄(株)
神奈川中央交通(株)
(株)ケンコー・トキナー
相模原市印刷広告協同組合
相模ガス(株)相模女子大学
相模原市写真連盟
(株)ニコンイメージングジャパン
フォトシティさがみはらサポーターズクラブ
(株)八千代銀行
UNION ART PRODUCTS
菊屋浦上商事(株)
女子美術大学
フォトイメージング相模原組合
富士フイルム(株)
ミウィ橋本
開
催
事
業
プロ写真家、アマチュア写真愛好家の優秀作品が一堂に会する「写真展」をはじめ、写真
をテーマとした「シンポジウム」や、プロの部審査員、受賞者による「ギャラリートーク」
など、写真の魅力を総合的に楽しめる様々なイベントを開催します。
イベント名
プロの部・
アマチュアの部
受賞作写真展
内
容
プロの部とアマチュアの部の2部構成からなる受賞作品147点を展示し
ます。豊かな文化の育成に貢献する、総合写真祭フォトシティさがみはら
のメイン事業です。
開催日:平成 25 年 10 月 11 日(金)∼28 日(月)
(水曜日休館)10:00∼19:00
会 場:相模原市民ギャラリー(JR 横浜線相模原駅セレオ相模原 4 階)
展示内容:受賞者は別紙のとおり。
プロの部 90作品
写真関係者から推薦された候補者の中から、写真制作、発表活動の業績に対し
て特に優秀であるとして選ばれたプロ写真家の作品を展示。
「さがみはら写真賞」
1名
30作品
「さがみはら写真アジア賞」
1名
20作品
「さがみはら写真新人奨励賞」 2名 各20作品
アマチュアの部 57 作品
全国のアマチュア写真家から寄せられた作品より選ばれた優秀作品を展示。
金賞1名、銀賞2名、銅賞3名、市民奨励賞1名、入選50名
表彰式
プロの部、アマチュアの部の各受賞者の表彰式典を行います。
開催日:平成 25 年 10 月 12 日(土)13:00∼
会 場:杜のホールはしもと・多目的室(JR 横浜線橋本駅北口ミウィ橋本 8 階)
プロの部《さがみはら写真賞》
1名:賞状、トロフィー、副賞 50 万円
《さがみはら写真アジア賞》 1名:賞状、トロフィー、副賞 20 万円
《さがみはら写真新人奨励賞》2名:賞状、トロフィー、副賞 20 万円
アマチュアの部 −さがみはらアマチュア写真グランプリ− 57名
《金賞》
1 名:賞状、楯、副賞 20 万円
《銀賞》
2 名:賞状、楯、副賞 10 万円
《銅賞》
3 名:賞状、楯、副賞 5 万円
《市民奨励賞》 1 名:賞状、楯、副賞 5 万円
《入選》
50 名:賞状、楯、副賞商品券(5 千円相当)
フォト・
シンポジウム
多様なゲストを迎え、写真をテーマとしたシンポジウムを開催します。
開催日:平成 25 年 10 月 12 日(土)14:30∼16:30
会 場:杜のホールはしもと・多目的室(JR 横浜線橋本駅北口ミウィ橋本 8 階)
写真講評会
アマチュアの部入賞入選作品を対象に、審査員の先生が受賞のポイントを詳し
く解説します。アマチュア写真愛好家必見の催しです。
開催日:平成 25 年 10 月 13 日(日)13:00∼15:00
会 場:相模原市民ギャラリー(JR 横浜線相模原駅セレオ相模原 4 階)
ギャラリー
プロの部受賞作品を、審査員の先生と受賞者本人が詳しく解説します。
トーク
開催日:平成 25 年 10 月 13 日(日)15:00∼17:00
会 場:相模原市民ギャラリー(JR 横浜線相模原駅セレオ相模原 4 階)
ポートフォリオ
参加者が各々持ち込む自身の作品に対し、ニコンサロン運営委員会の先生が、ア
レビューin 相模原
ドバイスを送ります。写真家を目指す方にとって自分の作品を見つめなおす絶好
の機会です。
開催日:平成 25 年 10 月 26 日(土)14:00∼
会 場:相模原市民ギャラリー会議室(JR 横浜線相模原駅セレオ相模原 4 階)
対象者:35歳までの将来写真家を目指す若い世代
(当日先着順、参加費無料、見学可)
親子写真教室
コンパクトデジタルカメラを使った、親子で参加できる楽しい写真教室です。
5 人程度のグループに講師が 1 人つき、やさしく指導します。
開催日:平成 25 年 8 月 31 日(土)10:00∼15:00
会 場:鹿沼公園
対象者:小・中学生と保護者(30 人)
私のこの1枚
自分の気に入った写真を展示ボードに貼り付ければ誰でも参加できる写真展で
写真展
す。会場では、皆さんから寄せられたとっておきの1枚を集めた写真を展示しま
す。写真を撮る楽しさ、見せる喜び、観る面白さを実感していただける催しです
開催日:平成 26 年 1 月 7 日(火)∼17 日(金)
ユニコムプラザさがみはらマルチスペース
平成 26 年 1 月 18 日(土)∼2 月 3 日(月)
ミウィ橋本5階インナーガーデン
プロの部
フォトシティさがみはらのプロの部受賞作品を、全国へ発信する機会の一つと
入賞作品巡回展
して、巡回展を実施します。
開催日:平成 26 年 2 月 4 日(火)∼17 日(月)11 日・12 日は休館
10:30∼18:30(最終日は 15:00 まで)
会 場:新宿ニコンサロン/bis 新宿
アマチュアの部
フォトシティさがみはらのアマチュアの部受賞作品を、市民の皆様により楽し
巡回展
んでいただく機会を設けるため、巡回展を実施します。
開催日:随時
会
場:市内ギャラリー、金融機関、商店街等
プロの部
さがみはら写真賞
「螺旋海岸」志賀理江子(宮城県)
プロの部
さがみはら写真新人奨励賞
「はまゆりの頃に」田代一倫(東京都)
アマチュアの部
金賞
「夏の日」楠本富浩(和歌山県)
プロの部
さがみはら写真アジア賞
「AWAY FROM HOME」Kursat Bayhan(トルコ)
プロの部
さがみはら写真新人奨励賞
「NUDE/A ROOM/FLOWERS」
野村佐紀子(東京都)
アマチュアの部
市民奨励賞
「満月の花見」宮野正実(相模原市緑区)