平成24年6月1日 さ か た り 1 ○ じょうしょう 〈口語訳〉 いん にしのとう さて、丞 相 の 御 家 は 、 五 条 坊 門 西 洞 院、目出たき紅梅ありければ、後人、 〈紅梅殿〉と ぞ名付け た る 。 そ の 梅 盛 り な る に 、 結 び 付 け られける御哥(=歌)、世の人知らざるはなし。 ぬし 東風吹 か ば 匂 い 起 こ せ よ 梅 の 花 あるじ 主なし と て 春 を 忘 る な さくらばななど 又、桜花等もあるけるにや、 桜花主を忘れぬものならば づ 吹き来 む 風 に 事 ( → 言 ) 伝 て を せ よ 等もあり け り 。 さて、此の御哥(=歌)を感じて、その梅は、筑紫の 御在所へ飛び参りたりけり。〈飛梅〉といふは、 これが事 な る べ し 。 佐加太利とは御鎮座地 天神山の古来名「酒垂 山」からとったものです 巻二第一段 防 府 天 満 宮 「春雑感」 宮司 鈴 木 宏 明 寒さのせいでしょうか、今年の春は梅の開花が一か月近くも遅れ、梅 見を楽しみにしていた私たちを「何時になったら咲くのだろうか」とは らはらドキドキさせてくれました。桜の花も例年より遅い開花となりま けん したが、それでも梅の花が終わるまでは待ちきれず、四月になろうとい うのに境内では梅の花と桜の花が妍を競い合うといった珍しい光景を目 にすることができました。 この梅と桜が重なり合う光景、実は「松崎天神縁起絵巻」の中にも登 場しています。巻二第一段、大宰府への旅立ちに際し紅梅殿に別れを告 こ ち げるあの有名な場面で、桜花(山桜であろう)が紅梅と共に春爛漫のよ あるじ さくらばなぬし うすが描かれています。この場面で道真公は「東風吹かば匂い起こせよ 梅の花 主なしとて春をわするな」と詠まれましたが、次に「桜花主を づ 忘れぬものならば 吹き込む風に事(言)伝てをせよ」と続けられたの でありました。飛梅伝説となった「東風吹かば……」の歌があまりに有 名で、「桜花主を……」をご存じの方はあまりいらっしゃらないかも知 れませんが、道真公はこのように梅と桜と同時に別れを惜しまれたので した。 ところで今年平成二十四年(二〇一二)は道真公が当地の勝間の浦に 御着船になられた昌泰四年(九〇一)から数えて、ですから紅梅殿に別 れを告げ「東風吹かば……」また「桜花主を……」と詠まれてちょうど 一一一一年目となります。 境内の梅の花や桜の花たちが「今年はそんな年の巡りなんだよ」と何 気なく教えてくれたような気がしてなりません。 http://www.hofutenmangu.or.jp ▲ 二つの文化財がひとつに? つけたり 室町本が鎌倉本の〝附〟に うかが 箱に至るまで鎌倉本に倣っており、彩色の施し 方も室町絵巻の持つ時代性を窺い知ることが出 来ます。このように、制作の経緯、時代性を考 えても鎌倉本に匹敵する室町時代の素晴らしい 当宮二例目の登録有形文化財誕生! しゅんぷうろう 境内西側にある「春風楼」が登録有形文化財 に指定されました。 化財「松崎天神縁起絵巻全六巻[応長元年一三 の素晴らしさまた室町本の存在価値を再評価頂 を開催したことにより、多くの方々から鎌倉本 この度の〝附〟の指定は、昨年制作七百年を 記念し鎌倉本の保存修理を行い「防府天満宮展」 れる文化財建造物を保 の措置が特に必要とさ 保存及び活用について れ た 文 化 財 保 護 法 で、 絵巻物なのです。 一一年(鎌倉時代)作成] (以下鎌倉本という)」、 いたもので、今後さらに高い評価の礎となるこ この登録有形文化財 とは平成八年に施行さ もう一つは鎌倉本の完全な模写本である県指定 皆さんは「松崎天神縁起絵巻」が二つあるこ とをご存じでしょうか。ひとつは国指定重要文 文化財「松崎天神縁起絵巻全六巻[室町時代十 護する制度で重要文化 でしょうか。 には幻の五重の塔に思いを馳せてみてはいかが りを今に伝える建築物なのです。是非参拝の折 で、また、江戸末期の長州での天神信仰の高ま このように、完成まで経緯と当時の情勢、ま た萩藩との密接な関係性を知る上では大変貴重 三)に竣工しました。 の参籠所(お籠堂)に変更し明治六年(一八七 れた独特な形式で、現在のような楼閣様式重層 金面で行き詰まり断念、一層目を床下に組み入 明治になり当宮が再度建立を目指しましたが資 し、すでに造られていた一層部分があるが故に、 び幕末の混乱により中断されていました。しか 春風楼は江戸末期に藩主毛利斉煕公が五重塔 の建立を発願、工事が始まりましたが、一揆及 なりひろ 幣殿・拝殿の指定に次ぎ二つ目となりました。 で す。 当 宮 で は 本 殿・ 財の前段といえるもの とを確信致しました。 室町本 六世紀作成] (以下室町本という) 」であります。 つけたり 鎌倉本 鎌 倉 本 の 下 の 部 分 の 顔 料 が 大 き く 剥 が れ て い る が、 室 町 本によりこの失われた部分がどのように描かれていたかを 知ることができる。 ▲ この度目出度く室町本が鎌倉本の附に指定され ました。この〝附〟とは「もとにある国宝や重 文の価値を証明したり、その根拠及び比較の対 象、 又時代背景等深い係わりの認められるもの」 に与えられる大変重要な位置づけで、原本と同 じ指定文化財の扱いとなることです。ですから この度の指定により、室町本も鎌倉本と二つで ひとつの重要文化財とみなされ文化財としての ボリュームも二倍にアップされました。 ここでこの室町本について少しご説明しまし ょう。来歴に関する記述は「防長風土注進案」 及び「防長探古録」に見ることが出来ます。そ れによれば戦国大名大内義興が奉納したもの で、 義興は在京中北野社で受けた絵解きに習い、 門外不出の鎌倉本に加え絵解き用の副本をつく ることを思い立ち、同時に不慮の事故にも備え たと推察されています。 模写にあたっては奥書や表装、付属の黒漆塗 ▲ 2 ○ さ か た り 平成24年6月1日 崇敬会だより 新緑が爽やかに風に揺れる五月一 日、第十一回崇敬会大祭が福田百合子 会長以下四十一名参列のもとに斎行さ れました。午後四時から本殿にて祭典 を 斎 行、 引 き 続 き 史 跡 大 専 坊 で 総 会、 宮司挨拶では松崎天神縁起絵巻全六巻 が里帰りした事や、今春春風楼が国の 登録有形文化財に指定された事などの 近況報告がありました。午後六時から は茶室芳松庵にて平野啓子女史による 語 り「 竹 取 物 語 」 が 公 演 さ れ ま し た。 公演後は平野女史も同席され直会が行 われ、初参加会員の自己紹介や近況報 告など、会場は終始和やかな雰囲気で 盛大に終える事が出来ました。 ●第四回研修旅行 去る十二月八~九日、第四回研修旅 行を行いました。宮地嶽神社と筥崎宮 に参拝し、原鶴温泉にて日頃の疲れを 癒し、翌日は柳川の川下りなどを楽し み大いに懇親を深めました。 今秋に第五回崇敬会旅行を実施予定 です。楽しい旅行を企画し、ご案内申 し上げますので皆様のご参加を心から (担当 権禰宜 一木孝史) お待ち申し上げております。 (敬称略) 宮地嶽神社正式参拝 周南市周陽 滋賀県大津市大江 熊毛郡平生町尾国 防府市上天神町 防府市富海 神奈川県大和市西鶴間 防府市南松崎町 下松市大字河内 防府市富海 広島県呉市南辰川町 防府市自由ヶ丘 防府市大字大崎 東京都板橋区前野町 防府市三田尻 防府市浜方 広島市安佐南区八木 山口市鋳銭司 広島市安佐南区高取北 大阪府貝塚市石才 防府市三田尻 山口市中央 光市上島田 周南市城ケ丘 周南市遠石 山口市秋穂西 平成二十三年十二月一日~の入会の方々です。 新規会員紹介 永年 特別 家族 個人 杉本 一彦 杉山 勝良 中道 敏彦 杉原 清治 吉本 富男 古木 敏隆 吉道 勇 樫原 一成 西村 正巳 河田 光夫 吉末 典弘 久原 幸雄 入江 督之 磯邉 之夫 渡辺 健二 大畠 和彦 村田 敏夫 橋本 光正 安達千賀子 佐久間隆弥 清水喜代美 藤井 明 藤井あけみ 窪田 力三 濱田千恵子 平成 年 1月8日 昼田 聖一・千裕 日 松成 洋治・志磨子 日 藤井 大輔・奈緒美 日 森原 亨・明希子 日 武内 秀樹・千恵子 日 大利 太郎・裕美 日 渡辺 武志・由美子 2月4日 金谷 友広・菜採 5日 伊藤 真司・恵里 8日 松永 卓・洋子 日 竹谷 圭・裕美 3月3日 梶原 綾太・由美 4日 眞鍋 勝・美穂子 日 山根 健一・明子 日 野中 弘仁・絢子 野田 文央・久乃 弘中 貴也・聡美 端下賢太郎・美早江 日 室積 孝志・悦子 4月1日 岡 俊太郎・リンホ ールダー 24 29 28 27 21 15 14 25 24 18 藤本 力・真未 西村 鶴樹・容子 日 梅田 邦臣・江里 重枝 征也・なおみ 日 寺尾 忠晃・かおる 日 梶原 伸一・祐子 日 綾城 大将・彩 5月3日 原野 英治・典子 5日 佐々木貴英・裕子 保見 真悟・理恵 藤田 剛士・樹里 日 伊藤 一統・弓子 日 西田進之介・京子 日 金光 隆史・みほ 松㟢 航・麻衣子 日 野崎 智史・渓子 7日 大門 慎治・典子 徳久 直規・亜紀子 8日 スティーフェンホフ ァーパスカル・彰子 25 14 29 23 21 20 19 12 26 平成24年6月1日 さ か た り 3 ○ ご結婚おめでとう(神社挙式分) お二人の末永いお幸せをお祈り致します ひたぶる 権禰宜 村松大樹 ロンドン五輪が開催される。 今年、 私もこの四年に一度のスポーツの祭 典を楽しみにしている。しかし、五 輪競技施設建設の為、森林伐採など 自然が破壊されてきた。このため国 際オリンピック委員会はさまざまな 形で環境保全団体からの反対運動に 遭い大会開催を返上した都市もある という。 このような事態に同委員会はバル セロナ大会より地球を保護すること を公約し、開催地の大会組織委員会 が環境対策として、植林やエコカー の 使 用 等 様 々 な 取 り 組 み を 始 め た。 華やかな祭典の裏側にある意外と知 られていない環境保全の取り組みだ が、 「今頃気づいたのか」と思って しまう。 日本人は伊勢神宮の式年遷宮に象 徴される様に、昔より自然と共に生 きる営みを実践してきた。遷宮の御 用材を伐採した後は次の遷宮の為に 植林をし、 又二十年毎の建替えでは、 正殿棟持柱を宇治橋の鳥居に、その 二十年後には遙拝所の鳥居へと、一 つの部材も六十年に渡って活用され る。その他の部材も全国の神社の修 理、再建に利用されている。 この素晴らしい日本の自然観が全 世界で発揮される時ではないだろう か。 宮司の東奔西走 談 十二 〜聞き手 防府天満宮宮司〜 華道家元池坊 次期家元 気の中にもくつろぐための創意工 に神さまがいらして、凛とした空 館では若々しく、それぞれの会場 に池坊を継ぐことができるのだろ ろそろ進路を決め始める中、自分 圧がありました。自分の周りもそ が、中学高校の時代はかなりの重 みや葛藤がなくなりました。実際 とく 夫に満ちたよい花展だったと思い うかと……。でも大学を卒業し得 に次期家元になってからは家族も ど ます。 実は防府天満宮には池坊防府支 部創立七十周年記念式典に宗匠も あり、仕事を一つ一つこなして今 今 年 は 五 五 〇 年 に な る の で す ね。 と し て 池 坊 の 名 が 記 さ れ て か ら、 において、歴史上初めて花の名手 禅僧・雲泉太極の日記『碧山日録』 北野天満宮にはよくお参りしてい 強い場所でした。家の近くにある を通し夏目雅子さんという印象が とっては伊集院静さんのエッセイ ○防府は初めて訪問しましたが、 私に でしたでしょうか。 防府支部のみなさんの作品は如何 きました。 した。親子三代の良い思い出がで と深く勉強したい」と書いていま けたようで、その後作文に「もっ 世代の子供の作品に触れ刺激を受 すが、以前九州島原から九十一歳 には多くの先輩がいらっしゃいま ていうことはありませんね。全国 しかし、いくら仕事をしても「い つになったら完成する……」なん 度(出家の儀式)をしてからは悩 寄せて頂きました。今回はその時 に至っています。 その記念行事の一環として由紀様 ましたが、防府の天神さまともご さん の記念碑を娘と一緒に拝見できま をお招きしての池坊防府支部いけ 縁ができて嬉しく思っています。 池坊由紀 したし、更に娘は頑張っている同 ばな池坊展を防府天満宮を会場に 花展もその天神さまという多く の人の集まる うんぜんたいぎょく へきざんにちろく おめでとうございます。東福寺の 開催して戴き有難うございまし した。特に天 させて頂きま でしょうね。日頃から心がけてお も大変なものがおありになられる ある池坊の次期家元としての重み ●日本華道界の中で最も古い家元で のご婦人が池坊に入学してこられ た。その際由紀様にはご参拝頂き 満宮の境内全 られることがありますか? ○今となってはそうでもありません 体を使い、大 高くまた歴史 専坊では格式 気の中で開催 場の力と雰囲 歴史館での花展 ましたが、防府天満宮の印象また ●この度はいけばな池坊五五〇年祭 対 正式参拝の後で(三月十八日) 前に生きていこうとする気持ちが ています。一日一歩でも半歩でも で人生に対する示唆を多くもらっ その意味でいけばなという絆の中 違 う も の で 終 わ り は あ り ま せ ん。 ものの感じ方や心の受け止め方は ん。何歳になろうと年代によって ると自分に対して言い訳できませ きました。そのような姿を見てい かって前に進もうとする姿には驚 彼女のいくつになっても目的に向 後 数 か 月 で 亡 く な ら れ ま し た が、 ました。その方は残念ながら入学 防府支部創立70周年記念式典(平成22年2月6日) 専永宗匠(左)と末冨支部長(当時) 4 ○ さ か た り 平成24年6月1日 ▲ ▲ 平成24年6月1日 さ か た り 5 ○ から「生涯青春」です。 の人の心の反映だと言えます。だ ます。いけばなは日々進化するそ ても自然に磨かれるものだと思い あれば、自分を磨こうと思わなく 年をとれる社会でなくてはならな ないでしょうか。もっと安心して るという前向きな考えが必要では することであり、幸せなことであ ということは人としての蓄積を有 命と人の命が響き合わなくてはい すが、華道の精神は驕りなく花の でもできると錯覚しがちな現代で うことはありません。人間はなん といって自分勝手にしていいとい ○若い人にも是非「花」を手に取っ ●若い方々にも一言お願いします。 るのではないでしょうか。 ような根源的な出会いを求めてい あり、神秘的な美しさの中にその 大体において西洋では満開 の花を使いますが、日本は満 のに守られている」といった内な た。寺社仏閣は「目に見えないも あわせ頭をたれる姿がありまし ざいました。 〈プロフィール〉 華道家元四十五世池坊専永の長女として京都 に生まれる。一九八九年に得度して専好(第 四代)の法名を授かり、華道家元次期四十六 世に指名。 国内外でのいけばな作品発表の他、講演活動 や日本画・陶芸等とのコラボレーションなど、 いのちを生かすという池坊いけばなの精神に 基づいた多彩な活動を行なっている。立命館 大学客員教授。 於:池坊会館 ●本日はお忙しい中本当に有難うご と思います。 すね。きっと長い人生の役に立つ に日本の美しさを学んでほしいで は堅苦しいという先入観を持たず て頂きたいと思います。いけばな けません。 ●ところで華道には英語の訳がない そうですね。 いのですね! ●いけばなはただ美しいだけではな いと思います。 おっしゃっていらっしゃいますね。 ● 「枯れた花にも花がある」 といつも ○簡単に幼・若・老などと分類する 違い、日本のいけばなは花を美し ○西洋のフラワーアレンジメントと く配置するだけではなく、そこに と、老はマイナスのイメージを持 のその時々でなければ得られない 概念があります。いけばなとは「花 つ方もあると思います。でも人生 ものがあります。実際は年を取る を 生 か す 」 と い う こ と で す。 様々な環境で育った花の本質 を見極めて花を輝かせ、同時 に自分の心を磨いていくこと です。ですから華道とは形や 技術だけではなく慈愛に満ち た精神と、その中に生ける人 開の花はもちろんですが蕾や る声を呼び起こす場だと思いま ライトアップし夜間拝観を行いま 枯れた枝さえも使います。日 す。物も情報もなんでも簡単に手 ○この春のいけばな展では六角堂を 本人は全てのものに命や霊を に入る時代ではありますが、人に の世界観や哲学が存在するの 感じ取る民族ですから、それ で英語では訳せないのです。 ぞれの花や枝にさえ畏怖の念 は自分を見つめたいという願望が したが、若い人たちも自然に手を を抱き尊重します。花だから 垂れ梅樹奉納 社務所だより 枝 被災地の一日も早い復興をお祈り 申し上げます。 ボランティアとして気仙沼に赴き 医療活動を行っておられ、その活 動拠点が同じ天神様を祀る北野神 二度目となる活動を前に復興祈願 社であった御縁により実現しまし 祭をされ、当宮より復興の願いの 二月二十二日 山永章二氏 (防府市) 三 月 十 七 日 ( 社 )防 府 市 観 光 協 会 四 季 の 花 実 行 委 員 会「 笑 顔 の 花 咲 た。四月二十六日、五月の連休中 く町防府」として三十四本、中川不 込められた二鉢の梅を受け取ら れ、五月四日(みどりの日)現地 様の益々のご活躍とご健康をお祈 防府支部の方々により三月十八日 日誌抄 (平成 年) 82 り申し上げます。 〜二十日に当宮回廊、参集殿、歴 20 い けばな池坊五五〇年祭記 念 献 花 式 並 び に 花 展 が、 池 坊 被 災地気仙沼に当宮の紅白 梅 が 献 木 されました。医療法人 史館、大専坊、茶室を会場に開催。 しば 社団水生会柴田病院(山口市)柴 た げん じ 田眼治理事長は震災直後より医療 境内全体に大小約一五〇瓶のいけ 24 毎月一、十五、二十五日は月次祭 1月1日 歳旦祭 1~3日 書き初め会・梅茶接待 1~9日 天神おんな神輿写真展 5日 釿始式 7日 七草粥会 9日 弓始式 日 貞宮遙拝所例祭 日 鳥取空港受験祈願大絵馬設置 日 米子空港受験祈願大絵馬設置 日 山口宇部空港受験祈願大絵馬 設置 日 月次茶会裏千家増田宗保先生 御奉仕 天神市(縁日) 2月1日 月次祭 2~3日 第 回節分祭牛替神事 5日 お針祭 7日 岡山県総社市備中國総社宮 名正式参拝 日 紀元祭 日 ~ 3 月 4 日 梅 ま つ り 始 祭、 敬 神 婦 人 会 に よ る 甘 酒 接 待、 出世梅配布、茶会、生け花展、 大道芸、多国籍料理販売、琴 演奏会、ミニ着物展、着付け 教室、文化講演会他 長崎県松浦市今山神社 名正 式参拝 日 月次茶会裏千家小松田宗泉社 中御奉仕 天神市(縁日) 日 梅花祭・稚児舞奉納 3月1日〜 日まで 人形感謝祭「里親 さがし」 日 東日本大震災復興祈願祭 日 ( 社 ) 防 府 市 観 光 協 会「 笑 顔 の花咲く町防府」植樹祭 日 いけばな池坊五五〇年祭記念 池坊防府支部献花式並びに花 展・池坊由紀次期家元記念講演 日 春季祖霊大祭 101 動産 (防府市) 、市川敢一・茂子様 東 日 本 大 震 災 復 興 祈 願 祭 を 三月十日、役員総代を始め防府市 長、市民の方々約百名参列のもと 大鳥居前にて斎行、併せて表参道 石灯籠には復興の願いと亡くなら れた方々のご冥福をお祈りする 「 復 興 の 灯 」 が 点 灯 さ れ ま し た。 未曽有の大震災より早や一年が過 ぎましたが、未だに不自由な生活 を強いられている被災者の方々に 心よりお見舞い申し上げると共に 5 13 12 11 11 25 12 11 25 26 17 10 18 20 境内に無事植樹されました。柴田 ▲梅を受け取られた柴田理事長(左から3番目) 三月十八日 防府通運(株)様 御奉納誠に有難うございました。 ▲創業75周年記念として防府通 運(株)喜多村社長(中央)様 6 ○ さ か た り 平成24年6月1日 などを決定し、宮司が記念講演を 催。総会では、本年度の活動方針 日、会員約一〇〇名出席のもと開 内外より多くの方々が来宮されま ばなが所せましと彩られ、終日県 した。(詳しくは「宮司東奔西走」参考) 行い、無事に閉会致しました。 ★新役員 新役員・新総代・職員紹介 菅 公御着船一一一一年神仏 合 同『 金 鮎 祭 』 を 五 月 十 五 日、 役 員 総 代 関 係 者 参 列 の も と 斎 行。 杉本一彦 三田尻 ★新総代 若鮎が宮司と国分寺住職より御神 前にお供えされました。 宮崎 監 三行事区 本橋 奉納頂いている佐波川漁業協同組 一一年を記念して、永年若鮎を御 れ、当宮歴史館顧問の一坂太郎先 り五代目の楫取能彦氏も参列さ 七日のオープニングには、男爵よ 親王殿下の遺品などを展示、五月 ★昇進 職員人事 今年は、菅公がご着船(国分寺 で金鮎が国司に託され)より一一 合清水玉夫組合長に感謝状を贈呈 村田 敏夫 九行事区 高砂 しました。同組合様の益々の弥栄 禰 宜 高橋正典 権禰宜 田中利明 (防府市出身) 熊野速玉大社より転入 巫女 野元美咲 (防府市出身) ここに訂正してお詫び申し上げます。 介致しましたが、正しくは「洋画家」。 藤井あけみ女史を「日本画家」とご紹 前 号 に て 絵 画 奉 納 で ご 紹 介 し ま し た、 訂正とお詫び どうぞ宜しくお願いいたします。 ★新入職員 生の解説を頂きながらがご来館の 敬 神婦人会総会 が去る五月十 月一日まで。是非ご来館下さい。 おられました。尚、同企画展は九 皆様と共に熱心に耳を傾けられて をお祈り申し上げます。 宮歴史館明治維新室において開 『 楫 取 素 彦 と 天 満 宮 』 展 を 当 催。楫取男爵の直筆掛軸や貞宮内 日 高知県神社庁高岡支部 名正 式参拝 日 春祭・月次茶会煎茶専心小笠 原流煎茶山口県中部支部御奉 仕・天神市(縁日) 日 広島県府中市田所明神社田所 恒之輔宮司正式参拝 日 御正祭 4月1日 新入学児童勧学祭・茶筌祭 4日 筆まつり 5日 菊花会総会 8日 酒垂神社例祭 日 松崎天神縁起絵巻記念切手贈 呈式 日 第9回防府天満宮勝ち牛杯氏 子対抗ゴルフ大会 日 毛利家春祭 日 月次茶会表千家山本社中百次 会御奉仕 天神市(縁日) 日 医療法人社団水生会柴田病院 理事長柴田眼治氏東日本大震 災復興祈願祭梅木贈呈式 ~5月5日 千年のまちほうふ “ 幸 せ ま す ” ウ ィ ー ク「 お 茶 と灯りのコンサート」夜茶会、 フルート演奏会、ジャズ演奏 会、邦楽演奏会、ヴァイオリ ン&ギター演奏会他 5月1日 崇敬会大祭・平野啓子「竹取 物語」語り 5日 日本鶏展覧会 日 神仏合同金鮎祭 ~ 日 防府天満宮神道家「まほ ろば会」研修旅行 日 社有林検地 日 月次茶会煎茶三癸亭賣茶流清 水会国貞喜雲先生御奉仕・天 神市(縁日) 日 防長海軍慰霊祭並びに奉納剣 道大会 東京都千代田区日枝神社葵会 敬神婦人会十三名正式参拝 22 25 28 31 11 21 25 22 26 28 18 15 25 21 日 19 27 29 平成24年6月1日 さ か た り 7 ○ 53 第2回となる標記行事を 五月一日〜五日まで開催。 これからの主な行事予定 六月三十日(土)午後2時より 第二十四回天神おんな神輿 写真コンテスト結果 http://www.hofutenmangu.or.jp 御田植祭・名越大祓 ※同封の案内状を御覧下さい。 八月三日(金)〜五日(日)御誕辰祭 十月十四日(日) 花神子社参式 防府市長賞 「熱く輝く天神おんな神輿」 宇部市 植田 修司 防府商工会議所会頭賞 下関市 臼本 豊 「天神女神輿」 防府市観光協会会長賞 岡山市 中原 秀夫 「スマイル」 防府天神祭振興会奨励賞 下松市 原 浩二 「心ひとつに…」 (敬称略) その他、入選作品 三〇点 応募総数 一九七点 ▲防府天満宮賞 「絆で担ぐ」 呉市 田中 努 さかたり第 号 発行所 山口県防府市松崎町十四─一 電 話 〇八三五─二三─七七〇〇 FAX 〇八三五─二五─〇〇〇一 防府天満宮社務所 89 ▲名越大祓(輪くぐり) ▲万灯の夕べ(3日〜5日まで) ※協賛金をお願いしております。 詳しくは社務所まで 十一月二十四日(土)御神幸祭(裸坊祭) ▲大石段に差しかかる御網代輿 『千年のまち ほうふ〝幸せます〟ウィーク』 ▲2日 今村陽一トリオによるジャズ演奏会 『お茶と灯りのコンサート』 ▲ ▲1日 「平野啓子『竹取物語』語り」 (同号崇敬会だより参照) 4日 ヴァイオリン& ギター~スゥイ ングジャズアン サンブル ▲3日 山口交響楽団によるフルートアンサンブル ▲3日 夜茶会~清幸の夕べ~ ▲5日 書道と邦楽演奏会 8 ○ さ か た り 平成24年6月1日
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