2016/7/10 物理学 M 学科 崔 東学 年間予定 ◆ 前期講義内容:力学 運動 力 運動の法則 運動量 仕事、エネルギー ◆ 後期講義内容 流体、波動、電磁気 講義と評価 ◆ Power point と黒板を併用する (プリントを配布) 物理量と単位 質量 60 kg 質量の単位 (基準量) 物理量 量の大きさ ◆ 評価 前期、後期試験、出席 (基準量の何倍か) 質量 m 〔kg〕 質量の単位 質量の大きさを 表す文字変数 速さ v 〔m/s〕 単位 接頭語 温度 T 〔K〕 (テキスト p206) SI(国際単位系) 国際的な取り決め 基本単位 m (メートル) 長さ kg (キログラム) 質量 s (セコンド) 時間 A (アンペア) 電流(電気量〔C〕の流れ) K (ケルビン) 温度 mol (モル) 物質量 cd (カンデラ) 光度 その他の単位はm,kg,s,Aの組み合わせで表される (MKSA単位) T (テラ) G (ギガ) M (メガ) k (キロ) 1012 109 106 103 m μ n p (ミリ) (マイクロ) (ナノ) (ピコ) 10‐3 10‐6 10‐9 10‐12 1 2016/7/10 ギリシャ文字 アルファ ベータ ガンマ デルタ イプシロン ゼータ イータ シータ イオタ カッパ ラムダ ミュー ニュー 有効数字 オミクロン パイ • 測定値は、ある桁までしか知ることができない – それ以下の桁は不明である(測れない) – 測定値の真の値を知ることはできない ロー シグマ タウ ユプシロン • 測定値の有効数字 10.05 mm グザイ この桁の数値は誤差を含む ファイ カイ プサイ オメガ 有効数字 • 有効数字の最後の桁には誤差が含まれる • 有効数字を使って計算した結果もまた、ある桁までし か信用できない(有効数字である) • 測定値と有効数字の桁数 測定値 有効数字の桁数 123.4 4 0.123 3 0.12300 5 1.20×103 3 (1200は有効数字4桁) 0.00320 3 有効数字 この桁より後の数値 は不明 • 最後の桁以降の数は0ではなく不明である • 測定値の誤差の表し方 測定値±誤差範囲 例 10.05±0.03 mm 有効数字 9.7972 m/s2 ---- 979.72 cm/s2 -- 172.4 cm ---- 1.724 m ---- 0.00544 m ---- 12000 m ---- 1.2×104 m ---- 5桁 5桁 4桁 4桁 3桁 5桁 2桁 有効数字 誤差を含む桁=不確かな数 加算,減算では,測定値の有効数字の末尾の位の 高い方と同じ位までとする 2002.3+1.234=2003.5 (2003.534) 加減算 乗算 乗算,除算では,測定値の有効数字の桁数の少な い方と同じにする 2002.3×1.234=2471 (2470.8382) 2 2016/7/10 自然観の発展と物理学(力学) (西欧16世紀~) 自然観の発展と物理学(力学) (西欧16世紀~) ◆ 惑星の運動の問題 近代科学の誕生 天動説から地動説への価値観の転換 ◆ 惑星の運動の問題 近代科学の誕生 天動説から地動説への価値観の転換 ◆ 地表での運動の問題 コペルニクス (ポーランド1473‐1543) ティコ・ブラーエ (デンマーク1546‐1601) 太陽中心の宇宙モデルから惑星の運動を説明 惑星の運動の精密観測(目視観測) ×年×月×日 火星は蠍座の××にいた ケプラー (ドイツ1571‐1630) 惑星の運動法則をみつける ケプラーの法則 自然観の発展と物理学(力学) (西欧16世紀~) 惑星の運動の問題 (ケプラーの法則) 1. 惑星は太陽を1つの焦点とする楕円軌道を描く ◆ 惑星の運動の問題 近代科学の誕生 天動説から地動説への価値観の転換 2. 惑星と太陽を結ぶ線分が描く面積速度は一定 である ◆ 地表での運動の問題 3. 惑星の長半径の3乗と公転周期の2乗の比は すべて同じである 自然観の発展と物理学(力学) (西欧16世紀~) ガリレオ・ガリレイ (伊 1564‐1642) • 軽いものも重いものも同じように落下する • 落下運動は加速度が一定の運動 • 振り子の等時性 力学の完成 ニュートン (英 1642‐1727) • 運動の3法則 (この世のあらゆる運動が従っている) • 万有引力の法則 (すべての質量の間には引力がはたらく) 摩擦や抵抗の影響を取り除き、慣性を見つけて運動を法則化 慣性 : 押し続けなくても物体は運動を続ける 力学の完成 3
© Copyright 2024 Paperzz