DISCLOSURE 2015 ぎふ農業協同組合 事業所名 JA GIFU DISCLOSURE 2015 CONTENTS JAについて ごあいさつ 1 住 所 構 造 改 善 セ ン タ ー 岐阜市石谷寺之前65-1 電話番号 (058) 235-7181 事業所名 住 所 岐阜農機センター (黒野)岐阜市古市場266 電話番号 (058) 239-0911 不 動 産 セ ン タ ー 岐阜市薮田東1-2-9 0120-116-745 不動産センター各務原 各務原市入会町2-96 0120-502-132 (蘇原) 各務原市蘇原野口町1-1 (058)383-7600 各務原農機センター (鵜沼)各務原市鵜沼西町4-120 (058)379-3981 ローンプ ラ ザ 県 庁 前 岐阜市薮田東1-2-9 0120-116-860 本巣農機センター (糸貫)本巣市見延441 (058) 323-5313 春近カントリーエレベーター ぎふ農業協同組合 代表理事組合長 (058) 293-4666 方県カントリーエレベーター 岐阜市安食6-5 (058) 229-5521 ローンプ ラ ザ 各 務 原 各務原市入会町2-96 0120-116-039 岐阜市溝口童子111 1 .経営理念 3 6 .地域貢献活動 16 2 .経営方針 4 7 .リスク管理の状況 24 3 .経営管理体制 5 8 .自己資本の状況 36 4 .事業の概況 6 9 .主な事業の内容 37 南 部 燃 料 セ ン タ ー 羽島市正木町大浦583 (058) 392-8191 下中カントリーエレベーター 羽島市下中町石田1365 (058) 398-3308 10.系統セーフティネット 47 北 部 燃 料 セ ン タ ー 山県市高富2170 (0581) 22-2133 瑞穂カントリーエレベーター 瑞穂市重里820 (058) 328-5266 糸 ごあいさつ タ ー 各務原市各務西町4-317-7 (058) 324-5150 本巣カントリーエレベーター 本巣市見延247-2 (058) 324-9281 0120-012-423 西 郷 ライス セ ン ター 岐阜市上西郷2-18 (058) 234-1609 場 岐阜市池ノ上町4-22-2 0120-012-423 市 橋 ライス セ ン ター 岐阜市下奈良1-25 (058) 274-4776 場 岐阜市日野南1-18-3 0120-012-423 佐 波 ライス セ ン ター 岐阜市柳津町高桑東3-78 (058)279-2171 場 山県市高富1996 0120-012-423 各 務 原ライスセンター 各務原市蘇原昭栄町4-40 (058)371-3534 第 一 ふ れあい ホー ル 羽島郡笠松町中野203 0120-472-700 穂 積 ライス セ ン ター 瑞穂市只越263-1 (058) 327-7371 第 二 ふ れあい ホー ル 羽島郡笠松町長池236 0120-472-700 高 富 ライス セ ン ター 山県市東深瀬96-1 (0581) 22-3665 セレモニーホール香 花 各務原市那加巾下町26 0120-472-700 美 山 ライス セ ン ター 山県市岩佐1818-1 (0581) 52-2925 は し ま 虹 の ホ ー ル 羽島市正木町曲利1398 0120-594-089 春 近 育 苗 セ ン タ ー 岐阜市溝口童子67 (058) 229-5521 (058) 235-7538 5 .事業活動のトピックス 15 資 料 編 1 .貸借対照表 48 2 .損益計算書 50 3 .キャッシュ・フロー計算書 52 4 .注記表等 53 5 .剰余金処分計算書 63 6 .部門別損益計算書 64 7 .財務諸表の正確性等にかかる確認 65 Ⅱ損益の状況 1 .最近の 5 事業年度の主要な経営指標 66 2 .利益総括表 66 3 .資金運用収支の内訳 67 4 .受取・支払利息の増減額 67 Ⅲ事業の概況 68 Ⅳ経営諸指標 1 .利益率 72 2 .貯貸率・貯証率 72 3 .その他経営諸指標 72 Ⅴ自己資本の充実の状況 1 .自己資本の構成に関する事項 73 2 .自己資本の充実度に関する事項 74 3 .信用リスクに関する事項 74 4 .信用リスク削減手法に関する事項 76 5 .派生商品取引及び長期決済期間取引の 取引相手のリスクに関する事項 77 6 .証券化エクスポージャーに関する事項 77 7 .出資等エクスポージャーに関する事項 77 8 .金利リスクに関する事項 78 Ⅵ用語解説 79 Ⅶ事業利用ポイント還元 83 櫻 井 宏 足近カントリーエレベーター 羽島市足近町3-267 東 部 燃 料 セ ン タ ー 各務原市各務西町4-317-7 (058)380-2151 貫 給 油 葬 祭 セ ン Ⅰ決算の状況 1 .信用事業 中 央 燃 料 セ ン タ ー 岐阜市曽我屋5-120 島 斎 日 野 斎 高 富 斎 所 本巣市見延441 (058) 235-7538 (058) 392-1290 平素よりJAぎふに対し格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。 今年も、組合員・利用者の皆さまに当JAに対するご理解をより一層深めて いただくため、 「ディスクロージャー誌2015」を作成いたしました。 さて、わが国の経済は、アベノミクス効果により20年近くに及ぶデフレ状 態から脱却し、着実に景気回復の道筋を辿りつつあります。しかし金融緩和に よる円安と金利低下が企業業績の急回復をもたらした面も強く、また中小企業 間ではコスト増による利益圧迫や個人消費の伸び悩み等の懸念材料も存在して パールライスセンター 岐阜市曽我屋5-120 (058) 293-4777 方 県 育 苗 セ ン タ ー 岐阜市安食6-5 KOME米HOUSE 本荘店 岐阜市敷島町7-7-3 (058) 254-0070 羽 島 育 苗 セ ン タ ー 羽島市竹鼻町駒塚4-929 (058)393-0682 います。農業面では、米価格の大幅な下落や急激な円安による燃料・飼料・資 材価格の高騰など厳しい経営環境が続いています。加えてTPP交渉には引き続 岐阜市下土居212-2 (058) 296-6033 本巣市見延441 (058) 323-5237 お んさい 広 場 鷺 山 糸 貫 育 苗 センター き注視していく状況にあります。また農協改革が政府与党内で議論される中、 (0581) 22-3665 おんさい 広 場 はぐり 羽島郡岐南町三宅9-50 (058)245-8881 高 富 育 苗 セ ン タ ー 山県市東深瀬96-1 JAグループとして自己改革案を表明し、その着実な実践が今まさに求められ (058) 323-6351 (058) 238-8118 堆 肥 セ ン タ ー 岐阜市佐野205-1 お んさい 広 場 真 正 本巣市宗慶467-1 ています。 糸 貫 農 産 物 販 売 所 本巣市三橋糸貫川通1044-1(058)323-6851 黒野農産物流通センター 岐阜市下鵜飼稲置1808-1 (058)239-2321 そのような中、昨年度は、 第二次中期経営計画(平成25年度~平成27年度) (058) 243-1003 (058) 320-1717 糸貫農産物流通センター 本巣市見延441 フレッシュマート 芥見 岐阜市芥見3-332 JAの概要 の中間年度にあたり、 「未来ある農業へのチャレンジ」 、 「次世代へ大切な財産 (058) 245-8211 (058) 234-5153 曽 我 屋 枝 豆 選 果 場 岐阜市曽我屋5-131-1 フレッシュマート 北長森 岐阜市野一色2-5-23 1 .機構図 84 4 .特定信用事業代理業者の状況 86 2 .役員構成(役員一覧) 86 5 .沿革・あゆみ 87 3 .組合員数 86 6 .店舗等のご案内 88 をつなぐための支援」 、 「組合員と地域へ貢献する事業・組織展開」をキーワー (058) 271-6343 ― 岐 阜 いちご 育 苗 施 設 岐阜市曽我屋3-143 フレッシュマート 茜部 岐阜市茜部新所4-96-1 ドとして各事業に取り組んでまいりました。また26年産米価が大幅に低下し (058) 239-1119 グリーンセンターくろの 岐阜市古市場266 各務原集出荷場予冷施設 各務原市鵜沼各務原町9-245(058)370-8188 た中、1億1千万円の緊急助成対策を行い、地域活性化の一助として各地域で (058) 229-0051 グリーンセンター三 輪 岐阜市石原2-5-1 羽 島 選 果 場 羽島市正木町森9丁目25番地(058)392-9597 活動する団体に約9百万円の支援助成を行いました。 羽島郡笠松町門間111 (058) 388-3208 グリーンセンターさかい川 真 正 選 果 場 本巣市軽海400-1 (058) 324-2221 今年度は、さらに中期計画の最終年度として、組合員の皆さまをはじめ地域 (058) 328-3905 グリーンセンターかわ しま 各務原市川島河田町1042-1(0586)89-3303 巣 南 選 果 場 瑞穂市宮田151-1 の皆さまとのつながりを大切にし、信頼関係をさらに深めるため自己改革に取 羽島市舟橋町8-2 (058) 391-9231 ― グリーンセンター羽島中央 本 巣 いちご 育 苗 施 設 本巣市曽井中島624-2 り組み、農業所得の増大、組織・事業の充実、経営基盤の強化へ向け全力で取 山県市高富2153 (0581) 22-2444 (0581) 34-2005 グリーンセンターたかとみ 糸 貫 いちご 育 苗 施 設 本巣市見延412 菜 々 の り組むこととします。 里 各務原市鵜沼朝日町2-371 (058)384-5351 花 か ご 今年度も全役職員一丸となって組合員の皆さまの負託に応え、皆さまととも (058) 392-7587 館 羽島市舟橋町8-2 有 機 物 供 給 施 設 瑞穂市重里820 (058) 324-5266 に発展を挙げるため邁進する所存でありますので、組合員の皆さまにおかれま しても、一層のご愛顧賜りますようお願い申し上げご挨拶といたします。 DISCLOSURE DISCLOSURE 20152015 1 89 1.経営理念 農業協同組合の「協同」とは、力を合わせ、目的に向かって仕事をするという意味 です。組合員が、 お互いに協力し心を合わせることが、 協同組合活動の前提になります。 こうした「相互扶助」は世界中の協同組合に共通する精神です。これを表す標語とし て、 “Each for All All for One” (1人は万人のために万人は1人のために)が広く使 われています。 協同組合のひとつである当JAは、組合員や地域の皆さまとの信頼の絆を大切にし、 農業や地域の発展のお役に立つことを第一に心がけています。 経営理念 挑戦 地域社会に貢献するJA 創 立/昭和38年9月(平成20年4月1日合併) 本店所在地/岐阜市司町37 事 業 地 域/岐阜市、羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、 岐南町、笠松町、北方町 出 資 金/72億1千万円 店 舗/59ヶ所(本誌88・89頁の店舗一覧をご覧ください。) 職 員 数/1,025名(男性639名、女性386名) 貯 金/8,886億6千万円 貸 出 金/2,032億1千万円 共済保有高/2兆3,545億5千万円 購 買/78億4千万円 受託販売品/84億7千万円 買取販売品/4億円 貢献 人財 概 要<平成27年3月31日>現在 健全で適切な経営のJA 新しいことに挑戦するJA 人を財産として育むJA 健全 信頼 安心 地域に信頼されるJA 安心して利用できるJA DISCLOSURE 2015 3 2 経営方針 平成27年度は、JAぎふ第二次中期経営計画の最終年度として「未来ある農業へのチャレンジ」 「次 世代へ大切な財産をつなぐための支援」「組合員と地域へ貢献する事業・組織展開」の実現を図るた めに、全役職員一丸となって、以下の基本目標を掲げて運営及び事業を展開します。 記 ・総合事業による地域密着の事業展開 ・産地づくりの拡大による安全・安心な農産物の提供 ・販売力強化とコスト削減による農業所得の増大 ・総合的リスク管理態勢の構築による経営基盤の強化 ・相談機能の強化と地域に信頼される職員育成 運 営 平成27年度は、 第二次中期経営計画の最終年度として、3 つの基本計画「未来ある農業へのチャ レンジ」「次世代へ大切な財産をつなぐための支援」 「組合員と地域へ貢献する事業・組織展開」 の実現に向け、地域に選ばれ成長し続けるJAを目指し実践しなければなりません。 そのために、組合員の意思を反映した運営の実践と支店を基軸とした地域貢献や、地域に信頼 され組合員からの相談に応える職員育成と利用者の満足度向上に向けたCS改善活動の定着によ る次世代との繋がり強化を積極的に実践するとともに、安全・安心を提供できる経営に努めるた め、総合的リスク管理を徹底し総合事業による効果的な事業体制の構築に取組むものとします。 さらに、中期経営計画を総括するとともに次期中期経営計画の策定にあたっては、さらなる地 域密着型の総合農協を目指し、組合員の皆さまのご意見を拝聴し農協改革も踏まえ策定いたしま す。 営 農 新たな農業・農村政策や、「人・農地プラン」を踏まえて、支店運営委員会や座談会からの意 見を取り入れたJA地域営農計画を策定し、行政と連携し実践することで農地・地域を守ります。 主要品目・重点品目の生産拡大を図るとともに、販路開拓や新たな販売手法を構築し販売力を 強化します。また、資材仕入方法の見直しや、提案型供給、農業機械レンタルの拡大を実施する ことにより、生産コストを低減し、農家所得の向上を目指します。さらに、担い手への農地集積 をすすめ経営の安定化を図るとともに、 (株)援農ぎふによる農業経営と地域営農サポート、多 様な担い手の育成支援を行います。 地域との合意による人づくり、地域(産地)づくり、ものづくりを積極的に進めることで未来 ある農業へチャレンジします。 生 活 民間との競争が進む中、 3 本柱であるパールライス・燃料・葬祭事業を中心に、環境変化を的 確に捉え対応することにより、組合員・利用者から信頼と満足を得られる生活事業活動を展開し ます。 そのためには、担当者の資質向上を目指し、内部研修・外部研修に積極的に参加させ、提案で きる職員づくり、相談しやすい職員づくりを進めます。 さらには、 JAの総合力を発揮するため、 他部門との連携を視野に入れた事業活動に取組みます。 また、女性部については、幅広い層での活動の充実を図るため、若い世代の組織の育成と活動 の活性化、小グループ活動を行う組織の拡大、高齢者福祉活動の拡充により、地域を中心とした 活動を進めます。 信 用 第二次中期経営計画の最終年度を迎え、 「利用者基盤の拡充・強化に向けた取組み」「利用者目 線の事業展開を徹底する事業運営態勢の強化」「他事業との連携の強化による総合事業体として の優位性発揮」の実現の考えに沿った事業展開を継続して目指します。また、主要事業である貯 金・貸出金の増加を目指し、特に貯金については「集める貯金」としてのシーズンキャンペーン の徹底、 「集まる貯金」としての年金・給振口座の獲得により貯金増加を図ります。また、最終 年度である平成27年度には残高9,000億円を突破して 1 兆円の足掛かりとします。貸出金につい ては、JAの使命である農業関連資金、住宅ローン、小口ローンの取組みを重点取組みとします。 統一事務手続きの定着化を図るとともに事務レベルの向上を目指します。また、利用者満足度 の向上ならびにリスク管理態勢を確立していきます。 資産管理 組合員の暮らしに直結する様々な負託に応えるため、支店・グループを核とした相談体制の機 能強化を図り、高度な営業活動を目指します。 また、世代交代が加速する中、 「次世代へ大切な財産をつなぐための支援」をキーワードとし、 部門をまたいで事業承継支援ができるよう相続相談体制を整備(情報の共有化)します。 さらに、 「農ある豊かな暮らしづくり」を通じ、地域特性にあわせた土地の有効活用を提案し、 地域の実情にあわせた活性化に取組みます。 共 済 第二次中期経営計画で掲げている「~地域に安心の輪を広げ、未来への絆をつくる 3 カ年~」 を目指し、JA共済の事業理念である助け合いの精神を再認識し、組合員・利用者及び地域住民 の皆さまに「ひと・いえ・くるま」の総合保障を提供し、さらなる「安心」と「満足」をお届け します。 また、タブレット端末を活用した保障点検活動「あんしんチェック」及び「はじまる活動」に よるニューパートナー(新たな契約者)への取組みを強化し、医療共済・こども共済・年金共済・ 介護共済・自動車共済を重点仕組みとして取組むこととあわせて、一人ひとりのニーズに合った 共済を提案していきます。そのために、地域特色に基づくエリアデータを活用し、バランスのと れた推進活動を実践できるよう渉外担当者(LA)の保障提案力の向上と育成強化に努めるとと もに、窓口担当者(スマイルサポーター)の知識向上による窓口対応強化に努めます。 また、土曜日や大型連休時の自動車事故対応の強化を図ることで契約者満足度の向上に努めま す。 3 経営管理体制 ◆経営執行体制 当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代会」の決 定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が業務執行を行ってい ます。また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行っています。 組合の業務執行を行う理事には、組合員の各層の意思反映を行うため、女性 2 名を理事に登用して います。また、信用事業については専任担当の理事を置くとともに、農業協同組合法第30条に規定す る常勤監事及び員外監事を配置し、ガバナンスの強化を図っています。 4 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 5 4 事業の概況(平成26年度) 2 当該事業年度の末日における主要な事業活動の内容と成果 信 用 事 業 1 全般的概況 わが国の経済は、アベノミクス効果により20年近くに及ぶデフレ状態から脱却し、着実に景気回復 の道筋を辿りつつあります。しかし金融緩和による円安と金利低下が企業業績の急回復をもたらした 面も強く、また中小企業間ではコスト増による利益圧迫や個人消費の伸び悩み等の懸念材料も存在し ています。農業面では、米価格の大幅な下落や急激な円安による燃料・飼料・資材価格の高騰など厳 しい経営環境が続いています。加えてTPP交渉には引き続き注視していく必要があります。 そのような中、 「未来ある農業へのチャレンジ」 「次世代へ大切な財産をつなぐための支援」 「組合 員と地域へ貢献する事業・組織展開」の 3 本柱をキーワードとした第二次中期経営計画(平成25年度 ~平成27年度)の中間年度として全事業に取組んでまいりました。 営農事業においては、各グループの営農担当次席とTAC、品目担当者と連携し、グループごとの 営農計画を策定し実践しました。 また担い手組織には農地中間管理事業による農地の集約化を支援し、 各種補助事業を活用した機械・施設の導入支援を行いました。新規就農支援はイチゴ研修施設での研 修を終えた 3 名に農地・栽培施設等の支援を行い、また柿産地担い手育成事業を立ち上げ研修生 1 名 を受け入れています。また26年産米の大幅な価格下落に対応し、管内の水田農業経営の維持・安定化 を図り、生産意欲の高揚となるようJA独自の米価下落緊急対策として主食用米出荷者に総額 1 億 1 千万円の助成支給を行いました。 経済事業においては、パールライス・燃料・葬祭事業を 3 本柱として事業展開を行いました。葬祭 事業は 8 月に施行全般を子会社のJAぎふ総合サービス㈱に業務委託し、信頼と誠意を基本としたサー ビスの提供に努めています。また生産資材価格の競争激化の中、市場価格調査を基に予約注文等で競 争力ある価格設定を行いました。 金融事業においては、各種キャンペーンを通じ貯金高増強を図りました。また支店担当者と営農部 署が連携し、農業関連資金融資に取り組みました。生活資金ではハウスメーカーとの関係強化を図り ながら住宅資金増強にも力をいれました。年金相談をはじめ顧問弁護士、顧問税理士等による相談機 能の強化にも取組みました。 共済事業においては、組合員及び地域の皆さまへ「安心」と「満足」を提供するため、 3 Q訪問活 動による契約世帯全戸訪問と「あんしんチェック」を継続して行いました。また次世代へのJA共済 拡大をめざし、ニューパートナー獲得に力を入れました。 資産管理事業においては、組合員の大切な事業基盤である農地を守り継承させるため、相続相談機 能の機能強化を図り、相続シミュレーション提案や遺言相談、遺言信託の取扱い拡大に努めました。 また地域特性に合わせた土地の有効活用を提案しました。 組織面においては、農協改革が政府与党内で議論される中、10月に各地区で農協改革に対する意見 交換会を開催し、拝聴した意見をまとめ政府与党への働きかけを行ってきました。また組合員の意見 を組織に反映し繋がりを強化した組合運営を行うための支店運営委員会、 集落座談会を開催しました。 更に各支店が設定した支店ビジョンの実践により地域活性化の貢献に努めました。CS活動は全支店、 全部署に導入し、顧客満足度の向上に努めています。また地域のイメージアップと活性化を図ってい る諸団体の活動を支援するため、目的積立金「地域活動支援基金」を活用し、13団体に約 9 百万円を 助成しました。 経営面においては、支店体制再編整備計画に基づき 3 月に岐南みなみ支店を岐南支店に統合し、竹 鼻支店と上中支店を移転統合し羽島東支店として新築オープン致しました。また利用者に安心してご 利用いただくため、リスク管理態勢の強化及びコンプライアンス風土の醸成に努めました。 組合員への利益還元は、 「みのっ太deポイント」による優待企画 1 億円、 出荷奨励金還元 2 千万円、 生産資材購入利用者還元 4 千万円を還元しました。 財務面においては、貸出審査の厳格化・保全の強化に努めた結果、不良債権比率は3.02%、自己資 本比率は基準を大きく上回る21.48%となりました。 以上の結果、事業利益は25億 7 千万円、経常利益は30億 2 千万円、当期剰余金は14億 5 千万円とな りました。 6 DISCLOSURE 2015 貯 金 ◦各種キャンペーンの実施 貯金増強のため、サマー・ウインターキャンペーンの実施、住宅ローン利用者向け 定期貯金・定期積金、ゴールデンエイジ応援プランによる退職金獲得などの取組みを 行いました。その結果貯金残高は8,886億円となりました。 年 金 ◦年金活動強化 不動産センター県庁前で毎月第 2 日曜日、長良西支店で毎月第 3 日曜日に、その他 本支店で年間123回の年金相談会を開催した結果1,840件の年金相談をいただきました。 推進体制では渉外担当者の他、 4 名の年金アドバイザー、社会保険労務士の資格を 持った年金相談員を配置しています。 その結果、年金友の会新規口座数を3,170件獲得し、会員総数は45,924人となりました。 貸出金 ◦融資推進体制の強化 農業関連資金をはじめ住宅・生活資金の貸出推進に積極的に取組みを行いました。 またローンプラザの休日相談、ハウスメーカーへの積極的な働きかけを行いました。 その結果、貸出金残高は2,032億円となりました。 相談業務 ◦各種相談等 顧問弁護士・顧問税理士・顧問社会保険労務士による、 各種相談業務に取組みました。 NISA(少額投資非課税制度)を使った資産運用の提案、平成25年 4 月から平成31年 3 月までの間に利用できる「教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税制度」の周知活 動に取組みました。 (単位:千円) 区 分 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 貯 金 814,910,918 827,459,550 856,531,826 888,662,635 預 金 575,546,456 588,089,507 616,113,719 652,233,185 金 198,468,503 200,005,994 204,618,721 203,216,931 金 銭 の 信 託 6,000,000 7,000,000 7,000,000 8,000,000 券 61,658,675 60,601,767 58,479,541 58,081,845 債 18,073,683 22,187,722 29,404,552 35,390,732 他 43,584,991 38,414,045 29,074,989 22,691,113 貸 出 有 価 証 国 そ の DISCLOSURE 2015 7 ●短期共済新契約掛金 共 済 事 業 火 ◦JA共済の事業理念である助け合いの精神を再認識 し、組合員・利用者及び地域住民の皆さまに「安心」 と「満足」を提供するため、 「ひと」 「いえ」 「くるま」 の総合保障を積極的に提案しました。 また、地域貢献活動の一環としまして、「子育て支 援プロジェクト」の展開や「交通安全啓蒙運動」に 取組み、地域の絆を強化するとともに、健康で安心 して暮らせる豊かな環境づくりに貢献しました。 その結果、 当初の目標を達成することが出来ました。 ○平成26年度実績 ◦長期共済保有契約高 ◦推進総合ポイント ◦推進活動ポイント ◦新規ポイント ◦自動車共済 ◦自賠責共済(代理店含) ◦保有契約件数 自動車共済 自賠責共済 火災共済 ◦自動車事故受付件数 (うち フリーダイヤル (うち JA(本店・支店) ◦夜間休日現場急行サービス (フリーダイヤル要請あり ◦平日現場急行サービス (うち 支店 ●長期共済保有高 生 命 総 終 身 23,545億円 49,886千P 38,520千P 29,971千P 35,745台 10,018台 37,270件 19,878台 9,960件 3,148件 1,619件) 1,529件) 202件 6.4%) 214件 133件) 共 共 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 済 1,184,048,400 1,119,642,370 1,060,713,022 998,361,208 済 658,059,580 647,146,360 623,814,222 606,639,264 定 期 生 命 共 済 4,274,500 3,107,100 2,688,400 2,658,400 養 老 生 命 共 済 470,588,360 423,869,710 391,856,256 351,083,366 う ち こ ど も 共 済 65,979,260 65,908,570 65,831,438 64,995,751 医 療 共 済 39,834,650 35,746,600 31,999,000 26,708,600 が ん 共 済 2,715,000 2,402,000 2,227,000 2,048,500 済 7,103,400 5,983,200 定 建 自 (単位:千円) 合 期 医 療 共 5,003,500 4,373,900 1,797,844 3,577,978 1,387,400 1,326,800 1,271,200 1,397,612,400 1,388,007,000 1,371,635,852 1,356,197,193 2,581,660,800 2,507,649,380 2,432,348,874 2,354,558,402 介 護 共 済 年 金 共 済 1,472,900 済 物 更 生 共 合 計 (注) 金額は、年度末の保障金額 (医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額 (付加された定期特約金額等を含む。) 、 がん共済はがん死亡共済金 額、年金共済は付加された定期特約金額) です。 済 済 済 傷 賠 自 共 車 害 償 共 責 賠 任 平成24年度 136,326 29,245 17,259 182,830 平成25年度 154,763 30,445 15,193 200,401 平成26年度 169,167 31,570 13,913 214,650 済 平成25年度 3,412,227 平成26年度 7,863,880 (注) 金額は年度末の介護共済金額です。 ●年金共済の年金保有高 年 年 種 類 金 開 始 金 開 始 合 計 (単位:千円) 前 後 平成23年度 9,197,990 3,946,710 13,144,700 平成24年度 9,303,330 3,957,530 13,260,870 平成25年度 9,284,740 3,980,560 13,265,300 平成26年度 9,497,324 3,882,405 13,379,730 平成26年度 済 139,605 130,570 107,022 98,970 1,636,075 1,808,511 1,896,738 1,902,659 済 55,096 53,338 57,652 54,929 済 847 919 930 917 済 211,152 223,469 257,791 259,195 2,042,776 2,216,808 2,320,135 2,316,671 生活資材 ●生産資材の予約誘導 ●米の消費拡大 生産資材の価格競争が激化する中、市場の 価格動向調査を行い、予約注文等で競争力の ある価格設定を実施しました。 また、肥料・農薬等の生産資材の購入額に応 じ利益還元として4,000万円の支援をしました。 肥料・農薬の大口利用農家に対し、購入金 額に応じた奨励措置を実施しました。 農業機械は、展示会開催地区を拡大し事前 点検と農機具の安全指導及び盗難防止に対し て啓蒙活動を実施しました。 〈主な予約状況〉 ◦水稲肥料農薬予約袋数 85,076袋 ◦園芸肥料農薬予約袋数 127,012袋 地場産米を主力とし、「安全・安心・美味」 を全面に打ち出し、早場米『あきたこまち』 を口切りに、パールライス友の会会員拡大、 新規業務用取引先拡大、おんさい広場などで の今搗米拡大を柱としたなか、販売強化と供 給量の安定確保に努めました。 ◦パールライス友の会会員数 3,147名 ●燃料事業の展開 組合員・利用者への「安全・安心」を確保す るため、研修会・自主点検を実施した中、保 安業務の強化に努め、生活に結びついたLPガ ス・灯油配送などの燃料事業を展開しました。 また、エコで環境に優しい省エネ商品の拡 販にも積極的に取組みました。 ◦灯油定期配送会員数 9,611名 ●購買品供給高 (単位:千円) 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 肥 料 693,526 773,396 988,036 535,876 飼 料 633,852 634,576 694,074 660,365 械 1,063,520 1,077,642 1,501,920 958,145 薬 611,900 610,590 885,757 320,212 そ の 他 生 産 資 材 808,893 714,927 730,656 599,291 計 3,811,693 3,811,131 4,800,443 3,073,891 米 523,202 (596,157) 483,799 (661,714) 414,436 (690,978) 400,988 (595,533) L P ガ ス・ 燃 料 関 連 2,858,166 2,584,976 2,577,336 2,288,520 葬 材 1,158,253 1,056,638 1,100,372 1,044,123 そ の 他 生 活 資 材 1,068,168 1,058,572 1,076,682 1,034,682 計 5,607,791 5,183,985 5,168,826 4,768,313 9,419,484 8,995,116 9,969,269 7,842,206 農 業 機 農 (単位:千円) 平成24年度 平成25年度 済 生産資材 生活資材 介 共 平成24年度 購 買 事 業 (単位:千円) ●介護共済の介護共済金額保有高 平成23年度 共 責 (注) 金額は年度末の入院共済金額です。 種 類 護 共 共 合 計 生産資材 医 が 定 平成23年度 115,071 27,150 18,898 161,119 災 動 品 目 ●医療系共済の入院共済金額保有高 種 類 療 共 ん 共 期 医 療 共 合 計 平成23年度 種 類 共 済 種 類 (単位:千円) 祭 関 連 合 計 資 (注) 受託購買は、 取扱いがありません。 ※米 ( ) 内は、 直接米穀課から買取りし、販売した金額を含めた供給高です。 (注) 金額は年金年額 (利率変動型年金は最低保証年金額) です。 8 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 9 販 売 事 業 ●集荷食糧(米・麦) 平成26年産米の作況は、 8 月の大雨・長雨による日照 不足の影響を受けて、作況指数は「99」となりました。 米集荷数量は主食米・非主食米を含め149,555俵になりま した。 米価は、全国的な過剰在庫・消費減退により平成25年 産と比べ2,500〜3,000円も下落し過去最大の下落幅となり ました。 そうした中、JAぎふでは、地域農業の維持・振興を目 的に「米価下落緊急対策」を実施しました。総額で、 1 億 1 千万円を超える助成を行いました。 麦の作況については、天候に恵まれ順調な生育となり 集荷数量は14,391俵となりました。 また大豆は、 8 月の天候不順から 2 年連続の不作で、 集荷数量は1,256俵となりました。 ●販売状況 春大根は、他産地の出荷量が多く販売環境は厳しく価 格は軟調に推移しました。秋冬大根は、天候にも恵まれ 出荷量は増加しましたが、全国的に豊作で厳しい販売と なりました。 えだまめは、春先の好天と播種日を早めたことで、例 年より早い出荷スタートとなりました。その後は発芽不 良や害虫被害も影響し、前年を下回る出荷量となりまし たが、値決め販売を強化し、価格の安定に努めました。 ほうれん草は、高温により11月に出荷量が集中し、前 ●農業施設利用状況 ・選果場利用実績 ・米の乾燥調整施設利用実績 カントリーエレベーター (CE) ライスセンター (RC) 114,654俵 47,553俵 ・育苗センター利用実績 水稲緑化苗 半は軟調価格で推移しました。その後は冷え込みも厳し く、全国的に品薄傾向のなか出荷量は昨年を下回りまし たが、価格については堅調な販売となりました。 春夏にんじんは、前段産地の安値からのスタートとな りましたが、 5 月後半から価格は持ち直しました。太物 の出荷比率が高く、出荷量は昨年を上回りましたが価格 は厳しい結果となりました。冬にんじんは、例年より早 い11月下旬からの出荷となり、出荷量は他産地同様、前 年を大きく上回りましたが、価格は下回る結果となりま した。 柿は、着果量は多かったが台風前後の大雨による後期 肥大で、 ヘタスキが多くなりました。また、 一部地域では、 雹の被害により出荷量が大きく減少しました。着色は早 く、大玉傾向ではありましたが、下位等級品の比率が高 かったことで、販売価格は軟調に推移しました。 いちごは、定植時期に天候不順となりましたが、例年 並みの出荷始めとなりました。クリスマス需要から年末 の需要期にかけ、寒波や曇天により出荷量は減少し、高 単価で推移しました。しかし、出荷量が伸びず厳しい販 売となりました。 肉畜販売は、毎年開催される共進会に各農家が秀逸な 枝肉を多く出荷したことや、全国的に出荷量が減る中、 消費拡大による枝肉の引き合いが強く、高値販売につな がりました。 緑化苗 硬化苗 163,206箱 158,776箱 柿 枝豆 ・産直施設利用実績 おんさい広場 他直売所 合 計 2,258㌧ 916㌧ 売上金額 1,937百万円 999百万円 2,936百万円 登録農家数 2,650戸 ― 2,650戸 ●販売品取扱高 集荷食糧 ・受託販売品取扱高 品 目 米 麦 ・ 大 計 大 枝 ほ う れ ん そ に ん じ 柿 い ち そ の 他 園 計 肉 肉 生 鶏 計 産 直 合 計 園芸特産 畜 産 10 DISCLOSURE 2015 豆 根 豆 う ん ご 芸 牛 豚 乳 卵 品 平成23年度 1,404,481 40,603 1,445,084 207,689 688,824 395,052 335,687 819,556 780,317 692,153 3,919,278 637,647 638,352 289,415 48,927 1,614,341 1,746,824 8,725,527 平成24年度 1,889,404 25,104 1,914,509 230,026 627,295 342,941 356,824 735,444 786,206 702,100 3,780,836 861,086 656,383 258,325 12,569 1,788,363 1,875,795 9,359,503 平成25年度 2,073,411 14,243 2,087,655 193,509 634,523 338,087 361,562 596,031 767,095 656,302 3,547,109 700,123 759,889 252,185 10,057 1,722,254 1,941,657 9,298,676 来店客数 1,432千人 911千人 2,343千人 (単位:千円) 平成26年度 1,312,756 57,674 1,370,430 174,790 588,567 323,389 320,657 542,985 721,423 648,614 3,320,425 703,547 843,763 261,017 15,382 1,823,709 1,958,252 8,472,816 ・買取販売品取扱実績 品 目 米 大豆 合 計 平成23年度 ― ― ― 平成24年度 ― ― ― 平成25年度 ― ― ― 資産管理事業 ●組合員の皆さまには、資産の管理保全とと もに、農業基盤、金融資産等をいかに次世代 (単位:千円) 平成26年度 401,030 1,252 402,282 指 導 事 業 営農指導 へつないでいくかが大きな課題となっていま ●営 農経済担当次席、TAC、品目担当 による営農指導 す。 グループの営農経済担当次席はTAC、品目 平成26年度は、組合員の皆さまが安心して 担当と連携し、グループごとの営農計画を策 JAに相談していただけるよう、相談機能の強 定・実践しました。主要品目、重点品目につ 化ならびに、グループ、支店等の相談体制の いてはJAぎふ産地育成対策事業を実施し、加 整備を行いました。 工玉ねぎ、加工キャベツ、ブロッコリー、に 具体的には、資産管理研究会、資産相談セ んじんなど生産拡大に取組み、兼業農家・定 ミナーを各支店(各地域)で開催し、税制改正、 年帰農者等の多様な農業者には、各地区で園 法改正等の情報提供に加え、財産診断を基に 芸塾を開催するなど要望・相談に対応しまし した相続対策の提案を積極的に行いました。 た。 また、月 1 回遺言相談会を開催し、遺言信 担い手組織には農地中間管理事業による農 託の提案を通じ組合員の皆さまの円滑な事業 地の集約化を支援し、各種補助事業を活用し 承継をサポートしました。 た農業機械、施設の導入支援を行い、集落営 一方、資産の有効活用ニーズに対しては、 農組織には法人化の提案を行いました。 商業店舗の誘致に加えて、企業誘致、介護施 TAC担当者は記帳代行を中心とした経営指 設の対策など地域の特性にあった提案活動を 導と農業生産法人、集落営農組織、担い手農 行いました。 家との対話による課題解決や、学校給食への なお、県庁前の不動産センターでは、毎週 地元農産物加工品の提供支援を行いました。 土曜日に顧問税理士による無料税務相談会、 作物別、部会組織においては、 7 名の品目 各務原の不動産センターでは毎月第 3 土曜日 担当による栽培技術や販路拡大に重点を置い に顧問弁護士による無料法律相談会を開催す た対応に努めました。 るなど、休日における組合員の皆さまからの 相談窓口としても、その機能を発揮しました。 ●新規就農支援と野菜専門塾の開催 イチゴ研修施設で14カ月の研修を終えた新 ●資産管理セミナーの開催実績 規就農者 3 名には農地・栽培施設等の支援を 23会場 33回開催 参加者1,374人 実施しました。また、本巣市において、柿産 地担い手育成事業を立上げ、研修生 1 名を受 入れ新規就農支援を行いました。 一方、主要重点品目である(えだまめ、い ちご、ブロッコリー、アスパラ、ナス)の産 地強化を進めるため、就農希望者を対象に野 菜専門塾を開催し専業農家育成に努めました。 DISCLOSURE 2015 11 生活活動・組織活動 ●子会社の活動 地域の既存営農組織、担い手農家と協力・ 連携体制を図り地域農業の振興支援に努めま した。 女性部会員の生活文化活動では、リーダー 康講話・女性部員の特技の披露など)、目的別 活動では、家の光小グループ(交流会・記事 ㈱援農ぎふ 本店 耕起代掻 86.3㌶ 田 植 74.6㌶ 稲 刈 143.3㌶ 水稲作付 0.8㌶ 活用研修会)・助けあい活動(にこにこJA広 場・コーディネート研修)、ほかに健康管理活 動、生活習慣病検診、男の料理教室を実施し ました。 ㈱援農ぎふ はしま支店 また、若い女性の活動では、きらきらセミ 耕起代掻 田 植 11.0㌶ 2.6㌶ 噌づくり活動、食と農の大切さや、大豆・米 稲 刈 水稲作付 小麦作付 7.8㌶ 59.5㌶ 9.3㌶ ナー・親子交流会、食卓を守る安全安心な味 指導収入 指導支出 収支差額 33,824 25,447 12,807 21,480 124,810 123,958 116,404 137,435 ▲90,986 ▲98,510 ▲103,597 ▲115,954 ●広報活動の充実 地域とJAの架け橋として、身近な話題を中 心に、広報誌「ふれあいねっと」を毎月発行 しました。 ●各種イベントの開催 各地域で農業祭を主催・共催で開催しまし を中心とした日本型食生活を伝える食農リー た。地域の皆さまにJA・農業への理解促進を ダー活動を本部・支部活動を通じて広め、地 図ることを目的に、毎年開催しているもので、 ㈱援農ぎふ もとす支店 域に密着した組織活動を積極的に展開しまし 多くの方に来場していただきました。 耕起代掻 田 植 11.2㌶ 10.4㌶ た。 また、各地域で夏祭り等を開催し地域の皆 ○主な目的別組織活動参加者数 さまとの交流を行いました。 稲 刈 水稲作付 小麦作付 14.0㌶ 5.3㌶ 21.5㌶ ◦女性部総会・家の光大会 「女性部フェスタ2015」 ●青空教室の開催実績 125会場 ◦ABCクッキング 参加者 2,507人 ◦家の光小グループクッキング ◦きらきらセミナー 利用事業 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 ●女性部活動 研修・本部セミナー(料理・手芸・環境・健 ○子会社の実績 その他事業 (単位:千円) 269人 会社化し、 7 斎場(島斎場・日野斎場・高富 斎場・第一ふれあいホール・第二ふれあい ホール・セレモニーホール香花・虹のホール) を効率的に運用しながら事業を進めています。 ご利用特典として、組合員割引及び祭壇利 用料割引特典付定期積金「やすらぎ定積(祭 壇利用料10%割引)(同居家族有効)」を積極 的にPRし、葬祭事業のサービス向上に努めま した。 また、万一に備えていただくための葬儀相 談会は、“友引”の午前中に開催し、葬儀に関 ・相談会実施回数 58会場 ◦家の光小グループまつり 180人 る目的で「JAぎふ総合サービス㈱」として子 (うち斎場利用数 929件) 118人 ◦女性部リーダー研修会 組合員・利用者へより一層サービスを提供す ・葬祭センター利用件数 1,005件 65人 185人 平成26年 8 月より、葬祭事業の施行業務を する疑問についてお答えをしています。 1,000人 「ときめきサロン」 ●葬祭事業 ◦健康の集い (血液・大腸がん・乳がん検診) 199人 ◦にこにこJA広場 490人 ◦男の料理教室 107人 ◦食と命と緑の学校 119人 ◦生活習慣病検診 (北方町の田んぼアート) DISCLOSURE 2015 管内の幼稚園、小学校を中心に米や野菜の 栽培・収穫体験を実施し、地元農産物栽培の 大切さや収穫の喜びと楽しさを伝えました。 ○主な活動組織会員数 ◦家の光小グループ協議会 ◦大正琴協議会 12 39人 ●食農活動 603人 98人 ◦助けあい組織「にこにこ隊」 117人 ◦みそ協議会 676人 ◦おHIROME隊 29人 ◦はあとセレ部(フレッシュミズ) 55人 DISCLOSURE 2015 13 5 3 当該事業年度における重要事項 8 月に葬祭施行全般を子会社のJAぎふ総合サービス(株)に業務委託しました。 2 月に水田農業の維持・安定化を図り、生産意欲の高揚となるよう「米価下落緊急対策」を行い ました。 事業活動のトピックス 「米価下落緊急対策」の実施 地域活動支援基金 3 月に岐南支店、岐南みなみ支店の統合店舗を新設しました。 3 月に竹鼻支店、上中支店の統合店舗を新設しました。 3 月に外山営業所を廃止しました。 4 財産及び損益の状況の推移 区 分 平成23年度 (単位:千円) 平成24年度 平成25年度 平成26年度 事 業 利 益 2,568,717 2,017,353 2,313,796 2,575,171 経 常 利 益 2,735,385 2,286,946 2,827,945 3,026,804 当 期 剰 余 金 1,711,112 1,450,438 931,665 1,454,755 平成26年度産の主食用米の概算金は平成25年度 管内の農業、食文化、街づくり、環境保全等有 と比べ2,500円〜3,000円も下落し、コメ生産農家 形無形の資源を活かして地域の活性化や地域振興 には大きな収入減となる結果となりました。 を図っている諸団体の活動に対して助成支援する 総 資 産 899,749,837 914,547,476 944,902,909 979,315,397 そうした中、地域農業の維持・安定化を図ると 「地域活動支援基金」の審査会が 3 月に行われま 純 資 産 74,297,491 75,962,995 76,965,399 79,107,293 ともに生産意欲の高揚に繋がればと「米価下落緊 した。 急対策」を実施しました。 その結果、13団体に総額約900万円の助成金を JAに主食用米を出荷した生産者4,144人を対象 交付しました。 に、総額 1 億 1 千万円を超える助成を行いました。 平成27年度も、この基金の活用による地域団体 5 対処すべき重要な課題 への助成を引き続き行っていきます。 1 .自己改革の実践 JAグループの基本目標「農業者の所得増大」 「農業生産の拡大」 「地域の活性化」の達成に向け、 創意工夫と経営判断に基づき農業・地域の発展に貢献していきます。 2 .第二次中期計画達成に向けた取組み みのっ太deポイントの実施 店舗統廃合 年度末にて組合員世帯のお取引内容をポイント 平成27年 3 月16日、羽島市竹鼻町に竹鼻支店と 計算し、獲得されたポイントに応じて 4 ステージ 上中支店が統合した羽島東支店が、岐南町八剣に でポイント還元する「みのっ太deポイント」を 岐南支店と岐南みなみ支店が統合した、岐南支店 実施しました。 がオープンしました。新店舗は両店舗とも大小の 第一弾として、「プレミアム」「エクセレント」 会議室を備えており、地域の皆さまとのふれあい 「プラチナ」ステージのお客様を対象に、 7 月に の場として活用し、地域活動の拠所となれる店舗 中日劇場にて「中村美律子 納涼公演」の観劇を を目指します。 行いました。また、第二弾として、 「プレミアム」 オープンキャンペーンでは、さまざまなイベン ステージの皆さまには「神戸ランチクルーズと北 トが開催され、多くの皆さまにご来店いただきま 野異人館街散策の旅」として、ペアでのご招待を した。 第二次中期経営計画基本方針に基づき、計画の達成に向けて取組みます。 3 .CS活動を基軸とした相談機能の強化 組合員・利用者及び次世代とのつながりを強化するため、CS活動を積極的に取組み、相談機能 の充実や高度な商品サービスの提供により顧客基盤強化・拡充に取組みます。 4 .総合的リスク管理への取組み 経済事業のリスクも合わせて管理する「総合的リスク管理基本方針」に基づき、事業運営に伴う 様々なリスクを適切にコントロールし、経営の継続性を確保したうえで安定収益を実現するよう管 理していきます。 行いました。 14 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 15 6 2 地域への資金供給の状況 地域貢献活動 ●過去5年間の貸出金残高の推移 (単位:億円) ご 融 資 JAぎふは、岐阜市、羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、岐南町、笠松町及び北方町を 組合員の皆さまなどからお預かりした貯金など 2,000 い、お互いに発展していくこと)を共通の理念として運営される協同組合であり、地域農業の活性化 の大切な資金は、組合員をはじめ地域住民の皆さ 1,950 に資する地域金融機関です。 まの暮らしや、農業者・事業者の皆さまの事業に 1,900 当JAの資金は、その大半が組合員の皆さまなどからお預かりした、大切な財産である「貯金」を 必要な資金をご融資し、地域経済の発展に寄与し 1,850 源泉としています。当JAでは資金を必要とする組合員の皆さまや、地方公共団体などにもご利用い ています。 1,800 掲げ、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を展開して います。 また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同組合 として、農業や助けあいを通じた社会貢献に努めています。 貯 金・出 資 金 ●資格別貸出金残高 組 員 1,745 地 方 公 共 団 体 96 地 そ 合 (単位:億円) 方 の 公 他 員 社 3 外 188 計 ご 融 資 設 備 資 金 695 運 転 資 金 160 営 農 資 金 9 生 活 資 金 1,033 他 135 そ の 計 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 資金名 組合員の皆さまなどからお預かりした貯金の 協同組合である当JAは組合員の皆さまから 残高は、8,886億円になりました。 の出資金によって支えられています。 ●過去 5 年間の貯金残高の推移 (単位:億円) ●組合員数及び出資金額 8,149 8,274 8,565 8,886 8,000 6,000 4,000 2,000 23年度 24年度 25年度 26年度 個人 正組 法人 合員 計 個人 准組 法人 合員 計 処分未済持分 計 組合員 85 9% その他 6 6% 生活資金 50 8% 設備資金 34 2% 2,032 運転資金 7 9% ●農業制度資金 出 資 金 9,000 その他員外 9 3% 地方公社 0 % 地方公共団体 4 7% 地域密着型金融への取組み 1 地域からの資金調達の状況 貯 金 1,700 営農資金 0 4% J A ぎ ふ 組合員数 31,883人 83人 31,966人 66,721人 238人 66,959人 ― 98,925人 出資金額 39億円 件数 残 高 農業企業化資金 41件 174,851千円 農 業 改良資 金 1件 3,037千円 就 農 支援 資 金 24件 75,678千円 内 容 組合員の農業経営改善に必要な資金 組合員の農畜産物の生産方式の導入に必要な資金 組合員の就農前の研修、 その他就農の準備、農業経営の開 始に必要な資金 ●農業関連資金 資金名 件数 残 高 アグリサポート資金 122件 221,759千円 内 容 組合員の農業経営の合理化に必要な資金 32億7千万円 4千万円 72億1千万円 ●貯金商品 ●融資商品 組合員・地域の皆さまのニーズにあわせてご利用いただける各種商品を取扱っています。 組合員・地域の皆さまのニーズに合わせてご利用いただける各種商品を取扱っています。 【本誌37ページ参照】 16 2,032 (単位:億円) 文 化 的・社 会 的 貢 献 活 動 22年度 2,046 2,032 ●資金使途別貸出金残高 組 合 員・地 域 の 皆 さ ま 0 2,000 1,750 当JAは、経営の社会的責任(CSR)が求められる中、地域社会への貢献を経営理念の一環として 7,863 1,984 2,050 事業区域とし、農業者を中心とした地域住民の皆さまが組合員となって、相互扶助(お互いに助け合 ただいています。 1,991 DISCLOSURE 2015 【本誌38ページ参照】 DISCLOSURE 2015 17 3 文化的・社会的貢献活動 地域とのつながり 地産地消・食農教育への取組み 地域とのつながり ゴらしい甘酸っぱさが口いっぱいに広がるソフ 新規就農支援 トキャンディーで ●食農教育を実施 す。イチゴを使った ● 「いちご塾」 「アスパラ塾」「えだまめ塾」 管内の幼児・児童を対象に、自ら栽培した野 加工品は現在 8 品と 「ブロッコリー塾」 菜等を収穫まで体験することにより、 「食」 「農」 なり、より広くたく 品質の特性や栽培技術の講義、実際に生産者 「命」の大切さを知ってもらう活動を各地で行 さんの方にその味を の畑で研修を行い、技術の習得や生産の基本・ い、今年もたくさんの子ども達が米や野菜を収 知ってもらうための 知識が学べる「園芸塾」を開催しています。11 穫しました。 通年店頭にならぶ 月には「西部黒野おんさい園芸塾」を行い、秋 PRアイテムとして、 冬野菜の栽培を通した現地研修・各種ノウハウ 岐阜いちごの美味し を学びました。 さをより多くの方に ●「みのっ太カップ少年サッカー大会」開催 アピールしています。 地域スポーツ振興を目的に、年少者を対象と したサッカー大会「みのっ太カップ少年サッ 環境保全への取組み カー大会」を開催しました。決勝戦は10月 4 日 に長良川球場で行われ、プロが試合するピッチ ●環境保全のための適正な農薬処理 でのプレーに子供たちは感激した様子でした。 各地域で期限切れ農薬や国内で使用できなく なった農薬、空き容 ●地産地消 器などの回収を行っ 「地産地消」の輪を広げるため、地元で収穫 ています。 2 月には ●「柿産地担い手育成事業」開始 された農産物を学校給食に取り入れる活動が行 2 ヶ所のカントリー 生産者組織・行政(本巣市、岐阜県)が一丸 われました。地元産野菜を使った学校給食が、 エレベーターで廃棄 となり、やる気のあ 各市町で提供されています。 農薬約 1 ㌧を回収し る新規就農者を育成 本巣市では、本巣市産の岐阜いちご( 「濃姫」 ました。回収された する実践的な研修を 「美濃娘」 )を使用したイチゴジャムを使った 農業廃棄物は、廃棄 行うと共に、研修終 イチゴタルトを、市内の小中学校の学校給食へ 物処理業者が適正に 了後の就農に向けた ●女子バレーボール部「リオレーナ」の活動 供給しました。 処理をします。 支援、就農後のフォ 日本最高峰のバレーボールVリーグ Vチャレ ローを実施する「柿 ンジリーグに参戦する女子バレーボール部「JA 産地担い手育成事 ぎふリオレーナ」。地域スポーツの発展と振興 業」を開始し、就農に への貢献をめざすため、地域のスポーツを盛り 向け研修しています。 上げ牽引する存在となるよう活動しています。 農地保全への取組み ●優良農地の確保 農業従事者の減少・高齢化、後継者・労働力 次世代・次々世代交流 不足が深刻化する中、子会社「㈱援農ぎふ」は、 集落営農組織や中核的農家と協力し、農作業委 ●コミュニティ誌読者企画を実施 託ニーズに対応することで、耕作放棄地・遊休 コミュニティ誌「旬刊Minorieno(ミノリー 荒廃地の増加防止に努めました。 ノ)」の読者企画として 2 月に次世代親子の皆 ●「岐阜いちごソフトキャンディー」の販売 さまに野菜のおいしさや魅力を伝えることを目 「岐阜いちごソフトキャンディー」は管内産 的として、野菜ソムリエが野菜の新しい食べ方 イチゴの「濃姫」「美濃娘」を使用して、生産 「チョコベジ」を提案しました。 者自慢のイチゴの香りと柔らかい食感で、イチ 18 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 19 地域とのつながり 地域とのつながり ●バレー教室・バレーボール交流大会 ●法律相談 ●地域の清掃活動や支店周りの美化 地域スポーツ振興を目的に、管内のバレー 顧問弁護士(家庭内の悩み、その他のトラブ 各支店が女性部や地域団体と協力して、地域 ボールチームのバレーボール教室に参加しまし ル)の取次ぎを行いました。 の環境美化のための清掃活動や、支店周りに花 た。地域の子ども達とバレーボールを通して交 などを植えて、明るい地域をつくる活動を行っ 流し、10月27日〜11月 4 日には「JAぎふ杯岐 ●住宅ローン相談 阜地区スポーツ少年団バレーボール交流大会」 ローンプラザ県庁前・ローンプラザ各務原を を開催しました。 はじめとして、管内の 4 支店において、毎月第 ています。定期的・継続的に行うことで、微力 ながら地域環境の美化や明るい地域づくりに協 力しています。 3 日曜日にJAローンプラザアドバイザーによ るマイホームの新築・購入・リフォームから住 ●子育て世代を応援するイベント 「JAぎふJA共済アンパンマンこどもくらぶ」 宅ローンの借り換えまでニーズに合わせたロー ンプランを提供しました。 を開催し、ママや赤ちゃん同士の交流の場とし て活用いただき、会員同士の交流を通じて子育 奉仕活動 ての悩みなどの解消場となることをめざしてい ます。 ●「社会を明るくする運動」にのぼり寄贈 法務省主唱の「社会を明るくする運動」に協 地域交流 賛し、同運動の“のぼり旗”250本を岐阜山県 保護区保護司会に寄贈しました。青少年が健や ●「夏祭り」の開催 かに育つ環境を作ることに協力しています。 26年度も各地域で夏祭りを開催しました。農 ●献血 「ぎふ献血サポータークラブ」に加盟し、本 支店・事業所のべ 5 ヶ所で献血ボランティア活 動に積極的に参加しました。 JA職員献血者 182名 産物の販売や屋台、盆踊りなどの催し物を行い、 たくさんの子ども達や来場者に楽しんで頂ける 夏祭りとなりました。 各種無料相談会の実施 ●年金無料相談会の実施 社会保険労務士・年金アドバイザー 4 名が、 本店をはじめ店舗巡回や休日のサンデープラザ において、幅広い年金相談に対応しました。 平成26年度実施 開催回数 ●各地域で農業祭、農業PRイベントの開催 123回 相談件数 1,840件 ●農 業 祭や人 形 供養祭 で 集 まっ た チャ リ ティ金を寄付 各地で行われる農業祭や人形供養祭などで集 まったチャリティ金は各市町を通じて社会福祉 のために役立ててほしいと寄付しています。 実りの秋・収穫の秋を感じてもらえる農業祭 を管内各地域で開催しました。農産物の販売だ ●税務・資産相談 けでなく、参加型の企画や飲食ブースなど、た 不動産センターにおいて、毎週土曜日に顧問 くさんの来場者で賑わう農業祭となりました。 税理士による税務・資産相談を開催、また税理 士会とタイアップした確定申告の相談にも対応 しました。 20 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 21 地域サービス 利用者の皆さまとのネットワークづくりへの取り組み 店舗ネットワーク 利用いただきました。 (平成27年 7 月 1 日現在) 名 称 本 ・ 支 店舗数 JAぎふ青年部 また、すべてのATM(共同機械出張所除く) 平成21年 2 月に発足した「JAぎふ青年部」は、 でICキャッシュカード対応化を完了し、安全性 JAぎふ管内の農業の未来を背負って立つ、意 店 59 の確保にも努めました。 欲に燃える若手生産者の組織です。水稲・果 部員の方々が集まっています。 会員数125名(平成27年 3 月31日現在) JAぎふ年金友の会 設 15 JAのキャッシュカードで、岐阜県内はもち 樹・野菜・花き・酪農など、色々な分野の農畜 「JAぎふ年金友の会」は、当JAで年金をお 料 セ ン タ ー 4 受け取りいただいている方々で組織されていま 50 ろん全国のJAや都銀、信託銀行、地銀、第二 産家の30〜40歳代を中心に構成されています。 そ の 他 事 業 所 地銀、信金、信組、労金、郵貯のCD・ATMで、 主な活動としては、食と農の大切さを次世代に す。毎年、支部総会や総会を兼ねた親睦会を定 岐阜地域一円に金融店舗59店舗を備え、産直 お引き出し・残高照会のサービスをご利用いた 伝えるため、子ども達を対象にさまざまな食農 期的に開催しています。また、お誕生日にはプ 施設15、燃料センター 4 、その他事業所50ヶ所 だけます。(ご利用にあたっては一部例外がご 教育が行われています。また、青年部の熱い想 レゼントをご用意させていただいております。 を展開し、組合員・地域の皆さまの暮らしのお ざいます。)また、セブン-イレブン、ローソン、 いを伝える 会員数45,924名(平成27年 3 月31日現在) 手伝いをしました。 サークルK・サンクス、ファミリーマート、ミ 農政活動や ニストップなどに設置のATMでも、お引き出 各種イベン し・残高照会のサービスをご利用いただけます。 トの参加な 産 燃 直 施 JAネットバンク 組合員・地域の皆さまが、当JAの窓口にご ど、地域の 来店いただかなくても、お手持ちのパソコンや 農業を盛り 携帯電話からアクセスしていただくだけで、平 上げていく 日・休日を問わず、残高照会や振込み・振替等 の各種サービスがお気軽にご利用いただけます。 情報提供活動 ATMネットワーク 広報誌の発行 岐阜地域に101台のATMを設置(平成27年 4 みのっ太の活動 月 1 日現在)し、組合員・地域の皆さまに、よ 組合員向け広報誌「ふれあいねっと」を毎月 り身近で、より便利な地域の金融機関としてご 5 万8,000部発行し、JAぎふからのお知らせや JAぎふ管内の地元農産物が集まって出来た、 組合員の活動・そ JAぎふイメージキャラクター「みのっ太」です。 の時期に収穫され 夏祭りや農業祭・収穫祭だけでなく、スポーツ た農産物の記事な イベントなどにも登場し、さまざまな会場で触 3 月 4 日にはアグリパークにて「女性部フェ ど、読んで楽しん れ合うことが出来ます。広報誌や各種チラシに 「JAぎふ女性部」は、JAぎふ管内の女性の スタ2015」を開催し、1,000人の女性部員が参 でいただける情報 もイラストとして登場していますので、これか 方々で組織されています。仲間づくりとふれあ 加しました。各ブロックの日ごろの活動成果発 を提供しました。 らもみのっ太の活躍にご期待ください。 いのある地域づくりを目指し、楽しく自由な活 表や講演会が実施され、支部を超え多くの女性 動を行う組織となっております。 部員が交流を深めるイベントとなりました。 地元の食材を使った料理に挑戦したり、みそ 51支部 会員数4,464名 (平成27年3月31日現在) 利用者の皆さまとのネットワークづくりへの取組み JAぎふ女性部 作り、大正琴などの活動は様々です。 ホームページの公開 当JAに 対 す る 理 解 を 深 め て も ら う た め に ホームページを開設し、さまざまな情報をお届 けしました。また、皆さまからのご意見等も広 く受付けました。 アドレス http://www.jagifu.or.jp/ 22 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 23 7 リスク管理の状況 当JAでは、地域に信頼され、安心してご利用いただくため、コンプライアンス(法令等遵守)態 勢とリスク管理態勢の強化を、経営の最重要課題として取組み、自己責任原則に基づいた経営の健全 化に努めています。 1 リスク管理態勢の確立 当JAは金融機関の一員として、組合員や利用者の皆さまの大切な資産を貯金としてお預かりし、 その資産を農業の振興のための資金や、利用者の生活に必要とされる資金をご融資する貸出金、ある いは有価証券・預金などに運用していますが、資産の運用には安定した収益を得られる反面、各種の リスク(損失を被る可能性)を伴います。 したがって、こうしたリスクを十分認識し、適切な管理が出来る態勢の充実に取組み、経営の健全 経営 方針 性・適切性の確保に努めています。 リスク管理態勢 総合的リスク管理基本方針 金融の自由化、国際化の進展やIT化による金融技術の発展などにより、金融機 関の業務はますます多様化し、ビジネスチャンスが拡大する一方で、管理するリ スクも複雑かつ多岐にわたり、量的にも拡大しています。また、経済事業でも固 定資産の投資額が、事業活動で回収できないリスクも存在しています。そのよう な中で、JA経営においては、自己責任に基づき様々なリスクを的確に把握し、 管理して行くことが求められています。 当JAは、このようなリスクを十分認識し、健全経営を維持するため、リスク 管理態勢の確立を最重要課題の1つとして、その充実・強化に努めます。 そのために、従来からの諸規程を整備して、リスク管理の一環として位置づけ るとともに、 各種リスクに対して適切な対応ができる体制の整備に取り組みます。 自己資本管理方針 自己資本管理とは、自己資本充実に関する施策の実施、自己資本充実度の評価及び自己資本比率の算定を行うことです。 当JAでは、内部留保の積み増しにより、自己資本の充実に努めており、自己資本比率が国際統一基準の 8 %を大きく上回っ ています。 また、「自己資本比率算出要領」及び「自己資本比率算出事務手続」を制定し、系統BISシステムにより、自己資本比率 を的確に算出しています。 なお、組織面では、事業推進部門から独立した経営企画課が自己資本比率を算出し、けん制機能が発揮される態勢を整備 しています。 システムリスク管理方針 システムリスクとは、コンピュータおよびシステムの停止または誤作動などシステムの不備や、コンピュータが不正に使 用されることに伴い、金融機関が損失を被るリスクのことです。 当JAでは、コンピュータおよびシステムの安定稼動を維持するため、各種手続きに忠実かつ厳正な運用に努め、安全性の 維持確保を図るとともに、システムの万一の災害・障害には、迅速かつ適切な対応を行います。 事務リスク管理方針 コンプライアンス態勢 24 DISCLOSURE 2015 信用リスク管理方針 市場リスク管理方針 内部統制整備方針 信用リスクとは、取引先の 財務内容の悪化等により、貸 出金などの元本や利息の回収 が困難となり、金融機関が損 失を被るリスクのことです。 当JAで は、 大 口 貸 出 お よ び事業者向けの貸出等に係わ る審査は本店融資審査課が担 当し、貸出資産の健全性の維 持・向上に努めています。審 査にあたっては、特定の業種 および貸出先に偏ることのな いよう留意するとともに、個 別案件についても担保価値の みに捉われることなく、貸出 先の信用力、事業内容および 成長性を十分審査し、信用リ スクの管理を徹底しています。 また、資産の自己査定につ いては、支店での一次査定に 加え、本店融資部融資管理課 による二次査定を実施し、自 己査定の適切性の確保に努め ています。 市場リスクとは、金利、為替、株 式等の様々な市場のリスク要因の 変動により、資産・負債の価値が 変動し損失を被るリスク、資産・ 負債から生み出される収益が変動 し損失を被るリスクのことです。 当JAでは、金利リスク、価格変 動リスク等の市場性リスクを的確 にコントロールすることにより、 収益化及び財務の安定化を図って います。 とりわけ、有価証券運用につい ては、市場動向や経済見通し等を 考慮し、理事会において運用方針 を定めるとともに、経営層で構成 するALM委員会を定期的に開催し て、日常的な情報交換及び意思決 定を行っています。 また、組織面では、資金運用課 において市場部門、金融業務課に おいて事務管理部門、リスク統括 課においてリスク管理部門を設置 し、それぞれ相互けん制機能が働 くように役割を明確化しています。 わがJAは、組合員・利用者に対する 経営の信頼性を向上させるため、全職員 で不祥事の発生しにくい組織風土・組織 基盤づくりや法令順守の徹底および、業 務の見直しと改善に取り組み、JAの内 部統制を整備します。 このため、下記の事項を実施します。 1 .組合の内部統制が有効かつ効率的に 機能するよう、組合組織の体制、活動、 ITを適切な仕組みに整備、運用する。 2 .不祥事が発生しやすい業務について、 業務の流れ、統制上の要点を可視化し、 全職員で共有することで、不祥事未然 防止に向けた取り組みを行う。 3 .専門性の高い業務について、業務の 流れ、統制上の要点を可視化し、該当 部署や内部監査担当部署の職員が共有 することで、専門性の高い業務に固有 のリスクの低減に向けた取り組みを行 う。 4 .組合全体の統制活動の評価、業務の 可視化を通じて抽出された改善点につ いて継続的な業務改善の取り組みを行 う。 事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠り、又は事故・不正を起こすことにより、金融機関が損失を被るリスクのことです。 当JAでは、「事務リスク管理規程」に基づき、事務リスクの軽減に努めるとともに、不祥事件等に対しては迅速かつ適切 な対応を行うこととします。 また、日常の事務リスクに対応するために本店監査部を設置し、内部監査の充実・強化を図るとともに、事務処理ミスの 早期発見および事故防止等を目的とする、支店管理者が自らチェックを行う自主検査を実施しています。 なお、事故防止のための人事管理として、年1回連続職場離脱を実施するとともに、長期間にわたる同一部署の同一業務 に従事させることのないよう、人事異動を実施しています。 流動性リスク管理方針 流動性リスクとは、金融機関の財務内容の悪化や信用の失墜により、必要な資金の確保ができなくなり、資金繰りがつか なくなる場合や、資金の確保に通常よりも高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスクのことです。 当JAでは、こうした不測の事態を未然に防ぐため、利用者からの苦情や風評に対する情報収集と、適切な処理の出来る体 制を整備し、信頼の維持・確保に努めています。 オペレーショナル・リスク管理方針 オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切であること又は外生的な事象に よる損失を被るリスクのことです。 当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク以外のリスクで、受 動的に発生する事務、システム、法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスクと定義しています。 事務リスク、システムリスクなどについて、事務手続にかかる各種規程を理事会で定め、その有効性について内部監査や監 事監査の対象とするとともに、事故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握して理事会に報告する体制を整備して、 リスク発生後の対応及び改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。 DISCLOSURE 2015 25 2 法令等遵守(コンプライアンス)態勢の確立 当JAは法令等遵守(コンプライアンス)を経営の最重要課題の一つとして位置付け、コンプラ ◆コンプライアンス委員会の設置 当JAは、コンプライアンス態勢全般の企画・推進・進捗管理等のより具体的な検討・審議を行 イアンス実践計画に基づき、地域の組合員・利用者の皆さまから信頼されるJAを目指し、安心感 い併せて責任体制を明確化するため、コンプライアンス態勢全般を統括する「コンプライアンス委 と透明度の高い業務運営を行うことを基本方針としています。具体的には、日常の活動や業務運営 員会」を設置しています。このコンプライアンス委員会は、常勤役員らで構成される常設の審議機 の指針となる「JA綱領」を基本原則として、基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コ 関であり、コンプライアンス態勢のより一層の確立強化に努めています。 ンプライアンスマニュアル」を策定し、毎年見直しをしています。 また、コンプライアンス統括管理者のもと、本支店にコンプライアンス担当者を設置し、日常業 このような態勢による、あらゆる機会を通じて役職員教育に努め、健全かつ適切な業務運営を行 うというコンプライアンス意識の周知徹底を図っています。 相談窓口 わたしたちJAの組合員・役職員は、 協同組合運動の基本的な定義・価値・原則 (自主、 自立、 変化を見通し、組織・事業・経営の革新をはかります。さらに、地域・全国・世界の協同組 合の仲間と連携し、より民主的で公正な社会の実現に努めます。 役割を誠実に果たします。 1.地域の農業を振興し、わが国の食と緑と水を守ろう。 1.環境・文化・福祉への貢献を通じて、安心して暮らせる豊かな地域社会を築こう。 1.JAへの積極的な参加と連帯によって、協同の成果を実現しよう。 1.自主・自立と民主的運営の基本に立ち、JAを健全に経営し信頼を高めよう。 コンプライアンス統括部署 (リスク統括課) 全共連 わたしたちは、 ㈳日本共済協会相談所 このため、わたしたちは次のことを通じ、農業と地域社会に根ざした組織としての社会的 1.協同の理念を学び実践を通じて、共に生きがいを追求しよう。 信用事業における組合員等利用者からの苦情・紛争の コンプライアンス統括管理者 コンプライアンス委員会 行政庁 ◆岐阜県JAバンク相談所の設置 部課長 信 連 参加、民主的運営、公正、連帯等)に基づき行動します。そして、地球的視野に立って環境 各部署・支店 監査部 J A 綱 領 組合員・利用者 JAバンク相談所 クしています。 弁護士会仲裁センター 務運営における違法行為及び事項の未然防止に努めるとともに、内部監査による遵守状況をチェッ 理 事 会 監 事 申し出を直接受け付け、解決等に向けて対応する県域の苦 情処理機関として岐阜県農協中央会内に「岐阜県JAバン ク相談所」 (以下、県相談所という)を設置しています。 県相談所を通じて受けた苦情等については、県相談所が定 ◆内部監査体制 める規則等を遵守するとともに、関係JAが連携してその 当JAでは、内部監査部門を組織的に独立して設置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務 解決に取組んでいます。 の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告などを通 じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。 また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、年度の内部監査計画に基づき実施し ています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期的に被 監査部門の改善取組み状況をフォローアップしています。また、監査結果の概要を定期的に理事会 に報告することとしていますが、特に重要な事項については、直ちに理事会、代表理事組合長、監 事に報告し、速やかに適切な措置を講ずることとしています。 26 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 27 3 反社会的勢力等への対応に関する基本方針 反社会的勢力等への対応に関する基本方針 ぎふ農業協同組合(以下「当組合」といいます。)は、事業を行うにつきまして、平成19年 6 月19日犯罪対策閣僚会議幹事会申合わせにおいて決定された「企業が反社会的勢力による被害を 防止するための指針」 (以下、 「政府指針」という。)等を遵守し、反社会的勢力等に対して断固 とした姿勢で臨むことをここに宣言します。 また、マネー・ローンダリング等組織犯罪等の防止に取り組み、顧客に組織犯罪等による被害 が発生した場合には、被害者救済など必要な対応を講じます。 (運営等) 1 .当組合は、反社会的勢力等との取引排除および組織犯罪等の防止の重要性を認識し、適 用となる法令等や政府指針を遵守するため、当組合の特性に応じた態勢を整備します。 また、適切な措置を適時に実施できるよう、役職員に指導・研修を実施し、反社会的勢 力等との取引排除および組織犯罪等の防止について周知徹底を図ります。 (反社会的勢力等との決別) 2 .当組合は、反社会的勢力等に対して取引関係を含めて、排除の姿勢をもって対応し、反 社会的勢力による不当要求を拒絶します。 (組織的な対応) 3 .当組合は、反社会的勢力等に対しては、組織的な対応を行い、職員の安全確保を最優先 に行動します。 (外部専門機関との連携) 4 .当組合は、警察、公益財団法人暴力追放推進センター、弁護士など、反社会的勢力等を 排除するための各種活動を行っている外部専門機関等と密接な連携をもって、反社会的勢 力等と対決します。 (取引時確認) 5 .当組合は、犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づく取引時確認について、適切 な措置を適時に実施します。 (疑わしい取引の届出) 6 .当組合は、疑わしい取引について、犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づき、 速やかに適切措置を行い、速やかに行政庁に届出を行います。 4 利用者保護等管理方針 ぎふ農業協同組合(以下「組合」という。)は、農業協同組合法その他関連法令等により営む 信用事業の利用者(利用者になろうとする者を含む。以下同じ。)の正当な利益の保護と利便の 確保のため、以下の方針を遵守します。また、利用者の保護と利便の向上に向けて継続的な取り 組みを行っていきます。 1 .利用者に対する取引または金融商品の説明(経営相談等をはじめとした金融円滑化の観点 からの説明を含む。)および情報提供を適切かつ十分に行います。 2 .利用者からの相談・苦情等については、公正・迅速・誠実に対応(経営相談等をはじめと した金融円滑化の観点らの対応を含む。)し、利用者の理解と信頼が得られるよう適切かつ 十分に対応します。 3 .利用者に関する情報については、法令等に基づく適正かつ適法な手段による取得ならびに 情報の紛失、漏洩および不正利用等の防止のための必要かつ適切な措置を講じます。 4 .組合が行う事業を外部に委託するにあたっては、利用者情報の管理や利用者への対応が適 切に行われるよう努めます。 5 .組合との取引に伴い、組合の利用者の利益が不当に害されることのないよう、利益相反管 理のための態勢整備に努めます。 28 DISCLOSURE 2015 5 個人情報保護方針 近年、情報化社会の発展に伴い、多量の個人情報が漏洩・紛失する事件が頻発し、大きな社会問題 となっております。 こうしたことを背景に、金融機関等の個人情報取扱事業者は、個人情報に関する考え方および方針 に関する宣言(プライバシーポリシー)を策定し、インターネットのウェブ画面上への掲載、または 事務所の窓口等での掲示・備付けにより、公表しなければなりません。 当JAでは、ホームページに「個人情報保護方針」を掲載するとともに、本・支店の窓口に「個人 情報保護方針」を記載したポスターを掲示しています。また、役職員に対しては、各種の研修を実施 するなど、個人情報の漏洩・紛失がないよう安全管理措置を講じています。 個人情報保護方針 ぎふ農業協同組合(以下「当組合」といいます。)は、組合員・利用者等の皆様の個人情報を 正しく取り扱うことが当組合の事業活動の基本であり社会的責務であることを認識し、以下の方 針を遵守することを誓約します。 1 .当組合は、個人情報を適正に取り扱うために、個人情報の保護に関する法律(以下「法」 といいます。)その他、個人情報保護に関する関係諸法令および農林水産大臣をはじめ主 務大臣のガイドライン等に定められた義務を誠実に遵守します。個人情報とは、法第 2 条 第 1 項に規定する、生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別できるものをいい、 以下も同様とします。 2 .当組合は、利用目的をできる限り特定したうえ、あらかじめご本人の同意を得た場合お よび法令により例外として扱われるべき場合を除き、その利用目的の範囲内でのみ個人情 報を取扱います。 ご本人とは、個人情報によって識別される特定の個人をいい、以下同様とします。 3 .当組合は、個人情報を取得する際、適正な手段で取得するものとし、利用目的を、法令 により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめ公表するか、取得後速やかにご本 人に通知又は公表します。ただし、ご本人から書面で直接取得する場合には、あらかじめ 明示します。 4 .当組合は、個人情報を適切に保管・管理するとともに、取扱う個人データを利用目的の 範囲内で正確・最新の内容に保つよう努めます。さらに、従業者および委託先に対し適正 な監督を行い、個人情報の外部への漏洩防止に努めます。 個人データとは、法第 2 条第 4 項が規定する、個人情報データベース等(法第 2 条第 2 項) を構成する個人情報をいい、以下同様とします。 5 .当組合は、法令により例外と扱われるべき場合を除き、あらかじめご本人の同意を得る ことなく、個人データを第三者に提供しません。 6 .当組合は、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示、訂正等に応じます。 保有個人データとは、法第 2 条第 5 項に規定するデータをいいます。 7 .当組合は、取扱う個人情報につき、ご本人からの苦情に対し迅速かつ適切に取り組み、 そのための内部体制の整備に努めます。 8 .当組合は、取扱う個人情報について、適正な内部監査を実施するなどして、本保護方針 の継続的な改善に努めます。 平成20年 4 月 1 日 ぎふ農業協同組合 DISCLOSURE 2015 29 6 情報セキュリティ基本方針 7 利益相反管理方針 ぎふ農業協同組合は、組合員・利用者等の皆さまとの信頼関係を強化し、より一層の安心とサービ ぎふ農業協同組合(以下、 「当組合」といいます。 )は、お客さまの利益が不当に害されることのな スを提供するため、組合内の情報及びお預かりした情報のセキュリティの確保と日々の改善に努める いよう、農業協同組合法、金融商品取引法及び関係するガイドラインに基づき、利益相反するおそれ ことが当組合の事業活動の基本であり、社会的責務であることを認識し、以下の方針を遵守すること のある取引を適切に管理するための体制を整備し、利益相反管理方針(以下、 「本方針」といいます。) を誓約します。 を次のとおり定めるものとします。 1 .当組合は、情報資産を適正に取扱うため、コンピュータ犯罪に関する法律、不正ア クセス行為の禁止に関する法律、IT基本法その他の情報セキュリティに関係する諸法 令、および農林水産大臣をはじめ主務大臣の指導による義務を誠実に遵守します。 2 .当組合は、情報の取扱い、情報システムならびに情報ネットワークの管理運用にあ たり、適切な組織的・人的・技術的安全管理措置を実施し、情報資産に対する不正な 侵入、紛失、漏えい、改ざん、破壊、利用妨害などが発生しないよう努めます。 3 .当組合は、情報セキュリティに関して、業務に従事する者の役割を定め、情報セキュ リティ基本方針に基づき、 組合全体で情報セキュリティを推進できる体制を維持します。 4 .当組合は、万一、情報セキュリティを侵害するような事象が発生した場合、その原 因を迅速に解明し、被害を最小限に止めるよう努めます。 5 .当組合は、上記の活動を継続的に行うと同時に、新たな脅威にも対応できるよう、 情報セキュリティマネジメントシステムを確立し、維持改善に努めます。 30 DISCLOSURE 2015 1 .対象取引の範囲 本方針の対象となる「利益相反のおそれのある取引」は、当組合の行う信用事業関連業務、共済事業関 連業務または金融商品関連業務にかかるお客さまとの取引であって、お客様の利益を不当に害するおそれ のある取引をいいます。 2 .利益相反のおそれのある取引の類型 「利益相反のおそれのある取引」の類型および主な取引例としては、以下に掲げるものが考えられます。 ( 1 )お客さまと当組合の間の利益が相反する類型 (取引例) ○秘密保持契約を締結して特定部署が入手したお客さまの情報が他部署に漏洩し、他の取引に利用される 場合。 ○抱き合わせ販売や優越的地位の濫用等に該当する取引を行う場合。 ( 2 )当組合の「お客さまと他のお客さま」との間の利益が相反する類型 (取引例) ○農業法人等の買収において、当組合が買収側・被買収側双方と融資および助言・指導等の取引関係を有 する場合や複数の農業法人に対して経営アドバイス等を行う場合。 ○接待・贈答を受け、または行うことにより、特定の取引先との間で一般的な水準から乖離した水準で取 引を行う場合。 3 .利益相反のおそれのある取引の特定の方法 利益相反のおそれのある取引の特定は、以下のとおり行います。 ( 1 )利益相反のおそれのある取引について、利益相反管理統括部署があらかじめ類型化します。 ( 2 )各部署においては、取引を行う際に、当該取引が利益相反のおそれのある取引として類型化された 取引に該当するか確認します。 ( 3 )利益相反のおそれのある取引に該当すると判断した場合は、利益相反管理統括部署に報告します。 ( 4 )各部署で、利益相反のおそれのある取引に該当するか判断しかねる場合、または、類型には該当し ないが利益相反のおそれのある取引に該当すると疑われる場合は、利益相反管理統括部署に相談し ます。 ( 5 )利益相反管理統括部署は各部署からの相談を受けて、各部署と協議のうえ(必要に応じて関係部署 と協議)、当該取引が利益相反のおそれのある取引であるかの特定を行います。 4 .利益相反の管理の方法 当組合は、利益相反のおそれのある取引を特定した場合について、次に掲げる方法により当該お客さま の保護を適正に確保いたします。 ( 1 )対象取引を行う部門と当該お客さまとの取引を行う部門を分離する方法 ( 2 )対象取引または当該お客さまとの取引の条件もしくは方法を変更し、または中止する方法 ( 3 )対象取引に伴い、当該お客さまの利益が不当に害されるおそれがあることについて、当該お客さま に適切に開示する方法(ただし、当組合が負う守秘義務に違反しない場合に限ります。 ) ( 4 )その他対象取引を適切に管理するための方法 5 .利益相反のおそれのある取引の記録および保存 利益相反の特定およびその管理のために行った措置については、当組合で定める内部規則に基づき適切 に記録し、保存いたします。 6 .利益相反管理体制 ( 1 )当組合は、利益相反のおそれのある取引の特定および利益相反管理に関する当組合全体の管理体制 を統括するための利益相反管理統括部署およびその統括者を定めます。この統括部署は、営業部門 からの影響を受けないものとします。また、当組合の役職員に対し、本方針および本方針を踏まえ た内部規則等に関する研修を実施し、利益相反管理についての周知徹底に努めます。 ( 2 )利益相反管理統括者は、本方針にそって、利益相反のおそれのある取引の特定および利益相反管理 を実施するとともに、その有効性を定期的に適切に検証し、改善いたします。 7 .利益相反管理体制の検証等 当組合は、本方針に基づく利益相反管理体制について、その適切性および有効性を定期的に検証し、必 要に応じて見直しを行います。 平成21年 6 月 1 日 ぎふ農業協同組合 DISCLOSURE 2015 31 8 金融商品の勧誘方針 9 金融円滑化にかかる基本方針 利用者の皆さまに対して十分行われていないことなどから、トラブルになるケースが多くなっていま お申し込みは、引き続き真摯かつ丁寧に対応してまいります。 近年、金融商品の種類が多様化・複雑化する中で、元本が割れるリスクなど、重要事項の説明が、 当JAは、平成25年 3 月末の中小企業円滑化法の期限到来後においても、お客さまからのご相談や す。 こうしたことを背景に、利用者保護の観点から金融商品の販売・勧誘のルールを整備する目的で、 「金融商品の販売等に関する法律(金融商品販売法) 」が平成13年4月1日から施行されました。これ に伴い、各金融機関等では、勧誘方針を作成し、公表しなければなりません。 当JAでは、本・支店の金融商品を販売する窓口や、ATMコーナーなどに、 「金融商品の勧誘方針」 を記載したポスターを掲示するとともに、 常に組合員や利用者の立場に立って適切な勧誘を行うよう、 役職員に対して周知徹底をしています。 ぎふ農業協同組合(以下、 「当組合」といいます。 )は、農業者の協同組織金融機関とし て、 「健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して必要な資金を円滑に 供給していくこと」を、「当組合の最も重要な役割のひとつ」として位置付け、当組合の担 う公共性と社会的責任を強く認識し、その適切な業務の遂行に向け、以下の方針を定め、 取組んでまいります。 1 .当組合は、お客さまからの新規融資や貸付条件の変更等の申込みがあった場合には、 お客さまの特性及び事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔軟に対応するよう努め ます。 2 .当組合は、事業を営むお客さまからの経営相談に積極的かつきめ細かく取り組み、 お客さまの経営改善に向けた取り組みをご支援できるよう努めてまいります。 金融商品の勧誘方針 当組合は、貯金・定期積金、共済その他の金融商品の販売等の勧誘にあたっては、次の 事項を遵守し、組合員・利用者の皆さまに対して適正な勧誘を行います。 1 .組合員・利用者の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の状況および意 向を考慮のうえ、適切な金融商品の勧誘と情報の提供を行います。 2 .組合員・利用者の皆さまに対し、商品内容や当該商品のリスク内容など重要な事項 を十分に理解していただくよう努めます。 3 .不確実な事項について断定的な判断を示したり、事実でない情報を提供するなど組 合員・利用者の皆さまの誤解を招くような説明は行いません。 4 .電話や訪問による勧誘は、組合員・利用者の皆さまのご都合に合わせて行うよう努 めます。 5 .組合員・利用者の皆さまに対し、適切な勧誘が行えるよう役職員の研修の充実に努 めます。 6 .販売・勧誘に関する組合員・利用者の皆さまからのご質問やご照会については、適 切な対応に努めます。 また、役職員に対する研修等により、上記取り組みの対応能力の向上に努めてまい ります。 3 .当組合は、お客さまから新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みがあった場合 には、お客さまの経験等に応じて、説明及び情報提供を適切かつ十分に行うように努 めてまいります。 また、お断りさせていただく場合には、その理由を可能な限り具体的かつ丁寧に説 明するよう努めます。 4 .当組合は、お客さまからの、新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みに対する 問い合わせ、相談、要望及び苦情については、公正・迅速・誠実に対応し、お客さま の理解と信頼が得られるよう努めてまいります。 5 .当組合は、お客さまからの新規融資や貸付条件の変更等の申込みについて、関係す る他の金融機関や日本政策金融公庫、住宅金融支援機構、農業信用基金協会等との緊 密な連携を図るよう努めてまいります。 また、これらの関係機関等から照会を受けた場合は、守秘義務に留意し、お客様の 同意を前提に情報交換に努めます。 平成20年 4 月 1 日 ぎふ農業協同組合 6 .当組合は、お客さまからの上述のような申込みに対し、円滑に措置をとることが出 来るよう、必要な体制を整備いたしております。 具体的には、 ( 1 )組合長以下、関係役員部長を構成員とする「コンプライアンス委員会」にて、金 融円滑化にかかる対応を一元的に管理し、組織横断的に協議します。 ( 2 )金融担当常務を「金融円滑化管理責任者」として、当組合全体における金融円滑 化の方針や施策の徹底に努めます。 ( 3 )各支店に「金融円滑化管理担当者」を設置し、各支店における金融円滑化の方針 や施策の徹底に努めます。 7 .当組合は、本方針に基づく金融円滑化管理体制について、その適切性及び有効性を 定期的に検証し、必要に応じて見直しを行います。 32 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 33 金融ADR制度への対応 リスク管理体系図 ①苦情処理措置の内容 ジ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対応に 法令等 遵守方針 定 款 努め、苦情等の解決を図ります。 金融円滑化 にかかる 基本方針 経営理念 ②紛争解決措置の内容 総合企画部 融資部 総合企画部長 融資部長 当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。 して次の弁護士会を利用できます。 弁護士会の利用に際しては、①の窓口または岐阜県JAバンク相談所(電話:0120-200-787)にお 総合企画部 総合企画部長 058-265-0020 052-203-1777 (祝日、年末年始を除く) 月〜金 (祝日、年末年始を除く) (注)お盆等が休日になる場合があります。詳しくは弁護士会にご確認ください。 総合企画部 総合企画部長 9:00〜17:00 10:00〜16:00 内部統制取組方針 愛知県弁護士会紛争解決センター 月〜金 受付時間 総合的 リスク管理 基本方針 オペレーショナルリスク 管理方針 総合企画部 総合企画部長 一般社団法人 日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757) 公益財団法人 日弁連交通事故相談センター(電話:本部03-3581-4724) 公益財団法人 交通事故紛争処理センター(電話:東京本部03-3346-1756) 市場リスク 管理方針 金融部 金融部長 最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせください。 自己資本 管理方針 総合企画部 総合企画部長 信用リスク 管理方針 総合企画部 融資部 総合企画部長 融資部長 自己査定 各支店 ・ 事業所 監事会 債権 管理委員会 [管理責任者 組合長] ALM委員会 [管理責任者 組合長] 理事会 [管理責任者:組合長] DISCLOSURE 2015 事務リスク 管理方針 総合企画部 総合企画部長 流動性リスク 管理方針 金融部 金融部長 一般財団法人 自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部03-5296-5031) 34 システムリスク 管理方針 総合企画部 総合企画部長 組合員・利用者 ・共済事業 コンプライアンス委員会 [管理責任者 組合長] 岐阜県弁護士会示談あっせんセンター 個人情報 保護方針 自主検査 【お客さまがご利用可能な弁護士会】 受付日 総合企画部 総合企画部長 情報セキュリティ 基本方針 経営方針 申し出ください。なお、弁護士会にはお客さまから直接お申し立ていただくことも可能です。 利益相反 管理方針 相談・苦情等 利用者保護等 管理方針 お客さまが外部の紛争解決機関を利用して解決を図ることを希望される場合は、紛争解決措置と リスク統括管理責任者 総合企画部長 ・信用事業 電話番号 コンプライアンス統括管理者 企画・総務担当常務 電話:058-265-7020(月〜金 9時〜17時) 名 称 反社会的勢力 等への対応に 関する基本方針 総合企画部 金融部 総合企画部長 金融部長 当JAの苦情等受付窓口 コンプライアンス担当者 支店長 当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホームペー 本部 監事監査 県検査・中央会監査・内部監査 DISCLOSURE 2015 35 8 9 自己資本の状況 ◆自己資本比率の状況 当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務 基盤の強化を経営の重要課題として取組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権処理及び 業務の効率化等に取組んだ結果、平成27年 3 月末における自己資本比率は、21.48%となりました。 ◆経営の健全性の確保と自己資本の充実 系統金融)として大きな力を発揮しています。 わせてご利用いただいています。 ぎふ農業協同組合 普通出資 コア資本に係る基礎項目に 参入した額 この信用事業は、JA・信連・農林中金という三段階の組織が有機的に結びつき、JAバンク(農協 普通貯金(総合口座)、当座貯金、定期貯金、定期積金などの各種貯金等を目的、期間、金額に合 内 容 資本調達手段の種類 信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる金融業務といわれる内容の業務を行っています。 組合員の皆さまはもちろん地域住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金をお預かりしています。 ●普通出資による資本調達額 発行主体 1 信用事業 貯 金 業 務 当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。 項 目 ◆主な貯金商品のご案内◆ 7,219百万円 (前年度7,148百万円) 種 類 当JAは、 「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を算出し 普 て、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十 また、19年度から、信用リスク、オペレーショナル・リスク、金利リスクなどの各種リスクを個別 総 の方法で質的または量的に評価し、リスクを総体的に捉え、自己資本と比較・対照し、自己資本充実 22. 52% 22. 34% 21. 48% 推 移 大きく上回っており、自己資本の 充実と経営の健全性・財務の安全 8% 23年度 24年度 25年度 貯 金 お支払に手形・小切手をお使いいただく貯金です。 第 36 DISCLOSURE 2015 2 3 区 区 区 分 分 分 以 命 令 上 ― 2%以上4%未満 経営改善計画の提出およびその実行命令 0%以上2%未満 既存業務の縮小、配当又は役員賞与の禁止又は抑制、総資産の圧 縮又は増加の抑制、事業の縮小又は新規事業の取扱いの禁止 0 % 未 満 1円以上 納 税 準 備 貯 金 納税期にあわせて納税資金の準備にご利用ください。 お引き出しは、納税時 通 7日以上 知 貯 業務の全部または一部の停止命令 1円以上 普通貯金と定期貯金のメリットがひとつになり、 お預け入れ残高に応じた金利 が付与される貯金です。 座 金 まとまった資金の短期運用にご利用ください。 自 由 金 利 型 定 期 貯 金 市場実勢を反映した自由金利型の商品です。 (スーパー定期) 自 由 金 利 型 定 期 貯 金 1,000万円以上の大口資金の運用に最適な商品です。 (大口定期) 1円以上 1,000万円以上 勤労者の財産づくりのための貯金で、 お預け入れは給与等からの天引きです 3年以上 ので、 無理なく確実に財産形成ができます。 財 形住 宅 貯 金 住宅取得や増改築のための財形貯金です。財形年金貯金と合わせて550万 円まで非課税扱いで、課税扱いもできます。 退職後に定期的に積立金をお受取りになれる年金タイプの財形貯金です。 財形住宅貯金と合わせて550万円まで非課税扱いで、課税扱いもできます。 定 額 式 ライフプランに合わせてご契約いただいた期日に一定額を掛け込む積金で す。 目 標 式 最初に目標額 (満期お受取額) を定めて、 ご契約いただいた期日に一定額を 掛け込む積金です。 1円以上 300万円以下 1年、2年、3年 一 般 財 形 貯 金 財 形 年 金 貯 金 5万円以上 1ヶ月以上5年以内 (定型方式、 期日指定方式のいずれでも可) 期日指定定期貯金 1年の据置期間後なら、 ご自由に満期日の指定ができるほか、一部支払いの 最長3年 (据置期間1年) (告知型) 取扱いもできます。 変動金利定期貯金 市場実勢を反映して、6ヶ月ごとに金利が変更する自由金利型の商品です。 定期積金 第 1 % 利息はつきませんが、 ペイオフにおいても、貯金保険制度により全額保護され ます。 当 財形貯金 第 4 使う・貯める・借りるの3つの機能を一冊の通帳にセットした口座です。普通 貯金に定期貯金を担保とする当座貸越が受けられます。 出し入れはいつでもご自由 金 ●国内基準 非 対 象 区 分 座 エンドレス型:期間は自由 満期型:6ヶ月以上10年以内 「定期」 と「積立」2つの良さをプラスし、 毎月の積み立てを期日指定定期貯金 積 立 式 定 期 貯 金 年金型: またはスーパー定期でお預かりします。 積立期間12ヶ月以上 受取期間3ヶ月以上20年以内 26年度 自己資本の充実の状況に係る区分 口 受け入れ単位 1円以上 利息はつきませんが、 ペイオフにおいても、貯金保険制度により全額保護され ます。 貯 性が十分確保されています。 4% 22年度 合 期 間 日常の入出金をはじめ、公共料金の自動支払い、給料・賞与の振込みや配 当金、年金の自動受取りなどに便利にご利用いただけます。 蓄 定 期 貯 金 に基づく基準値 8 %のいずれをも 金 貯 当JAの自己資本比率は、国内 基準値 4 %、JAバンク基本方針 貯 無利息型 (決済用) 度を評価することにより、経営の健全性維持・強化を図っています。 22. 53% 通 し く み と 特 色 無利息型 (決済用) 分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。 23. 12% 主な事業の内容 1円以上 1円以上 5年以上 6ヶ月以上5年以内 1,000円以上 1円単位 1,000円以上 1円単位 DISCLOSURE 2015 37 貸 出 業 務 為 替 業 務 組合員をはじめ地域住民の皆さまの暮らしや、農業者・事業者の皆さまの事業に必要な資金をご融 全国のJA・信連・農林中金の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、 資しています。 当JAの窓口を通して全国どこの金融機関へでも送金や手形・小切手等の取立てが安全・確実・迅速 また、地方公共団体、農業関連産業などへもご融資し、地域経済の質的向上・発展に貢献していま にできる内国為替をお取扱いしています。 す。さらに、住宅金融支援機構、日本政策金融公庫の融資の申し込みのお取り次ぎもしています。 ◆主な貸出商品のご案内◆ 国債窓口販売業務 当JAの各支店では、長期利付国債、中期利付国債、個人向け国債の窓口販売の取扱いをしています。 種 類 資金のお使いみち 融資期間 融資金額 利息と元金は、ご指定口座に自動的に振り込まれ大変便利です。 住宅資金の ためのローン 教育資金の ためのローン 生活資金の ためのローン 営農資金の ためのローン 住 宅 ロ ー ン 住宅の新築・購入 (マンション、 中古住宅を含む) や住宅用の土地購入 3年〜35年 10万〜1億円 リフォームローン 住宅の増改築・改装、補修、住宅に付帯する施設の取得などに必要 な資金 6ヶ月〜20年 10万〜1,000万円 ア パ ート ロ ー ン 賃貸住宅の新築・増改築・補改修等 1年〜25年・35年 100万〜1億円 教 育 ロ ー ン 高校・大学などの入学金、授業料、下宿代等のお支払い 6ヶ月〜13年 (据置期間含む) 10万〜500万円 マ イカ ー ロ ー ン 自動車の購入資金、車検費用、保険料、免許取得費用等 6ヶ月〜10年 10万〜500万円 6ヶ月〜5年 10万〜300万円 6ヶ月〜5年 10万〜100万円 当JAでは、オンラインシステムを利用して、各種自動受け取り、各種自動支払いや事業主の皆さ 3年更新 10万〜100万円 まのための給与振込サービス、自動振替サービス、口座振替サービスなどをお取扱いしています。 フリーローンⅠ型 フリーローンⅡ型 暮らしに必要な資金 カ ード ロ ー ン ア グ リ サ ポ ート 農業経営に必要な資金 10年以内 個人 1,500万円 (措置期間含む) 法人団体 3,000万円 農業企業化資金 農業者による施設、農機具等購入資金 (詳細は窓口へ お尋ねください。) (詳細は窓口へ お尋ねください。) 事 業 者 ローン 当JAの59店舗では、投資信託の窓口販売の取扱いをしています。 (27年4月1日現在) 貸 金 庫 業 務 本店・羽島中央支店・北方支店・真正支店・厚見支店では、有価証券や預貯金証書、権利証、貴金 属など大切な財産を安全・確実にお預かりする貸金庫の取扱いをしています。 各 種 サ ー ビ ス また、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行・信用金庫・コンビニなどでも現金の引き出しのでき るキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めています。 ◆サービス・その他商品一覧表◆ 事業資金の ためのローン 岐阜県中小企業 資金融資制度 岐阜市融資制度 投信窓口販売業務 種 類 (詳細は窓口へ お尋ねください。) 中小企業者の設備、運転資金 岐阜県保証協会 保 証 制 度 (詳細は窓口へ お尋ねください。) 内 容 給 与 振 込 サ ー ビ ス 毎月の給与・賞与をJAの貯金口座をご指定していただくことによって自動的にお受取りになれます。 年 金・ 配 当 金 等 年金、販売代金、証券元利金、株式配当金などをJAの貯金口座をご指定いただくことによって自動的 自 動 受 取 りサ ービ ス にお受取りになれます。 自 動 支 払 サ ービス 岐阜市保証協会 保 証 制 度 ●詳細につきましては、JAぎふ各支店窓口にお問い合わせください。 公共料金、税金、学校授業料、 JAカード利用代金などをJAの貯金口座をご指定いただくことによって 自動的にお支払いになれます。 県民税・事業税・自動車税・不動産取得税などの県公金、 市民税・固定資産税・国民健康保険など 公 金 納 付 サ ー ビ ス の市公金の納付のお取扱いをいたします。 このほかに、 法人税・所得税などの国税・歳入金のお取扱 いもいたします。 自 動 振 替 サ ービス 定期的にご集金の販売代金、賃貸料、会費などをお支払人の貯金口座から引き落としてご指定口座 へ自動的にご入金いたします。 JAのキャッシュカードは、県内はもちろん全国のJAキャッシュコーナーで、現金のお預け入れ、 お引き出 キ ャッシ ュ サ ー ビ ス し、 残高照会等がご利用いただけます。 また、 提携銀行・郵便局のキャッシュコーナー、 コンビニエンスス トア (一部取扱いのない店舗があります) でも現金のお引き出し、残高照会ができ大変便利です。 デビットカードサービス 「JAバンク会員マーク」は、 便利 安心 の印です。 組合員・利用者の皆さまに、 より一層の「便 利」と「安心」をお届けするための「JAバ ンクシステム」に一体的に取組むJAバンク (JA・信連・農林中金) の金融店舗には、 「JA バンク会員マーク」が掲示されています。 JA・他金融 JAバンクアンサーサービス 携帯電話や自宅のパソコンを使ってご指定の貯金口座の残高照会、入出金明細照会、 (IB) 機関への振込ができる個人向けのサービスです。 職場のパソコンやホームユース端末 (ディスプレイ付多機能電話機) を使って、 ご指定の貯金口座の JAバンクアンサーサービス 残高照会、入出金明細照会、 ご希望の口座に対して振込・振替を行うことができる法人向けのサービ (FB・HB) スです。 ド ショッピングやレジャー、海外旅行まで国内はもちろん世界各国でご利用になれます。 また、 キャッシング サービスもお受けになれます。 法 人 ネ ット バ ン ク 会社等のパソコンを使って、給与等の振込、売上代金等の口座振替、貯金口座の残高照会、 でんさ いの発生・請求を行うことができる法人、個人事業者向けのサービスです。 J 38 DISCLOSURE 2015 Jデビットのマークがある加盟店なら全国どこでもJAのキャッシュカードで、 お買物やご飲食のお支払い ができます。 A カ ー DISCLOSURE 2015 39 相 談 業 務 ◆給与振込・代金取立◆ 税務・土地活用相談をはじめ、年金・法律や住宅ローン等の無料相談を行っています。 種 類 内 容 資 産 相 談 不動産センター (県庁前・各務原) を設置し、土地活用セミナーを各地域で開催するなど、土地の有効 活用相談、 まちづくり資産管理事業を展開しています。 税 務 相 談 顧問税理士による税務の無料相談 (確定申告や相続など) を行っています。 毎週土曜日 10:00〜17:00 不動産センター県庁前 遺 言 相 談 農中信託銀行の代理店として遺言作成支援を通じ、遺言の管理・保管を行っています。 年 金 相 談 社会保険労務士・年金アドバイザー3名が、本店および支店を巡回し、 また、第2日曜日に不動産セン ター (県庁前) ・第3日曜日に長良西支店で無料相談 (年金額、受給手続きなど) を行っています。 法 律 相 談 顧問弁護士による法律の無料相談 (相続・遺言・不動産等、法律問題についての悩み) を行ってい ます。毎月第3土曜日 13:30〜17:00 F 給与 振込 JAぎふ本支店間 県下JA 県外JA 他金融機関 無料 無料 108円 108円 108円 D 振 込 用 紙 無料 無料 216円 216円 216円 送 金 組 戻 料 648円 648円 648円 648円 648円 振 込 組 戻 料 648円 648円 648円 648円 648円 取 立 手 形 組 戻 料 648円 648円 648円 648円 648円 不 渡 手 形 返 却 料 648円 648円 648円 648円 648円 取立手形店頭呈示料 ― ― 648円 648円 648円 JAぎふ 本支店間 同一店内 ローンプラザ県庁前では、水曜定休日以外は毎日、毎月第3日曜日に4支店で、 JAローンアドバイザー 住 宅 ロ ー ン 相 談 による住宅ローンに関する無料相談を行っています。 代金取立手数料 手 数 料 一 覧 同一店内 無料 無料 ※ただし、648円を超える取立経費を要する場合は実費 県下JA 岐阜交換 無料 無料 ◆為替手数料◆ 送 金 手 数 料 (送金小切手) 同一店内 JAぎふ本支店 県下JA 県外JA 他金融機関 ― ― 432円 648円 648円 3万円未満 付帯物件付文書 振 込 手 数 料 ― 3万円未満 A T M 扱 い 振 込 手 数 料 3万円以上 3万円未満 ネ ット バ ン ク F B / H B I B 3万円以上 定 時自動 集 金 電信・文書 定 時自動 送 金 為 替 手 数 料 206円 3万円以上 324円 432円 ― 3万円未満 無料 103円 3万円以上 無料 206円 1万円未満 432円 1万円以上 3万円未満 540円 3万円以上 756円 納付書1枚につき 納付書1枚につき 納付書1枚につき 216円 216円 432円 高額→低額 枚数 1枚〜100枚 101枚〜500枚 501枚〜1000枚 1001枚〜2000枚 2001枚以上 手数料 無料 216円 432円 540円 648円 上記以外交換 至急864円 普通648円 低額→高額 同一金種 枚数 1枚〜100枚 101枚〜500枚 501枚〜1000枚 1001枚〜2000枚 2001枚以上 1万円未満 308円 1万円以上3万円未満 411円 3万円以上 617円 通信機種 通知 照会 資金移動 大きさ (㎝) 3万円未満 1万円未満 108円 無料 無料 108円 1万円以上3万円未満 3万円以上 3万円以上 216円 無料 無料 216円 3万円以上 324円 1万円未満 216円 1万円以上3万円未満 324円 3万円以上 432円 ダイヤルホン 無料 無料 ― 10×26×35 9,100 13,608円 1万円未満 432円 3万円未満 1万円未満 324円 1万円以上3万円未満 216円 1万円以上3万円未満 432円 3万円以上 324円 3万円以上 648円 324円 3万円以上 432円 3万円未満 3万円未満 108円 3万円以上 216円 108円 ― ― ― 手数料 無料 324円 540円 648円 756円 ※集金の際に両替をご依頼いただく場合も対象となります。 ※両替代金を一度ご入金後、直ちに金種を指定して払戻す場合等、実質両替と変わらないお取引は、 本手数料の対象とさせていただきます。 ※汚損した現金及び記念硬貨の交換、ATM機器による両替は無料。 ◆アンサーサービス利用手数料◆ ◆貸金庫利用料◆ 容量 (㎤) 年間利用料 店舗 本店 プッシュホン 無料 無料 無料 6×26×35 5,460 11,664円 本店 ファクシミリ 無料 540円 540円 6×28.8×40.2 6,946 6,172円 羽島中央支店 ホームユース ― 1,620円 1,620円 24.2×28×58.4 39,571 6,172円 北方支店 パソコン ― 1,620円 1,620円 18.5×28×58.4 30,251 4,937円 北方支店 スーパーパソコン ― 1,620円 1,620円 12×28×58.4 19,622 3,703円 北方支店 インターネット ― 無料 無料 8×28×58.4 13,081 2,468円 北方支店 22.5×25.5×53 30,408 7,776円 真正支店 16.5×25.5×53 22,299 6,480円 真正支店 10.5×25.5×53 14,190 5,184円 真正支店 6.5×25.5×53 8,784 3,888円 真正支店 6×28.8×40.2 6,946 5,184円 厚見支店 12.8×28.8×40.2 14,819 6,480円 厚見支店 ◆夜間金庫使用料◆ 2,160円 (注) 上記手数料は、 すべて消費税が含まれています。 DISCLOSURE 2015 無料 ◆両替手数料◆ 年間使用料 40 県内交換 名古屋交換 3万円未満 1万円未満 103円 103円 1万円以上3万円未満 3万円以上 103円 206円 3万円以上 308円 3万円未満 54円 3万円以上 108円 108円 3万円以上 1万円未満 432円 1万円以上 3万円未満 540円 3万円以上 756円 電信 3万円以上 無料 3万円未満 216円 324円 電信 窓 口 受 付 振 込 手 数 料 3万円未満 岐阜交換以外 DISCLOSURE 2015 41 2 共済事業 ◆各種業務手数料◆ 項目 約束手形 専用約束手形 手形・小切手 小切手帳 小切手用紙交付料 保証 (自己宛) 小切手 マル専口座開設 定時発行 都度発行 残高証明書 定形外書式 (英文等) 投資信託 個人情報開示 確定申告用 証明書等 取引明細表 確定申告外 受入利息証明書 相続貯金等残高証明書 相続貯金等評価額証明書 相続用 残高証明書・評価額証明書 取引履歴明細表 貯金証書 貯金通帳 再発行 ICキャッシュ キャッシュカード ICキャッシュ一体型 国債保護預かり手数料 JAリスクの伴わない 完全データ受領の場合 口座振替手数料 書面データ 手形用紙交付料 個人 ネットバンク月額使用料 法人 一括払込手数料 株式 (出資) 払込事務 一般払込手数料 残高証明書 株式払込金保管証明書 戸籍謄本 年金裁定請求用添付書類 住民票 その他 設定・追加・変更・譲受・留保等 ※住宅関連については無料 不動産担保管理 一部・全部解除 (根・抵当権) 担保調査 (お客様負担) ・登記簿謄本 (土地・建物・商業) ・公図・地積測量図・建物図面等 協同住宅ローン㈱ 岐阜県農業信用基金協会 住宅関連 事務取扱手数料 (新規・借換等) 全国保証㈱ ㈱ジャックス アパート関連 (新規・借換等) 一部繰上 ※住宅関連につき10万円以上で月1回までは無料 ※定期貯金担保を除く 繰上返済 特約期間中 全額繰上 上記以外の案件 償還方法変更等 (変更契約証書徴求の場合) 融資条件変更 金利方式変更 融資予定証明書 ※別途印紙代についてはお客様負担 支払利息証明書 住宅関連 質権設定 確定日付 (共済・保険等) 上記以外 【備考】 ・住宅関連とは保証会社の保証付案件のみ。 ・担保調査費用につき当JAに依頼される場合は、各1通につき1,000円。 42 DISCLOSURE 2015 単位 1冊 1枚 1冊 1枚 1口座 1通 1通 1通 1通 1事業 1通 1顧客 1通 1通 1通 1通 1顧客 1通 1通 1枚 1枚 1口座 1件 金額 648円 540円 648円 540円 3,240円 216円 432円 1,080円 324円 864円 216円 864円 216円 432円 1,080円 1,512円 864円 540円 540円 1,080円 648円 無料 54円 108円 1件 新聞代・LPガス代などの振替サービス (同一店内・本支店を問わない) 無料 リアル系 1,080円 伝送系 2,160円 リアル系+伝送系 3,240円 取扱手数料=組合取扱の有償払込額× 50百万円未満 0.25%+消費税 50百万円以上 別途 株式払込等手数料参照 別途 株式払込等手数料率参照 1通 324円 1通 324円 実費 実費 実費 1件 10,800円 1件 5,400円 組合員・利用者の皆さまにNo.1の「安心」と「満足」をお届けします。 共済事業は、JA、全国共済連という 2 段階の組織が有機的に結びついています。 組合員・利用者の皆さまにご満足していただけるよう、ライフアドバイザー(LA)が中心となり、 さまざまなライフスタイルに合わせ、 生涯にわたり「ひと・いえ・くるま」の総合保障をお届けします。 ◆JA共済の役割 JA共済は、組合員・利用者の皆さまと、「信頼関係・安心感・身近さ」でつながっています。 JA 組合員・利用者の皆さま 共済掛け金のお払込みなど 共済金のお支払いなど JA共済連 共 済 契 約 JA共済は、JAとJA共済連がそれぞれ機能分担を行い、組合員・利用者の皆さまに密着した生活 総合保障活動を行っています。 共済契約は、JAとJA共済連が協同でお引き受けいたします。 J A JA共済連 ●JA共済の窓口です。 ●組合員・利用者の立場にたった事業活動で皆さまをサポートしています。 ●JAと連携・協調しながら、 JAの共済業務を総合的にバックアップしています。 ◆「ひと・いえ・くるま」の生活総合保障 「ひと・いえ・くるま」の生活総合保障で大きくサポート JA共済は組合員・利用者をはじめ、地域社会に住む皆さまの暮らしのパートナーでありたいと考 えています。そのため、JA共済では、 「ひと・いえ・くるま」の生活総合保障を通じて、人それぞれ の生活設計にお応えできる安心を提供し、皆さまの毎日の生活を生涯にわたりバックアップします。 実費 1件 54,000円 1件 1件 3,240円 54,000円 1回 3,240円 1回 1回 1件 1件 1件 1件 1件 1件 54,000円 5,400円 5,400円 5,400円 10,800円 216円 無料 700円 (税込) ひとに関する保障 万一の病気・けがに生命総合共済 LIFE 医療共済 終身共済 養老生命共済 こども共済 年金共済 がん共済 定期医療共済 医療保障 介護共済 いえに関する保障 建物や家財を守る 建物更生共済 建物更生共済 HOUSE くるまに関する保障 安心のカーライフを 自動車・自賠責共済 自動車共済 自賠責共済 CAR DISCLOSURE 2015 43 3 その他の事業 ◆保障(商品)一覧 一人ひとりのしあわせづくりを力強くサポートします。 総合事業を展開している当JAでは、信用・共済のほか、組合員や利用者の皆さまの農業や生活に 長期共済の種類【共済期間が 5 年以上の契約】 種 類 終 身 欠くことのできない各種の事業を行っています。 内 容 一生涯にわたり万一の時を保障するプランです。多彩な特約で、保障内容を自由に設定でき 済 ます。 ●基本タイプ ●中途給付タイプ 共 養 老 生 命 共 済 万一のときの保障と、将来の資金作りを両立させたプランです。 ●基本タイプ ●中途給付タイプ 定 期 生 命 共 済 万一のとき手軽な掛金で保障するプランです。農業の新たな担い手などの経営者の万一のと きの保障と退職金などの資金形成ニーズに応えるプランもあります。 が ん 医 療 共 一生涯にわたってがんによる入院・手術を保障するプランです。 がん診断時や、再発・長期治 済 療のときは一時金をお支払いします。ニーズに合わせて、先進医療保障を加えたり、入院・手 術等の保障を充実させることもできます。 共 病気やケガによる入院、手術を幅広く保障します。がんの治療や先進医療を受けたときにも備 済 えられるので安心です。 ご希望にあわせて保障期間や共済掛金払込期間等を選ぶことができ ます。 購買事業 販売事業 ●営農関連 地域で生産された米、野菜・果実などの農 肥料・飼料・農薬・農業機械など農業をする上で必 産物、畜産物を岐阜の特産品として全国各地 要な資材を提供し、農業のお手伝いをしています。 の市場に出荷しています。 ●生活関連 ●JAぎふのおもな販売品 米・燃料など生活に必要な物資を提供し、暮らしの ①肉豚 ②いちご ③肉牛 ④えだまめ お手伝いをしています。 ⑤柿 ⑥ほうれんそう ⑦にんじん ⑧大根 燃料事業(LPG・灯油・SS) 管内 4 拠点《北部・中央・東部・南部》に燃料セン 農産物の安全・安心に対する消費者の関心 お子さまの入学資金や結婚・独立資金の準備に最適なプランです。高い貯蓄性と保障がバ ランスよく備わっているタイプや、共済契約者 (親) が万一のときは、満期まで毎年養育年金を 済 お受取りになれるプランもあります。 ●入学祝金タイプ ●学資金タイプ ターを設置し、専門的な燃料事業(LPG・灯油・SS) に応えるため、改正食品衛生法(ポジティブ を展開し、今まで以上の安全・安心を提供しています。 リスト制)への対応や生産工程管理(GAP) また、糸貫SSではJAカードがご利用いただけます。 及び生産履歴記帳の徹底を図りぎふクリーン 老後の生活資金準備のためのプランです。医師の診査なしの簡単な手続きでご加入できま 予 定 利 率 変 動 型 年 金 共 済 す。 また、 最低保証予定利率が設定されているので安心です。 ●終身年金タイプ ●定期年金タイプ 地元産の特別栽培米(減農薬・無化学肥料栽培)『ハ こ ど 介 も 護 共 共 済 公的介護保険制度に連動した幅広い要介護状態に備えられる充実保障です。介護の不安 に一生涯備えられます。 一 時 払 介 護 共 まとまった資金を活用して一生涯にわたり介護保障を確保することができます。万一 (死亡) の 済 場合には死亡給付金 (一時払共済掛金の額) をお受取りになれます。 積 立 型 終 身 共 済 終身共済よりも手軽な共済掛金の生涯保障プランです。健康上の理由で、 ほかの共済・保険 にご加入できなかった方も、一定の範囲で医師の診査なしの簡単な手続きでご加入できます。 満期専用入院保障付終身共済 養老生命共済の満期を迎える共済契約者向けの終身共済プランです。万一のときの生涯保 障と入院・手術保障がセットされています。 一 時 払 養 老 生 命 共 済 満期共済金などの一時資金を活用して将来の資金づくりをしながら、万一 (死亡) の保障を確 保できるプランです。 建 火災はもちろん、地震や台風などの自然災害も幅広く保障します。 また、満期共済金は、建物 の新築・増改築や家財の買替資金としてご活用いただけます。 物 更 生 共 済 ※上記の共済は、 所定の要件を満たす場合、 共済掛金が所得税・住民税の所得控除の対象となります。 コメ米ハウス 農業に取組み、人と環境にやさしい農業を推 進しています。 ツシモ』・ 『コシヒカリ』をはじめ全国の有名銘柄米を 産直施設 その場で精米するフレッシュライスの販売をしていま おんさい広場、フレッシュマート、糸貫農 す。 産物販売所、コメ米ハウス、菜々の里、各グリー また、地元で取れた新鮮野菜・酒類・こだわり食材 ンセンターでは、地域の農産物を消費者に提 などを取扱っています。 パールライスセンター 供することで、 「地産地消」の取組みを推進し 精米したてのおいしいお米 ています。 の拡販強化を実施するととも に、毎週決まった日に配送拠 点へ届けています。 花かご館 贈答・法要商品の専門店と して、感謝の気持ちと真心の こもったサービスを提供して います。 短期共済の種類【共済期間が 5 年未満の契約】 種 類 内 容 自 動 車 共 済 対人・対物賠償をはじめ、傷害保障、車両保障など、万一の自動車事故を幅広く保障します。 自 賠 責 共 済 人身事故の被害者保護のため、法律で自動車、 バイク(二輪自動車、原動機付自転車) に加 入が義務づけられている共済です。 ●営農関連 カントリーエレベーターやライスセンターでは、刈 傷 害 共 済 日常のさまざまなアクシデント (万一のときや負傷) を保障します。 火 災 共 済 住まいの火災や落雷などの損害を保障します。 農作業の省力化を図るとともに、玄米色彩選別機を導 済 日常生活中に生じた損害賠償義務を保障します。 入し、品質の向上を図っています。 賠 償 責 任 共 ※ 1 .JA共済の保障 (商品) について分からないことがあれば、 お近くのライフアドバイザー (LA) にご相談ください。 「万一のとき」 2 .上記の表で とは、 長期共済の場合、死亡、所定の第1級後遺障害の状態または所定の重度要介護状態に該 当したときをいいます。ただし、一時払終身共済、一時払養老生命共済、 および一時払介護共済は、死亡したときをいいま す。 また、短期共済の場合、 死亡、 所定の後遺障害の状態に該当したときをいいます。 〔15210010041〕 44 利用事業 DISCLOSURE 2015 り取り収穫されたもみを、乾燥・調整・貯蔵するなど ●生活関連 いただけます。 もしもの時に真心 込めてお手伝いいた します。 コイン精米機 葬祭事業 当JA管内に59台設置し、玄米の精米にご利用いた 管内 7 斎場(島・日野・高富・香花・第一ふれあい だいています。 ホール・第二ふれあいホール・虹のホール)をご利用 DISCLOSURE 2015 45 加工事業 資産相談事業 地域特産物の開発に努めるとともに、水稲育苗セ 不動産センターの専門スタッフを中心に、組合員 ンター・堆肥センターなどを稼動させ、農作業の省 の皆さまの「くらし」と「生活」を守り、大切な資 力化や地域農業の活性化を図っています。 産を有効に活用するため、土地賃貸、賃貸住宅、不 水稲育苗センター 動産売買の斡旋、面整備事業などを行っています。 お米づくりに欠かせない健全な苗を育成していま 10 系統セーフティネット (貯金者保護の取り組み) 「JAバンクシステム」は、JAバンクの信頼性を確保する「破綻未然防止システム」と民間最大級 の全国店舗網ときめ細かいお客さまとの接点を活かした金融サービスの充実・強化を目指す「一体的 事業推進」の 2 つの柱で成り立っており、組合員・利用者の皆さまに、安心と便利をお約束する仕組 みです。 す。 苺親苗施設 JAバンクシステム 元気で丈夫な苺 組合員・利用者 の親苗を育成して 安心 います。 堆肥センター 便利 JAバンク会員の経営健全性確保 畜産農家から出 金融サービスの提供の充実 る排泄物を利用し、 堆 肥「 土 力 」 を 製 造しています。 指導事業 行 政 連携 JA全中 JA中央会 協力・連携、 経営改善指導 貯金保険機構 破綻時の支援 JAバンク基本方針 水稲の「青空教室」 、柿の「剪定講習」など、各農 産物の「栽培講習」を行っています。 また、話し合いによる土地有効活用の促進、営農 組織の育成などの指導も行っています。 青年部活動 将来の農業を担う若手生産者で構成する青年部は、 JAバンク支援協会 破綻未然 防止の支援 農業体験学習会を実施したり、地域での催事に参加 することで、地域農業の果たす役割を伝える活動を 展開しています。 次世代・次々世代を育てる活動 (JAバンク県本部) 破綻未然防止システム 組合員や地域の皆さまのお役に立てるよう、営農指導、生活・組織活動、広報活動などを行っています。 ●営農指導 信 連 JA 系統債権管理 回収機構 不良債権の 管理・回収 農林中金 (JAバンク中央本部) 一体的事業推進 ◦JA等の経営状況のモニタリング ◦JA等に対する経営改善指導 ◦JAバンク支援基金等による資本 注入などのサポート等 ◦実 質的に一つの金融機関として機 能するような運営システムの確立 ◦共同運営システムの利用 ◦全 国どこでも統一された良質で高 度な金融サービスの提供 地域や学校などとタイアップした食農教育を展開 することで、次世代や次々世代に対して、食と農の 大切さを訴える活動を行っています。 農林中金への指導権限の付与など 再編強化法…農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律 JAバンクは、JAバンク会員(JA、信連、農林中金)で構成するグループの名称です。 ●生活・組織活動 女性部活動、青年部活動、次々世代を育てる活動 などを行っています。 (平成27年 3 月末現在) 女性部活動 JAぎふ女性部は、仲間づくりとふれあいのある地 域づくりを目的とした、自主的組織です。 地場産食材を使った加工品の販売や、食生活指導、 高齢化対策活動などさまざまな活動を行っています。 各種の女性部活動を通じて相互の親睦を図り、女性 の地位向上や明るい豊かな地域社会づくりに取組ん JAバンク 民間最大級の全国ネットワーク 組 織 数 713 店 舗 数 7,354 CD/ATM設 置 台 数 12,140 でいます。 46 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 47 Ⅰ 決算の状況 1.貸借対照表 (単位:千円) 平成25年度 科 目 1 信 用 ① 現 ② 預 ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 2 共 ① ② ③ 3 経 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 4 雑 5 固 ① ② 外 ① ② ③ 7 前 8 繰 資 6 48 DISCLOSURE 2015 事 業 平成26年度 産 金 金 系 統 預 金 系 統 外 預 金 金 銭 の 信 託 有 価 証 券 国 債 地 方 債 政 府 保 証 債 金 融 債 社 債 株 式 受 益 証 券 貸 出 金 その 他 の 信 用 事 業 資 産 未 収 収 益 そ の 他 の 資 産 債 務 保 証 見 返 貸 倒 引 当 金 済 事 業 資 産 共 済 貸 付 金 共 済 未 収 利 息 その 他 の 共 済 事 業 資 産 済 事 業 資 産 受 取 手 形 経 済 事 業 未 収 金 経 済 受 託 債 権 棚 卸 資 産 購 買 品 その 他 の 棚 卸 資 産 その 他 の 経 済 事 業 資 産 貸 倒 引 当 金 資 産 定 資 産 有 形 固 定 資 産 建 物 機 械 装 置 土 地 その 他 の 有 形 固 定 資 産 減 価 償 却 累 計 額 無 形 固 定 資 産 部 出 資 系 統 出 資 系 統 外 出 資 子 会 社 等 出 資 払 年 金 費 用 延 税 金 資 産 産 合 計 (資産の部) 890,289,248 926,364,480 2,501,018 2,475,672 616,113,719 652,233,185 615,991,456 652,115,297 122,263 117,888 7,000,000 8,000,000 58,479,541 58,081,845 29,404,552 35,390,732 858,924 852,033 110,242 ― 12,500,000 2,900,000 8,645,615 10,371,055 700,181 864,703 6,260,027 7,703,321 204,618,721 203,216,931 4,108,230 4,885,706 3,768,135 4,352,810 340,094 532,896 6,328 4,914 ▲2,538,311 ▲2,533,776 808,712 823,546 796,179 810,212 11,162 10,458 1,370 2,875 2,233,346 1,593,703 2,300 2,800 1,544,040 816,494 4,312 6,271 476,757 551,784 406,962 486,365 69,795 65,419 316,885 341,779 ▲110,950 ▲125,426 363,376 306,065 20,500,527 19,860,343 20,394,330 19,786,549 20,660,280 20,888,060 6,476,534 6,088,647 10,768,421 10,517,738 3,722,309 3,755,743 ▲21,233,214 ▲21,463,640 106,196 73,794 30,527,234 29,960,941 30,163,534 29,594,302 332,649 335,589 31,050 31,050 82,205 406,316 98,258 ― 944,902,909 979,315,397 平成25年度 科 目 (平成26年3月31日) (平成27年3月31日) 資 (単位:千円) 1 組合にある手持ち現金 信連などに預けている余裕金 銀行などに預けている余裕金 組合が運用する特定金銭の信託 国の発行する債券 地方自治体の発行する債券 元金利の支払いに政府の保証がつけられた債券 農林債券等金融機関の発行する債券 一般社債、特別の法律により設立された法人の債券 株式 貸付信託、証券投資信託の受益証券 皆さまにご利用いただいている貸出金 預金・貸出金の未収利息など 為替決済に伴う仮払金など 求償権の存在を示す為に保証した債務 信用事業に係る貸倒に備える準備金 共済契約者にご利用いただいている貸出金 共済貸付金の未収利息など 共済事業の未収収益など 支払いに代えて受取った約束手形、為替手形 経済事業の未収金 支払価格安定基金など 購買品の在庫高 その他棚卸資産の在庫高 預託家畜など 経済事業に係る貸倒に備える準備金 未収金・立替金など 組合が所有する建物の取得額 組合が所有する機械装置の取得額 組合が所有する土地の価格 組合が所有する車両・器具備品・構築物の取得額 減価償却資産の消耗を一定の方法で計算した累計額 電算システム利用権・電話回線利用権など 系統機関への出資金 系統機関以外への出資金 組合の子会社への出資金 退職給付債務額と年金資産時価評価額の差額 税効果会計による将来回収可能な税金相当額 組合で運用している資産の合計額 2 3 4 5 6 負 1 信 用 事 業 負 ① 貯 ② 借 入 ③ その 他 の 信 用 事 業 負 未 払 費 そ の 他 の 負 ④ 債 務 保 共 済 事 業 負 ① 共 済 借 入 ② 共 済 資 ③ 共 済 未 払 利 ④ 未 経 過 共 済 付 加 収 ⑤ 共 済 未 払 費 ⑥ その 他 の 共 済 事 業 負 経 済 事 業 負 ① 経 済 事 業 未 払 ② 経 済 受 託 債 ③ その 他 の 経 済 事 業 負 雑 負 ① 未 払 法 人 税 ② 資 産 除 去 債 ③ そ の 他 の 負 諸 引 当 ① 賞 与 引 当 ② 役 員 退 職 慰 労 引 当 ③ 特例業務負担金引当 繰 延 税 金 負 債 合 平成26年度 (平成26年3月31日) (平成27年3月31日) 債 金 金 債 用 債 証 債 金 金 息 入 用 債 債 金 務 債 債 等 務 債 金 金 金 金 債 計 組 合 員 資 本 ① 出 資 金 ② 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 その 他 利 益 剰 余 金 大規模施設新築整備積立金 電算システム開発準備金 税効果調整積立金 経営安定化積立金 地域活動支援基金 合併記念事業積立金 施 設 整 備 積 立 金 特 別 積 立 金 当期未処分剰余金 ( うち 当 期 剰 余 金 ) ③ 処 分 未 済 持 分 2 評 価・ 換 算 差 額 等 ① その 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 純 資 産 合 計 負 債 及 び 純 資 産 合 計 (負債の部) 859,949,047 892,403,347 856,531,826 888,662,635 96,138 85,676 3,314,754 3,650,121 1,141,313 1,291,058 2,173,440 2,359,062 6,328 4,914 3,386,277 3,289,145 817,861 804,588 1,043,369 1,035,068 11,704 10,316 1,497,396 1,424,166 8,337 7,960 7,607 7,045 992,806 687,962 829,660 492,640 71,874 62,429 91,271 132,893 1,476,010 1,489,675 595,000 593,248 60,442 60,947 820,567 835,478 2,133,368 2,074,963 787,576 793,941 27,616 38,314 1,318,176 1,242,708 ― 263,009 867,937,509 900,208,104 (純資産の部) 76,295,899 77,673,376 7,148,456 7,219,813 69,184,075 70,495,489 14,542,838 14,542,838 54,641,237 55,952,651 5,000,000 5,000,000 1,000,000 1,000,000 437,384 437,384 2,661,111 2,255,643 1,000,000 991,027 200,000 200,000 3,000,000 3,000,000 39,666,404 40,466,404 1,676,337 2,602,191 (931,665) (1,454,755) ▲36,632 ▲41,926 669,500 1,433,917 669,500 1,433,917 76,965,399 79,107,293 944,902,909 979,315,397 皆さまからお預かりしている貯金の合計額 系統機関からの借入金 貯金や借入金の未収利息及び信用事業費用で未払いのもの 給付補てん備金や貸付の留保金など 組合が保証した債務 共済契約者に対する貸出のための借入金 共済掛金などの一時預かり金 共済借入金の未払利息など 共済付加収入のうち、翌年度に繰り越す金額 共済事業費用で未払いのもの 仲介している保険の掛金など 取引先に払うべき仕入れ代金など 受入価格安定化基金、販売仮受金 その他経済事業負債 法人税等の納付予定額 有害物質などの除去に要する予定額 未払金・未払費用など 職員に支給する賞与の引当金 役員の退任慰労にかかる引当金 農林漁業団体職員共済組合への将来負担見込額にかかる引当金 税効果会計による将来に支払う税金相当額 組合がお預かりしている資金や積み立てた資金の合計額 お預かりしている出資金の合計額 法律で定められた積立金 施設の取得・改修整備のための積立金 電算システムの研究、 導入のための積立金 法人税等の前払部分を留保するための積立金 組合経営の健全性確保のための積立金 地域活性化のための支援・助成を行う積立金 合併記念事業を行うための積立金 新設店舗建設・用地取得のための積立金 定款に基づく積立金 皆さまのご利用によって生じた剰余金 任意脱退者持分の組合への譲渡額 時価会計に基づくその他有価証券等の評価差額 組合の純財産 DISCLOSURE 2015 49 Ⅰ 決算の状況 2.損益計算書 科 目 1 信 共 購 販 農 加 50 事 業 総 利 益 ① 信 用 事 業 収 益 資 金 運 用 収 益 (う ち 預 金 利 息) (う ち 有 価 証 券 利 息) (う ち 貸 出 金 利 息) (うちそ の 他 受 入 利 息) 役 務 取 引 等 収 益 その 他 事 業 直 接 収 益 そ の 他 経 常 収 益 ② 信 用 事 業 費 用 資 金 調 達 費 用 (う ち 貯 金 利 息) (うち給付補填備金繰入) (う ち 借 入 金 利 息) (うちそ の 他 支 払 利 息) 役 務 取 引 等 費 用 その 他 事 業 直 接 費 用 そ の 他 経 常 費 用 (うち貸 倒引当 金 繰 入 額) (う ち 貸 出 金 償 却) 用 事 業 総 利 益 ③ 共 済 事 業 収 益 共 済 付 加 収 入 共 済 貸 付 金 利 息 そ の 他 の 収 益 ④ 共 済 事 業 費 用 共 済 借 入 金 利 息 共 済 推 進 費 そ の 他 の 費 用 済 事 業 総 利 益 ⑤ 購 買 事 業 収 益 購 買 品 供 給 高 そ の 他 の 収 益 ⑥ 購 買 事 業 費 用 購 買 品 供 給 原 価 そ の 他 の 費 用 (うち貸 倒引当 金 繰 入 額) (う ち 貸 倒 損 失) 買 事 業 総 利 益 ⑦ 販 売 事 業 収 益 販 売 品 販 売 高 販 売 手 数 料 そ の 他 の 収 益 ⑧ 販 売 事 業 費 用 販 売 品 販 売 原 価 そ の 他 の 費 用 売 事 業 総 利 益 ⑨ 農 業 倉 庫 事 業 収 益 ⑩ 農 業 倉 庫 事 業 費 用 業 倉 庫 事 業 総 利 益 ⑪ 加 工 事 業 収 益 ⑫ 加 工 事 業 費 用 工 事 業 総 利 益 ⑬ 利 用 事 業 収 益 DISCLOSURE 2015 平成25年度 ( ) 自 平成25年 4 月 1 日 至 平成26年 3 月31日 13,250,554 9,218,645 8,448,945 (3,583,628) (706,490) (3,342,837) (815,988) 218,825 112,632 438,241 2,011,428 1,005,643 (955,613) (16,461) (351) (33,217) 92,394 49,257 864,132 (269,546) (11,403) 7,207,216 3,881,769 3,751,896 22,700 107,171 198,120 22,556 135,544 40,020 3,683,649 10,032,090 9,969,269 62,820 8,634,589 8,073,369 561,219 (15,681) (119) 1,397,501 9,736,791 9,298,676 372,465 65,649 9,535,808 9,298,676 237,132 200,982 40,319 3,256 37,062 298,749 189,729 109,019 767,270 (単位:千円) 平成26年度 科 目 自 平成26年 4 月 1 日 ( ) 至 平成27年 3 月31日 13,137,016 9,485,257 8,574,331 (4,040,376) (735,573) (3,183,063) (615,317) 223,316 1,025 686,582 2,020,853 1,074,302 (1,039,979) (15,520) (269) (18,533) 97,211 79,286 770,053 (112,264) (23,777) 7,464,404 3,865,885 3,698,146 22,597 145,141 203,717 22,344 135,063 46,309 3,662,168 7,899,352 7,842,206 57,145 6,768,025 6,087,204 680,820 (19,584) (1,056) 1,131,326 819,288 402,282 348,439 68,566 632,721 390,581 242,140 186,566 40,145 2,690 37,455 286,695 170,641 116,053 738,391 利 宅 農 そ 指 2 事 3 4 経 5 6 税 当 ⑭ 利 用 事 業 費 用 用 事 業 総 利 益 ⑮ 宅 地 等 供 給 事 業 収 益 ⑯ 宅 地 等 供 給 事 業 費 用 地 等 供 給 事 業 総 利 益 ⑰ 農用地利用調整事業収益 ⑱ 農用地利用調整事業費用 用 地 利 用 調 整 事 業 総 利 益 ⑲ そ の 他 経 済 収 益 ⑳ そ の 他 経 済 費 用 の 他 経 済 事 業 総 利 益 指 導 事 業 収 入 指 導 事 業 支 出 導 事 業 収 支 差 額 事 業 管 理 費 ① 人 件 費 ② 業 務 費 ③ 諸 税 負 担 金 ④ 施 設 費 ⑤ そ の 他 事 業 管 理 費 業 利 益 事 業 外 収 益 ① 受 取 雑 利 息 ② 受 取 出 資 配 当 金 ③ 賃 貸 料 ④ 償 却 債 権 取 立 益 ⑤ 雑 収 入 事 業 外 費 用 ① 寄 付 金 ② 事 業 利 用 ポイント 還 元 費 用 ③ 雑 損 失 常 利 益 特 別 利 益 ① 固 定 資 産 処 分 益 ② 一 般 補 助 金 特 別 損 失 ① 固 定 資 産 処 分 損 ② 固 定 資 産 圧 縮 損 ③ 減 損 損 失 ④ 特例業務負担金引当金繰入 ⑤ 米価下落緊急対策費用 ⑥ そ の 他 の 特 別 損 失 引 前 当 期 利 益 法 人 税・ 住 民 税 及 び 事 業 税 法 人 税 等 還 付 額 法 人 税 等 調 整 額 法 人 税 等 合 計 当 期 剰 余 金 当 期 首 繰 越 剰 余 金 会計方針の変更による累積的影響額 遡及処理後当期首繰越剰余金 税効果調整積立金取崩額 経営安定化積立金取崩額 地域活動支援基金積立金取崩額 期 未 処 分 剰 余 金 平成25年度 ( ) 自 平成25年 4 月 1 日 至 平成26年 3 月31日 239,178 528,091 181,342 17,214 164,127 65,090 57,059 8,030 18,469 ― 18,469 12,807 116,404 ▲103,597 10,936,757 7,288,936 1,034,172 331,210 2,235,273 47,163 2,313,796 795,449 2,220 377,323 143,365 128,434 144,105 281,301 2,196 100,000 179,104 2,827,945 283,986 209,243 74,743 1,626,970 95,170 137,243 73,501 1,318,176 ― 2,878 1,484,961 733,488 ▲205,674 25,481 553,295 931,665 402,469 ― ― 3,313 338,888 ― 1,676,337 (単位:千円) 平成26年度 自 平成26年 4 月 1 日 ( ) 至 平成27年 3 月31日 272,094 466,296 183,201 17,335 165,866 57,881 53,642 4,239 18,593 ― 18,593 21,480 137,435 ▲115,954 10,561,844 6,979,862 1,053,274 360,175 2,121,704 46,827 2,575,171 659,580 1,875 385,645 153,929 63,741 54,388 207,947 2,394 100,000 105,552 3,026,804 103,396 35,922 67,474 846,814 52,509 96,205 587,938 ― 110,160 ― 2,283,387 740,121 ― 88,510 828,632 1,454,755 431,383 ▲37,276 394,107 ― 744,356 8,972 2,602,191 DISCLOSURE 2015 51 Ⅰ 決算の状況 3.キャッシュ・フロー計算書 科 目 1 事 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー 税 引 前 当 期 利 益 減 価 償 却 費 減 損 損 失 固 定 資 産 除 却 損 貸 倒 引 当 金 の 増 加 額 賞 与 引 当 金 の 増 加 額 退 職 給 付 引 当 金 の 増 加 額 前 払 年 金 費 用 の 増 加 額 役 員 退 職 慰 労 積 立 金 の 増 加 額 特 例 業 務 負 担 金 引 当 金 の 増 加 額 信 用 事 業 資 金 運 用 収 益 信 用 事 業 資 金 調 達 費 用 共 済 貸 付 金 利 息 共 済 借 入 金 利 息 受 取 雑 利 息 及 び 受 取 出 資 配 当 金 有 価 証 券 関 係 損 益 固 定 資 産 売 却 損 益 (信用事業活動による資産及び負債の増減) 貸 出 金 の 純 増 減 預 金 の 純 増 減 貯 金 の 純 増 減 信 用 事 業 借 入 金 の 純 増 減 その 他 の 信 用 事 業 資 産 の 純 増 減 その 他 の 信 用 事 業 負 債 の 純 増 減 (共済事業活動による資産及び負債の増減) 共 済 貸 付 金 の 純 増 減 共 済 借 入 金 の 純 増 減 共 済 資 金 の 純 増 減 未 経 過 共 済 付 加 収 入 の 純 増 減 そ の 他 共 済 事 業 資 産 による 純 増 減 そ の 他 共 済 事 業 負 債 による 純 増 減 (経済事業活動による資産及び負債の増減) 受 取 手 形 及び 経 済 事 業 未 収 金の純 増 減 経 済 受 託 債 権 の 純 増 減 棚 卸 資 産 の 純 増 減 支 払 手 形 及び 経 済 事 業 未 払 金の純 増 減 経 済 受 託 債 務 の 純 増 減 そ の 他 経 済 事 業 資 産 による 純 増 減 そ の 他 経 済 事 業 負 債 による 純 増 減 (そ の 他 の 資 産 及 び 負 債 の 増 減) そ の 他 の 資 産 の 純 増 減 そ の 他 の 負 債 の 純 増 減 未 払 消 費 税 等 の 増 減 額 信 用 事 業 資 金 運 用 に よ る 収 入 信 用 事 業 資 金 調 達 に よ る 支 出 共 済 貸 付 金 利 息 に よ る 収 入 共 済 借 入 金 利 息 に よ る 支 出 小 計 雑 利 息 及 び 出 資 配 当 金 の 受 取 額 法 人 税 等 の 支 払 額 事業活動によるキャッシュ・フロー 2 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー 有 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 出 有 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 入 有 価 証 券 の 償 還 に よ る 収 入 金 銭 の 信 託 の 増 加 に よ る 支 出 補 助 金 の 受 入 れ に よ る 収 入 固 定 資 産 の 取 得 に よ る 支 出 固 定 資 産 の 売 却 に よ る 収 入 外 部 出 資 に よ る 支 出 外 部 出 資 の 売 却 等 に よ る 収 入 投資活動によるキャッシュ・フロー 3 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー 出 資 の 増 額 に よ る 収 入 出 資 の 払 戻 し に よ る 支 出 持 分 の 取 得 に よ る 支 出 持 分 の 譲 渡 に よ る 収 入 出 資 配 当 金 の 支 払 額 財務活動によるキャッシュ・フロー 4 現 金 及 び 現 金 同 等 物 に 係 る 換 算 差 額 5 現 金 及び現 金 同 等 物の増 加 額( 又は減 少 額 ) 6 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 首 残 高 7 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 末 残 高 52 DISCLOSURE 2015 (単位:千円) 平成25年度 平成26年度 自 平成25年 4 月 1 日 ( ) 至 平成26年 3 月31日 自 平成26年 4 月 1 日 ( ) 至 平成27年 3 月31日 1,484,961 1,234,062 73,501 95,170 112,521 3,989 ▲409,375 ― 10,699 1,318,176 ▲8,714,045 1,005,643 ▲22,700 22,556 ▲381,586 ▲186,476 ▲209,243 (▲4,171,307) ▲4,612,726 ▲28,470,826 29,072,276 ▲11,092 ▲37,411 ▲111,525 (▲337,766) ▲12,631 20,308 ▲293,910 ▲57,424 844 5,046 (▲312,264) ▲700,482 ▲367 148,422 248,641 12,552 ▲13,917 ▲7,113 (7,588,463) 37,765 ▲33,053 20,574 9,016,117 ▲1,453,576 23,095 ▲22,459 ▲1,795,022 381,100 ▲546,764 ▲1,960,685 2,283,387 1,151,245 587,938 52,509 9,940 6,365 ― ▲375,300 10,698 ▲75,468 ▲8,999,310 1,074,302 ▲22,597 22,344 ▲389,438 ▲134,102 ▲35,922 (▲2,790,881) 1,714,461 ▲35,877,736 32,130,808 ▲10,462 ▲632,865 ▲115,087 (111,280) ▲14,033 ▲13,273 ▲8,301 ▲73,230 ▲1,504 ▲939 (320,404) 727,046 ▲1,958 ▲75,026 ▲337,019 ▲9,445 ▲24,815 41,621 (7,978,905) 57,311 17,398 ▲13,554 8,854,006 ▲935,825 23,301 ▲23,732 563,734 389,360 ▲741,872 211,222 ▲19,844,421 5,709,657 16,716,572 ― 137,243 ▲965,850 ▲84,723 ▲722,040 717,781 1,664,219 562,244 1,098,902 ▲78,260 ▲1,000,000 96,205 ▲921,670 ▲290,121 ▲2,940 569,232 33,591 93,684 ▲114,774 ▲36,632 34,414 ▲106,421 ▲129,730 ― ▲426,196 4,357,671 3,931,474 187,329 ▲104,400 ▲41,926 36,632 ▲106,064 ▲28,430 ― 216,383 3,931,474 4,147,858 4.注記表等 平成25年度 平成26年度 Ⅰ 重要な会計方針に係る事項に関する注記 Ⅰ 重要な会計方針に係る事項に関する注記 1 .有価証券の評価基準及び評価方法 ⑴ 売買目的の有価証券 時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っ ています。 1 .有価証券の評価基準及び評価方法 ⑴ 売買目的の有価証券 時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っ ています。 ⑵ 満期保有目的の債券 移動平均法に基づく償却原価法により行っています。 ⑵ 満期保有目的の債券 移動平均法に基づく償却原価法により行っています。 ⑶ その他の有価証券 市場価格のあるものについては、期末日の市場価格等に 基づく時価法、市場価格のないものについては、移動平均 法による原価法又は償却原価法により行っています。 また、その他有価証券の評価差額については、全部純資 産直入法により処理(売却原価は移動平均法により算定) しております。 ⑶ その他の有価証券 市場価格のあるものについては、期末日の市場価格等に 基づく時価法、市場価格のないものについては、移動平均 法による原価法又は償却原価法により行っています。 また、その他有価証券の評価差額については、全部純資 産直入法により処理(売却原価は移動平均法により算定) しております。 2 .外部出資の評価基準及び評価方法 当組合が保有している外部出資は市場価格のないものに 該当しますので、移動平均法に基づく原価法により行って います。 2 .外部出資の評価基準及び評価方法 当組合が保有している外部出資は市場価格のないものに 該当しますので、移動平均法に基づく原価法により行って います。 3 .金銭の信託の評価基準及び評価方法 金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の 評価基準及び評価方法は、上記 1 の有価証券と同様の方法 によっており、信託の契約単位ごとに期末の信託財産構成 物である資産及び負債の評価額の合計額をもって貸借対照 表に計上しています。 3 .金銭の信託の評価基準及び評価方法 金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の 評価基準及び評価方法は、上記 1 の有価証券と同様の方法 によっており、信託の契約単位ごとに期末の信託財産構成 物である資産及び負債の評価額の合計額をもって貸借対照 表に計上しています。 4 .棚卸資産の評価基準及び評価方法 棚卸資産の評価基準及び評価方法は、最終仕入原価法に 基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)に より行っています。 ただし、堆肥センターに係る棚卸資産については売価還 元法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方 法)、大型農業機械に係る棚卸資産については個別法に基 づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によ り行っています。 4 .棚卸資産の評価基準及び評価方法 棚卸資産の評価基準及び評価方法は、最終仕入原価法に 基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)に より行っています。 ただし、堆肥センターに係る棚卸資産については売価還 元法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方 法)、大型農業機械に係る棚卸資産については個別法に基 づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によ り行っています。 5 .固定資産の減価償却方法 ⑴ 有形固定資産 法人税法に規定する基準により定率法により償却してい ます。ただし、法人税法の改正に伴い平成10年 4 月 1 日以 降に取得した建物(付属設備を除く)については定額法を 採用しています。 また、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規 定する方法と同一の基準によっています。 なお、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資 産については、法人税法の規定に基づき、 3 年間で均等償 却を行っています。 5 .固定資産の減価償却方法 ⑴ 有形固定資産 法人税法に規定する基準により定率法により償却してい ます。ただし、法人税法の改正に伴い平成10年 4 月 1 日以 降に取得した建物(付属設備を除く)については定額法を 採用しています。 また、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規 定する方法と同一の基準によっています。 なお、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資 産については、法人税法の規定に基づき、 3 年間で均等償 却を行っています。 ⑵ 無形固定資産 法人税法に規定する基準により定額法により償却してい ます。 また、自社利用ソフトウェアについては、当組合におけ る利用可能期間( 5 年)に基づき、定額法により償却して います。 ⑵ 無形固定資産 法人税法に規定する基準により定額法により償却してい ます。 また、自社利用ソフトウェアについては、当組合におけ る利用可能期間( 5 年)に基づき、定額法により償却して います。 6 .引当金の計上基準 ⑴ 貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準、経 理規程及び資産の償却・引当基準に則り、次のとおり計上 6 .引当金の計上基準 ⑴ 貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産査定要領、経理規程 及び資産の償却・引当基準に則り、次のとおり計上してい DISCLOSURE 2015 53 Ⅰ 決算の状況 平成25年度 しています。 正常先債権、その他の要注意先債権及び要管理先債権に ついては、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額の いずれか多い金額を計上しています。 また、この基準に基づき、当期は租税特別措置法第57条 の 9 により算定した金額に基づき計上しています。 破綻懸念先債権については、債権額から担保の処分可能 見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除 し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し て必要と認められる額を計上しています。 なお、破綻懸念先債権のうち、元本の回収に係るキャッ シュ・フローを合理的に見積もることができる債権につい ては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保 の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し た残額との差額を引当てています。 実質破綻先債権及び破綻先債権については、債権額から、 担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認めら れる額を控除し、その残額を計上しています。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、資産査 定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監 査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づい て上記の計上を行っています。 また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権 等については、債権額から担保の評価額及び保証による回 収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額 として債権額から直接減額しており、その金額は1,910,692 千円です。 54 平成26年度 ます。 正常先債権、その他の要注意先債権及び要管理先債権に ついては、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額の いずれか多い金額を計上しています。 また、この基準に基づき、当期は租税特別措置法第57条 の 9 により算定した金額に基づき計上しています。 破綻懸念先債権については、債権額から担保の処分可能 見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除 し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し て必要と認められる額を計上しています。 なお、破綻懸念先債権のうち、元本の回収に係るキャッ シュ・フローを合理的に見積もることができる債権につい ては、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保 の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し た残額との差額を引当てています。 実質破綻先債権及び破綻先債権については、債権額から、 担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認めら れる額を控除し、その残額を計上しています。 すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定部署 が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署 が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記 の計上を行っています。 また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権 等については、債権額から担保の評価額及び保証による回 収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額 として債権額から直接減額しており、その金額は1,785,076 千円です。 ⑵ 退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当事業年度末の退職給付 債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末までに 発生していると認められる額を計上しています。 ① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当期ま での期間に帰属させる方法については、期間定額基準に よっています。 ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時にお ける職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数( 5 年)に よる定額法により按分した額を、それぞれ発生の事業年度 から費用処理することとしています。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間 以内の一定の年数( 5 年)による定額法により費用処理し ています。 ⑵ 退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当事業年度末の退職給付 債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末までに 発生していると認められる額を計上しています。 ① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当期ま での期間に帰属させる方法については、期間定額基準に よっています。 ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時にお ける職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数( 5 年)に よる定額法により按分した額を、それぞれ発生の事業年度 から費用処理することとしています。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間 以内の一定の年数( 5 年)による定額法により費用処理し ています。 ⑶ 賞与引当金 職員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のう ち当期に帰属する部分を計上しています。 ⑶ 賞与引当金 職員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のう ち当期に帰属する部分を計上しています。 ⑷ 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程 に基づく期末要支給額を計上しています。 ⑷ 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程 に基づく期末要支給額を計上しています。 ⑸ 特例業務負担金引当金 特例業務負担金引当金は、農林漁業団体職員共済組合よ り通知される特例業務負担金の将来負担見込額に基づき計 上しています。 (追加情報) 従来、特例業務負担金については、将来見込額を注記す る方法によっておりましたが、財務内容をより健全化する ため、当年度より特例業務負担金引当金として負債に計上 する方法に変更しております。これにより従来の方法に よった場合と比較して、税引前当期利益が1,318,176千円減 少しております。 ⑸ 特例業務負担金引当金 特例業務負担金引当金は、農林漁業団体職員共済組合よ り通知される特例業務負担金の将来負担見込額に基づき計 上しています。 DISCLOSURE 2015 平成25年度 平成26年度 7 .リース取引に係る会計処理の方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの 以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初 年度 (平成20年度)開始前に取引を行ったものについては、 通常の賃貸借取引にかかる方法に準じた会計処理によって います。 7 .リース取引に係る会計処理の方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの 以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初 年度(平成20年度) 開始前に取引を行ったものについては、 通常の賃貸借取引にかかる方法に準じた会計処理によって います。 8 .消費税等の会計処理の方法 消費税及び地方消費税の会計処理については、税抜方式 を採用しています。 また、 固定資産にかかる控除対象外消費税等は「雑資産」 に計上し、法人税法に定める期間で均等償却しています。 8 .消費税等の会計処理の方法 消費税及び地方消費税の会計処理については、税抜方式 を採用しています。 また、固定資産にかかる控除対象外消費税等は 「雑資産」 に計上し、法人税法に定める期間で均等償却しています。 9 .記載金額の端数処理 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額 千円未満の科目については「 0 」で表示をしています。 9 .記載金額の端数処理 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額 千円未満の科目については「 0 」で表示をしております。 Ⅱ 会計方針の変更に関する注記 退職給付に関する会計基準等の適用 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第26号平成 24年 5 月17日。以下、「退職給付会計基準」といいます。 ) 及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」 (企業会計 基準適用指針第25号平成24年 5 月17日)が平成26年 4 月 1 日以後開始する事業年度の期首から適用されることになっ たことに伴い、当事業年度よりこれらの会計基準等を適用 しています。 これに伴い、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見 直し、割引率の決定方法について、職員の平均残存勤務期 間に近似した年数に基づく割引率から、退職給付の支払見 込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重 平均割引率を使用する方法へ変更しました。 退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基 準第37項に定める経過的な扱いに従って、当事業年度の期 首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更 に伴う影響額を当事業年度の期首の利益剰余金に加減して います。 この結果、当事業年度の期首の利益剰余金が37,276千円 減少しています。また、当事業年度の事業利益、経常利益 及び税引前当期利益に与える影響は軽微であります。 Ⅱ 貸借対照表に関する注記 Ⅲ 貸借対照表に関する注記 1 .固定資産の圧縮記帳額 固定資産の圧縮記帳額は、5,211,827千円です。その内訳 は、次のとおりです。 建物 2,283,582千円 構築物 369,407千円 機械装置 2,162,531千円 その他 396,305千円 1 .固定資産の圧縮記帳額 固定資産の圧縮記帳額は、5,241,006千円です。その内訳 は、次のとおりです。 建物 2,299,952千円 構築物 369,407千円 機械装置 2,184,531千円 その他 387,115千円 2 .リース契約により使用する重要な固定資産 貸借対照表に計上した固定資産のほか、自営電算本部装 置、ATM、オンライン信用端末機及び業務用自動車につ いては、リース契約により使用しています。 所有権が当JAに移転しないオペレーティング・リース 取引については、通常の賃貸借取引にかかる方法に準じた 会計処理によっています。 なお、未経過リース料は178,073千円であり、解約可能 なオペレーティング・リース取引の解約金の合計額です。 2 .リース契約により使用する重要な固定資産 貸借対照表に計上した固定資産のほか、自営電算本部装 置、ATM、オンライン信用端末機及び業務用自動車につ いては、リース契約により使用しています。 所有権が当JAに移転しないオペレーティング・リース 取引については、通常の賃貸借取引にかかる方法に準じた 会計処理によっています。 なお、未経過リース料は144,326千円であり、解約可能 なオペレーティング・リース取引の解約金の合計額です。 3 .担保に供した資産等 公金取扱事務契約にかかる保証金として、預金61,000千 円、当座貸越にかかる担保として預金100,000千円を差し 3 .担保に供した資産等 公金取扱事務契約にかかる保証金として、預金61,000千 円、当座借越にかかる担保として預金100,000千円を差し DISCLOSURE 2015 55 Ⅰ 決算の状況 平成25年度 平成26年度 資産の種類ごとの内訳 入れております。 入れております。 4 .子会社等に対する金銭債権・債務 子会社等に対する金銭債権は、21,604千円です。 子会社等に対する金銭債務は、85,707千円です。 4 .子会社等に対する金銭債権・債務 子会社等に対する金銭債権は、3,681千円です。 子会社等に対する金銭債務は、142,108千円です。 5 .理事及び監事に対する金銭債権・債務 理事及び監事に対する金銭債権は、56,035千円です。 理事及び監事に対する金銭債務は、ありません。 5 .理事及び監事に対する金銭債権・債務 理事及び監事に対する金銭債権は、71,265千円です。 理事及び監事に対する金銭債務は、ありません。 6 .貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、 3 カ月以上延滞債権 及び貸出条件緩和債権に該当する貸出金の額並びにその合 計額 貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、 3 カ月以上延滞債 権及び貸出条件緩和債権に該当する貸出金の額並びにその 合計額は次のとおりです。 6 .貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、 3 カ月以上延滞債権 及び貸出条件緩和債権に該当する貸出金の額並びにその合 計額 貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、 3 カ月以上延滞債 権及び貸出条件緩和債権に該当する貸出金の額並びにその 合計額は次のとおりです。 破 綻 先 債 権 延 滞 債 権 3ヵ 月 以 上 延 滞 債 権 貸 出 条 件 緩 和 債 権 合 計 金額(千円) 64,994 5,496,975 ― 696,763 6,258,733 なお、それぞれの定義は、以下のとおりです。 イ 「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払いの遅延が 相当期間継続していることその他の事由により元本又は 利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利 息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除 く。以下「未収利息不計上貸出金」という。 )のうち、 法人税法施行令第96条第 1 項第 3 号のイからホに掲げる 事由又は第 4 号に規定する事由が生じているものをいう。 ロ 「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金で破綻先債 権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし て利息の支払いを猶予したもの以外のものをいう。 ハ 「 3 カ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が 約定支払日の翌日から 3 月以上遅延している貸出金(破 綻先債権及び延滞債権を除く。)をいう。 ニ 「貸出条件緩和債権」とは債務者の経営再建又は支援 を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる 取決めを行った貸出金(破綻先債権、延滞債権及び 3 カ 月以上延滞債権を除く。)をいう。 破 綻 先 債 権 延 滞 債 権 3 ヵ 月 以 上 延 滞 債 権 貸 出 条 件 緩 和 債 権 合 計 金額(千円) 32,336 5,635,079 ― 473,127 6,140,543 なお、それぞれの定義は、以下のとおりです。 イ 「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払いの遅延が 相当期間継続していることその他の事由により元本又は 利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利 息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除 く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、 法人税法施行令第96条第 1 項第 3 号のイからホに掲げる 事由又は第 4 号に規定する事由が生じているものをいう。 ロ 「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金で破綻先債 権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし て利息の支払いを猶予したもの以外のものをいう。 ハ 「 3 カ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が 約定支払日の翌日から 3 月以上遅延している貸出金(破 綻先債権及び延滞債権を除く。)をいう。 ニ 「貸出条件緩和債権」とは債務者の経営再建又は支援 を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる 取決めを行った貸出金(破綻先債権、延滞債権及び 3 カ 月以上延滞債権を除く。)をいう。 7 .劣後特約付貸出金の額 貸出金には、他の債権より債務の履行が後順位である旨 の特約が付された岐阜県信用農業協同組合連合会に対する 劣後特約付貸出金11,037,000千円が含まれています。 7 .劣後特約付貸出金の額 貸出金には、他の債権より債務の履行が後順位である旨 の特約が付された岐阜県信用農業協同組合連合会に対する 劣後特約付貸出金11,037,000千円が含まれています。 Ⅲ 損益計算書に関する注記 Ⅳ 損益計算書に関する注記 1 .子会社等との取引高の総額 子会社等との取引による収益総額 うち事業取引高 うち事業取引以外の取引高 子会社等との取引による費用総額 うち事業取引高 56 平成25年度 56,334千円 33,975千円 22,359千円 40,013千円 40,013千円 1 .子会社等との取引高の総額 ⑴ 子会社等との取引による収益総額 うち事業取引高 うち事業取引以外の取引高 ⑵子会社等との取引による費用総額 うち事業取引高 54,591千円 31,046千円 23,545千円 158,595千円 158,595千円 2 .減損損失の内容 ⑴ 資産をグループ化した方法及び共用資産の概要 当組合は管理会計区分単位ごとに、また、業務外固定資 産(遊休資産と賃貸固定資産)については各固定資産を最 小単位としてグルーピングしております。 また、本店、カントリーエレベーター等の農業関係の共 同利用施設についてはJA全体の共用資産としております。 2 .減損損失の内容 ⑴資産をグループ化した方法及び共用資産の概要 当組合は管理会計の単位を基本に施設ごとに、また、業 務外固定資産(遊休資産と賃貸固定資産)については各固 定資産を最小単位としてグルーピングしております。 また、本店、カントリーエレベーター等の農業関係の共 同利用施設についてはJA全体の共用資産としております。 ⑵ 当該資産グループの概要と減損損失の金額及び主な固定 ⑵ 当該資産グループの概要と減損損失の金額及び主な固定 DISCLOSURE 2015 場所 根尾支店 コメ米 旧福光店 旧日置江 支店 平成26年度 (単位:千円) 用途 種類 建物 建物付 属設備 減損損失 9,709 1,183 本巣市根尾板所618- 2 営業店 岐阜市福光西 2 -12-14 賃貸 土地 18,781 岐阜市日置江1391- 1 賃貸 建物 43,827 合 計 73,501 ⑶ 減損損失を認識するに至った経緯 根尾支店は、 2 期連続赤字であり短期的に業績の回復が 見込まれないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額 し、減損損失として認識しました。 コメ米旧福光店、旧日置江支店は賃貸物件ですが、帳簿 価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として認識しま した。 ⑷ 回収可能価額の算定方法 回収可能価額は正味売却価額を採用しており、その時価 は固定資産税評価額等を基礎とした指標により取り壊し費 用を控除して算定しております。 資産の種類ごとの内訳 場所 おんさい広場鷺山 岐阜市下土居212- 2 おんさい広場真正 本巣市宗慶467- 1 糸貫農産物 本巣市三橋糸貫川通1044- 1 販 売 所 コメ米本荘店 岐阜市敷島町 7 - 7 - 3 グリーンセン 山県市高富2170 ターたかとみ 正木支店 羽島市正木町大浦583 旧堀津支店 羽島市堀津町字将田603- 1 (倉庫跡地) 北方支店 本巣郡北方町春来 2 -16 (営農センター) 合計 (単位:千円) 用途 営業店 営業店 営業店 種類 土地 土地 無形固定 資産 土地 土地 建物 土地 遊休 土地 遊休 建物 営業店 営業店 営業店 減損損失 139,336 135,848 29,369 2,880 15,198 25,111 182,800 13,348 44,044 587,938 ⑶ 減損損失を認識するに至った経緯 おんさい広場鷺山、おんさい広場真正、糸貫農産物販売 所、コメ米ハウス本荘店、グリーンセンターたかとみ、正 木支店については、営業収支が 2 期連続の赤字であると同 時に、 短期的に業績の回復が見込まれないことから、帳簿価 額を回収可能価額まで減額し減損損失として認識しました。 羽島市堀津町の土地及び本巣郡北方町の建物は遊休状態 で当面の使用見込みがなく、かつ、市場価格が下落してい るため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し減損損失とし て認識しました。 ⑷ 回収可能価額の算定方法 回収可能価額は正味売却価額を採用しており、その時価 は固定資産税評価額等を基礎とした指標により取り壊し費 用を控除して算定しております。 Ⅳ 金融商品に関する注記 Ⅴ 金融商品に関する注記 1 .金融商品の状況に関する事項 ⑴ 金融商品に対する取組方針 当組合は組合員等から預った貯金を原資に、組合員や地 域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を岐阜県信 用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債な どの債券、投資信託、株式等による運用を行っています。 1 .金融商品の状況に関する事項 ⑴ 金融商品に対する取組方針 当組合は組合員等から預った貯金を原資に、組合員や地 域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を岐阜県信 用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債な どの債券、投資信託、株式等による運用を行っています。 ⑵ 金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として預金、貸出金及 び有価証券であり、貸出金は顧客の契約不履行によっても たらされる信用リスクにさらされています。 また、有価証券は主に債券、投資信託及び株式であり、 満期保有目的及びその他有価証券で保有しています。これ らは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格 の変動リスクにさらされています。 ⑵ 金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として預金、貸出金及 び有価証券であり、貸出金は顧客の契約不履行によっても たらされる信用リスクにさらされています。 また、有価証券は主に債券、投資信託及び株式であり、 満期保有目的及びその他有価証券で保有しています。これ らは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格 の変動リスクにさらされています。 ⑶金融商品にかかるリスク管理体制 ① 信用リスクの管理 当JAは、個別の重要案件又は大口案件については理事 会において対応方針を決定しています。また、通常の貸出 取引については、本店に融資部融資審査課を設置し各支店 と連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあ たっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能 力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基 準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において 資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を 厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針 を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、 資産自己査定の結果、貸倒引当金については 「資産の償却・ 引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全 化に努めています。 ② 市場リスクの管理 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性 リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び 財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維 持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、 ⑶ 金融商品にかかるリスク管理体制 ① 信用リスクの管理 当JAは、個別の重要案件又は大口案件については理事 会において対応方針を決定しています。また、通常の貸出 取引については、本店に融資部融資審査課を設置し各支店 と連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあ たっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能 力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基 準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において 資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を 厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針 を作成・実践し、 資産の健全化に取り組んでいます。また、 資産自己査定の結果、 貸倒引当金については「資産の償却・ 引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全 化に努めています。 ② 市場リスクの管理 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性 リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び 財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維 持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、 DISCLOSURE 2015 57 Ⅰ 決算の状況 平成25年度 資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化 に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見 通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポート フォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運 用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会 を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を 行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及 びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券 の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った 取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っている かどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層 に報告しています。 資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化 に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見 通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポート フォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運 用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会 を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を 行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及 びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券 の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った 取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っている かどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層 に報告しています。 市場リスクに係る定量的情報 当JAで保有している金融商品はすべてトレーディング 目的以外の金融商品です。当JAにおいて、主要なリスク 変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、 預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類して いる債券、貯金及び借入金です。 当JAでは、これらの金融資産及び金融負債について、 期末後 1 年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済 価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定 量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、 当事業年度末現在、指標となる金利が 2 %上昇したものと 想定した場合には、経済価値が2,140,722千円減少するもの と把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前 提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮し ていません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた 場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。 ③ 資金調達にかかる流動性リスクの管理 当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達に ついて月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に 努めています。また、市場流動性リスクについては、投資 判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異な る流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策 定の際に検討を行っています。 市場リスクに係る定量的情報 当JAで保有している金融商品はすべてトレーディング 目的以外の金融商品です。当JAにおいて、主要なリスク 変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、 預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類して いる債券、貯金及び借入金です。 当JAでは、これらの金融資産及び金融負債について、 期末後 1 年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済 価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定 量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、 当事業年度末現在、指標となる金利が 2 %上昇したものと 想定した場合には、経済価値が1,233,254千円減少するもの と把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前 提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮し ていません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた 場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。 ③ 資金調達にかかる流動性リスクの管理 当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達に ついて月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に 努めています。また、市場流動性リスクについては、投資 判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異な る流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策 定の際に検討を行っています。 ⑷金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場 価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的 に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれて います。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採 用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価 額が異なることもあります。 ⑷ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場 価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的 に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれて います。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採 用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価 額が異なることもあります。 2 .金融商品の時価等に関する事項 ⑴ 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差 額については、次のとおりです。なお、時価を把握すること が極めて困難と認められるものについては、次表に含めず⑶ に記載しています。 (単位:千円) 2 .金融商品の時価等に関する事項 ⑴ 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差 額については、次のとおりです。なお、時価を把握すること が極めて困難と認められるものについては、次表に含めず⑶ に記載しています。 (単位:千円) 預金 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 金銭の信託 貸出金 貸倒引当金 貸倒引当金控除後 資産小計 貯金 負債小計 58 平成26年度 DISCLOSURE 2015 貸借対照表計上額 616,113,719 58,479,541 28,908,031 29,571,510 7,000,000 204,764,431 △2,538,311 202,226,120 883,819,380 856,531,826 856,531,826 時価 615,341,755 58,949,344 29,377,834 29,571,510 7,000,000 ― ― 210,148,924 891,440,023 856,213,215 856,213,215 差額 △771,964 469,803 469,803 ― ― ― ― 7,922,804 7,620,643 △318,611 △318,611 預金 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 金銭の信託 貸出金 貸倒引当金 貸倒引当金控除後 資産小計 貯金 負債小計 貸借対照表計上額 652,233,185 58,081,845 23,584,227 34,497,618 8,000,000 203,342,750 △2,533,776 200,808,974 919,124,005 888,662,635 888,662,635 時価 651,644,444 58,858,857 24,361,239 34,497,618 8,000,000 ― ― 208,978,765 927,482,066 888,929,382 888,929,382 差額 △588,741 777,012 777,012 ― ― ― ― 8,169,791 8,358,061 266,747 266,747 平成25年度 平成26年度 ・貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸 付金145,709千円を含めています。 ・貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸 付金125,819千円を含めています。 ⑵ 金融商品の時価の算定方法 ① 預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似して いることから、当該帳簿価額によっています。 また、満期のある預金については、短期金利の指標であ るLIBORまたは長期金利の指標である円SWAPレートで 割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定してい ます。 ② 有価証券及び金銭の信託 債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価 格によっています。 また、株式は取引所の価格により、投資信託については 公表されている基準価格によっています。 なお、金銭の信託は有価証券に準じて評価しています。 ③ 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金 利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異 なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることか ら、当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類ごとに、元 利金の合計額を短期金利の指標であるLIBORまたは長期 金利の指標である円SWAPレートで割り引いた額から、 貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定してい ます。 また、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について 帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額 としています。 ④ 貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払 額(帳簿価額)を時価とみなしています。 また、定期貯金及び定期積金については、将来のキャッ シュ・フローを短期金利の指標であるLIBORまたは長期 金利の指標である円SWAPレートで割り引いた現在価値 を時価に代わる金額として算定しています。 ⑵ 金融商品の時価の算定方法 ① 預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似して いることから、当該帳簿価額によっています。 また、満期のある預金については、短期金利の指標であ るLIBORまたは長期金利の指標である円SWAPレートで 割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定してい ます。 ② 有価証券及び金銭の信託 債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価 格によっています。 また、株式は取引所の価格により、投資信託については 公表されている基準価格によっています。 なお、金銭の信託は有価証券に準じて評価しています。 ③ 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金 利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異 なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることか ら、当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類ごとに、元 利金の合計額を短期金利の指標であるLIBORまたは長期 金利の指標である円SWAPレートで割り引いた額から、 貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定してい ます。 また、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について 帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額 としています。 ④ 貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払 額(帳簿価額)を時価とみなしています。 また、定期貯金及び定期積金については、将来のキャッ シュ・フローを短期金利の指標であるLIBORまたは長期 金利の指標である円SWAPレートで割り引いた現在価値 を時価に代わる金額として算定しています。 ⑶ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は 次のとおりであり、これらは⑴の金融商品の時価情報には含 まれておりません。 (単位:千円) ⑶ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は 次のとおりであり、これらは⑴の金融商品の時価情報には含 まれておりません。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 30,527,234 外部出資 ⑷ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定 額 (単位:千円) 1年超 2年超 3年超 4年超 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 616,113,719 ― ― ― ― 1年以内 貸借対照表計上額 29,960,941 外部出資 ⑷ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定 額 (単位:千円) 1年超 2年超 3年超 4年超 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 652,233,187 ― ― ― ― 5年超 1年以内 5年超 ― 預金 有価証券 ― ― 15,300,000 満期保有目的の債券 9,830,000 2,673,000 1,111,000 その他有価証券のう 2,318,770 1,331,876 361,000 1,164,890 2,372,939 18,112,080 ち満期があるもの 貸出金 15,554,882 11,400,169 11,178,848 10,744,574 10,262,848 142,980,276 合 計 643,817,371 15,405,045 12,650,848 11,909,464 12,635,787 176,392,356 ― 預金 有価証券 ― ― ― 19,800,000 満期保有目的の債券 2,673,000 1,111,000 その他有価証券のう 1,532,511 361,000 1,191,870 2,467,951 618,480 23,730,100 ち満期があるもの 貸出金 16,557,389 11,482,664 11,106,826 10,585,635 10,426,959 143,057,458 合 計 672,996,087 12,954,664 12,298,696 13,053,586 11,045,439 186,587,558 ・貸出金のうち、当座貸越3,532,402千円については「 1 年以内」 に含めています。 ・貸出金のうち、 3 カ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した 債権等2,497,124千円は償還の予定が見込めないため、含めて いません。 ・貸出金のうち、 当座貸越3,321,586千円については「 1 年以内」 に含めています。 ・貸出金のうち、 3 カ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した 債権等2,222,696千円は償還の予定が見込めないため、含めて いません。 ⑸ 貯金の決算日後の返済予定額 1年以内 貯金 625,737,369 1年超 2年超 2年以内 3年以内 76,193,520 104,068,484 (単位:千円) 3年超 4年以内 19,513,523 4年超 5年以内 31,018,930 ⑸ 貯金の決算日後の返済予定額 貯金 1年超 1年以内 2年以内 616,326,815 109,022,408 2年超 3年以内 98,605,471 (単位:千円) 3年超 4年以内 29,474,441 4年超 5年以内 35,233,498 DISCLOSURE 2015 59 Ⅰ 決算の状況 平成25年度 平成26年度 ・要求払貯金については「 1 年以内」に含めています。 ・要求払貯金については「 1 年以内」に含めています。 Ⅴ 有価証券に関する注記 Ⅵ 有価証券に関する注記 ⑴ 有価証券の時価等 ① 満期保有目的の債券 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計 上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) ⑴ 有価証券の時価等 ① 満期保有目的の債券 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計 上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) 種類 時価が貸借対照表 計上額を超えるもの 時価が貸借対照表 計上額を超えないもの 合 計 国 債 地方債 金融債 小 計 国 債 小 計 貸借対照 表計上額 15,124,516 783,420 12,500,000 28,407,936 500,095 500,095 28,908,031 時価 15,513,679 806,599 12,559,441 28,879,718 498,115 498,115 29,377,834 種類 貸借対照表計上額が 取得原価又は償却原 価を超えるもの 貸借対照表計上額が 取得原価又は償却原 価を超えないもの 国 債 地 方 債 政府保証債 社 債 株 式 受 益 証 券 小 計 国 債 社 債 株 式 受 益 証 券 小 計 合 計 取得原価又 は償却原価 13,020,005 72,912 109,984 8,206,001 466,170 2,028,610 23,903,683 500,095 200,000 120,381 3,927,959 4,748,435 28,652,119 貸借対照表 計上額 13,281,825 75,503 110,241 8,446,967 586,540 2,407,184 24,908,266 498,115 198,647 113,639 3,852,843 4,663,244 29,571,510 種類 差額 389,162 23,178 59,441 471,782 △1,980 △1,980 469,802 ② その他有価証券 その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却 原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次 のとおりです。 (単位:千円) 時価が貸借対照表 計上額を超えるもの 261,820 2,591 257 240,966 120,370 378,574 1,004,582 △1,980 △1,353 △6,742 △75,116 △85,191 919,390 国 債 地方債 金融債 小 計 合 計 貸借対照 表計上額 19,900,507 783,719 2,900,000 23,584,227 23,584,227 時価 20,651,178 801,391 2,908,670 24,361,239 24,361,239 差額 750,670 17,671 8,670 777,011 777,011 ② その他有価証券 その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却 原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次 のとおりです。 (単位:千円) 差額 また、評価差額から繰延税金負債249,890千円を控除し た額669,500千円が、その他有価証券評価差額金に含まれ ています。 なお、上記有価証券の期末評価にかかる時価は次のとお りです。 ㋐上場有価証券………東京証券取引所等の最終価格 ㋑店頭売買有価証券…日本証券業協会が公表する売買価格等 ㋒受益証券……………投資信託協会が公表する基準価格 ㋓非上場有価証券……日本証券業協会が発表する公社債店頭 基準気配銘柄の利回り、残存償還期間 等に基づいて算定した価格 種類 貸借対照表計上額が 取得原価又は償却原 価を超えるもの 貸借対照表計上額が 取得原価又は償却原 価を超えないもの 国 債 地 方 債 社 債 株 式 受 益 証 券 小 計 社 債 株 式 受 益 証 券 小 計 合 計 取得原価又 は償却原価 14,968,745 66,956 9,405,531 592,421 4,367,743 29,401,398 600,000 29,959 2,495,781 3,125,740 32,527,139 貸借対照 表計上額 15,490,224 68,313 9,773,138 836,167 5,234,449 31,402,293 597,917 28,536 2,468,871 3,095,324 34,497,618 差額 521,479 1,356 367,606 243,746 866,706 2,000,894 △2,083 △1,423 △26,909 △30,416 1,970,478 また、評価差額から繰延税金負債536,561千円を控除し た額1,433,917千円が、その他有価証券評価差額金に含まれ ています。 なお、上記有価証券の期末評価にかかる時価は次のとお りです。 ㋐上場有価証券………東京証券取引所等の最終価格 ㋑店頭売買有価証券…日本証券業協会が公表する売買価格等 ㋒受益証券……………投資信託協会が公表する基準価格 ㋓非上場有価証券……日本証券業協会が発表する公社債店頭 基準気配銘柄の利回り、残存償還期間 等に基づいて算定した価格 ⑵ 売却した満期保有目的の債券 該当はありません。 ⑵ 売却した満期保有目的の債券 該当はありません。 ⑶ 売却したその他の有価証券 当期中に売却したその他の有価証券は、次のとおりです。 (単位:千円) ⑶売却したその他の有価証券 当期中に売却したその他の有価証券は、次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 国 債 社 債 株 式 受益証券 合 計 60 平成25年度 売却額 4,804,320 82,834 76,172 477,230 5,440,556 売却益 94,489 834 25,326 100,308 220,957 売却損 190 ― 2,666 ― 2,856 種 類 株 式 受益証券 合 計 売却額 401,597 482,211 883,808 売却益 82,195 138,611 220,807 ⑷ 保有目的区分を変更した有価証券 該当はありません。 ⑷ 保有目的区分を変更した有価証券 該当はありません。 ⑸ 金銭の信託の内容 運用目的の金銭の信託 貸借対照表計上額 7,000,000千円 ⑸ 金銭の信託の内容 運用目的の金銭の信託 貸借対照表計上額 8,000,000千円 DISCLOSURE 2015 売却損 7,213 ― 7,213 平成26年度 当期損益に含まれた評価差額は、ありません。 当期損益に含まれた評価差額は、ありません。 Ⅵ 退職給付に関する注記 Ⅶ 退職給付に関する注記 1 .退職給付債務の内容等 ⑴ 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、 退職一時金制度を採用しています。また、この制度に加え、 同規程に基づき退職給付の一部にあてるため全共連・りそ な銀行との契約による確定給付企業年金制度による退職金 共済制度を採用しています。 1 .退職給付債務の内容等 ⑴ 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、 退職一時金制度を採用しています。また、この制度に加え、 同規程に基づき退職給付の一部にあてるため全共連・りそ な銀行との契約による確定給付企業年金制度による退職金 共済制度を採用しています。 ⑵ 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付債務 5,035,374千円 勤務費用 455,245 利息費用 45,318 数理計算上の差異の当期発生額 △32,365 退職給付の支払額 △407,656 期末における退職給付債務 5,095,916 ⑵ 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付債務 5,147,105千円 勤務費用 436,352 利息費用 41,691 数理計算上の差異の当期発生額 △28,948 退職給付の支払額 △363,976 期末における退職給付債務 5,232,224 ⑶ 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 期首における年金資産 4,735,284千円 期待運用収益 85,235 数理計算上の差異の当期発生額 342,687 確定給付企業年金制度への拠出金 692,060 退職給付の支払額 △407,656 期末における年金資産 5,447,609 ⑷ 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計 上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整表 退職給付債務 5,095,916千円 年金資産 △5,447,609 未積立退職給付債務 △351,693 未認識過去勤務費用 6,967 未認識数理計算上の差異 262,520 貸借対照表計上額純額 △82,206 退職給付引当金 ― 前払年金費用 △82,206 ⑶ 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 期首における年金資産 5,447,609千円 期待運用収益 98,056 数理計算上の差異の当期発生額 731,626 確定給付企業年金制度への拠出金 531,742 退職給付の支払額 △363,976 期末における年金資産 6,445,059 ⑸ 退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の損益処理額 過去勤務費用の損益処理額 小計 退職給付費用 455,245千円 45,318 △85,235 △104,775 △27,869 282,684 282,684 ⑷ 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計 上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整表 退職給付債務 5,232,224千円 確定給付企業年金制度(全共連) △2,344,435 確定給付企業年金制度(りそな銀行) △4,100,623 未積立退職給付債務 △1,212,834 未認識数理計算上の差異 806,517 貸借対照表計上額純額 △406,316 前払年金費用 △406,316 ⑸ 退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の損益処理額 過去勤務費用の損益処理額 出向者負担金受入額 退職給付費用 436,352千円 41,691 △98,056 △216,577 △6,967 △1,283 155,158 ⑹ 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとお りです。 ① 確定給付企業年金制度(全共連) 一般勘定 100% ② 確定給付企業年金制度(りそな銀行) 債券 52% 株式 44% その他 4% 合計 100% ⑹ 年金資産の主な内訳 ⑺長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及 び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な 資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮し ています。 ⑺ 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及 び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な 資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮し ています。 ① 確定給付企業年金制度(全共連) 一般勘定 ② 確定給付企業年金制度(りそな銀行) 債券 株式 現金及び預金 合計 100% 46.8% 50.0% 3.2% 100% DISCLOSURE 2015 61 Ⅰ 決算の状況 平成25年度 ⑻割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 ① 割引率 0.9% ② 長期期待運用収益率 1.8% ③ 数理計算上の差異の処理年数 5年 ④ 過去勤務費用の処理年数 5年 ⑻ 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 ① 割引率 0.8% ② 長期期待運用収益率 確定給付企業年金制度(全共連) 1.4% 確定給付企業年金制度(りそな銀行) 2.0% ③ 数理計算上の差異の処理年数 5年 ④ 過去勤務費用の処理年数 5年 2 .厚生年金と農林年金の統合に伴う特例業務負担金の金額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び 農林漁協団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁 協団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条の 規定に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年 金給付等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業 務負担金87,202千円を含めて計算しています。 また、同組合より示された平成26年 3 月現在における平 成44年までの特例業務負担金の将来見込額は、1,318,176千 円となっています。 2 .厚生年金と農林年金の統合に伴う特例業務負担金の金額 厚生年金保険制度及び農林漁協団体職員共済組合制度の 統合を図るための農林漁協団体職員共済組合法等を廃止す る等の法律附則第57条の規定に基づき、旧農林共済組合(存 続組合)が行う特例年金給付等の業務に要する費用に充て るため拠出した特例業務負担金は85,827千円であり、特例 業務負担金引当金から取り崩し支払いをしています。 また、同組合より示された平成27年 3 月における平成44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額は、1,242,708千 円となっています。 Ⅶ 税効果会計に関する注記 Ⅷ 税効果会計に関する注記 1 .繰延税金資産の発生原因別の主な内訳等 繰延税金資産 貸倒償却 551,821千円 貸倒引当金 534,327 特例業務負担金引当金額 358,280 減損損失 352,645 賞与引当金 214,063 その他 230,349 (小 計) 2,241,485 評価性引当額 △1,804,101 繰延税金資産合計 437,384 1 .繰延税金資産の発生原因別の主な内訳等 繰延税金資産 貸倒償却 572,671千円 貸倒引当金 538,548 減損損失 497,490 特例業務負担金引当金 338,389 賞与引当金 216,190 借地造成費償却 74,017 その他 166,610 (小 計) 2,404,006 評価性引当額 △1,952,893 繰延税金資産合計 451,113 繰延税金負債 その他有価証券評価差額 除去費用資産計上額 適格合併に伴うみなし配当 前払年金費用 繰延税金負債合計 繰延税金資産の純額 △249,890 △1,607 △65,283 △22,343 △339,125 98,258 2 .法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 法定実効税率 28.96% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 5.11 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △3.85 住民税均等割等 1.18 評価性引当額の増減 3.50 その他 2.36 差異計 8.30 税効果会計適用後の法人税等の負担率 37.26% 3 .税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影響 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10 号)が、平成26年 3 月31日に公布され、平成26年 4 月 1 日 以後に開始する事業年度から復興特別法人税が廃止される こととなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税 金負債の計算に使用した法定実効税率は、平成26年 4 月 1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等につ いては前事業年度の28.96%から27.18%に変更されました。 その結果、繰延税金資産が22,384千円減少し、法人税等 調整額が22,384千円増加しています。 62 5.剰余金処分計算書 平成26年度 DISCLOSURE 2015 繰延税金負債 その他有価証券評価差額 除去費用資産計上額 適格合併に伴うみなし配当 前払年金費用 繰延税金負債合計 繰延税金負債の純額 △536,561 △1,517 △65,404 △110,640 △714,122 263,009 科 目 平成25年度 平成26年度 1.当期未処分剰余金 1,676,337,216 2,602,191,678 2.剰余金処分額 1,244,953,594 2,164,287,992 (1) 任意積立金 1,138,888,810 2,058,085,449 税効果調整積立金 ― 13,728,981 経営安定化積立金 338,888,810 744,356,468 特別積立金 800,000,000 1,300,000,000 (2) 出資配当金 106,064,784 106,202,543 3.次期繰越剰余金 431,383,622 437,903,686 (注) 1. 出資配当金の年率は次のとおりです。 平成25年度 1.5% 平成26年度 1.5% 2. 次期繰越剰余金には、 営農指導、生活・文化改善の事業に充てるための繰越額が含まれています。 平成25年度 100,000千円 平成26年度 100,000千円 ◆目的積立金の種類及び目的、取崩し基準、目標額(平成26年度) 種 類 目的および取崩し基準 積立目標額 大規模施設新築整 備 積 立 金 施設の取得および既存施設改修整備の所要資金を確保するために積立を 行い、 施設等の取得・改修に多額の支出を要したとき相当額を取り崩す。 50億円 電 算 シ ス テ ム 開 発 準 備 金 高度情報化社会に対応する次期電算システムの研究および導入のために 積立を行い、導入した年度に相当額を取り崩す。 10億円 税 効 果 調 整 積 立 金 税効果会計による繰延税金資産 (法人税等の前払い部分) の剰余金処分 を留保するために積立を行い、繰延税金資産が回収または回収不能と判断し た年度において回収相当額を取り崩す。ただし、繰延税金負債および有価証 券の評価差額にかかる繰延税金資産に対応する額を除く。 繰延税金資産 相当額 経 営 安 定 化 積 立 金 貸出金等不良債権の処理、有価証券の価格下落および固定資産の減損 会計に伴う損失発生へ填補に備え、組合経営の健全性確保のために積立を 行い、債権償却 (貸倒引当金繰入を含む) による損失の発生、有価証券の減 損処理または減損会計の適用により損失が発生したときに、 その損失相当額 を取り崩す。 30億円 地 支 地域の有形無形資源を有効活用し、食と農を基本とした地域活性化に向け た協同活動に対する支援および助成のための積立で、評価すべき成果に対し て支援・助成を支出した年度に相当額を取り崩す。 10億円 合 併 記 念 事 業 積 立 金 合併記念事業を実施することを目的に、該当事業に必要な額を積み立て、 合併記念事業等の実施の年度に相当額を取り崩す。 2億円 施 積 支店統廃合計画に伴う新設店舗用地の取得および新設店舗建設に係る 所要資金を確保するために積立を行い、新設店舗用地取得および建設に多 額の支出を要したとき相当額を取り崩す。 30億円 2 .法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 法定実効税率 27.18% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 4.97 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △3.00 住民税均等割等 0.77 評価性引当額の増減 6.36 その他 0.02 差異計 9.12 税効果会計適用後の法人税等の負担率 36.30% (単位:円) 域 援 設 活 基 立 整 動 金 備 金 ※地域活動支援基金は、平成25年度末積立額10億円より今後取崩し基準により取崩し、積立は行わないと変更しています。 DISCLOSURE 2015 63 Ⅰ 決算の状況 6.部門別損益計算書 7.財務諸表の正確性等にかかる確認 (平成25年度) (単位:千円) 区 分 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 ① 34,253,345 9,218,645 3,881,769 15,523,602 5,622,608 6,719 ② 21,002,790 2,011,428 198,120 14,357,416 4,343,589 92,235 ③ 13,250,554 7,207,216 3,683,649 1,166,185 1,279,019 ▲85,516 ④ 10,936,757 4,941,062 2,435,252 1,949,195 1,347,429 263,817 ⑤) (995,507) (303,864) (125,373) (398,443) (162,124) (5,701) ⑤’ ) (7,288,936) (3,164,357) (1,966,844) (1,021,908) (903,363) (232,461) ⑥ 1,299,096 524,430 492,485 311,463 34,607 ⑦) (214,042) (86,406) (81,143) (51,317) (5,701) ⑦’ ) (288,563) (116,489) (109,393) (69,184) (7,687) ⑧ 2,313,796 2,266,154 1,248,397 ▲783,010 ▲68,410 ▲349,333 ⑨ 795,449 451,088 131,117 124,942 77,732 10,569 ⑩ 321,951 129,968 122,051 77,189 8,576 ⑪ 281,301 138,197 54,195 52,667 32,630 3,611 ⑫ 134,249 54,195 50,893 32,186 3,576 ⑬ 2,827,945 2,579,045 1,325,319 ▲710,735 ▲23,308 ▲342,375 ⑭ 283,986 138,585 55,945 52,537 33,226 3,691 ⑮ 138,585 55,945 52,537 33,226 3,691 ⑯ 1,626,970 793,961 320,513 300,989 190,355 21,150 ⑰ 793,961 320,513 300,989 190,355 21,150 ⑱ 1,484,961 1,923,668 1,060,752 ▲959,187 ▲180,438 ▲359,834 ⑲ ― ― 359,834 ― ▲359,834 事業収益 事業費用 事業総利益 (①-②) 事業管理費 (うち減価償却費 (うち人件費 ※うち共通管理費 (うち減価償却費 (うち人件費 事業利益 (③-④) 事業外収益 ※うち共通分 事業外費用 ※うち共通分 経常利益 (⑧+⑨-⑪) 特別収益 ※うち共通分 特別損失 ※うち共通分 税引前当期利益 (⑬+⑭-⑯) 営農指導事業分配賦額 営農指導事業分配賦後 税引前当期利益 (⑱-⑲) ⑳ 1,484,961 1,923,668 1,060,752 ▲1,319,021 共通管理費等 ▲2,662,082 (▲438,611) (▲591,317) スクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべての重要な点にお ▲275,101 いて、 農業協同組合法施行規則に基づき適正に表示されていることを確認いたしました。 ▲283,986 ▲1,626,970 区分事業 管 理 費 指 導 事 等 業 信用事業 48.8 共済事業 19.7 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 18.5 11.7 1.3 100.0 (平成26年度) 計 100.0 100.0 (単位:千円) 区 分 事業収益 事業費用 事業総利益 (①-②) 事業管理費 (うち減価償却費 (うち人件費 ※うち共通管理費 (うち減価償却費 (うち人件費 事業利益 (③-④) 事業外収益 ※うち共通分 事業外費用 ※うち共通分 経常利益 (⑧+⑨-⑪) 特別収益 ※うち共通分 特別損失 ※うち共通分 税引前当期利益 (⑬+⑭-⑯) 営農指導事業分配賦額 営農指導事業分配賦後 税引前当期利益 (⑱-⑲) 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等 ① 31,888,989 9,485,257 3,865,885 13,295,748 5,226,046 16,050 ② 18,751,973 2,020,853 203,717 12,332,812 4,083,462 111,127 ③ 13,137,016 7,464,404 3,662,168 962,935 1,142,584 ▲95,077 ④ 10,561,844 4,535,725 2,209,968 2,050,127 1,366,128 399,894 ⑤) (912,417) (237,868) (86,819) (448,188) (131,449) (8,091) ⑤’ ) (6,979,862) (2,934,965) (1,808,145) (975,769) (898,675) (362,306) ⑥ 965,279 378,702 428,098 253,154 32,930 ▲2,058,164 ⑦) (219,876) (86,262) (97,514) (57,664) (7,501) (▲468,819) ⑦’ ) (20,460) (8,027) (9,074) (5,365) (698) (▲43,625) ⑧ 2,575,171 2,928,678 1,452,200 ▲1,087,191 ▲223,544 ▲494,971 ⑨ 659,580 337,641 107,362 124,091 79,002 11,483 ⑩ 273,658 107,362 121,366 71,769 9,335 ▲583,493 ⑪ 207,947 97,906 37,159 44,561 25,089 3,231 ⑫ 94,715 37,159 42,006 24,840 3,231 ▲201,952 ⑬ 3,026,804 3,168,412 1,522,404 ▲1,007,662 ▲169,631 ▲486,718 ⑭ 103,396 48,493 19,024 21,506 12,717 1,654 ⑮ 48,493 19,024 21,506 12,717 1,654 ▲103,396 ⑯ 846,814 397,155 155,813 176,137 104,158 13,549 ⑰ 397,155 155,813 176,137 104,158 13,549 ▲846,814 ⑱ 2,283,387 2,819,750 1,385,615 ▲1,162,293 ▲261,071 ▲498,613 ⑲ ― ― 498,613 ― ▲498,613 ⑳ 2,283,387 2,819,750 1,385,615 ▲1,660,906 2 この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、有効 に機能していること確認しております。 ▲180,438 (単位:%) 通 農 1 私は、当JAの平成26年 4 月 1 日から平成27年 3 月31日までの事業年度にかかるディ ▲659,736 ※農業関連事業には、農業関連資材、 グリーンセンター、 カントリー、 ライスセンター、育苗センター、堆肥センター、農機センターを含んでいます。 ※生活その他事業には、生活関連資材、不動産センター、 パールライスセンター、 コメコメハウス、 ギフトセンター、葬祭センター、燃料センター、給油所を含んでいます。 ※⑥、 ⑩、 ⑫、 ⑮、 ⑰は、各事業に直接配賦できない部分です。 (注) 1. 共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等 (1) 共通管理費等… (人頭割+人件費を除いた事業管理費割+事業総利益割) の平均値 (2) 営農指導事業…農業関連事業に全額を配賦 2. 配賦割合 (1の配賦基準で算出した配賦の割合) 共 営 確 認 書 ▲261,071 ※農業関連事業には、農業関連資材、 グリーンセンター、 カントリー、 ライスセンター、育苗センター、堆肥センター、農機センターを含んでいます。 ※生活その他事業には、生活関連資材、不動産センター、 パールライスセンター、 コメコメハウス、 ギフトセンター、葬祭センター、燃料センター、給油所を含んでいます。 ※⑥、 ⑩、 ⑫、 ⑮、 ⑰は、各事業に直接配賦できない部分です。 (注) 1. 共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等 (1) 共通管理費等… (人頭割+人件費を除いた事業管理費割+事業総利益割) の平均値 (2) 営農指導事業…農業関連事業に全額を配賦 2. 配賦割合 (1の配賦基準で算出した配賦の割合) (1)業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整備され ております。 (2)業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性を検証 しており、重要な事項については理事会等に適切に報告されております。 (3)重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。 平成 年 月 日 ぎふ農業協同組合 代表理事組合長 (単位:%) 共 営 64 DISCLOSURE 2015 区分事業 通 管 理 費 農 指 導 事 等 業 信用事業 46.9 共済事業 18.4 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 20.8 12.3 1.6 100.0 計 100.0 100.0 DISCLOSURE 2015 65 Ⅱ 損益の状況 1.最近の5事業年度の主要な経営指標 項 目 平成22年度 平成23年度 (単位:百万円,人,%) 平成24年度 平成25年度 平成26年度 経常収益(事業収益) 33,239 32,892 33,235 34,253 31,888 信 用 事 業 収 益 8,962 8,876 9,121 9,218 9,485 共 済 事 業 収 益 4,178 4,104 3,940 3,881 3,865 農業関連事業収益 13,883 13,855 14,560 15,523 13,295 そ の 他 事 業 収 益 6,189 6,055 5,612 5,628 5,226 益 2,364 2,735 2,286 2,827 3,026 金 1,403 1,711 1,450 931 1,454 経 当 常 期 利 剰 余 出 資 金 ( 出 資 口 数 ) 7,235 (14,470,954) 7,202 (14,405,239) 7,167 (14,335,907) 7,148 (14,296,913) 7,219 (14,439,626) 純 資 産 額 72,691 74,297 75,962 76,965 79,107 総 資 産 額 870,314 899,749 914,547 944,902 979,315 貯 金 残 高 786,367 814,910 827,459 856,531 888,662 高 199,161 198,468 200,005 204,618 203,216 有 価 証 券 残 高 60,979 61,658 60,601 58,479 58,081 金 銭 の 信 託 残 高 7,000 6,000 7,000 7,000 8,000 剰 余 金 配 当 額 107 107 106 106 106 出 資 配 当 金 額 107 107 106 106 106 事業利用分量配当額 ― ― ― ― ― 数 1,088 1,067 1,050 1,046 1,040 単体自己資本比率 23.12 22.53 22.52 22.34 21.48 貸 出 職 金 残 員 (注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。 2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。 3.信託業務の取り扱いは行っていません。 4.「単体自己資本比率」 は、 「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」 (平成18年金融庁・農水省告示第2号) に基づき算出し ております。 なお、平成24年度以前は旧告示 (バーゼルⅡ) に基づく単体資本比率を記載しています。 2.利益総括表 項 目 66 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 増 減 資 金 運 用 収 支 7,443 7,500 57 役 務 取 引 等 収 支 126 126 0 その 他 信 用 事 業 収 支 63 ▲83 ▲146 信 用 事 業 粗 利 益 (信用事業粗利益率) 7,207 (0.81%) 7,464 (0.81%) 257 (―) 事 業 粗 利 益 ( 事 業 粗 利 益 率 ) 13,250 (1.44%) 13,137 (1.38%) ▲113 (▲0.94%) DISCLOSURE 2015 3.資金運用収支の内訳 (単位:百万円,%) 平成25年度 項 目 平均残高 資 金 運 用 勘 定 利息 平成26年度 利回 平均残高 利息 利回 865,051 8,713 1.01 898,448 8,998 1.00 金 602,060 4,399 0.73 636,094 4,655 0.73 うち 有 価 証 券 59,973 970 1.62 58,812 1,159 1.97 金 203,017 3,342 1.65 203,541 3,183 1.56 資 金 調 達 勘 定 840,930 972 0.12 874,180 1,055 0.12 うち 貯金・定期積金 840,808 972 0.12 874,076 1,055 0.12 金 121 0 0.29 103 0 0.26 総 資 金 利 ざ や ― ― 0.31 ― ― 0.37 うち 預 うち 貸 うち 借 出 入 (注) 1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率 (資金調達利回り+経費率) (又は中金) からの事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨励金等奨励金が含まれています。 2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連 4.受取・支払利息の増減額 項 目 (単位:百万円) 平成25年度増減額 平成26年度増減額 息 45 284 息 190 256 うち 有 価 証 券 利 息 ▲47 188 うち 貸 出 金 利 息 ▲98 ▲159 息 ▲46 83 うち 貯金・定期積金利息 ▲46 83 うち 借 入 金 利 息 0 0 91 201 受 取 うち 預 支 差 払 利 金 利 利 引 (注) 1.増減額は前年度対比です。 2.受取利息の預金には、信連からの事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨励金等奨励金が含まれています。 DISCLOSURE 2015 67 Ⅲ 事業の概況 1.信用事業 (1)貯金に関する指標 ① 科目別貯金平均残高 流 定 そ 譲 合 項 目 動 性 貯 期 性 貯 の 他 の 貯 計 渡 性 貯 金 金 金 金 計 (単位:百万円,%) 平成25年度 216,446 ( 25.7) 624,362 ( 74.3) ― (―) 840,808 (100.0) ― (―) 840,808 (100.0) 平成26年度 225,801 ( 25.8) 648,275 ( 74.2) ― (―) 874,076 (100.0) ― (―) 874,076 (100.0) 増 減 9,355 23,913 ― 33,268 ― 33,268 (注) 1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+出資予約貯金+納税準備貯金+貯蓄貯金+通知貯金+別段貯金 2.定期性貯金=定期貯金+定期積金 3. ( ) 内は構成比です。 ② 定期貯金残高 (単位:百万円,%) 項 目 定 期 貯 金 うち固定金利定期 うち変動金利定期 平成25年度 616,797 (100.0) 616,663 ( 99.9) 134 ( 0.0) 平成26年度 627,055 (100.0) 626,924 ( 99.9) 131 ( 0.0) 増 減 10,258 10,261 ▲3 (注) 1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金 2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金 3. ( ) 内は構成比です。 項 目 手 形 貸 証 書 貸 当 座 貸 そ の 他 貸 出 割 引 手 合 付 付 越 金 形 計 (単位:百万円) 平成25年度 1,752 183,267 3,499 14,499 ― 203,017 平成26年度 1,533 184,344 3,566 14,098 ― 203,541 ② 貸出金の金利条件別内訳残高 項 目 固 定 金 利 貸 出 変 動 金 利 貸 出 合 計 増 減 ▲219 1,077 67 ▲401 ― 524 (単位:百万円,%) 平成25年度 171,831 ( 83.9) 32,787 ( 16.1) 204,618 (100.0) 平成26年度 170,408 ( 83.8) 32,808 ( 16.2) 203,216 (100.0) 増 減 ▲1,423 21 ▲1,402 (注) ( ) 内は構成比です。 ③ 貸出金の担保別内訳残高 項 目 貯 金・ 定 期 積 金 等 有 価 証 券 動 産 不 動 産 そ の 他 担 保 物 小 計 農業信用基金協会保証 そ の 他 保 証 小 計 信 用 合 計 平成25年度 8,170 ― ― 82,458 118 90,746 17,081 71,109 88,190 25,682 204,618 平成26年度 7,587 ― ― 76,798 60 84,445 18,546 75,665 94,211 24,560 203,216 (単位:百万円) 増 減 ▲583 ― ― ▲5,660 ▲58 ▲6,301 1,465 4,556 6,021 ▲1,122 ▲1,402 ④ 債務保証の担保別内訳残高 項 目 担 保 貯 金・ 定 期 積 金 保 証 合 計 平成25年度 6 6 ― 6 平成26年度 4 4 ― 4 (単位:百万円) 増 減 ▲2 ▲2 ― ▲2 ⑤ 貸出金の使途別内訳残高 項 目 設 備 資 金 運 転 資 金 合 計 平成25年度 174,797 ( 85.4) 29,821 ( 14.6) 204,618 (100.0) 平成26年度 175,461 ( 86.3) 27,755 ( 13.7) 203,216 (100.0) 平成25年度 173,432 ( 84.8) 1,049 ( 0.6) 162 ( 0.0) 24 ( 0.0) 29,426 ( 14.4) 371 ( 0.1) 64,193 ( 31.5) 2,953 ( 1.4) 6,642 ( 3.2) 13,916 ( 6.8) 41,403 ( 20.3) 10,881 ( 5.3) ― ( ―) 2,412 ( 1.4) 31,186 ( 15.2) 204,618 (100.0) 平成26年度 170,870 ( 84.1) 969 ( 0.4) 159 ( 0.0) 22 ( 0.0) 30,187 ( 14.8) 455 ( 0.2) 61,031 ( 30.0) 3,020 ( 1.4) 6,921 ( 3.4) 14,218 ( 6.9) 41,508 ( 20.4) 9,917 ( 4.8) ― ( ―) 2,463 ( 1.2) 32,346 ( 15.9) 203,216 (100.0) (単位:百万円,%) 増 減 ▲2,562 ▲80 ▲3 ▲2 761 84 ▲3,162 67 279 302 105 ▲964 ― 51 1,160 ▲1,402 (注) ( ) 内は構成比です。 (2)貸出金等に関する指標 ① 科目別貸出金平均残高 ⑥ 貸出金の業種別残高 項 目 法 人・ 個 人 事 業 者 農 業 林 業 水 産 業 製 造 業 鉱 業 建 設・不 動 産 業 電気・ガス・熱供給水道業 運 輸 ・ 通 信 業 金 融 ・ 保 険 業 卸売・小売・サービス業・飲食業 地 方 公 共 団 体 非 営 利 法 人 そ の 他 そ の 他 の 個 人 合 計 (単位:百万円,%) 増 減 664 ▲2,066 ▲1,402 ⑦ 主要な農業関係の貸出金残高 1 営農類型別 農 種 類 業 穀 作 野 菜・ 園 芸 果 樹・ 樹 園 農 業 工 芸 作 物 養 豚・ 肉 牛・ 酪 農 養 鶏・ 鶏 卵 養 蚕 そ の 他 農 業 農 業 関 連 団 体 等 合 計 (単位:百万円) 平成25年度 1,049 241 193 23 ― 112 4 ― 474 ― 1,049 平成26年度 969 226 179 30 ― 89 3 ― 440 ― 969 増 減 ▲80 ▲15 ▲14 7 ― ▲23 ▲1 ― ▲34 ― ▲80 (注) 1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人及び農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に 関係する事業に必要な資金等が該当します。 上記⑥の貸出金の業種別残高の「農業」 は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。 なお、 2.「その他農業」 には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、 農業所得が従となる農業者等が含まれています。 3.「農業関連団体等」 には、JAや全農とその子会社等が含まれています。 2 資金種類別 [貸出金] 種 類 プ ロ パ ー 資 近 代 化 資 その 他 制 度 資 金 合 (単位:百万円) 金 金 等 計 平成25年度 714 223 112 1,049 平成26年度 696 174 99 969 増 減 ▲18 ▲49 ▲13 ▲80 (注) 1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。 2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、 ②地方公共団体が利子補給等を行うことで信連が低利で融資する もの、③日本政策金融公庫が直接融資するものがあり、 ここでは①の転貸資金と②を対象としています。 3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金 (スーパーS資金) や農業経営負担軽減支援資金などが該当します。 [受託貸付金] 種 類 日本政策金融公庫資金 そ の 他 合 計 (単位:百万円) 平成25年度 ― ― ― 平成26年度 ― ― ― 増 減 ― ― ― (注) 日本政策金融公庫資金は、農業 (旧農林漁業金融公庫) にかかる資金をいいます。 (注) ( ) 内は構成比です。 68 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 69 Ⅲ 事業の概況 ⑧ リスク管理債権の状況 (単位:百万円) 区 分 破 綻 先 債 権 額 延 滞 債 権 額 3ヵ月 以 上 延 滞 債 権 額 貸出条件緩和債権額 合 計 平成25年度 64 5,496 ― 696 6,258 平成26年度 32 5,635 ― 473 6,140 該当する取引はありません。 増 減 ▲32 139 ― ▲223 ▲118 ③ 金銭の信託平均残高 該当する取引はありません。 期 首 残 高 661 1,721 2,383 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 (単位:百万円) 平成25年度 期中減少額 期 中 増加額 目的使用 その他 679 ― 661 1,858 114 1,607 2,538 114 2,268 期 末 残 高 679 1,858 2,538 期 首 残 高 679 1,858 2,538 平成26年度 期中減少額 期 中 増加額 目的使用 その他 678 ― 679 1,855 116 1,741 2,533 116 2,420 ⑪ 貸出金償却の額 平成25年度 11 23 (単位:件、百万円) 平成25年度 種 類 送 金・ 振 込 為 替 代 金 取 立 為 替 為 替 合 計 平成26年度 仕 向 被仕向 仕 向 被仕向 件 数 144,416 847,124 147,366 869,621 金 額 106,212 192,627 104,620 197,484 件 数 61 14 44 21 金 額 62 8 33 16 件 数 52,503 52,940 48,372 48,542 金 額 120,531 116,433 122,448 118,924 件 数 198,990 902,315 197,732 920,847 金 額 226,806 309,070 227,101 316,425 (4)有価証券に関する指標 ① 種類別有価証券平均残高 種 類 国 地 政 方 府 証 平成26年度 増 減 債 25,676 33,301 7,625 債 1,052 852 ▲200 債 110 16 ▲94 債 17,301 7,982 ▲9,319 社 債 9,501 9,231 ▲270 株 式 483 619 136 そ の 他 の 証 券 5,849 6,807 958 合 計 59,973 58,812 ▲1,161 金 保 (単位:百万円) 平成25年度 融 平成26年度 7,000 増 減 7,843 843 ④ 有価証券残存期間別残高 種 類 1年以内 1年超 2年以内 国 地 方 政 府 保 証 金 融 社 株 そ の 他 の 証 債 債 債 債 債 式 券 783 6 110 9,600 902 ― 750 550 278 ― 2,100 101 ― 980 国 地 方 政 府 保 証 金 融 社 株 そ の 他 の 証 債 債 債 債 債 式 券 548 278 ― 2,100 100 ― 1,181 ― 372 ― 800 303 ― ― 2年超 3年超 3年以内 4年以内 平成25年度 ― 3 373 ― ― ― 800 ― 305 98 ― ― ― 1,061 平成26年度 3 1,232 ― ― ― ― ― ― 98 531 ― ― 1,088 760 4年超 5年以内 (単位:百万円) 期間の定め 合 計 のないもの 5年超 1,232 ― ― ― 536 ― 665 26,836 201 ― ― 6,703 ― 102 ― ― ― ― ― 700 2,702 29,404 858 110 12,500 8,645 700 6,260 105 ― ― ― 106 ― 418 33,502 202 ― ― 9,233 ― 1,418 ― ― ― ― ― 864 2,838 35,390 852 ― 2,900 10,371 864 7,703 (5)有価証券等の時価情報等 ① 有価証券の時価情報等 平成26年度 (3)内国為替取扱実績 雑 期 末 残 高 678 1,855 2,533 (単位:百万円) 項 目 貸 出 金 償 却 額 平成25年度 特 定 金 外 信 託 ⑨ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況 区 分 (単位:百万円) 種 類 (注) 1. 破綻先債権 元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして 未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」 という。) のうち、法人税法施行令第96条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金) をいいます。 2. 延滞債権 未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを猶予したもの以外の貸 出金をいいます。 3. 3ヵ月以上延滞債権 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権及び延滞債権に該当しないものをいいます。 4. 貸出条件緩和債権 債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取 決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権及び 3ヵ月以上延滞債権に該当しないものをいいます。 ⑩ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ② 商品有価証券種類別平均残高 保有区分 (単位:百万円) 平成25年度 時 価 ― 平成26年度 時 価 ― 的 取得価額 ― 満 期 保 有 目 的 28,908 29,377 そ 他 28,652 29,571 919 32,527 34,497 2,000 計 57,560 58,948 1,388 56,111 58,858 2,777 売 合 買 目 の 評価損益 ― 取得価額 ― 評価損益 ― 469 23,584 24,361 777 (注) 1.時価は期末日における市場価格等によっています。 2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。 3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益に含めています。 4.満期保有目的の債券については、 取得価額を貸借対照表価額として計上しています。 5.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としています。 ② 金銭の信託の時価情報等 平成25年度 保有区分 運 用 目 満 期 保 有 目 そ の 合 (単位:百万円) 的 的 他 計 取得価額 7,000 ― ― 7,000 時 価 7,000 ― ― 7,000 平成26年度 評価損益 ― ― ― ― 取得価額 8,000 ― ― 8,000 時 価 8,000 ― ― 8,000 評価損益 ― ― ― ― (注) 1.時価は期末日における市場価格等によっています。 2.取得価格は、取得原価又は償却原価によっています。 3.運用目的の金銭の信託については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益に含めています。 4.満期保有目的の金銭の信託については、取得価額を貸借対照表価額として計上しています。 5.その他の金銭の信託については時価を貸借対照表価額としています。 ③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券店頭デリバティブ取引 該当する取引はありません。 (注) 貸付有価証券は該当する取引はありません。 70 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 71 Ⅳ 経営諸指標 Ⅴ 自己資本の充実の状況 1.利益率 (単位:%) 項 目 平成25年度 平成26年度 増 減 総資産経常利益率 0.31 0.32 0.01 資 本 経 常 利 益 率 3.66 3.83 0.17 総資産当期純利益率 0.10 0.15 0.05 資本当期純利益率 1.21 1.84 0.63 (注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100 3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産勘定平均残高×100 2.貯貸率・貯証率 区 分 貯 貸 率 貯 証 率 (単位:%) 平成25年度 平成26年度 増 減 末 23.89 22.86 ▲1.03 期 中 平 均 24.15 23.28 ▲0.87 末 7.64 7.43 ▲0.21 期 中 平 均 7.97 7.62 ▲0.35 期 期 (注) 1.貯貸率 (期 末) =貸出金残高/貯金残高×100 2.貯貸率 (期中平均) =貸出金平均残高/貯金平均残高×100 3.貯証率 (期 末) = (金銭の信託+有価証券) 残高/貯金残高×100 4.貯証率 (期中平均) = (金銭の信託+有価証券) 平均残高/貯金平均残高×100 3.その他経営諸指標 項 目 信 用 事 業 共 済 事 業 経 済 事 業 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 一 職 員 当 た り 貯 金 残 高 818 854 一 店 舗 当 た り 貯 金 残 高 14,041 15,062 一 職 員 当 たり貸 出 金 残 高 195 195 一 店 舗 当 たり貸 出 金 残 高 3,354 3,444 一 職 員 当 たり 長 期 共 済 保 有 高 2,325 2,263 一 店 舗 当 たり 長 期 共 済 保 有 高 39,873 39,907 一 職 員 当 たり 購 買 品 取 扱 高 9 7 一 店 舗 当 たり 購 買 品 取 扱 高 163 132 一 職 員 当 たり 販 売 品 取 扱 高 8 8 一 店 舗 当 たり 販 売 品 取 扱 高 152 150 1.自己資本の構成に関する事項 (単位:百万円) 平成25年度 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額金 うち、 出資金及び資本準備金の額 うち、再評価積立金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額 (▲) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、 一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、 適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 ― ― 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資 本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価格の差額の45%に相当する額のうち、 コア資本に係る基 礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産 (モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 うち、 のれんに係るものの額 うち、 のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 特定項目に係る10%基準超過額 うち、 その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 特定項目に係る15%基準超過額 うち、 その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、 繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額 ( (イ) - (ロ) ) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、 経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、 無形固定資産 (のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、 繰延税金資産 うち、 前払年金費用 うち、 他の金融機関等向けエクスポージャー うち、 上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (二) 自己資本比率 自己資本比率 ( (ハ) ( / ニ) ) 平成26年度 経過措置 による 不算入額 項 目 経過措置 による 不算入額 76,189 7,148 ― 69,184 106 ▲37 683 683 ― ― ― ― 77,567 7,219 ― 70,495 106 ▲41 681 681 ― ― ― ― ― ― ― ― 76,873 78,248 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 106 ― 106 ― ― ― ― 82 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 14 ― 14 ― ― ― ― 59 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 73 76,873 78,174 317,381 ▲60,159 106 ― 82 ▲60,348 ― 26,586 ― ― 343,967 337,395 ▲46,152 59 ― 236 ▲46,447 ― 26,443 ― ― 363,839 22.34% 21.48% 59 ― 59 ― ― ― ― 236 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― (注) 1.農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づき算出したものです。 2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、 適格金融資産担保の摘要については信用リスク削減手法の簡便手法を、 オペレー ショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。 3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、 自己資本比率を計算しています。 72 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 73 Ⅴ 自己資本の充実の状況 2.自己資本の充実度に関する事項 ①信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 信用リスク・アセット オペレーショナル・リスクに対する 所要自己資本の額 〈基礎的手法〉 所要自己資本額計 31,353 11,747 109 100 455 628,840 15,821 90,474 36,236 1,560 898 17,138 796 1,904 40,232 98 平成25年度 リスク・ アセット額 a ― ― ― 10 91 125,768 8,408 60,706 12,370 1,442 994 1,682 ― 1,904 100,580 245 所要自己 資本額 b=a×4% ― ― ― 0 3 5,030 336 2,428 494 57 39 67 ― 76 4,023 9 エクスポー ジャーの 期末残高 34,909 10,777 0 100 360 655,338 17,860 90,557 36,212 1,234 875 18,603 810 1,943 39,856 0 平成26年度 リスク・ アセット額 a ― ― ― 10 72 131,067 9,739 61,116 12,436 1,118 705 1,829 ― 1,943 99,641 0 所要自己 資本額 b=a×4% ― ― ― 0 2 5,242 389 2,444 497 44 28 73 ― 77 3,985 0 6,851 5,224 208 6,863 4,161 166 ― ― ― ― ― ― ― ▲60,159 ▲2,406 ― ▲46,152 ▲1,846 61,915 58,112 2,324 63,502 59,705 946,535 317,381 12,695 979,627 337,395 946,535 317,381 12,695 979,627 337,395 オペレーショナル・リスク相 所 要 自己 資 オペレーショナル・リスク相 当額を8%で除して得た額 本額 当額を8%で除して得た額 a b=a×4% a 26,586 1,063 26,443 所 要 自己 資 リスク・アセット等 (分母) 計 リスク・アセット等 (分母) 計 本額 a b=a×4% a 343,967 13,758 363,839 2,388 13,495 13,495 所 要 自己 資 本額 b=a×4% 1,057 所 要 自己 資 本額 b=a×4% 14,553 (注) 1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載しています。 2.「エクスポージャー」 とは、 リスクにさらされている資産 (オフ・バランスを含む) のことをいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。 3.「三月以上延滞等」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向 け及び第一種金融商品取引業者向け」、 「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。 4.「 証券化 (証券化エクスポージャー) 」 とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、 その一部また は全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。 5.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」 とは、他の金融機関等の対象資本調達手段およびコア資本に係る調整項目 (無 形固定資産、退職給付に係る資産、繰延税金資産等) により、 リスク・アセットに算入したもの、不算入したものが該当します。 には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行 6.「上記以外」 向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産 (固定資産等) ・間接清算参加者向け・信用リスク削減手法として用いる保証またはクレジットデ リバティブの免責額が含まれます。 7.当JAでは、 オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。 〈オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法 (基礎的手法)〉 (粗利益 (正の値の場合に限る) ×15%) の直近3年間の合計額 ÷8 % 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 3.信用リスクに関する事項 ①標準的手法に関する事項 当JAでは自己資本比率にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出しています。また、 信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの判定にあたり使用する格付等は次のとおりです。 (ア)リスク・ウエイトの判定にあたり使用する格付けは、以下の信用格付業者による依頼格付のみ使用し、非依頼 格付は使用しないこととしています。 74 DISCLOSURE 2015 (注) 「リスク・ウエイト」 とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。 (イ)リスク・ウエイトの判定にあたり使用する信用格付業者の格付またはカントリー・リスク・スコアは、主 に以下のとおりです。 エクスポージャー 金融機関向けエクスポージャー 法人等向けエクスポージャー (長期) 法人等向けエクスポージャー (短期) 信用格付業者 R&I、Moody’ s、JCR、S&P、 Fitch R&I、Moody’ s、JCR、S&P、 Fitch カントリー・リスク・スコア 日本貿易保険 ②信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞エクス ポージャーの期末残高 (単位:百万円) 平成25年度 国内 国外 地域別残高計 農業 林業 水産業 製造業 鉱業 建設・不動産業 電気・ガス・熱供給・水道業 運輸・通信業 金融・保険業 卸売・小売・飲食・サービス業 日本国政府・地方公共団体 上記以外 個人 その他 業種別残高計 1年以下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期限の定めのないもの 残存期間別残高計 法 人 我が国の中央政府及び中央銀行向け 我が国の地方公共団体向け 地方公共団体金融機関向け 我が国の政府関係機関向け 地方三公社向け 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 三月以上延滞等 信用保証協会等保証付 共済約款貸付 出資等 他の金融機関等の対象資本調達手段 特定項目のうち調整項目に算入されないもの 複数の資産を裏付とする資産(所謂ファン ド) のうち、個々の資産の把握が困難な資産 証券化 経過措置によりリスク・アセットの額に算 入、 不算入となるもの 上記以外 標準的手法を適用するエクスポージャー計 信用リスク・アセットの額の合計額 エクスポー ジャーの 期末残高 (単位:百万円) 信用格付業者 株式会社格付投資情報センター (R&I) 株式会社日本格付研究所 (JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ (S&P) フィッチレーテングスリミテッド (Fitch) 信用リスクに 関するエクス ポージャーの 残高 うち貸 出金等 うち 債券 946,535 ― 946,535 309 ― ― 4,343 4 3,470 1,807 1,052 640,059 3,367 41,385 31,031 175,851 43,851 946,535 630,461 7,152 8,267 9,852 54,827 152,769 83,204 946,535 206,865 ― 206,865 309 ― ― 106 ― 3,269 3 ― 11,038 1,751 11,342 497 175,044 3,500 206,865 2,833 2,639 6,454 7,340 23,972 152,769 10,854 206,865 51,111 ― 51,111 ― ― ― 3,813 ― 200 1,804 1,003 12,741 1,505 30,042 ― ― ― 51,111 11,418 4,513 1,813 2,511 30,854 ― ― 51,111 平成26年度 信用リスクに 三月以上 関するエクス うち 延滞エクス 店頭デリ ポージャー ポージャーの 残高 バティブ ― 898 979,627 ― ― ― ― 898 979,627 ― ― 268 ― ― ― ― ― ― ― ― 4,446 ― ― ― ― ― 3,220 ― ― 3,212 ― ― 1,072 ― ― 666,713 ― 121 3,624 ― ― 46,047 ― 1 30,502 ― 774 175,560 ― ― 44,957 ― 898 979,627 ― 645,273 ― 17,080 ― 8,684 ― 17,214 ― 55,151 ― 152,769 ― 83,453 ― 979,627 うち貸 出金等 うち 債券 205,470 ― 205,470 268 ― ― 95 ― 3,020 5 9 11,216 1,894 10,283 523 174,652 3,500 205,470 2,039 3,493 6,573 6,472 23,712 152,769 10,409 205,470 48,702 ― 48,702 ― ― ― 3,912 ― 200 3,206 1,003 3,010 1,605 35,763 ― ― ― 48,702 3,023 1,587 1,910 10,741 31,439 ― ― 48,702 三月以上 うち 延滞エクス 店頭デリ ポージャー バティブ ― 875 ― ― ― 875 ― 25 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 7 ― 842 ― ― ― 875 ― ― ― ― ― ― ― ― (注) 1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、 資産 (自己資本控除となるもの、 証券化エクスポージャーに該当するものを除く) 並びにオフ・バランス取引及び派 生商品取引の与信相当額を含みます。 2.「貸出金等」 とは、貸出金のほか、 コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフバランスシート・エクスポージャーを含んでいます。 「コミットメント」 とは、契約した 期間及び融資枠の範囲でお客さまのご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。 「貸出金等」 には、 コミットメントの融資可能残高も含めて います。 3.「店頭デリバティブ」 とは、 スワップ等の金融派生商品のうち相対で行われる取引のものをいいます。 4.「三月以上延滞エクスポージャー」 とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。 5.「その他」 には、 ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。 ③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 期中減少額 期中減少額 期首残高 期中増加額 期末残高 期首残高 期中増加額 期末残高 目的使用 その他 目的使用 その他 一般貸倒引当金 664 683 ― 664 683 683 681 ― 683 681 個 別 貸 倒 引 当 金 1,872 1,965 141 1,730 1,965 1,965 1,977 121 1,843 1,977 区 分 DISCLOSURE 2015 75 Ⅴ 自己資本の充実の状況 ④業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額 平成25年度 期中減少額 期首 期 中 残高 増加額 目的使用 その他 国 内 1,872 1,965 141 1,730 国 外 ― ― ― ― 地域別計 1,872 1,965 141 1,730 農業 3 ― ― 3 林業 ― ― ― ― 水産業 ― ― ― ― 製造業 23 26 ― 23 鉱業 ― ― ― ― 建設・不動産業 214 144 ― 214 電気・ガス・熱供給・水道業 ― ― ― ― 運輸・通信・金融・保険業 ― ― ― ― 卸売・小売・飲食・サービス業 117 148 ― 117 上記以外 15 1 ― 15 個人 1,498 1,644 141 1,357 業種別計 1,872 1,965 141 1,730 区 分 法 人 期末 貸出金 残高 償 却 1,965 11 ― ― 1,965 11 ― ― ― ― ― ― 26 ― ― ― 144 1 ― ― ― ― 148 ― 1 ― 1,644 10 1,965 11 (単位:百万円) 平成26年度 期中減少額 期首 期中 残高 増加額 目的使用 その他 1,965 1,977 121 1,843 ― ― ― ― 1,965 1,977 121 1,843 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 26 14 ― 26 ― ― ― ― 144 171 ― 144 ― ― ― ― ― ― ― ― 148 96 ― 148 1 7 ― 1 1,644 1,687 121 1,523 1,965 1,977 121 1,843 期末 貸出金 残高 償 却 1,977 23 ― ― 1,977 23 ― ― ― ― ― ― 14 ― ― ― 171 ― ― ― ― ― 96 ― 7 ― 1,687 23 1,977 23 ⑤信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1250%を適用する残高(単位:百万円) 信用リスク削減効果 勘案後残高 リスク・ウエイト 0% リスク・ウエイト 2% リスク・ウエイト 4% リスク・ウエイト 10% リスク・ウエイト 20% リスク・ウエイト 35% リスク・ウエイト 50% リスク・ウエイト 75% リスク・ウエイト 100% リスク・ウエイト 150% リスク・ウエイト 200% リスク・ウエイト 250% その他 リスク・ウエイト 1250% 計 格付あり ― ― ― ― 4,803 ― 6,423 ― 501 ― ― ― ― ― 11,727 平成25年度 格付なし 58,000 ― ― 16,925 630,289 35,826 227 81,534 111,503 551 ― 98,258 38,250 ― 1,071,363 計 58,000 ― ― 16,925 635,092 35,826 6,650 81,534 112,004 551 ― 98,258 38,250 ― 1,083,090 格付あり ― ― ― ― 4,402 ― 8,223 ― 702 ― ― ― ― ― 13,328 平成26年度 格付なし 60,941 ― ― 18,517 656,515 35,802 457 82,138 85,083 27,057 ― ― 81 ― 966,594 計 60,941 ― ― 18,517 660,917 35,802 8,680 82,138 85,786 27,057 ― ― 81 ― 979,923 (注) 1. 信 用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産 (自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当するものを除く) 並びにオフ・バラ ンス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、 「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定 において格付を使用していないものを記載しています。 なお、格付は信用格付業者による依頼格付のみ使用しています。 3. 経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリスク・ウエイトによって集計しています。 また、経過 措置によってリスク・アセットを算入したものについても集計の対象としています。 4. 1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係るものなどリスク・ウエ イト1250%を適用したエクスポージャーがあります。 4.信用リスク削減手法に関する事項 ①信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エクスポー ジャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーのリスク・ウエ イトに代えて、担保や保証人に対するリスク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する手 法です。 当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。 信用リスク削減手法として、 「適格金融資産担保」、 「保証」「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用しています。 適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部又は一部が、取引相手又は取引相手の ために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産 担保取引について信用リスク削減手法の簡便手法を用いています。 保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我が国の地方 公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、 76 DISCLOSURE 2015 及び金融機関または第一種金融商品取引業者、これら以外の主体で長期格付を付与しているものを適格保証人 とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部分について、被保証債権のリスク・ウエイト に代えて、保証人のリスク・ウエイトを適用しています。 貸出金と自組合貯金の相殺については、①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類する 事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有していること、 ②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することがで きること、③自組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相殺 後の額が、監視及び管理されていること、の条件を全て満たす場合に、相殺契約下にある貸出金と自組合貯金 の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としています。 担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直しを行っています。 なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。 ②信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 地 方 公 共 団 体 金 融 機 構 向け 我 が 国 の 政 府 関 係 機 関 向け 地 方 三 公 社 向 け 金融機関向け及び第一種金融 商 品 取 引 業 者 向 け 法 人 等 向 け 中小企業等向け及び個人向け 抵 当 権 住 宅 ロ ー ン 不 動 産 取 得 等 事 業 向け 三 月 以 上 延 滞 等 証 券 化 上 記 以 外 合 計 適格金融 資産担保 ― ― ― 平成25年度 保証 109 ― ― クレジット・ デリバティブ ― ― ― (単位:百万円) 適格金融 資産担保 ― ― ― 平成26年度 保証 ― ― ― クレジット・ デリバティブ ― ― ― ― ― ― ― ― ― 26 314 ― ― ― ― 74 415 ― ― ― ― ― ― ― 109 ― ― ― ― ― ― ― ― 11 174 ― ― 1 ― 20 203 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― (注) 1. 「エクスポージャー」 とは、 リスクにさらされている資産 (オフ・バランスを含む) のことをいい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。 2. 「三月以上延滞等」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関 向け及び第一種金融機関取引業者向け」、 「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。 (証券化エクスポージャー) 3. 「証券化 」 とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、 その一部又 は全部を第三者に転移する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。 4. 「上記以外」 には、 現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀 行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産 (固定資産等) が含まれます。 5. 「クレジット・デリバティブ」 とは、第三者 (参照組織) の信用リスクを対象に、信用リスクを回避したい者 (プロテクションの買い手) と信用リスクを取 得したい者 (プロテクションの売り手) との間で契約を結び、参照組織に信用事由 (延滞・破産など) が発生した場合にプロテクションの買い手が 売り手から契約に基づく一定金額を受領する取引をいいます。 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当する取引はありません。 6.証券化エクスポージャーに関する事項 該当する取引はありません。 7.出資等エクスポージャーに関する事項 ①出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 「出資等」とは主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているものであ り、当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区分 して管理しています。 ①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効率的運営を目 的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、毎月定期的な連絡 会議を行う等適切な業況把握に努めています。 ②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握及びコント ロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALM などを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情 報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針 DISCLOSURE 2015 77 Ⅴ 自己資本の充実の状況 Ⅵ 用語解説 などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引については企画管理部門が 適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ③系統出資については、会員として総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた連合 会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。 なお、これらの出資等の評価等については、①子会社及び関連会社については、取得原価を記載し、毀損の状況 に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券については時価評価を行った上で、取得原価との評価差額につ いては、「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統及び系統外出資については、取 得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の変 更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。 用語解説【一般用語編】 ②出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価 上 場 非上場 合 計 行 資産と負債の総合管理を意味し、資金の調達と運用において、金利動向や為替変動 など経済・金融等の諸情勢を把握分析して、 リスクが発生した場合でも損失を最小限 にとどめ、収益の極大化を目指すリスク管理方法のことです。 なお、 ここで言う「リスク」 とは危険を意味するものではなく、余裕金運用から得られる収 益の「変動幅・ぶれの大きさ」 を意味し、 メリット・デメリットの両方が含まれます。 CS活動 (Customer Satisfaction) CSとは顧客満足度を意味し、組合員・利用者のニーズを的確に把握し、顧客満足度 の向上につながるサービスを提供することを目指す取組みです。 TAC (Team for Aguricultural Coordination) とことん(T) 会って(A) コミュニケーション(C) をキャッチコピーに、全農が定めた「地域 農業の担い手に出向くJA担当者」の呼称で、情報の提供と意見・要望の汲み上げに よる地域農業のコーディネートを主務としています。 TPP (Trans-Pacific Partnership) (環太平洋経済連携 協定) アメリカやオーストラリア、東南アジア諸国などで取引される全品目について関税を 100%撤廃しようという経済的枠組みのことです。 日本がTPP締結に参加すれば、食料 自給率の低下を招き、農業はもちろんのこと、関連産業にも多大な影響を及ぼし、地域 経済が崩壊する恐れさえあります。 Management) 平成26年度 貸借対照表計上額 時価評価額 864 864 29,960 29,960 30,825 30,825 (注) 「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。 ③出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益 平成25年度 売却益 売却損 償却額 売却益 25 2 ― 82 (単位:百万円) 平成26年度 売却損 7 償却額 ― ④貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他有価証 券としている株式・出資の評価損益等) 評価益 120 平成25年度 (単位:百万円) 評価損 6 評価益 243 平成26年度 か行 評価損 1 ガバナンス 企業統治のことで、組合の内部統制の仕組みや不正行為を防止する機能のことで す。 キャッシュ・フロー 事業活動によって動く現金など資金の流れもしくは増減を意味し、一定期間内に企業 が出し入れした資金の額のことを言います。 ⑤貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等) (単位:百万円) 評価益 ― 平成25年度 評価損 ― 評価益 ― 平成26年度 キャッシュ・フロー計 資金の流れで企業に実態を表すための財務諸表のことです。事業活動によるキャッ 算書 シュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フローの3 つに分けられます。会計期間において資金の流れの変化や、経営状況を読み取ること ができます。 評価損 ― 8.金利リスクに関する事項 ①金利リスクの算定方法の概要 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在する 中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。 当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク情報の管 理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコントロールに努め ています。具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。 ◦市場金利が上下に 2 %変動した時(ただし 0 %を下限)に発生する経済価値の変化額(低下額)を金利リ スク量として毎月算出しています。 ◦要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔が無く、貯金者の要求によって随時払い出される要求 払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去 5 年の 最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の50%相当額のうち、最 小の額を上限とし、 0 〜 5 年の期間に均等に振り分けて(平均残存2.5年)リスク量を算定しています。 ◦金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(▲) 算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会及び理事会に報告して承 認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定します。 ②金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 78 DISCLOSURE 2015 さ行 減損会計 土地や建物など固定資産の市場価格や収益性が帳簿価格と比べて著しく低下した 場合、 その差額を損失として計上する会計のことです。 コンプライアンス 一般的には「法令等遵守」 ということですが、 さらに広義に「社会常識上してはならない ことは行わない」 という確固たる倫理観と誠実さに基づき、公正かつ公平に業務を行う ことであり、 この徹底により不祥事を未然に防止し、組織の信頼性向上に繋げていま す。 債権 財産権の一つ。特定人 (債権者) が他の特定人 (債務者) に対して、一定の行為 (給 付) を請求することを内容とする権利を言います。金銭を貸した者が借り手に対して、 そ の返還を請求する権利などのことです。 債務 特定人 (債権者) が他の特定人 (債務者) に対して、一定の行為 (給付) をすることを内 容とする義務を言います。金銭を借りた者が貸し手に対して、 その返還をしなければなら ない義務などのことです。 財務諸表 組織や団体の経営成績や財政状況をまとめ、株主や債権者に知らせたり、団体内の 経営管理のために、一定の基準に基づいて作成される諸々の書類や数表などを言い ます。JAでは損益計算書、貸借対照表、剰余金処分案及びそれらに附属する明細 書などを指します。 3か年計画 経営運営や事業計画について、3年の期間で達成すべき目標とその手法について定 めた中期的な計画のことです。 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 ▲4,662 ▲4,131 用語の意味・内容 アルファ ALM ベット (Asset Liability (単位:百万円) 平成25年度 貸借対照表計上額 時価評価額 700 700 30,511 30,511 31,211 31,211 用語名 DISCLOSURE 2015 79 Ⅵ 用語解説 行 用語名 3Q (サンキュー) 訪問活動 80 DISCLOSURE 2015 用語の意味・内容 共済事業において、契約者への「ありがとう (サンキュー) の気持ち」 を込めた訪問活動 であり、 訪問時には 「ご家族の皆様に病気・ケガによる入院・手術などはありませんか?」 「ご家族の皆様におかわりありませんか?」 「ご自身やご家族の保障内容で、 ご不明・ご 心配なことはありませんか?」 という 「3つのQ (質問) 」 を行うというものです。 それらを通じ て情報連携を強化することにより、訪問活動の「質」の向上や「量」の拡大をはかる活 動のことです。 事業総利益 信用・共済・経済などの各事業から生じた利益の合計のことを言います。 自己資本比率 自己資本の額をリスク・アセット等の総額 (信用リスク・アセット額およびオペレーショナ ル・リスク相当額) で除して得た比率のことで、計算式は「自己資本比率 (%) =自己資 本÷総資産×100」 です。JAバンクでは、 自主的な取り決めにより8%以上が必要とさ れており、一般には高いほど経営の安全度が高いことを示しています。 自己査定 資産内容の実態を反映した財務諸表を作成するために、企業会計原則等に基づい た適正な償却や引当の準備作業として、資産の実態把握をするのが自己査定です。 特に貸出金の自己査定内容は、金融検査マニュアルに詳細に定められており、債務 者をリスクの高い順に破綻先、実質破綻先、破綻懸念先、要注意先 (要管理先とその 他要注意先) 、正常先に区分し、 その各債権を回収の可能性に応じて非分類〜第Ⅳ 分類に区分し、 償却・引当を行っています。 このような自己査定に誤りや虚偽が無いよ う各金融機関とも独立した監査、内部監査体制が構築され、透明性を高め資産の健 全性の維持・向上に努めています。 出資配当金 組合員の出資に対して支払われる分配金のことです。配当目的の株式配当とは異な り、配当率は農協法により上限が設けられ、総代会で協議して決定されます。 食農教育 食文化の継承と地域に根ざした健全な食生活の実現に向け、地場産を中心とする国 産農産物の消費拡大と食料自給率の向上、地域農業の振興と地域の活性化を目標 とした、農業体験・地場産学校給食・地産地消・生産者と消費者の交流など、農業に つながる活動です。 新BIS規制 2007年から導入された、国際基準の自己資本比率規制のことです。従来の貸倒等の 信用リスクをにらんだ規制に加えて、市場リスクにも耐えられるように自己資本を積み 増すことを主眼としており、 より厳しい内容となりました。格付けをはじめとする企業の信 用度に応じて融資額等の管理を徹底するよう貸出の質向上も求められ、最低所要自 己資本、監督上の検証、市場規律の三つの柱から構成されており、相互に補完し合っ て金融システムの安全性と健全性に寄与しています。 スマイルサポーター 支店窓口で、共済の相談や契約等の各種手続きを行う共済担当職員の総称のこと です。 税効果会計 企業会計上の資産又は負債の額と課税所得計算上の資産又は負債の額に相違が ある場合において、法人税その他利益に関連する金額を課税標準とする税金 (以下、 法人税等という) の額を適切に期間配分することにより、法人税を控除する前の当期 純利益と法人税等を合理的に対応させることを目的とする手法です。 相互扶助 「お互いさま」の精神で助け合う活動のことを言います。他人に依存して助けてもらうの ではなく、 お互いの自主・自立を前提とした助け合いで、協同組合の根幹を貫く精神の ことです。 損益計算書 貸借対照表とともに財務諸表の中心をなすもので、一会計期間における企業の経営 成績を明らかにするために作成される計算書のことです。当該機関に属するすべての 収益とこれに対応するすべての費用を記載し、 それらの差額として当期純損益を表示 します。 行 た行 用語名 用語の意味・内容 貸借対照表 損益計算書とともに財務諸表の中心をなすもので、一定時点における企業の財政状 態を明らかにするために作成される計算書のことです。全ての資産・負債・純資産 (資 本) の有り高を記載し、一覧できるように表示したもので、 バランスシートとも言います。 地産地消 地域生産地域消費の略語で、地域で生産された食物を地域内で消費することです。 消費者の食に対する安全・安心志向の高まりを背景に、消費者と生産者の相互理解 を深める取組みとして期待が高まっています。 貯貸率 貸出金残高を貯金残高で割って算出する率のことを言います。 ディスクロージャー (disclosure) 経営内容の開示のことです。ディスクロージャー誌によって経営内容の開示がなされ ていますが、 その内容は多岐にわたり、財産や収支の状況といった財務内容にとどまら ず、経営方針や組織、商品・サービスの内容など、 その企業や団体の活動全般を判断 するために必要な情報が盛り込まれています。 このようにディスクロージャーすることに より、経営の透明性が高まるとともに社会の評価を通してより一層の経営努力が図ら れることになります。JAにおいては、農業協同組合法で開示が求められています。 当期剰余金 事業総利益から経費や税金などを除いた額のことで、一般的には 「利益」 にあたるもの です。剰余金は組合の将来のための積立金や出資配当金、 組合活動への支出といっ た方法で処分されます。 投資信託 証券会社などが一般投資家から集めた資金を信託銀行に信託し、 その銀行に指示し て金融・証券市場で運用させて得た利子・配当金・値上がり益などを投資家に分配 する制度のことを言い、証券投資信託、投信とも言います。 トレーサビリティ (traceability) 「追跡可能性」 という意味です。元々は、計測機器の精度や整合性を示す用語として 使われてきましたが、近年では野菜や肉など農産物の生産・流通履歴も意味するよう になっています。 な行 担い手 一般には、物事の中心となって押し進めていく人のことを指します。国やJAグループな どにおいては、 日本全体の農業や地域の農業を支えて担っていく、経営感覚にも優れ た意欲と能力のある農業者のことを言います。 は行 反社会的勢力等 継続的に違法行為を行い、又は違法行為を行うことを示して企業や一般市民から金 銭等の利益を得る集団・個人などを言います。 その代表的なものとして、暴力団・総会 屋・事件屋・整理屋等が該当します。 ポートフォリオ 金融では 「資産構成」 「有価証券明細表」のことを指します。 ホームページ インターネットの代表的な情報提供システムにより作られた文章や画像などを配置した 画面のうち、特に入り口となる画面のことを言います。各画面は、本のページのようであ り、入り口は本で言えば表紙のような位置づけになるため、 ホームページと名付けられま した。現在は入り口だけでなく、関連する複数・多数のページを含めた情報全体を指す ことも多いです。 ま行 精神の健康を保つことです。適切に社会的適応をさせ、神経症、精神病やアルコール メンタルヘルス (mental health:精 中毒その他を予防し、 それらの病気の早期発見・保護・早期治療・再発防止などを目 神衛生) 的としています。 ら行 事業運営に伴う、 さまざまな危険を適正に把握管理し、最少の費用で食い止める経営 リスク管理 (リスクマネジメント 管理活動のことです。 risk management) リスク管理体制 リスクヘッジ 「リスク」 という言葉は 「危険や損失が生じる可能性」 という意味です。危険や重大な損 失が起きた時の検討を事前に行って、 自らが受け入れられる程度に、防止・対処方法 を決めておくこと、手を打っておくことを指し、万が一の場合に損失を最小限に留めるこ とが目的です。 広く一般に「危険を避けること」 を指し、株式や外国為替商品などの資産運用分野で は、分散投資してリスクを抑えることを意味します。 DISCLOSURE 2015 81 Ⅵ 用語解説 Ⅶ 事業利用ポイント還元 用語解説【自己資本の充実の状況編】 平成27年度企画 行 あ行 用語の意味・内容 エクスポージャー リスクを有する資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額のことです。 オペレーショナル・ リスク (相当額) 金融機関の業務において不適切な処理等により生じるリスクのことを指し、不適切な 事務処理により生じる事務リスクやシステムの誤作動により生じるシステムリスクなど が該当します。 基礎的手法 新BIS規制においてオペレーショナル・リスク相当額を算出する最も簡易な手法です。 1年間の粗利益に0.15を乗じた額の直近三年間の平均値によりオペレーショナル・リ スク相当額を算出する方法です。 金利ショック 保有している資産や負債等に金利の変化を当てはめることです。 クレジット・ デリバティブ 信用リスクをヘッジ(回避・低減) するために、債権者である会社等の信用力を指標に 将来受け渡す損益を決める取引です。 コア資本 自社普通株式の発行で調達した資本金と、内部留保の合計であり、返済の必要がな い資本のことです。 プレミアム ステージ テージ 還元ス 4つの か行 用語名 コア資本にかかる基 普通出資、後配出資、 内部留保 (資本剰余金、利益剰余金等) 、一般貸倒引当金、適 礎項目 格旧資本調達手段 (回転出資金、期限付劣後債務等) 等が該当します。 コア資本にかかる調 無形固定資産 (のれん、 ソフトウエア等) 、繰延税金資産、他の金融機関向け出資等 整項目 が該当し、 自己資本の額を算出するうえで、 コア資本にかかる基礎項目から控除されま す。 控除項目 さ行 ペアご招待 写真は イメージです ポイ ント し、 内容 ト計算 お取引 りポイン 。 世帯の よ 員 に 合 量 組 す ントは、 時点の利用分 るサービスで deポイ 月末 応えす お みのっ太 済)を毎年3 に 愛顧 営農・経 ステージでご /共済/ 4 金 て 出 じ 応 /貸 (貯金 イントに 実ったポ リスクを有する資産等を保有するのに必要となる自己資本の額のことです。国内基準 では各リスク・アセットに4%を乗じた額となります。 プラチナ ステージ 信 用 補 完 機 能を持 原資産から将来において生じることが見込まれた金利収入等の全部又は一部を受け つI/0ストリップス る権利であって、金融機関が留保又は譲り受けた他に劣後しているものを指します。 エクセレント ステージ ゴールド ステージ 信用リスク・アセット額 エクスポージャー (リスクを有する資産等) に対して、信用リスク削減手法を適用後、対 応するリスクの大きさに応じた掛目 (リスク・ウェイト) を乗じて算出したものです。 ポイ ント 30∼49 信用リスク削減手法 金融機関が保有している信用リスクを軽減する措置であり、新BIS規制では、貯金や 有価証券など一定の要件を満たす担保や保証がある場合には、担保や保証人のリス ク・ウェイトに置き換えることができます。 た行 プラス フルコースメニュー 150 以上 自己資本比率を算出する際の概念のひとつで、 自己資本から除くものであり、他の金 融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額や証券化エクスポージャーの一部な どが該当します。 証 券 化 エクスポー 証券化とは、原資産に係る信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポー ジャー ジャーに階層化し、 その一部又は全部を第三者に移転する性質を有する取引のことで あり、証券化エクスポージャーとは証券化に伴い第三者に移転する資産のことです。 所要自己資本額 JAぎふ管内の農家さんが作った 旬な農畜産物を素材に使用した お一人様ご招待 粗品ご進呈 ポイ ント 50∼99 ペアご招待 ポイ ント 100∼149 抵当権付住宅ローン 住宅ローンのうち、抵当権が第1順位かつ担保評価額が十分であるもののことです。 店頭デリバティブ 株式や金利、為替などの通常の取引から派生した比較的小さな金額で仮想的に大き な原資産を取引する金融商品のうち、金融機関や証券会社の店頭で相対で行われる 取引のことです。 貯 金 貯 金 残 高 年金友の会会員 100万円/1ポイント 1人 /3ポイント 貸 出 金 貸出金残高 100万円/1ポイント(上限50ポイント) 長期共済契約 250万円/1ポイント(保障額) 医療・がん・介護・年金共済 1契約/1ポイント 1台 /5ポイント 自動車共済 は行 派生商品取引 原資産の価格によりその価格が決定される商品のことであり、先物、 オプション、 スワッ プ取引等が該当します。 共 ら行 リスク・ウェイト リスクを有する資産等を保有するために必要な自己資本額を算出するためのリスクの 大きさに応じた掛目のことです。 営農・経済 済 購 買 取 引 販 売 取 引 5万円/1ポイント(上限20ポイント) 50万円/1ポイント(上限20ポイント) JAぎふの イメージキャラクター 「みのっ太」です。 ※平成27年3月末のポイントに対して、平成27年度に実施する内容を記載しています。 82 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 83 JAの概要 理事会 ALM委員会 組合長 コンプライアンス委員会 常勤監事 専門委員会 常 務 常 務 常 務 企画・総務 金融・共済 営農・経済 組 織 融 資 済 部 部 部 部 営農経済部 共 融 金 務 部 地域開発部 総 査 部 総合企画部 監 子 会 社 組織広報課 生活ふれあい課 生活資材課 生産資材課 ㈱ 援 農 ぎ ふ JAぎふ総合サービス㈱ 旅 行 センター 葬 祭 センター パールライスセンター 燃 料 センター 堆 肥 センター 農 機 センター 流 通 センター 産直店舗コメコメハウス 園芸販売課 CE・RC・育 苗センター 産直事業課 課 穀 米 担い手支援センター 理 課 課 課 不 動 産 センター ローンプラ ザ 営農企画課 販売企画室 事故相談課 共済保全課 共済推進課 融資管理課 融資審査課 資金運用課 金融業務課 金融推進課 経 務 資産相談課 総 人事教育課 CS推進室 情報システム課 リスク統括課 査 経営企画課 監 給 油 所 岐阜北 本巣第二 本巣第一 羽島 各務原第二 各務原第一 岐阜南 東部 南部第二 南部第一 西部 北部 ・経営対策委員会 ・企画総務委員会 ・金融共済委員会 ・営農経済委員会 監事会 美山北支店 美山南支店 伊自良支店 大 桜 支 店 ◎ 高 富 支 店 真 正 支 店 糸 貫 支 店 根 尾 支 店 ◎ 本 巣 支 店 巣 南 支 店 穂 積 支 店 ◎ 北 方 支 店 羽島東支店 羽島中央支店 下 中 支 店 足 近 支 店 ◎ 正 木 支 店 朝 日 支 店 各 務 支 店 みどり 坂 支 店 ◎ 鵜 沼 支 店 那 加 支 店 稲羽東支店 稲羽西支店 ◎ 蘇 原 支 店 川 島 支 店 さかい 川 支 店 岐 南 支 店 ◎はぐり 支 店 三 輪 支 店 ◎ 芥 見 支 店 南長森支店 厚 見 支 店 茜 部 支 店 ◎北長森支店 支 店 三 里 支 店 鶉 ◎ 市 橋 支 店 合 渡 支 店 桑 原 支 店 小 熊 支 店 鵜沼西部支店 支 店 蘇原南部支店 岩 藍 川 支 店 日 野 支 店 網 代 支 店 店 西 郷 支 店 支 方 県 支 店 七 郷 支 店 ◎はグループ統括支店 ◎ 黒 野 支 店 島 則 武 支 店 鷺 山 支 店 常 磐 支 店 岩 野田支 店 長良西支店 ◎ 長 良 支 店 本店営業部 85 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 84 (平成27年4月1日現在) 1.機構図 総会・総代会 専 務 JAの概要 2.役員構成(役員一覧) 区 分 常勤・非 代表権 常勤の別 の有無 役職名 代表理事 組 合 長 代表理事 専 務 常務理事 〃 〃 理 事 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 非 有 (平成27年7月1日現在) 氏 名 担当、 その他 櫻井 宏 岐阜県農業協同 組合中央会会長 岐阜県信連経営 管理委員会会長 岐阜県農業信用 基金協会会長 常 有 栗本 斛朗 子 会 社 総 括 〃 〃 〃 非 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 無 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 岩佐 哲司 伊藤 正人 内藤 邦雄 中島 登 塩谷 善隆 浅野 淳一 村木 愼一 郷 義美 松野 芳正 髙井 卓美 大野 寛 松波 克臣 箕輪 光顕 浅野 明雄 川島 隆 辻 政廣 河合 正嘉 佐々木 清 今尾 正敬 土屋 栄治 実務精通役員(企画・総務) 実務精通役員(金融・共済) 実務精通役員(営農・経済) 企 画 総 務 企 画 総 務 金 融 共 済 金 融 共 済 企 画 総 務 営 農 経 済 営 農 経 済 金 融 共 済 営 農 経 済 企 画 総 務 金 融 共 済 企 画 総 務 営 農 経 済 企 画 総 務 金 融 共 済 営 農 経 済 昭和38年 9 月、岐阜市内24の農協が合併して誕生した岐阜市農業協同組合は、めまぐるしく環境が 区 分 役職名 理 事 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 常勤監事 監 事 〃 〃 〃 〃 〃 員外監事 常勤・非 代表権 常勤の別 の有無 非 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 常 非 〃 〃 〃 〃 〃 〃 無 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 正組合員 個 人 氏 名 担当、 その他 変化する中、地域の金融・経済機関として多面的な活動を展開し、地域の皆さまとともに歩んできま 五島 泰夫 浅野 正一 岩田 悟 水野 俊昭 瀨古 和夫 高見 俊光 奥田 正夫 岩塚 一雄 安藤 巖 加藤 泰一 木﨑 優 小川 勝範 髙坂 裕 宇野 敏勝 佐藤 正明 髙橋 信夫 村瀨美喜子 領木加代子 上谷 幸正 大野 政司 野入 和郎 大井 幸男 武山 基夫 三田村晃司 若井 宏之 森 修 金 融 共 済 した。 金 融 共 済 平成元年 4 月に北長森農業協同組合、平成10年 4 月に長良川農業協同組合と合併し岐阜市内一つの 営 農 経 済 JAを実現しました。 企 画 総 務 金 融 共 済 みがはら、JAはしま、JA岐阜南、JAもとす、JAぎふきたの岐阜地域 6 JAが合併し、新生「JAぎふ」 営 農 経 済 として、新たな船出をいたしました。 金 融 共 済 金 融 共 済 企 画 総 務 平成26年度 営 農 経 済 営 農 経 済 企 画 総 務 金 融 共 済 営 農 経 済 金 融 共 済 営 農 経 済 実 務 精 通 役員 岐 各 務 羽 阜 本 阜 昭和38年 岐阜市農協 (24農協) 昭和23年 北長森農協 平成元年 北 増 減 123 31,762 31,883 121 83 2 66,959 4,212 個 人 62,507 66,721 4,214 法 人 240 238 ▲2 94,590 98,925 4,335 昭和23年 竹鼻農協 昭和23年 上中農協 昭和23年 松枝農協 昭和23年 柳津農協 昭和23年 佐波農協 昭和23年 川島農協 昭和48年 羽島市農協 (8農協) DISCLOSURE 2015 昭和62年 昭和44年 岐南農協 (3農協) 平成3年 岐阜南農協 (4農協) 平成12年 昭和44年 糸貫町農協 (3農協) 昭和40年 真正町農協 (2農協) 昭和38年 巣南農協 (3農協) 昭和38年 穂積町農協 (2農協) 昭和41年 本巣町農協 (3農協) 昭和38年 北方町農協 (2農協) 昭和23年 根尾村農協 昭和39年 高富町農協 (5農協) 昭和44年 伊自良農協 (2農協) 昭和48年 美山農協 (7農協) 86 平成10年 平成20年 ぎふ農業協同組合 平成4年 長良川農協 (5農協) 昭和49年 各務原市農協 (7農協) 南 員 外 監 事 81 該当ありません。 昭和 平成 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 原 巣 岐 31,966 4.特定信用事業代理業者の状況 JAぎふ誕生までの変遷 島 岐 62,747 合 計 をはじめ地域社会から必要とされる組織の構築を目指してまいります。 阜 31,843 法 人 准組合員 食の安全と地域の環境保護に軸足を置いた地域営農振興の実践、健全で強靭な経営の確立、組合員 金 融 共 済 (単位:人、団体) 平成25年度 また、平成20年 4 月に、「信頼・安心・健全・人材・挑戦」の経営理念のもと、JAぎふ、JAかか 企 画 総 務 営 農 経 済 3.組合員数 区 分 5.沿革・あゆみ 平成2年 本巣郡農協 (7農協) 平成3年 岐阜北農協 (3農協) DISCLOSURE 2015 87 JAの概要 6.店舗等のご案内 新店 舗名 事業所名 電話番号 ATM 設置 台数 ATM 稼働 時間 店舗外ATM お取引時間 JA GIFU DISCLOSURE 2015 CONTENTS 平日 土日・祝・休日 住所 ● 長森東営業所 不動産センター各務原 各務原市入会町2-96 0120-502-132 1 ● 日置江営業所 岐阜市下土居2-12-9 (058) 231-9549 1 ● 岐南みなみ営業所 ローンプ ラ ザ 県 庁 前 岐阜市薮田東1-2-9 0120-116-860 本巣農機センター (糸貫)本巣市見延441 (058) 323-5313 ローンプ ラ ザ 各 務 原 各務原市入会町2-96 0120-116-039 春近カントリーエレベーター 岐阜市溝口童子111 (058) 229-5521 中 央 燃 料 セ ン タ ー 岐阜市曽我屋5-120 (058) 293-4666 方県カントリーエレベーター 岐阜市安食6-5 (058) 235-7538 東 部 燃 料 セ ン タ ー 各務原市各務西町4-317-7 (058)380-2151 足近カントリーエレベーター 羽島市足近町3-267 (058) 392-1290 37 南 部 燃 料 セ ン タ ー 羽島市正木町大浦583 (058) 392-8191 下中カントリーエレベーター 羽島市下中町石田1365 (058) 398-3308 47 北 部 燃 料 セ ン タ ー 山県市高富2170 (0581) 22-2133 瑞穂カントリーエレベーター 瑞穂市重里820 (058) 328-5266 (058) 324-5150 本巣カントリーエレベーター 本巣市見延247-2 (058) 324-9281 ● 岐阜市粟野西1-296-1 JAについて 則武 岐阜市則武中3-4-3 ごあいさつ (058) 231-7515 黒野 岐阜市古市場266 (058) 239-1111 方県 岐阜市安食3-110 (058) 238-8201 1 .経営理念 西郷2 .経営方針 岐阜市中西郷4-158-1 七郷3 岐阜市西改田字川向28-1 .経営管理体制 網代 岐阜市則松5-126 4 .事業の概況 岐阜市六条南2-1-1 三里 鶉5 .事業活動の トピックス 岐阜市南鶉7-19 11 ● 1 ◆ (058) 239-0210 14 (058) 239-2574 25 (058) 239-9321 (058) 271-3538 ● 2 3 厳美営業所 6 .地域貢献活動 山県営業所 16 ● 上川手営業所 7 .リスク管理の状況 24 ● 8 .ピアゴ笠松 自己資本の状況 36 1 ◆ 1 ● 6 ローンプラザ県庁前 佐波営業所 9 .主な事業の内容 北方町役場 10.系統セーフティネット 8:00〜21:00 9:00〜19:00 (058) 272-2006 15 1 岐阜市東明見町8-1 (058) 271-0782 1 ◆ 南長森 岐阜市蔵前4-19-5 (058) 245-1967 1 ● 本巣市本庁舎 糸 日野 資 料 編 岐阜市岩田東2-100 岐阜市日野西4-3-8 (058) 246-4887 1 ◆ 山県市伊自良支所 (058) 243-1174 1 ● LCワールド本巣出張所 葬 祭 セ ン タ ー 各務原市各務西町4-317-7 0120-012-423 西 郷 ライス セ ン ター 岐阜市上西郷2-18 (058) 234-1609 芥見 岐阜市芥見3-332 Ⅰ決算の状況 (058) 243-1003 1 ● 島 (058) 274-4776 藍川1 .貸借対照表 岐阜市向加野2-1-22 (058) 229-1411 2 (058) 243-1079 (058) 245-8211 1 50 長良西 岐阜市福光西2-12-1 (058) 294-0330 岐阜市島新町1-52 (058) 231-4382 52 厚見 岩 三輪 岐阜市石原2-5-1 北長森 岐阜市野一色2-5-23 2 .損益計算書 島 3 .キャッシュ・フロー計算書 市橋4 .注記表等 岐阜市西荘4-1-11 茜部5 岐阜市茜部新所4-96-1 .剰余金処分計算書 合渡 岐阜市曽我屋5-120 6 .部門別損益計算書 羽島郡岐南町八剣7-110 1 53 2 (058) 271-6343 1 63 (058) 239-1507 1 64 1 羽島郡笠松町門間111 (058) 388-2021 1 各務原市川島河田町1042-1 (0586) 89-3301 Ⅱ損益の状況 川島 1 (058) 251-6311 7 .財務諸表の正確性等にかかる確認 はぐり 羽島郡岐南町三宅9-50 (058) 245-1860 さかい川 48 1 (058) 247-1307 岐南 1 .最近の 5 事業年度の主要な経営指標 稲羽西 各務原市小佐野町3-205 (058) 382-5275 稲羽東 各務原市前渡西町5-5 2 .利益総括表 1 66 1 1 66 67 各務原市那加石山町1-3 (058) 382-7125 蘇原 各務原市蘇原野口町1-1 (058) 382-6141 4 .受取 ・支払利息の増減額 蘇原南部 各務原市蘇原柿沢町2-12 (058) 382-1998 各務 各務原市各務おがせ町6-328 Ⅲ事業の概況 65 1 (058) 386-9331 那加 3 .資金運用収支の内訳 1 1 67 1 (058) 384-1241 1 ピアゴ穂積店 Ⅳ経営諸指標 1 .ビバホーム岐阜柳津店 利益率 72 ● ト ミ ダヤ巣南店 2 . 貯貸率・貯証率 72 ● ンプラザ各務原 ● 3 .ロー その他経営諸指標 72 ● 竹鼻丸の内営業所 Ⅴ自己資本の充実の状況 ● イオンタウン各務原 8:00〜21:00 9:00〜21:00 73 ● 1 .自己資本の構成に関する事項 第二ふれあいホール ● 2 .自己資本の充実度に関する事項 74 中屋営業所 ● 3 .信用リスクに関する事項 74 須衛営業所 ● 4 .信用リスク削減手法に関する事項 76 羽場営業所 ● 9 : 00〜17 : 00 - ● 5 .派生商品取引及び長期決済期間取引の 山県市役所 ● 取引相手のリスクに関する事項 77 岐北厚生病院 ● 6 .証券化エクスポージャーに関する事項 77 谷合出張所 ● 77 羽島市役所 ● 7 .出資等エクスポージャーに関する事項 各務原市役所 8:00〜17:30 - 78 ◆ 8 .金利リスクに関する事項 ● 岐阜市役所 8 : 30〜19 : 00 - Ⅵ用語解説 79 ● モレラ岐阜 10:00〜21:00 Ⅶ事業利用ポイント還元 8310:00〜21:00 (058) 384-1141 (058) 384-0007 68 1 朝日 各務原市鵜沼朝日町2-374 (058) 384-0144 1 ● 各務原市鵜沼東町8-55 小熊 (058) 385-1355 1 ● (058) 392-8700 1 ◆ 羽島市小熊町3-255 (058) 392-3076 1 ● 羽島中央 羽島市舟橋町8-2 1 .機構図 正木 3 桑原 羽島東 PLANT6瑞穂店 9:00〜21:00 アピタ北方店 .特定信用事業代理業者の状況 1 ● ― ― 5 .沿革・あゆみ 羽島市正木町大浦583 (058) 392-9751 羽島市下中町城屋敷363-3 (058) 398-4106 86 (058) 398-8721 86 1 ◆ 10:00〜20:00 マーサ21 6 .店舗等のご案内 平日 88 お取引時間 土日・祝・休日 羽島市竹鼻町飯柄485-1 (058) 392-5328 1 ● 瑞穂市別府658-1 (058) 326-3131 1 ● ● 8:00〜21:00 巣南 瑞穂市田之上628 (058) 328-2511 1 ● ◆ 8:45〜17:00 北方 本巣郡北方町春来町2-16 (058) 324-1171 2 ● 真正 本巣市軽海400-1 (058) 323-1525 1 ● 糸貫 本巣市見延441 (058) 324-5156 1 ● 本巣 本巣市曽井中島624-2 (0581) 34-2004 1 ● 根尾 本巣市根尾板所618-2 (0581) 38-2521 1 ● 高富 山県市高富2170 (0581) 22-1036 2 ● 大桜 山県市伊佐美675-4 (0581) 27-2103 1 ● 伊自良 山県市大森554-1 (0581) 36-3316 1 ◆ 山県市岩佐298 (0581) 52-1102 1 ● 美山北 山県市笹賀150-1 (0581) 55-2005 1 ● DISCLOSURE 2015 9:00〜21:00 86 87 穂積 美山南 10:00〜20:00 イオンモール各務原 4 1 84 .組合員数 羽島市桑原町大須2-71 ホームセンター バロー羽島インター店 ● (058) 394-2080 2 .役員構成(役員一覧) 下中 ◆ 羽島市足近町南宿99-1 JAの概要 足近 糸貫農産物販売所 ● 各務原市鵜沼西町4-120 みどり坂 1 ● 鵜沼 1 .信用事業 鵜沼西部 各務原市鵜沼三ツ池町3-53 88 (058) 239-0911 1 ● 1 0120-116-745 岐阜農機センター (黒野)岐阜市古市場266 電話番号 (058) 231-0595 1 (058) 231-4084 不 動 産 セ ン タ ー 岐阜市薮田東1-2-9 住 所 (058) 237-3305 (058) 265-3520 岐阜市長良2-2 鷺山 (058) 235-7181 事業所名 岐阜市上土居891-1 岐阜市司町37 長良 常磐 構 造 改 善 セ ン タ ー 岐阜市石谷寺之前65-1 電話番号 (蘇原) 各務原市蘇原野口町1-1 (058)383-7600 各務原農機センター (鵜沼)各務原市鵜沼西町4-120 (058)379-3981 本店 岩野田 住 所 9:00〜19:00 全国JAバンクでのお取引はATM手数料無料 平成27年4月1日現在 貫 給 油 斎 所 本巣市見延441 場 岐阜市池ノ上町4-22-2 0120-012-423 市 橋 ライス セ ン ター 岐阜市下奈良1-25 日 野 斎 場 岐阜市日野南1-18-3 0120-012-423 佐 波 ライス セ ン ター 岐阜市柳津町高桑東3-78 (058)279-2171 高 富 斎 場 山県市高富1996 0120-012-423 各 務 原ライスセンター 各務原市蘇原昭栄町4-40 (058)371-3534 第 一 ふ れあい ホー ル 羽島郡笠松町中野203 0120-472-700 穂 積 ライス セ ン ター 瑞穂市只越263-1 (058) 327-7371 第 二 ふ れあい ホー ル 羽島郡笠松町長池236 0120-472-700 高 富 ライス セ ン ター 山県市東深瀬96-1 (0581) 22-3665 セレモニーホール香 花 各務原市那加巾下町26 0120-472-700 美 山 ライス セ ン ター 山県市岩佐1818-1 (0581) 52-2925 は し ま 虹 の ホ ー ル 羽島市正木町曲利1398 0120-594-089 春 近 育 苗 セ ン タ ー 岐阜市溝口童子67 (058) 229-5521 (058) 235-7538 パールライスセンター 岐阜市曽我屋5-120 (058) 293-4777 方 県 育 苗 セ ン タ ー 岐阜市安食6-5 KOME米HOUSE 本荘店 岐阜市敷島町7-7-3 (058) 254-0070 羽 島 育 苗 セ ン タ ー 羽島市竹鼻町駒塚4-929 (058)393-0682 お んさい 広 場 鷺 山 岐阜市下土居212-2 (058) 296-6033 糸 貫 育 苗 セ ン タ ー 本巣市見延441 (058) 323-5237 おんさい 広 場 はぐり 羽島郡岐南町三宅9-50 (058) 245-8881 高 富 育 苗 セ ン タ ー 山県市東深瀬96-1 (0581) 22-3665 お んさい 広 場 真 正 本巣市宗慶467-1 (058) 323-6351 堆 肥 セ ン タ ー 岐阜市佐野205-1 (058) 238-8118 糸 貫 農 産 物 販 売 所 本巣市三橋糸貫川通1044-1(058)323-6851 黒野農産物流通センター 岐阜市下鵜飼稲置1808-1 (058)239-2321 フレッシュマート 芥見 岐阜市芥見3-332 (058) 243-1003 糸貫農産物流通センター 本巣市見延441 (058) 320-1717 フレッシュマート 北長森 岐阜市野一色2-5-23 (058) 245-8211 曽 我 屋 枝 豆 選 果 場 岐阜市曽我屋5-131-1 (058) 234-5153 フレッシュマート 茜部 岐阜市茜部新所4-96-1 (058) 271-6343 岐 阜 いちご 育 苗 施 設 岐阜市曽我屋3-143 グリーンセンターくろの 岐阜市古市場266 (058) 239-1119 各務原集出荷場予冷施設 各務原市鵜沼各務原町9-245(058)370-8188 グリーンセンター三 輪 岐阜市石原2-5-1 (058) 229-0051 羽 島 選 果 場 羽島市正木町森9丁目25番地(058)392-9597 グリーンセンターさかい川 羽島郡笠松町門間111 (058) 388-3208 真 正 選 果 場 本巣市軽海400-1 (058) 324-2221 グリーンセンターかわしま 各務原市川島河田町1042-1(0586)89-3303 巣 南 選 果 場 瑞穂市宮田151-1 (058) 328-3905 グリーンセンター羽島中央 羽島市舟橋町8-2 (058) 391-9231 本 巣 いちご 育 苗 施 設 本巣市曽井中島624-2 グリーンセンターたかとみ 山県市高富2153 (0581) 22-2444 糸 貫 いちご 育 苗 施 設 本巣市見延412 (0581) 34-2005 有 機 物 供 給 施 設 瑞穂市重里820 (058) 324-5266 菜 々 の 里 各務原市鵜沼朝日町2-371 (058)384-5351 花 か ご 館 羽島市舟橋町8-2 ― ― (058) 392-7587 DISCLOSURE 2015 89 DISCLOSURE 2015 ぎふ農業協同組合
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