ホイール・ローダ

994H
ホイール・ローダ
エンジン
運転仕様
エンジン・モデル
Cat® 3516B HD EUI
定格ペイロード – 標準リフト
35トン
38トン
総出力 – SAE J1995
1,176 kW
1,577 hp
定格ペイロード – ハイ・リフト
32トン
35トン
正味出力 – ISO 9249
1,092 kW
1,463 hp
定格ペイロード – エクステンデッド・ハイ・リフト 32トン
35トン
定格ペイロード – スーパー・ハイ・リフト
32トン
35トン
運転質量
195,434 kg
430,858 lb
バケット
バケット容量
14~36 m3
18.5~47 yd3
高い耐久性
により、
トン当たり
コストを削減
目次
優れた構造....................................................................4
パワー・トレーン..........................................................6
油圧システム................................................................8
運転室.......................................................................... 10
テクノロジ・ソリューション.................................... 12
Cat MineStar™ System........................................... 13
安全性.......................................................................... 14
整備性.......................................................................... 16
カスタマ・サポート................................................... 16
持続可能性................................................................. 17
システムの適合効率................................................ 18
バケット用グランド・エンゲージ・ツール.......... 19
994Hホイール・ローダの仕様............................. 20
994Hの標準装備...................................................... 31
994Hのオプション装備品 .................................... 32
994Hの必須アタッチメント.................................. 33
2
Cat®大型ホイール・ローダは設計段階から耐久性を考慮し、再生して何度も使用できるように
することで、利用度を最大限に高めています。性能を最適化し、整備を簡素化することで、
トン当
たりコストを削減しながらも、
より多くのマテリアルをより効率的かつ安全に移動できるように
なっています。
1990年に導入された994は、同サイズ・クラスで最も多くのお客様に支持されています。当社
は、お客様の成功をサポートするために全力で取り組み、信頼性、安全性、
オペレータの快適
性、整備性、持続可能性の伝統を継承し、新たなシリーズを投入し続けています。
3
優れた構造
最も過酷な作業条件を想定して設計
されています。
リフト・アーム
稼働時間と生産性を最大限まで高めるためのカギとなるのが、現場で実証
済みのリフト・アームです。
• Zバー設計により、バケット・エッジと作業現場への優れた視界を確保して
います。
• 無垢鋼製リフト・アームが高い負荷応力を吸収します。
• 一体鋳造により、要所となるピン部の強度を高めています。
• リフト・アームの応力を解放することで耐久性が向上し、補修までの期間を
延長できます。 4
堅牢な構造
耐久性の高い構造により、何度も再生が可能で、極めて過酷な負荷状況にも耐えら
れるため、収益性が向上します。
• ねじり衝撃やねじり力に耐えられるように、
リア・フレームは箱型断面構造となっ
ています。
• ヘビー・デューティ・ステアリング・シリンダ・マウントが効率的にステアリングの負
荷をフレームに伝達します。
• 鋳鉄製のアクスル・ピボット取付け部が応力を分散するため、構造健全性をより
適切に維持できるようになります。
フロント・リンケージ
長い耐用年数と信頼性を確保するために、
リンケージ・ピン接続部には、
自動
給脂システムに接続されたグリース・ピン設計を採用しています。
5
ステアリング/トランスミッション統合コントロール・システム
(STIC™)
方向選択、ギヤ選択、
ステアリングの操作が1本のレバーに統合された
STIC™により、最大限の応答性と操作性を実現します。
• 軽く左右に動かすだけで機械が左右に旋回するため、最小限の動きで操
作できます。
• 指先でギヤを簡単にコントロールできます。
• 操作が容易な一体型コントロールを採用することで、
スムーズで迅速なサ
イクルを実現し、オペレータの疲労を軽減します。
Cat製プラネタリ式パワーシフト・トランスミッション
採掘用途に合わせて設計されたクラス最高のトランスミッションで成功を
お約束します。
• 一体型電子制御により、一貫したスムーズなシフト操作と効率を実現し
ます。
• 熱処理ギヤと冶金手法により、長い耐用年数と信頼性を確保しています。
• お客様の用途に合わせて調整できる、前進3速/後進3速のトランスミッ
ションを採用しています。
Cat 3516B HDエンジン
994Hの耐久性と効率を支えているのは、Cat 3516B HD
エンジンです。16気筒4ストローク設計が最適な性能を
発揮します。
• ターボチャージャとアフタクーラの使用により、オンデ
マンドによる稼動が可能です。
• 高いトルク・ライズ – 32 %のトルク・ライズにより、掘削
時や高リンプル状態での加速時に高いけん引力を発揮
します。
• ロング・ストローク化と低回転特性により、エンジンの耐
用年数を延長しています。
• エンジンを電子制御することで、迅速なエンジン・レス
ポンスを実現しています。
6
パワー・トレーン
さらに強化されたパワーと操作性により、
マテリアルの移動を効率的に行うことができます。
インペラ・クラッチ・トルク・コンバータ
(ICTC)
とリンプル・コントロール・システム
(RCS)
リンプル調整用に先進のICTCおよびRCSを採用することで、
トン当たりコストを低減しています。
• 左ペダルを踏み込んでリンプルを100 %~25 %の範囲で調整することで、
スリップと摩耗を抑えます。
リンプルが25 %に達
した状態で左ペダルをさらに踏み込むと、
ブレーキがかかります。
• RCSにより、油圧の効率を下げることなく、ホイールがスリップする可能性を抑えます。
• ロックアップ・クラッチ・トルク・コンバータによってダイレクト・ドライブが可能になり、特定用途での燃料効率が向上します。
7
油圧システム
生産性を高めることで、
より多くのマテリアルを移動し、
多くの作業に対応することができます。
ポジティブ・フロー・コントロール油圧システム
ポジティブ・フロー・コントロール(PFC、Positive Flow Control)
ハイドロリック・システムにより、効率を高めています。PFCシステ
ムでは、ポンプとバルブを同時にコントロールできます。ポンプ
のコントロールを最適化することで、作業装置のレバーの動きに
比例した量の作動油を流すことができます。
• 994Fと比較して燃費が最大10 %向上しています。
• 4つの電子制御フル可変ピストン・ポンプにより、迅速で生産的
なサイクルを実現しています。
• 油圧レスポンスを改善したことで、バケットの操作性と制御性
が高まっています。
• システムから発生する熱が少なくなり、一貫した性能と効率を
確保しています。
8
電子油圧コントロール装置
作業装置機能のレスポンスが高まったことで、オペレータの生産性が
向上しています。
• 電子制御式油圧シリンダ停止機能により快適に操作できます。
• 使いやすいソフト・ディテント・コントロールを採用しています。
• キャブ内で自動作業装置キックアウトを設定できます。
ステアリング・システム
確実にローダ操作を行うには、994Hのロード・センシング油圧ステア
リング・システムによる緻密な機械制御が不可欠です。
• 可変容量ピストン・ポンプにより効率を高めています。
• 40°
の屈曲旋回により、狭い場所でも正確な位置決めが可能で、積込
みが容易に行えます。
• 一体型のステアリングおよびトランスミッション・コントロール機能
により、オペレータの快適性を高めています。
フィルタ・システム
先進のフィルタ・システムを備えたハイドロリック・システムの性能と
信頼性が向上しています。
• リフト/チルトケース・ドレーン・フィルタ。
• リフト/チルト高圧スクリーン。
• ステアリング・ケース・ドレーン・フィルタ。
• ステアリング高圧スクリーン。
• 油圧ケース・ドレーン・フィルタ。
• フロント・ポンプ・ドライブ給脂フィルタ。
• フロントおよびリア・ブレーキ・オイル・スクリーン。
9
お客様の意見を反映した機能を備えたキャブ内で、
オペレータはさらに
効率的に、いっそう快適に作業できます。
キャブへの乗降
新設計の人間工学に基づく形状により、容易かつ安全にキャブの乗降
が可能です。
• 両側からアクセス可能。
• 折りたたみ式STICステア/アームレスト。
• 傾斜角度が緩やかになった乗降用階段。
Catコンフォート・シリーズIIIシート
Catコンフォート・シリーズIIIシートは、オペレータの快適性を高め、
疲労を軽減します。
• ハイバック設計と非常に厚みのあるコンター式クッション。
• エア・サスペンション・システム。
• 6段階調整が可能なシート・レバーやコントロールが届きやすい
位置に配置されています。
• シート取付けの作業装置ポッドとシートと連動して移動するSTIC
ステア。
• 幅76 mm(3 in)の巻取り式シート・ベルト。
トレーナ用シート
標準トレーニング・シートで安全にオペレータをトレーニングできます。
• 幅76 mm(3 in)の巻取り式シート・ベルト。
• 折りたたみ式設計と成形されたドリンク・トレイおよび収納。
10
運転室
クラス最高のオペレータの快適性と
容易な操作を実現しています。
環境
清潔で快適なキャブ環境により、オペレータの生産性が向上
します。
• ビスカス・キャブ・マウントとシートのエア・サスペンション
により、振動を軽減します。
• 自動温度制御により希望するキャブ温度を維持します。
• 空気清浄機能付き加圧式キャブ。
• 71 dB(A)
まで低減した騒音レベル。
11
テクノロジ・ソリューション
統合された電子システムで
生産性を向上。
994H電子システムは、1台の機械として機能するよう完全に統合されています。
この統合により、本製品はスマート・マシンとなり、
オペレータはさ
らに多くの情報を得られるようになるため、機械とオペレータ双方の生産性が最大限に高まります。
VIMS™ 3G
ペイロード・コントロール・システム
当社では、お客様やオペレータが重要情報管理システム(VIMS™
3G)を活用して最高の生産性を実現できるよう、積極的に取り組ん
できました。
ペイロード・コントロール・システム3.0により、効率を高めます。
• 見やすいアドバイザ・ディスプレイは大型スクリーンを備えてい
ます。
• 強化されたユーザ・インターフェースにより、直観的で容易な
操作が可能です。
• 車両システムの異常や運転状況をオペレータに常に知らせる
ことで、整備時間を短縮します。
オペレータ・プロフィール
オペレータの快適性を確保するには、各個人に合わせた機械の機
能設定が必要です。
アドバイザ・ディスプレイにより、オペレータは
個人プロフィールをすぐに呼び出すことができます。
• アドバイザで最大10件のオペレータ・プロフィールを保存でき
ます。
• カスタマイズしたスクリーン・レイアウトを呼び出すことで、オペ
レータ交代時の段取り時間を短縮します。
12
• 作業中の質量測定により、積載重量をすばやく判断できます。
• 最大1,000台のトラックで25種類のマテリアルを登録し、車両
性能の総合的な記録を正確に作成することができます。
サイクル・タイマ
サイクル・タイマによって機械の性能を向上させ、収益向上に
貢献します。それぞれの積込みセグメント時間を分析し、
より効
率的な運転を支援します。
機能:
• 生産概要
• 機械稼働時間
• 生産サイクル・タイム
• ローダ・ペイロード概要
• 燃料消費概要
Cat MineStar™ System
生産性の向上
Cat MineStar™ Systemは、採掘作業の統合化と可動機器管理技
術において業界随一の幅広いラインアップを誇り、作業のニーズ
に合わせて構成できます。Fleet、Terrain、Health、Commandの各
機能セットには、車両割当てや稼働状態監視から遠隔制御や自立
型制御までのあらゆる管理を行うことができる、
さまざまな技術が
採用されています。994Hは、
これらの高度な技術の多くを活用する
ことができ、
その一部は工場出荷時に標準装備されます。
Fleet
Fleetは、総合的なリアルタイムの機械追跡、割当て、生産性管理
を可能にし、世界中のあらゆる場所からすべての作業の総合的
な概要を把握可能にするシステムです。
Terrain(積込み用)
994Hに搭載されているTerrainは、誘導技術により積込み作業を
緻密に管理します。
これにより、994Hの生産性を高め、
リアルタイ
ムでフィードバックし、効率を向上させます。
Detect
Detectは、オペレータが周囲の状況をより確実に把握するのに役
立ち、作業の安全性を高めます。固定または可動装置周辺への視
界が限られている場合にオペレータを補助するよう設計された、
さまざまな機能を備えています。
Health
Healthは重要なイベントベースの機械の状態と保有車両すべて
の運転データを提供します。
このシステムには、総合的な診断、分
析、報告ツールにより、全体的な機械装置の状態とアセットを監
視する機能が含まれています。
13
安全性
安全性の確保を最優先に。
電動アクセス・システム
Cat電動アクセス・システムは、
リア・プラットフォー
ムへの乗降口を改善することで主要階段へのアク
セスを容易にしています。
• 安全で人間工学に基づいたアクセス・システム。
• 幅広階段の使用時にすべてのオペレータにとって
十分なスペースを確保します。
• オペレータは両側のハンドレールを使って3点で
体を支えることができます。
• プラットフォームはキャブ・レベルまたは地上から
上下に移動できます。
• ローダが運転不能になった場合、乗員は便利な位
置にある緊急開放バルブを使用してすばやく避難
できます。
14
Caterpillar社は、
オペレータやお客様の作業現場で働く人々に安全な
作業環境を提供できるよう、製品の改良を続けています。
機械へのアクセス
• 階段の角度の軽減と拡幅により、994Hに乗降する際の安全性が向
上しています。
• 通路の表面は滑りにくくなっており、整備エリアにはそれぞれ、ロック・
アウト/タグ・アウト・ポイントが組み込まれています。
• ウインドシールド・クリーニング・プラットフォームには、安全かつ容易
にアクセスできます。
• 地上またはプラットフォームからアクセスできる整備エリアを移動す
る際は、常に手足3点支持を保ってください。
• 緊急用避難口が備わっています。
視界
• 標準のプルダウン式ウインドウ・シェードとオプションのヒーテッド・
ミラーによって視界が広がり、運転時の安全性が確保できます。
• Cat Detectおよび障害物検出システム(リアビュー・カメラおよびレ
ーダ)
またはVision(リアビュー・カメラ)オプションにより、機械周辺
の状況をより確実に把握することができます。
• 標準のHIDライトにより、作業現場をはっきり見渡すことができます。
• キャブにはLED警告ビーコンが取り付けられています。
オペレータ環境
• ビスカス・キャブ・マウントとシートのエア・サスペンションにより、オ
ペレータに伝わる振動を軽減します。
• キャブ内の騒音レベルを軽減しています。
• オペレータ・トレーニング用運転席が備わっており、新人オペレー
タのトレーニングを安全に行うことができます。
• 運転席とオペレータ・トレーニング用運転席に76 mm(3 in)の
シート・ベルトを標準装備しています。
15
整備性
整備時間の短縮により、
アップタイムを向上。
ダウンタイムの短縮を念頭に置いて994Hを設計することで、
お客様の成功を支援します。
• 液体類やフィルタの交換間隔を延長。
• 地上やプラットフォームからサービス・ポイントにアクセス
できることやサービス・ポイントを集中させることで、整備
を安全かつ容易に行えるようになっています。
• エンジン・コンパートメントの両側に設置されたスイング
式ドアにより、重要な日常点検ポイントに容易にアクセス
できます。
• エコロジー・ドレーンは、整備を容易にし、
また液体類のこ
ぼれによる環境汚染を防ぎます。
• 集中リモート圧力タップ
• VIMSシステム通知によりダウンタイムが短縮され、オペ
レータや整備者は事前に問題を解決できます。
カスタマ・サポート
Catディーラは、お客様の採掘用機械の生産性
を維持する方法を知っています。
世界に名だたるCatディーラのサポート
頼れるパートナーとして、Catディーラはいつでもお
客様をサポートいたします。
• 予防メンテナンス・プログラムと保証付きメンテナ
ンス契約。
• クラス最高レベルの部品供給体制。
• オペレータ・トレーニングによる効率の改善。
• 正規のCat純正再生部品。
16
持続可能性
環境に対する責任。
環境保護を重視する
994Hの機能は、環境に対する責任に配慮して設計され、構築されています。
• 消費燃料を従来モデルより最大10 %削減し、CO2排出量を最小限に抑えています。
• エンジン・アイドリング停止機能により、不要なアイドリングを避けて燃料を節約します。
• メンテナンス・フリーまたはメンテナンス間隔を延長したバッテリにより環境への廃棄物を削減します。
• 複数のライフサイクルを想定して製造されているCat 994Hは、最も多く再生されている製品の1つです。機械の寿命を最大限に延ばすため
の支援として、Caterpillar社は、Reman(リマン)や認定リビルド・プログラムなど、持続可能性のためのオプションを数多く提供しています。
これらのプログラムでは、再使用コンポーネントまたは再生コンポーネントが40~70 %低い価格で提供されるため、オペレーティング・コ
ストを削減でき、
しかも環境保護にも役立ちます。
• Caterpillar社では、従来モデルの機械で新たな機能を使用するための後付けパッケージも提供しています。
また、Cat Certified Rebuildプ
ログラムを利用された場合、
これらの後付けキットはそのリビルド・プロセスの一部となります。
17
システムの適合効率
効率の高い積込み/運搬システムを実現するには、
最適な組合わせが不可欠です。
標準リフト
785D
789D
4
5
793F
ハイ・リフト
6
7
エクステンデッド・ハイ・リフト*
6
7
スーパー・ハイ・リフト
789Dコール・ボディ
793Fコール・ボディ
6
7
*リンケージが長くなったことで、789および793ロック・ボディおよび一部のコール・ボディの積込みがさらに容易に行えるようになっています。
用途との適合性
標準の994Hは、136メートル・トン(150トン)積載の785に4回の積込みで積み込めます。994Hハイ・リフトおよびエクステンデッド・ハイ・
リフトは、177メートル・トン(195トン)積載の789に6回の積込みで、227メートル・トン(240トン)積載の793に7回の積込みで積み込めま
す。994Hスーパー・ハイ・リフトは、177メートル・トン(195トン)積載の789コール・ボディに6回の積込みで、227メートル・トン(240トン)
積載の793コール・ボディに7回の積込みで積み込めます。
効率的な組合わせ
最短の積込み時間でトラックの積載容量を満たすには、機械の組合わせを最適にして効率の高い積込み/運搬システムを実現することが不
可欠です。Catホイール・ローダをCat採掘用トラックと合わせて使用し、最低限のトン当たりオペレーティング・コストで運搬できるマテリア
ルの量を最大限に増やします。
バケットの選択
適切なバケット幅を選択するには、貫通要件や積込み目標を考慮する必要があります。バケット・サイズは、最適な積込み効率を確保し、
生産性を高めるためにトラックの積載量に合わせて調整されています。
• ナロー・バケット: 幅の狭い5,650 mm(222 in)バケットはCat 785の積込みに最適です。789にも適したサイズです。
• ワイド・バケット: 幅の広い6,220 mm(244 in)バケットはより大型なCat 789の積込みに最適です。793にも適したサイズです。
18
バケット用グランド・エンゲージ・ツール
お客様の投資を保護します。
ご使用のローダの生産性を向上させるには、正しいバケットを選定することが重要です。
こ
の選定プロセスは、積み込まれるマテリアルの密度を知ることから始まります。
そこから、
ご使用の機械の目標定格ペイロードに適したサイズと保護仕様を選定してください。バケ
ット構成や用途に合わせたカスタム・バケットのご相談については、Catディーラにご相談く
ださい。
ヘビー・デューティ・ロック・バケット
用途: 固く締まったピット・マテリアルの正面積込み作業。
このタイプのバケットは、中程
度の摩耗性と大きな衝撃荷重が予想される作業に最適です。
高耐摩耗仕様ロック・バケット
用途: 鉄鉱石の正面積込み作業。
このタイプのバケットは、高い摩耗性と中程度の衝撃荷
重が予想される作業に最適です。
また、
この作業には平坦なフロアが適しています。
石炭用バケット
3
用途: 36 m(47
yd3)– 石炭やその他の低密度/非摩耗性マテリアル。
注記: 用途によっては、非常に摩耗しやすい場合があります。バケット保護を追加すると、馬力荷重の増大や燃料消
費量の増加などにより機械の性能に影響が及び、生産性を低下させる場合があります。
このため、用途に適し
た保護を選択することが重要です。
グランド・エンゲージ・ツール(GET)は、ロー
ダの生産性を高め、バケットに対する投資を
保護します。豊富な知識を持つCatディーラ
がお客様の用途とニーズを理解し、最適な
GETの選択をお手伝いします。Cat GETの詳
細なリストは、http://www.cat.com/getでご
覧になれます。
19
994Hホイール・ローダの仕様
エンジン
トランスミッション
エンジン・モデル
Cat® 3516B HD EUI
トランスミッション・タイプ
Catプラネタリ式パワー・シフト
定格回転数
1,600 rpm
前進1速
7.7 km/h
4.8 mph
総出力 – SAE J1995
1,176 kW
1,577 hp
前進2速
13.2 km/h
8.2 mph
正味出力 – EEC 80/1269
1,092 kW
1,463 hp
前進3速
23.4 km/h
14.5 mph
正味出力 – ISO 9249
1,092 kW
1,463 hp
後進1速
8.2 km/h
5.1 mph
正味出力 – SAE J1349
1,079 kW
1,447 hp
後進2速
14.6 km/h
9.1 mph
内径
170 mm
6.7 in
後進3速
25.6 km/h
15.9 mph
ストローク
215 mm
8.5 in
ダイレクト・ドライブ – 前進1速
ロックアップ無効
排気量
78 L
4,875 in3
ダイレクト・ドライブ – 前進2速
13.7 km/h
1,100 rpm でのピーク・トルク
8,499 N•m
6,289 lb ft
ダイレクト・ドライブ – 前進3速
24 km/h
14.9 mph
トルク・ライズ
32 %
ダイレクト・ドライブ – 後進1速
8.5 km/h
5.3 mph
ダイレクト・ドライブ – 後進2速
13.5 km/h
8.4 mph
ダイレクト・ドライブ – 後進3速
25.6 km/h
16 mph
•表示されている正味出力は、エンジンにファン、エア・クリーナ、
マフラ、
および
オルタネータが装備された状態で、
フライホイール部で得られる出力です。
•正味トルク・ライズ値はSAE J139に適合しています。
•標高3,050 m(10,000 ft)
までは、エンジンの出力レベルを下げる必要はあ
りません。
•走行速度は、
コンバータ・ドライブでの2 %の転がり抵抗と53.5/85-57タイ
ヤを想定したものです。
ハイドロリック・システム – リフト/チルト
運転仕様
運転質量
195,434 kg
430,858 lb
定格ペイロード – 標準
35トン
38トン
定格ペイロード – ハイ・リフト
32トン
35トン
定格ペイロード – エクステンデッド・ハイ・
リフト
32トン
35トン
定格ペイロード – スーパー・ハイ・リフト
32トン
バケット容量
14~36 m
Catトラックとの適合性 – 標準
785、789
35トン
3
Catトラックとの適合性 – ハイ・リフト
789、793
Catトラックとの適合性 – エクステンデッド・
ハイ・リフト
789、793
Catトラックとの適合性 – スーパー・ハイ・
リフト
789、793
アーティキュレーション角度
40 °
20
8.5 mph
18.5~47 yd
3
リフト/チルト・システム – サーキット
ポジティブ・フロー・コント
ロール
リフト/チルト・システム – ポンプ
ピストン(可変容量)
、4基
1,710 rpm での最大フロー(3x)
1,460 L/分
386 gal/分
リリーフ・バルブ設定 – リフト/チルト
32,800 kPa
4,750 psi
シリンダ – リフト/チルト
複動型
リフト・シリンダ – 内径*
318 mm
13 in
リフト・シリンダ – ストローク*
1,705 mm
67.1 in
チルト・シリンダ – 内径*
267 mm
10.5 in
チルト・シリンダ – ストローク*
1,140 mm
44.9 in
リフト/チルト・ポンプ数
4
リフト・シリンダ数
2
チルト・シリンダ数
2
*994Hハイ・リフト・コンフィギュレーション
油圧サイクル・タイム
キャブ
994Hハイ・リフト・サイクル・タイム
ラックバック
5.5秒
上げ
12.2秒
ダンプ
3.3秒
下げ
4.4秒
整備補充容量
フュエル・タンク
3,833 L
1,013 gal
クーリング・システム
490 L
129 gal
クランクケース
271 L
72 gal
トランスミッション
391 L
103 gal
ディファレンシャルおよびファイナル・
ドライブ – フロント
620 L
164 gal
ディファレンシャルおよびファイナル・
ドライブ – リア
620 L
164 gal
ディファレンシャル/ファイナル・ドライブ(1基) 620 L
164 gal
ハイドロリック – リフト/チルト
390 L
103 gal
36 L
9 gal
ハイドロリック・システム – ステアリング・
ブレーキ
(タンク)
208 L
55 gal
ハイドロリック・システム
(タンクを含む)
623 L
165 gal
ハイドロリック・システム – ブレーキ冷却
(タンク)
標準のエア・コンディショニング・シス
テムでは、環境にやさしいR134a冷媒
を使用しています。
キャブ – ROPS/FOPS
SAE J11040 APR88、ISO 3471:2008、
ISO 3471:1994
北米、
ヨーロッパ、
日本では、Catキャブに別体式の転倒時運転者保護構造/
落下物保護構造(ROPS/FOPS)が標準装備されています。
•ROPSはSAE J11040 APR88、ISO 3471:2008およびISO 3471:1994基
準に適合しています。
•FOPSはSAE J231 JAN81およびISO 3449:1992レベルII基準に適合して
います。
騒音に対する性能
•ANSI/SAE J1166 FEB08で規定された作業サイクルに基づいて測定された
オペレータの騒音暴露レベルLeq(等価音圧レベル)は71 dB(A)
です。
これ
はCaterpillar製キャブが適切に取り付けられ、
またメンテナンスされ、
ドアお
よびウィンドウを閉めた状態で試験された時の結果です。
•開放型の運転席やキャブ(適切にメンテナンスがされていない場合、
ドア/
ウィンドウが開いている状態)
で作業を行う場合や、騒音の激しい環境で長
時間作業を行う場合は、聴力保護具が必要になる場合があります。
•標準マシンの周囲音圧レベルは87 dB(A)
です。
これは、SAE J88 FEB06で
規定されている試験手順に従い、中速ギヤで走行している機械を
15 m(49.2 ft)離れた距離から測定した場合の値です。
•動作時の運転者音圧レベルは71 dB(A)
です。
これは、"ISO 6396:2008"を
適用し、密閉したキャブで測定した場合の値です。
ハイドロリック・システム – ステアリング
ステアリング・システム – サーキット 閉
ステアリング・システム – ポンプ
バケット
バケット容量
エア・コンディショニング
14~36 m3
18.5~47 yd3
アクスル
シングル・ホイールの最大変動
677 mm
フロント
固定
リア
トラニオン
オシレーション角度
±10°
26.65 in
1,710 rpm での最大フロー
(6,900 kPa)
(2x)
ピストン(可変容量)
884 L/分
234 gal/分
リリーフ・バルブ設定 –
ステアリング
3,100 kPa
4,500 psi
ステアリング・ポンプ数
2
ブレーキ
ブレーキ
SAE J1473 OCT90、ISO
3450:1992
21
994Hホイール・ローダの仕様
寸法
寸法は全て概算値です。
標準*
ハイ・リフト**
53.5/85-57タイヤ
1 地上から排気筒最上部までの高さ
7,000 mm
23.0 ft
53.5/85-57タイヤ
6,990 mm
22.9 ft
エクステンデッド・
ハイ・リフト**
58/85-57タイヤ
7,010 mm
23.0 ft
スーパー・ハイ・リフト**
58/85-57タイヤ
7,000 mm
23.0 ft
2 地上からROPS最上部までの高さ
6,750 mm
22.1 ft
6,740 mm
22.1 ft
6,750 mm
22.1 ft
6,750 mm
22.1 ft
3 地上からフード最上部までの高さ
4,840 mm
15.9 ft
4,840 mm
15.9 ft
4,850 mm
15.9 ft
4,850 mm
15.9 ft
4 フロント・アクスルの中心線までの高さ
1,830 mm
6.0 ft
1,820 mm
6.0 ft
1,840 mm
6.0 ft
1,830 mm
6.0 ft
5 バンパまでの最低地上高
1,480 mm
4.9 ft
1,480 mm
4.9 ft
1,490 mm
4.9 ft
1,490 mm
4.9 ft
820 mm
2.7 ft
820 mm
2.7 ft
830 mm
2.7 ft
830 mm
2.7 ft
、
ダンプ位置
7 リーチ(最大リフト時)
2,309 mm
7.6 ft
2,764 mm
9.1 ft
2,725 mm
8.9 ft
3,200 mm
10.5 ft
(最大リフト時)
、
8 クリアランス
ダンプ位置
5,578 mm
18.3 ft
6,024 mm
19.8 ft
7,080 mm
23.2 ft
6,773 mm
22.2 ft
(最大リフト)
9 Bピンの中心線までの高さ
8,140 mm
26.7 ft
8,479 mm
27.8 ft
9,535 mm
31.3 ft
10,060 mm
33.0 ft
6 ロア・ヒッチまでの最低地上高
10,933 mm
35.9 ft
10,983 mm
36.0 ft
12,038 mm
32.9 ft
13,849 mm
45.4 ft
11 リア・アクスルの中心線からバンパまで
10 バケットまでの最大高(最大リフト)
4,560 mm
15.0 ft
4,560 mm
15.0 ft
4,560 mm
15.0 ft
4,560 mm
15.0 ft
12 フロント・アクスルの中心線からリア・
アクスルの中心線まで
(ホイール・
ベース)
6,400 mm
21.0 ft
6,400 mm
21.0 ft
6,400 mm
21.0 ft
6,400 mm
21.0 ft
(機械
13 バンパからバケットの先端まで
全長)
、地上位置
16,877 mm
55.4 ft
17,521 mm
57.5 ft
18,408 mm
60.4 ft
18,916 mm
62.1 ft
3
*19 m(25
yd3)の222 inバケットが装備された標準機械。
3
yd3)の245 inバケットが装備されたハイ・リフトおよびエクステンデッド・ハイ・リフト機械。
**18 m(23.5
3
yd3)の256 inバケットが装備されたスーパー・ハイ・リフト機械。
***36 m(47
22
バケット容量/マテリアル密度選択ガイド
標準リンケージ
マテリアル密度
kg/m
lb/yd
メートル・トン/m
1,720~1,898
2,900~3,200
1,898~2,135
3,200~3,600
2,135~2,432
3,600~4,100
3
3
バケット容量
トン/yd
m
yd3
1.72~1.90
1.45~1.60
19
24.5
1.90~2.14
1.60~1.80
17
22.5
2.14~2.43
1.80~2.05
15
19.5
トン/yd
m
yd3
3
3
3
ハイ・リフト/エクステンデッド・ハイ・リフト/スーパー・ハイ・リフト
マテリアル密度
バケット容量
kg/m
lb/yd
メートル・トン/m
1,601~1,780
2,700~3,000
1.60~1.78
1.35~1.50
19
24.5
1,780~1,958
3,000~3,300
1.78~1.96
1.50~1.65
17
22.5
1,958~2,136
3,300~3,600
1.96~2.14
1.65~1.80
15
19.5
3
3
3
3
3
23
994Hホイール・ローダの仕様
運転仕様 – 標準リフト
53.5/85-57 76PR FS L-5タイヤ装備の機械については、別の表で他のタイヤ・サイズをご確認ください。
バケットのタイプ
グランド・エンゲージ・ツール
岩石用
石炭用
ツースおよびセグメント
ツースおよび
セグメント
カッティング・エッジのタイプ
スペード
バケット部品番号(グループ・レベル)
ストレート
257-3682
257-3684
257-3686
251-4560
257-3690
257-3692
バケット定格荷重
kg
lb
34,473
76,000
34,473
76,000
34,473
76,000
34,473
76,000
34,473
76,000
34,473
76,000
定格容量
m3
yd3
15.0
19.5
17.0
22.5
19.0
25.0
18.0
23.5
19.0
25.0
32.0
41.9
平積み容量 – ISO
m3
yd3
12.0
16.0
14.0
18.5
15.0
19.6
14.5
19.0
15.0
19.6
27.0
35.3
バケット全幅
mm
ft
5,640
18.5
5,640
18.5
5,640
18.5
6,200
20.3
6,200
20.3
6,200
20.3
45°
ダンプでのクリアランス
(ツース先端まで)
mm
ft
5,786
19.0
5,685
18.6
5,578
18.3
5,685
18.6
5,578
18.3
5,651
18.5
45°
ダンプでのリーチ(ツース先端まで)
mm
ft
2,101
6.9
2,203
7.2
2,309
7.6
2,203
7.2
2,309
7.6
2,365
7.8
リーチ(アームが水平でバケットが同じ高さにあるとき)
mm
ft
4,955
16.3
5,099
16.7
5,249
17.2
5,099
16.7
5,249
17.2
5,238
17.2
掘削深さ
(セグメント)
mm
ft
86
0.28
86
0.28
86
0.28
86
0.28
86
0.28
86
0.28
全長 – バケットを地面に置いたとき
mm
ft
16,583
54.4
16,727
54.9
16,877
55.4
16,727
54.9
16,877
55.4
16,865
55.3
全高
mm
ft
10,740
35.2
10,887
35.7
10,933
35.9
10,643
34.9
10,658
35.0
11,867
38.9
回転半径 – コーナ、SAE運搬位置
mm
ft
12,930
42.4
12,704
41.7
12,742
41.8
12,965
42.5
13,002
42.7
13,073
42.9
転倒荷重 – 直進時
kg
lb
136,670
301,306
135,804
299,397
134,014
295,451
133,412
294,124
131,997
291,003
134,864
297,324
転倒荷重 – 直進時*
kg
lb
125,026
275,634
123,991
273,353
122,211
269,429
121,834
268,597
120,455
265,558
122,263
269,543
転倒荷重 – アーティキュレート40°
kg
lb
118,039
260,232
117,146
258,262
115,435
254,490
114,873
253,251
113,553
250,341
116,104
255,966
転倒荷重 – アーティキュレート40°
kg
lb
102,998
227,072
101,869
224,582
100,157
220,808
99,906
220,254
98,623
217,425
99,738
219,884
掘削力 – SAE定格
kN
lb-f
1133.0
254,700
1054.7
237,117
985.2
221,485
1059.9
238,269
995.3
223,752
974.0
218,954
運転質量
kg
lb
195,565
431,146
196,225
432,602
197,305
434,983
197,525
435,468
198,255
437,077
198,695
438,047
*タイヤの扁平化を含む(53.5/85-57、タイヤ圧724 kPa/105 psi時)。
24
タイヤ・サイズによる標準リフト仕様の変更点
寸法変更
50/80-57
52/80-57
55/80R57
53.5/85-57
58/85-57
ダンプ・クリアランス45°
mm
in
-136
-5
-143
-6
-89
-4
0
0
-2
-0.1
リーチ(角度45°
の場合)
mm
in
+118
+5
+143
+6
+68
+3
0
0
-15
-0.6
リーチ(アームが水平方向)
mm
in
+118
+5
+143
+6
+68
+3
0
0
-15
-0.6
掘削深さ
mm
in
+136
+5
+143
+6
+89
+4
0
0
+2
+0.1
全長
mm
in
+105
+4
+111
+4
+70
+3
0
0
+2
+0.1
全高
mm
in
-136
-5
-143
-6
-89
-4
0
0
-2
-0.1
全幅
mm
in
+5,305
+209
+5,302
+209
+5,509
+217
+5,460
+215
+5,524
+217.5
重量変更
50/80-57
52/80-57
55/80R57
53.5/85-57
58/85-57
転倒荷重 – 直進時
kg
lb
-4,206
-9,273
-3,323
-7,326
+231
+509
0
0
+325
+717
転倒荷重 – フル・ターン40°
kg
lb
-3,715
-8,190
-2,934
-6,468
+44
+97
0
0
+287
+633
運転質量
kg
lb
-5,388
-11,878
-4,256
-9,383
+64
+141
0
0
+416
+917
25
994Hホイール・ローダの仕様
運転仕様 – ハイ・リフト
53.5/85-57 76PR FS L-5タイヤ装備の機械については、別の表で他のタイヤ・サイズをご確認ください。
バケットのタイプ
グランド・エンゲージ・ツール
岩石用
石炭用
ツースおよびセグメント
ツースおよび
セグメント
カッティング・エッジのタイプ
スペード
バケット部品番号(グループ・レベル)
ストレート
257-3682
257-3684
257-3686
251-4560
257-3690
257-3692
バケット定格荷重
kg
lb
31,752
70,000
31,752
70,000
31,752
70,000
31,752
70,000
31,752
70,000
31,752
70,000
定格容量
m3
yd3
15.0
19.5
17.0
22.5
19.0
25.0
18.0
23.5
19.0
25.0
32.0
41.9
平積み容量 – ISO
m3
yd3
12.0
16.0
14.0
18.5
15.0
19.6
14.5
19.0
15.0
19.6
27.0
35.3
バケット全幅
mm
ft
5,640
18.5
5,640
18.5
5,640
18.5
6,200
20.3
6,200
20.3
6,200
20.3
45°
ダンプでのクリアランス
(ツース先端まで)
mm
ft
6,126
20.1
6,024
19.8
5,918
19.4
6,024
19.8
5,918
19.4
5,990
19.7
45°
ダンプでのリーチ(ツース先端まで)
mm
ft
2,663
8.7
2,764
9.1
2,871
9.4
2,764
9.1
2,871
9.4
2,926
9.6
リーチ(アームが水平でバケットが同じ高さにあるとき)
mm
ft
5,595
18.4
5,739
18.8
5,889
19.3
5,739
18.8
5,889
19.3
5,878
19.3
掘削深さ
(セグメント)
mm
ft
206
0.68
206
0.68
206
0.68
206
0.68
206
0.68
206
0.68
全長 – バケットを地面に置いたとき
mm
ft
17,377
57.0
17,521
57.5
17,671
58.0
17,521
57.5
17,671
58.0
17,659
57.9
全高
mm
ft
11,080
36.4
11,227
36.8
11,273
37.0
10,983
36.0
10,998
36.1
12,207
40.0
回転半径 – コーナ、SAE運搬位置
mm
ft
13,214
43.4
12,993
42.6
13,030
42.8
13,249
43.5
13,285
43.6
13,346
43.8
転倒荷重 – 直進時
kg
lb
113,740
250,754
112,933
248,974
111,348
245,481
110,772
244,211
109,568
241,556
111,922
246,745
転倒荷重 – 直進時*
kg
lb
104,491
230,363
103,557
228,303
101,971
224,808
101,562
223,905
100,377
221,293
101,958
224,780
転倒荷重 – アーティキュレート40°
kg
lb
97,549
215,058
96,713
213,215
95,185
209,846
94,648
208,662
93,513
206,161
95,594
210,749
転倒荷重 – アーティキュレート40°
kg
lb
85,519
188,538
84,502
186,294
82,962
182,899
82,661
182,236
81,544
179,773
82,547
181,985
掘削力 – SAE定格
kN
lb-f
1090.5
245,143
1014.7
228,112
947.4
212,991
1019.4
229,163
957.1
215,167
935.9
210,405
運転質量
kg
lb
198,300
437,175
198,960
438,631
200,040
441,012
200,260
441,497
200,990
443,106
201 430
444,076
*タイヤの扁平化を含む(53.5/85-57、タイヤ圧724 kPa/105 psi時)。
26
タイヤ・サイズによるハイ・リフト仕様の変更点
寸法変更
50/80-57
52/80-57
55/80R57
53.5/85-57
58/85-57
ダンプ・クリアランス45°
mm
in
-136
-5
-143
-6
-89
-4
0
0
-2
-0.1
リーチ(角度45°
の場合)
mm
in
+118
+5
+143
+6
+68
+3
0
0
-15
-0.6
リーチ(アームが水平方向)
mm
in
+118
+5
+143
+6
+68
+3
0
0
-15
-0.6
掘削深さ
mm
in
+136
+5
+143
+6
+89
+4
0
0
+2
+0.1
全長
mm
in
+90
+4
+94
+4
+59
+2
0
0
+1
+0.0
全高
mm
in
-136
-5
-143
-6
-89
-4
0
0
-2
-0.1
全幅
mm
in
+5,305
+209
+5,302
+209
+5,509
+217
+5,460
+215
+5,524
+217.5
重量変更
50/80-57
52/80-57
55/80R57
53.5/85-57
58/85-57
転倒荷重 – 直進時
kg
lb
-3,674
-8,100
-2,902
-6,398
+44
+97
0
0
+284
+626
転倒荷重 – フル・ターン40°
kg
lb
-3,244
-7,152
-2,653
-5,849
+39
+86
0
0
+250
+551
運転質量
kg
lb
-5,388
-11,878
-4,256
-9,383
+64
+141
0
0
+416
+917
27
994Hホイール・ローダの仕様
運転仕様 – エクステンデッド・ハイ・リフト
58/85-57 84PR L-4タイヤ装備の機械については、別の表で他のタイヤ・サイズをご確認ください。
バケットのタイプ
グランド・エンゲージ・ツール
岩石用
石炭用
ツースおよびセグメント
ツースおよびセグ
メント
カッティング・エッジのタイプ
スペード
バケット部品番号(グループ・レベル)
ストレート
257-3682
257-3684
257-3686
251-4560
257-3690
257-3692
バケット定格荷重
kg
lb
31,752
70,000
31,752
70,000
31,752
70,000
31,752
70,000
31,752
70,000
31,752
70,000
定格容量
m3
yd3
15.0
19.5
17.0
22.5
19.0
25.0
18.0
23.5
19.0
25.0
32.0
41.9
平積み容量 – ISO
m3
yd3
12.0
16.0
14.0
18.5
15.0
19.6
14.5
19.0
15.0
19.6
27.0
35.3
バケット全幅
mm
ft
5,640
18.5
5,640
18.5
5,640
18.5
6,200
20.3
6,200
20.3
6,200
20.3
45°
ダンプでのクリアランス
(ツース先端まで)
mm
ft
7,182
23.6
7,080
23.2
6,974
22.9
7,080
23.2
6,974
22.9
7,046
23.1
45°
ダンプでのリーチ(ツース先端まで)
mm
ft
2,623
8.6
2,725
8.9
2,831
9.3
2,725
8.9
2,831
9.3
2,887
9.5
リーチ(アームが水平でバケットが同じ高さにあるとき)
mm
ft
6,330
20.8
6,474
21.2
6,624
21.7
6,474
21.2
6,624
21.7
6,613
21.7
掘削深さ
(セグメント)
mm
ft
106
0.35
106
0.35
106
0.35
106
0.35
106
0.35
106
0.35
全長 – バケットを地面に置いたとき
mm
ft
18,264
59.9
18,408
60.4
18,558
60.9
18,408
60.4
18,558
60.9
18,546
60.8
全高
mm
ft
12,136
39.8
12,283
40.3
12,329
40.4
12,038
39.5
12,054
39.5
13,263
43.5
回転半径 – コーナ、SAE運搬位置
mm
ft
13,689
44.9
13,486
44.2
13,531
44.4
13,732
45.1
13,776
45.2
13,864
45.5
転倒荷重 – 直進時
kg
lb
101,931
224,719
101,019
222,708
99,492
219,343
99,111
218,503
97,982
216,013
99,303
218,925
転倒荷重 – 直進時*
kg
lb
97,617
215,207
96,620
213,010
95,082
209,620
94,812
209,024
93,683
206,536
94,495
208,326
転倒荷重 – アーティキュレート40°
kg
lb
86,490
190,677
85,569
188,647
84,095
185,397
83,729
184,591
82,662
182,239
83,825
184,801
転倒荷重 – アーティキュレート40°
kg
lb
78,963
174,084
77,913
171,768
76,422
168,481
76,225
168,047
75,161
165,701
75,570
166,604
掘削力 – SAE定格
kN
lb-f
1,047.0
235,382
973.8
218,914
908.8
204,315
978.0
219,860
918.1
206,399
897.1
201,673
運転質量
kg
lb
205,728
453,552
206,388
455,008
207,468
457,388
207,688
457,874
208,418
459,483
208,858
460,453
*タイヤの扁平化を含む(58/85-57、タイヤ圧724 kPa/105 psi時)。
28
タイヤ・サイズによるエクステンデッド・ハイ・リフト仕様の変更点
寸法変更
50/80-57
52/80-57
55/80R57
53.5/85-57
58/85-57
ダンプ・クリアランス45°
mm
in
-134
-5
-141
-6
-87
-3
+2
+0.08
0
0
リーチ(角度45°
の場合)
mm
in
+133
+5
+158
+6
+83
+3
+15
+1
0
0
リーチ(アームが水平方向)
mm
in
+133
+5
+158
+6
+83
+3
+15
+1
0
0
掘削深さ
mm
in
+134
+5
+141
+6
+87
+3
-2
-0.08
0
0
全長
mm
in
+89
+4
+93
+4
+58
+2
-1
-0.04
0
0
全高
mm
in
-134
-5
-141
-6
-87
-3
+2
+0.08
0
0
全幅
mm
in
+5,305
+209
+5,302
+209
+5,509
+217
+5,460
+215
+5,524
+217.5
重量変更
50/80-57
52/80-57
55/80R57
53.5/85-57
58/85-57
転倒荷重 – 直進時
kg
lb
-3058
-6,742
-2462
-5,428
-185
-408
-219
-483
0
0
転倒荷重 – フル・ターン40°
kg
lb
-2,700
-5,952
-2,174
-4,793
-163
-359
-193
-425
0
0
運転質量
kg
lb
-5,804
-12,796
-4,672
-10,300
-352
-776
-416
-917
0
0
29
994Hホイール・ローダの仕様
運転仕様 – スーパー・ハイ・リフト
58/85-57 84PR FS L-4タイヤおよび石炭用バケットだけが装備された機械
バケットのタイプ
石炭用
カッティング・エッジのタイプ
スペード
バケット部品番号(グループ・レベル)
241-9682
バケット定格荷重
kg
lb
31,752
70,000
定格容量
m3
yd3
36.0
47.0
平積み容量 – ISO
m3
yd3
30.0
39.5
バケット全幅
mm
ft
6,500
21.3
45°
ダンプでのクリアランス
(ツース先端まで)
mm
ft
7,296
23.9
45°
ダンプでのリーチ(ツース先端まで)
mm
ft
3,400
11.2
リーチ(アームが水平でバケットが同じ高さにあるとき)
mm
ft
7,557
24.8
掘削深さ
(セグメント)
mm
ft
339
1.1
全長 – バケットを地面に置いたとき
mm
ft
19,526
64.1
全高
mm
ft
14,372
47.2
回転半径 – コーナ、SAE運搬位置
mm
ft
14,262
46.8
転倒荷重 – 直進時
kg
lb
88,277
194,617
転倒荷重 – 直進時*
kg
lb
84,025
185,243
転倒荷重 – アーティキュレート40°
kg
lb
73,683
162,443
転倒荷重 – アーティキュレート40°
kg
lb
66,451
146,499
掘削力 – SAE定格
kN
lb-f
693.0
155,793
運転質量
kg
lb
213,823
471,399
*タイヤの扁平化を含む(58/85-57、タイヤ圧724 kPa/105 psi時)。
30
994Hの標準装備
標準装備
標準装備はこれと異なる場合があります。詳細については、Catディーラにお問い合わせください。
電気系統
• 後進警報アラーム
• デュアル・オルタネータ
(80 A)
• ドライ・バッテリ
• コンバータ
(10/15 A、24 Vから12 V)
• 照明システム
(ハロゲン、作業灯、
アクセスおよびサービス・
プラットフォーム照明)
• HID作業灯
• 始動および充電システム、24 V
• 緊急時始動用スタータ・ソケット
• スタータ・ロックアウト
(バンパ)
• トランスミッション・ロックアウト
(バンパ)
オペレータ環境
• アドバイザ・ディスプレイは運転情報をリアルタイムで表示し、
オペレータ設
定を調整してカスタマイズできます。
• エアコン
• Cat Detectビジョン、
リア・ビュー・カメラ・システム
• キャブ(騒音抑制および加圧式、別体式車外転倒時運転者保護構造
(ROPS/FOPS))
、娯楽用ラジオ対応(アンテナ、
スピーカ、
コンバータ
(12‑
V、5 A))
、電源ソケット
• ライタ、灰皿
• コート・フック
• コントロール装置(リフト/チルト機能)
• ヒータ、
デフロスタ
• エア・ホーン
• 計器、
ゲージ類
– クーラント温度
– エンジン作動時間メータ
– 作動油温度
– パワー・トレーン・オイル温度
• キャブ車内灯
• ランチボックス、飲料容器ホルダ
• リアビュー・ミラー(車外取付け)
• リンプル・コントロール・システム
• サン・スクリーン
• Catコンフォート・クロス・シート
(エア・サスペンション付き、
6ウェイ調整機能)
• トレーナ・シート
(ラップ・ベルト付き、76 mm(3 in)幅)
• 巻取り式シート・ベルト
(76 mm(3 in)幅)
• STIC™コントロール・システム
• 着色ガラス
• トランスミッション・ギヤ・インジケータ
• 重要情報管理システム
(VIMS™)
およびアドバイザ・ディスプレイ: 外部デー
タ・ポート、
カスタマイズ対応オペレータ・プロフィール、サイクル・タイマ、一
体型ペイロード・コントロール・システム
• 湿式アーム・ワイパ/ウォッシャ
(フロントおよびリア)
– フロントおよびリア・ワイパ(間欠式)
パワー・トレーン
• ブレーキ、
オイル冷却式、マルチディスク、サービス/セカンダリ
• ケース・ドレーン・フィルタ
• クランクケース・ガード
• ドライブライン・パーキング・ブレーキ
• エンジン、3516B HD EUI(SCAC)
ディーゼル、
ターボチャー
ジャ/アフタクーラ付き
• エンジンの予潤滑
• フュエル・プライミング・ポンプ(電動)
• 地上からエンジン・シャットオフが可能
• エンジン・エア・インテイク・プレクリーナ
(上部フード)
• 次世代モジュラ・ラジエータ
(NGMR)
– パワー・トレーン・オイル・クーラ
(2)空冷式、
(2)水冷式
• セコンダリ・ステアリング
• 始動補助装置(エーテル、
自動)
• スロットル・ロック
(電子式)
• トルク・コンバータ
(LUC、
リンプル・コントロール・システム付きインペラ・ク
ラッチ式(ICTC))
• トランスミッション(プラネタリ式パワーシフト、3F/3R、電子制御)
その他
• エア・タンク、ECC規制に準拠(EN286)
• エア・ライン・ドライヤ
• 自動バケット・リフト・キックアウト/ポジショナ
• 自動潤滑システム
• 機械の基本価格には、
リム相当額が含まれる
• ブロワー・ファン
• カップリング(Cat Oリング・フェース・シール)
• サービス・アクセス・ドア
(ロッキング)
• エンジン、
ラジエータ、ハイドロリック・タンク、
ステアリングおよびブレーキ・
タンク、
ブレーキ冷却タンク用のエコロジー・ドレーン
• エンジン・オイル交換システム
(高速、Wiggins)
• 高速充填フュエル・システム
(Shaw-Aero)
• フロント通路
• フュエル・タンク、3,833 L(1,013 gal)
• ドローバ・ヒッチ(ピン付き)
• ホース、Cat XT™
• ハイドロリック・システム
(ステアリングおよびブレーキ・フィルタ/スクリー
ニング・システム)
• マフラ
(4)
• オイル・サンプリング・バルブ
• -34 °
C(-29 °
F)
までの環境で凍結防止性能を有するエクステンド・ライフ・
クーラントの50 %混合液
• キャブおよびサービス・プラットフォームへのリア・アクセス
• ロード・センシング・ステアリング
• 補助ステアリング・システム
• トー・キック
• 盗難防止キャップロック
• Wigginsサービス・センタ
31
994Hのオプション装備品
オプション装備
運転質量には多少の変化があり、オプション装備品は異なる場合があります。詳細については、Catディーラにお問い合わせください。
パワー・トレーン
• 不凍液(-50 °
C(-58 °
F)
まで)
• エンジン・オイル再生システム
• タービン・プレクリーナ
• Rockfordラジエータ・ファン
電気系統
• LED警告ストロボ
• パワー・コンバータ
オペレータ環境
• キャブ・プレクリーナ
• AM/FM/CD/MP3ラジオ
• 衛星Siriusラジオ
(Bluetooth付き)
32
車両制御およびガイダンス
• Cat Terrain対応
予備リム
• 914 mm(36 in)予備リム
• 1,118 mm(44 in)予備リム
• 1,194 mm(47 in)予備リム
その他のアタッチメント
• フロントおよびリア・ローディング・フェンダ
994Hの必須アタッチメント
必須アタッチメント
各グループから1つを選んでください。必須装備品とオプション装備品は異なる場合があります。詳細についてはCatディーラにお問い合わ
せください。
リンケージ
• 標準
• ハイ・リフト
• エクステンデッド・ハイ
• スーパー・ハイ
始動システム
• Ingersoll Randエア・スタート
• TDIエア・スタート
• 電動始動
電気系統
• Product Linkなし
• Product Link(衛星通信)
オペレータ環境
• 標準仕様ガラス
• ラバー・マウント・ガラス
• 標準シート
• ヒータ付きシート
• 標準ミラー
• ヒーテッド・ミラー
• 乗降用ステップ
• 電動乗降
• ビジョン・ディスプレイ
• Cat Detect(物体検出)
フュエル・システム
• フュエル・ライン・ヒータ
(削除)
• 寒冷時始動
リム
• 914 mm(36 in)
(36×57)
• 1,118 mm(44 in)
(44×57)
• 1,194 mm(47 in)
(47×57)
33
メモ
34
35
Cat製品、ディーラのサービス、各業界向けソリューションの詳細について
は、 www.cat.comをご覧ください。
© 2013 Caterpillar Inc.
All rights reserved
この製品に使用される材料および仕様は、予告なしに変更されることがありま
す。写真の機械には、 オプションの装置が装備されている場合があります。利用
可能なオプションについては、Catディーラにお問い合わせください。
CAT、CATERPILLAR、SAFETY.CAT.COM、それらの各ロゴ、"Caterpillar Yellow"お
よび "Power Edge"のトレード・ドレスは、
ここに記載されている企業および製品
と同様に、Caterpillar社の 商標であり、許可なく使用することはできません。
AJHQ6739-02(02-2013)
(翻訳版: 08-2013)
AJHQ6739-01の改訂版