レッドランズ大学[アメリカ] レッドランズ大学[アメリカ] University of Redlands レッドランズ大学 ■所在地 1200 East Colton Ave., Redlands, CA 92373-0999, U.S.A. ホームページ:http://www.redlands.edu/ 沿 革 特 色 宿 泊 生 活 条 件 留 学 時 期 主な対象学部 外国語学部:学部留学 ロサンゼルスから東へおよそ100キロに位置する。バプティスト派の人々によって1907年に創 立された私立大学。学生数は約4,400名。本学との交流は1975年に始まり、交換留学制度に よる両大学の在学生や教員の交流が続いている。また毎年レッドランズから日本語専攻の学 生訪日団が本学を訪れるなど、短期的な交流も行っている。 レッドランズ大学の正規の授業科目が全て履修可能。留学した年次・各自の選択によって履 修科目および認定科目が異なる。教養学部には語学、文学をはじめ、自然、社会等の40以上の学 科がある。音楽・演劇など芸術系の授業や学生活動が大変盛んである。授業料免除制度がある (1 ~2名、1年間)。 キャンパス内の寮に入る。 レッドランズ大学の学生との相部屋。男女混合寮、男子寮、女子寮と 分かれていて、希望できる。 ロサンゼルスから車で2時間弱の距離にあり、 自然環境・治安は抜群に良い。 ディズニーランド (車 で1時間) の他に、 パームスプリングスにも近い。歩いて20分位の所に、食料品店、 もう少し歩くと、 映画館と小さなショッピングモール、レッドランズのダウンタウンに行ける。 レッドランズ市内に出か ける時は、キャンパスからシャトルバスが出ていて、電話で頼むことができ、無料で送迎してくれるの でとても便利。 教室棟 寮 英語専攻専任教員の推薦が必要。TOEFL(ITP)500点(iBT61点)以上。 2年次または3年次第2学期から1年間。 構内 留学体験記 外国語学部英語コミュニケーション専攻 2013年留学 宗石 風太 初めての海外での 1 年間を振り返りたいと思います。本学からは年 間1名の留学生しかいない環境で、見知らぬ異文化の人たちとやって いけるのか不安もたくさんありました。しかし、どうしてもこのレッ ドランズ大学に行き、自分を磨きたい、成長させたいという気持ちが 強くあったのでこの大学にしました。困難等も多々ありましたが、何 とか乗り越え、語学力だけではなく、異なった環境に適応する能力な ども身に着けることができたと思います。 2013 年 8 月下旬、初めて降り立った地で、ワクワク感より緊張の 方が勝っていたことを鮮明に覚えています。現地の学生と同じ授業を 履修するという留学だったので、現地のアドバイザーの方にそんなに 難しくない授業を紹介していただきましたが、全授業かなり難しかっ 19 たです。今まで自分は何をやってきたのだろうと挫折してしまいまし た。授業中 80 分間日本人で英語を十分に喋れないのは自分だけで、授 業中のディスカッションには耳を傾けることしかできませんでした。 誰かに相談しようにもまだそんな相手はいなかったので、本当に辛 かったです。しかし、麗澤大学を代表して留学に来ているという気持ち が自分を励まし、踏ん張らせてくれました。履修した授業は、宗教、映 画、ライティング、中国語と幅広く、今まで経験したことのない授業を 取ることができ新鮮でした。 毎日図書館に通う生活でしたが、前期を終えて冬休みに入り、やっと 落ち着ける時間を作ることができました。この冬休みが留学期間中で 一番濃く、アメリカに留学に来たのだなと思えるものでした。休みは 1 ヶ月近くあり、学生寮も閉鎖するということだったので、ルームメイ トの実家にホームステイさせていただきました。彼の実家はカルフォ ルニア州の州都・サクラメントにあり、レッドランズより北に車で9 時間程度の場所に位置しているところでした。同じ州なのに遠く、こ んなに天候は変わるのかと思うくらいすごく寒かったです。また、サ クラメントからサンフランシスコまでは車で約2時間で行くことが でき、観光にも連れて行ってもらいました。世界的に有名な Golden Gate Bridge でホストファミリーと写真を撮ったり、ゆっくりとした 時間を過ごせました。また、サンフランシスコには彼の祖父母の家が あり、そこで毎年行っているというクリスマスパーティーにも参加さ せていただきました。家の中に置いていたクリスマスツリーの大き さ、その下に置かれたプレゼントの数には驚きました。僕もホスト ファミリー、親戚の方々からクリスマスプレゼントを頂き、また夕食 は伝統的なクリスマスディナーをご馳走していただき、アメリカ流ク リスマスを存分に体験しました。 とても楽しかった冬休みが明けて、後期に突入しました。前期と異 なる科目を履修したかったので、ネイティブアメリカンの文化・歴史 といった授業を取りました。前期は授業についていくだけで大変でし たが、後期は英語の速さ、言い回しに慣れたお蔭か比較的楽に取り組 めました。前期、後期共に、友人、教授の方々に助けてもらい全単位取 得することができました。 授業やホームステイに加えて、アメリカの名所を数多く旅行したこ ともかけがえのない思い出であり、留学の大事な一コマだったと思い ます。後期の授業終了後には 1 ヶ月ほどかけて、アメリカ東海岸のボ ストン、ニューヨーク、オーランド、マイアミを旅しました。州によっ て、街の雰囲気がそれぞれ違い別の国々を旅しているかの様でした。 今回の留学では、大学での勉学以外にも、アメリカの文化や慣習な ども学び、経験できたので大変有意義なものでした。正直辛い1年間 でしたが、あの時に行っておいてよかったと将来思えるような留学 だったと思います。 20
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