天浜線サポーターズクラブは…

天浜線サポーターズクラブ情報紙
2010.10.30 号
人と地域と時代をつなぐ
天浜線サポーターズクラブは…
一人ひとりがその真情に基づいて
天竜浜名湖鉄道を盛り立て、支えていく市民組織です
○ 「地域」の貴重な財産である天浜線の維持発展を支援します
○ 「地域」の魅力を再認識し、さらに磨き上げていきます
○ 会員相互の協力と連携の絆を創造し、「地域」の活力を育ん
でいきます
○ 趣旨に賛同する幅広い方々の参加をお誘いします
新規会員の勧誘にぜひご協力をお願いします
=特集=
地域の、地域による、地域のためのローカル鉄道…
天浜線を応援し、天浜線を地域づくりに活かす
国鉄分割民営化の国策に伴って、旧国鉄二俣線を引き継ぎスタ
ートした天浜線。鉄道としての存続に熱意と信念で取り組まれた先人
たちの努力によって、現在の天浜線がある。
以来 20 余年、天浜線は、時代のめまぐるしい変化にもまれながら
その役割を果たしてきた。会社の経営努力、国や行政の支援とともに、
多くの人々の理解と応援がこれを支えてきたことを、改めて、感謝の
念を持って強調しておきたい。
現在も、沿線を中心に各地で、天浜線を応援し、天浜線を地域
のアイデンティティの基盤として地域づくりに活かそうと活動する熱い
人々がいる。
○ 遠江一宮駅夢づくりの会(森町)
~朝市、コンサートなど駅舎を拠点に地域づくり
駅を地域の賑わいの拠点として復活させようと熱心に活動する
「遠江一宮駅夢づくりの会」。
これまで、木製大型駅看板のリニューアルや駅舎の塗装などの
環境美化活動、駅の待合室を会場とした写真と俳句のコラボ展示や全
線開業70 周年を記念した企画展、駅前広場でのコンサートなど、周辺
住民を巻き込んださまざまな事業を展開してきた。
現在も、定期的に地場産品の「まちあい朝市」を設けるなど、駅の
可能性を存分に活かしながら、豊かなアイデアと抜群の行動力で、
地域の賑わいづくりに取り組んでいる。
駅前コンサート(2010.5.30)
まちあい朝市(2010.7.4)
待合室での企画展示・俳句写真展(2009.7.4)
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地域の、地域による、地域のためのローカル鉄道…
天浜線を応援し、天浜線を地域づくりに活かす
○ ポッポ屋原谷会(掛川市)
~天浜線駅舎を地元の小学生が清掃活動
原谷駅の木造駅舎は、旧国鉄二俣線の一部開業に合わせ、昭和 10 年3月に建設された歴史ある建物。
かつては職員宿舎などもあり、二俣線の中核的な駅のひとつとして、地域の賑わいの中心であった。
地元有志で結成した地域活性隊「ポッポ屋原谷会」は、駅の旧駅務室を拠点に、駅の環境整備やイルミ
ネーション、郷土の勉強会、文化活動、親睦旅行などのさまざまな地域コミュニティ活動や賑わいづくりに
熱心に取り組んでいる。
9月9日(木)には、掛川市立原谷小学校3年生の児童 29 人が、原谷駅で駅舎の清掃活動を行い、窓ガラ
スや木製ベンチの雑巾がけなどをして駅への感謝の気持ちを表した。また、ポッポ屋原谷会が待合室などに
展示した写真や郷土史資料などを見学し、地域の歴史を知る機会となった。
会では、11 月 12 日(金)に、カラオケ列車の旅を計画。また、クリスマスのイルミネーションを企画してい
る。
○ 宮口まちおこしの会(浜松市浜北区)
~歴史文化のまちづくりと駅の環境整備
宮口まちおこしの会は、庚申寺など地域の文化的・歴史的資
源の再発見や活用を通じて、地域の魅力を高めようとさまざまな
活動をしているグループ。
メンバーにはサポーターズクラブの会員も多く加入しており、地
元の宮口駅で、花壇やプランターの植え替え作業やホームの清
掃などの環境整備を行ったほか、来年は駅舎の塗装整備や案内
板の整備を計画し
ている。
また、花の舞新酒
味見会などの地域
イベントに会員一丸
となって参画し、熱
心にまた、楽しく、
地域の賑わいづくり
に取り組んでいる。
今年も花の舞新酒味見会で大活躍(2010.10.24)
宮口駅での環境美化活動(2010.6.13)
○ レールフレンド…森町戸綿町内会、北戸綿町内会
~森町レールフレンドシップ事業
9月7日(火)、森町町民生活センターで、天浜線沿線
の環境美化に協力する「レールフレンドシップ制度」の同
また、森町では「レールフレンド」が誕生
意書の調印式が行われ、戸綿町内会と北戸綿町内会
がそれぞれ、町と会社との三者調印に臨んだ。
この制度は、住民との協働による環境整備を目指す
森町の単独事業。「みんなの天浜線」を「みんなで守っ
ていく」意識の向上と、身近な環境保護に関する意識啓
発を目的に掲げている。両町内会がレールフレンドとな
って天浜線沿線の清掃や除草などの美化活動を行い、
町がその経費を支援する。
地域が支える、あるいは地域で生きる「天浜線」への
力強いサポートとなることでしょう。
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同意書調印式で…両町内会役員、村松森町長、名倉天浜線社長
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TOPICS
その1 県の知事公聴「平太さんと語ろう」で 天浜線が話題
8月 27 日(金)、森町文化会館で森町民代表6人と県知事とが
意見交換する知事公聴「平太さんと語ろう」が開催された。
この中で、遠江一宮駅を活用したまちづくりを行っている「遠江
一宮駅夢づくりの会」グループ代表の久保下和義さん(サポーターズ
クラブ会員)が、グループ結成の経緯や目的、天浜線の活性化や駅
の賑わいづくりにあたっての8つのキーワードについて意見発表した。
8つのキーワードは、①文化を運ぶ、②歩いて暮らせるまち、③里
山は美術館、④豊かな食文化、⑤あるがままに、⑥古くて新しい、
⑦個性に富む農林水産物、⑧もてなしから町愛へ。
川勝知事(前列中央)と参加者たち
知事からは、
[天浜線はすばらしい地域資源である。里山の自然、四季の景観、
町の心やコミュニティ、歴史的・文化的伝統、これらを天浜線文化と
して生かしていくことが、本物の日本を作ることにつながる。
天浜線は地域の信頼で成り立つローカル線であり、悲観的な気持
ちは持っていない。]
との力強い言葉をいただいた。
意見発表する久保下さん
その2 西村京太郎氏のミステリー小説が、新書版単行本で発刊
~「生死を分ける転車台 天竜浜名湖鉄道の殺意」~
かねてからこの紙面で情報提供していた西村京太郎氏
の連載ミステリー小説が完結し、「生死を分ける転車台
天竜浜名湖鉄道の殺意」と改題され、この9月、新書版単
行本として発売された。
有名なジオラマ作家の死体発見から始まった連続殺人
事件は、ジオラマの舞台となった天竜二俣駅の転車台で
の犯人逮捕で終結を迎えた。
犯人の心理を読み、ワナを仕掛けた十津川警部の見事
な勝利…。ぜひ、ドラマ化を期待しましょう。
祥伝社ノン・ノベルで、価格は、819 円+税。
神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」がある。
こじんまりとした記念館だが、これまで書かれた小説本がずらり
と展示されているほか、部屋の中央には鉄道模型の走る大きな
ジオラマ。そして小説と同じように、ジオラマに4か所5つの死体
が横たわる(もちろん人形…)。
サイン入りの本や図書カードも販売され、鉄道とミステリー好き
のファンにはたまらない空間だ。
西村氏もたびたび訪れて、サイ
ン会を行っており、当日も午後か
らみえるとのことだったが時間が
合わず残念!
5つの死体のひとつは、停車中の新幹
線ホームに横たわっている。(ピンクと
ブルーの服の女性です。)
ジオラマが見事な記念館展示室
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その3 天竜二俣駅にレンタサイクル登場 周辺観光地への足に…
9月1日(水)から、天竜二俣駅でレンタサイクルのサービスが始
まっている。
電動アシスト自転車5台と、普通自転車5台の計 10 台を導入。
天竜・二俣地区には、秋野不矩美術館や本田宗一郎ものづくり伝
承館など歴史・文化の薫る観光施設が多数あり、これらを巡る足
として活用が期待される。
天浜線の駅では、他に遠州森、気賀、三ヶ日でもレンタサイクル
が利用できる。
貸し出しは午前9時から午後4時までで、利用料金は電動アシス
ト自転車は一日 1,000 円(小学生以下 600 円)、普通自転車は一日 500 円(小学生以下 300 円)。
天竜二俣駅で申し込む。自転車に乗って、さわやかな秋の風を体中で感じてはいかがでしょうか。
その4 静岡県景観賞に「天浜線のある風景」を推薦・応募
~審査委員会の現地調査行われる~
サポーターズクラブは、天浜線沿線の優れた自然・産業景
観と、天浜線自体の文化的・歴史的価値、さらには、これを守
り育てる地域住民の保全・整備・活用活動に着目し、県が実施
する「第3回静岡県景観賞(ふじのくに満足景観)」に、天浜線
全線を該当地域とする「天浜線のある風景(文化資源を際立
たせる自然・産業景観)」を推薦、応募した。
この景観賞には、今回、203 件の応募があり、書類選考で、
天浜線景観など 15 か所が現地調査対象地区に選ばれた。
9 月 6 日(月)、景観賞の審査
現役で活躍する転車台を視察する審査委員
委員会のメンバーが、現地調査。
東都筑駅で車両に乗り込み、天竜二俣駅まで、浜名湖や天竜川、農地、トン
ネルなどの車窓風景を車内から調査した。
また、天竜二俣駅では、転車台や扇型車庫、鉄道歴史館などの施設や、これ
らが醸し出す歴史・文化の薫る周辺一帯の「景観」を視察していただいた。
審査委員として、篠原修政策研究大学院大学教授を始め、景観に関する県
内外の有識者や、県内の建築・建設・造園・まちづくりなどの関係団体が参加し
ており、天浜線の魅力を直接知っていただく絶好の機会となった。
天浜線には現在、国指定の登録有形文化財が5つあるが、他にも全線にわた
って、木造駅舎やプラットホーム、鉄橋、アーチ
型隧道(トンネル)などの優れた文化的・歴史的
建造物がある。これらが、沿線の豊かな自然や
多彩な産業とあいまって、魅力ある「天浜線の
扇型車庫を支える木製トラス構造
ある風景」を形成し、沿線地域全体が、全国に
誇る、歴史・文化の薫る「まるごと博物郷」となることを期待する。
その5 日韓合作ドラマ・ラブストーリー 仮題「シンデレラ」の製作発表
ロケ誘致に取り組んでいる浜名湖レークサイドプラザで、9月 10 日(金)、テレビドラマの製作発表とロケ誘致
説明会が開かれた。 ドラマの仮題は「シンデレラ」、明るいラブストーリーで全 20 話を予定しており、来春、日
本での撮影が行われるという。
韓国の制作会社がドラマの概要を説明し、地元の協力を求めたこの会には、天浜線の名倉社長も出席。
サポーターズクラブとしても、天浜線がドラマの舞台として取り上げられることを大いに期待するとともに、な
んらかの協力ができれば・・と思う。
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その6 婚活列車 in 天浜線
希望を乗せて出発進行!
9月 19 日(日)、天浜線を出会いの場とする「婚活列車」が運行された。原谷駅から三ヶ日駅までの往復。
男性は掛川市原田地区限定で、男女41人が歓談やゲームで交流した。
「掛川市原田地区生涯学習センター」の主催で、県の「育ててよし、ふじのくに民間チャレンジ応援事業」に
よるもの。
イベントの最後に、男女それぞれがお気に入りを選んだ結果、3組がぴったり…。そのほかにも二次会に
出かけたり、メールアドレスを交換したりと、絶好の出会いの場となった。
11 月 28 日(日)には、募集範囲を拡大した「びぶれ浜松」主催の婚活列車が運行されることになっている。
いつか、こうして出会ったカップルが、想い出の天浜線を舞台に、「特別列車結婚式」や「結婚披露
パーティー列車」で新たなスタートを始めるようになるといいですね。
その7 天竜レトロ・トレイン・クラブが修復車両の公開イベント
旧二俣線で活躍した車両の修復に取り組んでいる「天竜レトロ・トレイン
クラブ(サポーターズクラブ賛助会員)」は、9月 19 日(日)・20 日
(月・祝)の二日間、天竜二俣駅西側広場で修復車両の公開イベントを
開催した。
同クラブは 2005 年から、広場にあるディーゼル車「キハ 20-347」
と、ブルートレインの寝台車「ナハネ 20-347」の修復保存
作業を進めており、天浜線フェスタなどに合わせて公開し
ている。
きれいに再整備された車両は、貴重な鉄道文化遺産。
鉄道ファンや家族づれなどが訪れ、懐かしいレトロな雰囲
気を楽しんだ。11 月 14 日(日)の天浜線フェスタでも公開。
その8 花の舞地酒列車
キハ 20-347
(2008.11.2 天浜線フェ
スタで)
~ほろ酔い企画列車第 2 弾~
9月26日(日)、花の舞酒造との共同企画イベント列車「花の舞
地酒列車」が宮口駅-新所原駅間往復で運行された。7月に運行
されたビール列車に次ぐ、ほろ酔い企画列車の第2弾。
老若男女の日本酒ファン 36 人が参加して、はじめに、宮口の花
の舞酒造の酒蔵を見学。米や水、地場の素材を活かした技術の粋
を学び、試飲した後、宮口駅から列車に乗り込んだ。
「花の舞」のヘッドマークを付
けた特別列車
車内では名酒「花の舞」を
存分に味わい、蛇味線の生
演奏やゲーム大会、カラオ
ケなどで盛り上がった。
花の舞酒造の見学。興味深く話を聞く参加者
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その9 第1回天浜線沿線カラオケ歌謡祭
~93 人が自慢の歌を熱唱~
10 月3日(日)、天竜壬生ホールでカラオケ歌謡祭が
初めて開催された。カラオケ教室の先生や生徒など、93
人がきらびやかなステージ衣装で次々と登場し、自慢の
98 曲を披露して盛んな拍手を浴びていた。
天竜舟下りの船頭さんも登場し「天竜しぶき笠」を披露。
最後にゲストとして三咲綾さん(サポーターズクラブ会
員)が登場し、「天浜線」「天竜みれん」など4曲を熱唱。
出演者と観客が一体となって楽しむ一日となった。
なお、このイベントにはサポーターズ会員が運営のお手
伝いに参加した。
その 10 映画「書道ガールズ
青い青い空」が浜松市で先行一般公開
2010「青い青い空」製作委員会による浜松市民参加映画「書道ガ
ールズ
青い青い空」が、10 月9日(土)から、TOHO シネマズ浜松、
TOHO シネマズ サンストリート浜北で先行上映されている。
公式案内チラシには、天竜二俣駅のホームと線路の風景が描かれ、
暖かい家族や仲間、故郷と、青春の旅立ちや交差の心象が表現され
ている(…と、私は勝手に解釈している)。
浜松・浜名湖地域の魅力満載の青春映画。ぜひ家族、友人を誘っ
て見に行きましょう。
上映スケジュール等の
問合せは
◎ TOHO シネマズ浜松
053-413-6666
◎ TOHO シネマズ
サンストリート浜北
053-584-1040
夕闇せまる天竜二俣駅ホーム
天竜二俣駅のホームが描かれた公式チラシ
その 11 掛川駅木造駅舎 保存寄付金の募集
JR掛川駅北口の木造駅舎は昭和8年に建設され、以来 76 年、掛川市の発展の歴史を見つめてきた品
格・風格のある駅舎。国の重要文化財に指定されている掛川城御殿や報徳社大講堂などとともに、地域の歴
史を物語る貴重な木造建築物だ。
この駅舎の耐震化にあたり、掛川市と「掛川駅木造駅舎を保存・活用する会」は、木造駅舎として保存・耐
震化するための寄付金を広く市民等に呼び掛けている。
サポーターズクラブも、歴史ある文化的価値の高い鉄道資産として、その趣旨に賛同し、会員へ情報提供
と協力を呼び掛ける。
[活動の問い合わせ] 掛川駅木造駅舎を保存・活用する会(事務局/かけがわ街づくり株式会社内)
0537-61-1151 [寄付金の問合せ・受付] 掛川市役所企画調整課 0537-21-1127
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その 12 天浜線フェスタを開催 ~11 月 14 日(日)、天竜二俣駅構内で~
11 月14 日(日)、天竜二俣駅構内を会場に、天浜
線フェスタが開催される。
全線開業 70 周年を契機に開館した「鉄道歴史館」
見学や転車台乗車体験、写真展、グッズ販売、プラ
レール展示など、多彩なイベントが行われる。
天浜線での来場者は無料だが、徒歩等の来場は
入場券(大人 160円、小人 80円)が必要。同時に実
施される「修復車両見学」は無料。
天浜線サポーターズクラブの協力事業として、当
日はクラブ会員募集PRブースを開設する予定。
多くの会員の参加と協力をお願いする。
その 13 ワイン列車を運行
~ほろ酔い企画列車の第 3 弾~
11 月 20 日(土)、ほろよい企画列車第3弾として、ワイン列車
が運行される。天竜二俣駅から掛川駅まで往復。ソムリエが同乗
してワイン講座も・・。解禁したばかりのボジョレ・ヌーボーや、ソム
リエ厳選のお勧めワインなどを楽しむ。
人気のため、昼の部を新たに加えた。
オードブル・おつまみ付きで 5,000 円。
定員になり次第締め切る。
申し込み・問合せは
好評だった納涼ビール列車
天浜線 053 -925-2276
(2010.7.18)
その 14 磐田市「豊岡東公民館まつり」で ・・・天浜線写真展と講演会
11 月 21 日(日)、磐田市の豊岡東公民館で恒例の公民館まつりが開催される。
これに合わせ、11 月 2 日(火)から 28 日(日)まで、「二俣線への想いと天浜線」
と題した写真展が開催される。
前号で紹介した大隅祐司郎さんと、サポーター
ズクラブ設立総会で作品展示をしていただいた
今田浩代さんの作品を展示。
11 月 14 日(日)13:00~15:00 には、大隅さん
の天浜線講演会も予定している。
公民館まつりと併せ、ぜひお出かけください。
大隅祐司郎さんの作品(二俣線最後のSL)
その 15 全国駅弁大会に天浜線の駅弁を出店!?
来年、平成 23 年 1 月に新宿・京王百貨店で開催される「元祖有名駅弁と全国う
まいもの大会」(通称:全国駅弁大会)に、天浜線の駅弁「どんこちらし弁当」の出店が
計画されている。
この大会は毎年開催され、各地で行われる同様のイベントの中でも、絶大な人気
と最大の売り上げを誇る。全国の有名駅弁やまちおこしの企画弁当など 200 を超え
る駅弁とグルメが集結して、悲喜こもごものドラマも展開される。
この大会への出店は、地方ローカル鉄道「天浜線」の首都圏へのPRとなり、地域
の魅力を発信し、当地への来訪と交流を進める格好の機会となる。
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今田浩代さんの作品(浜名
湖佐久米)
2010.10.30 号
天浜線からのお知らせ
[二俣線・天浜線全線開通 70 周年記念イベント]
◎天竜浜名湖鉄道写真コンテスト作品募集
天浜線の沿線には、豊かな自然や多彩な産業に彩られた魅力的な景
観が広がっています。天浜線や、天浜線沿線の四季折々の風景を題材
とした写真作品を募集しています。
応募の締め切りは、平成 23 年2月末日。カラーまたは白黒四つ切プリン
トまたはA4プリントで・・・。
サポーターズクラブ協賛事業です。詳しくは 053-925-6125
◎天竜浜名湖鉄道俳句大会と事前投句の案内
天浜線や、天浜線沿線の四季折々の風景を題材とした俳句作品を募集
しています。「小学生の部」「中学生の部」「一般の部(高校生を含む)」の
3部門。
投句料として、2句一組につき 500 円が必要(小学生、中学生、高校生は
無料)。締め切りは平成 23 年1月 15 日(土)。
平成 23 年3月 21 日(月・祝)に、天竜壬生ホールで俳句大会を開催し、
入選句の講評と表彰を行う。
サポーターズクラブ協賛事業です。詳しくは 053-925-6125
◎70 周年記念ウォーキング
11 月 6 日(土) JRとの共催企画*************************
「きらめく湖面を満喫 猪鼻湖眺望ウォーキング」
浜名湖佐久米駅⇒三ヶ日駅
11 月 13 日(土) JRとの共催企画************************
「紅葉色づく 「遠州の小京都」森町と小國神社ウォーキング」
遠江一宮駅⇒遠州森駅
12 月 11 日(土)***************************************
「掛川「一豊と千代」史跡めぐりウォーク」 桜木駅⇒掛川駅
12 月 19 日(日) 遠鉄との共催企画***********************
「名刹と温泉!ご利益満載ウォーク」
遠鉄岩水寺駅⇒あらたまの湯
[事務局からのお願い]
○ 会員拡大キャンペーン中です。
会員の皆様には、新規会員の拡大と、クラブの目的・趣旨の普及・PR
のため、「新規加入声掛け勧誘活動」や「会合等での説明機会の提供」、
「会員募集チラシの配布」等にぜひご協力をお願いします。
なお、この会員拡大キャンペーンについては、浜松商工会議所の後援
をいただいています。
○ 会員の皆さんへ提供したい情報をお寄せください。
皆さんが所属する団体・グループの活動の紹介や耳寄り情報など何で 会員募集活動。隣は天浜線と交流協
定を結んだ肥薩おれんじ鉄道のPR
も結構です。広く会員に提供したい情報をお知らせください。
ブース
この情報紙などで会員宛に情報発信します
○ 岩水寺駅東側の桜並木の整備に取り組みます。
岩水寺駅東側の引込線跡地に、毎年春爛漫の沿線景観を作って
くれる桜並木があります。近隣の赤佐小学校を昭和 20 年に卒業
された方々が平成 12 年に記念植樹したものですが、クラブでは
大切なこの桜の保全・整備に取り組んで行きたいと考えています。
ノウハウをお持ちの会員からのアドバイスをお待ちしています。
また、年に1~2回の娯楽を兼ねた整備活動への参加を募ります。
引込み線跡地の桜並木。左は現線路
***************************************************** [文責]
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田澤 (090-9020-9310)