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東北電力株式会社

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株 主 各 位
(証券コード 9506)
平成26年6月4日
仙台市青葉区本町一丁目7番1号
東 北 電 力 株 式 会 社
取締役会長 高
橋
宏
明
第90回定時株主総会招集ご通知
拝啓 株主のみなさまには,平素より格別のご高配をたまわり,厚く御礼
申しあげます。
さて,
当社第90回定時株主総会を下記により開催いたしますので,
ご出席
いただきますようご案内申しあげます。
なお,当日ご出席いただけない場合は,お手数ながら後記の「株主総会
参考書類」をご覧いただき,以下のいずれかの方法により,平成26年6月
25日(水曜日)午後5時までに議決権を行使していただきますようお願い
申しあげます。
【郵送による議決権行使の場合】
同封の議決権行使書用紙に賛否いずれかをご表示のうえ,
上記の行使期限
までに到着するようご送付ください。
【インターネット等による議決権行使の場合】
50頁から51頁に記載の「インターネット等による議決権行使のご案内」
をご確認のうえ,パソコン,スマートフォンまたは携帯電話から議決権行使
サイト
(http://www.evote. jp/)にアクセスしていただき,画面の案内に
したがって,各議案に対する賛否を上記の行使期限までにご入力ください。
敬 具
記
1 .日 時 平成26年6月26日(木曜日)午前10時
2 .場 所 仙台市青葉区一番町三丁目7番1号
電力ビル7階電力ホール
○当日ご出席の場合は,お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付に
ご提出くださいますようお願い申しあげます。
○節電のため,会場の冷房を控え目にさせていただきますので,軽装でご出席
いただきますようお願い申しあげます。
―1―
3 .目的事項
平成25年4月1日から
報告事項 1.平成25年度 事業報告,
連結計算
平成26年3月31日まで
書類ならびに会計監査人および監査役会の連結計算書類
監査結果報告の件
平成25年4月1日から
2.平成25年度 計算書類報告の件
平成26年3月31日まで
(
)
(
)
決議事項
〈会社提案(第 1 号議案および第 2 号議案)
〉
第1号議案 剰余金の処分の件
第2号議案 取締役16名選任の件
〈株主提案(第 3 号議案から第 5 号議案まで)
〉
第3号議案 定款一部変更の件(1)
第4号議案 定款一部変更の件(2)
第5号議案 定款一部変更の件(3)
上記各号議案の内容等は,後記の「株主総会参考書類」
(38頁から
49頁)に記載のとおりであります。
4 .株主総会招集にあたっての取締役会のその他決定事項
⑴ 議決権行使書の郵送による方法とインターネットによる方法の双方
で議決権を行使された場合は,インターネットによる議決権行使の
内容を有効とさせていただきます。
⑵ インターネットにより,複数回にわたり議決権を行使された場合は,
最後に行使された内容を有効とさせていただきます。
以 上
○次の事項につきましては,法令および定款第14条の規定に基づき,インター
ネット上の当社ウェブサイト(http://www.tohoku-epco.co.jp/ir/)に掲載さ
せていただいておりますので,本招集ご通知の添付書類には記載しておりま
せん。これらの事項は,本招集ご通知の添付書類とともに,監査役および会計
監査人の監査対象となっております。
・連結計算書類の連結注記表
・計算書類の個別注記表
○株主総会参考書類,事業報告,連結計算書類および計算書類に修正が生じた
場合には,インターネット上の当社ウェブサイト(http://www.tohoku-epco.co.jp/)
に掲載させていただきます。
―2―
(添付書類)
Ⅰ 事業の概況
(
事 業 報 告
平成25年4月1日から
平成26年3月31日まで
)
1 .企業グループの事業の経過および成果
【電気事業を取り巻く経営環境】
平成23年3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う東京電力
福島第一原子力発電所の事故から3年余りが経過しました。この間,
わが国のエネルギーを巡る環境は,大きく変化しました。
先ず,大震災以降,国内の原子力発電所が長期間にわたり停止して
おり,石炭やLNGなど化石燃料への依存が大幅に増大し,多額の国
富が流出しております。こうした化石燃料への依存度の高まりは,電
気料金をはじめとしたエネルギーコストの増大となって,わが国の経
済活動や家計に影響を及ぼすとともに,CO2排出量の大幅な増加をも
たらしております。
また,原子力規制委員会は,原子力発電所の安全規制に係る新規制
基準を策定し,同基準は昨年7月に施行されました。現在,同基準へ
の適合性審査を申請した原子力発電所について,審査が慎重に進めら
れております。
さらに,昨年11月には,改正電気事業法が成立いたしました。そし
て電力システム改革の第1段階として,需給逼迫時の広域的な需給調
整などを行う広域的運営推進機関が設立されることとなり,現在,送
配電設備の具体的な運用ルールの策定等の検討が進められております。
また,小売分野における全面自由化に向けた詳細制度の検討も進めら
れております。
一方,本年4月,国の中長期的なエネルギー政策の指針として,新
たなエネルギー基本計画が策定されました。この基本計画において,
電力供給については,
「安定供給,低コスト,環境適合等をバランス
よく実現できる供給構造を実現すべく,各エネルギー源の特性を踏ま
―3―
えて活用することが重要」とされております。そのなかで,再生可能
エネルギーは「重要な低炭素の国産エネルギー源」として,これまで
の基本計画をさらに上回る水準の導入を目指すとの方向性が示されま
した。また,原子力発電は「安全性の確保を大前提に,エネルギー需給
構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源」と位置付けられて
おります。
【大規模自然災害からの復旧と電力需給の状況】
このようななかで,当社は,東日本大震災や,平成23年7月の新潟,
福島両県における記録的な集中豪雨によって被害を受けた電力供給
設備の早期復旧を最優先課題とし,以来,企業グループ一丸となって
全力で取り組んでまいりました。
こうした取り組みにより,供給面では,原町火力発電所第1号機
および第2号機(合計200万キロワット)につきまして,甚大な被害を
受けたにもかかわらず,復旧計画を大幅に繰り上げて運転を再開する
ことができ,当社の供給力として大きく貢献しております。また,緊
急電源として設置した八戸火力発電所第5号機(39.4万キロワット)
につきましては,高効率コンバインドサイクル発電設備として長期間
使用できる電源とするための工事を行い,本年3月,発電を開始いた
しました。
集中豪雨により被災した水力発電所29カ所(合計約133万キロワッ
ト)につきましても,地域のみなさまのご理解をいただきながら復旧
作業を進めました。その結果,大きな供給力を有する第二沼沢発電所
(46万キロワット)が本年1月に,柳津発電所(7.5万キロワット)が
本年3月に運転を再開するなど,本年3月末までに26カ所(合計約
119万キロワット)で運転を再開いたしました。
さらに,供給力の向上をはかるため,緊急電源の設置・運用,被災
した発電所の早期復旧,発電設備の点検時期の調整および長期計画
停止していた火力発電所の運転再開など,設備の保守・運用面での諸
対策を実施してまいりました。
―4―
一方,需要面においては,前年度に引き続き,産業用のお客さまに
ピーク抑制などに努めていただいたほか,一般のお客さまには節電へ
の多大なご協力をいただきました。
こうした需給両面にわたる,あらゆる対策を積み重ねた結果,厳し
い状況ながらも電力の安定供給を維持することができました。
しかしながら,大震災以降,原子力発電所が長期間にわたり停止し
ており,火力発電所は,経年化したものを含め高稼働状態が続いてお
ります。この結果,火力設備トラブルの発生も懸念され,安定供給に
対しては,未だ脆弱な状況が続いております。
【原子力発電所の安全性向上に向けた取り組み】
当社は,福島第一原子力発電所の事故から得られた教訓や大震災に
おける女川原子力発電所での経験を活かしながら,原子力発電所の
安全性向上に向けて,緊急的な対策を進めてまいりました。
さらに,昨年7月に施行された新規制基準などを踏まえ,さらなる
安全対策を設備と運用の両面から進めております。設備面では,地震
や津波に対する耐性強化や冷却機能に係る代替設備の設置など,設備
の強化,多様化および多重化という対策を最適に組み合わせることに
より,安全対策をさらに充実させていくこととしております。また,
厳冬期や夜間などの様々な条件下での電源確保訓練をはじめとし,
より
実践的な訓練を継続的に実施するなど,運用面での安全対策の強化,
充実にも取り組んでおります。
女川原子力発電所につきましては,これまでに発生した地震を考慮
し,発電所敷地周辺で想定される最大の揺れの強さ(基準地震動Ss)
を従来の580ガルから1,000ガルに見直すことといたしました。現在,
土木設備や原子炉建屋などにおいて耐震工事を行っているところで
あります。
また,発電所への想定津波を海抜23.1メートルと評価し,海抜約29
メートルの防潮堤を設置する工事や,放射性物質の放出を抑制する
「フィルター付格納容器ベント設備」を設置する工事を行っておりま
―5―
す。さらに,大型ポンプなどに電力を供給するガスタービン発電機の
設置などを行い,重大事故対策を進めております。
当社は,こうした原子力発電所の安全性向上に向けた取り組みにつ
いて,早期に新規制基準への適合性審査を受けることが,より確実な
安全確保をはかっていくうえでも重要であると考えております。この
ため,昨年12月,女川原子力発電所第2号機について,原子力規制委
員会から技術的,専門的な確認を受けるため,同基準への適合性審査
に係る申請を行い,現在,審査が進められております。
東通原子力発電所につきましては,当社は,原子炉設置許可申請時
より,膨大な地質調査データに基づき,敷地内断層に活動性がないこ
とを都度確認してまいりました。さらに,原子力規制委員会による
「東
通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」でのご意見
を踏まえて,ボーリング調査や水平掘削面調査などの敷地内断層の追
加調査を実施してまいりました。本年1月,その調査結果を取りまとめ,
原子力規制委員会に報告いたしました。
当社は,過去の調査結果も含め,多くのデータを積み重ねて総合的
に検討した結果,敷地内断層は「将来活動する可能性のある断層等」
ではないと評価しており,地質学をはじめとする複数の外部専門家か
らも,当社の評価を支持する見解が示されております。こうした当社
の報告に対しては,現在,有識者による評価会合において議論がなさ
れており,審議が継続されております。
東通原子力発電所の設備面の安全対策としては,昨年5月,防潮堤
のかさ上げが完了いたしました。また,基準地震動Ssを450ガルか
ら600ガル規模に見直すことといたしました。現在,耐震工事が必要
と判断される箇所の工事を進めております。さらに,外部電源や原子
炉の冷却機能などの強化対策を進めるとともに,
「フィルター付格納
容器ベント設備」の設置なども進めております。
これらの様々な安全対策を着実に進めることで,さらなる安全性の
向上に努めてまいります。
―6―
【電気料金の値上げとさらなる経営効率化】
当社は,大震災や集中豪雨による甚大な設備被害に加え,原子力発
電所の長期停止に伴う燃料費の大幅な増加などにより,3年連続で多
額の純損失を計上いたしました。このため,自己資本が大幅に減少す
るなど,財務状況が急激に悪化いたしました。こうしたなか,徹底し
た効率化に取り組み,被災地の復興の妨げとならないよう一日でも長
く,それまでの電気料金を維持するよう努めてまいりました。
しかしながら,これ以上の財務状況の悪化は,資金調達や設備保全
に悪影響が生じ,電力の安定供給に支障をきたすおそれがありまし
た。このため,昨年9月1日から,ご家庭用など規制部門のお客さま
の電気料金につきましては平均8.94%,また,自由化部門のお客さま
につきましても,平均15.24%の値上げを実施させていただきました。
値上げにあたりましては,新料金についてお客さまに丁寧にご説明
するとともに,被災地をはじめ,お客さまのご負担が少しでも緩和さ
れるよう取り組んでまいりました。具体的には,ご家庭向けの料金に
ついて,使用電力量の少ないお客さまへの値上げの影響が小さくなる
よう電気料金を設定いたしました。加えて,お客さまに対し,その使
用状況を踏まえながら,エネルギーの効率的な利用に資するコンサル
ティング活動やセミナーを開催してまいりました。
加えて,当社は,値上げ申請にあたり年平均806億円の経営効率化
を織り込んでおり,これを達成するため,人件費や修繕費などあらゆ
る分野で徹底した効率化に取り組んでまいりました。
また,当年度は,大震災以降続いてきた赤字を回避し財務体質を早
期に回復するため,電気料金の値上げとともに緊急的な支出抑制や繰
り延べなどを実施した結果,後述のとおり利益を計上することができ
ました。しかしながら,特別利益の計上など一時的な要因によるとこ
ろも大きく,当社の収益基盤は未だ安定していない状況にあります。
こうしたことを踏まえ,特に中長期的に効果が持続する構造的なコ
スト低減に向けた取り組みを進めております。その一つとして,昨年
7月に「調達改革委員会」を設置し,外部有識者にも参加いただきな
―7―
がら,競争拡大などによる調達価格低減および資材や役務調達の透明
性,公平性の確保に向けた検討を進めております。
【決算の概要(連結)
】
当年度の決算につきましては,連結ベースで,以下のとおりであり
ます。
収益面では,電気事業において,販売電力量は減少したものの,料
金値上げや燃料費調整額の影響などにより,電灯・電力料が増加した
ことに加え,地帯間販売電力料が増加したことなどから,売上高(営
業収益)は前年度に比べ2,462億円増の2兆388億円,経常収益は前年
度に比べ2,436億円増の2兆466億円となりました。
一方,費用面では,経費全般にわたる徹底した効率化に継続して取
り組んだものの,燃料費や減価償却費の増加などにより,経常費用は
前年度に比べ1,113億円増の2兆75億円となりました。
以上の結果,経常損益は,前年度に比べ1,322億円増の390億円の
利益となりました。
また,当期純損益は,当社の退職給付制度改定益162億円ならびに
大震災および集中豪雨により生じた設備被害に対する受取保険金87
億円を特別利益に計上したことなどから,前年度に比べ1,380億円増
の343億円の利益となりました。
[電気事業]
当年度の当社販売電力量は,大震災からの復興や大口電力における
生産回復の動きが続いているものの,前年度に比べ夏の気温が低く,
冬の気温が高めに推移したことによる冷暖房需要の減少などから,前
年度に比べ0.5%減の774億5千万キロワット時となりました。このう
ち自由化の対象外である電灯・電力需要は,前年度に比べ2.0%減の
286億キロワット時となりました。また,自由化の対象である特定規
模需要は,前年度に比べ0.4%増の488億5千万キロワット時となりま
した。
―8―
このように販売電力量は減少したものの,料金値上げや燃料費調整
額の影響などにより,電灯・電力料が増加したことなどから,電気事
業の売上高は,前年度に比べ2,397億円増の1兆8,154億円となりまし
た。一方,営業費用は,燃料費や減価償却費の増加などにより,前年
度に比べ1,060億円増の1兆7,324億円となりました。
以上の結果,営業損益は,前年度に比べ1,336億円増の829億円の
利益となりました。
[その他の事業]
電気事業以外の事業につきましては,建設業において受注が増加し
たことなどから,売上高は前年度に比べ64億円増の2,234億円となり
ました。一方,営業費用は前年度に比べ14億円減の2,207億円となり
ました。
以上の結果,営業損益は,前年度に比べ78億円増の26億円の利益と
なりました。
【配 当】
当社は,大震災後の厳しい経営状況を踏まえて,誠に遺憾ながら,
2年以上にわたり配当の実施を見送らせていただきました。
当年度につきましては,前述のとおり,徹底した効率化に取り組ん
だことなどにより,一定の黒字を確保することができました。あわせて,
財務体質回復の必要性,原子力発電所の再稼働を巡る状況,さらには
昨年9月に電気料金の値上げを実施させていただいたことなどを総
合的に勘案した結果,配当を再開することが可能と判断し,このたび
1株につき5円の期末配当を実施させていただきたいと存じます。
―9―
2 .企業グループの対処すべき課題
当社は,大震災や集中豪雨により甚大な設備被害を受けました。以
来,これまでの期間を「復旧期」と位置付け,電力供給設備の早期復
旧に全力で取り組んでまいりました。その結果,設備復旧はほぼ果た
したものの,財務状況が急激に悪化したことから,前述のように料金
値上げを実施させていただきました。また,今後は,電力システム改
革に伴う小売全面自由化により,競争が一層進展する新たな局面を迎
えることとなります。
こうした事業環境の変化を踏まえ,当社は「東北電力グループ中期
経営方針(平成26 ~ 30年度)
」を策定し,本年1月に公表いたしました。
今後5年間を「経営基盤回復期」と位置付け,以下の課題を中心に
企業グループ一丸となって取り組んでまいります。
【経営基盤回復に向けた取り組み】
当社は,販売面では,これからも当社の電気を選んでいただけるよう,
省エネルギー性能の高いヒートポンプ機器などを活用したソリューシ
ョン提案を行ってまいります。また,お客さまニーズに対応した料金
メニューを多様化することなどにより,お客さま満足度の向上を目指
してまいります。
供給面では,さらなる安全性の向上と地域のご理解を前提として,
原子力発電所の再稼働に向けて着実に取り組んでまいります。
あわせて,
石炭やLNGをはじめとした既設の火力発電所などにつきましても,
設備の保守・運用に万全を期してまいります。加えて,現在建設中で
ある,高効率コンバインドサイクル発電設備の新仙台火力発電所第3
号系列を早期に運転開始することにより,供給力の確保とコスト競争
力の強化に努めてまいります。
また,費用面では,燃料費の抑制や,前述の「調達改革委員会」に
よる資材や役務調達価格の低減などに取り組み,企業グループをあげ
たコスト構造改革を進め,強靭な企業体質を実現してまいります。
当社といたしましては,自己資本比率を平成30年度末までに15%以
― 10 ―
上とする財務目標を掲げ,今後5年間,企業グループをあげたコスト
構造改革とお客さまのエネルギー利用効率向上に向けた電化提案など
新たな価値の提供による収益拡大を通じた財務体質の回復を最優先に,
事業を展開してまいります。
【原子力発電所の安全性向上と再稼働に向けた取り組み】
エネルギー資源のほとんどを海外に依存しているわが国において,
原子力発電は,安全確保を前提に,エネルギーの安全保障,低炭素社
会の実現,さらには経済性の観点から重要な電源であります。当社は,
原子力発電所の安全性向上に向けた取り組みを,引き続き進めてまい
ります。
女川原子力発電所につきましては,昨年12月に申請した第2号機の
新規制基準への適合性審査にあたり,原子力規制委員会の審査に真摯
に対応してまいります。
また,東通原子力発電所につきましても,原子力規制委員会による
「東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」に適切
に対応するとともに,新規制基準への適合性審査の申請準備を進めて
まいります。
さらに,両原子力発電所の原子力事業者防災業務計画を着実に実施
するとともに,国や関係自治体と十分な連携をはかってまいります。
また,地域のみなさまに対するきめ細かな情報提供や対話活動などを
従来にも増して丁寧に行ってまいります。
これらにより,さらに高いレベルでの原子力発電所の安全確保を
達成するとともに,
地域のみなさまのご理解を得ながら,
原子力発電所
の再稼働に向けた取り組みを進めてまいります。
【電力システム改革を見据えた今後の取り組み】
現在,
国において,
電力システム改革の第1段階としての広域的運営
推進機関の設立に向けた対応や,第2段階としての小売分野における
全面自由化の制度設計が進められております。
― 11 ―
当社は,電気を利用するお客さまの立場から,より良い電力システ
ムを実現することが何よりも重要であると考えております。このよう
な観点から,広域的運営推進機関の設立に向けて,本年1月に発足し
た設立準備組合に参画し,実務的な課題の検討を行うとともに,小売
分野における全面自由化に向けて,お客さまのエネルギー利用効率や
満足度の向上を目指してまいります。
一方,第3段階である送配電部門の中立化に向けた発電と送配電の
分離につきましては,大規模災害の発生時における発電と送配電間の
協調体制の確立や,中長期的な供給力確保の具体化といった面で,引
き続き慎重かつ十分な検討が必要であると考えております。
当社といたしましては,将来にわたり電力の安定供給をはかり,こ
うした電力システム改革に的確に対応するための中長期的な施策と
して,競争力があり需給の変動などにも適切に対応できる電源構成の
実現を目指してまいります。具体的には,自社応札を前提とした火力
電源の入札募集を実施したうえで,能代火力発電所第3号機の増設
および上越火力発電所第1号機の新設を進めることとしております。
これにより,経年化した火力発電所から,経済性のある火力発電所へ
の代替について計画的に進めてまいります。
また,再生可能エネルギーの導入についても,企業グループ全体で
太陽光発電事業や小水力発電事業などに取り組んでまいります。さら
に,多様なお客さまニーズに応じたサービスの提供や業務の効率化な
どを目的に,スマートメーターを順次導入してまいります。今後,ス
マートメーターの活用による省エネ支援などのサービスや,電気料金
メニューの多様化などを検討してまいります。
【地域の復興・発展への貢献】
当社は,災害に強い設備の構築と対応力の強化をはかり,電力の安
定供給という使命を果たすことにより,地域の復興と発展に貢献して
まいります。
― 12 ―
また,地域社会とのコミュニケーションによる相互理解をはかると
ともに,エネルギーサービスの面からも地域の復興と発展に貢献して
まいります。具体的には,東北地域に適地の多い風力,地熱,水力を
はじめ,太陽光などの再生可能エネルギーの導入拡大,スマートコミ
ュニティ事業への支援や参画などにより,地域と連携してまいります。
当社は,これまで「地域社会との共栄」という経営理念のもと,地
域に根ざした事業運営を行ってまいりました。大震災からの復興途上
にある東北地域において,当社はこれからも,地域の繁栄が当社の発
展につながるとの考えのもと,様々な形で東北の復興と発展に貢献し
ながら,お客さまから選択され,地域とともに成長する企業グループ
を目指してまいります。
株主のみなさまにおかれましては,当社の状況についてご理解いた
だき,より一層のご支援とご協力をたまわりますようお願い申しあげ
ます。
― 13 ―
3 .企業グループの設備投資の状況
⑴ 当年度の設備投資額
2, 558億円
2, 348億円
[電気事業]
209億円
[その他の事業]
⑵ 当年度に建設中の主な設備
(発電設備)
建設中
設備別
名 称
新設,増設の別
火 力
火 力
太陽光
新仙台火力発電所第3号系列
八戸火力発電所第5号機
原 町 太 陽 光 発 電 所
増 設
増 設
新 設
最大出力
キロワット
980, 000
416, 000
1, 000
(注) 八戸火力発電所第5号機は,平成24年7月2日,シンプルサイクルガスター
ビン発電設備による運転を開始しており,現在,コンバインドサイクル発電設
備を設置する工事および使用する主燃料を軽油から天然ガス(LNG)に転換
する工事をしております。
(送電設備)
建設中
名 称
西
白
河
新設,
増強の別
線
新 設
― 14 ―
電 圧
ボルト
154, 000
亘 長
キロメートル
37. 0
4 .企業グループの資金調達の状況
⑴ 社 債
発行額
1, 100億円
償還額
2, 041億円
⑵ 借 入 金
借入額
4, 973億円
返済額
3, 829億円
⑶ コマーシャル・ペーパー
発行額
530億円
償還額
240億円
5 .企業グループの財産および損益の状況の推移
平成25年度
区 分 年 度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 (当年度)
売 上 高(営業収益)
(億円)
17, 087
16, 849
経 常 利 益 ま た は
経 常 損 失(△)(億円)
802
△ 1, 764
△
当 期 純 利 益 ま た は
△
当 期 純 損 失(△)
(億円)
337
一株当たり当期純利益
△ 67. 61
または当期純損失(△)
(円)
総
資
産(億円)
40, 288
17, 926
20, 388
932
390
△ 2, 319
△ 1, 036
343
△ 465. 16
△ 207. 97
68. 78
41, 968
42, 843
42, 430
(注) 一株当たり当期純利益または当期純損失は,当社の期中平均株式数により算
出しております。なお,期中平均株式数については,自己株式を控除した株式
数を用いております。
― 15 ―
Ⅱ 会社の概況(平成26年3月31日現在)
1 .企業グループの主要な事業内容
電気事業
2 .当社の株式に関する事項
⑴ 発行可能株式総数 10億株
⑵ 発行済株式の総数 5億288万2, 585株
⑶ 株 主 数 21万2, 687名
⑷ 大 株 主
株
主
当社への出資状況
持 株 数
持株比率
名
千株
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
23, 246
4. 66
日
社
17, 756
3. 56
庫
16, 169
3. 24
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
16, 071
3. 22
東
北
株
式
会
社
み
ず
株
式
会
社
七
十
本
高
生
命
知
保
険
信
電
力
相
互
用
従
業
会
金
員
持
株
会
13, 995
2. 81
ほ
銀
行
13, 288
2. 66
七
銀
行
6, 468
1. 30
ステート ストリート バンク ウェスト クライアント トリーティー
5, 540
1. 11
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口6)
5, 209
1. 04
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5)
5, 203
1. 04
%
(注) 持株比率は,自己株式(4, 157, 765株)を控除して計算しております。
3 .当社の新株予約権に関する事項
⑴ 当年度末日における新株予約権の状況
○新株予約権の数
7, 368個
○新株予約権の目的である普通株式736, 800株
株式の種類および数
(新株予約権1個につき100株)
― 16 ―
○当社取締役が保有する新株予約権の内容の概要
回次(発行価額)
行 使 期 間
個 数
保有者数
第1回(160, 800円)
平成22年8月3日から
平成47年8月2日まで
640個
14名
第2回 (82, 100円)
平成23年8月2日から
平成48年8月1日まで
1, 220個
14名
第3回 (48, 000円)
平成24年8月2日から
平成49年8月1日まで
1, 447個
15名
第4回(122, 900円)
平成25年8月2日から
平成50年8月1日まで
1, 157個
15名
⑵ 当年度中に交付した新株予約権の状況
○発行した新株予約権の数
○新株予約権の目的である
株式の種類および数
2, 183個
普通株式218, 300株
(新株予約権1個につき100株)
○新株予約権の発行価額
1個当たり122, 900円
○新株予約権の行使価額
1株当たり1円
○新株予約権の行使期間平成25年8月2日から
平成50年8月1日まで
○新株予約権の主な行使の新株予約権者は,当社の取締役
条件
および執行役員のいずれの地位
をも喪失した日の翌日から10日
を経過する日までに限り,新株
予約権を行使することができる。
○当社執行役員に交付した新株予約権の内訳
新 株 予 約 権 の 数
交 付 者 数
1, 026個
24名
― 17 ―
4 .重要な子会社および関連会社の状況
⑴ 重要な子会社の状況
会
社
名
資本金
億円
酒田共同火力発電株式会社
255
日本海エル・エヌ・ジー株式会社
120
東北インテリジェント通信株式会社
100
株式会社ユアテック
78
出資比率
直接保有 間接保有
100
%
42. 3
100
46. 7
%
な
事
業
内
容
-
電気の卸供給
-
液化天然ガスの受入,気化,販売
または配送
-
電気通信事業
0. 5 電気,通信,土木および建築工事
-
100
主
東 星 興 業 株 式 会 社
52. 7
東北水力地熱株式会社
20
65
TDGビジネスサポート株式会社
15
100
-
金銭の貸付等の金融業務および
経理・労務業務の受託
東日本興業株式会社
10
100
-
不動産業およびリース業
東北発電工業株式会社
10
100
-
発変電設備の建設,改良および
補修工事ならびに保守
10
電気の卸供給
地熱蒸気供給および電気の卸供給
東北エネルギーサービス株式会社
7. 4
86. 1
9. 6 自家用発電設備・コージェネ
東北天然ガス株式会社
3
55
-
東北自然エネルギー開発株式会社
3
東北ソーラーパワー株式会社
2. 5
-
70
レーションシステム等による
電気・熱エネルギーの供給,
蓄熱設備の運転・保守受託
天然ガス・液化天然ガスの供給
販売
100
自然エネルギー発電電力の販売
30
太陽光発電による電気の卸供給
および同卸供給を実施する事業
会社の設立・運営
⑵ 重要な関連会社の状況
会
社
名
資本金
億円
出資比率
直接保有 間接保有
相馬共同火力発電株式会社 1, 128
50
常磐共同火力株式会社
560
荒 川 水 力 電 気 株 式 会 社 3. 5
%
%
主
な
事
-
電気の卸供給
49. 1
-
電気の卸供給
50
-
水力発電
― 18 ―
業
内
容
5 .企業グループの主要な借入先
借 入 先
借 入 金 残 高
株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行
4, 108
株
行
2, 036
本 生 命 保 険 相 互 会 社
株 式 会 社 三 菱 東 京 U F J 銀 行
990
三 菱 U F J 信 託 銀 行 株 式 会 社
800
式
会
社
み
ず
ほ
銀
日
億円
950
6 .企業グループの従業員の状況
事 業 の 種 類
電
そ
気
の
他
事
の
事
従 業 員 数
前 年 度 末 比 増 減
名
名
業
12, 678
業
11, 989
87 減
24, 667
59 減
合 計
28 増
(注)
「従業員数」
は,出向者,休職者等を除いた就業人員を記載したものであります。
7 .企業グループの主要な事業所および発電所
⑴ 当社の主要な事業所
○本 店(仙台市青葉区本町一丁目7番1号)
○支 店:青森支店
(青森市)
,
岩手支店
(盛岡市)
,
秋田支店
(秋田市)
,
宮城支店
(仙台市)
,
山形支店
(山形市)
,
福島支店
(福島市)
,
新潟支店
(新潟市)
○支 社:東京支社
(東京都千代田区)
,
会津若松支社
(会津若松市)
○営業所:61カ所
― 19 ―
⑵ 当社の主要な発電所
○水 力:本道寺,
八久和
(以上山形県)
,
本名,
上田,
第二沼沢,
宮下,
柳津
(以上福島県)
,
豊実
(新潟県)
○火 力:八戸
(青森県)
,
秋田,
能代
(以上秋田県)
,
仙台,
新仙台
(以上宮城県)
,
原町
(福島県)
,
新潟,
東新潟
(以上新潟県)
○地 熱:葛根田
(岩手県)
,
上の岱,
澄川
(以上秋田県)
,
柳津西山
(福島県)
○原子力:東通
(青森県)
,
女川
(宮城県)
○内燃力:両津
(新潟県)
⑶ 重要な子会社の主要な事業所
○酒田共同火力発電株式会社
本店(酒田市)
○日本海エル・エヌ・ジー株式会社 本店(新潟県北蒲原郡聖籠町)
○東北インテリジェント通信株式会社 本店(仙台市)
○株式会社ユアテック 本店(仙台市)
○東星興業株式会社 本店(仙台市)
○東北水力地熱株式会社 本店(盛岡市)
○TDGビジネスサポート株式会社 本店(仙台市)
○東日本興業株式会社 本店(仙台市)
○東北発電工業株式会社 本店(仙台市)
○東北エネルギーサービス株式会社 本店(仙台市)
○東北天然ガス株式会社 本店(仙台市)
○東北自然エネルギー開発株式会社
本店(仙台市)
○東北ソーラーパワー株式会社
本店(仙台市)
― 20 ―
8 .会社役員に関する事項
⑴ 取締役および監査役の氏名等
氏 名
地位および担当
重要な兼職の状況
高 橋 宏 明 取 締 役 会 長
一般社団法人東北経済連合会会長
海 輪 誠 取 締 役 社 長
安 倍 宣 昭 取締役副社長(火力原子力本部長) 株式会社ユアテック社外取締役
佐 竹 勤 取締役副社長
(
)
CSR担当,
コンプライアンス推進担当,
IR担当
矢 萩 保 雄 取締役副社長(お客さま本部長) 株式会社ユアテック社外監査役
井 上 茂 取締役副社長(火力原子力本部長代理)
田 中 雅 順 常 務 取 締 役(火力原子力本部副本部長)
稲 垣 智 則 常 務 取 締 役
佐久間 直勝 常 務 取 締 役(火力原子力本部副本部長)
三 浦 政 彦 常 務 取 締 役(電力流通本部長)
向 田 吉 広 常 務 取 締 役(火力原子力本部副本部長)
渡 部 孝 男 常 務 取 締 役
( 火力原子力本部副本部長,
火力原子力本部原子力部長 )
長谷川 登 常 務 取 締 役
( 火力原子力本部副本部長,
)
支店統轄
山 本 俊 二 常 務 取 締 役
岡 信 愼 一 常 務 取 締 役(企画部長)
清 野 智 取 締 役
― 21 ―
東日本旅客鉄道株式会社取締役会長
氏 名
地位および担当
鈴 木 敏 仁 常 任 監 査 役(常勤)
重要な兼職の状況
株式会社第四銀行社外監査役
加 藤 公 樹 常 任 監 査 役(常勤)
藤 原 作 弥 監 査 役
宇 野 郁 夫 監 査 役
我 妻 廣 繁 監 査 役
(注)
1.取締役会長,取締役社長および取締役副社長は,いずれも代表取締役で
あります。
2.取締役清野智は,会社法第2条第15号に定める社外取締役であり,また,
株式会社東京証券取引所の有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員
であります。
3.監査役藤原作弥,同宇野郁夫および同我妻廣繁は,いずれも会社法第2条
第16号に定める社外監査役であり,また,株式会社東京証券取引所の有価証
券上場規程第436条の2に定める独立役員であります。
4.取締役ならびに監査役鈴木敏仁および同我妻廣繁は,いずれも平成25年6
月26日開催の第89回定時株主総会において選任されたものであります。
5.取締役副社長梅田健夫,常務取締役鈴木敏仁および取締役坂本光弘は,い
ずれも平成25年6月26日退任いたしました。
6.常任監査役鈴木敏夫および監査役上西郁夫は,いずれも平成25年6月26日
辞任いたしました。
7.監査役藤原作弥は,日本銀行副総裁としてわが国の金融政策に携わった経
験を有しており,財務および会計に関する相当程度の知見を有するものであ
ります。
8.監査役我妻廣繁は,旧株式会社日本興業銀行(現株式会社みずほフィナン
シャルグループ)の常務執行役員等を歴任しており,財務および会計に関す
る相当程度の知見を有するものであります。
9.取締役清野智は,東日本旅客鉄道株式会社の取締役会長であり,また,当
社は同社との間に電力供給の取引等があります。
10.監査役藤原作弥は,ライフネット生命保険株式会社の社外取締役であります。
11.監査役宇野郁夫は,富士急行株式会社およびパナソニック株式会社の社外
取締役ならびに小田急電鉄株式会社,西日本旅客鉄道株式会社,株式会社三
井住友フィナンシャルグループおよび株式会社三井住友銀行の社外監査役で
あり,平成25年6月14日トヨタ自動車株式会社の社外取締役に就任いたしま
した。また,当社はパナソニック株式会社,トヨタ自動車株式会社および西
日本旅客鉄道株式会社との間に電力供給の取引等があり,株式会社三井住友
銀行との間に資金借入の取引等があります。
12.監査役我妻廣繁は,阪和興業株式会社の社外監査役であり,また,当社は
同社との間に電力供給の取引があります。
― 22 ―
⑵ 取締役および監査役の報酬等の額
報 酬
支給人数
支給額
取 締 役
19
監 査 役
7
名
百万円
株式報酬型ストックオプション
支給人数
支給額
337
15
74
-
名
百万円
142
-
(注)
1.平成26年3月31日現在の取締役および監査役の人数は,取締役16名(うち
社外取締役1名),監査役5名(うち社外監査役3名)でありますが,上記
の報酬等には,平成25年6月26日開催の第89回定時株主総会終結の時をもっ
て退任した取締役3名および辞任した監査役2名を含んでおります。
2.当年度に係る取締役賞与につきましては,支給しないことといたしました。
3.上記のうち,社外役員5名に対する報酬等の総額は,33百万円であります。
4.上記のほか,使用人兼務取締役の使用人分給与14百万円があります。
5.株主総会決議による報酬限度額は次のとおりであります。
[報酬]
(使用人兼務取締役の使用人分給与は含みません。)
取締役 月額55百万円以内
(平成22年6月29日開催の第86回定時株主総会決議)
監査役 月額12百万円以内
(平成19年6月28日開催の第83回定時株主総会決議)
[株式報酬型ストックオプション]
取締役 1事業年度当たり180百万円以内
(平成22年6月29日開催の第86回定時株主総会決議)
⑶ 社外役員の主な活動状況
取締役清野智は,当年度開催の取締役会11回のうち9回に出席し,
議案,審議等につき必要な発言を適宜行っております。
監査役藤原作弥は,当年度開催の取締役会14回のうち13回に出席
し,また,当年度開催の監査役会11回のすべてに出席し,議案,審議
等につき必要な発言を適宜行っております。
監査役宇野郁夫は,当年度開催の取締役会14回のうち8回に出席
し,また,当年度開催の監査役会11回のうち8回に出席し,議案,
審議等につき必要な発言を適宜行っております。
監査役我妻廣繁は,当年度開催の取締役会11回のすべてに出席し,
また,当年度開催の監査役会9回のすべてに出席し,議案,審議等
につき必要な発言を適宜行っております。
(注)
取締役清野智および監査役我妻廣繁は,いずれも平成25年6月26日就任いた
しました。
― 23 ―
⑷ 責任限定契約の内容の概要
当社は,会社法第427条第1項の規定により,社外取締役および
社外監査役との間に,同法第423条第1項の取締役および監査役の
責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく責任の
限度額は,法令に定める額としております。
9 .会計監査人に関する事項
⑴ 会計監査人の名称
新日本有限責任監査法人
⑵ 会計監査人の報酬等の額
1
当社および当社の子会社が会計監査人に支払う
べき金銭その他の財産上の利益の合計額
209
2
上記の合計額のうち,当社が会計監査人に支払う
べき報酬等の額
82
百万円
(注) 当社と会計監査人との間の監査契約において会社法に基づく監査と金融商品
取引法に基づく監査の額を区分しておりませんので,2の金額には金融商品取
引法に基づく監査の報酬等を含めております。
⑶ 非監査業務の内容
当社は,会計監査人に対して,公認会計士法第2条第1項の業務
以外に,企業グループの競争力強化に関する助言業務等を依頼して
おります。
⑷ 会計監査人の解任または不再任の決定の方針
当社は,会社法第340条に定める監査役会による会計監査人の解
任のほか,会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認めら
れる場合等には,監査役会の同意または請求により,会計監査人の
解任または不再任に関する議題を株主総会に提案いたします。
― 24 ―
10.業務の適正を確保するための体制に関する基本方針
当社は,取締役会において,
「業務の適正を確保するための体制に
関する基本方針」を決議しており,その概要は次のとおりであります。
⑴ 取締役および使用人の職務執行が法令および定款に適合すること
を確保するための体制
取締役会を,原則として毎月1回開催する。取締役会では,経営
に関する重要な計画をはじめ,当社の業務執行の重要事項を決定す
るとともに,取締役から業務執行状況の報告を受ける。また,取締
役の職務の執行につき相互に監督する。
常務会を,原則として毎週開催し,取締役会決議に基づき,全般
的な業務運営の方針および計画ならびに重要な業務の執行について
協議する。
取締役は,企業行動指針を策定し,率先垂範するとともに,自ら
の役割として指針の精神の徹底に努める。また,社長を委員長とす
る企業倫理・法令遵守委員会を設置するとともに,コンプライアン
ス推進担当役員を置き,事業活動における企業倫理・法令遵守を推
進する。さらに,企業倫理相談窓口を開設し,相談者保護をはかり
ながら相談案件等の調査を行うなど適正に運用する。
なお,反社会的勢力からの不当な介入や要求に対しては,関連す
る社内規程等に基づき,毅然として対応する。
使用人は,代表取締役ならびに業務を担当する取締役の指揮命令
のもと,企業行動指針等の規範を遵守し,組織および職務権限に関
する規程に基づき,職務の執行を行う。使用人の職務の執行につい
ては,業務執行の決定手続きや報告などを通じて,取締役の監督を
受ける。
― 25 ―
取締役が設置した内部監査部門は,当社業務の有効性・効率性お
よび法令遵守を確保するため内部監査を実施するとともに,その結
果を社長に報告する。
⑵ 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
取締役の職務の執行に係る文書,電磁的情報その他の情報につい
て,社内規程に基づき,適切に管理・保存し,必要に応じて取締役
が閲覧できるものとする。
⑶ 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
取締役は,当社の業務執行に係るリスクについて,その内容に応
じて,関連する社内規程に基づき,各部門または社内会議体等を活
用するなど,適切に対応する。
⑷ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
取締役は,経営理念・経営の方向性を使用人に徹底するとともに,
経営に関する重要計画のほか,各種計画を策定し,業務執行におけ
る重点施策,目標を明確化するとともに,実施結果の評価を行う。
取締役会等諸会議における報告,使用人との意見交換,お客さま
をはじめとする当社に関わりのあるみなさまとの接触等により,経
営に係る情報を収集し,職務の執行に反映する。
内部監査部門は,効率的な業務執行がなされるよう内部監査を実
施するとともに,その結果を社長に報告する。
⑸ 企業グループにおける業務の適正を確保するための体制
当社は,企業グループにおける業務が適正かつ効率的に行われる
ようグループ会社に対し,重要事項について事前協議および報告を
― 26 ―
求め,指導・助言を実施する。また,グループ会社管理部門または
関係各部門は,グループ会社における重大なリスクの発生および企
業倫理や法令に反する事実について,常務会等に報告する。
グループ会社各社は,法令と法の精神の遵守を徹底するため,企
業行動指針を策定する。また,当社は各社の企業倫理・法令遵守の
状況について適宜把握するとともに,各社の企業倫理・法令遵守の
担当責任者に対する指導・支援等により企業倫理・法令遵守の徹底
をはかる。
内部監査部門は,グループ会社における内部監査の状況を勘案し,
主要な会社については必要に応じて直接内部監査を実施する。
⑹ 監査役の職務執行の実効性を確保するための体制
取締役は,監査役を補助することを職務とする組織を設置し,専
属の使用人を置く。同組織に所属する使用人を監査補助以外の業務
には従事させない。同組織に所属する使用人の人事に関しては,事
前に監査役と協議する。
取締役および使用人は,当社の業務執行上重要と判断した事項に
ついて,監査役に報告するとともに,監査役が監査のために報告を
求めた場合は,これに応じる。
監査役は,取締役会のほか,常務会等重要な諸会議に出席すると
ともに,当社が保存・管理する資料等を閲覧することができる。
代表取締役と監査役とは,経営環境や重要課題等について相互に
認識を深めるため,定期的に会合を持つ。
監査役の監査成果を高めるため,内部監査部門は,内部監査の結
果を監査役に情報提供する。
― 27 ―
連
結
貸
借
対
照
表
(平成26年3月31日現在)
資
科
固
産
の
目
負 債 及 び 純 資 産 の 部
部
金
額
百万円
定
資
産
電 気 事 業 固 定 資 産
水 力 発 電 設 備
汽 力 発 電 設 備
原 子 力 発 電 設 備
内 燃 力 発 電 設 備
送
電
設
備
変
電
設
備
配
電
設
備
業
務
設
備
その他の電気事業固定資産
そ の 他 の 固 定 資 産
固 定 資 産 仮 勘 定
建設仮勘定及び除却仮勘定
核
燃
料
装 荷 核 燃 料
加 工 中 等 核 燃 料
投 資 そ の 他 の 資 産
長
期
投
資
使用済燃料再処理等積立金
退職給付に係る資産
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金( 貸 方 )
3,
536,579
2,
490,103
177,991
302,117
291,103
71,048
663,930
241,109
621,967
98,637
22,197
212,886
223,394
223,394
153,546
34,729
118,817
456,648
96,447
85,132
1,249
170,504
103,805
△ 491
動
資
産
現 金 及 び 預 金
受取手形及び売掛金
た な 卸 資 産
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金( 貸 方 )
706,458
147,052
186,930
85,747
68,613
219,007
△ 892
流
科
額
百万円
定
負
債
社
債
長 期 借 入 金
使用済燃料再処理等引当金
使用済燃料再処理等準備引当金
災害復旧費用引当金
退職給付に係る負債
資 産 除 去 債 務
再評価に係る繰延税金負債
そ
の
他
2,905,
467
1,013,359
1,446,137
89,032
14,066
7,031
160,449
106,476
1,698
67,216
流
動
負
債
1年以内に期限到来の固定負債
短 期 借 入 金
支払手形及び買掛金
未
払
税
金
災害復旧費用引当金
そ
の
他
762,
974
245,231
44,475
160,581
29,512
2,462
280,711
負
株
債
合
計
主
資
本
剰
剰
本
3,668,
441
金
金
金
式
518,
262
251,441
26,678
248,093
△ 7,950
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
土地再評価差額金
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
17,
093
3,235
△ 1,635
△ 1,226
1,180
15,539
少
資
資
利
自
4,
243,037
― 28 ―
本
益
己
株
数
純
計
金
固
新
合
目
資
合
予
株
約
主
産
余
余
株
持
合
権
670
分
38,
569
計
574,
595
計
4,243,
037
連
費
用
科
営
営
結
(
の
目
業
費
用
電気事業営業費用
その他事業営業費用
営
業
利
益
業
支
そ
外
払
費
用
利
息
の
他
当 期 経 常 費 用 合 計
当 期 経 常 利 益
損
益
計
平成25年4月1日から
平成26年3月31日まで
部
金
収
額
百万円
科
書
)
益
の
目
部
金
額
百万円
1,
953,
239
1,732,486
220,753
(85,
642)
営
業
収
益
電気事業営業収益
その他事業営業収益
2,
038,882
1,815,462
223,419
54,
318
46,314
8,004
営
業
外
収
益
受 取 配 当 金
受
取
利
息
固 定 資 産 売 却 益
そ
の
他
7,732
926
2,190
590
4,025
2,
007,
558
39,
056
当 期 経 常 収 益 合 計
特
税金等調整前当期純利益
法
人
税
等
法
人
税
等
法 人 税 等 調 整 額
少数株主損益調整前当期純利益
少 数 株 主 利 益
当
期
純
利
益
算
64,
049
28,
265
3,568
24,696
35,
783
1,
479
34,
303
― 29 ―
別
利
益
退職給付制度改定益
受 取 保 険 金
2,
046,614
24,992
16,220
8,771
連結株主資本等変動計算書
(
平成25年4月1日から
平成26年3月31日まで
)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
当連結会計年度期首残高
資本剰余金
251, 441
利益剰余金
26, 678
株主資本
合計
自己株式
213, 922 △ 8, 129
483, 913
当連結会計年度変動額
当期純利益
34, 303
自己株式の取得
34, 303
△ 22 △ 22
自己株式の処分
△ 114
土地再評価差額金の取崩
△ 19
201
86
△ 19
株主資本以外の項目の
当連結会計年度変動額(純額)
当連結会計年度変動額合計
-
-
当連結会計年度末残高
251, 441
26, 678
34, 170
178
34, 348
248, 093 △ 7, 950
518, 262
その他の包括利益累計額
その他
繰延
有価証券 ヘッジ
評価差額金 損益
当連結会計年度期首残高
土地
退職給付 その他の 新株 少数株主
為替換算
再評価
に係る
包括利益 予約権 持分
調整勘定
差額金
調整累計額 累計額合計
2, 931 △1, 999 △1, 246
68
- △ 246
488
38, 558
純資産
合計
522, 714
当連結会計年度変動額
当期純利益
34, 303
自己株式の取得
△ 22
自己株式の処分
86
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の
当連結会計年度変動額(純額)
当連結会計年度変動額合計
当連結会計年度末残高
△ 19
304
363
19
1, 112
15, 539
17, 339
182
11
17, 532
304
363
19
1, 112
15, 539
17, 339
182
11
51, 881
3, 235 △1, 635 △1, 226
1, 180
15, 539
17, 093
670
38, 569
574, 595
― 30 ―
貸
借
対
照
表
(平成26年3月31日現在)
資
科
産
の
目
固
定
資
産
電 気 事 業 固 定 資 産
水 力 発 電 設 備
汽 力 発 電 設 備
原 子 力 発 電 設 備
内 燃 力 発 電 設 備
新エネルギー等発電設備
送
電
設
備
変
電
設
備
配
電
設
備
業
務
設
備
貸
付
設
備
附 帯 事 業 固 定 資 産
事 業 外 固 定 資 産
固 定 資 産 仮 勘 定
建 設 仮 勘 定
除 却 仮 勘 定
核
燃
料
装 荷 核 燃 料
加 工 中 等 核 燃 料
投 資 そ の 他 の 資 産
長
期
投
資
関係会社長期投資
使用済燃料再処理等積立金
長 期 前 払 費 用
繰 延 税 金 資 産
貸 倒 引 当 金( 貸 方 )
流
動
資
産
現 金 及 び 預 金
売
掛
金
諸 未 収 入 金
短
期
投
資
貯
蔵
品
前
払
費
用
関係会社短期債権
繰 延 税 金 資 産
雑 流 動 資 産
貸 倒 引 当 金( 貸 方 )
合
計
部
金
負 債 及 び 純 資 産 の 部
額
百万円
3,
433,
591
2,
533,
456
158,531
289,153
292,642
71,180
12,460
681,980
250,137
672,699
104,168
501
1,
494
6,
542
218,
000
216,367
1,632
153,
546
34,729
118,817
520,
550
83,802
194,249
85,132
8,601
148,934
△ 170
549,
159
84,333
126,510
5,325
155,000
66,759
210
32,512
64,390
14,646
△ 528
科
固
目
流
定
負
債
社
債
長 期 借 入 金
長 期 未 払 債 務
リ ー ス 債 務
関係会社長期債務
退 職 給 付 引 当 金
使用済燃料再処理等引当金
使用済燃料再処理等準備引当金
災害復旧費用引当金
資 産 除 去 債 務
雑 固 定 負 債
動
負
債
負
短 期 借 入 金
コ マ ー シ ャ ル・ペ ー パ ー
買
掛
金
未
払
金
未
払
費
用
未
払
税
金
預
り
金
関係会社短期債務
諸
前
受
金
災害復旧費用引当金
雑 流 動 負 債
債
合
計
株
1年以内に期限到来の固定負債
資
本
本
金
本
剰
余
金
資 本 準 備 金
利
益
剰
余
金
利 益 準 備 金
その他利益剰余金
海外投資等損失準備金
繰越利益剰余金
自
己
株
式
評 価・換 算 差 額 等
その他有価証券評価差額金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
新
株
予
約
権
純
資
産
合
計
3,
982,
750
― 31 ―
資
資
合
主
計
金
額
百万円
2,
848,
210
1,013,659
1,417,909
10,610
227
3,944
142,521
89,032
14,066
6,884
106,255
43,098
678,
272
236,730
33,500
30,000
98,946
33,362
52,930
25,429
1,030
34,528
129,225
2,280
307
3,526,
482
454,
609
251,441
26,657
26,657
184,543
62,860
121,683
15
121,667
△ 8,032
988
2,623
△ 1,635
670
456,
268
3,982,
750
損
(
費
科
用
の
目
営
業
費
用
電 気 事 業 営 業 費 用
水 力 発 電 費
汽 力 発 電 費
原 子 力 発 電 費
内 燃 力 発 電 費
新エネルギー等発電費
地帯間購入電力料
他 社 購 入 電 力 料
送
電
費
変
電
費
配
電
費
販
売
費
貸 付 設 備 費
一 般 管 理 費
再エネ特措法納付金
電 源 開 発 促 進 税
事
業
税
電力費振替勘定(貸方)
附 帯 事 業 営 業 費 用
ガス供給事業営業費用
熱供給事業営業費用
営
業
利
益
営
業
外
費
用
財
務
費
用
支
払
利
息
社 債 発 行 費
事
業
外
費
用
固 定 資 産 売 却 損
雑
損
失
当 期 経 常 費 用 合 計
当 期 経 常 利 益
税 引 前 当 期 純 利 益
法
人
税
等
法
人
税
等
法 人 税 等 調 整 額
当
期
純
利
益
益
計
算
平成25年4月1日から
平成26年3月31日まで
部
金
)
収
額
百万円
1,749,
109
1,735,
324
29,875
695,481
94,652
23,091
8,406
131,578
271,860
75,404
48,453
153,074
45,628
5
88,663
22,775
29,302
17,306
△ 234
13,
784
13,319
464
(84,
087)
52,
462
46,
150
45,749
401
6,
311
82
6,229
1,801,
571
38,
660
科
営
営
書
益
の
目
63,
653
27,
614
217
27,396
36,
039
― 32 ―
金
額
百万円
業
収
益
電 気 事 業 営 業 収 益
電
灯
料
電
力
料
地帯間販売電力料
他 社 販 売 電 力 料
託
送
収
益
事業者間精算収益
再エネ特措法交付金
電 気 事 業 雑 収 益
貸 付 設 備 収 益
1,833,
196
1,818,
310
600,180
909,013
222,684
21,977
4,070
2,581
34,860
22,855
86
附 帯 事 業 営 業 収 益
ガス供給事業営業収益
熱供給事業営業収益
14,
885
14,359
526
外
収
益
務
収
益
受 取 配 当 金
受
取
利
息
事
業
外
収
益
固 定 資 産 売 却 益
雑
収
益
当 期 経 常 収 益 合 計
特
部
財
業
別
利
益
退職給付制度改定益
受 取 保 険 金
7,
035
4,
639
2,507
2,132
2,
396
518
1,877
1,840,
232
24,
992
16,220
8,771
株主資本等変動計算書
(
平成25年4月1日から
平成26年3月31日まで
)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当事業年度期首残高
資本
準備金
251, 441
26, 657
利益
準備金
62, 860
利益剰余金
その他利益剰余金
海外投資等
損失準備金
別途
積立金
繰越利益
剰余金
利益
剰余金
合計
11
332, 400 △ 246, 653
148, 617
3
△ 3
-
332, 400
-
36, 039
36, 039
当事業年度変動額
海外投資等損失
準備金の積立
別途積立金の取崩
△ 332, 400
当期純利益
自己株式の取得
△ 114 △ 114
自己株式の処分
株主資本以外の項目の
当該事業年度変動額(純額)
当事業年度変動額合計
-
-
-
当事業年度末残高
251, 441
26, 657
62, 860
株主資本
自己株式
当事業年度期首残高 △ 8, 211
3 △ 332, 400
15
-
368, 321
35, 925
121, 667
184, 543
評価・換算差額等
株主資本
合計
418, 505
その他
有価証券
評価差額金
繰延
ヘッジ
損益
2, 398 △ 1, 999
評価・換算
差額等合計
398
新株
予約権
488
純資産
合計
419, 392
当事業年度変動額
海外投資等損失
準備金の積立
-
-
別途積立金の取崩
-
-
36, 039
36, 039
自己株式の取得 △ 22 △ 22
△ 22
当期純利益
自己株式の処分
201
86
株主資本以外の項目の
当該事業年度変動額(純額)
当事業年度変動額合計
178
36, 104
当事業年度末残高 △ 8, 032
454, 609
86
225
363
589
182
771
225
363
589
182
36, 875
2, 623 △ 1, 635
988
670
456, 268
― 33 ―
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書謄本
独立監査人の監査報告書
平成 26 年5月 12 日
東北電力株式会社
御 中
取 締 役 会
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員 公認会計士
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員 公認会計士
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員 公認会計士
千 葉 彰
㊞
髙 橋 幸 毅
㊞
有 倉 大 輔
㊞
当監査法人は,会社法第444条第4項の規定に基づき,東北電力株式会社の平成25年4月
1日から平成26年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類,すなわち,連結貸借対照表,
連結損益計算書,連結株主資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は,我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して
連結計算書類を作成し適正に表示することにある。これには,不正又は誤謬による重要な虚
偽表示のない連結計算書類を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制
を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は,当監査法人が実施した監査に基づいて,独立の立場から連結計算書
類に対する意見を表明することにある。当監査法人は,我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は,当監査法人に連結計算書類に
重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために,監査計画を策定し,こ
れに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては,連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が
実施される。監査手続は,当監査法人の判断により,不正又は誤謬による連結計算書類の重
要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は,内部統制の有
効性について意見表明するためのものではないが,当監査法人は,リスク評価の実施に際し
て,状況に応じた適切な監査手続を立案するために,連結計算書類の作成と適正な表示に関
連する内部統制を検討する。また,監査には,経営者が採用した会計方針及びその適用方法
並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討
することが含まれる。
当監査法人は,意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は,上記の連結計算書類が,我が国において一般に公正妥当と認められる企業
会計の基準に準拠して,東北電力株式会社及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算
書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているもの
と認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には,公認会計士法の規定により記載すべき利
害関係はない。
以 上
― 34 ―
会計監査人の監査報告書謄本
独立監査人の監査報告書
平成 26 年5月 12 日
東北電力株式会社
御 中
取 締 役 会
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員 公認会計士
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
千 葉 彰
㊞
髙 橋 幸 毅
㊞
有 倉 大 輔
㊞
当監査法人は,会社法第436条第2項第1号の規定に基づき,東北電力株式会社の平成25
年4月1日から平成26年3月31日までの第90期事業年度の計算書類,すなわち,貸借対照表,
損益計算書,株主資本等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行
った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は,我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して
計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには,不正又は誤謬
による重要な虚偽表示のない計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経
営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は,当監査法人が実施した監査に基づいて,独立の立場から計算書類及
びその附属明細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は,我が国において一般
に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は,当監査法人に
計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得る
ために,監査計画を策定し,これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては,計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手す
るための手続が実施される。監査手続は,当監査法人の判断により,不正又は誤謬による計
算書類及びその附属明細書の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
監査の目的は,内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが,当監査法人
は,リスク評価の実施に際して,状況に応じた適切な監査手続を立案するために,計算書類
及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また,監査には,
経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は,意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は,上記の計算書類及びその附属明細書が,我が国において一般に公正妥当と
認められる企業会計の基準に準拠して,当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産
及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には,公認会計士法の規定により記載すべき利
害関係はない。
以 上
― 35 ―
監査役会の監査報告書謄本
監
査
報
告
書
当監査役会は,平成25年4月1日から平成26年3月31日までの第90期事業年
度の取締役の職務の執行に関して,各監査役が作成した監査報告書に基づき,
審議の上,本監査報告書を作成し,以下のとおり報告いたします。
1.監査役および監査役会の監査の方法およびその内容
監査役会は,監査の方針,業務の分担等を定め,各監査役から監査の実施
状況および結果について報告を受けるほか,取締役等および会計監査人から
その職務の執行状況について報告を受け,必要に応じて説明を求めました。
各監査役は,監査役会が定めた監査役監査規程に準拠し,監査の方針,業
務の分担等に従い,取締役,内部監査部門その他の使用人等と意思疎通をは
かり,情報の収集および監査の環境の整備に努めるとともに,取締役会その
他重要な会議に出席し,取締役および使用人等からその職務の執行状況につ
いて報告を受け,必要に応じて説明を求め,重要な決定書類等を閲覧し,本
店および主要な事業所において業務および財産の状況を調査いたしました。
また,取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するため
の体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社
法施行規則第100条第1項および第3項に定める体制の整備に関する取締役
会決議の内容および当該決議に基づき整備されている体制(内部統制システ
ム)の状況を監視および検証いたしました。子会社については,子会社の取
締役および監査役等と意思疎通および情報の交換をはかり,必要に応じて子
会社から事業の報告を受けました。以上の方法に基づき,当該事業年度に係
る事業報告およびその附属明細書について検討いたしました。
さらに,会計監査人が独立の立場を保持し,かつ,適正な監査を実施して
いるかを監視および検証するとともに,会計監査人からその職務の執行状況
について報告を受け,必要に応じて説明を求めました。また,会計監査人か
ら「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」
(会社計算規
則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」
(平成17年
10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受け,必要に
― 36 ―
応じて説明を求めました。以上の方法に基づき,当該事業年度に係る計算書類
(貸借対照表,損益計算書,株主資本等変動計算書および個別注記表)およ
びその附属明細書ならびに連結計算書類(連結貸借対照表,連結損益計算書,
連結株主資本等変動計算書および連結注記表)について検討いたしました。
2.監査の結果
⑴ 事業報告等の監査結果
一 事業報告およびその附属明細書は,法令および定款に従い,会社の状
況を正しく示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為または法令もしくは定款に違
反する重大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めま
す。また,当該内部統制システムに関する取締役の職務の執行について
も,指摘すべき事項は認められません。
⑵ 計算書類およびその附属明細書の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法および結果は相当であ
ると認めます。
⑶ 連結計算書類の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法および結果は相当であ
ると認めます。
平成 26 年5月 13 日
東北電力株式会社 監査役会
常 任 監 査 役( 常 勤 ) 鈴 木 敏 仁
㊞
常 任 監 査 役( 常 勤 ) 加 藤 公 樹
㊞
監査役
(社外監査役) 藤 原 作 弥
㊞
監査役
(社外監査役) 宇 野 郁 夫
㊞
監査役
(社外監査役) 我 妻 廣 繁
㊞
以 上
― 37 ―
株主総会参考書類
議案および参考事項
〈会社提案〉
第1号議案および第2号議案は,会社提案によるものであります。
第1号議案(会社提案) 剰余金の処分の件
剰余金の処分につきましては,次のとおりといたしたいと存じます。
期末配当に関する事項
当社は,配当につきましては,安定的な配当を行うことを基本に,
当年度の業績や中長期的な収支見通しなどを総合的に勘案し決定する
ことを基本的な方針としております。
しかしながら,大震災後の厳しい経営状況を踏まえて,誠に遺憾な
がら,平成23年度以降,2年以上にわたり配当の実施を見送らせてい
ただきました。
当年度につきましては,徹底した効率化に取り組んだことなどによ
り,一定の黒字を確保することができました。あわせて,大震災等に
より毀損した財務体質の回復をはかる必要があること,原子力発電所
の再稼働を巡る状況などにより中長期的な収支を見通すことが困難で
あること,さらには昨年9月に電気料金値上げを実施させていただい
たことなどを総合的に勘案した結果,配当を再開することが可能と判
断し,平成25年度の期末配当金につきましては,1株につき5円とい
たしたいと存じます。
1.配当財産の種類
金銭
2.株主に対する配当財産の割当てに関する事項およびその総額
当社普通株式1株につき金5円 総額 2, 493, 624, 100円
3.剰余金の配当が効力を生じる日
平成26年6月27日
― 38 ―
第2号議案(会社提案)
取締役16名選任の件
取締役全員は,本総会終結の時をもって任期満了となりますので,
取締役16名の選任をお願いいたしたいと存じます。
取締役候補者は,次のとおりであります。
氏 名
(生 年 月 日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
所有する
当 社 の
株 式 数
昭和38年4月 東北電力株式会社入社
たか
1
はし
ひろ
あき
高 橋 宏 明
(昭和16年1月20日生)
平成17年6月 同社取締役社長
平成22年6月 同社取締役会長(現在にいたる)
59,431株
〔重要な兼職の状況〕
一般社団法人東北経済連合会会長
かい
2
わ
まこと
海 輪 誠
昭和48年4月 東北電力株式会社入社
平成21年6月 同社取締役副社長 IR担当
15,400株
(昭和24年9月25日生) 平成22年6月 同社取締役社長(現在にいたる)
昭和48年4月 東北電力株式会社入社
あ
3
べ
のぶ
あき
安 倍 宣 昭
平成20年6月 同社常務取締役 支店統轄
平成21年6月 同社取締役副社長 火力原子力本部長
(現在にいたる)
(昭和23年9月4日生) 20,628株
〔重要な兼職の状況〕
株式会社ユアテック社外取締役
昭和46年4月 東北電力株式会社入社
平成21年6月 同社上席執行役員新潟支店長
や
4
はぎ
やす
お
矢 萩 保 雄
(昭和26年2月14日生)
平成23年6月 同社常務取締役 お客さま本部長代理
平成24年6月 同社取締役副社長 お客さま本部長
(現在にいたる)
〔重要な兼職の状況〕
株式会社ユアテック社外監査役
― 39 ―
9,600株
氏 名
(生 年 月 日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
所有する
当 社 の
株 式 数
昭和48年4月 東北電力株式会社入社
平成21年6月 同社取締役 火力原子力本部副本部長
火力原子力本部原子力部長
いの
5
うえ
しげる
井 上 茂
(昭和24年11月11日生)
平成22年6月 同社常務取締役 火力原子力本部
副本部長 火力原子力本部原子力部長
19,314株
平成24年6月 同社常務取締役 火力原子力本部
副本部長
平成25年6月 同社取締役副社長 火力原子力本部長
代理(現在にいたる)
※
6
昭和53年4月 東北電力株式会社入社
はら
だ
ひろ
や
原 田 宏 哉
平成21年6月 同社企画部長
平成22年6月 同社取締役企画部長
4,503株
(昭和31年3月10日生) 平成23年6月 同社上席執行役員東京支社長
(現在にいたる)
昭和53年4月 東北電力株式会社入社
平成21年6月 同社執行役員 火力原子力本部副本部長
火力原子力本部火力部長
さ
7
く
ま
なお
かつ
佐久間 直 勝
(昭和27年12月19日生)
平成23年6月 同社取締役 火力原子力本部副本部長
火力原子力本部火力部長
9,700株
平成24年6月 同社常務取締役 火力原子力本部
副本部長 火力原子力本部火力部長
平成25年6月 同社常務取締役 火力原子力本部
副本部長(現在にいたる)
み
8
うら
まさ
ひこ
三 浦 政 彦
昭和50年4月 東北電力株式会社入社
平成21年6月 同社執行役員秋田支店長
(昭和27年7月23日生) 平成24年6月 同社常務取締役 電力流通本部長
(現在にいたる)
― 40 ―
3,609株
氏 名
(生 年 月 日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
所有する
当 社 の
株 式 数
昭和51年4月 東北電力株式会社入社
むこう
9
だ
よし
ひろ
向 田 吉 広
平成19年7月 同社火力原子力本部原子力部部長
平成22年6月 同社執行役員待遇東北原子力懇談会
(昭和27年2月9日生) 平成24年4月 同社執行役員待遇東北エネルギー懇談会
8,100株
平成24年6月 同社常務取締役 火力原子力本部
副本部長(現在にいたる)
昭和52年4月 東北電力株式会社入社
平成21年6月 同社上席執行役員女川原子力発電所長
わた
10
なべ
たか
お
渡 部 孝 男
(昭和27年7月30日生)
平成24年6月 同社取締役 火力原子力本部副本部長
火力原子力本部原子力部長
7,429株
平成25年6月 同社常務取締役 火力原子力本部
副本部長 火力原子力本部原子力部長
(現在にいたる)
昭和54年4月 東北電力株式会社入社
は
11
せ がわ
のぼる
長谷川 登
平成21年6月 同社執行役員東京支社長
平成23年6月 同社取締役広報・地域交流部長
(昭和30年4月17日生) 平成25年6月 同社常務取締役 火力原子力本部
11,002株
副本部長 支店統轄
(現在にいたる)
昭和54年4月 東北電力株式会社入社
やま
12
もと
しゅん
じ
山 本 俊 二
平成20年6月 同社経理部長
平成22年6月 同社執行役員経理部長
(昭和31年12月19日生) 平成23年6月 同社執行役員山形支店長
平成25年6月 同社常務取締役
(現在にいたる)
― 41 ―
8,900株
氏 名
(生 年 月 日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
所有する
当 社 の
株 式 数
昭和54年4月 東北電力株式会社入社
おか
13
のぶ
しん
いち
岡 信 愼 一
平成21年6月 同社環境部長
平成23年6月 同社グループ事業推進部長
(昭和32年2月16日生) 平成24年6月 同社執行役員企画部長
平成25年6月 同社常務取締役企画部長
7,600株
(現在にいたる)
※
いし
14
もり
りょう
いち
石 森 令 一
(昭和29年1月25日生)
昭和53年4月 東北電力株式会社入社
平成21年6月 同社お客さま本部副本部長兼
お客さま本部営業部長
平成23年6月 同社執行役員 お客さま本部副本部長
6,500株
お客さま本部営業部長
(現在にいたる)
昭和55年4月 東北電力株式会社入社
平成19年6月 同社土木建築部副部長耐震担当
笹 川 稔 郎
平成22年6月 同社土木建築部長
15
(昭和30年10月31日生) 平成24年6月 同社執行役員秋田支店長
※
ささ
がわ
とし
ろう
5,501株
(現在にいたる)
平成18年4月 東日本旅客鉄道株式会社代表取締役社長
せい
16
の
さとし
清 野 智
平成24年4月 同社取締役会長(現在にいたる)
平成25年6月 東北電力株式会社取締役
(現在にいたる)
(昭和22年9月30日生) 2,047株
〔重要な兼職の状況〕
東日本旅客鉄道株式会社取締役会長
(注)
1.※印は,新任候補者であります。
2.各候補者と当社との間には,特別の利害関係はありません。
3.候補者清野智は,会社法施行規則第2条第3項第7号に定める社外取締役候補者で
あり,株式会社東京証券取引所の有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員と
して届け出ております。
― 42 ―
4.候補者清野智は,東日本旅客鉄道株式会社の取締役会長であり,その豊富な経験や
卓越した識見を当社経営に活かしていただくため,社外取締役として選任をお願いす
るものであります。
5.候補者清野智は,現に当社の社外取締役であり,その就任してからの年数は,本総
会終結の時をもって1年間であります。
6.当社は,会社法第427条第1項の規定により,候補者清野智との間に,同法第423条
第1項の責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく責任の限度額は,
法令に定める額としております。同氏の社外取締役の選任についてご承認いただいた
場合には,当社は同氏と当該契約を継続する予定であります。
― 43 ―
〈株主提案〉
第3号議案から第5号議案までは,株主提案によるものであります。
なお,提案株主(221名)の議決権の数は,2,961個であります。
第3号議案(株主提案) 定款一部変更の件(1)
○議案内容
第1章 総則 に以下の条項を追加する。
(脱原発会社宣言)
第 6 条 当会社は,東京電力福島第一原子力発電所事故により甚大
な被害を受けた東北圏を供給区域とする電力会社であることを重
く受け止め,「脱原発会社宣言」を行い,原子力発電に依存し
ない電力供給体制の確立を目指す。
(上記第6条の新設に伴い,現行定款の第6条以下をそれぞれ1
条ずつ繰り下げる。
)
○提案の理由
当社は,全原発が停止中の平成25年度においても約300億円の黒字が
見込まれており,26年度以降は値上げ効果による増収がさらに800億円
ほど拡大するため,修繕費等の支出を震災前の水準に戻しても,経常収
支の黒字化が可能な経営状況にあります。
一方で,年間1,000億円ほどの自社原発維持費と,300億円ほどの他社
原発維持費を支出している状況から,脱原発を進め,原発維持費を削減
することで,電気料金値下げを含めた更なる経営改善を図ることが可能
と考えられます。
従って,原発事故による被災地を抱える当社管内において,核廃棄物
処分方法およびそのコストの不透明な中,合意形成が困難な原発再稼働
に固執することなく,日本の電力会社初の「脱原発会社宣言」を行うこ
とで得られる株主および消費者の信頼および経営上のメリットは極めて
大きいのです。
― 44 ―
○株主提案に対する取締役会の意見
取締役会としては,次の理由により本議案に反対いたします。
福島第一原子力発電所の事故は,当社といたしましても,同じ電気
事業者として,さらに供給区域に被災地を抱える事業者として,極めて
深刻な事態と受け止めております。
当社は,本事故後,女川,東通の両原子力発電所において,同様の事
態に至らないよう緊急的な対策を実施するとともに,現在,原子力規制
委員会が策定した新規制基準を踏まえ,さらなる安全対策を進めている
ところであります。
エネルギー資源のほとんどを海外に依存しているわが国において,原
子力発電は,安全確保を前提に,エネルギーの安全保障,低炭素社会の
実現,さらには経済性の観点から重要な電源であります。また,国のエ
ネルギー基本計画においても,原子力発電は,
「安全性の確保を大前提に,
エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源」と位
置付けられており,高レベル放射性廃棄物についても,国が前面に立っ
て最終処分に向けた取り組みを進めることとしております。
こうしたことから,当社といたしましては,地域のみなさまのご理解
を得ながら,今後とも原子力発電の活用をはかっていくことにより,バ
ランスのとれた電源構成を実現し,電力の安定供給を果たしてまいりた
いと考えております。
したがいまして,取締役会といたしましては,ご提案の内容について
反対いたします。
― 45 ―
第4号議案(株主提案) 定款一部変更の件(2)
○議案内容
以下の章を新設する。
第7章 将来計画の策定と情報公開
(将来計画の策定)
第 44 条 当会社は,将来的な需要の変動を見据えた長期的な電力
供給計画を策定・公表することで,消費者の信頼および経営の
透明性を確保する。
○提案の理由
管内人口が2030年までに2割,50年までに4割減少すると予測され
ている中,LED等省エネ機器の普及や建物の省エネ化等で一人当たり
の消費電力も減り,電力需要は30年までに3割,50年までに5割減少
するとして,将来計画を策定する必要があります。
一方,再生可能エネルギー発電設備の導入拡大は著しく,30年まで
に現在の2倍(現需要の3割)以上に達していることは確実であるため,
残りの電力需要は「現需要の4割以下」
,50年では「現需要の2割以下」
となります。
このわずかな需要を,「新規参入する新電力会社」と「コジェネなど
の自家発」でシェアする時代において,当社に求められる電力供給体
制がどのようなものか,出力調整の困難な原子力発電設備が生き残る
余地があるのか,等について十分な検討を加えたうえで,今後の設備
投資の方向性を定めるべきであり,重要な経営判断資料として,消費
者への説明と意見聴取が必須となります。
― 46 ―
○株主提案に対する取締役会の意見
取締役会としては,次の理由により本議案に反対いたします。
当社は,電気事業法に基づき,毎年,10年間の電力需要の見通しや電
力需給の計画等を取りまとめた供給計画を国に届け出るとともに,その
概要を公表しております。
平成26年度供給計画においては,今後東北地域での人口減少や省エネ
ルギー化が予想されるものの,現在の需要動向や今後の経済の見通し,
東日本大震災からの復旧・復興需要の動きなども勘案し,計画の最終年
度である平成35年度(2023年度)まで,電力需要は緩やかに増加していく
ものと想定しております。
また,長期的な電力需給を見通すにあたっては,人口増減や省エネル
ギー化の進展状況のみならず,将来の経済の見通し,さらには国際的な
エネルギー情勢や地球環境問題の動向など,不確実性の高い様々な要素
を勘案する必要があります。
なお,再生可能エネルギーについては,東北地域に適地の多い風力,
地熱,水力をはじめ,太陽光などの導入拡大に今後とも取り組んでまい
りますが,一方で,自然条件により出力が変動することに伴う電力品質
への影響などの技術面やコスト面での課題もあります。
こうしたことから,当社といたしましては,さらなる安全性の向上と
地域のみなさまのご理解を前提として原子力発電の活用をはかりながら,
競争力があり需給の変動などにも適切に対応できるバランスのとれた
電源構成の実現を目指してまいります。
また,会社法では,業務執行に関する事項については取締役会および
取締役に委ねることを基本としておりますので,本提案のような業務執
行に関する内容を定款に規定することは適切ではないと考えております。
したがいまして,取締役会といたしましては,ご提案の内容について
反対いたします。
― 47 ―
第5号議案(株主提案) 定款一部変更の件(3)
○議案内容
以下の章を新設する。
第7章 将来計画の策定と情報公開
(情報公開)
第 45 条 当会社は,可能な限り経営および事業に関する情報公開
をすることにより,消費者の信頼および経営の透明性を確保する。
○提案の理由
電力事業は,その公益性に鑑み,消費者の信頼と経営の透明性を確
保することが必要ですし,経営および事業に関する最大限の情報公開
を行う必要があります。
にも拘らず,東日本大震災によって女川原発の再循環ポンプなどの
重要機器が受けた応力の評価や点検・検査の結果などの情報が公開さ
れないなど,地域住民に大きな不安を与えています。
また,原子力規制委員会の新規制基準に適合させようとして行われ
ている防潮堤の嵩上げ工事や,原子炉格納容器のフィルタベント装置
の設置工事などに1,526億円あまりを投資しようとしていますが,電気
料金に上乗せされるこれらの費用の明細を明らかにすべきです。
更に,原発を廃炉にした場合の電気料金の増減を評価し公表するこ
とも選択肢を示す上で大切な事です。定款に情報公開を明記して,当
社が最大限の努力をすることを株主および消費者に表明します。
― 48 ―
○株主提案に対する取締役会の意見
取締役会としては,次の理由により本議案に反対いたします。
当社は,事業活動全般にわたり,地域をはじめ関係するみなさまから
ご理解をいただくことが必要不可欠であるとの認識に立ち,法令を遵守
し,
情報公開に関する国のガイドラインに基づくことはもとより,
自主的
な情報公開にも努めております。
原子力に係る情報につきましても,報道機関を通じた広くタイムリー
な情報提供を行うとともに,当社ホームページでもお知らせしており,
地域のみなさまに対しては,
「発電所だより」や「東北電力ニュース」
などの配布をはじめとしたきめ細かな情報提供や対話活動を行っている
ところであります。
女川原子力発電所につきましては,大震災による設備被害や対応状況
を適宜公表するとともに,耐震安全上重要な主要設備については,評価
結果を公表しております。
さらに,電気料金の原価に含まれる原子力発電所の安全対策工事費に
つきましても,耐震対策や津波・浸水対策など,対策ごとに公表してお
ります。
当社といたしましては,今後とも原子力をはじめとした情報公開に
鋭意取り組んでまいりたいと考えております。
また,会社法では,業務執行に関する事項については取締役会および
取締役に委ねることを基本としておりますので,本提案のような業務執
行に関する内容を定款に規定することは適切ではないと考えております。
したがいまして,取締役会といたしましては,ご提案の内容について
反対いたします。
以 上
― 49 ―
「インターネット等による議決権行使のご案内」
1.インターネットにより議決権を行使される場合は,パソコン,スマート
フォンまたは携帯電話(EZweb,
iモード,Yahoo!ケータイ)から,当社の
指定する議決権行使サイト(http://www.evote.jp/)へ議決権行使書用紙
に記載された「ログインID」 および「仮パスワード」によりアクセスして
ください。ただし,毎日午前2時から午前5時までは取り扱いを休止いた
します。
また,ご不明な点などがございましたら後記ヘルプデスクヘお問い合せ
ください。
なお,アクセスに際して発生する費用は株主さまのご負担となりますの
で,ご了承ください。
2.インターネットによる議決権行使は,平成26年6月25日(水曜日)午後
5時まで受付いたしますが,お早めに行使していただきますようお願い申
しあげます。
3.インターネットの利用環境によっては,パソコンまたはスマートフォン
による議決権行使ができない場合もございますので,ご了承ください。
4.携帯電話による議決権行使にあたっては,EZweb,iモード,Yahoo!ケー
タイのいずれかのサービスをご利用ください。また,セキュリティ確保の
ため,暗号化通信(SSL通信)および携帯電話情報送信が不可能な機種に
は対応しておりませんので,ご了承ください。
5.株主さま以外の第三者による不正アクセスや議決権行使内容の改ざんを
防止するため,議決権行使サイト上で「仮パスワード」から任意の「パス
ワード」への変更をお願いしております。
6.議決権行使書の郵送による方法とインターネットによる方法の双方で議
決権を行使された場合は,インターネットによる議決権行使の内容を有効
とさせていただきます。
― 50 ―
7.インターネットにより,複数回にわたり議決権を行使された場合は,最後
に行使された内容を有効とさせていただきます。また,パソコン,スマート
フォンおよび携帯電話のいずれかで重複して議決権を行使された場合も,最
後に行使された内容を有効とさせていただきます。
8.株式会社ICJが運営する「機関投資家向け議決権電子行使プラットフォー
ム」にご参加の株主さまは,当該プラットフォームより議決権を行使する
ことができます。
以 上
EZweb」はKDDI株式会社,「iモード」は株式会社NTTドコモ,
「Yahoo!」は米国
( 「Yahoo!Inc.の商標または登録商標です。
)
システムなどに関するお問い合せ
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部(ヘルプデスク)
電話0120-173-027(受付時間 午前9時~午後9時,通話料無料)
― 51 ―
株主総会会場ご案内
会 場 仙台市青葉区一番町三丁目7番1号
電力ビル7階電力ホール
会場付近略図
広瀬通り
広瀬通駅
●
地下鉄
電力ビル
明治安田
生命ビル
至盛岡・青森
N
アエル
●
中央通りアーケード
●
みずほ
銀行 ●
●
●パルコ
JRあおば通駅
青葉通り
ロフト●
西口バスプール
至福島・東京
東二番丁通り
七十七
銀行本店
仙台駅
●
南町通り
さくら野
●
百貨店
ダイエー
JR仙台駅
藤崎
○会場には駐車場がございませんので,公共交通機関等をご利用願います。
交 通 J R 線 仙台駅から徒歩約10分
JR仙石線 あおば通駅から徒歩約5分
バ ス 電力ビル前下車
地 下 鉄 広瀬通駅下車……最寄りの出口は西3
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