2007 CIK-FIA ワールドカップ カートレース IN JAPAN

2007.5.17 配信
2007 CIK-FIA ワールドカップ カートレース IN JAPAN
2007 CIK-FIA WORLD CUP KART RACE IN JAPAN
鈴鹿サーキット 国際南コース 1.264km
25日(金)・26日(土)・27日(日)
ファイナル
2007年5月
●開催クラス:CIK-FIA WORLD CUP FOR KF1 / CIK-FIA ASIA-PACIFIC KF2 CHAMPIONSHIP
●同 日 開 催:FP-Jr / CELL OPEN
●プロモーター:株式会社 モビリティランド
●オーガナイザー:鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
●公
認 :国際カート委員会(CIK)/ 国際自動車連盟(FIA)/ 社団法人 日本自動車連盟(JAF)
●後
援 :鈴鹿市 / 鈴鹿商工会議所 / 鈴鹿市観光協会 / 鈴鹿モータースポーツ市民の会 / カートメーカーインポーター協会(KMIA)
有限責任中間法人 SLカートスポーツ機構(SLO) / 日本カートランド協会(JKLA) / 日本選手権オーガナイザー会(JKOA)
●オフィシャルパートナー :株式会社サントレード
●開 催 日 程:2007年5月25日(金) ゲートオープン8:00 ノンクオリファイング プラクティス
26日(土) ゲートオープン8:00 クオリファイング プラクティス / クオリファイング ヒート
27日(日) ゲートオープン8:00 ウォームアップ / セレモニー / プレファイナル / ファイナル
ゆうえんち入園料でご覧いただけます。(※各日とも1日のみ有効)
料金(ゆうえんち入園料)
大人
(中学生以上)
子供
(小学生)
幼児
(3歳~未就学児)
1,600円
800円
600円
お車でお越しの方は、ゆうえんち駐車場に駐車いただき、無料
シャトルバスをご利用ください。
■無料シャトルバス運行区間:正面ゲート⇔国際南コース
M・アーディゴ、O・ミルロイらの新鋭、D・フォレ、S・チェセッティらベテラン勢も鈴鹿
に結集!迎え撃つ日本のエース石井一也、野尻智紀らとの対決に注目!!
M・アーディゴ
石井一也
今年も鈴鹿サーキット、国際南コースには世界を代表する選手が大挙エントリー
してきた。中でも注目は23歳のマルコ・アーディゴ(イタリア)、17歳のオリバー・
ミルロイ(イギリス)だ。アーディゴは昨年のヨーロッパ選手権FAクラスチャンピオン
で、ワールドカップカートでもFA(今季のKF1)クラスで4位に入った実績があり、
今年はヨーロッパ選手権開幕戦で2ヒート制覇の完全優勝を達成するなど、今
最も勢いのある選手だ。ミルロイは昨年のワールドカップカートICA(今季のKF2)
クラスに参戦。今季はKF1にステップアップしてきた精鋭。そしてワールドカップ
カートで忘れてはならないのが強豪ベテラン勢だ。イタリアのダビデ・フォレ(32歳)、
サウロ・チェセッティ(31歳)が参戦。
O・ミルロイ(2006年の走り)
フォレは2000年に優勝するなど、これ
までワールドカップカートレースでも数々の好成績を残しており、トップ争い
にからんでくるのは確実。そして彼らを迎えうつ形になるのが日本の若き
エース石井一也(17歳)、野尻智紀(17歳)だ。石井は2005年のアジア・パシ
フィック選手権ICAクラスチャンピオンを獲得。今年からは活動の場をヨー
ロッパに移し、さらなる飛躍が期待されている。野尻は昨年全日本選手権FA
クラスチャンピオンを獲得。石井同様今年はヨーロッパをベースに活躍して
S・チェセッティ
D・フォレ
おり、ともに凱旋レースでもある。
またKF2(昨年のICA)クラスにも期待の新鋭、イギリスのW・J・R・スティーブンス(15歳)が参戦。タイのトップ
カーター、ティン・スリトライ(17歳)、日本期待の中山雄一(15歳)、大谷涼(15歳)との対決が見ものとなってきた。KF1
クラス、KF2クラスとも、彼らが見せてくれるのは世界最高峰の走り。それは国際南コースでしか観ることのできな
い究極のバトルだ。
〒510-0295
三重県鈴鹿市稲生町7992
TEL(059)378-1111
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URL http://www.suzukacircuit.jp/
エンジン排気量が100ccから125ccに。規定変更で驚異のハイ
スピードバトルがさらに速く!ラップタイムに注目だ!
テクニカル&ハイスピードの国際南コースバトルを、さらに面白くするのが今年からのレギュレーション変更だ。これまでのFAクラスが新たに
KF1クラスとなり、エンジン排気量は100ccから125ccへとアップ。エンジン回転数は16,000回転に制限されるものの、その性能は驚くほどアップ
した。また、併催クラスのアジア・パシフィック選手権ICAクラスはKF2クラスへと変更。エンジン排気量はKF1クラスと同じ125cc。エンジン
回転数は15,000回転に制限されるが、大幅な性能の向上は誰の目にも明らかだ。KF1、KF2共に今回が日本での初開催となる。注目され
るのは国際南コースをいったい何秒で駆け抜けるのかだ。これまで誰も経験したことのない領域に突入するのは間違いないだろう。そしてそ
のスピードで展開されるレースは、まさに異次元のハイスピードバトルとなる。
G・フィジケラ、J・バトン、J・トゥルーリ、そして2年連続のワールド
チャンピオンF・アロンソ。ワールドカップが数々のF1ドライバーを輩出
F1ワールドチャンピオンの
F・アロンソ(1998年)
J・バトン(1997年)
1991年に初開催されたワールドカップカートレース。
G・フィジケラ(1993年)
その年に活躍したのがF1ルノーチームのG・フィジケラ
だった。フィジケラは93年にも参戦しFSAクラス2位入賞
を果たしている。そしてワールドカップで最も光り輝いて
いたのがF1トヨタチームで大活躍のJ・トゥルーリ。初開催
の91年から5年連続してFSAクラスに参戦。93年に3位
表彰台を記録すると、94、95年と2連覇達成だ。F1ホンダ
チームのエースJ・バトンも96年FAクラスに参戦し3位
表彰台を記録。翌年はFSAに参戦し、大器の片鱗を見せ
つけた。今季トロ・ロッソチームから出場のV・リウッツィは97年から参戦し、99年に優勝。2005
年、F1最年少チャンピオンを獲得したF・アロンソも98年にFAクラスに参戦している。この年は
決勝が豪雨のため中止となったが、アロンソは予選ヒートでトップを獲得するなど、バトン同様未来
のF1を予感させる走りを披露した。さらには今年ルーキーながら大活躍しているL・ハミルトン(マク
ラーレン)も2000年(もてぎ)に参戦して優勝、その他にもA・デビッドソン、R・クビサ、H・コバライネン、
N・ロズベルグも参戦しており、現役F1ドライバー22名中10名が
ワールドカップでの活躍をステップに世界の頂点に上り詰めた。
J・トゥルーリ(1995年)
やはりワールドカップはF1候補生たちにとって重要なタイトルとな
るのだ。
N・ロズベルグ(2000年)
V・リウッツィ(2000年)
注目のCELL OPEN、FP-Jrがサポートレースとして開催!
将来のF1候補生が大挙参戦!!
今年のワールドカップカートレースではKF1、KF2に加え、「CELL OPEN」、「FP-Jr」がサポートレースとして開催される。CELL OPENは
鈴鹿サーキット独自のカテゴリーで、125ccのセルモーター、クラッチつきのエンジンを使用して争われるもの。今回はイアメ、ヴォルテックス、
ロータックスの3種類のエンジンが使用できる。レギュレーションは異なるが、鈴鹿選手権シリーズでも開催され、毎戦大接戦が展開されてい
るだけに、その舞台がワールドカップとなれば各選手とも当然力が入る。これまでにない激しい争いとなるのは確実だ。
もうひとつのFP-Jrは12歳から15歳のジュニアドライバーによるレース。これまで鈴鹿ではこのクラスは開催されておらず、今回が初レー
スとなる。加えて同じ規定のJAFジュニア選手権の最終戦(11月4日開催)も国際南コースで開催されることが決まっており、その最終決戦に
向けての前哨戦、タイトルの行方を占う一戦でもある。このクラスはこれまでにも今季ヨーロッパのGP2を戦う平手晃平、ユーロF3を戦う
小林可夢偉、全日本F3選手権で現在ポイントランクトップに立つ大嶋和也らを輩出しているだけに注目度は高く、将来のトップドライバー候補
が激しいバトルを披露してくれるはずだ。
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