概要資料 グローバル・フードバンキング・ネットワークと国際ロータリー この協力関係の目的は何ですか グローバル・フードバンキング・ネットワーク(GFN)と国際ロータリーは、世界各地の飢餓と食糧不足問 題と闘うために、食糧バンクを通じて協同でリソースを提供するパートナーシップを結びました。食糧バ ンクでは、余った食料を寄贈してもらい、それを地域の関連団体(学校給食や食糧配給所、貧困者のた めの無料食堂、エイズや結核患者のためのホスピス、老人介護施設、孤児院、その他飢えている人々 に食事を提供する NGO 団体)に供給しています。 グローバル・フードバンキング・ネットワークとはどのような団体ですか グローバル・フードバンキング・ネットワーク(GFN)は、食糧バンクを必要としている地域にバンクを設立 すると同時に、既に設立されている食糧バンクをサポートすることによって、世界中の飢餓の緩和を目指 す国際団体です。GFN では、余った食品を捨ててしまう代わりに飢えている人々に供給することによっ て、環境に優しい余剰食品の処理方法を実践しています。このプロセスを通じて、地域の中で住民同士 の助け合いが育まれています。 クラブと地区はどのような形で参加できますか クラブと地区は、次のような形で参加できます。 既に設立されている食糧バンクのボランティアとして以下の援助を提供する。 o 食糧回収キャンペーンの計画と実施 o 配達・運搬用トラックの提供 o 食糧バンクへの食品、備品、労力の提供 o 食糧受領者の決定 必要とされている地域における食糧バンクの設立を助ける。具体的には、食糧バンクが新設さ れる現地の GFN とロータリーの指導者を紹介し合い、支援内容の調整を行うとともに、食糧バ ンクの制度と地元団体、政府、パートナー団体との調整を図るにあたり、サポートを提供する。 地域の飢餓問題に対する認識の向上に努める。具体的な活動例として、認識向上を目的とす る会合を開いたり、参加を促す方法について話し合ったりすることができる。 学校給食などを通じて、お腹を空かせている子どもたちに食事を配給する。 食糧バンクで今後活躍が期待される新リーダーの研修の場として、年に一度 GFN が 主催する 世界的な集まりに参加、あるいは発表を行い、ネットワークづくりをする。このプログラムは、世界 中の飢餓を緩和する使命の下、既存の食糧バンクをさらに充実させ、支援すると同時に、新た なバンク設立を推進するための GFN の活動の中核をなすものです。 その他の参考資料 活動する地域社会:効果的なプロジェクトのための手引き(605A) 地域調査の方法 (605C) フード・バンキング・ネットワークのリソース・センター 連絡先 Rotary International Rotary Service Connections | RI Programs One Rotary Center 1560 Sherman Avenue Evanston, IL 60201-3698 USA www.rotary.org +1-847-866-4487 [email protected] Craig Nemitz, Director of Field Services The Global FoodBanking Network 203 North LaSalle Street, Suite 1900 Chicago, IL 60601 USA www.foodbanking.org/rotary +1-312-782-4560 [email protected]
© Copyright 2024 Paperzz