マニュアル Nero Express

マニュアル
Nero Express
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Nero Express
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Nokia は Nokia 社の登録商標です
CompactFlash は、SanDisk 社の登録商標です。
Sony、メモリースティック、PlayStation、PLAYSTATION および PSP は Sony社の商標または登録商標です。
HDV は、Sony 社および JVC(Victor Company of Japan)社の商標です。
UPnP は、UPnP Implementers 社の登録商標です。
Labelflash は、ヤマハ社の登録商標です。
ここで記載されている商標は情報提供のみを目的としています。 すべての商標名、商標はそれぞれの所有者に帰属します。
Nero AG Im Stoeckmaedle 13-15 D-76307 Karlsbad Germany
Nero Express
目次
目次
1
はじめに
7
1.1
このマニュアルについて
7
1.2
Nero Express について
7
1.3
Nero Express を使用する
8
2
プログラムを起動する
9
3
開始画面 10
3.1
拡張エリア(開始画面)
4
編集画面 14
5
データディスク 17
5.1
データ CD/DVD の編集
17
5.2
SecurDisc の設定
19
5.3
データトラックの保存
22
6
ミュージック 24
6.1
オーディオ CD の編集
24
6.1.1
オーディオファイルのプロパティをカスタマイズする
25
6.2
ジュークボックスディスクを編集する
30
6.3
Audiobook CD を編集する
31
6.4
自動音楽認識
32
6.4.1
オーディオファイルを識別する
32
6.5
オーディオ CD をハードディスクへコピーする
34
6.5.1
オーディオ CD をハードディスクへコピーする
37
7
ビデオとスライドショー 42
7.1
ビデオ CD/スーパービデオ CD の編集
42
7.1.1
メニューをカスタマイズする
44
7.2
DVD ビデオの編集
45
8
ディスクイメージまたは保存したプロジェクトの読み込み 48
Nero Express
11
IV
目次
9
LightScribe 49
9.1
LightScribe ラベルを印刷する(編集なし)
49
9.2
[LightScribe 印刷設定]ウィンドウ
51
9.3
LightScribe ラベルを印刷する(プロジェクト内)
52
10
Labelflash 55
10.1
[レーベル書き込み]画面
55
10.2
Labelflash ラベルおよび DiskT@2 の印刷
57
11
編集内容の書き込み 60
11.1
レコーダーを選択する
60
11.2
書き込み処理を開始する - ドライブを使用したディスクの書き込み
61
11.3
[最終書き込み設定]画面
62
11.3.1
拡張エリア(書き込み設定)
64
11.4
Nero Image Recorder を使用した書き込み – イメージファイルの作成
66
12
CD/DVD をコピーする 69
12.1
コピー方法
69
12.1.1
オンザフライ
69
12.1.2
イメージ経由コピー
70
12.2
CD/DVD をコピーする
70
12.3
コピーの設定
73
13
[書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウ 76
14
最終画面 78
15
設定オプション 79
15.1
編集の設定
80
15.2
キャッシュの設定
81
15.3
高度機能
82
15.4
ウルトラバッファの設定
83
15.5
LightScribe の設定
83
16
技術的な情報 85
16.1
システム要件
85
Nero Express
V
目次
16.2
対応形式
85
16.2.1
ディスクタイプ
85
16.2.2
ディスク形式
86
16.2.3
オーディオ形式とコーデック
86
16.2.4
メタデータ
86
16.2.5
ビデオ形式とコーデック
87
16.2.6
画像形式
87
16.2.7
プレイリスト形式
88
16.3
Nero Express の各バージョン
88
17
用語集
90
18
お問い合わせ 95
Nero Express
VI
はじめに
1
はじめに
1.1
このマニュアルについて
このマニュアルは、Nero Express での作業方法を知りたいと思う、すべてのユーザーに向
けた構成になっています。内容はプロセスベースになっており、特定の目的を達成する方法
を、手順ごとに説明してあります。
このマニュアルを効果的に活用するために、以下の表記ルールに注意してください。
必ず守っていただきたい、警告、前提条件、または指示を示します。
補足的な情報や、注意メッセージを示します。
1. 最初に、…
行頭の番号は、必要な操作を示します。 番号順に、操作を実行して
ください。
途中結果を示します。
結果を示します。
OK
プログラムインターフェースに表示される、テキストの一部またはボ
タンを示します。 これらは、太字で表記されます。
1.2 Nero
「」を参照してく
他章への参照を示します。 リンクと同様に動作し、下線付きの赤色
ださい。
文字で表記されます。
[…]
コマンドを入力するための、キーボードショートカットを表します。
Express について
Nero Express は Nero Burning ROM のすべてのパフォーマンスと効率をシンプルなユーザ
ーインターフェイスで提供します。ユーザーのレベルにかかわらず、Nero Express を使え
ばすばやく簡単に書き込みを行えます。標準の設定は最良の結果となるよう自動設定で選択
されています。プログラムの使用方法はとても簡単です。ユーザーの作業は、書き込むプロ
ジェクトを選択してファイルを追加し、書き込みを開始するだけです。
Nero Express
7
はじめに
Nero Express のディスクは、SecurDisc と SecurDisc 対応ドライブを使ってとても簡単に
作成できます。 SecurDisc は Nero と HLDS によって開発された新しいハードウェアとソフ
トウェアのテクノロジであり、このテクノロジを利用することでデータ整合性、再構築性、
暗号化、複製プロテクションなど、特殊な保護機能を備えたディスクを作成できます。その
ようなディスクは、SecurDisc 対応ドライブ(HLDS/LG と Nero Express が提供)を使用し
て作成でき、作成したディスクは InCD または InCD Reader を使用することでどのドライ
ブでも読み込むことができます。
1.3 Nero
Express を使用する
基本的に、Nero Express のユーザーインターフェースでは開始画面から編集手順を選択し
ます。各手順では、別々のウィンドウが表示されます。通常は、4 つの手順が必要になりま
す。
編集タイプを選択する
メニュー項目の上にマウスポインタを移動して実行するタスクを選択し、表示されたタスク
のいずれかをクリックします。このマニュアルでは、タスクごとに章を分けて、各タスクの
開始から完了までの手順すべてを説明しています。
タスクを完了する
タスクによって、完了までに様々な手順を実行する必要があります。各手順は、新しい画面
で構成されています。このマニュアルでは、画面ごとに章を分けて、すべてのエリアを詳し
く説明しています。
編集内容の書き込み
書き込みむと終わりがマークされます。書き込みには、書き込みパラメータを指定して、[
書き込み]ボタンを押します。作業を行っているタスクのタイプや、システムに接続されて
いるドライブの種類によって、異なるエントリを数多く選択できます。
書き込み後のオプション
書き込みが終了したら、次の作業として引き続き Nero Express で作業するのか、プログラ
ムを終了するのかのオプションを選択できます。
Nero Express
8
プログラムを起動する
2
プログラムを起動する
Nero StartSmart から Nero Express を起動するには、次の手順を実行します。
1. [StartSmart]アイコンをクリックします。
 Nero StartSmart ウィンドウが開きます。
2.
ボタンをクリックします。
 Nero アプリケーションのリストが表示されます。
Nero StartSmart ウィンドウ
3. 選択リストから Nero Express を選択します。
4. [Nero Express]ウィンドウが開きます。
 Nero StartSmart から Nero Express が起動します。
Nero Express
9
開始画面
3
開始画面
Nero Express のすべての操作は、メイン画面から始めます。この画面で、作業の目的と一
致するメニューアイコンをクリックすると、プロジェクトの編集や各種作業を実行できるウ
ィンドウに移動します。選択内容は、編集方法に関連した様々な形式やオプションが選べる
[データ]、[ミュージック]、[ビデオ/画像]、[イメージ、プロジェクト、コピー]
と、[LightScribe ラベルの印刷]の 2 つに分類できます。
左側のウィンドウ枠にある ボタンをクリックして、追加のオプションと機能に関する拡張
エリアを表示します。
Nero Express の開始画面
開始画面からは、次の編集方法が使用できます。
[データ]
すべてのタイプのファイルやフォルダを編集したり、書き込むことが
できます。
[ミュージック]
オーディオファイルやオーディオブックファイルを、目的に合わせた
形式で編集したり、書き込んだりすることができます。
[ビデオ/画像]
ビデオおよび(または)画像ファイルを、VCD/SVCD または DVDビデオとして編集したり、書き込むことができます。
Nero Express
10
開始画面
[イメージ、プロ
元のディスクをコピーしたり、イメージファイルや既存のプロジェク
ジェクト、コピー
トをロードできます。
]
[LightScribe ラ
[ディスクレーベル]画面を表示します。
ベルの印刷]
この画面では、ラベルを作成またはロードして、レコーダーに挿入し
た専用 CD または DVD のラベル面に印刷することができます。
このオプションを有効にするには、LightScribe レコーダーを選択す
る必要があります。
実際に使用できる項目および実際に書き込めるディスクタイプ(DVD など)
は、使用しているレコーダーによって異なります
Blu-ray 対応の詳細については、www.nero.com/link.php?topic_id=416 を参
照してください。
以下も合わせてご覧下さい:
 ディスクイメージまたは保存したプロジェクトの読み込み 48
 LightScribe 49
 Labelflash 55
 SecurDisc の設定 19
3.1
拡張エリア(開始画面)
開始画面の拡張エリア内にある、追加のオプションや拡張機能を表示するには、左側のウィ
ンドウ枠にある
ボタンをクリックします。拡張エリアは、 Nero Express のす
べての画面で使用できます。
次のメニューアイコンが表示されます。
Nero Express
11
開始画面
[Nero Burning
Nero Express を終了して、 Nero Burning ROM の開始画面を開き
ROMに切り替え]
ます。
このオプションは、開始画面の拡張エリアでしか使用できません。
Nero Express でプロジェクトの作成を進めると、この時点で表示
されているウィンドウ以外のすべてのウィンドウに、[現在のプロ
ジェクトを保存]オプションが表示されます。
[現在のプロジェ
[別名で保存...]ウィンドウを開いて、編集内容を保存します。書
クトを保存]
き込むファイルリンクと設定が保存されます。
オプション
[オプション]ウィンドウを開いて、 Nero Express を用途に合わ
せてカスタマイズします。
オーディオ CD ト
[オーディオCDをハードディスクへコピー]を開いて、オーディ
ラックのコピー
オファイルを CD からハードドライブにコピーします。
コピーデータトラ
[トラックの選択]ウィンドウを開きます。このウィンドウでは、
ック
データディスクのトラックをイメージファイルとして保存できます
。
ディスクを消去す
[書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウを開いて、書き換え
る
型の CD や DVD からデータを消去します。
ディスク情報
[ディスク情報]ウィンドウを開いて、挿入されている CD や
DVD の情報を表示します。トラックやセッションの情報に加えて
、全容量と使用可能な空き容量も表示されます。
カバーとレーベル
Nero CoverDesigner を開きます。は、書き込んだ CD や DVD
の作成
のレーベルやブックレットを作成、印刷するために使用します。
Nero CoverDesigner のユーザーマニュアルには、プロ級のカバー
やレーベルを作成する方法が詳しく説明されています。
SecurDisc 設定
SecurDisc ディスクを書き込むための設定を行います
Nero Express
12
開始画面
レーベル書き込み
[レーベル書き込み]ウィンドウを開きます。この画面では、レー
ベルを作成またはロードしてレーベルを印刷するか、レコーダーに
挿入した専用 CD または DVD のデータ面に直接印刷することがで
きます。
Labelflash 対応レコーダーが装備されていない場合、このアイコン
は表示されません。 このオプションを有効にするには、対応レコ
ーダーを選択する必要があります。
レコーダー
書き込みに使用するレコーダーや、Nero Image Recorder を指定し
ます。
以下も合わせてご覧下さい:
 設定オプション 79
 オーディオ CD をハードディスクへコピーする 37
 [書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウ 76
Nero Express
13
編集画面
4
編集画面
開始画面から、目的の編集方法を選択すると、Nero Express の編集画面が表示されます。
編集画面では、プロジェクトにデータを追加できます。また、CD や DVD のディレクトリ
構造を、目的に合わせてカスタマイズできます。ウィンドウの下部近くにある[容量情報メ
ーター]には、CD や DVD 上に追加したデータが使用する容量が示されます。編集画面は
どれも、基本的に同じ構造になっています。
編集画面
編集画面では、次の設定オプションが使用できます。
ボタン
[ファイルとフォルダの追加]ウィンドウを開きます。
追加
ボタン
選択したファイルを削除します。
削除
ボタン
選択したオーディオファイルまたはビデオファイルを再生します。
再生
ボタン
開始画面に戻ります。
戻る
Nero Express
14
編集画面
ボタン
[最終書き込み設定]画面に移動します。
次へ
ボタン
オーディオ CD の場合は、[オーディオトラックプロパティ]ダイ
プロパティ
アログボックスを、ビデオ CD かスーパービデオ CD の場合は、[
MPEG トラック情報]ダイアログボックスを開きます。
このボタンを使用できるのは、オーディオ CD、ビデオ CD、スーパ
ービデオ CD のみです。
チェックボックス
CD でメニューが使用できるようにします。
VCDメニュー有効
メニューの外観は、用途に合わせてカスタマイズできます。
このチェックボックスを使用できるのは、ビデオ CD および スーパ
ービデオ CD のみです。
チェックボックス
複数のオーディオファイルの音量を一定の音量にして書き込むフィ
すべてのオーディ
ルタを使用可能にします。 これは、各ファイルの録音元が異なる場
オファイルを平均
合に便利です。
化
このオプションを使用できるのは、オーディオ CD のみです。
チェックボックス
オーディオファイルと次のオーディオファイルの間に無音部分を入
曲間に無音部分を
れないでマージします。 このチェックボックスをオフにすると、オ
作成しない
ーディオファイルの間に 2 秒の無音部分が入ります。
このオプションを使用できるのは、オーディオ CD のみです。
選択リスト
2 層 DVD(DVD DL)の書き込みに対応した DVD レコーダーを装備
[DVD9
していて、書き込むファイルのサイズが 4483 MB 以上の場合は、ド
(8152MB)]ま
ロップダウンメニューから[DVD 9 (8152 MB)]オプションを選
たは[DVD5
択できます。
(4483MB)]
このオプションを使用できるのは、DVD-ビデオのみです。
Nero Express
15
編集画面
Blu-ray 対応の詳細については、www.nero.com/link.php?topic_id=416 を参
照してください。
以下も合わせてご覧下さい:
 編集の設定 80
Nero Express
16
データディスク
5
データディスク
5.1
データ CD/DVD の編集
Nero Express を使用すると、あらゆるタイプのファイルやフォルダを編集して、書き込む
ことができます。 DVD レコーダーを装備したコンピュータの場合は、データ CD とデータ
DVD の両方を書き込むことができます。 CD レコーダーを装備している場合は、DVD の書
き込みに使用するオプションが開始画面で灰色の淡色表示になり、データ CD のみ書き込む
ことができます。 どちらの編集方法も手順は同じです。
SecurDisc レコーダー
SecurDisc レコーダーを装備したコンピュータで、そのドライブを選択する
と、適切な項目を表示して SecurDisc CD または DVD を書き込むことができ
ます。SecurDisc データ CD または DVD にデータを追加して書き込む手順は
、通常のデータ CD または DVD の編集手順と同じです。
Blu-ray 対応の詳細については、www.nero.com/link.php?topic_id=416 を参
照してください。
データ CD や DVD を作成するには、次の手順を実行します。
1. Nero Express の開始画面で[データ]メニューアイコンをクリックします。
 [データ CD]および[データ DVD]オプションが表示されます。
2. 使用するオプションをクリックします。
 データ CD またはデータ DVD の[ディスク内容]編集画面が表示されます。
開始画面の[SecurDiscデータCD]または[SecurDiscデータDVD]のいずれかを選ん
だ場合に、追加のダイアログが開きます。
編集ウィンドウの拡張エリアにある[SecurDisc の設定]の下側に、追加オプションが
表示されます。
Nero Express
17
データディスク
[ディスク内容]編集画面
3. [追加]ボタンをクリックします。
 [ファイルとフォルダの追加 ]ウィンドウが開きます。
[ファイルとフォルダの追加]ウィンドウ
4. 編集に追加するファイルを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
5. 追加したいファイルすべてで前述のステップを繰り返します。
Nero Express
18
データディスク
6. [閉じる]ボタンをクリックします。
 編集するファイルが追加され、編集画面に表示されます。
7. 特定のファイルを非表示にします。
8. SecurDiscデータCD/DVDを作成したい場合、SecurDisc設定エリアのチェックボッ
クスにチェックをいれてください。
9. [次へ]ボタンをクリックします。
 [SecurDisc の設定]エリアのチェックボックスをオンにしていると、対応するダイア
ログボックスが開き、詳細な設定を行うことができます。
 以上で、データ CD または DVD の編集は完了です。この時点で、ここまでの編集内容
を書き込むことができます。
以下も合わせてご覧下さい:
 編集画面 14
 SecurDisc の設定 19
5.2 SecurDisc
の設定
コピープロテクトされたファイルの内容を表示できるようにするには、
www.securdisc.net から無料でダウンロード可能な SecurDisc Viewer と呼
ばれる特殊なアプリケーションが必要となります。
[著作権]機能は、SecurDisc データ DVD に対してのみ使用できます。
SecurDiscCD/DVD に記録したデータを無許可のアクセスからパスワードで保護する、
PDF ファイルの複製を禁止する、複製禁止ファイルをパスワードで複製許可する、ディス
クにデジタル署名でサインするには、以下の手順で行います。
1. 編集画面の拡張エリアで、[パスワードでデータを保護]チェックボックスを選択します。
 保護されたデータのすべてに、鍵のアイコンが表示されます。
2. 保護機能をファイルごとに無効または選択して有効にするには、以下の手順で行います。
1. 目的のファイルを強調表示にして、[保護/保護解除]ボタンを表示させます。
Nero Express
19
データディスク
2. [保護/保護解除]ボタンをクリックして、保護を有効または無効にします。

選択したファイルに対して、保護機能が有効または無効になります。
3. 編集画面の拡張エリアで、[デジタル署名]チェックボックスを選択します。
 [SecurDisc - デジタル署名] ダイアログボックスが開きます。
[SecurDisc - デジタル署名]ウィンドウ
4. 作成済みのデジタルキーがある場合は、次の手順を実行します。
1. [参照]ボタンをクリックします。

[SecurDisc – 非公開キーの選択]ダイアログボックスが開きます。
2. キーを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
5. デジタルキーを作成する場合は、次の手順を実行します。
1. [開始]ボタンをクリックします。

[SecurDisc デジタルキーの作成]ダイアログボックスが開きます。
2. 表示された指示を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

[SecurDisc キーの作成処理]ダイアログボックスが開きます。
Nero Express
20
データディスク
3. キーの作成処理が完了するまで、マウスを適当に動かし続けます。

[進行状況]バーで作成の進行状況を監視でき、作成が完了したらすぐに[次へ]
ボタンが有効になります。
4. [次へ]ボタンをクリックします。

[SecurDisc – キー設定の確定]ダイアログボックスが開きます。
5. 作成したキーのファイル名を入力して、[完了]ボタンをクリックします。

[SecurDisc ディスクのデジタル署名]ダイアログボックスが開き、選択したキー
がドロップダウンメニューに表示されます。
6. 編集画面の拡張エリアで、[コピープロテクト]チェックボックスを選択します。
 全 PDF ファイルがコピープロテクトされます。[パスワードでコピープロテクト解除
]が表示されます。
7. コピープロテクトされたデータの複製を許可するためパスワードを入力します。
1. [パスワードでコピープロテクト解除]チェックボックスを選択します。

[SecurDisc データの保護]ダイアログボックスが開きます。
2. [パスワード]入力エリアにパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
8. [OK]ボタンをクリックします。
 選択したキーでディスクがデジタル署名されることを通知する、ダイアログボックスが
開きます。
適切な公開キーを受け取り側に渡すと、受け取り側で署名を検証できます。
9. [OK]ボタンをクリックします。
10. [次へ]ボタンをクリックします。
 [SecurDisc - データの保護]ダイアログボックスが開きます。
Nero Express
21
データディスク
[SecurDisc - データ保護]ウィンドウ
11. [パスワード]入力エリアにパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
必要に応じて、パスワードの入力と選択の際、追加の[ヒント]ダイアログボ
ックスにアドバイスが表示されます。このウィザードは、パスワード入力中の
品質などのセキュリティレベルを表示します。
 以上で、SecurDiscCD/DVD 上のデータは無許可のアクセスからパスワードで保護され
、PDF ドキュメントは複製から保護され、ディスクはデジタル署名で署名されました。
この時点で、CD や DVD に記録できます。
5.3
データトラックの保存
Nero Express では、データディスクをイメージファイルとして保存できます。このイメー
ジファイルは後で記録可能なディスクに書き込むことができます。その結果、もとのデータ
ディスクをコピーできます。
Nero Express
22
データディスク
イメージファイルとしてデータディスクを保存するには、次の手順を実行します。
1. ドライブにデータディスクを挿入します。
2. 開始画面の拡張エリアにある、[データトラックを保存]ボタンをクリックします。
 [トラックの選択]ウィンドウが開きます。このトラックリストにはディスクで見つか
ったセッションとデータトラックが表示されます。技術的な理由により、最初のセッシ
ョンの最初のデータトラックのみ保存できます。
トラックの選択
3. 最初のデータトラックを選択します。
4. [トラックの保存]]ボタンをクリックします。
 [別名で保存]ウィンドウが開きます。
5. ファイル名と保存する場所を選択します。
6. [別名で保存]ドロップダウンメニューで、イメージファイルを出力するフォーマット(IS
O または NRG)を選択します。
7. [開始]ボタンをクリックします。
 [進行状況]ウィンドウが開き、変換保存処理の進行状況が示されます。保存が完了す
ると、このウィンドウは自動的に閉じられます。
 以上で、データディスクからのイメージファイルの作成は完了です。この時点で、イメ
ージファイルをディスクに書き込むことができます。
Nero Express
23
ミュージック
6
ミュージック
6.1
オーディオ CD の編集
Nero Express を使用して、音楽ファイルを収録したオーディオ CD を作成できます。 作成
した CD は、標準的なすべての CD プレーヤーで再生できます。 オーディオ CD を編集す
るために、各種オーディオ形式のソースファイル(たとえば、MP4、MP3、WMA など)は
、書き込み前に、自動的にオーディオ CD 形式に変換されます。
一部の CD プレーヤーでは、CD-RW ディスクを再生できないことがあり
ます。 オーディオ CD を作成する場合は、CD-R ディスクを使用してくだ
さい。
オーディオ CD を作成するには、次の手順を実行します。
1. Nero Express の開始画面にある[ミュージック]メニューアイコンをクリックします。
 音楽の編集方法が表示されます。
2. [オーディオ CD]をクリックします。
 オーディオ CD の[マイオーディオ CD]の編集画面が表示されます。
[マイオーディオ CD]編集画面
Nero Express
24
ミュージック
3. [追加]ボタンをクリックします。
 [ファイルとフォルダの追加]ウィンドウが開きます。
4. 編集に追加するオーディオファイルを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
5. 追加するすべてのオーディオファイルに対して前述のステップを繰り返します。
6. [閉じる]ボタンをクリックします。
 編集するオーディオファイルが追加され、編集画面に表示されます。
7. オーディオファイルのプロパティを、用途に合わせてカスタマイズします。
8. [すべてのオーディオファイルを平均化]と[曲間に無音部分を作成しない]チェックボッ
クスを、必要に応じてオンにします。
9. [次へ]ボタンをクリックします。
 以上で、オーディオ CD の編集は完了です。この時点で、ここまでの編集内容を書き込
むことができます。
以下も合わせてご覧下さい:
 編集画面 14
 オーディオ CD をハードディスクへコピーする 37
6.1.1 オーディオファイルのプロパティをカスタマイズする
オーディオファイルのプロパティは、[オーディオトラックプロパティ]ウィンドウの[ト
ラックプロパティ]タブ、[インデックス、リミット、分割]タブ、および[フィルタ]タ
ブで開いて変更できます。このウィンドウを開くには、オーディオ CD 用の[マイオーディ
オ CD]編集画面でオーディオファイルを選択して、[プロパティ]ボタンをクリックしま
す。
6.1.1.1
トラックプロパティ
[トラックプロパティ]タブでは、[ソース情報]エリアに表示されたファイルについて、
基本的な情報を確認できます。
Nero Express
25
ミュージック
[トラックプロパティ]タブ
[プロパティ]エリアでは、次の入力エリアが使用できます。
入力フィールド
CD TEXT 形式で保存されるタイトルを指定します。
タイトル
このテキストボックスに入力したタイトルは、CD TEXT 対応の
(CD TEXT)
CD プレーヤーに表示されます。
入力フィールド
CD TEXT 形式で保存されるアーティスト名を指定します。
アーティスト(CD T
このテキストボックスに入力したアーティスト名は、CD TEXT 対
EXT)
応の CD プレーヤーに表示されます。
入力フィールド
選択したオーディオファイルと、次のオーディオファイルの間に入
一時停止
れるポーズの長さを、秒数またはフレーム数で指定します。
入力フィールド
12 桁のデジタルコードを使用して、CD タイトルを識別します。
国際標準記録コー
国際標準記録コード(ISRC)はサブコードに記録されます。
ド(ISRC)
タイトルの ISRC が不明なときには、この入力フィールドは空のま
まにしてください 。
チェックボックス
コピープロテクションを有効にします。
コピープロテクト
Nero Express
26
ミュージック
チェックボックス
選択したオーディオファイルと、直前のオーディオファイル間のク
1 つ前のトラックと
ロスフェードを指定します。クロスフェードの長さは、秒単位また
クロスフェードす
はフレーム単位で指定できます。
る
6.1.1.2
インデックス、リミット、分割
[インデックス、リミット、分割]タブでは、インデックスの設定や削除と、オーディオフ
ァイルを複数に分割した短いオーディオファイルの作成ができます。このタブは、[オシロ
スコープ]タブと[ポジション]タブで構成されています。
[インデックス、リミット、分割]タブ
[オシロスコープ]エリアには、オーディオファイルがグラフィックで表示されます。 [
ポジション]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。
選択リスト
CD 上のオーディオファイルの開始時点と、終了時点を示します。
開始/終了
Nero Express
27
ミュージック
ボタン
選択したポジションに新しいインデックスを設定します。CD プレ
新規インデックス
ーヤーは、このポジションから新しい曲の再生を開始し、このポジ
ションに直接ジャンプすることができます。ただし、この機能に対
応していない CD プレーヤーもあります。
ボタン
[トラックの最後を設定]ダイアログボックスを開きます。
編集
分割する位置を正確に入力できます。
ボタン
選択したインデックスを削除します。
削除
ボタン
マークした位置でオーディオファイルを分割します。
分割
ボタン
マークした位置から、オーディオファイルを再生します。
再生
再生中は、[再生停止]ボタンが表示されます。
ボタン
オーディオファイルの再生を停止します。
停止
再生を停止すると、再び[再生]ボタンが表示されます。
ボタン
設定したインデックスポジションで、オーディオファイルを分割し
インデックスポジ
ます。
ションで分割
ボタン
オーディオファイルのグラフ表示を拡大します。
ズームイン
ボタン
オーディオファイルのグラフ表示を縮小します。
ズームアウト
ボタン
オーディオファイル全体のグラフを表示します。
最大表示
Nero Express
28
ミュージック
6.1.1.3
フィルタ設定
[フィルタ]タブには、音質を向上または変更するフィルタが含まれています。いわゆる非
破壊的な手法、つまり実際の録音には変更を加えず、いつでもキャンセル可能なフラグだけ
を設定するという方法が用いられます。追加のオーディオデータが作成されることはありま
せん。オーディオファイルは、書き込まれるまで実際の変更が加えられることがありません
。
[オーディオトラックプロパティ]ウィンドウ、[フィルタ]タブ
[オーディオトラックプロパティ]ウィンドウでは、次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
オーディオファイルの音量を、プリセットされた値に設定します
平均化
。 このフィルタは、様々な音源から取り込んだ各ファイルの音
量を一定に調整するときに役立ちます。
チェックボックス
アナログレコードのノイズのような、カチカチ、カリカリという
デクリック
ノイズを除去します。
チェックボックス
オーディオファイルのヒスノイズを削減、または除去します。
ヒスノイズ削減
特定のしきい値(ヒスレベル)以下の周波数は、すべて除去され
ます。
Nero Express
29
ミュージック
チェックボックス
オーディオファイルの音量を、ゼロから一定の音量まで徐々に上
フェードイン
げます。 このフィルタは、ファイルを短くするときに役立ちま
す。
チェックボックス
オーディオファイルの音量を徐々に下げて無音にします。 この
フェードアウト
フィルタは、ファイルを短くするときに役立ちます。
チェックボックス
オーディオファイルのステレオ効果を加減します。 このフィル
ステレオワイド効果
タは、音源がステレオ録音されていない場合には機能しません。
チェックボックス
オーディオファイルのボーカルが聞こえなくなります。このフィ
カラオケ
ルタを使用すると、左右のステレオチャンネルに均等に振り分け
られた部分(ボーカル部分)が聞こえなくなります。
チェックボックス
オーディオファイルにエコー効果を加えます。
エコー
チェックボックス
イコライザを開き、各周波数帯でボリューム、バス、およびピッ
イコライザ
チを変更できます。
ボタン
有効にしたフィルタを適用してオーディオファイルを再生します
選択したフィルタの
。再生中にフィルタの設定オプションを変更して、フィルタ効果
テスト
を調整することができます。
選択リスト
トラックの中心点を、指定した値に設定します。これを[最大]
平均化方法
に設定すると、切り取らずにできる最大の値に音量が設定されま
す。
選択リスト
トラックの音量を通常の値に設定します。
パーセント
6.2
ジュークボックスディスクを編集する
Nero Express を使用して、必要とするオーディオフォーマット(例: Nero Digital、MP3、
または WMA)でディスクを編集することができます。CD にしか書き込みのできないオー
ディオ CD とは異なり、様々なオーディオ形式による編集内容を他のタイプのディスク(対
Nero Express
30
ミュージック
応するレコーダーを装備している場合)にも書き込むことができます。どの編集方法でも手
順は同じです。オーディオ形式を1種類だけにすることも、複数の形式を混在させることも
できます 。
ジュークボックスディスクの作成時には、Nero Express によるオーディオフ
ァイルの変換は実行されません。たとえば、MP3 ファイルは MP3 ファイルと
して書き込まれます。ほとんどの CD プレーヤーは、ジュークボックスディス
クを再生できません。
ジュークボックスディスクの作成とオーディオ CD の作成には、違いはありません。開始画
面で該当する項目を選択してください。
技術的に見れば、様々な専用オーディオ形式のファイルを 1 つに編纂したCD
や DVD は、データ CD または データ DVD ということになります。このため
、Nero Express の開始画面から[データ]>[データ CD]または[データ
DVD]を選択しても、同様にプロジェクトの作成と書き込みができます。
以下も合わせてご覧下さい:
 編集画面 14
 データ CD/DVD の編集 17
6.3 Audiobook
CD を編集する
Nero Express は、オーディオブックファイルを編集し、オーディオ CD 形式のオーディオ
ブック CD として書き込むために使用します。 そうすれば、一般的な CD プレーヤーで再
生できるようになります。 Audiobook の再生時間は数時間に及ぶことがあるため、Nero Ex
press では Audiobook を複数のオーディオ CD に記録します。 この場合、書き込み処理の
間に、新しい空のディスクを挿入するように促すメッセージが表示されます。
オーディオブック CD を編集する手順は、オーディオ CD を作成する手順と基本的に同じで
す。
以下も合わせてご覧下さい:
 編集画面 14
Nero Express
31
ミュージック
6.4
自動音楽認識
Gracenote MusicID を使用すれば、 Nero Express で音楽ファイルを識別することができま
す。 Gracenote Media Database からアーティスト、タイトル、ジャンルなどのいわゆるメ
タデータを取得し、 Nero Express で表示します。 識別されたメタデータは音楽ファイルに
書き込まれ、使用できるようになります。
識別はシングルのオーディオファイルに対しても、完全なオリジナルのオーディオ CD に対
しても行うことができます。
オーディオ CD のメタデータがまだデータベースに登録されていない場合は、そのメタデー
タを入力して使用可能な状態にすることができます。 このメタデータは Gracenote に送信
され、Gracenote Media Database に追加されます。
Gracenote を使用すると、どのような編集形式からでもオーディオファイルを識別できます
。 これは、オーディオファイルにラベルが付いていない場合または一部しかラベルが付い
ていない場合に特に役立ちます。 Gracenote により使用できるようになったメタデータは
編集に使用され、オーディオファイルに書き込まれます。 このようにして、音楽コレクシ
ョンに対してすべての情報が正しくタグ付けされます。
次の操作を行うと、Gracenote MusicID を使用して Nero Express でオリジナルのオーディ
オ CD を自動的に識別することができます。


オーディオ CD をコピーする
オーディオ CD から HDD へトラックを保存する
音楽認識テクノロジーおよび関連データは Gracenote® によって提供されます
。 Gracenote は音楽認識テクノロジーおよび関連コンテンツ配信の業界標準で
す。 詳細については、www.gracenote.com をご覧ください。
6.4.1 オーディオファイルを識別する
音楽編集に追加したオーディオファイルを Gracenote で特定できるようにし、アーティス
トやタイトルなどのメタデータに Gracenote Media Database からアクセスすることができ
ます。
Nero Express
32
ミュージック
これを行うには、次の手順を実行します。
1. 音楽 CD に書き込む編集内容の種類を選択します。
 編集画面が表示されます。
2. ハードディスクから音楽編集にオーディオファイルを追加します。
3. 編集内容から 1 つまたは複数のオーディオファイルを選択します。
4. 右クリックしてコンテキストメニューを開きます。
5. [メタデータ取得]項目を選択します。
 オーディオファイルが分析され、必要な情報が Gracenote に送信されます。 [メタデ
ータ編集]ウィンドウが開きます。 Gracenote が受け取ったメタデータが[新情報]エ
リアに表示されます。
[メタデータ編集]ウィンドウ
6. 必要に応じて、メタデータ(トラック番号、タイトル、アーティスト、アルバムタイトル、
年度、ジャンルなど)を編集します。
7. [適用]ボタンをクリックします。
 [メタデータ編集]ウィンドウが閉じます。
 メタデータがオーディオファイルに書き込まれ、Nero Express に表示されます。
Nero Express
33
ミュージック
6.5
オーディオ CD をハードディスクへコピーする
Nero Express を使用して、オーディオ CD のオーディオファイルをハードディスクに保存
できます。 このとき、ファイルはエンコード(コンピュータで読み取れる形式に変換)さ
れます。 また、通常、オーディオファイルは圧縮されます。
オーディオ CD は Gracenote MusicID で自動的に識別できます。 タイトル、ジャンル、ト
ラックタイトルなどのメタデータが Gracenote Media Database から取得され、トラックに
関連付けられます。 このようにして、エンコード処理後に、オーディオファイルに正確で
完全な名前が付けられます。
音楽認識テクノロジーおよび関連データは Gracenote® によって提供されます
。 Gracenote は音楽認識テクノロジーおよび関連コンテンツ配信の業界標準で
す。 詳細については、www.gracenote.com をご覧ください。
コピー保護されたオーディオ CD のファイルは保存できません。
オーディオファイルを保存するには、次の手順を実行します。
1. 画面の拡張エリアにある、[オーディオ CD トラックのコピー]ボタンをクリックします。
 [オーディオ CD をハードディスクへコピー]ウィンドウが開きます。
Nero Express
34
ミュージック
オーディオ CD をハードディスクへコピーする
2. オーディオCDをドライブに挿入します。
 ディスクが分析され、必要な情報が Gracenote に送信されます。 Gracenote Media
Database で完全に一致する項目が見つかった場合は、そのメタデータが使用され、表
示されます。
 複数のエントリが見つかった場合は、[組み合わせ]ウィンドウが開き、メタデータレ
コードの候補が表示されます。
3. オーディオ CD と一致するメタデータレコードを選択します。
4. どのメタデータレコードもオーディオ CD に一致しない場合は、[新規送信]ボタンをクリ
ックします。
5. [メタデータ編集]ウィンドウが開きます。
Nero Express
35
ミュージック
メタデータ編集
データベースに一致する項目がなく、メタデータを登録して使用できる状態に
する場合は、[メタデータ編集]ウィンドウも開きます。
6. 必要に応じて、タイトル、アーティスト、アルバムタイトル、年、ジャンルなどのメタデー
タを編集します。
7. その他の情報を追加する場合は、[拡張オプション]ボタンをクリックします。
 Gracenote で作成された[Gracenote MusicID 情報]ウィンドウが開きます。
追加情報の入力後は、このウィンドウを閉じて[メタデータ編集]ウィンドウを再度表
示する必要があります。
8. [データ送信]ボタンをクリックします。
 メタデータを変更した場合は、変更内容が Gracenote に送信され、チェック後に
Gracenote Media Database に登録されます。
 [メタデータ編集]ウィンドウが閉じられ、情報が[オーディオ CD をハードディスク
へコピー]ウィンドウに渡されます。
Nero Express
36
ミュージック
9. ハードディスクに保存するトラックを選択します。
10. [出力]タブをクリックします。
 [出力]タブが開きます。
11. [ファイルフォーマット]ドロップダウンメニューで、対象ファイルのオーディオ形式を選
択します
12. [ファイル名の作成モード]ドロップダウンメニューで、ファイル名の作成方法を選択しま
す。
13. 希望に応じて他の設定を定義します。
14. [コピー]ボタンをクリックします。
 変換が開始されます。 希望するディレクトリ内にアルバム名の付いたフォルダが作成さ
れます。 オーディオファイルはこのフォルダに保存され、選択した方法に従って名前が
付けられます。 Gracenote で識別されたメタデータがオーディオファイルに書き込まれ
ます。
[進行状況]ウィンドウに保存の進行状況が示されます。 保存が完了すると、このウィ
ンドウは自動的に閉じられます。
15. [閉じる]ボタンをクリックします。
 [オーディオ CD をハードディスクにコピー]ウィンドウが閉じます。 以上で、オーデ
ィオファイルの保存は完了です。
6.5.1 オーディオ CD をハードディスクへコピーする
保存するオーディオファイルの設定を [オーディオ CS をハードディスクへコピー] で定義
します。 [トラックの保存] をクリックして、開始画面の拡張されたエリアにウィンドウ
を開きます。
Nero Express
37
ミュージック
[オーディオ CD をハードディスクへコピー] - [ソース]
次の設定オプションが使用できます。
タブ
オーディオデータのソースの設定を指定します。
[ソース]
タブ
出力ファイルの設定を行います。
[出力]
ボタン
コピー処理または保存処理を開始します。
[コピー]
以下も合わせてご覧下さい:
 オーディオ CD の編集 24
Nero Express
38
ミュージック
6.5.1.1
[ソース]タブ
[ソース]タブには、オーディオ CD に収録されたオーディオファイルが表示されます。各
コントロールボタンの機能は、一般的な CD プレーヤーのボタンと同じです
次の設定オプションが使用できます。
ドロップダウンメニュー
オーディオ CD を挿入したドライブを選択します。
[読み込み元ドライブ]
[タイトル選択リスト]
オーディオ CD に収録されたトラックを表示します。 コピー
するトラックを個別に選択するには、各トラックのチェック
ボックスをオンにします。
ボタン
Gracenote Media Database へ新規の問合せを送信し、データ
更新
ベース内に一致する項目が存在する場合は、オーディオ CD
のメタデータ(アーティスト名、タイトル名、ジャンルなど
)を完成します。
ボタン
[メタデータ編集]ウィンドウを開きます。 このウィンドウ
メタデータ編集
では、Gracenote により送信されたオーディオ CD のメタデ
ータを編集できます。 オーディオ CD の項目が Gracenote M
edia Database に存在しない場合は、メタデータを入力する
こともできます。 このメタデータは Gracenote に送信され、
Gracenote Media Database に追加されます。
入力フィールド
アルバム、アーティスト、および年に関するメタデータを表
[アルバム/アーティスト
示または指定します。
/年]
選択リスト
ジャンルの表示または指定を行います。
[ジャンル]
6.5.1.2
[出力]タブ
[出力]タブでは、作成するオーディオファイルのプロパティを定義できます。
Nero Express
39
ミュージック
[オーディオ CD をハードディスクへコピー] - [出力]
次の設定オプションが使用できます。
入力ウィンドウ
出力ファイルの保存先を選択します。
[出力ディレクトリ]
ボタン
参照ウィンドウを開き、保存先を選択します。
[参照]
ドロップダウンメニュー
出力ファイルの名前の作成方法を選択します。
[ファイル名の作成モード]
チェックボックス
保存したオーディオファイルのプレイリストを作成しま
保存されたオーディオトラッ
す。
クのプレイリストを自動的に
生成する
Nero Express
40
ミュージック
ドロップダウンメニュー
プレイリストの形式を選択します。
[プレイリスト形式]
ドロップダウンメニュー
選択したオーディオファイルの、出力オーディオファイ
[ファイル形式]
ル形式を選択します。選択したファイル形式は、次にこ
のファイルが呼び出されたときに最初に表示される項目
となります
ボタン
出力オーディオファイルのビットレートや、周波数など
[設定]
を設定するためのウィンドウを開きます。
チェックボックス
Nero Digital Audio+ を iPod で使用できるようにします。
強制iPod互換
このボタンは、出力オーディオ形式として
[Nero Digital Audio+]形式が選択されている場合のみ
使用できます。
Nero Express
41
ビデオとスライドショー
7
ビデオとスライドショー
7.1
ビデオ CD/スーパービデオ CD の編集
Nero Express を使用すると、ビデオファイルや画像ファイルを、ビデオ CD(MPEG-1 形
式)、またはスーパービデオ CD (MPEG-2 形式)に編集できます。これらの CD のビデ
オやスライドショーは、ほとんどすべての VCD または SVCD プレーヤーと、DVD プレー
ヤーで再生できます。どちらの編集方法も、手順は同じです。
Nero Express でスライドショーを作成すると、[BGM の追加]などのオプ
ションが使用できません。Nero Vision を使用すると、追加機能が使用できま
す。
Nero Vision のユーザーマニュアルには、プロ級のスライドショーを作成する
方法が詳しく説明されています。
WVCD/SVCD 形式でスライドショーを作成すると、取り込まれた画像ファイ
ルは dat ファイルの形で保存されます。この形式のファイルは、画像処理ソフ
トで修正したり、表示したりすることはできません。元の形式の画像ファイル
も同時に CD に保存しておきたい場合には、[元の画像を以下に保存]チェッ
クボックスをオンにしてください。
(スーパー)ビデオ CD を作成するには、次の手順を実行します。
1. Nero Express の開始画面で、[ビデオ/画像]メニューアイコンをクリックします。
 [ビデオ CD]、[スーパービデオ CD]、および[DVD ビデオファイル]のオプショ
ンが表示されます。
2. [ビデオ CD]、[スーパービデオ CD]オプションのうち、必要な方をクリックします。
 [マイ SVCD](または、[マイ VCD])編集画面が表示されます。
Nero Express
42
ビデオとスライドショー
[マイ SVCD](または、[マイ VCD])編集画面
3. [追加]ボタンをクリックします。
 [ファイルとフォルダの追加]ウィンドウが開きます。
4. 編集に追加するビデオや画像ファイルを選択します。
5. [追加]ボタンをクリックします。
6. 上記の 2 つの手順を繰り返して、必要なビデオファイルや画像ファイルを、すべて編集に
追加します。
7. [閉じる]ボタンをクリックします。
 編集するビデオや画像ファイルが追加され、編集画面に表示されます。
8. ビデオや画像ファイルのプロパティを、用途に合わせてカスタマイズします。
9. 必要に応じて、[SVCD メニュー有効](または[VCD メニュー有効])チェックボック
スをオンにします。
10. [次へ]ボタンをクリックします。
 [SVCD メニュー有効](または、[VCD メニュー有効])チェックボックスをオン
にした場合は、[マイ SVCD メニュー](または、[マイ VCD メニュー])画面が表
示されます。
Nero Express
43
ビデオとスライドショー
[マイ VCD メニュー]編集画面
11. メニューの外観を、用途に合わせてカスタマイズします。
12. [次へ]ボタンをクリックします。
 以上で、(スーパー)ビデオ CD の編集は完了です。この時点で、ここまでの編集内容
を書き込むことができます。
以下も合わせてご覧下さい:
 編集画面 14
7.1.1 メニューをカスタマイズする
[マイ SVCD メニュー](または[マイ VCD メニュー])画面では、メニューの外観を用
途に合わせてカスタマイズできます。DVD ビデオのメニューと同様に、VCD/SVCD メニュ
ーに表示されたタイトルや、ムービーのチャプタを選択できるようになります。
次の設定オプションが使用できます。
ボタン
[レイアウト設定]ダイアログボックスを開きます。
[レイアウト]
このダイアログボックスでは、メニューのレイアウトを設定できます
。
Nero Express
44
ビデオとスライドショー
ボタン
[バックグラウンド設定]ダイアログボックスを開きます。
[背景]
このダイアログボックスでは、背景画像をロードしてカスタマイズで
きます。
ボタン
[テキスト設定]ダイアログボックスを開きます。
[テキスト]
このダイアログボックスでは、ヘッダーおよびフッターに表示される
テキストの内容を入力できます。また、フォントも選択できます。
ボタン
フルスクリーンメニューのプレビューを表示します。
フルスクリーンメ
ニュー表示
チェックボックス 現在のメニュー設定を、初期値として保存します。
初期値として設定
7.2 DVD
ビデオの編集
Nero Express を使用すると、ハードディスクドライブに保存された DVD ビデオファイルを
DVD に書き込むことができます。 作成した DVD は、ほとんどすべての DVD プレーヤー
で再生できます。DVDビデオタイトルが用意されていれば(つまり、完全なDVDフォルダ
構造が用意されていれば)、Nero Expressを使用してDVDが作成できます。
Nero Express では、ビデオファイルから DVD ビデオを作成することはでき
ません。 Nero Vision を使用すると、ビデオファイルを DVD ビデオに変換で
きます。 詳細については、別途用意されている Nero Vision のマニュアルを参
照してください。
DVD ビデオを編集するには、次の手順を実行します。
1. Nero Express の開始画面で、[ビデオ/画像]メニューアイコンをクリックします。
 [ビデオ CD]、[スーパービデオ CD]、および[DVD ビデオファイル]のオプショ
ンが表示されます。]のオプションが表示されます。
Nero Express
45
ビデオとスライドショー
[DVD-ビデオファイル]編集画面
2. [DVD ビデオファイル]をクリックします。
 [DVD-ビデオファイル]編集画面が開きます。
3. [追加]ボタンをクリックします。
 [ファイルとフォルダの追加]ウィンドウが開きます。
4. 編集に追加する DVD-ビデオファイルを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
5. 上記の 2 つの手順を繰り返して、編集に追加する DVDビデオファイルをすべて追加します。
6. [閉じる]ボタンをクリックします。
 編集する DVD ビデオファイルが追加され、編集画面に表示されます。
選択した DVD ビデオファイルが 4483 MB より大きく、2 層 DVD(DVD DL)
の書き込みができる DVD レコーダーを装備している場合には、ドロップダウ
ンメニューから[DVD 9(8152 MB)]を選択できます。
7. [次へ]ボタンをクリックします。
 以上で、DVD ビデオの編集は完了です。この時点で、ここまでの編集内容を書き込むこ
とができます。
Nero Express
46
ビデオとスライドショー
以下も合わせてご覧下さい:
 編集画面 14
Nero Express
47
ディスクイメージまたは保存したプロジェクトの読み込み
8
ディスクイメージまたは保存したプロジェクトの読み込み
Nero Express を使用して、すでにハードディスクドライブに保存されているディスクイメ
ージや編集を使用して、CD や DVD を書き込むことができます。
イメージファイルや既存の編集をロードして書き込むには、次の手順を実行します。
1. Nero Express の開始画面にある[イメージ、プロジェクト、コピー]メニューアイコンを
クリックします。
 [CD 全体のコピー]、[DVD 全体のコピー]、および[ディスクイメージ又は既存の
プロジェクト]の各オプションが表示されます。
2. [ディスクイメージ又は既存のプロジェクト]オプションをクリックします。
 [ファイルを開く]ダイアログウィンドウが開きます。
3. 目的のイメージファイル(*.nrg)または保存済みの編集を選択して、[開く]ボタンをク
リックします。
 選択したファイルがロードされ、[最終書き込み設定]画面が表示されます。
 以上で、イメージファイルや編集のロードは完了です。この時点で、書き込みが可能に
なります。
Nero Express
48
LightScribe
9 LightScribe
Nero Express と LightScribe 対応のレコーダーを使用すると、LightScribe 対応のレコーダ
ー内で CD または DVD のラベル面に印刷できるラベルを作成したり、ロードすることがで
きます。この機能は、開始画面に表示される[LightScribe ラベルの印刷]オプションから
単独で使用することも、プロジェクトの作成および書き込み処理の中間ステップに組み込ん
で使用することもできます。
LightScribe テクノロジに対応しているレコーダーが装備されていない場合、こ
の機能は使用できません。
以下も合わせてご覧下さい:
 LightScribe の設定 83
9.1 Light Scribe ラベルを印刷する(編集なし)
LightScribe ラベルを作成して、CD や DVD に印刷するには、次の手順を実行します。
1. 開始画面の拡張エリアにある[レコーダー]セクションで、使用する LightScribe レコーダ
ーを選択します。
2. 空の LightScribe ディスクを、ラベル面を下にして LightScribe レコーダーに挿入します。
 Nero Express の開始画面に[LightScribe ラベルの印刷]メニューアイコンが表示さ
れます。
Nero Express
49
LightScribe
[LightScribe ラベル]の開始画面
3. [LightScribe ラベルの印刷]メニューアイコンをクリックします。
 [LightScribe ラベルの印刷]オプションが表示されます。
4. [LightScribe ラベルの印刷]オプションをクリックします。
 [ディスクレーベル]画面が開きます。
5. 必要に応じたラベルを作成します。
[ディスクレーベル]画面のインターフェースは、基本的に Nero
CoverDesigner のインターフェースと同じです。ラベルを紙に印刷するか、適
切なディスク上に直接印刷するかが異なるだけです。
Nero CoverDesigner のユーザーマニュアルには、プロ級のカバーやレーベル
を作成する方法が詳しく説明されています。
6. [次へ]ボタンをクリックします。
 [LightScribe 印刷設定]画面が開きます。
7. 入力フィールドに適切な値を入力し、目的の印刷品質に該当するオプションのボタンをオン
にします。
8. [印刷]ボタンをクリックします。
Nero Express
50
LightScribe
 印刷処理が始まります。 [進行状況]バーで、処理の進行状況を確認できます。 印刷
処理が終了すると同時に[Nero – LightScribe]ダイアログウィンドウが開き、
印刷処理の結果についてのメッセージ が表示されます。
9. [OK]ボタンをクリックします。
10. [LightScribe 印刷設定]画面で[次へ]ボタンをクリックします。
 以上で、目的に応じた LightScribe ラベルの作成および印刷は完了です。この後は、[
最終書き込み設定]画面から別のオプションを選択して Nero Express での作業を継続
することも、Nero Express を終了することもできます。
以下も合わせてご覧下さい:
 [LightScribe 印刷設定]ウィンドウ 51
 最終画面 78
9.2
[LightScribe 印刷設定]ウィンドウ
[LightScribe 印刷設定]ウィンドウでは、LightScribe ラベルの印刷プロパティを、用途に
合わせてカスタマイズできます。
[LightScribe 印刷設定]ウィンドウ
Nero Express
51
LightScribe
次のオプションが使用できます。
エリア
印刷品質を調節します。
印刷コントラスト
このオプションボタンは、初期設定では[通常]が選択
されています。
入力フィールド
作成枚数を指定します。
作成枚数
ドロップダウンメニュー
レコーダーを指定します。
[ドライブ]
LightScribe レコーダーが複数台装備されている場合のみ
表示されます。
チェックボックス
ラベルの印刷が終了すると、コンピュータをシャットダ
作業終了後自動的にコンピュ
ウンします(可能な場合)。
ータの電源を切る
ボタン
ラベルの印刷を開始します。
[印刷]
ボタン
[LightScribe 印刷プレビュー]ダイアログボックスを
[プレビュー]
開きます。このダイアログボックスには、ラベルの印刷
プレビューが表示されます。
9.3 Light Scribe ラベルを印刷する(プロジェクト内)
プロジェクトの途中で LightScribe ラベルを作成および印刷するには、次の手順を実行しま
す。
1. 開始画面の拡張エリアにある[レコーダー]セクションで、使用する LightScribe レコーダ
ーを選択します。
2. 選択したプロジェクトを編集します。
 [ディスクレーベル]画面が開きます。
3. 必要に応じたラベルを作成します。
Nero Express
52
LightScribe
[ディスクレーベル]画面のインターフェースは、基本的に Nero
CoverDesigner のインターフェースと同じです。ラベルを紙に印刷するか、適
切なディスク上に直接印刷するかが異なるだけです。
Nero CoverDesigner のユーザーマニュアルには、プロ級のカバーやレーベル
を作成する方法が詳しく説明されています。
4. [次へ]ボタンをクリックします。
 [最終書き込み設定]画面が開きます。
5. 適切な空のディスクを、選択したドライブに挿入します。
6. [現在のドライブ]ドロップダウンメニューから、必要なレコーダーを選択します。
7. 必要に応じて、入力フィールドに適切な値を追加したり、チェックボックスをオンにしたり
します。
8. 拡張エリアで必要な設定を追加します。
9. [書き込み] ボタンをクリックします。
 [書き込みプロセス]画面が表示され、書き込み処理が始まります。 [進行状況]バー
で、処理の進行状況を確認できます。書き込み処理の終了と同時に、CD または DVD が
取り出され、ダイアログボックスが開きます。
10. 空の LightScribe ディスクを裏返し、ラベル面を下にして LightScribe レコーダーに挿入し
ます。
 [LightScribe 印刷設定]ウィンドウが開き、印刷処理が始まります。 [進行状況]バ
ーで、処理の進行状況を確認できます。印刷処理が終了すると同時に[Nero –
LightScribe]ダイアログが開き、印刷処理の結果についてのメッセージが表示されま
す。
11. [OK]ボタンをクリックします。
12. 書き込み処理のログを保存する場合は、[保存]ボタンをクリックします。
 ログが保存されます。
13. ログを印刷するには、[印刷]ボタンをクリックします。
 ログが印刷されます。
14. [次へ]ボタンをクリックします。
Nero Express
53
LightScribe
 以上で、CD や DVD プロジェクトの一部に組み込まれた LightScribe ラベルの作成およ
び印刷が完了します。この後は、[最終書き込み設定]画面から別のオプションを選択
して Nero Express での作業を継続することも、Nero Express を終了することもできま
す。
以下も合わせてご覧下さい:
 [LightScribe 印刷設定]ウィンドウ 51
 最終画面 78
Nero Express
54
Labelflash
10 Labelflash
Labelflash レコーダーがあれば、Labelflash 対応の DVD のラベル面やデータ面にラベルを
印刷できます。 Labelflash の DVD には、最上位層と最下位層の間に特殊な層があり、ドラ
イブ内のレーザーをこの層に照射することにより、画像や文字が DVD 上に印刷されます。
[レーベル書き込み]画面のインターフェースは、基本的に Nero
CoverDesigner のインターフェースと同じです。ラベルを紙に印刷するか、
適切なディスク上に直接印刷するかが異なるだけです。
Nero CoverDesigner のユーザーマニュアルには、プロ級のカバーやレーベル
を作成する方法が詳しく説明されています。
Labelflash テクノロジに対応しているレコーダーが装備されていない場合、
この機能は使用できません。
10.1 [レーベル書き込み]画面
[レーベル書き込み]ウィンドウでは、Labelflash 対応 DVD に書き込むラベルの作成、ロ
ードができます。 選択した印刷品質と回転速度についての情報は、このウィンドウの右側
に表示されます。 [ディスクタイプ]の下側の表示では、空のディスクをラベル面を下に
挿入したのか、データ面を下にしているのかが確認できます。 ディスクのどちらの面を下
にしてドライブに挿入したかによって、Labelflash または DiscT@2 のどちらかのロゴが[
レーベル書き込み]ウィンドウに表示されます。
Nero Express
55
Labelflash
[レーベル書き込み]ウィンドウ
[レーベル書き込み]ウィンドウでは、次の設定オプションが使用できます。
入力フィールド
ディスクの内側の端からラベルまでの距離を指定します。
[内径]
入力フィールド
印刷範囲の幅を指定します。
[幅]
ボタン
[Labelflash 印刷プロパティ]ウィンドウが開きます。
[編集]
このウィンドウでは、印刷の品質とコントラストのレベルを変更で
きます。 変更結果は、印刷プレビュー画面に直接表示されます。
ボタン
[印刷プレビュー]を開きます。 このウィンドウでは、Labelflash
[プレビュー]
対応ディスクにラベルが印刷されたときの状態を確認できます。
Nero Express
56
Labelflash
選択リスト
ラベルをデザインするための様々なテンプレートが用意されていま
[ラベルテンプレ
す。選択したテンプレートは、必要に応じて編集したり、カスタマ
ート]
イズできます。
ボタン
書き込み処理を開始します。
[書き込み]
ボタン
作業を取り消して、ウィンドウを閉じます。
[キャンセル]
DiscT@2 を作成する場合には、 は初期設定で作成するラベル用に利用できる
印刷範囲(DVD のデータ面でデータが未使用の範囲)のみを表示します。印
刷範囲の半径を広げることはできません。
10.2 Labelflash ラベルおよび DiskT@2 の印刷
ラベルの作成時、ラベル面に印刷するか、データ面に印刷するかによる基本的な違いはあり
ません。ラベルの印刷は、データの書き込み処理には組み込まれません。
DVD のラベル面には、いつでも印刷できます
編集内容の書き込みが完了したら、最初にデータ面に印刷するようおすすめし
ます。印刷したデータ面に、データを書き込むことはできません。すでにデー
タを書き込み済みの DVD をドライブに挿入すると、Nero Express はデータ面
に残された印刷可能な領域を自動的に識別します。
DVD のラベル面に Labelflash ラベルを印刷したり、データ面に DiskT@2 を印刷するには
、次の手順を実行します。
1. ラベル面に Labelflash ラベルを印刷する場合は、空の Labelflash 対応ディスクを、ラベル
面を下にしてレコーダーに挿入します。
 [レーベル書き込み]ウィンドウが開き、Labelflash のロゴが表示されます。
Nero Express
57
Labelflash
2. DiskT@2 をデータ面に印刷する場合は、空き領域のある Labelflash 対応ディスクを、デー
タ面を下にしてレコーダーに挿入します。
 [レーベル書き込み]ウィンドウが開き、DiskT@2 のロゴが表示されます。
3. 目的に合ったラベルを作成するか、Nero CoverDesigner で作成したラベルを開きます。
[レーベル書き込み]ウィンドウのインターフェースとラベルの作成は、基本
的に Nero CoverDesigner と同じです。Nero CoverDesigner のユーザーマニュ
アルには、プロ級のカバーやレーベルを作成する方法が詳しく説明されていま
す。
4. ラベルを印刷する範囲を変更したい場合は、[内径]と[幅]の入力フィールドを使用しま
す。
5. 印刷プロパティを確認または変更するには、次の手順を実行します。
1. [変更]ボタンをクリックします。

[Labelflash 印刷プロパティ]ウィンドウが開きます。
2. 印刷品質を変更するには、[印刷品質プロファイル]ドロップダウンメニューから品質
レベルを選択します。
3. [印刷品質プロファイル]ドロップダウンメニューから[カスタム]を選択すると、コ
ントラストのレベルと回転速度を変更できます。
4. [OK]ボタンをクリックします。
Nero Express
58
Labelflash
Labelflash 印刷プロパティ
6. [Labelflash 印刷プロパティ]ウィンドウが閉じ、変更が適用されます。
7. [書き込み] ボタンをクリックします
1. 印刷処理が開始され、[Labelflash - 印刷中]または[DiscT@ 2 印刷中]ウィンドウが開きます。 このウィンドウでは、印刷処理の残り推定時間と、印
刷の進行状況を確認できます。 印刷処理が完了すると、それを通知するダイアログボッ
クスが開きます。
8. [OK]ボタンをクリックします。
9. ダイアログボックスが閉じられ、ディスクが取り出されます。
 以上で、ラベルの印刷は完了です。
Nero Express
59
編集内容の書き込み
11
編集内容の書き込み
11.1 レコーダーを選択する
複数のレコーダーを装備している場合は、[レコーダー]内のドロップダウンリストから、
書き込みに使用するドライブを選択できます。 プロジェクトの書き込み直前にも、[最終
書き込み設定]ウィンドウで、選択済みのドライブを再度変更することができます。
Labelflash 対応レコーダー
Labelflash™ 対応レコーダーを装備したコンピュータで、そのドライブ
を選択すると、Nero Express を使用して Labelflash™ DVD ラベルを作成した
り、印刷したりできます。この機能は、開始画面の拡張エリアに表示される[
レーベル書き込み]メニューアイコンで使用できます。
LightScribe レコーダー
LightScribe 対応レコーダーを装備したコンピュータで、そのドライブを
選択すると、Nero Express を使用して LightScribe CD や DVD ラベルの作成お
よび印刷ができます。この機能は、開始画面に表示される[LightScribe ラベ
ルの印刷]オプションから単独で使用することも、プロジェクトの作成および
書き込み処理の中間ステップに組み込んで使用することもできます。
SecurDisc レコーダー
SecurDisc レコーダーを装備したコンピュータで、そのドライブを選択す
ると、Nero Express を使用して SecurDisc データ CD または DVD を作成およ
び書き込みができます。この機能に対応するオプション[SecurDisc データ
CD]は開始画面のウィンドウから選択できます。
コンピュータに装備されたレコーダーとは別に、Nero Express では Nero Image Recorder
も使用できます。Nero Image Recorder を使用すると、イメージファイルを作成および保存
して、後でそのファイルを書き込むことができます。Nero Image Recorder を使用するには
Nero Express
60
編集内容の書き込み
、開始画面の拡張エリアで[Nero Image Recorder を使用]チェックボックスをオンにし
ます。
Nero Image Recorder は、開始画面の拡張エリアでしか有効化できません
ので注意してください。
Blu-ray 対応の詳細については、www.nero.com/link.php?topic_id=416 を
参照してください。
11.2 書き込み処理を開始する - ドライブを使用したディスクの書き込み
使用するレコーダを選択したり、プロジェクトの書き込み設定を必要に応じて指定したり、
書き込み処理を開始するには、次の手順を実行します。
1. 選択したプロジェクトを編集します。
 [最終書き込み設定]画面が開きます。
2. 適切な空のディスクを、選択したドライブに挿入します。
3. [現在のドライブ]ドロップダウンメニューから、必要なレコーダーを選択します。
4. 必要に応じて、入力フィールドに適切な値を追加したり、チェックボックスをオンにします
。
5. 拡張エリアで必要な設定を追加します。
6. [書き込み]ボタンをクリックします。
 [書き込みプロセス]画面が表示され、書き込み処理が始まります。 [進行状況]バー
で、処理の進行状況を確認できます。 書き込み処理が終了すると同時に[Nero Expres
s]ダイアログウィンドウが表示され、書き込み処理の結果についてのメッセージが表
示されます。
7. [OK]ボタンをクリックします。
8. 書き込み処理のログを印刷または保存する場合は、[印刷]ボタンまたは[保存]ボタンを
クリックします。
Nero Express
61
編集内容の書き込み
9. [次へ]ボタンをクリックします。
 以上で、プロジェクトの書き込みは完了です。 この後は、[最終書き込み設定]画面か
ら別のオプションを選択して Nero Express での作業を継続することも、Nero Express
を終了することもできます。
11.3 [最終書き込み設定]画面
[最終書き込み設定]画面では、書き込み設定を必要に応じて指定したり、Nero Image
Recorderを使用して、プロジェクトをイメージファイルの形でハードディスクドライブに
保存したり、書き込み処理を開始したりできます。
[最終書き込み設定]画面
Nero Express
62
編集内容の書き込み
[最終書き込み設定]画面では、次の設定オプションが使用できます。
ボタン
[ドライブ情報]ダイアログボックスを開きます。 このダイアロ
[オプション]
グボックスには、選択したドライブと、そのドライブを使用して書
き込むことができるメディアのタイプについての追加情報が表示さ
れます。 追加オプションを有効または無効にすることもできます
。 ドライブの中には、Book Type の設定を変更できるものもあり
ます。
このオプションを使用できるのは、データ DVD および DVD ビデ
オのみです。 このオプションは、Nero Image Recorder で保存す
る場合は、使用できません。
入力フィールド
CD や DVD の名前を指定します。
[ディスク名]
オーディオ CD または Audiobook CD では、このオプションは使用
できません。
入力フィールド
CD テキストをサポートしている場合は、オーディオ CD のタイト
[タイトル(CD T
ルを指定できます。
EXT)]
このオプションは、オーディオ CD および Audiobook CD でのみ使
用できます。
入力フィールド
オーディオ CD のアーティストを指定します。
[アーティスト(C
このオプションは、オーディオ CD および Audiobook CD でのみ使
D TEXT)]
用できます。
入力フィールド
作成枚数を指定します。
[作成枚数]
このオプションは、Audiobook CD では使用できません。また、
Nero Image Recorder で保存する場合も使用できません。
チェックボックス
書き込んだデータと元データを比較します。マルチセッション の
[書き込み後にデ
CD や DVD の編集では、最後の書き込み処理時に追加されたデー
ィスク上のデータ
タのみが比較されます。
をベリファイする
このオプションは、Nero Image Recorder で保存する場合は、使用
]
できません。
Nero Express
63
編集内容の書き込み
チェックボックス
このオプションをオンにすると、ファイルを追加して CD や DVD
[後でファイルを
に書き込むことができます。CD や DVD はファイナライズされま
追加可能にする(
せん。マルチセッションの CD や DVD は、必要なデータを 1 回の
マルチセッション
書き込み処理ですべて書き込む必要はありません。プロジェクトを
ディスク)]
完全に書き込むまで、繰り返し CD や DVD に書き込むことができ
ます。
このオプションは、オーディオ CD および Audiobook CD では使用
できません。また、Nero Image Recorder で保存する場合も使用で
きません。
11.3.1 拡張エリア(書き込み設定)
ウィンドウ枠の左側にある ボタンをクリックすると、[最終書き込み設定]画面の拡張
エリアに、追加の[書き込み設定]が表示されます。
拡張エリア、および追加のオプションと拡張機能は、どの Nero Express 画面
でも使用できます。
次の設定オプションが使用できます。
ボタン
[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開きます。
[現在のプロジェクトを このダイアログボックスでは、編集内容を保存できます。
保存]
選択リスト
ディスクの書き込み速度を設定します。選択したレコーダーで
[書き込み速度]
サポートされている書き込み速度のみが表示されます。
このオプションは、Nero Image Recorder で保存する場合は、
使用できません。
Nero Express
64
編集内容の書き込み
選択リスト
書き込み方法を[ディスクアットワンス]または[トラックア
[書き込み方法]
ットワンス]から選択します。
ディスクアットワンス方法を使用すると、書き込みレーザーを
停止せずに CD や DVD 全体を書き込みます。 トラックアット
ワンス方法で書き込むと、各トラックの後でレーザーが停止し
ます。
このオプションを使用できるのは、CD の編集のみです。初期
設定では、DVD はディスクアットワンスで書き込みます。
チェックボックス
編集されたデータにアクセスできる速度をチェックし、選択さ
[最大速度を決定する] れた書き込み速度を必要に応じて減速します。これにより、バ
ッファアンダーランを防止できます。
バッファアンダーランを防止する機能を備えているレコーダー
では、速度のテストは必要ありません。
このオプションは、Nero Image Recorder で保存する場合は、
使用できません。
チェックボックス
書き込み処理のすべての手順を、レーザー光をオフにして実行
[シミュレーション]
します。たとえば、MP3 ファイルからオーディオ CD を作成
しようとする場合など、書き込みの前にデータの圧縮を解除す
る場合には、シミュレーションを実行するようおすすめします
。シミュレーションが成功すれば、書き込み処理も成功すると
見込めます。
このオプションは、Nero Image Recorder で保存する場合は、
使用できません。
チェックボックス
物理的な書き込みを実際に開始します(たとえばシミュレーシ
[書き込み]
ョンの後)。
初期設定ではこのチェックボックスがオンになっています。
Nero Express
65
編集内容の書き込み
チェックボックス
オーディオファイルの終端から、無音部分をカットします。初
[*.cda トラックの終端
期設定ではこのチェックボックスがオンになっています。オー
の無音部分を削除]
ディオデータはブロック内に格納されますが、これは、必ずブ
ロック範囲の終端でデータが終わらない場合でも同じです。最
後のブロックは、必要に応じて無音になります。
このオプションを使用できるのは、オーディオ CD のみです。
チェックボックス
ほとんどの日本規格の DVD プレーヤーと互換性のある CD を
[日本向け規格で作成] 作成します。
このチェックボックスを使用できるのは、ビデオ CDおよびス
ーパービデオ CD のみです。
チェックボックス
このチェックボックスがオンになっている場合、Nero Express
[ビデオファイル]
では、書き込み処理の間に AVI ファイルの FourCC コードを
検索し、これらのコードを置き換えます。元のファイルは変更
されません。MPEG-4 ビデオファイル("DIVX")と MPEG4 対応 DVD プレイヤーの互換性を拡大することが できます。
このチェックボックスは、プロジェクトに AVI 形式のビデオ
が含まれている場合にのみ使用できます。
11.4 Nero Image Recorder を使用した書き込み – イメージファイルの作成
Nero Image Recorder を使用して、書き込み設定を必要に応じて指定したり、プロジェクト
をイメージファイルとしてハードディスクドライブに保存するには、次の手順を実行します
。
Nero Image Recorder を有効にしていないと、ドロップダウンメニュー
に表示されません。
1. 選択したプロジェクトを編集します。
 [最終書き込み設定]画面が開きます。
2. [現在のドライブ]ドロップダウンメニューから、[Image Recorder]オプションを選択
します。
Nero Express
66
編集内容の書き込み
3. 入力フィールドに、必要な値を追加します。
4. 必要に応じて、拡張エリアで設定を追加します。
5. [書き込み] ボタンをクリックします。
 [書き込みプロセス]画面が表示され、[イメージファイルの保存]ダイアログボック
スが表示されます。
6. [ファイル名]入力フィールドに、イメージファイルに付ける名前を入力します。
7. ナビゲーションツリーで保存場所を選択し、[保存]ボタンをクリックします。
 書き込み処理または保存処理が開始されます。 [進行状況]バーで、処理の進行状況を
確認できます。書き込み処理または保存処理が終了すると同時に[Nero Express]ダ
イアログボックスが開き、書き込み処理の結果についてのメッセージが表示されます。
[書き込み進行状況]ウィンドウ
8. [OK]ボタンをクリックします。
9. 書き込み処理のログを印刷または保存する場合は、[印刷]または[保存]ボタンをクリッ
クします。
Nero Express
67
編集内容の書き込み
10. [次へ]ボタンをクリックします。
 以上で、Nero Image Recorder を使用したプロジェクトの保存は完了です。この後は、
[最終書き込み設定]画面から別のオプションを選択してプロジェクトを継続すること
も、Nero Express を終了し、後で継続することもできます。
Nero Express
68
CD/DVD をコピーする
をコピーする
12 CD/DVD
12.1 コピー方法
Nero Express は、ディスクのコピーに使用できます。ディスクのコピーには、二通りの方
式があります。


オンザフライ
イメージ経由コピー
どちらの方法にも長所と短所がありますが、目的によっては短所が長所になることもありま
す。
12.1.1 オンザフライ
オンザフライ方式を使用するには、コピー元のディスクをドライブに挿入して、記録可能な
ディスクをドライブに挿入します。 ドライブ内のコピー元ディスクは、直ちにレコーダー
内の空ディスクにコピーされます。 オンザフライ方式を使用すると、余分なディスク領域
を必要とせずに非常に素早くディスクのコピーが実行できます。
オンザフライ方式を使用するには、読み込み用ドライブと、書き込み用ディスクバーナーの
2 台のドライブが最低でも必要になります。 読み込みドライブとディスクバーナーには、
次に示す要件が適用されます。

ディスクバーナーがバッファーアンダーラン保護を備えるか、ドライブがデータを十分
な速さで送信できる必要があります。少なくとも書き込み速度の 2 倍が読み取り速度が
必要です。

読み込みドライブには、セッションの数とセッションの種類についての情報を提供する
機能が必要です。 この情報がないと、 Nero Express では完全なコピーを作成できない
ことがあります。
オーディオ CD をコピーする場合は、読み込まれるオーディオファイルの品質がドライブに
よって低下する可能性があるため、イメージ経由コピー方式をおすすめします
Nero Express
69
CD/DVD をコピーする
12.1.2 イメージ経由コピー
イメージ経由コピー方式では、コピー元ディスクのイメージが、最初にファイルに保存され
ます。そのイメージファイルが、空のディスクに書き込まれます。イメージ経由コピー方式
でコピーすると、時間がかかる代わりに、良好な結果を得られることが多くあります。
イメージ経由コピー方式を使用するには、十分な記憶領域が必要になります。
イメージ経由コピーは、次のような状況で特に効果を発揮します。




利用できるドライブが 1 台に限られている場合。
同一ディスクのコピーを複数枚作成する場合。
コピー元の CD が(傷などで)読み込みエラーを発生させる可能性がある場合。
コピーの再現性(特に、オーディオ CD のインデックスポジションや音声品質など)を
重視する場合。
12.2 CD/DVD をコピーする
ディスクをコピーするには、次の手順を実行します。
自分が著作権者でない CD や DVD を、著作権者の承認を受けずに無許可でコ
ピーすると、国内外の法律により処罰されます。
コピー保護されたオーディオ CD を、 Nero Express でコピーすることはで
きません。
コピー保護されている CD や DVD はコピーできません。CD や DVD がコピー
可能なものかどうか判断できない場合は、実際の物理的な書き込みを開始する
前に、シミュレーションを実行してください。
1. Nero Express の開始画面にある[イメージ、プロジェクト、コピー]メニューアイコン
を、クリックします。
 対応するコピーのオプションが表示されます。
2. [CD 全体のコピー]または[DVD 全体のコピー]オプションから、必要な方をクリック
します。
 [元のファイルと書き込み先を指定します]画面が表示されます。
Nero Express
70
CD/DVD をコピーする
3. この画面で、また必要に応じてウィンドウの拡張エリアで、必要な設定を行います。
4. [イメージ経由コピー]方式を使用する場合(利用できるドライブが 1 台に限られている
場合)は、次の手順を行います。
1. [オンザフライ]チェックボックスを無効にします。
2. コピー元のディスクをレコーダーに挿入します。
5. [コピー]ボタンをクリックします。
 コピーにドライブを使用している場合には、コピー処理が始まります。 コピーに Nero
Image Recoder を使用している場合には、[イメージファイルの保存]ダイアログ
ボックスが表示されます。
6. [ファイル名]入力フィールドに、イメージファイルに付ける名前を入力します。
7. [保存する場所]ドロップダウンリストで目的の記憶装置の場所までツリーを移動して、[
保存]ボタンをクリックします。
 コピー処理または保存処理が開始されます。 [進行状況]バーで、処理の進行状況を確
認できます。
1台のドライブでコピーを実行すると、イメージファイルの作成後、コピー元の CD や
DVD を取り出して、適切な空のディスクを挿入するように促すメッセージが表示されま
す。その後、書き込み処理が自動的に始まります。
Nero Express
71
CD/DVD をコピーする
[書き込みプロセス]画面
8. [次へ]ボタンをクリックします。
 以上で、CD や DVD のコピーは完了です。この時点で表示される最終画面から、オプシ
ョンを選択するか、Nero Express を終了します。
以下も合わせてご覧下さい:
 最終画面 78
Nero Express
72
CD/DVD をコピーする
12.3 コピーの設定
[CD/DVD 全体のコピー]画面
[元のファイルと書き込み先を指定します]画面では、次の設定オプションが使用できます
。
選択リスト
コピー元の情報を読み取るドライブを指定します。
[読み込み元ドライブ]
コピーする CD や DVD をこのドライブに挿入します。
選択リスト
コピー先のドライブを指定します。
[書き込み先ドライブ]
このドライブに空のディスクを挿入します。
ボタン
[ドライブ情報]ダイアログボックスを開きます。
[情報]
このダイアログボックスには、書き込み先に選択したドライ
ブについての情報が表示されます。
Nero Express
73
CD/DVD をコピーする
チェックボックス
読み込み元ドライブから、書き込み先ドライブに直接コピー
[オンザフライ]
できるようにします。この処理の実行時には、デ―タはハー
ドディスクドライブにバッファされません。
オンザフライオプションは、最低 2 台のドライブが接続され
ていないと使用できません(Nero Image Recorder には適用
されません)。このチェックボックスをオフにすると、イメ
ージファイルが作成されてから、書き込みが開始されます。
選択リスト
CD の書き込み速度を設定します。選択したレコーダーでサ
[書き込み速度]
ポートされている書き込み速度のみが表示されます。
このオプションは、Nero Image Recoder では使用できませ
ん。
入力フィールド
作成枚数を指定します。
[作成枚数]
チェックボックス
書き込んだデータが、元のデータと同一かどうかを検査しま
[書き込み後にディスク
す。
上のデータをベリファイ
このオプションは、Nero Image Recoder では使用できませ
する]
ん。
ボタン
イメージファイルが保存されるフォルダを指定します。イメ
[イメージファイル]
ージファイルの名前や、保存先フォルダを変更できます。
このオプションは、Nero Image Recoder では使用できませ
ん。
拡張エリアでは、次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
コピー時に、すべてのサブチャンネルデータを読み込みます
[すべてのサブチャンネ
。
ルデータを読む]
サブチャンネルデータは、CD TEXT などの追加情報を保存す
るために使用されています。
Nero Express
74
CD/DVD をコピーする
チェックボックス
このオプションは、Nero Image Recoder では使用できません
[最大速度を決定する]
。
チェックボックス
書き込み処理のすべての手順を、レーザー光をオフにして実
[シミュレーション]
行します。シミュレーションが成功すれば、書き込み処理も
成功すると見込めます。
このオプションは、Nero Image Recoder では使用できません
。
チェックボックス
物理的な書き込みを実際に開始します(たとえばシミュレー
[書き込み]
ションの後)。
初期設定ではこのチェックボックスがオンになっています。
Nero Express
75
[書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウ
13
[書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウ
Nero Express を使用すると、書き換え可能なディスク(RW ディスク)を消去できます(
ただし、バーナーがこの機能に対応している場合に限ります)。これには、次の消去方法が
使用できます。
高速消去では、ディスクから物理的にデータを削除せず、ディスクの既存の内容への参照を
削除することにより、データにアクセスできないようにします。そのため、データは復元す
ることができます。
完全消去では、ディスクをゼロで上書きすることによって、ディスクからデータが削除され
ます。ディスクの内容はこれまでの方法で復元できなくなります。繰り返し完全に消去する
ことで、第三者がディスクの内容を再構築しにくくなります。
[書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウ
[書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウでは、次の設定オプションを使用できます。
選択リスト
任意のレコーダーを指定します。
ドライブの選択
Nero Express
76
[書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウ
チェックボックス
複数のドライブに入っている CD や DVD を同時に消去します
複数のドライブを使用
。
する
選択リスト
消去方法を指定します。次に示す2つのオプションを選択でき
消去方法を選択
ます。
[書き換え可能なディスクの高速消去]では、ディスク内容の
物理的な完全消去はせずに、ディスク内容への参照のみを消去
します。ディスクは、物理的にはデータがそのまま残されます
が、空のディスクと認識されます。この方法では、1-2分間
でディスクを消去できます。
[書き換え可能なディスクの完全消去]方式では、ディスクか
ら物理的にすべてのデータを消去します。ディスクの内容はこ
れまでの方法で復元できなくなります。繰り返し完全に消去す
ることで、第三者がディスクの内容を再構築しにくくなります
。この方法は、もう一方の方法に比べるとディスクの消去に時
間がかかります(消去時間はディスクの種類によって異なりま
す)。
選択リスト
消去速度を設定します。
消去速度
ボタン
消去処理を開始します。
消去
ボタン
操作を取り消して、ウィンドウを閉じます。
キャンセル
Nero Express
77
最終画面
14
最終画面
Nero Express を使用した書き込み処理や保存処理が完了すると、最終画面が表示されます
。 この画面には、[同じプロジェクトをもう一度書き込む]、[新規プロジェクト]、
[CoverDesigner]、[プロジェクトの保存]の 4 つのオプションがあります。 これらの
オプションの 1 つを選択して Nero Express での作業を継続することも、
ボタンをクリックして、プログラムを終了することもできます。
次の設定オプションが使用できます。
項目
[最終書き込み設定]画面に戻ります。
[同じプロジェク
同じプロジェクトを、同じ設定または異なる設定で、もう一度書き
トをもう一度書き
込むことができます。
込む]
項目
Nero Express の開始画面を開きます。
[新規プロジェク
この画面で、新しいプロジェクトを作成できます。
ト]
項目
Nero CoverDesigner を開きます。
[Nero CoverDesi
Nero CoverDesigner のユーザーマニュアルには、プロ級のカバー
gner]
やレーベルを作成する方法が詳しく説明されています。
項目
[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開きます。
[プロジェクトの
現在のプロジェクトに後で再度アクセスしたい場合は、このプロジ
保存]
ェクトを保存できます。
以下も合わせてご覧下さい:
 ディスクイメージまたは保存したプロジェクトの読み込み 48
Nero Express
78
設定オプション
15
設定オプション
[オプション]ウィンドウでは、Nero Express を使用して作業するためのオプションを設
定できます。
オプションウィンドウ
次のタブが使用できます。
[編集]
編集画面と選択画面のオプションが表示されます。
[キャッシュ]
キャッシュのオプションが表示されます。
[フォント]
フォントの選択オプションが表示されます。
Nero Express
79
設定オプション
[サウンド]
書き込み作業に関連付けるサウンドの選択オプションが表示されま
す。
[オーディオ]
オーディオプラグイン用のディレクトリが表示されます。
[高度機能]
オーバーバーンおよび書き込みを設定するためのオプションが表示
されます
初期設定を変更しないようおすすめします。
[データベース]
ローカルのオーディオ CD データベースのパスと、インターネット
データベースを使用するためのオプションが表示されます。
[ウルトラバッフ
RAM バッファのサイズを指定します。
ァ]
[その他]
編集の作成、書き込み、データベース、ユーザーインターフェース
、および拡張設定用のオプションが表示されます。
[LightScribe]
LightScribe 対応レコーダー用のオプション(印刷コントラスト
(品質)、初期設定のドライブやテンプレートなど)が表示されま
す。
このタブは、LightScribe 対応レコーダーを装備している場合にの
み表示されます。
15.1 編集の設定
[編集]タブでは、次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
次回のディスクに同じタイトルが利用できるようにし
[前回使用したボリュームラベ
ます。
ルを記憶する]
Nero Express
80
設定オプション
チェックボックス
保存するファイルのアーカイブビットを削除します。
[ISO 情報更新時に書き込まれ
るファイルのアーカイブビット
をクリア]
チェックボックス
Joliet ファイルシステムのファイル名に、セミコロ
[Joliet ファイル名にセミコロ
ンと、標準的な大文字小文字、Unicode 文字(および
ンを許可]
、ドイツ語の母音文字)が使用できるようにします。
チェックボックス
編集画面の[オリジナル]列に、追加したファイルの
[ISO 編集でオリジナルのパス
フルパスを一覧表示します。
を表示]
15.2 キャッシュの設定
[キャッシュ]タブでは、次の設定オプションが使用できます。
入力フィールド
キャッシュメモリのパスを表示します。
[キャッシュ用のパス]
手動でパスを入力することも、参照ウィンドウでパス
を選択することもできます。
ボタン
参照ウィンドウを開きます。
[参照]
書き込み処理の前および処理中に、データがバッファ
されるフォルダを選択できます。
入力フィールド
Nero Express によって使用しない記憶域容量を指定し
[Nero により使用できない最
ます。
小ハードディスク容量]
チェックボックス
CD-ROM ドライブからコピーされたファイルをクリ
[CD-ROMからドラッグアン
ップボードに保存します。
ドドロップ]
Nero Express
81
設定オプション
15.3 高度機能
[高度な設定]タブでは、次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
追加のオプションを有効化したり、書き込み処理全体
[ディスクアットワンス CD オ
の設定を指定したりできます。
ーバーバーン有効]
オプションボタン
ディスクでオーバーバーンできる量を指定します。
[オーバーバーンサイズの相対
的最大/最小値]
チェックボックス
DVD をオーバーバーンできるオプションを有効にしま
[DVD オーバーバーン有効]
す。
チェックボックス
このオプションをオンにすると、データを追加して
[ショートリードアウトの生成
CD に書き込むことができます。
を有効にする]
この機能は、[ディスクアットワンス CD オーバーバ
ーン有効]オプションが有効化されている場合のみ使
用できます。
チェックボックス
書き込み処理の終了時にディスクをレコーダー内に残
[書き込み完了後にディスクを
してイジェクトしないオプションを有効にします。
イジェクトしない]
チェックボックス
Image Recoder で対応しているすべてのレコーダー形
[イメージレコーダで対応する
式を使用可能にするオプションを有効にします。
すべての形式を有効にする]
Nero Express
82
設定オプション
15.4 ウルトラバッファの設定
[ウルトラバッファ]タブでは、次の設定オプションが使用できます。
選択リスト
Nero Express が RAM バッファとして使用するメモ
[方法]
リ容量を設定します。
ウルトラバッファは、ドライブ内の物理バッファを拡
張する、第 2 のメモリです。
入力フィールド
手動で入力できるメモリ容量を設定します。
[データバッファサイズ]
この入力フィールドは、選択リストで[手動設定]が
選択されている場合のみ使用できます。
15.5 Light Scribe の設定
[LightScribe]タブでは、次の設定オプションが使用できます。
エリア
印刷品質を調節します。
[印刷コントラスト]
選択リスト
LightScribe に対応したレコーダーで使用するドライ
[標準LightScribeドライブ:]
ブを選択します。
選択リスト
ジャンルを指定します。
[ジャンル]
選択リスト
ラベルのテンプレートを指定します。
[現在のテンプレート]
選択リスト
印刷解像度を調節します。
[標準の印刷解像度(DPI)]
Nero Express
83
設定オプション
チェックボックス
LightScribe ラベルを自動的に印刷するオプションを
[LightScribe ラベルの印刷]
有効にします。
このタブは、LightScribe 対応レコーダーを装備してい
る場合にのみ表示されます。
Nero Express
84
技術的な情報
16
技術的な情報
16.1 システム要件
Nero Express は Nero 製品と一緒にインストールされます。システム要件も同じです。シス
テム要件についての詳細は、www.nero.com でご確認ください。

また、次の要件も当てはまります。
LightScribe ダイレクトディスクラベリングを行う
LightScribe 対応の CD または DVD レコーダーを使用するときは、コンピュ
ータに最新の LightScribe システムソフトウェアが必要です。
Nero のウェブサイトから Nero の更新版をダウンロードしてインストールして
いる場合、LightScribe システムソフトウェアを別途インストールしてください
。最新版は、www.nero.com/link.php?topic_id=114&gen_id=8 にあります。

LightScribe 対応バーナー(LightScribe ホストソフトウェアがインストールされてい
ること)および LightScribe 対応ディスク



オプション: LabelFlash 対応レコーダーおよび LabelFlash ディスク
オプション: Blu-ray 対応レコーダーおよび Blu-ray ディスク
オプション: SecurDisc 対応ディスク
16.2 対応形式
16.2.1 ディスクタイプ


CD
DVD
Blu-ray 対応の詳細については、www.nero.com/link.php?topic_id=416 を参
照してください。
Nero Express
85
技術的な情報
実際に使用できる項目および実際に書き込めるディスクタイプ(DVD など)
は、使用しているレコーダーによって異なります
16.2.2 ディスク形式








オーディオ CD
ミックスモードCD
CD エキストラ
ビデオ CD(VCD)
スーパービデオ CD(SVCD)
miniDVD
Audiobook CD
DVD ビデオ
16.2.3 オーディオ形式とコーデック













アドバンストオーディオコーディング(AAC、M4A、MP4)
Audible Audiobook(AA)
オーディオ交換ファイル形式(AIFF、AIF)
コンパクトディスク-デジタルオーディオ(CDA)
電子楽器デジタルインタフェース(MIDI、MID)
MP3 および mp3PRO
Moving Picture Experts Group-1 オーディオレイヤー 3(MP3)
Moving Picture Experts Group-1 オーディオレイヤー 2(MP2)
Moving Picture Experts Group-4(MP4)
Nero Digital(MP4)
OGG Vorbis(OGG、OGM)
Resource Interchange File Format WAVE(WAV、WAVE)
Windows Media オーディオ(WMA)
16.2.4 メタデータ

拡張ストリーミング形式(ASF)
Nero Express
86
技術的な情報














オーディオビデオインターリーブ(AVI)
Moving Picture Experts Group-1 オーディオレイヤー 3(MP3)
Nero Digital(MP4)
OGG Vorbis(OGG、OGM)
Resource Interchange File Format WAVE(WAV、WAVE)
Windows Media オーディオ(WMA)
Windows Media ビデオ(WMV)
ID3 タグ(v1.1/v2)
Joint Photographic Expert Group(JPEG、JPG、JPE)
ポータブルネットワークグラフィックス(PNG)
ビットマップ(BMP)
画像交換形式(GIF)
Tagged Image ファイル形式(TIFF、TIF)
Moving Picture Experts Group-1 オーディオレイヤー 3(MP3)
16.2.5 ビデオ形式とコーデック










拡張ストリーミング形式(ASF)
オーディオビデオインターリーブ(AVI)
デジタルビデオ(DV)
Moving Picture Experts Group-2(MPG、MPEG、DAT、M2T)
Moving Picture Experts Group-4(MP4)
Nero Digital(MP4)
QuickTime ムービー(MOV)
ビデオオブジェクト(VOB)
パケットビデオオーディオ(PVA)
TV 入力/ビデオ出力(TIVO)
16.2.6 画像形式



ビットマップ(BMP)
デバイス独立ビットマップ(DIB)
画像交換形式(GIF)
Nero Express
87
技術的な情報










アイコンイメージファイル(ICO)
JPEGファイル交換形式(JFIF)
Joint Photographic Expert Group(JPEG、JPG、JPE)
画像変換(PCX)
ポータブルネットワークグラフィックス(PNG)
ポータブルピクセルマップ(PPM)
Targa イメージファイル(TGA)
Tagged Image ファイル形式(TIFF、TIF)
Windows メディアファイル(WMF)
X クイックタイム(QTI、QTF、QTIF) - 読み取り専用
16.2.7 プレイリスト形式

Moving Picture Experts Group オーディオレイヤー 3 ユニフォームリソースロケータ
/MP3 URL(M3U)
16.3 Nero Express の各バージョン
Nero Express には、Nero Express、Nero Express Essentials、および Nero Express Essential
s SE の 3 つのバージョンがあります。 Nero Express および Nero Express Essentials では
、すべての機能を使用できます。 ただし、Nero Express Essentials SE については、次の機
能が使用できません。








Nero Digital Audio 形式での無制限エンコード
スーパービデオ CDの作成および書き込み
Nero CoverDesigner へのリンク
オーディオファイルの保存
書き換え可能な CD/DVD の消去
ディスク情報の取得
LightScribe を使用したラベルの作成(標準機能に含まれない)
Labelflash を使用したラベルの作成(標準機能に含まれない)
Nero Express
88
技術的な情報

SecurDisc 規格を使用した SecurDisc データ CD または DVD の書き込み(標準機能に含
まれない)

Gracenote を使用した音楽のタイトルの確認(標準機能に含まれない)
Nero Express
89
用語集
17
用語集
Blu-ray(ブルーレイ)
Blu-ray テクノロジでは、特別な記憶媒体にデータが書き込まれます。DVD ではデータ
を読み書きするために赤色レーザーが使用されますが、Blu-ray ディスクには青色レーザー
によって書き込まれます。青色レーザーの波長はより短いので(405nm)、レーザーをより
高い精度で位置付けることができます。データをより圧縮して書き込めるので、ディスク上
の領域を節約できます。Blu-ray ディスクには、1 層ディスクで最大 25 GB、2 層ディスク
で最大 50 GB を保存できます。
CD-R
CD-R(Compact Disc-Recordable)は、追記型メディアの技術です。オーディオデータや
その他のコンピュータで読み取り可能なデータの保存に関しては、オレンジブックの標準に
よって定義されています。
Joliet
Joliet とは、ファイル名に関する ISO-9660 標準の拡張形式です。Joliet は、長いファイル名
に対応できるよう Microsoft 社により設計されました。 64 文字までのファイル名を使用す
ることができ、A ~ Z、a ~ z、ウムラウト記号、および ß が含まれています。
Labelflash
Labelflash は、レーザーを使用してディスクのレーベル面に画像や文字を書き込むこ
とのできるテクノロジです。
LightScribe
LightScribe は、画像や文字をディスクのラベル面にレーザーで書き込むことのできるテク
ノロジです。
MP3
MPEG -1 Audio Layer 3 オーディオフォーマットは、オーディオファイルのサイズを、
音声品質を損なうことなく、元のファイルサイズの 10 分の 1 程度に圧縮するために使用し
ます。1 分間のデータが、元のファイルの 10 MB ではなく、約 1 MB になると推定できま
す。サイズと音質は、オーディオ信号の複雑さによって大きく異なる場合があります。使用
Nero Express
90
用語集
されるビットレートは品質の基準と見なすことができます。ビットレートが高いほど、品質
が上がりますが、必要なメモリも多くなります。
MPEG-1
これは、Moving Picture Experts Group がビデオとオーディオのコーデックに対して定義し
た業界標準です。MPEG-1 は、MPEG 系列の圧縮技術のひとつで、最も圧縮率の高い形
式です。MPEG-1 は、ビデオ CD に使用する形式です。
MPEG-2
これは、Moving Picture Experts Group がビデオとオーディオのコーデックに対して定義し
た業界標準です。MPEG-1 と MPEG-2 には、わずかの違いしかありません。MPEG-2 は放
送基準であり、インターレースのあるテレビに向いています。MPEG-2 は、DVD のビデオ
形式として使用されています。
MPEG-4
これは、Moving Picture Experts Group がビデオとオーディオのコーデックに対して定義し
た業界標準です。MPEG-4 は、ビデオとオーディオに使用する最新の MPEG 標準です。
MPEG-4 では、MPEG-1 や MPEG-2 などの標準で定義されている複数の機能が組み合わ
されています。Nero Digital™ Video と Nero Digital™ Audio は、この標準に基づいています
。
SecurDisc
SecurDisc とは、認証されていないアクセスからデータキャリアを保護するセキュリティテ
クノロジです。
SVCD
スーパービデオ CD(略して SVCD)は、MPEG-2 ビデオコードを使用して保存を行うムー
ビーファイル用の CD 形式です。そのため、このディスク形式を使用すると、ビデオファイ
ルを S-VHS ビデオに近い品質で保存することができ、また 650 または 700 MB の CD
に、ステレオサウンドを含む 30 または 40 分までのビデオを保存することができます。
SVCD を再生できる DVD プレイヤーと PC は増え続けています(PC の場合は、適切なソ
フトウェアと CD-R/RW ディスクの読み込みが可能なドライブが必要です)。
Nero Express
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用語集
アーカイブビット
アーカイブビットは、ファイルが編集されたかどうかを特定するために使用されます。 フ
ァイルが編集されていた場合には、次回のバックアッププロセス時に再保存のみが実行され
ます(その結果、アーカイブビットはリセットされます)。
イメージ
イメージとは、ハードディスクドライブに保存された 1 つのファイルで、ディスク全体の
イメージが含まれたものです。書き込み処理中に問題が発生した場合や、PC にレコーダー
が接続されていない場合でも、ディスクイメージを使用すれば後でメディア上に正確に同じ
コピーを作成することができます。イメージには、ハードディスク上に元のディスクの内容
と同じ空き領域が必要です。
オーディオ CD
オーディオ CD には、オーディオシーケンスと個々のトラックをハイファイ品質で 74 分ま
で保存できます。保存容量は 16 ビットの深さのサンプルで 747 MB、スキャンレートは 44.
1 kHz です。
オンザフライ
オンザフライは、ディスクのコピーを行う方法です。データは元の保存場所から書き込みを
行うディスクへ直接転送されます。そのために、Nero では転送するデータを参照するだけ
の小さなファイルを編集して使用します。
キャッシュ
キャッシュとは、大きなデータボリュームに高速にアクセスするために、コンピュータのさ
まざまな領域で使用されている高速バッファです。キャッシュを使用すると、連続的なデー
タの流れが確保されます。
ディスクアットワンス
ディスクアットワンスとは、ドライブのレーザーを、各トラック間でオン/オフせずに、1
回のセッションですべて書き込む方法です。この方法は、家庭用や車載用のステレオで再生
するオーディオ CD の書き込みに最適です。
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用語集
トラックアットワンス
トラックアットワンスとは、各トラックを個別にディスクに書き込む方法です。トラックを
書き込むごとに、書き込み処理をいったん中断します(レーザーはトラックごとに再び開始
されます)。この書き込み方法を使用すると、DVD に部分的に書き込み、後から書き込み
を続行することができます。トラック間には最低でも 27ms の無音部分ができるため、オー
ディオ CD には向かない場合があります。
バッファ
バッファとは、必要に応じて、すぐに処理できないデータを記録および提供する一時メモリ
のことです。 また、バッファを使用すると、継続的なデータフローが確保されます。
バッファアンダーラン
バッファアンダーランとは、内部メモリ(レコーダーなど)のデータフローが中断されるこ
とです。バッファアンダーランは、内部バッファへのデータフローが中断されることにより
発生します。バッファは、最終的に空になるまでデータを提供し続けます。書き込みを行う
場合、データの流れを一定に保つために、レコーダーのバッファに連続してデータが送られ
ます。この一定のデータの流れが中断されると、メディアが使用できなくなります。ほとん
どの新型レコーダーには、バッファアンダーラン防止機能が搭載されています。
ビデオ CD
ビデオコンパクトディスクでは、ムービーおよびオーディオやビデオのデータを MPEG1 形式で保存します。これにより、VCD のビデオ品質は VHS ビデオと同程度になります。
VCD を使用すると、650 MB のディスクに、ステレオサウンドを含む 74 分までのビデオデ
ータを保存することができます。VCDは、ほとんどの光学 PC ドライブと DVD プレイヤー
で再生できます。
ブックタイプ
ブックタイプとは、DVD の規格(DVD-、DVD+、DVDROM など)を特定するものです。確実に正しい再生を行うために、すべてのメディアが正
しく読み込まれるようブックで DVD 規格が指定されます。これらの規格は、いわゆるレイ
ンボーブックで定義されています(各規格は、イエローブックなど、それぞれの表紙の色に
よって区別されています)。
Nero Express
93
用語集
フレーム
音楽 CD では、再生される音楽 1 秒あたり 75 セクタを使用します。セクタは 1 セクタあた
り 98 フレーム、フレームは 1 フレームあたり 24 データバイトと 9 コントロールバイトで
構成されています。同じように、テレビとビデオでは、技術的に「フレーム」が 1 つのフ
ルスクリーンを示します。連続した 2 つのハーフイメージが、インターレースによって 1
秒間に 1 つのフルスクリーンを形成します。
ブロック
ブロックとは、1 回のアクセスでアドレス可能な、CDROM またはハードドライブ上の情報の最小単位(ビットまたはバイトで表示)です。複数
のブロックが結合されるとセクターになります。
マルチセッション
マルチセッションとは、複数のサイクルでディスクを完成することです。最初のセッション
がディスクに書き込まれた後、ディスクはまだファイナライズされていないので、情報を別
のレコードに追加することができます。
ラベル
ラベルとは、ディスク上のラベルを意味します。LightScribe または Labelflash™ のテクノ
ロジを使用する一部のドライブでは、ラベルを特殊なメディアに直接転送することができま
す。
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お問い合わせ
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