1 DocuWorks Desk の操作

1 DocuWorks Desk の操作
1.1
Desk の起動/終了
1.2
Desk の表示形式と操作環境
1.3
フォルダの構成と操作
1.4
文書の作成
1.5
文書の操作
1.6
文書の印刷
1 DocuWorks Desk の操作
1.1 Desk の起動/終了
ここでは、Desk の起動と終了の方法について説明します。
Deskを起動する
Desk を起動するには、[スタート]ボタンをクリックして、[プログラム]
メニューの[Fuji Xerox DocuWorks]の[DocuWorks Desk]を選択します。
[DocuWorks Desk]ウィンドウが表示されます。
Deskを終了する
Desk を終了するには、[ファイル]メニューの[DocuWorks Desk の終了]
を選択します。
DocuWorks Desk ウィンドウの右上の
も Desk を終了できます。
2
ボタンをクリックして
1.2 Desk の表示形式と操作環境
1.2 Desk の表示形式と操作環境
Desk は、フォルダ部・ワークスペース部・ツールバー・ステータスバー
などで構成されています。
ツールバー
プラグインツールバー
フォルダ部
ワークスペース部
ステータスバー
ここでは、Desk のワークスペース部の表示形式と操作環境に関する設
定項目について説明します。
DocuWorks E の構成と各部の説明については、『ファーストス
テップガイド』を参照してください。
3
1 DocuWorks Desk の操作
ワークスペース部の表示形式
ワークスペース部には、選択されているカレントフォルダ内の
DocuWorks 文書(以降、DocuWorks 文書を文書と表記します。)がサ
ムネイル形式で縮小表示されます。
ワークスペース部では、次のような操作ができます。
l 束ねる/ばらす
l 表示ページの取り出し
l 回転
l 複製
l カレントフォルダ内でのドラッグ&ドロップ
l ページめくり
l 整列
Deskの操作環境を設定する
Desk では、次のような操作環境を設定できます。
l ワークスペース部での文書の整列間隔
l ごみ箱を使用する/しない
l ツールバーアイコンの表示を大きくする/しない
l アプリケーションデータの変換取り込み時にオリジナルデータを添
付する/添付しない
l イメージ取り込み時に定型用紙サイズに収める/収めない
l スキャン(TWAIN)入力時に定型用紙サイズに収める/収めない
l イメージ/スキャンから DocuWorks 文書に変換時のイメージの圧縮
と画質
次に、Desk の操作環境を設定する方法を説明します。
4
1.2 Desk の表示形式と操作環境
1
[ファイル]メニューの[DocuWorks Desk の設定]を選択します。
[DocuWorks Desk の設定]ダイアログボックスが表示されます。
2
Desk または印刷時の環境を設定して、DocuWorks 文書作成時の設定を
する場合は、[取り込み]タブをクリックします。
5
1 DocuWorks Desk の操作
ダイアログボックスの表示が変わります。
[イメージ取り込み/スキャン(TWAIN)入力時のクオリティ]
には、次の項目があります。そのほかの設定項目については、
ヘルプを参照してください。
[高 圧 縮]
サイズを小さくすることを優先した JPEG 圧縮です。画質は最
も劣化します。
[標 準]
一般的な JPEG 圧縮です。画質は少し劣化し、サイズは高圧縮
より少し大きくなります。
[高 画 質]
画質劣化がほとんどわからない JPEG 圧縮です。サイズは標準
より大きくなります。
[画 質 劣 化 な し]
JPEG を使用しないで可逆の圧縮方式を使用します。画質の劣
化なしで、サイズは高画質よりさらに大きくなります。
3
6
各項目を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
[DocuWorks Desk の設定]ダイアログボックスが閉じて、設定が有効にな
ります。
1.3 フォルダの構成と操作
1.3 フォルダの構成と操作
ここでは、DocuWorks E で使用するフォルダの構成、操作方法について
説明します。
フォルダの構成
DocuWorks E では、インストール時に用意されるフォルダをシステム定
義フォルダと呼びます。システム定義フォルダは、削除、移動、名前の
変更、属性の変更はできません。
システム定義フォルダには、システムフォルダとユーザフォルダがあり
ます。
システムフォルダ
ごみ箱が保管されています。ごみ箱もシステム定義フォルダです。
ユーザフォルダ
ユーザーが作成した DocuWorks 文書を保管します。ユーザーフォルダ
内にフォルダを作成できます。
ユーザフォルダの下に、ユーザが作成するフォルダをユーザ定義フォル
ダといいます。
システム定義フォルダ
システム定義フォルダ
ユーザ定義フォルダ
システム定義フォルダに対して、エクスプローラなどで削
除・移動・名前の変更・属性の変更をしないでください。
システムが正常に動作しない原因になります。
7
1 DocuWorks Desk の操作
フォルダを操作する
ここでは、フォルダの基本操作、フォルダの属性の変更、フォルダの表
示の更新方法、ごみ箱の使用方法を説明します。
■ 基本操作
次 の 操 作 は 、Windows® と ほ ぼ 同 じ で す 。 操 作 の 詳 細 に つ い て は 、
Windows®のマニュアルを参照してください。
l フォルダを開く/閉じる
l 新しいフォルダを作成する
l フォルダ名を変更する
l フォルダを移動する
l フォルダをコピーする
l フォルダを削除する
■ フォルダの属性の変更
フォルダプロパティを表示して、ユーザ定義フォルダの属性を読み出し
専用に変更できます。
システム定義フォルダの属性は変更できません。
フォルダを読み出し専用にした場合、そのフォルダに文書を追加する操
作(コピー、新規文書作成など)、そのフォルダ内の文書を編集する操
作(束ね、ばらしなど)ができません。また、文書を開いた場合、読み
出し専用で開き、フォルダから文書が削除するような操作(削除、他フォ
ルダへの移動など)のときに確認メッセージが表示されます。
次に、フォルダの属性を変更する方法を説明します。
1
8
フォルダを選択して、[ファイル]メニューの[フォルダプロパティ]を選
択します。
[フォルダプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
1.3 フォルダの構成と操作
2
各項目を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
[フォルダプロパティ]ダイアログボックスが閉じて、設定が更新されま
す。
■ フォルダの表示の更新
エクスプローラなどで、Desk のフォルダに対応するディレクトリ名を
変更したり、新たなフォルダをユーザフォルダ下に作成した場合には、
Desk のフォルダ部の表示にその結果が反映されていないことがありま
す。
[表示]メニューの[ユーザフォルダ下を最新の情報に更新]を選択すると、
ユーザフォルダ下のすべてのディレクトリ構成が最新の状態になりま
す。
[表示]メニューの[カレントフォルダ下を最新の情報に更新]を選択する
と、開いているフォルダ下のディレクトリ構成が最新の状態になります。
DocuWorks E のフォルダをエクスプローラなどで直接操作す
る場合は、システムフォルダ、ユーザフォルダ、ごみ箱など
のディレクトリの名前の変更、削除をしないでください。ま
た、dwdesk.ibm、dwdesk.idw ファイルを編集しないでくださ
い。システムが正常に動作しない原因になります。
■ ごみ箱の使用
[DocuWorks Desk の設定]ダイアログボックスで[一般]タブの[ごみ箱
を使用する]を設定すると、文書やフォルダを削除したときに Desk のご
み箱に格納されます。
ごみ箱を空にするには、[ファイル]メニューの[ごみ箱を空にする]を選
択します。
ごみ箱から削除された文書やフォルダは、Windows®95 または
Windows NT®4.0 のごみ箱には格納されません。
9
1 DocuWorks Desk の操作
1.4 文書の作成
文書を作成するには、次の方法があります。
l アプリケーションのデータからの作成
l イメージからの作成
l スキャナからの作成
l DocuWorks 文書の新規作成
アプリケーションのデータから文書を作成する
アプリケーションで作成されたデータを DocuWorks 文書として取り込
むことができます。
DocuWorks 文書を作成するには、次の方法があります。
l Desk のワークスペース部へファイルをドラッグ&ドロップまたはコ
ピー&貼り付けして作成する
l Desk の[ファイル]メニューの[ファイルの取り込み]によって作成する
l アプリケーションで印刷時に DocuWorks Printer を選択して作成する
また、DocuWorks 文書に取り込む際にアプリケーションのデータを添
付することもできます。添付したアプリケーションのデータをオリジナ
ルデータと呼びます。オリジナルデータを添付することにより、
DocuWorks 文書にした後でも、元のアプリケーションで編集し直すこ
とができます。オリジナルデータを添付するかしないかは、[DocuWorks
Desk の設定]で設定します。
DocuWorks 文書に添付できるオリジナルデータの容量は、
50MB までです。
[DocuWorks Desk の設定]の詳細については、「1.2 Desk の表示
形式と操作環境」を参照してください。
■ ワークスペース部へコピーして作成
Desk のワークスペース部にファイルをドラッグ&ドロップ、またはコ
ピー&貼り付けで作成します。
1
10
他のアプリケーションからデータのファイルを Desk のワークスペー
ス部にドラッグ&ドロップ、またはコピー&貼り付けでコピーします。
1.4 文書の作成
ファイルの取り込みの確認メッセージが表示されます。
2
[はい]ボタンをクリックします。
オリジナルデータを添付するかしないかの確認メッセージが表示され
ます。
[DocuWorks Desk の設定]ダイアログボックスでこの確認メッ
セージを表示しないようにすることもできます。
3
オリジナルデータを添付する場合は、[はい]ボタンをクリックします。
文書が作成されます。作成された文書には、元のデータと同じ名前がつ
けられます。同じ名前がある場合、名前の後ろにハイフン(-)と数字がつ
けられます。オリジナルデータを添付した場合、サムネイル表示形式の
ときに文書の右下にオリジナルデータを表すアイコンが表示されます。
オリジナルデータがあることを表す
アプリケーションによって、[印刷]ダイアログボックスが表示
され、印刷を指示する操作が必要になることがあります。
アプリケーションによって、ドラッグ&ドロップまたはコピー
&貼り付けで文書を作成できないことがあります。
この場合は、アプリケーションの[印刷]ダイアログボックスで
[DocuWorks Printer]を選択して文書を作成してください。
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1 DocuWorks Desk の操作
■ ファイルの取り込みを使用して作成
Desk の[ファイル]メニューから文書を作成します。
12
1
Desk で[ファイル]メニューの[文書ファイルの取り込み]を選択します。
[文書ファイルの取り込み]ダイアログボックスが表示されます。
2
ファイルを指定し、[開く]ボタンをクリックします。
ファイルの取り込みの確認メッセージが表示されます。
1.4 文書の作成
3
DocuWorks 文書を作成する場合は、[はい]ボタンをクリックします。
オリジナルデータを添付するかしないかの確認メッセージが表示され
ます。
4
オリジナルデータを添付する場合は、[はい]ボタンをクリックします。
文書が作成されます。作成された文書には、元のデータと同じ名前がつ
けられます。同じ名前がある場合、名前の後ろにハイフン(-)と数字がつ
けられます。
DocuWorks 文書を作成後、ワークスペース部に DocuWorks 文
書が表示されない場合は、[DocuWorks Desk]ウィンドウを選択
してください。
アプリケーションによって、[印刷]ダイアログボックスが表示
され、印刷を指示する操作が必要になることがあります。
13
1 DocuWorks Desk の操作
■ アプリケーション側からの作成
アプリケーションの印刷コマンドを使用して文書を作成します。
1
DocuWorks 文書にしたいファイルをアプリケーション側で開いて、印
刷コマンドを選択します。
[印刷]ダイアログボックスが表示されます。
アプリケーションによっては、[印刷]ダイアログボックスが表
示されないものもあります。この場合、アプリケーションの
プリンタの設定や Windows ®の通常使うプリンタの設定を変更
し、DocuWorks Printer に印刷できるようにしてください。
2
14
[プリンタ名]で[DocuWorks Printer]を選択して、[プロパティ]ボタンをク
リックします。
1.4 文書の作成
[DocuWorks Printer のプロパティ]ダイアログボツクスが表示されます。
Windows95®の 場 合
Windows NT®4.0 の 場 合
15
1 DocuWorks Desk の操作
[用 紙 サ イ ズ]
用紙のサイズを選択します。アプリケーションによっては、アプリケー
ションで設定した用紙が有効になり、この用紙サイズの指定が無視され
ることがあります。
[解 像 度]
プリンタの解像度を選択します。
最終的に印刷するときのプリンタの解像度に合わせると、多くの場合、
きれいに印刷されます。
データが大きくなりすぎて DocuWorks 文書が作成できないときは、解
像度を低くすると、作成できることがあります。
[モ ノ ク ロ モ ー ドで 生 成 す る]
通常は、チェックマークを表示しないで使用します。
作成した DocuWorks 文書のモノクロプリンタへの印刷結果が良好でな
いとき、[モノクロモードで生成する]にチェックマークをつけると、印
刷結果が改善されることがあります。ただし、モノクロモードで作成し
ても、DocuWorks 文書は、モノクロで作成されないことがあります。
[DocuWorks Desk に 生 成 す る]
チ ェ ッ ク マ ー ク を 表 示 す る と 、 Desk 内 の カ レ ン ト フ ォ ル ダ に
DocuWorks 文書が作成されます。
チェックマークを表示しないと、作成時に保存先を指定するためのダイ
アログボックスが表示されます。
[余 白 の 編 集]
このボタンをクリックすると、余白を設定するための[余白の編集]ダイ
アログボックスが表示されます。
3
16
各項目を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
[印刷]ダイアログボックスに戻ります。
1.4 文書の作成
4
[印刷]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックします。
Desk のカレントフォルダまたは設定した場所に文書が作成されます。
Desk が起動していない場合は、Desk が起動されてユーザフォルダ内に
文書が作成されます。
Windows NT ®4.0 では、Desk は自動的に起動しません。
DocuWorks Printer を利用して文書を作成した場合は、オリジナ
ルデータは添付されません。
作成される DocuWorks 文書のファイル名が元のファイル名と
同じ名前にならない場合があります。
カレントフォルダがシステム定義フォルダまたは読み出し専
用フォルダの場合は、ユーザフォルダ下に作成されます。
プロパティで設定する解像度、モノクロモード、余白の編集
に関する制限については、「DocuWorks 文書作成上の注意制
限事項」を参照してください。
イメージから文書を作成する
イメージファイルから文書を作成するには、Desk のワークスペース部
にコピーします。
イメージファイルから DocuWorks 文書を作成するときに用紙サイズを
設定することができます。用紙サイズに関する設定は、[DocuWorks Desk
の設定]でも行えます。
1
ドラッグ&ドロップまたはコピー&貼り付けで、イメージファイルを
Desk にコピーします。
ファイル取り込みの確認メッセージが表示されます。
2
DocuWorks 文書を作成する場合は、[はい]ボタンをクリックします。
17
1 DocuWorks Desk の操作
[イメージファイルの取り込み]ダイアログボックスが表示されます。
取り込めるイメージファイルの種類は、ビットマップファイ
ル(拡張子が BMP のファイル)、JPEG ファイル(拡張子が
JPG または JPEG のファイル)、TIFF ファイル(拡張子が TIF
または TIFF のファイル)です。さらに、TIFF の場合は、
TIFF Revision 6.0 に従った非圧縮、G4、JPEG、Packbits の圧縮
方法で作成されたイメージが対象となります。
また、マルチページ TIFF を取り込んだときは、複数ページの
DocuWorks 文書になります。
[DocuWorks Desk の設定]ダイアログボックスの設定により、
[イメージファイルの取り込み]ダイアログボックスを表示し
ないようにすることもできます。
2
18
必要な項目を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
DocuWorks 文書が作成されます。
1.4 文書の作成
スキャナから文書を作成する
スキャナで取り込んだデータを DocuWorks 文書にします。
TWAIN32規格に従ったスキャナを使用することができます。
動作確認をしているスキャナの一覧は付録を参照してくださ
い。
1
Desk で[ファイル]メニューの[スキャナの選択]を選択します。
[ソースを選択してください]ダイアログボックスが表示されます。
2
使用するスキャナを選択して、[選択]ボタンをクリックします。
3
[ファイル]メニューの[スキャン開始]を選択します。
19
1 DocuWorks Desk の操作
スキャナの選択で選択したスキャナの[スキャン]ダイアログボックス
が表示されます。
4
必要に応じて項目を設定し、[スタート]などの読み込みボタンをクリッ
クします。
スキャン読み込みが実行され、DocuWorks 文書が作成されます。
読み込むイメージのファイルサイズが 50MB を超える場合は、
文書を作成できません。
その場合は、スキャナ側で色数や解像度の設定を変更して
ファイルサイズを小さくしてください。
5
[スキャン]ダイアログボックスの[閉じる]ボタンなどをクリックして
ダイアログボックスを閉じます。
Desk 上に文書が表示されます。
通常、[スキャン]ダイアログボックスは、スキャン読み込
みが終了したあとも開いたままで次のイメージが続けてス
キャンできます。作成された DocuWorks 文書は、[スキャン]
ダイアログボックスを閉じたときワークスペース部に表示さ
れます。
スキャンドライバによって 1 回のスキャンでダイアログボッ
クスが閉じるものもあります。
20
1.4 文書の作成
新規に文書を作成する
ここでは、Desk で白紙の新規文書を作成する方法を説明します。
1
Desk で[ファイル]メニューの[新規文書作成]を選択します。
カレントフォルダのワークスペース部に用紙サイズ「A4 縦」、文書名
「文書」の新規文書が作成されます。DocuWorks 文書の名前の部分に
カーソルが表示され、DocuWorks 文書の名前を変更できます。
すでに「文書」という名前の DocuWorks 文書がある場合、名前の後ろに
ハイフン(-)+数字がつけられます。
文書の名前に、¥、/、:、,、.、;、*、?、"、<、>、|の各文字は
使用できません。
用紙サイズを指定するには、Viewer から新規作成します。
Viewer での新規文書の作成方法については、
「2.3 文書の操作」
を参照してください。
21
1 DocuWorks Desk の操作
DocuWorks文書作成上の注意制限事項
DocuWorks 文書を作成する際の注意制限について説明します。
アプリケーションから作成する DocuWorks 文書は、アプリケーション
が DocuWorks Printer に送る印刷情報からできています。このとき、次
のような注意制限があります。
■ ファイルサイズ・メモリ・ディスク容量の制限
l DocuWorks 文書は、1 ページが 10MB を超える DocuWorks 文書は作
成できません。
50MB を超えるイメージを DocuWorks 文書に取り込むことはできま
せん。
50MB を超えるオリジナルデータを DocuWorks 文書に添付すること
はできません。
メモリやディスク容量が不足した場合は処理を中止し、すでに処理
した部分のみを DocuWorks 文書として作成します。
■ 表示・印刷
l 色について
アプリケーションによって、表示に使用する色と印刷に使用する色
を変更するものがあるため、アプリケーションの表示色と
DocuWorks 文書の表示色が異なることがあります。
また、ディスプレイのパレットの設定によって、アプリケーションの
表示色と DocuWorks 文書の表示色が異なることがあります。
l ハッチパターンについて
アプリケーションによって、表示と印刷でハッチパターンの描画方
法を変更するものがあるため、アプリケーションと DocuWorks 文書
とでは、ハッチパターンの表現が異なることがあります。
l 細線について
アプリケーションで描画した非常に細い線は、DocuWorks 文書を作
成する際に変換されない場合があります。
l フォントについて
アプリケーションから DocuWorks 文書を作成する際に、Windows®に
インストールされている TrueType フォント以外のフォントは、
TrueType に置き換えられるため、フォントの見ためや幅が異なるこ
とがあります。また、フォントの幅の変化により、レイアウトが変
化することがあります。
l PostScript プリンタへ の 印 刷 に つ い て
PostScript プリンタへ印刷した場合は、透過色部分が斜線で印刷され
ます。
22
1.4 文書の作成
■ アプリケーションからの DocuWorks 文書の作成
l 余 白に つ い て
アプリケーションから DocuWorks 文書を作成したときにヘッダーや
フッターが切れる場合があります。
この場合には、 DocuWorks Printer の[印刷]ダイアログボックスのプ
ロパティで余白を調整すると、正しく作成されることがあります。
l 解 像 度に つ い て
アプリケーションから作成した DocuWorks 文書の解像度と印刷する
プリンタの解像度が異なる場合、きれいに印刷できないことがあり
ます。
この場合には、DocuWorks Printer の[印刷]ダイアログボックスのプロ
パティで解像度をプリンタに合わせて DocuWorks 文書を作成すると、
きれいに印刷されることがあります。
l モ ノ ク ロ モ ー ドに つ い て
アプリケーションによって、モノクロとカラープリンタで使用する
色が異なる場合があります。通常は、DocuWorks Printer のプロパティ
で[モノクロモードで生成する]がチェックされていないため、アプ
リケーションから直接モノクロプリンタに印刷した場合と
DocuWorks 文書にしてモノクロプリンタに印刷した場合とで、出力
結果が異なることがあります。
この場合には、 DocuWorks Printer の[印刷]ダイアログボックスのプ
ロパティで[モノクロモードで生成する]をチェックして DocuWorks
文書を作成すると、印刷結果が改善されることがあります。
ただし、モノクロモードにしても、DocuWorks 文書はモノクロで作成
されないことがあります。
■ その他の注意制限
l DocuWorks Printer で印刷すると、複数の印刷ジョブに分割されるア
プリケーションデータは、印刷ジョブごとに別の DocuWorks 文書と
して作成されます。また、 Desk にドラッグ&ドロップした場合は、最
初の印刷ジョブ以外は、正常に DocuWorks 文書に変換されないこと
があります。
l Windows NT ®4.0 では、DocuWorks Printer のプロパティで [DocuWorks
Desk に生成する]をチェックしていても、DocuWorks Printer 実行時に
Desk が起動していない場合は、自動的に Desk を起動しません。
この場合、次に Desk を開いたときに、ユーザフォルダ下のワークス
ペース上に DocuWorks 文書が作成されます。
23
1 DocuWorks Desk の操作
1.5 文書の操作
ここでは、Desk で文書を操作する方法について説明します。
なお、ワークスペース部の表示形式によってできる操作が異なります。
ワークスペース部の表示形式の詳細については、
「1.2 Desk の表示形式と操作環境」を参照してください。
文書を選択(解除)する
ワークスペース部の文書の選択および解除の方法を説明します。
■ 文書の選択
ワークスペース部の文書アイコンをマウスでクリックして、文書を選択
します。
文書を選択すると、ステータスバーに選択した文書の大きさ、容量など
の情報が表示されます。
24
1.5 文書の操作
■ 複数の文書の選択
複数の文書は、次の方法で選択します。
l 追加で選択する方 法
文書を選択し、<Ctrl>または<Shift>キーを押しながら、別の文書を選択
します。
このとき、文書の選択順は、文書をクリックした順番です。
l ラバーバンドで選択する方 法
文書のない部分でマウスの左ボタンを押しながらカーソルを斜めにド
ラッグすると、ドラッグした軌跡を対角線とする四角形が表示されます。
これをラバーバンドと呼びます。
ラバーバンドで文書を囲むと、範囲内にある文書が選択されます。
このとき、文書の選択順は、ラバーバンドで囲まれた順番です。同時に
選択された場合は、ラバーバンドの始点により近いところにある文書が
先になります。
l ラバーバンドで追加選択する方法
文書が選択されている状態で、<Ctrl>または<Shift>キーを押しながら、
選択する文書をラバーバンドで囲みます。
すでに選択された文書とラバーバンドの範囲内にある文書が選択され
ます。
このとき、文書の選択順は、すでに選択されている文書の次が、ラバーバ
ンドで追加選択された順番になります。
l すべてを選択する方法
[編集]メニューの[すべてを選択]を選択します。
カレントフォルダ内のワークスペース部にあるすべての文書が選択さ
れます。
25
1 DocuWorks Desk の操作
■ 文書の選択の解除
文書の選択は、次の方法で解除します。
l 選択をすべて解除する方法
文書以外のワークスペース部をクリックします。
l 特定の文書の選択を解除する方法
<Ctrl>キーまたは<Shift>キーを押しながら、選択を解除する文書をク
リックします。
文書名を変更する
文書を選択して、[ファイル]メニューの[名前の変更]を選択します。名前
の部分にカーソルが表示されると、文書名を変更できます。また、ワー
クスペース部に表示されている文書名の部分をクリックして、カーソル
が表示されると文書名を変更できます。
文書の名前に¥、/、.、,、;、:、*、?、"、<、>、|の各文字は、
使用できません。
文書名は、パス名を含めて半角 255 文字(全角 147 文字)以内に
してください。
既存の文書を新しい名前で保存する
既存の文書に新しい名前をつけて、別の文書として保存できます。文書
を選択して、[ファイル]メニューの[名前を付けて保存]を選択します。保
存するフォルダと文書名を設定して、[保存]ボタンをクリックします。
文書名に¥、/、.、,、;、:、*、?、"、<、>、|の各文字は、使用
できません。
文書名は、パス名を含めて半角 255 文字(全角 147 文字)以内に
してください。
26
1.5 文書の操作
文書を移動する
切り取り&貼り付けしてワークスペース部の別の位置に、またはフォル
ダ部の別のフォルダに文書を移動できます。また、ドラッグ&ドロップ
して指定した位置に移動することもできます。
1
文書を選択し、[編集]メニューの[切り取り]を選択します。
文書がワークスペース部から削除されます。
2
[編集]メニューの[貼り付け]を選択します。
文書の最後の位置に移動します。
文書名が移動先のフォルダ内で重複した場合は、移動前の名前のあとに
ハイフン(-)+数字がつけられます。
文書をコピーする
文書をコピーするには、次の方法があります。
l コピー
ワークスペース部内、フォルダ部の別のフォルダなどに文書をコ
ピーできます。
l 複製
ワークスペース部内に文書をコピーします。
■ 文書のコピー
コピー&貼り付けして文書をコピーできます。また、<Ctrl>キーを押し
ながらドラッグ&ドロップして、指定した位置にコピーすることもでき
ます。
1
文書を選択し、[編集]メニューの[コピー]を選択します。
2
[編集]メニューの[貼り付け]を選択します。
文書の最後の位置にコピーされます。
文書名がコピー先のフォルダ内で重複した場合は、コピー前の名前のあ
とにハイフン(-)+数字がつけられます。
エクスプローラ、デスクトップ、アプリケーションのウィン
ドウ内へ文書をコピーすることもできます。
また、エクスプローラ、デスクトップから Desk に DocuWorks
文書をコピーできます。
27
1 DocuWorks Desk の操作
■ 文書の複製
文書をカレントフォルダ内の同じ位置にコピーします。
この操作を複製といいます。
文書を選択し、[文書]メニューの[複製]を選択します。文書が複製されま
す。
複製された文書は、元の DocuWorks 文書の右下にずれて表示されます。
複製された文書名は、元の名前にハイフン(-)+数字がつけられます。
■ 表示ページの複製
文書を選択し、[文書]メニューの[表示ページの複製]を選択します。
文書の表示ページが複製されます。複製された文書は、元の文書の右下
にずれて表示されます。複製された文書名は、元の名前にハイフン(-)+
数字がつけられます。
一度に複数の文書を複製することはできません。
表示ページの複製では、オリジナルデータはコピーされませ
ん。
28
1.5 文書の操作
文書を削除する
文書を削除できます。
文書を選択し、[編集]メニューの[削除]を選択するか、または<Delete>
キーを押します。
削除後、[編集]メニューの[元に戻す]を選択すると、削除前に
あった位置にすべて選択された状態で表示されます。
ただし、文書の選択順、重なり順は、元どおりにならない場合
があります。
文書をばらす
複数ページある文書を 1 ページずつにばらして独立した文書にできま
す。
次に、文書をばらす3つの方法を説明します。
l メニューを選択してばらす
l ダブルクリックしてばらす
l 表示ページを独立した文書にする
■ メニューを選択してばらす
文書を選択し、[文書]メニューの[ばらす]を選択します。
ばらした文書は、1 ページめを上にして順番にずれて表示されます。
ばらした文書名は、元の名前にハイフン(-)+数字がつけられます。
文書に添付されているオリジナルデータは、ばらす直前の 1 ページめだ
けに添付されます。
29
1 DocuWorks Desk の操作
■ ダブルクリックしてばらす
文書アイコンのクリップ部分をダブルクリックすると、文書をばらすこ
とができます。
ばらした文書の表示状態、文書名、オリジナルデータの添付は、メニュー
を選択してばらすときと同じです。
ばらす文書に設定してある、アノテーション表示/非表示や
見出し・ページ番号は、ばらしたすべての文書に設定が引き
継がれます。
アノテーション表示/非表示と見出し・ページ番号の属性の
詳細については、「2.6 アノテーションの操作」、「2.3 文書
の操作」を参照してください。
■ 表示ページを独立した文書にする
複数ページの文書から、表示されているページを取り出して独立した文
書にします。
30
1.5 文書の操作
文書を選択し、[文書]メニューの[表示ページの取り出し]を選択します。
取り出した表示ページは、元の文書の右下にずれて表示されます。
取り出した表示ページの名前は、元の名前にハイフン(-)+数字がつけら
れます。
文書に添付されているオリジナルデータは、取り出した表示ページには
添付されません。
文書を束ねる
複数の文書をひとつにまとめるには、次の2つの方法があります。
l メニューを選択して束ねる
l ドラッグ&ドロップして束ねる
■ メニューを選択して束ねる
複数の文書を選択し、[文書]メニューの[束ねる]を選択します。
束ねた文書のページは、選択した順番で重なり、最初に選択された文書
が表示ページになります。
最初に選択した文書が束ねたときの文書名になります。
文書に添付されているオリジナルデータは、すべて添付されます。
31
1 DocuWorks Desk の操作
[編集]メニューの[元に戻す]を選択しても、文書の選択順、重
なり順は元どおりにならない場合があります。
■ ドラッグ&ドロップして束ねる
文書を他の文書にドラッグ&ドロップしてひとつの文書に束ねます。
文書に添付されているオリジナルデータは、すべて添付されます。
ドラッグ&ドロップする文書は、ドラッグ&ドロップ先の文書の表示
ページの前に挿入されます。
先頭ページになった文書名が束ねた文書名になります。
[編集]メニューの[元に戻す]を選択しても、文書の選択順、重
なり順は元どおりにならない場合があります。
文書を回転する
イメージデータから作成した文書を回転して表示できます。
ただしアノテーションが貼られている文書やオリジナルデータのある
文書を回転することはできません。
次に、文書および表示ページの回転方法を説明します。
アプリケーションのデータから作成した DokuWorks 文書は、
回転できません。
DocuWorks E が用意しているサンプル文書は、アプリケー
ションから作成されているため回転できません。
■ 文書の回転
文書を回転して、表示の方向を変えられます。
32
1.5 文書の操作
文書を選択し、[文書]メニューの[回転]から回転角度、方向を選択しま
す。
■ 表示ページの回転
文書の表示ページだけを回転できます。
文書を選択し、[文書]メニューの[表示ページの回転]から回転角度、方向
を選択します。
文書のページをめくる
文書のページをめくる操作方法を説明します。
■ メニューまたはキー操作でページをめくる
メニューまたはキー操作でページをめくって表示する方法を表に示し
ます。
33
1 DocuWorks Desk の操作
文書を選択したあと、メニューまたはキー操作をしてください。
表示するページ
前のページ
次のページ
最初のページ
最後のページ
[ページ]メニューの選択項目
[前のページ]
[次のページ]
[最初のページ]
[最後のページ]
キー
<PageUp>
<PageDown>
<Home>
<End>
■ クリップを使用してページをめくる
文書アイコンのクリップの両端にある黄色の三角形をクリックすると、
1 ページずつページをめくることができます。
■ 指定したページを表示する
ページを指定して、対象のページを表示できます。
1
34
文書を選択し、[ページ]メニューの[ページ指定]を選択します。または、
文書右上のページの分子の部分を直接クリックします。
文書右上のページ番号にカーソルが表示されます。
1.5 文書の操作
2
表示するページ番号を入力して、<Enter>キーを押します。
指定したページが表示されます。
文書を整列する
文書の整列順を設定して並べ替えることができます。
文書を整列するときの整列順を設定して、整列を実行する方法を説明し
ます。
■ 文書の整列順の設定
整列順は、[文書]メニューの[整列順の設定]を選択して設定します。
整列順には、次の 4 種類があります。
l 名前の順
文書の名前順に整列します。
l 日付の古い順
文書の更新日時の古い順に整列します。
l 日付の新しい順
文書の更新日時の新しい順に整列します。
l 上に位置する順
現状、ワークスペース部の上に位置する順に整列します。ワークス
ペース部の左下を原点として、より上にあるものが先に並びます。同
じ高さにある場合は、より左にあるものが先に並びます。同じ位置に
ある場合は、上に重なっているものが先に並びます。
35
1 DocuWorks Desk の操作
■ 整列の実行
カレントフォルダのワークスペース部に表示されている文書を設定し
た整列順に並べ替えます。
整列を実行するには、[文書]メニューの[整列]を選択します。
整列するときの縦方向の表示位置は、[DocuWorks Desk の設定]
ダイアログボックスで設定します。
Desk の設定の詳細については、「1.2 Desk の表示形式と操作
環境」を参照してください。
36
1.5 文書の操作
■ 等間隔に整列
カレントフォルダのワークスペース部に表示されている文書を設定し
た間隔で並べ替えます。
等間隔で整列させるには、[文書]メニューの[等間隔に整列]を選択しま
す。
整列する間隔は、[DocuWorks Desk の設定]ダイアログボックス
で設定します。
Desk の設定の詳細については、「1.2 Desk の表示形式と操作
環境」を参照してください。
文書を開く
Desk で文書を選択し、[文書]メニューの[開く]を選択するか、または
DocuWorks 文書をダブルクリックします。Viewer のウィンドウが開き、
選択した文書が表示されます。
37
1 DocuWorks Desk の操作
文書を検索する
Desk のフォルダに保管されている文書を検索できます。
検索条件は、次の 2 つです。検索条件を組み合わせて検索することもで
きます。
l 文書名
l 文書のファイルの日付
次に、文書を検索する方法を説明します。
1
[編集]メニューの[検索]を選択します。
[検索]ダイアログボックスボックスが表示されます。
設定項目の詳細については、ヘルプを参照してください。
38
1.5 文書の操作
2
[文書名]に文書名または文書名に含まれる文字列を入力します。日付を
検索条件にする場合、[日付]タブをクリックします。
ダイアログボックスの表示が[日付]タブに変わります。
大文字小文字を区別します。また、改行、タブは入力できま
せん。
3
[一定期間内に作成または更新されたファイルを探す]の○をクリック
し、期間を指定します。
[日付指定]は、半角文字で YYYY/MM/DD または YY/MM/DD
の形式で指定します。YY は、50 未満のときは 20YY、50 以上
のときは 19YY になります。
4
[検索開始]ボタンをクリックします。
[検索結果]リストボックスに検索結果が一覧表示されます。
39
1 DocuWorks Desk の操作
■ 検索した文書を開く
検索した文書を、次の方法で表示できます。
l Desk 上 に 表 示
[検索結果]リストボックスの一覧から文書名を選択し、[アイコン表
示]ボタンをクリックします。[DocuWorks Desk]ウィンドウのワーク
スペース部の文書が選択された状態で表示されます。
l Viewer で 開 く
[検索結果]リストボックスの一覧から文書名を選択し、[開く]ボタン
をクリックすると、文書が開けます。また、一覧の文書名の部分を
ダブルクリックすることによっても開けます。
40
1.6 文書の印刷
1.6 文書の印刷
DocuWorks E では、用紙サイズに合わせて拡大縮小印刷することができ
ます。例えば、A4、B4、A3 が混在する文書でも A4 に統一して印刷で
きます。
ここでは、文書を印刷するときのプリンタや用紙サイズなどの印刷条件
を設定する方法、印刷イメージを表示する方法、印刷する方法について
説明します。
プリンタを設定する
文書を印刷する前にプリンタや用紙サイズなどの印刷方法を設定する
ことができます。
次に、プリンタの設定方法を説明します。
1
[ファイル]メニューの[プリンタの設定]を選択します。
[プリンタの設定]ダイアログボックスが表示されます。
41
1 DocuWorks Desk の操作
[透 過 色 部 分 を 斜 線 に 置 き 換 え て 印 刷]
アノテーションの透過色部分が正しく印刷されないプリンタ(ESC/Page
プリンタ)の場合は、チェックマークをつけて印刷し直してください。
PostScript プリンタの場合は、チェックマークのあるなしに関係なくア
ノテーションの透過色部分を斜線に置き換えて印刷します。
[印 刷 用 紙 の 大 き さ に あ わ せ て 拡 大 / 縮 小]
チェックマークをつけると、印刷用紙に合わせてページが拡大または縮
小されて印刷されます。
チェックマークをつけない場合、給紙方法が「自動給紙」のときは、ペー
ジに合わせた印刷用紙が選択されます。「自動給紙」以外のときは、プ
リンタ指定の印刷用紙に印刷されます。
2
42
各項目を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
1.6 文書の印刷
印刷プレビューを表示する
プリンタの設定項目を反映させた状態で、文書の印刷イメージを表示で
きます。
[ファイル]メニューの[印刷プレビュー]を選択すると、次のようなウィ
ンドウが表示されます。
[印 刷]
印刷プレビューの表示が終了して、[印刷]ダイアログボックスが表示さ
れます。
[2 ペ ー ジ]
1 画面に 2 ページ分の印刷イメージが表示されます。
[ズ ー ム イ ン]
印刷イメージがより拡大して表示されます。
[ズ ー ム ア ウ ト]
印刷イメージがより縮小して表示されます。
文書のページ数や表示ページによって、画面操作のために使
用できるボタンの種類が異なります。
43
1 DocuWorks Desk の操作
文書を印刷する
[プリンタの設定]ダイアログボックスで設定した印刷方法で、文書を印
刷できます。
次に、文書の印刷方法を説明します。
1
[ファイル]メニューの[印刷]を選択します。
[印刷]ダイアログボックスが表示されます。
[透 過 色 部 分を 斜 線 に 置 き 換 え て 印 刷]
アノテーションの透過色部分が正しく印刷されないプリンタ(ESC/Page
プリンタ)の場合は、チェックマークをつけて印刷し直してください。
PostScript プリンタの場合は、チェックマークのあるなしに関係なくア
ノテーションの透過色部分を斜線に置き換えて印刷します。
[印 刷 用 紙 の 大 き さ に あ わ せ て 拡 大 / 縮 小]
チェックマークをつけると、印刷用紙に合わせてページが拡大または縮
小されて印刷されます。
44
1.6 文書の印刷
チェックマークをつけない場合、給紙方法が「自動給紙」のと
きは、ページに合わせた印刷用紙が選択されます。「自動給
紙」以外のときは、プリンタ指定の印刷用紙に印刷されます。
ページと印刷用紙の縦横比の違いによって余白が生じる場合
は、はみ出したアノテーションも印刷領域内にある部分は印
刷されます。
2
各項目を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
用紙をプリンタ側で自動選択させる場合、選択される用紙は
プリンタによって異なります。
印刷用紙がページのサイズより大きい場合は、画面上ではみ
出したアノテーションも用紙の印刷領域内にある部分は印刷
されます。
プリンタ側でマージンが設定されている場合は、マージンの
範囲には印刷されません。
印刷用紙と印刷するページの紙の方向が異なる場合は、印刷
されるイメージが 90 度回転されて印刷されます。
45
1 DocuWorks Desk の操作