分譲住宅購入融資のご案内

独立行政法人住宅金融支援機構
分譲住宅購入融資のご案内
分譲住宅購入融資は次のいずれかの方がご利用いただけます。
① 旧住宅金融公庫が平成 17 年3月 31 日までに計画を承認した分譲住宅を購入する方
② 住宅債券(つみたてくん)積立者及び住宅積立郵便貯金積立者で一定の要件を満たす方
目次
はじめに - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - Ⅰ 融資制度(都市居住再生) - - - - - - - - - - 1 ご利用いただくための条件 - - - - - - - - - 2 融資額 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 3 返済期間・返済方法 - - - - - - - - - - - - 4 融資金利 - - - - - - - - - - - - - - - - - 5 返済額・必要月収 - - - - - - - - - - - - - Ⅱ 融資制度(優良分譲、公社分譲、市街地再開発等)
1 ご利用いただくための条件 - - - - - - - - - 2 融資額 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 3 返済期間・返済方法 - - - - - - - - - - - - 4 融資金利 - - - - - - - - - - - - - - - - - 5 返済額・必要月収 - - - - - - - - - - - - - Ⅲ 融資手続き(共通) - - - - - - - - - - - - - Ⅳ 融資制度・融資手続きの補足説明 - - - - - - - Ⅴ 住まいひろがり特別融資のご案内 - - - - - - - -
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○ 次の融資につきましては、機構ホームページをご覧いただくか、お客様コールセンターにお問い合わせください。
【すまい・るパッケージ】
(注) 一部、すまい・るパッケージの申込受付を行っていない金融機関があります。
住宅金融支援機構と民間金融機関が協調してご提供する住宅ローン商品です。
「長期・固定金利」の機構融資と「変動・
固定金利期間選択型金利」の民間住宅ローンをセットで利用することができます。
平成 22 年 10 月1日現在
- 0 -
はじめに
~分譲住宅融資とは~
分譲住宅融資とは、民間事業者、地方住宅供給公社および再開発組合などが計画段階から機構の審査を受け、良
質かつ適正な規模・規格で供給する住宅融資です。
「マンション購入融資」や「建売住宅購入融資」に比べ、融資額などが優遇されます。
なお、分譲住宅融資には、以下のものがあります。
都市居住再生融資
2ページからご覧ください
都市再生に向けた「まちづくり」を促進するため、住宅市街地の居住環境の改善が必要な地域において、細分化された敷地を一敷地
にまとめた住宅、空地を確保した住宅など、居住環境の改善に寄与する一定の住宅について、以下の融資よりもさらに優遇した条件で
ご融資することとしているのが都市居住再生融資です。
優良分譲住宅
7ページからご覧ください
対象地域や事業手法を問わず、
「良質かつ適正な規模、規格で供給される住宅」と機構が認めた住宅に対するご融資です。
市街地再開発等融資
7ページからご覧ください
市街地再開発事業やこれに準じたまちづくりに寄与する事業によって建設される分譲住宅の購入に対するご融資です。
公社分譲住宅
7ページからご覧ください
地方住宅供給公社などの公的事業主体により「良質かつ適正な規模・規格で供給される住宅」と機構が認めた住宅に対
するご融資です。
~住まいひろがり特別融資のご案内~
分譲住宅融資(都市居住再生融資を除く)をご利用いただくには「ご自分で居住する住宅」であることが必要です。
セカンドハウスや親族のために購入されたい場合は住まいひろがり特別融資をご検討ください。
セカンドハウスは 27 ページ、親族用の住宅は 28 ページをご覧ください。
本ご案内で使用する「借入申込年度の前年」などの用語について、各申込年度において具体に対応する年月日は
下表のとおりです。
申込年度
(借入)申込年度の2年前
(借入)申込年度の前々年
(借入)申込年度の前年
(借入)申込年度の
前年1年間後
平成22年度
H20/01/01~H20/12/31
H21/01/01~H21/12/31
H22/01/01~
平成23年度
H21/01/01~H21/12/31
H22/01/01~H22/12/31
H23/01/01~
平成24年度
H22/01/01~H22/12/31
H23/01/01~H23/12/31
H24/01/01~
平成25年度
H23/01/01~H23/12/31
H24/01/01~H24/12/31
H25/01/01~
平成26年度
H24/01/01~H24/12/31
H25/01/01~H25/12/31
H26/01/01~
平成27年度
H25/01/01~H25/12/31
H26/01/01~H26/12/31
H27/01/01~
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Ⅰ 融資制度(都市居住再生)
1 ご利用いただくための条件
(1)お申込みにあたっての前提条件・・・次のいずれかにあてはまる方
① 旧住宅金融公庫が平成 17 年3月 31 日までに計画を承認した分譲住宅を購入する方
② 旧住宅金融公庫が平成 17 年4月1日以降に計画を承認した分譲住宅を購入する場合は、住宅債券(つみたて
くん)積立者及び住宅積立郵便貯金積立者で 22 ページの「2 メリットの受ける方の要件」を満たす方
(2)申込みができる方 ・・・(1)の条件を満たす方で、次の①~④のすべてにあてはまる方
●(1)の場合で、現在機構(旧公庫)融資を返済中の方は、融資
① 次のいずれかに該当する方
の契約時までに、現在返済中の機構(旧公庫)融資を完済して
(1) 自分で所有し、居住するための住宅を購入する方
いただきます。
(返済中の機構(旧公庫)融資が、田園住宅融
都市居住再生(本人居住用)
資、親孝行ローン、住まいひろがり特別融資(本人型・親族型)
、
(2) 自分で所有し、親または子が居住するための住宅
都市居住再生(親族居住用・本人居住用 2 戸目)の場合を除き
を購入する方
都市居住再生(親族居住用)
ます。
)
。
(3) 自分で所有し、生活の拠点となる現在のお住まい
のほかに、週末などにご自分で利用(居住)するた ●(2)の場合は、旧公庫が平成 17 年3月 31 日までに計画を承認
した分譲住宅を購入する方に限ります。また、融資住宅に入居
めの住宅を購入する方
される方が日本国籍の方または永住許可を受けている外国人
都市居住再生(本人居住用2戸目)
であり、かつ、次のいずれかに該当することが必要です。
□親が入居する場合~満 60 歳以上の(昭和 24 年4月1日以前に生ま
れた)
「親」であること
□子が入居する場合~申込本人に扶養されていない(定期的な収入の
ある)子であること
② 申込日現在、満 70 歳未満の方
●満 70 歳以上の方でも、親子リレー返済を利用する方であれば、
申込みをすることができます(18 ページ参照)
。
③ 毎月の返済額の5倍以上の月収(必要月収(6ペー
ジ参照)
)がある方
月収の計算
年収を 12 分の1した金額が月収となります。
【給与収入のみの方の年収】
申込年度の前年1月~12 月の給与収入金額
【給与収入のみ以外の方の年収】
申込年度の前年1月~12 月の所得金額
④ 日本国籍の方または永住許可などを受けている外
国人の方
機構以外にも借入れのある方については、総返済負担率(18
ページ参照)による審査も行います。
●申込本人の収入だけでは必要月収に満たないとき、または総返
済負担率が基準を超えるときは、同居予定者の収入を合算でき
ますが、一定の要件があります(19 ページ参照)
。
●債券加算額を利用できる住宅債券(つみたてくん)積立者の必
要月収は、毎月の返済額の4倍以上の月収です(22 ページ参
照)
。
(17 ページ参照)
(3)抵当権・火災保険
① 建物と敷地に機構のための第1順位 ●建物又は敷地に機構以外の権利者の抵当権などが登記されている場合は、融資
の契約時までに抹消してください。
の抵当権を設定できること
●敷地が借地の場合(21 ページ参照)
●抵当権の設定費用はお客様のご負担となります。
② 建物に火災保険を付け、その保険金請求権に機構のための第1順位の質権を設定できること(23 ページ参照)
●火災保険料はお客様のご負担となります。
※ 連帯保証人は必要ありません。
※ 融資手数料は必要ありません。
! ● 以上の条件を満たしている場合でも、ローンの延滞履歴があるなど返済に懸念がある方については融資をお断りしたり、希望融
資額を減額することがありますので、あらかじめご了承ください。
● 反社会的勢力である者からの借入申込みは、一切お断りします。また、後日、反社会的勢力であることが判明した場合は、直ち
に手続きを中止し、ご融資はいたしません。
- 2 -
個人信用情報の利用について
申込みにあたり、申込本人及び連帯債務者の個人信用情報が機構の加盟する個人信用情報機関及び同機関と提携する個人信用情報機関
に登録されている場合は、その個人信用情報を機構の融資審査に利用します。また、融資にあたり、融資内容を同機関に登録します。
機構団体信用生命保険(共済)特約制度にご加入ください!!
住宅ローンは長期の返済になります。機構団体信用生命保険(共済)特約制度に加入していれば、万一、返済の途中で加入者が死亡ま
たは高度障害状態等になった場合、機構に対する残債務は全額弁済されます。ぜひ、加入することをお勧めします。機構団体信用生命保
険(共済)特約制度には、機構団信及び3大疾病付機構団信がございますので、くわしくは、別冊「機構団信特約制度ご案内」をご覧く
ださい。なお、ご加入された場合の特約料はお客様のご負担となります。
(注)高齢者向け返済特例制度を利用する方は機構団体信用生命保険(共済)特約制度をご利用できません。
2 融資額
購入価額(消費税相当額を含みます)の 80%
(10 万円単位で最低額は 100 万円からご利用いただけます。
)
!
都市居住再生(本人居住用)の場合で、債券加算額・郵貯加算額が利用可能な次に該当する方は 80%を超えて融資を
利用することができます。
くわしくは機構または取扱金融機関にお問い合わせください。
・ 特別資格者(→17 ページ参照)
・ 公営住宅立退者(公営住宅にお住まいの方で公営住宅法に定める収入基準を超えた方)
・ 市街地再開発などにおける事業の施行地域内に宅地、建築物もしくは借地権を有している方
参考【都市居住再生融資の融資額】
都市居住再生融資においては、購入価額の 80%まで、基本融資額をご利用できます。
したがって、購入価額の 80%までは、基準金利(
「融資金利のお知らせ」のAの区分)でのご融資となります。
(床面積
が 175 ㎡以下の住宅に限ります。
)
3 返済期間・返済方法
(1)返済期間
返済期間は、最長返済期間(次の①または②のいずれか短い年数)の範囲内で、1年単位で設定してく
ださい(最短 10 年)
。
① 35 年
② 年齢による最長返済期間
「80 歳」-「次のいずれかのうち年齢が高い方の申込時の年齢(1歳未満切り上げ)
」
↑
申込本人
← 親子リレー返済を利用する場合は申込本人を後継者と読み替えます。
収入合算者 ← 収入合算をする場合で、収入合算を希望する金額が収入合算者の収入
の 50%を超える場合のみ
(2)返済方法
元金均等毎月払いまたは元利均等毎月払いのいずれかを選択してください。
ボーナス併用払いも選択できます。
(都市居住再生(親族居住用)を除く。
)
【ボーナス併用払いを選択した場合】
ボーナス払い分は、各融資額(注)の 10 分の4以内で 50 万円単位となります。
なお、融資額のうち 130 万円未満になる融資額についてはボーナス併用払いを利用することはできません。
- 3 -
■返済方法のタイプと特徴
元金均等返済
元利均等返済
返
返
返
済
済
済
額
額
額
返 済 期 間
返 済 期 間
①毎月の返済する元金が一定。
①毎月の返済額(元金+利息)が一定。
②元利均等返済に比べて当初の返済額 ②返済額が一定であるため、長期にわ
は多いが、返済が進むにつれて少な
たる返済計画が立てやすい。
くなっていく。
③元金の減少が早いため、元利均等返
済に比べると総返済額は少ない。
4 融資金利
① 融資金利は、申込時の金利が適用される固定金利です。
② 次の「融資金利の確認フロー」と機構または取扱金融機関でお渡ししているチラシや機構ホームページでご案内し
ている融資金利により、適用される融資金利をご確認ください。
③ 融資金利は、原則として毎月見直します。
最新の融資金利については、機構ホームページ(http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/kinri/index.html)をご覧いただく
か、機構または取扱金融機関にお問い合わせください。
融資金利の確認フロー
購入する住宅の住宅部分の床面積(マンションの場合は専有面積)が 175 ㎡以下ですか?
はい
いいえ
「融資金利のお知らせ」の
Aの区分に該当します。
「融資金利のお知らせ」の
Cの区分に該当します。
- 4 -
■ 住宅ローンの金利のタイプと特徴
住宅ローンの金利には、次の3つのタイプがあります。機構の分譲住宅購入融資の金利タイプは、固定金利タイプ(全
期間固定金利型)です。お申込みにあたっては、下表により固定金利タイプ(全期間固定金利型)の特徴を理解した上で、
お申込みください。
固定金利タイプ
変動金利タ イ プ
お借り入れ時の金利がお借入期
間を通じて変わらないタイプ
固定金利期間選択型
変動金利型
全期間固定金利型
金融情勢の変化に伴いご返済の途
中でも定期的にお借り入れ金利が
変動するタイプ
「当初3年間○%」など、一定期
間に固定金利が適用されるタイ
プ
お借入金利
お借入金利
お借入金利
固定金利期間
お借入期間
お借入期間
お借入期間
(メリット)
(メリット)
(メリット)
・借入れ後に金利が上昇しても、将
・借入れ後に金利が低下すると、ご返済
・借入れ後に、金利が低下すると、ご返済
来にわたり借入れ時の金利による
額が減少
額が減少
・金利優遇商品が多い。
ご返済額が確定
・お借り入れ時にご返済期間全体の
ご返済計画が確定
(デメリット)
・借入れ後に金利が上昇すると、金利の
上昇につれご返済額が増大
(デメリット)
借入れ後に金利が低下しても、ご
返済額が変わらない。
・お借り入れ時には将来のご返済額が確
(デメリット)
・借入れ後に金利が上昇すると、金利の
上昇につれご返済額が増大。
・お借り入れ時には固定金利期間終了後
定しない。
・借入れ後に、金利が急上昇した場合、未
払利息が発生する場合も。
- 5 -
のご返済額が確定しない。
5 返済額・必要月収
(1)毎月の返済額の計算式(めやす)
借入希望額(万円)
÷ 100 ×
100 万円あたりの
返済額(円)※
=
返済額(円)
※1円未満切捨て
※「融資金利のお知らせ」の「100 万円あたり
の返済額(めやす)
」をご参照ください。
【元金均等返済の初回返済額は次の計算式で算出します。
】
元金返済額(円)
初回分の利息返済額(円)
+
[融資額÷(返済期間[融資(年)×12]
)
[融資額×融資金利×1/12]
※ 1円未満切捨て
=
融資金利ごとの
初回返済額(円)
※ 1円未満切捨て
(2)必要月収の計算式
返済額(円)
(注1)
× 5
=
必要月収(円)
(注 2)
必要月収を算出する際は、ボーナス払いを併用しないも
のとして計算した場合の毎月返済額に基づき計算しま
す。
(注 1)元金均等返済の場合は、初回返済額に基づき計算します。
(注 2) 債券加算額を利用できる住宅債券(つみたてくん)積立者は「返済額×4」としてください。
- 6 -
Ⅱ 融資制度(優良分譲住宅・公社分譲住宅・市街地再開発等)
1 ご利用いただくための条件
(1)お申込みにあたっての前提条件・・・次のいずれかにあてはまる方
① 旧住宅金融公庫が平成 17 年3月 31 日までに計画を承認した分譲住宅を購入する方
② 旧住宅金融公庫が平成 17 年4月1日以降に計画を承認した分譲住宅を購入する場合は、住宅債券(つみたて
くん)積立者及び住宅積立郵便貯金積立者で 22 ページの「2 メリットの受ける方の要件」を満たす方
(2)申込みができる方 ・・・(1)の条件を満たす方で、次の①~④のすべてにあてはまる方
返済が終了するまで引き続き融資住宅に住んでいただくことが必要です。
① 自分で所有及び居住するための住宅を
●現在機構(旧公庫)融資を返済中の方は、融資の契約時までに、現在返済中
購入する方
の機構(旧公庫)融資を完済していただきます。
(返済中の機構(旧公庫)
融資が、田園住宅融資、親孝行ローン、住まいひろがり特別融資(本人型・
親族型)
、都市居住再生(親族居住用・本人居住用 2 戸目)の場合を除きま
す。
)
。
② 申込日現在、満 70 歳未満の方
●満 70 歳以上の方でも、親子リレー返済を利用する方であれば、申込みをす
ることができます(18 ページ参照)
。
③ 毎月の返済額の5倍以上の月収(必要月
収(8ページ参照)
)がある方
機構以外にも借入れのある方については、総返済負担率(18 ページ参照)に
よる審査も行います。
月収の計算
年収を12分の1した金額が月収となり
ます。
● 申込本人の収入だけでは必要月収に満たないとき、または総返済負担率が
【給与収入のみの方の年収】
●市街地再開発等購入融資の場合は毎月の返済額の4倍以上の月収です。
基準を超えるときは、同居予定者の収入を合算できますが、一定の要件があ
ります(19 ページ参照)
。
●債券加算額を利用できる住宅債券(つみたてくん)積立者の必要月収は、毎
申込年度の前年1月~12 月の給与収入金額
月の返済額の4倍以上の月収です(22 ページ参照)
。
【給与収入のみ以外の方の年収】
●地域優良分譲住宅などを購入される方は、別に必要月収が決められています
申込年度の前年1月~12 月の所得金額
ので、機構、売主または取扱金融機関にお問い合わせください。
④ 日本国籍の方または永住許可などを受 (17 ページ参照)
けている外国人の方
(3)抵当権・火災保険
① 建物と敷地に機構のための第1順位 ●建物又は敷地に機構以外の権利者の抵当権などが登記されている場合は、融資
の契約時までに抹消してください。
の抵当権を設定できること
●敷地が借地の場合(21 ページ参照)
●抵当権の設定費用はお客様のご負担となります。
② 建物に火災保険を付け、その保険金請求権に機構のための第1順位の質権を設定できること(23 ページ参照)
●火災保険料はお客様のご負担となります。
※ 連帯保証人は必要ありません。
※ 融資手数料は必要ありません。
! ● 以上の条件を満たしている場合でも、ローンの延滞履歴があるなど返済に懸念がある方については融資をお断りしたり、希望融
資額を減額することがありますので、あらかじめご了承ください。
● 反社会的勢力である者からの借入申込みは、一切お断りします。また、後日、反社会的勢力であることが判明した場合は、直ち
に手続きを中止し、ご融資はいたしません。
個人信用情報の利用について
申込みにあたり、申込本人及び連帯債務者の個人信用情報が機構の加盟する個人信用情報機関及び同機関と提携する個人信用情報機関
に登録されている場合は、その個人信用情報を機構の融資審査に利用します。また、融資にあたり、融資内容を同機関に登録します。
機構団体信用生命保険(共済)特約制度にご加入ください!!
住宅ローンは長期の返済になります。機構団体信用生命保険(共済)特約制度に加入していれば、万一、返済の途中で加入者が死亡ま
たは高度障害状態等になった場合、機構に対する残債務は全額弁済されます。ぜひ、加入することをお勧めします。機構団体信用生命保
険(共済)特約制度には、機構団信及び3大疾病付機構団信がございますので、くわしくは、別冊「機構団信特約制度ご案内」をご覧く
ださい。
- 7 -
2 融資額
融資額は、①基本融資額、②債券加算額・郵貯加算額の合計額(100 万円以上)ですが、次表に掲げる額が
上限となります(注1)。また、①、②の各融資額の借入希望額は 10 万円単位です。
次の⒜または⒝のいずれかにあてはまる方
購入価額(注 4)の 80%
⒜申込本人の申込年度の前年1月~12 月の収入金額(注 2)が次の額以下の方
給与収入のみの方・・・・・・・・・給与収入金額 800 万円
給与収入のみ以外の方・・・・・所得金額 600 万円
⒝債券加算額または郵貯加算額を利用できる要件を申込本人が満たしている方(注 3)
上記以外の方
購入価額(注 4)の 50%
(注 1)債券加算額・郵貯加算額が利用可能な特別資格者(17 ページ参照)または公営住宅立退者(公営住宅にお住まいの方で公営住
宅法に定める収入基準を超えた方)は、80%を超えて融資を利用することができます。
(注 2) 「給与収入金額」とは住民税課税証明書などの支払給与の総額(税込年収)をいい、
「所得金額」とは納税証明書などの所
得金額(所得税法上の譲渡所得、一時所得、雑所得(年金所得は除く)
、退職所得、山林所得は含みません)をいいます。※
申込年度の前年1月以降、転職や就職をした場合 → 20 ページ参照
(注 3) 債券加算額又は郵貯加算額を利用できる方のうち、平成 14 年4月1日以降に積立てを開始した方の場合は、積立てを開始
した日の前年の収入金額が⒜のとおりであることが必要です(22 ページ)。
(注 4) 購入価額には、消費税相当額を含みます。
(注 5) (注 1)の場合であっても、①基本融資額は、購入価額の 80%の額が限度となります。
① 基本融資額(必ずご利用ください。
)
融資限度額は、住宅ごとに異なりますので、購入される住宅のパンフレットでご確認ください。
② 債券加算額・郵貯加算額
機構の「住宅債券(つみたてくん)
」または郵便局の「住宅積立郵便貯金」を積み立てている方で一定の要件
を満たす方のみご利用できます。→ 22 ページ参照
!
□住まいひろがり(本人型・親族型)の場合は→ 27 ページ・28 ページ参照
3 返済方法・返済期間
(1)返済期間
返済期間は、最長返済期間(次の①または②のいずれか短い年数)の範囲内で、1年単位で設定してく
ださい(最短 10 年)
。
① 住宅の構造による最長返済期間
・耐火、準耐火(一般)
、準耐火(高性能)
、木造(耐久性) - 35 年
・木 造 ( 一 般 ) 、 性 能 耐 火 ( 耐 久 性 無 )
- 25 年
② 年齢による最長返済期間
「80 歳」-「次のいずれかのうち年齢が高い方の申込時の年齢(1歳未満切り上げ)
」
↑
申込本人
← 親子リレー返済を利用する場合は申込本人を後継者と読み替えます。
収入合算者 ← 収入合算をする場合で、収入合算を希望する金額が収入合算者の収入
の 50%を超える場合のみ
(2)返済方法
元金均等毎月払いまたは元利均等毎月払いのいずれかを選択してください。
ボーナス併用払いも選択できます。
【ボーナス併用払いを選択した場合】
ボーナス払い分は、各融資額(注)の 10 分の4以内で 50 万円単位となります。
なお、融資額のうち 130 万円未満になる融資額についてはボーナス併用払いを利用することはできません。
4 融資金利
① 融資金利は、申込時の金利が適用される固定金利です。
② 次の「融資金利の確認フロー」と機構または取扱金融機関でお渡ししているチラシや機構ホームページでご案内している
融資金利により、適用される融資金利をご確認ください。
③ 融資金利は、原則として毎月見直します。
最新の融資金利については、機構ホームページ(http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/kinri/index.html)をご覧いただく
か機構または取扱金融機関にお問い合わせください。
!住まいひろがり(本人型・親族型)の場合は 27 ページ・28 ページ参照。
□
- 8 -
!市街地再開発等購入融資については、機構または売主にご確認ください。
□
融資金利の確認フロー
申込本人の収入金額(申込年度の前年1月~12 月)
(注 1)は次の額以下ですか?
[給 与 収 入 の み の 方 の 場 合] 給与収入金額(注 2) 1,442 万 1,053 円
[給与収入のみ以外の方の場合] 所 得 金 額(注 2) 1,200 万円
※特別資格者(注 2)については、収入金額にかかわらず「はい」に進んでください。
はい
いいえ
購入価額(消費税相当額を含む。
)は、
「通常金利口適用限度額」以下ですか?
はい
いいえ
購入する住宅の床面積(マンションの場合は専有面積)が 175 ㎡以下ですか?
はい
いいえ
購入する住宅は基準金利適用住宅(注 3)に該当しますか?
いいえ
はい
「融資金利のお知らせ」の
Aの区分に該当します。
「融資金利のお知らせ」の
Bの区分に該当します。
「融資金利のお知らせ」の
Cの区分に該当します。
(注 1)申込年度の前年1月以降、転職や就職をした場合については、20 ページ参照。
(注 2)特別資格者については、17 ページ参照。
(注 3)購入する住宅が基準金利適用住宅に該当するかどうかは、売主にご確認ください。
通常金利口適用限度額表
(単位:万円)
都道府県
茨 城
埼 玉
千 葉
東 京
神奈川
滋 賀
京 都
大 阪
兵 庫
購 入 物 件 所 在 地
さいたま市 川越市 熊谷市 川口市 行田市 所沢市 飯能市 東松山市 春日部市 狭山市 鴻巣市 上尾市
草加市 越谷市 蕨市 戸田市 入間市 鳩ヶ谷市 朝霞市 志木市 和光市 新座市 桶川市 久喜市 北本市
八潮市 富士見市 ふじみ野市 三郷市 蓮田市 坂戸市 幸手市 鶴ヶ島市 日高市 吉川市 北足立郡 入間郡
(三芳町 毛呂山町) 比企郡(滑川町 川島町 吉見町) 南埼玉郡(宮代町 白岡町) 北葛飾郡(鷲宮町 杉
戸町 松伏町)
千葉市 市川市 船橋市 木更津市 松戸市 野田市 成田市 佐倉市 東金市 習志野市 柏市 市原市 流山市
八千代市 我孫子市 鎌ヶ谷市 浦安市 四街道市 袖ヶ浦市 印西市 白井市 印旛郡(酒々井町)
23 区 八王子市 立川市 武蔵野市 三鷹市 青梅市 府中市 昭島市 調布市 町田市 小金井市 小平市 日
野市 東村山市 国分寺市 国立市 福生市 狛江市 東大和市 清瀬市 東久留米市 武蔵村山市 多摩市 稲城
市 羽村市 あきる野市 西東京市 西多摩郡(瑞穂町 日の出町)
横浜市 川崎市 横須賀市 平塚市 鎌倉市 藤沢市 小田原市 茅ヶ崎市 逗子市 相模原市 三浦市 秦野市
厚木市 大和市 伊勢原市 海老名市 座間市 綾瀬市 三浦郡 高座郡 中郡 足柄上郡(中井町 大井町 松田
町) 愛甲郡(愛川町)
7,100
(7,800)
大津市 草津市 守山市 栗東市
京都市 宇治市 亀岡市 城陽市 向日市 長岡京市 八幡市 京田辺市 木津川市 乙訓郡 久世郡
相楽郡精華町
大阪市 堺市 岸和田市 豊中市 池田市 吹田市 泉大津市 高槻市 貝塚市 守口市 枚方市 茨木市 八尾市
泉佐野市 富田林市 寝屋川市 河内長野市 松原市 大東市 和泉市 箕面市 柏原市 羽曳野市 門真市 摂津
市 高石市 藤井寺市 東大阪市 泉南市 四條畷市 交野市 大阪狭山市 阪南市 三島郡 豊能郡
(豊能町) 泉
北郡 泉南郡 南河内郡(太子町 河南町)
神戸市 姫路市 尼崎市 明石市 西宮市 芦屋市 伊丹市 加古川市 宝塚市 高砂市 川西市 三田市 川辺郡
加古郡(播磨町)
奈良市 大和高田市 大和郡山市 天理市 橿原市 桜井市 生駒市 香芝市 葛城市 生駒郡 磯城市 北葛城郡
和歌山
和歌山市 海南市 橋本市 岩出市
愛 知
名古屋市 岡崎市 一宮市 春日井市 刈谷市 安城市 江南市 小牧市 稲沢市 大府市 尾張旭市 岩倉市 豊
明市 日進市 北名古屋市 清須市 愛知郡(長久手町) 西春日井郡 海部郡(蟹江町)
広島市 呉市 廿日市市 安芸郡(府中町 海田町 坂町)
福岡市
上 記 以 外 の 地 域
!
□・
適用限度額
取手市 守谷市
奈 良
広 島
福 岡
通常金利口
上記の金額には消費税相当額を含みます。
・
( )書きは、高規格住宅(機構の定めた高規格基準に適合する工事を行う住宅をいいます。
)の場合の金額です。
・
市街地再開発等のうち施設建築物等購入融資(B)については「通常金利口適用限度額」が適用されません。
- 9 -
6,100
(6,800)
5,500
(6,200)
4,700
(5,400)
5 返済額・必要月収
(1)毎月の返済額の計算式(めやす)
融資金利ごとの
借入希望額(万円)
100 万円あたりの
返済額(円)
÷ 100 ×
=
融資金利ごとの返済額(円)
※1円未満切捨て
※「融資金利のお知らせ」の「100 万円あたり
の返済額(めやす)
」をご参照ください。
【元金均等返済の初回返済額は次の計算式で算出します。
】
元金返済額(円)
初回分の利息返済額(円)
[融資額÷(返済期間(年)×12)
]
+
[融資額×融資金利×1/12]
※1円未満切捨て
=
融資金利ごとの
初回返済額(円)
※1円未満切捨て
(2)必要月収の計算式
× 5
融資金利ごとの
(注 1)
返済額(円)
(注 2)
=
必要月収(円)
必要月収を算出する際は、ボーナス払いを併用しない
ものとして計算した場合の毎月返済額に基づき計算
します。
(注 1)元金均等返済の場合は、初回返済額に基づき計算します。
(注 2)債券加算額を利用できる住宅債券(つみたてくん)積立者及び市街地再開発等購入融資申込者は「融資金利ごとの返済額×4」として
ください。
- 10 -
Ⅲ 融資手続き(共通)
申込みから資金の受取りまでの流れ
お 申 込 み
必要書類をそろえて、取扱金融機関に申し込みます。
融 資 の 決 定
融資承認通知書の発行をもって融資の決定とします。
入居・保存登記
所有権の登記、新住所での住民登録などを行います。
契約・抵当権の設定登記
資金のお受取り
金銭消費貸借抵当権設定契約の締結と、抵当権設定登記、火災保険の手続きなどを
行います。
機構団体信用生命保険(共済)特約制度特約料など諸経費の精算を行います。
1 申込み
(1)申込先
お申込みいただける金融機関については団地ごとに異なりますので売主にご確認ください。
(注) 返済終了までの手続きは申込先の取扱金融機関で行うこととなります。
(2)申込手続き
年間を通じてお申込みいただけます。申込本人又は申込内容のわかる同居予定のご家族か売主または販売代理業者
等 の代行者が取扱金融機関にご来店の上、
(3)の提出書類をご提出ください。
(注1) (3)の提出書類以外に、審査上必要な書類(例:確定申告書の写し、他の借入金に関するローン申込書、預金通帳な
ど)の提出(提示)や来店をお願いする場合があります。また、申込内容を確認するにあたって、自宅または勤務先へ電
話させていただく場合があります。
(注2) 提出書類のすべてがそろっていない場合は、申込みの受付はできません。
ご 注 意 !
① 提出された書類は、原則として返却できません。
② 次の場合は融資をお断りします。
・自ら所有し居住するための住宅の取得に対する機構融資を、1人または1世帯で2口以上申込みをしたとき(他の申込人の
中に同姓同名の方がいる場合などには、事実確認を行いますので、ご了承ください。
)
。
・申込書もしくは提出書類に虚偽の記載があったとき、または提出書類が真正なものではなかったとき。
・申込書または提出書類の記載内容に変更が生じた場合においてその届出がなかったとき。
③ いったん申込みをすると、申込みの日から1年を経過する日の属する月の末日(申込みの時点で竣工している団地を申込みさ
れた場合は申込みの日から6か月を経過する日の属する月の末日)までは、申込みのやり直し(辞退などのあとの再度の申込み)
はできません。
(3)提出書類
■すべての方にご提出いただく書類(各々1部)
書
類
名
入手先
①
分譲住宅購入資金・住まいひろがり購入資金借入申込書
②
申込内容確認書
③
個人情報の取扱いに関する同意書
④
住宅金融支援機構 経過措置融資商品概要説明書
⑤
運転免許証、パスポート、健康保険証または住民基本台帳カード(氏名・住所・生年月日が記載されたもの)のうちい
ずれかの写し
※申込本人および連帯債務者のそれぞれの方の分について必要です。
⑥
申込本人の収入及び納税に関する公的証明書(2年間分)
(注1)
(注2)
給与収入のみ
機構
ア 住民税課税証明書(支払給与の総額の記載のあるもの)
<対象>(※1)
前年度+本年度
- 11 -
本人
市区町村
の方(右のアま
たはイの書類)
上記以外の方
(右のアまた
はイの書類)
イ 特別徴収税額の通知書(支払給与の総額の記載のあるもの)
・毎年5月から6月頃にかけて市区町村から勤務先を通して交付されます
が、市区町村から再発行はされませんのでご注意ください。
ア 次のa及びbの証明書
a 納税証明書(その2・所得金額用)
b 納税証明書(その1・納税額用)
イ 次のa及びbの証明書
a 住民税課税証明書(所得金額の記載のあるもの)
b 住民税納税証明書(納税額の記載のあるもの)
<対象>(※1)
勤務先
前年度+本年度
<対象>(※2)
前々年+前年
税務署
<対象>(※3)
市区町村
前年度+本年度
・aの証明書の「特別徴収税額」などの欄に金額の記載がある、またはaの証
明書に「特別徴収中」である旨の表示があるなど、住民税の総額を特別徴収
されていることがわかる場合は、bの証明書の提出は不要です。
※1 前年度…申込年度の前々年1月~12 月の支払給与の総額に関する証明書
本年度…申込年度の前年1月~12 月の支払給与の総額に関する証明書
※2 前々年……申込年度の前々年1月~12 月の総所得金額及びそれに対する所得税の納税状況に関する証明書
前年……申込年度の前年1月~12 月の総所得金額及びそれに対する所得税の納税状況に関する証明書
※3 前年度…申込年度の前々年1月~12 月の総所得金額及びそれに対する住民税の納税状況に関する証明書
本年度…申込年度の前年1月~12 月の総所得金額及びそれに対する住民税の直近の納税状況に関する証明書
⑦
⑥
封筒(融資予約通知書送付用)
申込書類とあわせてお
渡しします。
・80 円切手を貼ってください。
(注 1)4、5月頃に申込みする場合で、申込年度の前年分の収入証明書の交付が受けられないときの取扱い
【給与収入のみの方の場合】
申込年度の前年分の源泉徴収票を申込時にご提出いただき、その源泉徴収票に記載された収入の金額により申込年度の前年分の収入を確認します。
申込年度の前年分の収入証明書の交付が受けられる時期になりましたら、速やかに申込年度の前年分の収入証明書をご提出ください。
【給与収入のみ以外の方の場合】
申込年度の前年分の確定申告書の写し(税務署の受理印のあるもの)を申込時にご提出いただき、その確定申告書の写しに記載された所得金額に
より申込年度の前年分の所得を確認します。申込年度の前年分の収入証明書の交付が受けられる時期になりましたら、速やかに申込年度の前年分
の収入証明書をご提出ください。
【ご注意】
いずれの場合も資金の受取りは、申込年度の前年分の収入証明書の提出後になりますので、ご注意ください。
(注 2)申込本人が農林漁業従事者の場合は、収入証明書について上記と異なる取扱いができる場合があります。
(注 3)市区町村の発行した証明書で、支払給与の総額の記載があれば、他の名称の証明書でもご利用いただけます。
(注 4)市区町村の発行した証明書で、所得金額の記載があれば、他の名称の証明書であってもご利用いただけます。
(注 5)市区町村の発行した証明書で、納税額の記載があれば、他の名称の証明書であってもご利用いただけます。
■あてはまる方のみご提出いただく書類(各々1部)
項 目
書 類 名
機構団体信用生命保険(共済)特
●機構団信に加入する場合
約制度に加入する方
①機構団体信用生命保険(共済)による債務弁済充当契約申込書
②団体信用生命保険申込書兼告知書
入手先
別冊「機構団信特約
制度ご案内」に同封
しています。
●3大疾病付機構団信に加入する場合
①3大疾病保障付機構団体信用生命保険(共済)による債務弁済充当契約申
込書
②3大疾病保障特約付団体信用生命保険申込書兼告知書
③健康診断結果証明書(借入金額が 3,000 万円を超える場合)
・申込時に提出できない場合は、融資の契約手続時までにご提出ください。
住宅または土地を共有する方
定形郵便物用の封筒
(申込本人または連帯債務者以外の
方が住宅または土地を共有する場合
で、申込日現在、申込本人または連帯
債務者と同居していない方)
・共有する方の住所、氏名、郵便番号を記入してください。
連帯債務者をたてる方
連帯債務者の収入及び納税に関する公的証明書(2年間分)
・80 円切手を貼ってください。
・封筒は該当者1名につき、1部ご提出ください。
上表の⑥に同じ
(収入合算、親子リレー返済に限りま
す。
)
収入を合算する方の給与収
入金額(給与収入のみ以外の
方は所得金額)が 103 万円以
下の方
上記の公的証明書のほか次の書類をご提出ください。
(給与収入のみの場合)
勤務先が発行する「給与証明書」
(給与収入のみ以外の場合)
申込年度の前々年分及び申込年度の前年分の確定申告書の写し(税務
署の受理印のあるもの)
敷地の権利が賃借権または地上
権の物件を購入する方
賃貸借契約書または地上権設定契約書の写し
→勤務先
(書式は取扱金融機関ま
たは機構ホームページ)
→本人
売主など
・定期借地権または建物譲渡特約付借地権の場合に限ります。
借地権(賃借権)に関する担保について
取扱金融機関
・マンション以外で賃借権の場合に限ります。
質権設定に関する念書
・マンション以外で賃借権に質権を設定する場合に限ります。
- 12 -
取扱金融機関
「都市居住再生(親族居住用)
」
を利用する方
①都市居住再生融資(親族居住用)に関する申出書
②戸籍抄本または住民票
(申込本人と融資住宅に入居する方の続柄が確認できるもの)
30 ページに掲載
市区町村
(書式は取扱金融機関ま
→20 ページ参照
→勤務先
住宅債券積立者
申込年度の前年1月以降に転 (申込年度の前年中に転・就職した方の場合)
職や就職をした方(申込本人、 転・就職後の源泉徴収票及び転・就職後の勤務先が発行する「給与
証明書」
収入合算者)
転・就職後の勤務先が発行する「給与証明書」
①積立手帳の写し
のメリットを受ける方又は旧公
・原本の提示も必要です。
庫が平成 17 年4月1日以降に計
②振込金(兼手数料)受取書(提示)
画を承認した分譲住宅を購入す
【5年コースの方の場合】
・7回目以降で最終回の受取書をご提示ください。
「兼資格証」と表示
されているのは、11 回目(最終回)の受取書のみです。
※ 3年コースの方の場合は、
「兼資格証」と表示された最終回の受取書を
ご提示ください。
→ 22 ページ参照
8ページの2⒝の方で、同ペ
ージの2⒜に記載した収入金
→本人・勤務先
(申込年度の1月以降に転・就職した方の場合)
住宅債券(つみたてくん)積立者
る方
たは機構ホームページ)
本人
額を超える方
住宅積立郵便貯金積立
者
郵貯加算を利用する方又は旧公
貸付あっせん書
庫が平成 17 年4月1日以降に計
・ゆうちょ銀行または郵便局が発行する申込年度の「貸付あっせん書」をご提出くだ
画を承認した分譲住宅を購入す
る方
→ 22 ページ参照
8ページの2⒝の方で、同ペ
ージの2⒜に記載した収入金
額を超える方
特別資格者
→ 17 ページ参照
または公営住宅立退者(公営住宅に
お住まいの方で公営住宅法に定める
収入基準を超えた方)
→ゆうちょ銀行または郵
便局
→本人
さい。
国・地方公共団体などの公的機関が発行した資格・要件を確認でき
る書類
国・地方公共団体など
の公的機関
・くわしくは機構または取扱金融機関にお問い合わせください。
(災害り災者の場合)
・床面積が 175 ㎡を超える住宅を建設する方は、上記の書類のほか、被災前の住宅の
登記事項証明書(全部事項証明書)や権利証(写し)などをご提出ください。
外国人の方(申込本人、連帯債務者、 外国人登録証明書(提示)または登録原票記載事項証明書
本人または
共有者、担保提供者)
・在留資格が記載されているものに限ります。
市区町村
現在、機構(旧公庫)融資を返済
中の方(返済中の機構(旧公庫)融資
既融資完済に関する念書
取扱金融機関
機構ホームページ
が田園住宅融資、親孝行ローン、住ま
いひろがり特別融資の場合を除きま
す。
)
地方公共団体の住宅マスタープ
ランに定める地域優良分譲住宅
などを購入される方
積立分譲住宅を購入される積立
者の方
地方公共団体が発行する確認通知書の写し
売主など
①住宅の積立分譲に関する契約書(積立分譲契約書)の写し
②積立分譲契約締結年度の前年の収入証明書
・平成 14 年度以降に積立分譲契約を締結した方
本人または売主
市区町村・勤務先
など
! 申込年度の前年1月以降に、事業をはじめた方、年金の受給を開始された方、産休・育休期間がある方または海外勤務期間がある方については、提出書
類及び手続きの一部が異なりますので、機構または取扱金融機関にお問い合わせください。
2 融資の決定
取扱金融機関から「融資承認通知書」及び「返済額のご通知」が郵送されますので、返済額などをご確認ください。
融資の決定後、契約関係書類を取扱金融機関からお渡しします。その際、今後の手続きについてもご説明します。
ご 注 意 !
① 融資の決定後であっても、申込内容に疑義が生じた場合には、再審査を行います。その結果、融資額を減額する場合ま
たは融資の決定を取り消す場合があります。
③ フリープランなどにより融資住宅の間取りなどを変更する場合、変更の内容によっては、融資額を減額する場合または
融資の決定を取り消す場合があります。
3 入居・所有権の保存登記
① 住宅が完成し入居しましたら、申込時の入居予定者全員の新居での住民登録と申込本人などの印鑑登録を行ってくだ
さい。
② 市区町村への転入・転居の届出は、必ず入居後に行ってください。
- 13 -
③ 転入の届出を行った後、購入した住宅の所有権の登記を購入者名義で行ってください。登記手続きは、売主が代行す
ることがあります。
【申込本人またはその家族の病気、子供の転校時期、住宅の引渡時期、単身赴任などの事情により新住所の住民登録ができない場合】
取扱金融機関にご相談ください。
【融資住宅の共有予定者が申込書に記載された方と異なる場合や同居予定であった共有予定者が同居しない場合など】
登記を行う前に必ず取扱金融機関にご相談ください。
4 融資の契約・抵当権の設定登記
(1)手続き
① 入居及び購入者名での所有権の登記が完了しましたら、機構と申込本人などとの間で融資の契約(金銭消費貸借抵
当権設定契約)を締結しますので、申込本人及び連帯債務者に取扱金融機関に来店していただきます。
ご来店の際には運転免許証(運転免許証を取得していない場合はパスポートまたは住民基本台帳カード(氏名・住
所・生年月日が記載されたもの)でも可)
(注1)及び実印をご持参ください。
(注 1) 運転免許証、パスポート及び住民基本台帳カードのいずれも取得していない場合は、取扱金融機関にお問い合わせください。
② 取扱金融機関に(2)の提出書類をご提出いただきます。
③ 申込本人及び連帯債務者は、取扱金融機関来店時に融資の契約書(金銭消費貸借抵当権設定契約証書)に署名し実
印を押印していただきます(注2)。
(注 2) 融資の契約を締結する際には印紙税がかかります。
④ 抵当権設定登記は、原則として取扱金融機関が代行します(注3)。
(注 3) 抵当権の設定費用は、お客様のご負担となります。
ご 注 意!
借入申込時に機構団体信用生命保険(共済)特約制度への加入申込みをしなかった方で、機構団体信用生命保険(共済)特約制
度への加入を希望する場合は、融資の契約手続時までにお申込みください。
(2)提出書類
■すべての方にご提出いただく書類(各々1部)
書
類
名
① 金銭消費貸借抵当権設定契約証書
入手先
取扱金融機関
・すべての氏名欄及び実印欄を空欄のままご持参ください。
(担保提供者が契約締結前に担保提供承諾書を提出している場合)
・該当欄の氏名欄に署名し、実印を押印したものをご持参ください。
② 住民票 (新住所(融資住宅の所在地)のもので入居者全員が記載されているもの)
市区町村
・同居予定家族がいない場合は提出不要です。
・外国人の方の場合は住民票に代えて、外国人登録証明書(提示)または登録原票記載事項証明書(在留資格が記載
されているものに限ります。
)が必要です。
・申込本人と内縁関係にある方や婚約者が入居する場合は、申込本人と同一世帯となっているものをご提出ください。
・都市居住再生融資(本人居住用2戸目)については、住民票の提出は不要です。
・都市居住再生融資(親族居住用)については、申込本人の住民票は不要です。
③ 印鑑証明書
・申込本人及び土地・建物の担保提供者は2通、連帯債務者は1通ご提出ください。
・新住所(融資住宅の所在地)のもので、最近発行されたものをご提出ください。
④ 売買契約書(提示)
⑤ 資金の代理受領に関する委任状
⑥ 返済額のご通知
申込本人
取扱金融機関
融資承認通知書と
併せて郵送してい
ます。
⑦ 抵当権設定登記に必要な書類
登記原因証明情報
住宅の登記済証(権利証)
土地の登記済証(権利証)
(土地に抵当権を設定しない場合は不要です。
)
※ 「登記済証」に代えて「登記識別情報」の通知を受けている場合は、取扱金融機関の指示に応じて、
「登記識別
情報」が記載された書面を抵当権の登記手続を行う司法書士または取扱金融機関にご提出願います。
(なお、
「登
記識別情報」は極めて重要な情報なので、必ず封筒に入れて封緘してご提出願います。)
抵当権設定登記に関する委任状
・申込本人などが自分で記入し、実印を押印してください。
- 14 -
取扱金融機関など
申込本人
取扱金融機関
⑧ 火災保険契約に関する書類
特約火災保険を 独立行政法人住宅金融支援機構融資住宅等火災保険申込書
ご契約内容確認シート兼特約火災保険構造級別に関する申出書
ご利用される方
取扱金融機関
※ 本申出書について不明な点は、幹事保険会社(→ 23 ページ)へお問い合わせくだ
さい。
特約火災保険以外
の火災保険または
火災共済(以下「火
災保険等」といいま
す。)をご利用され
る方
・必要な書類・手続きがありますので、取扱金融機関にお問い合わせくださ
い。
※ 「満期返戻金付き長期総合保険」などを付けている住宅の建替えまたは買替えの場合で、当該保険を
満期まで継続できる場合は別途必要書類がありますので取扱金融機関にご確認ください
■あてはまる方のみにご提出いただく書類(各々1部)
項
目
書 類 名
親子リレー返済を利用する方で後継者が 将来同居に関する念書
将来同居する方
敷地に機構以外の権利者の抵当権などが ・必要な書類がありますので取扱金融機関にお問い合わせくだ
登記されている方
さい。
敷地の権利が定期借地権(賃借権)または ①賃借権質権設定契約証書(2通)
建物譲渡特約付借地権(賃借権)の戸建て ・申込本人及び連帯債務者の氏名欄及び実印欄を空欄のままご持参ください。
住宅を購入される方
取扱金融機関来店時に署名し実印を押印していただきます。
②質権設定登記に関する委任状
入手先
→取扱金融機関
→取扱金融機関
・申込本人などが自分で記入し、実印を押印してください。
③登記原因証明情報
④賃借権の登記済証(権利証)
⑤賃貸人の印鑑証明書(2通)
返還金等受領に関する委任状
→取扱金融機関など
→申込本人
→賃貸人
取扱金融機関
「都市居住再生(本人居住用2戸目)」を利用する方
「都市居住再生(親族居住用)
」を利用す
る方
自ら利用することの念書
融資住宅に入居する方の新住所(融資住所の所在地)での住民票
取扱金融機関
産休・育休期間中にお申込みをされた方
復職後の給与明細の写し
次のいずれにも該当する方
・敷地が定期借地権または建物譲渡特約付借地権の場
合
・地主が独立行政法人都市再生機構などである場合
購入する住宅または敷地に買戻権が設
定されている方
・申込本人の住民票は必要ありません。
(入居する方が外国人の場合)
外国人登録証明書(提示)または登録原票記載事項証明書
勤務先
・勤務先名が記載されたものに限ります。
郵送により申込みをした住宅債券積立者
次の書類をご提示ください。
(13 ページ参照)
①積立手帳の原本(郵送で写しを送付いただいたもの)
②振込金(兼手数料)受領書の原本(郵送で写しを送付いただ
いたもの)
本人
ご 注 意!
① (2)の提出書類以外に審査上必要な書類の提出(提示)をお願いすることや、新住所の電話番号、勤務先などの連絡先を確認す
ることがあります。
② 正規の売買契約書等と異なるものを提示した場合や提示した売買契約書の内容に変更が生じたことについて届出がない場合な
どに資をお断りします。融資金の受取り後、同様の事実が発覚した場合は、融資金を一括して返済していただきます。
③ 次の合は融資の契約ができず資金の受取り時期が遅れますのでご了承ください。
・申込本人及び連帯債務者が融資の契約時にご来店いただけない場合
・担保提供者がいる場合で、担保提供者が融資の契約時までにご来店いただけない場合 → 18 ページ参照
・特約火災保険以外の火災保険等をご利用される場合で融資の契約締結時までに保険契約を締結し、保険証券等が提出され
ない場合→ 26 ページ参照
④ 融資承認通知書に記載された申込みの日から(未竣工物件の場合は、竣工日(竣工予定日)から6カ月を経過する日
の属する月の末日までに融資の契約を締結できない場合は、融資の決定を取り消すことがあります。
! 金銭消費貸借抵当権設定契約証書の複写分は、返済が完了するまで大切に保管してください。
- 15 -
5 資金の受取り
①
②
資金は抵当権設定登記後で、機構が定めている日(月 2 回)にお受取りください。
資金の受取りの際、機構団体信用生命保険(共済)特約制度特約料、特約火災保険料相当額、登記費用、
「融資額残高証明書」の郵
送料(80 円×郵送回数)などを精算します。
※ 地震・噴火またはこれによる津波などの大規模自然災害、戦争・その他変乱、放射能汚染などが発生した場合は、当初予定していた
時期に資金交付ができない場合があります。
所得税の税額控除を受けるための「融資額残高証明書」の発行
機構の分譲住宅購入融資を受けた場合に、一定の要件にあてはまるときは、所得税の税額控除(住宅借入金等特別控除)が受けられます。
●税額控除を受けるには、借入金の「融資額残高証明書」が必要となります。
借入申込書の「税控除残高証明書の郵送希望」欄の「有」に○をされた方については、金銭消費貸借抵当権設定契約を締結した年以後控除期間中、毎
年、機構から「融資額残高証明書」を郵送いたします。
●郵送時期については、ご契約時にお渡しする「ご契約をされたみなさまへ」をご参照ください。
●残高証明書の発行希望回数に変更がある場合は取扱金融機関にお申し出ください。
- 16 -
(平成 22 年4月1日現在)
Ⅳ 融資制度・融資手続きの補足説明
1 特別資格者
次のいずれかに該当する方
①公共事業等移転者
②災害り災者
③なだれ、地すべり等地域移住者
④危険住宅移転者
⑤特別の法律などによる移転者
公共事業などにより申込年度内に移転しなければならなくなった方
火事、水害などの災害により住宅を失った方
(災害り災日から1年以内に申込みする方に限ります。
)
なだれ、地すべりなどの危険があると地方公共団体の長が認める地域から移転する方
建築基準法に基づき住宅の除却、移転または改築の命令の予告通知などを受けた方
次の法律により移転や移住をする方
・山村振興法
・旧石炭鉱業構造調整臨時措置法
・旧産炭地域振興臨時措置法
・過疎地域自立促進特別措置法
【災害り災者の金利適用についての特例】
災害り災者で住宅部分の床面積が 175 ㎡以下(175 ㎡を超える場合は被災前の住宅部分の床面積以下)の住宅購入する方で、購入
価額が「通常金利口適用限度額」以下の場合は、融資金利のお知らせ(チラシ)のAの区分欄の金利が適用となります。
2 申込みなどができる外国人の方
次のいずれかに該当する方
在留資格欄の記載
「出入国管理及び難民認定法」
(昭和 26 年政令第 319 号)第 22 条第2項または第 22 条の 永住者
2第4項の規定により永住許可を受けている方
「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」 特別永住者
(平成3年法律第 71 号)第3条、第4条または第5条の規定による特別永住者の方
※ 外国人の方が、連帯債務者、共有者または担保提供者になる場合も上表のいずれかに該当することが必要です。
3 民間金融機関から融資を受けられなかった方に関する融資率上限の特例
機構融資の融資率上限が購入価額の 50%となる方のうち、民間金融機関から住宅取得資金の融資を受けられなかった方
については、機構の審査を経たうえで、融資率上限を 80%にできる場合があります。
この特例を希望される場合は、借入申込時に機構所定の「融資に関する申告書」をご提出いただきますので、くわしく
は機構にお問い合わせください。
なお、機構の審査の結果によっては、本特例または機構融資が利用できない場合もありますので、ご了承くださ
い。
※ 購入する住宅が同一であること、民間金融機関への借入申込みから概ね1年以内のお申込みであることが条件となります。
4 融資住宅を共有することができる方(共有者)
要
申込本人との関係
同居
件
共有持分
担保提供
申込本人の親族、配偶者、配偶者の親族、婚約者または内縁関係にある方
申込本人と同居すること
(例外 1) 連帯債務者にならない申込本人の直系親族
(例外 2) 連帯債務者となる、次のいずれかの方で、将来同居される方(現在自ら居住を要件とする
機構(旧公庫)融資を返済中または融資手続き中の場合を除きます。
)
・申込本人または申込本人の配偶者の父母
・親子リレー返済の後継者(→ 次ページ「5 親子リレー返済」参照)
申込本人の共有持分が2分の1以上あること(一戸建てなどの場合は、申込本人の共有持分が、住宅
及び土地について、それぞれ2分の1以上であること)
(例外)共有者が連帯債務者になる場合は、申込本人と連帯債務者の持分の合計が2分の1以上あれ
ばかまいません。この場合も、申込本人は必ず持分を持つ必要があります。
なお、将来同居される共有者の持分は2分の1以下としていただきます。
すべての共有持分に機構のための第1順位の抵当権を設定できること
- 17 -
担
担保提供意思確認手続
この「ご案内」
保
における担保提
提
供者とは、連帯
供
債務者にならな
者
い共有者のこと
〔確認時期〕 融資承認通知書発行後から融資の契約時まで。
〔確認方法〕 担保提供者に取扱金融機関までご来店いただき、抵当権の設定に関する確認を行い、
「担保提供承諾書」
(融資の契約時にご来店いただく場合は「金銭消費貸借抵当権設定
契約証書」
)に自署・実印の押印をしていただきます。
来店の際には、運転免許証(運転免許証を取得していない場合はパスポートまたは住民基本台帳
カード(氏名・住所・生年月日が記載されたもの)でも可)及び実印をご持参いただきます。
(注)運転免許証、パスポート及び住民基本台帳カード(氏名・住所・生年月日が記載されたもの)のいずれ
も取得していない場合は、取扱金融機関にお問い合わせください。
をいいます。
・担保提供者が、申込時点で申込本人または連帯債務者と同居していない場合には、
「担保提供承諾書」
を郵送によりご提出いただいてもかまいません(
「担保提供承諾書」は申込時にご提出いただく封筒
にて取扱金融機関から郵送します。
)
。
! 親族とは、配偶者、6親等内の血族及び3親等内の姻族をいいます。
5 親子リレー返済
申込本人の子または孫(それぞれの配偶者も含みます。
)で、定期的な収入のある方
※ 申込本人に子または孫がいないときは、申込本人の親族(申込本人の配偶者を除きます。
)でも後継者
になれる場合があります。
申込時の年齢
借入申込時の年齢が満 70 歳未満の方
申込本人と融資住宅に同居する方
同居
※ 融資住宅の取得後直ちに同居しなくても、将来同居を予定している方であればかまいません。
連帯債務者
後継者は「連帯債務者」となっていただきます。
将来同居予定の後継者も融資住宅を共有することができますが、その場合、後継者の共有持分は2分の1
共有持分
以下としていただきます。
(例外) 将来同居予定の後継者が機構(旧公庫)融資を返済中または融資手続き中である場合は、後継者
は、融資住宅を共有することはできません。
担保提供
すべての共有持分に、機構のための第 1 順位の抵当権を設定していただきます。
機構(旧公庫)融 後継者が、現在、機構(旧公庫)融資を受けていない方であること(現在返済中の機構(旧公庫)融資が
、都市居住再生(本人居住用2
資を受けていな 田園住宅融資、親孝行ローン、住まいひろがり特別融資(本人型・親族型)
戸目・親族居住用)である場合を除きます。
)
。
いこと
(例外 1)購入時に同居予定の後継者は、融資の契約時までに返済中の機構(旧公庫)融資残額を全額ご返
済いただければ、借入申込時に返済中の方でもかまいません。
(例外 2)将来同居予定の後継者は、将来同居するときまでに、現在返済中の機構(旧公庫)融資残額を全
額ご返済いただければ、当面はご返済を継続していただけます。
収入合算者の要件に適合すれば、後継者(機構(旧公庫)融資を返済中または融資手続き中である方を除
収入合算
きます。
)の収入を合算できます。→ 19 ページ参照
(例外)後継者が将来同居予定の方である場合は、合算できる金額は、後継者の収入の 50%または申込本
人の収入のいずれか低い額が限度となります。
「年齢による最長返済期間」の算出にあたり、
「申込本人」を「後継者」に読み替えます。
返済期間
→ 3ページ・8ページ参照
都市居住再生(親族居住用)または住まいひろがり親族型を希望される方は、親子リレー返済を利用できません。
申込本人との関
係など
要
件
備
考
※
6 総返済負担率
(1) 総返済負担率が次の基準を超える場合は、別途必要な書類をご提出いただいたうえ、資金計画、ご返済の確実性、担保などの状況
を個別に確認させていただきます。
年収(注)
総返済負担率
300 万円未満
25%
300 万円以上 400 万円未満
30%
400 万円以上 700 万円未満
35%
700 万円以上
40%
(注)給与収入のみの方の場合は借入申込年度の前年の給与収入金額、給与収入のみ以外の方の場合は借入申込年度の前年の所得金額をいいます。
借入申込年度の前年以降、転職や就職をした場合の年収の計算方法は、20 ページ参照。
(2) 総返済負担率は、次の算式により計算してください。
(小数点第2位以下は切捨て)
。
今回の住宅取得に必要な
借入金の年間返済額の 1/12
総返済負担率(%)
=
+
今回の住宅取得以外の
借入金の年間返済額の 1/12
(申込本人の年収+収入合算者の年収(全額)
)の 1/12
× 100
(3) 総返済負担率を計算する際に必要な「年間返済額」は、申込本人または収入合算者が借入名義人(債務者)となる借入金(機構申
込日現在返済中の借入金を含みます。
)を対象に算出します。申込本人または収入合算者に支払義務のある家賃・地代も対象になり
ます。
- 18 -
なお、
「今回の住宅取得に必要な借入金」として「民間金融機関」を利用され、その商品が、
「変動金利型」または「当初の固定金
利期間が5年未満」の場合は、借入申込書の「資金計画」の「民間金融機関⑥」の各欄は、次の表にしたがいご記入ください。
借入金等
金利
実際の借入額
機構の基本融資
額の金利(注1)
返済期間
年間返済額の 1/12
実際の返済期間
機構の基本融資額の金利により算出した返済額(注 2)
※ 申込本人または収入合算者が借入名義人(債務者)となる借入金
の場合のみご記入ください。
(注 1)機構融資に係る「融資金利のお知らせ」
(チラシ)に記載している「基本融資額」の金利(申込本人に適用される区分の金利)です。
(注 2)機構融資に係る「融資金利のお知らせ」
(チラシ)に記載している、該当する金利の「100 万円あたりの返済額(めやす)
」を参照し、次の
式により算出してください。
元利均等返済の 100 万円あたりの返済額
「実際の返済期間」と「基本融資額の金利」に
応じた「毎月払い」欄の返済額
今回の住宅取得に必要な借入金
借入金の種類
【機構借入金】
○基本融資額
○債券加算額
○郵貯加算額
【その他の借入金】
○機構財形資金
×( 実際の借入額 ÷ 100 万円 )
年間返済額
借入金が「変動金利型」または「当初の固定金
【その他の借入金】
今回の住宅取得以外の借入金
○その他の公的資金
○民間金融機関
○勤務先
○親・親戚・知人
○住宅取得に必要な諸費用の借入金
○自動車ローン(事業のためのものを除く)
○教育ローン
○カードローン(事業のためのものを除く)
○住宅ローン
・売却予定の住宅、賃貸予定や賃貸中の住宅
のローンは対象外です。
・アパートローンは対象外です。
・今回の住宅取得に係る融資の契約時まで
に最終返済月が到来するローンは対象外
です。
○その他ローン(事業のためのものを除く)
○分割により商品を購入した場合の購入代金
(事業のためのものを除く)
○家賃
○地代
・今回の住宅取得に係る融資の契約後も継続し
て支払う家賃・地代が対象です。
借入申込書等への記入方法
・元利均等返済の場合は、当
初金利による年間返済額 ・借入申込書の「資金計画」欄の「年間返済額の
(元金均等返済の場合は、
1/12」欄に、左の各借入金の年間返済額の 1/12
第1回目返済額×12)
をご記入ください。
・ボーナス併用払いの場合
は、ボーナス払いを併用し ・【その他の借入金】のうち民間金融機関からの
ないものとして計算
年間返済額
利期間が5年未満」の場合は、前掲の(3)を
ご参照ください。
毎月返済額×12
+
ボーナス返済額×2
・左に該当する借入金や家賃・地代がある場合は、
申込内容確認書の
「4今回の住宅取得以外の借
入金に関する事項」欄にその借入金や家賃・地
代をご記入ください。
同欄中の「①毎月返済額」欄と「②ボーナス
返済額」欄に、各借入金や家賃・地代の毎月
返済額とボーナス返済額を記入したうえで、
「⑤年間返済額」欄にご記入ください。
この「⑤年間返済額」の 1/12 を、借入申込書
B 欄にご記入ください。
の左下 ○
・自動車ローン、教育ローン、カードローン、住
宅ローン、その他ローン、分割代金は、機構申
込日現在返済中のものが対象です。
毎月の家賃・地代×12
7 収入合算をすることができる方(収入合算者)
申込本人の収入だけでは必要月収に満たない場合または総返済負担率が基準を超える場合に、次の要件にあてはまる方
(1名)の収入を合算することができます。
要 件
① 申込本人の直系親族、配偶者、婚約者または内縁関係にある方
② 借入申込時の年齢が満 70 歳未満であること
③ 融資住宅の竣工後直ちに申込本人とその住宅に同居すること
(例外)融資住宅の竣工後直ちに同居しなくても、次の方は、将来、同居を予定している方であればかまいません。
・ 親子リレー返済の後継者 →18 ページ参照
・ 共有登記を行う場合の申込本人または申込本人の配偶者の父母 →17 ページ参照
④ 連帯債務者(注)となること
(注)連帯債務者には、申込本人と同一の返済義務があります。
⑤ 機構(旧公庫)融資(注)を返済中(融資手続き中である場合を含みます。
)ではないこと
(注)田園住宅融資、親孝行ローン、住まいひろがり特別融資(本人型・親族型)
、都市居住再生(本人居住用2戸目・親族居
住用)である場合を除きます。
- 19 -
収入合算でき
る金額
収入合算できる金額は収入合算者の収入の全額または申込本人の収入のいずれか低い額までです。
(例外) 収入合算者が将来同居予定の方である場合または種別が都市居住再生(本人居住用2戸目)で申込本人
と連帯債務者が現在のお住まいに同居していない場合は、収入合算できる金額は、収入合算者の収入の
50%または申込本人の収入のいずれか低い額までとなります。
(注)収入合算する金額が収入合算者の収入の 50%を超える場合は最長返済期間が短くなる場合があります。→3ページ・8ペー
ジ参照
! 借入申込年度の前年の給与収入金額(給与収入のみ以外の方の場合は、所得金額)が 103 万円以下の方については、収入の安定性・継続性を個別に確
認させていただきます。その場合、所定の収入証明書に加えて、勤務先が発行する給与証明書(取扱金融機関にて所定の書式をお渡しします。また、
機構のホームページでも入手することができます。
)等をご提出いただきます。
8 借入申込年度の前年1月以降に転職や就職をした場合の年収の計算方法
申込本人及び収入合算者が転職や就職をした場合は、以下により年収を割り戻して計算します。
なお、借入申込年度の前年以降に事業をはじめた方、年金の受給を開始された方、産休・育休期間がある方または海外
勤務期間がある方については、機構または取扱金融機関にお問い合わせください。
10 ページに掲載の申込本人及び連帯債務者の「収入及び納税に関する公的証明書(2 年間分)
」に加え、次の書類をご
提出ください。
書類名
入手先
年収の計算方法
借入申込年度
転・就職時期
次の①及び②の書類
勤務先
借入申込年度の前年中の転・就職後の収入を証する「給与証明
の前年中の場
①転・就職後の源泉徴収票
書」に記載された支給額で年収を割り戻します。
(月割計算)
合
②転・就職後の支払給与を証する
※ この場合、4ページの「融資金利の確認フロー」では、割り戻し後
(注)
「給与証明書」
借入申込年度
転・就職後の支払給与を証する
の前年1年間
(注)
「給与証明書」
の年収により判定します。
勤務先
借入申込年度の前年1年間後1月~12 月(お申込みが1月~
3月の場合で、お申込みと同年中に転・就職した方は、お申込
みと同年の1月~3月)の転・就職後の収入を証する「給与証
後の場合
明書」に記載された支給額で年収を割り戻します。
(月割計算)
※ この場合も、4ページの「融資金利の確認フロー」では、借入申込
年度の前年分の公的証明書に記載された年収により判定します。
(注)
「給与証明書」の書式は、取扱金融機関でお受け取りください。
(機構のホームページでも入手することができます)
<年収の計算方法(算出例)>
〔前提〕 転・就職年月日:借入申込年度の前年の3月 12 日
給 与 算 定 期 間:月の1日~末日
支 給 金 額:6,924,763 円(借入申込年度の前年の3月~12 月支給分。うち3月支給分は 400,000 円。
)
① 1か月あたりの支給金額を算出します。
6,524,763 円 ÷ 9か月 = 724,973.66 円
小数点以下は切り捨てます。
4月~12 月の9か月(1か月未満の期間(3月 12 日~3月 31 日の 20 日間)は除きます。
)
6,924,763 円-400,000 円(※ 1か月未満の期間に係る給与(3月の 20 日間分の給与)は除きます。
)
② ①により算出した1か月あたりの支給金額を 12 倍します。
724,973 円 × 12 か月 =
8,699,676 円
この額を年収とします。
9 基準金利適用住宅の各タイプの概要
基準金利適用住宅の各タイプの概要
購入する住宅の床面積(マンションの場合は専有面積)が 175 ㎡以下のもので以下の技術基準を満たした工事を次のいずれ
かの組み合わせで行ったものをいいます。
(くわしくは売主にご確認ください。
)
●①「耐久性タイプ」+②「バリアフリータイプ」
●①「耐久性タイプ」+③「省エネルギータイプ」
- 20 -
一戸建ての場合
耐久性タイプ
基礎や柱といった構造部分の強化や、腐食やシロア
リを防ぎ高い強度を長期間維持するための工夫が施さ
れています。
●基礎は一体の鉄筋コンクリート造で地面からの高さ
を 40cm 以上にします。
●小屋裏の換気を適切に行い風通しを良くします。
(天
井面積の 1/300 以上の換気孔など)
●柱を太くし耐久性をアップします。
●床下の換気を適切に行い風通しを良くします。
●床下は防湿コンクリートなどで防湿措置をしま
す。
●湿気のある場所の木材には防腐、防蟻措置を施し
ます。
バリアフリータイプ
省エネルギータイプ
段差の解消や手すりの設置など人に
優しい配慮がされていますので、お年
寄りに限らず家族全員が安心して暮ら
すことができます。
住まいを断熱しているので、夏
は熱の侵入が防げ、冬は熱が逃げ
るのを防げます。わずかな冷暖房
エネルギーで快適に過ごすこと
ができます。併せて、床や出入口
の段差をなくし、住宅内の階段に
手すりを設けています。
●浴室は広くします。
●住宅内の階段と浴室に手すりを
設けます。
●高齢者等の寝室と便所は同じ階
に配置します。
●階段は適切な寸法で緩やかな勾
配にします。
●廊下や部屋の出入口の幅を広く
します。
●床や出入口の段差をなくします。
※ 工法別に基準が定められています。
●所定の厚さの断熱材を隙間な
く施工します。
※ 断熱材の厚さは建設する地
域、工法、断熱材の 種類
によって異なります。
●寒冷地においては窓やドアな
どの開口部には断熱性に優れ
た建具を使用します。
マンションの場合
耐久性タイプ
バリアフリータイプ
省エネルギータイプ
柱やはりといった構造部分の
強化や、耐久性上支障のない品質の
コンクリートを使用するなど、長持
ちするための工夫がされています。
(鉄筋コンクリート造の場合)
段差の解消や手すりの設置など人に優しい配慮が
されていますので、お年寄りに限らず家族全員が安心
して暮らすことができます。併せて床スラブを厚
住まいを断熱しているので、夏は
熱の侵入が防げ、冬は熱が逃げる
のを防げます。わずかな冷暖房エ
ネルギーで快適に過ごすことが
できます。併せて、床や出入口
●セメント・コンクリートは耐久性
上支障のないものを使用します。
●柱、はり、床(屋根)スラブ、壁、
基礎のかぶり厚さを厚くします。
●浴室は広くします。
●住宅内の階段と浴室に手すりを設けます。
●廊下や部屋の出入口の幅を広くします。
●床や出入口の段差をなくします。
※ 工法別に基準が定められています。
くして上下階の騒音の伝播を少なくしていま
す。
●共用階段や共用廊下に手すりを設けていま
す。
●共用階段は適切な寸法で緩やかな勾配になっ
ています。
※エレベーターがある場合は適用しません。
●エレベーターの出入口の幅やエレベーターホ
ールを広くしています。
また、マンションの出入口からの通路に段差
がある場合にはスロープを設けています。
の段差をなくし、住宅内の階
段に手すりを設けるととも
に、床スラブを厚くして上下
階の騒音の伝播を少なくして
います。
●所定の厚さの断熱材を隙間
なく施工します。
※ 断熱材の厚さは建設する地
域、工法、断熱材の 種類
によって異なります。
●寒冷地においては窓やドアな
どの開口部には断熱性に優れ
た建具を使用します。
10 建設敷地が借地の場合
●定期借地権または建物譲渡特約付借地権の場合は、借地権の終了期日などがあらかじめ決まっているため、返済終了日
を「借地権の終了期日内」または「建物譲渡日まで」となるように、返済期間を設定していただく必要があります。
●敷地の権利が定期借地権または建物譲渡特約付借地権であり、かつ賃借権である場合で、敷地への抵当権の設定につい
て地主の承諾が得られないときは、敷地への抵当権設定に代えて登記された賃借権に対して第一順位の質権を設定して
いただきます。
(マンション以外の場合に限ります。
)
- 21 -
11 住宅債券(つみたてくん、5年積立コース)
・住宅積立郵便貯金積立者のメリット
1 メリットの内容
住宅債券(つみたてくん、5年積立コース)
住宅積立郵便貯金積立者
1 メリットの内容
加算額
※通常の融
資額に加え
てご利用い
ただけま
す。
融資額は、
融資の
申込時までに積み
立てた払込累計額
で決まります。
払込累計額とは、
実際に払い込みい
計額で、
ご購入いた
だいた債券の額面
ではありません。
融資額
420 万円
480 〃
540 〃
600 〃
660 〃
720 〃
780 〃
840 〃
900 〃
960 〃
1,020 〃
1,080 〃
1,140 〃
1,200 〃
1,260 〃
1,320 〃
郵貯加算額
債券加算額
ただいた金額の合
払込累計額
150 万円未満
150 万円以上 170 万円未満
170
〃 190
〃
190
〃 210
〃
210
〃 230
〃
230
〃 250
〃
250
〃 270
〃
270
〃 290
〃
290
〃 310
〃
310
〃 330
〃
330
〃 350
〃
350
〃 370
〃
370
〃 390
〃
390
〃 410
〃
410
〃 430
〃
430 万円以上
275 万円
(全額を加算する場合
のみ5万円単位可)
※公社分譲住宅では、郵貯加算
額は、ご利用いただけませ
ん。
※3年積立コースのお客様は異なりますので、次の「△ご注意【住
宅債券(つみたてくん)について】をご覧ください。
!
2 メリットを受ける方の要件
要件
・債券を換金された方については、債券を換金されてから6か月以内であること。
・住宅債券を7回以上積み立てていること。
・最後に引き受けた債券の発行日の翌日から5年以内であること(11 回の積立を終了し
ている場合は、積立手帳に表示された割増融資の対象期間内(積立終了後5年間)で
あること。
)
。
※ 対象期間に変更がある場合は、積立手帳に記載された変更後の期間内であること。
・債券を現物で保有している(保護預かりをしていない)方については、申込本人が引
き受けた債券の 60%以上を債券換金時または申込時に保有していること(債券取扱店
で事前に資格の確認を受ける必要があります。
)
。
※3年積立コースをご利用のお客様は異なりますので、次の「△ご注意【住宅債券
!
(つみたてくん)について】をご覧ください。
!
△
ご注意【住宅債券(つみたてくん)について】
・申込本人が積立者になっていない場合でも、申込本人の配偶者(婚約者・内縁関係にある方を含みます。
)または申込
本人の直系親族が積立者である場合は、積立者が「連帯債務者」になり、
「直ちに融資住宅に入居」し、
「融資住宅の共
有持分」を持っていただければ、1のメリットを利用することができます。
・3年積立コースをご利用の方で、海外勤務特例の取扱いにより割増融資対象期間を変更している場合は、以下のメリッ
トを受けることができます。
(1) メリットの内容 債券加算額 融資額 600 万円
(2) メリットを受ける方の要件 ・住宅債券を7回全部積み立てていること。
・積立手帳に表示された変更後の割増融資対象期間内であること。
- 22 -
12 火災保険・地震保険
機構では、万一災害などによる損害を受けられた場合、債務だけが残ることのないようにするため、お客様が融資をご
利用される際には、建物に火災保険をつけていただくことを条件としており、特約火災保険をご利用いただくか、特に特
約火災保険の利用を希望されない場合には特約火災保険以外の機構が定める要件を満たす火災保険等をご利用いただき
ます。
(注)保険料は、お客様のご負担となります。
●各商品の保険料や特徴などを十分にご検討の上、お選びください。●
[特約火災保険]
機構融資をご利用される方のみがご利用いただける火災保険で、質権設定等の
手続きを幹事保険会社が当機構(取扱金融機関)との間で一括して行いますの
で、特約火災保険以外の火災保険をお選びいただいた場合と比較して、お客さ
まの事務手続きの軽減が可能となります。
[特約火災保険以外の火災保険等]
機構が定める要件を満たす火災保険等です。機構が定める要件を満たす火災保
険等であれば、お客様がご希望される保険会社の火災保険等をご自由にお選び
いただけます。→26 ページ参照
!
ご注意
・
「満期返戻金付き長期総合保険」などを付けている住宅を買い替える場合は、保険契約の満期まで融資住宅に引き継ぐことができる
場合がありますので、取扱金融機関にご相談ください。
1 特約火災保険・地震保険
(1)特約火災保険・地震保険共通
・この保険は共同保険であり、保険会社 17 社(下記参照)が、それぞれの引受割合により連帯することなく単独別個に、
保険責任を負担しています。各社の引受割合については、機構ホームページをご確認いただくか、幹事保険会社にお問
い合わせください。
(http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/hoken/index.html)
! ご注意
万一保険会社が破綻した場合は、火災保険については、引受保険会社の引受割合に応じて、保険金、解約返戻金等の8割(但し破綻時から3ヶ月までに
発生した事故による保険金は全額)までが補償されます。地震保険については、損害保険契約者保護機構により全額保護されます。
(例)引受保険会社の引受割合が2%の保険会社が破綻した場合、保険金額が1千万円とすると、削減される額が4万円(1千万円(保険金)×2%(引受割合)×(100%-80%))
となり、補償される額は 996 万円(1千万円-4万円)となります。
共同引受会社一覧(平成 22 年 10 月1日現在)
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 共栄火災海上保険株式会社
東京海上日動火災保険株式会社
(50 音順)
明治安田損害保険株式会社
朝日火災海上保険株式会社
ジェイアイ傷害火災保険株式会社
日新火災海上保険株式会社
アリアンツ火災海上保険株式会社
セコム損害保険株式会社
日本興亜損害保険株式会社
AIU保険会社
セゾン自動車火災保険株式会社
富士火災海上保険株式会社
(幹事保険会社)
エース損害保険株式会社
大同火災海上保険株式会社
三井住友海上火災保険株式会社
株式会社損害保険ジャパン
特約火災保険・地震保険の詳細については、幹事保険会社作成の「特約火災保険・特約地震保険のご案内」をご覧いただく
か、幹事保険会社・株式会社損害保険ジャパン特約火災保険部(フリーダイヤル 0120-372-215)までお問い
合わせください。
(2)特約火災保険
・保険金請求権に機構を第1順位とする質権を設定していただきます。
保険金が支払われる場合……火災、落雷、破裂・爆発、建物の外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊、風・雹(ひょう)・
雪災、水災など。家財は対象になりません。
保険金額……機構融資額(財形を含みます。
)以上でご契約していただきます。ただし、建物評価額が限度です。
万一の場合に、十分な保険金の支払いを受けるためには、建物の再調達価額までご契約されることが必
要です。特約火災保険以外の別の保険を付けることはできません。
! マンションの場合、火災保険は、通常、専有部分のみ(土地代金は含まれません)が対象となりますので、専有部分の建物評価
額が機構融資を下回る場合があります。建物評価額(保険金額)の算出にあたっては、幹事保険会社作成の「マンション契約
手続きガイド」をご参照ください。
! マンションの共用部分については、管理組合が一括して火災保険をつけることが多くなっています。
保険期間……1 年または 2 年~36 年(長期契約)のいずれかとなります。
(但し最終回返済日を限度とし、端数は
年単位に切上げます。
)
保 険 料……ご契約いただく期間(最長 36 年)に応じてお支払いただきます。長期契約は長期係数が適用されます
ので、1 年契約よりも割安となっています。
- 23 -
保険料
= 保険金額 × { A基本料率 × (100%-B 割引率) × C 長期係数 } × 1/1,000
↑
円位を四捨五入して 10 円単位
↑
小数点以下第3位を四捨五入
※「1年契約」の長期係数は、1となります。
A.基本料率
建物の所
建物の構造※
建物の所
在地
建物の構造※
※構造は原則として以下のとおりとなります。
在地
A
B、C'
C
A
B、C'
A構造…耐火構造及び高性能準耐火構造
C
北海道
0.24
0.45
0.85
三重県
0.27
0.52
1.06
青森県
0.25
0.49
1.05
滋賀県
0.26
0.48
0.91
岩手県
0.24
0.46
0.91
京都府
0.25
0.45
0.88
宮城県
0.24
0.46
0.86
大阪府
0.26
0.49
0.92
秋田県
0.24
0.46
0.94
兵庫県
0.26
0.49
0.91
山形県
0.24
0.46
0.94
奈良県
0.26
0.49
0.95
福島県
0.24
0.45
0.90
和歌山県
0.26
0.49
1.03
茨城県
0.24
0.44
0.91
鳥取県
0.26
0.50
1.05
栃木県
0.24
0.44
0.94
島根県
0.25
0.48
1.01
群馬県
0.24
0.46
0.94
岡山県
0.25
0.48
1.01
埼玉県
0.25
0.45
0.84
広島県
0.25
0.48
0.93
千葉県
0.25
0.45
0.84
山口県
0.25
0.48
1.09
東京都
0.25
0.45
0.83
徳島県
0.25
0.48
1.05
神奈川県
0.25
0.45
0.83
香川県
0.25
0.48
1.05
新潟県
0.25
0.49
0.99
愛媛県
0.25
0.48
1.05
富山県
0.24
0.46
0.83
高知県
0.25
0.48
1.13
石川県
0.25
0.46
0.93
福岡県
0.34
0.59
1.27
福井県
0.26
0.48
0.94
佐賀県
0.34
0.59
1.27
山梨県
0.25
0.49
0.91
長崎県
0.34
0.59
1.38
長野県
0.25
0.47
0.87
熊本県
0.34
0.59
1.27
岐阜県
0.26
0.48
0.94
大分県
0.34
0.59
1.27
静岡県
0.26
0.46
0.90
宮崎県
0.34
0.59
1.38
愛知県
0.25
0.45
0.91
鹿児島県
0.34
0.59
1.53
B構造…準耐火構造
(高性能準耐火・省令準耐火構造は除く)
C'構造…省令準耐火構造
C 構造…木造
※店舗付き住宅(併用住宅)の場合は料率が異なりますので、取扱金融機関または幹事保険会社
までお問い合わせください。
※平成 22 年4月1日現在。なお、基本料率および長期係数は年度の途中で変わることがあります。
B.割引率
●住宅用防災機器割引…一定の「住宅用防災機器」を設置している建物に適用 ⇒ 割引率2%
割引の対象となる機器・設備
住宅用火災警報器(住宅用防災警報器)
、住宅用自動火災報知設備(住宅用防災報知設備)
、自動火災報知設備など
※割引の適用には確認資料(例.建築確認書(写し)
、住宅性能評価書(写し)など)が必要となります。
C.長期係数
保険期間(年)
長期係数
2年
5年
1.85
4.30
10 年
15 年
20 年
25 年
30 年
35 年
36 年
8.20
11.85
15.25
18.45
21.45
24.25
24.80
(3)特約地震保険
●特にご加入をご希望されない場合を除き、特約地震保険も併せてご契約いただきます。
●保険金請求権に対する質権設定は不要です。
●特約火災保険だけでは、地震・噴火噴火またはこれらによる津波による倒壊等の損害や地震等による火災損害(地震等による延焼損
- 24 -
害を含みます。
)については保険金が支払われないため、地震などによる損害には特約地震保険のご契約が必要です。
●保険金額…特約火災保険の保険金額の 30~50%の範囲内で 5,000 万円が限度になります。
●保険期間…1 年。ただし、特約火災保険の保険期間が 5 年以上の場合は 5 年(5 年未満の場合は特約火災保険の保険期間と同一)と
することもできます。
●保険料……ご契約いただく期間(最長 5 年)に応じてお支払いただきます。長期契約(2~5 年)は長期係数が適用されますので、1
年契約よりも割安となっています。
保険料
= 保険金額 × {A料率×(100%-B割引率)×C長期係数} × 1/1,000
↑
↑
円位を四捨五入して 10 円単位
小数点以下第3位を四捨五入
※「1年契約」の長期係数は、1となります。
A.料率
建物の所
建物の構造※
建物の所
在地
※構造は原則として以下のとおりとなります。
建物の構造※
A構造…耐火構造及び高性能準耐火構造
在地
A・B
C’・C
A・B
C’・C
B構造…準耐火構造
(高性能準耐火・省令準耐火構造は除く)
北海道
0.59
1.16
三重県
1.54
2.80
青森県
0.59
1.16
滋賀県
0.59
1.16
岩手県
0.46
0.91
京都府
0.59
1.16
宮城県
0.59
1.16
大阪府
0.96
1.72
秋田県
0.46
0.91
兵庫県
0.59
1.16
山形県
0.46
0.91
奈良県
0.59
1.16
福島県
0.46
0.91
和歌山県
1.54
2.80
茨城県
0.83
1.72
鳥取県
0.46
0.91
栃木県
0.46
0.91
島根県
0.46
0.91
群馬県
0.46
0.91
岡山県
0.59
1.16
埼玉県
0.96
1.72
広島県
0.59
1.16
千葉県
1.54
2.80
山口県
0.46
0.91
東京都
1.54
2.86
徳島県
0.83
1.97
神奈川県
1.54
2.86
香川県
0.59
1.43
新潟県
0.59
1.16
愛媛県
0.83
1.72
富山県
0.46
0.91
高知県
0.83
1.97
石川県
0.46
0.91
福岡県
0.46
0.91
福井県
0.46
0.91
佐賀県
0.46
0.91
山梨県
0.83
1.72
長崎県
0.46
0.91
長野県
0.59
1.16
熊本県
0.46
0.91
岐阜県
0.59
1.16
大分県
0.59
1.16
静岡県
1.54
2.86
宮崎県
0.59
1.16
愛知県
1.54
2.80
鹿児島県
0.46
0.91
C'構造…省令準耐火構造
C 構造…木造
※ 平成 22 年4月1日現在。なお、料率および長期係数は年度の途中で変わることがあります。
B.割引率
●建築年割引…昭和 56 年 6 月 1 日以降新築された建物に適用 ⇒ 割引率 10%
●耐震等級割引…一定の「耐震等級」を有した建物に適用
⇒
耐震等級
3
2
1
割引率
30%
20%
10%
①「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に規定する日本住宅性能表示
基準に定められた耐震等級。
(構造躯体の倒壊等防止)
②国土交通省の定める「耐震診断による耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)
の評価指針」に定められた耐震等級。
●免震建築物割引・・・免震建築物に適用 ⇒ 割引率 30%
免震建築物とは、
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に規定する日本住宅性能表示基準に定め
- 25 -
られた「その他(地震に対する構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
」において、免震建築物であると
明示された建築物をいいます。
●耐震診断割引・・・地方公共団体などによる耐震診断または耐震改修の結果、昭和 56 年 6 月 1 日に施行された改正建築
基準法における耐震基準を満たしていることが確認できた建物に適用 ⇒ 割引率 10%
※ 割引の適用には確認資料が必要となります。
※ 割引は重複して適用することはできません。
※ 詳細については「特約火災保険・特約地震保険のご案内」をご覧ください。
C.長期係数
保険期間
2年
長期係数
3年
1.90
2.75
4年
5年
3.60
4.45
2 特約火災保険以外の火災保険等・併せて付保する地震保険
特約火災保険及び特約地震保険の利用を希望されない場合には、以下の要件を満たす特約火災保険以外の火
災保険等及び地震保険を付保していただきます。
① 種類
□
任意の火災保険又は法律の規定による火災共済であること。
(具体例)
・中小企業等協同組合法の規定する共済(日火連共済等)
・農業協同組合法の規定による共済(JA共済等)
・農業災害補償法の規定による共済(NOSAI全国等)
・水産業協同組合法の規定による共済(JF共済等)
・消費生活協同組合法の規定による共済(全労災、県民共済、CO・OP火災共済、全国交運共済、
全逓共済、電通共済、防衛省職員共済等)
② 補償対象
□ 「建物の火災(ただし、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災は含まない。
)
」による損害を補償
対象としていること。
* 上記以外の落雷、風水害等の補償の有無は問いません。
③ 保険金額
□ 原則として、残債権額以上であること(契約更改により保険金額を変更する場合を含む。
)
。ただし、その額が融
資住宅の時価額(申込人が価額協定保険特約又は新価保険特約の付帯を希望するときは再調達価額。以下同じ。
)
を超えるときは、融資住宅の時価額までであること。
* 損害保険会社の定める評価基準により算出した保険金額が残債権額に満たない場合は、その額を保険金額としま
す。
* 「付保割合条件付実損払特約条項」付きの火災保険等を付保する場合は、機構総債権額以下となっても支障はあり
ません。
④ 保険期間等
□ 保険期間は、償還期間(ただし、資金交付時より前に保険契約を開始する場合は「償還期間+1年」
)以上とし、
保険料払込は長期一括払いであること。
⑤質権
□
火災保険金(共済金)請求権に、機構を第1順位とする質権の設定が可能であること。
* 確定日付の取得手続きは不要とします。
⑥地震保険
□ 特に申込人が付保を希望しない場合を除き、特約火災保険以外の火災保険等と併せて地震保険を付保すること。
* 地震保険金請求権に対する質権設定は不要です。
⑦その他
□ 特約条項等は、上記①~⑥に抵触しない範囲内であれば付帯して支障はありません。
なお、特約火災保険以外の火災保険等に係る具体的な商品内容に関しては、その保険を取り扱っている各保険会社にお
問い合わせください。
! ご注意
融資の契約締結時までに保険証券をご提出いただけない場合は、資金の受取り時期がお客様のご希望に添えない場合
がありますので、十分にご注意ください。
- 26 -
13 すまい・るプラスマンションとは?
「すまい・るプラスマンション」とは、工事期間中に機構職員が現場を訪問し施行品質管理の状況をヒアリングに
より確認するとともに、
分譲事業者が主な工事の施工過程の情報をレポートにしてお客様に提供するマンションです。
この制度は、ご購入されるマンションが、
「すまい・るプラスマンション」として分譲事業者が機構に申請している
ものが対象となります。
Ⅴ 住まいひろがり特別融資のご案内
1 住まいひろがり特別融資(本人居住型)
ご注意!
以下の点が「分譲住宅購入融資のご案内(Ⅱ~Ⅲ)
」の条件・手続きなどと異なりますので読み替えてご利用ください。な
お、以下に記載していない点については、
「分譲住宅購入融資のご案内(Ⅱ~Ⅲ)
」と同じ取扱いとなります。それぞれの
該当ページについても必ずご覧ください。
住まいひろがり特別融資(本人居住型)とは?
生活の拠点としている現在お住まいの住宅の他に、週末などにご自分で利用(居住)する2戸目の住宅(以下「住まいひろ
がり特別住宅(本人型)
」といいます。
)を取得する際にご利用できる融資制度です。
Ⅰ 融資制度
1 融資の条件
お申込みにあたっての前提条件 → 7ページ参照
7ページ「お申込みにあたっての前提条件」が次のとおり変更となります。
次のいずれかにあてはまる方
① 旧住宅金融公庫が平成 17 年3月 31 日までに計画を承認した分譲住宅を購入する方
② 旧住宅金融公庫が平成 17 年4月1日以降に計画を承認した分譲住宅を購入する場合は、住宅債券(つみたて
くん)積立者及び住宅積立郵便貯金積立者で 22 ページ「2 メリットの受ける方の要件」を満たす方
申込みができる方 → 7ページ参照
7ページ「申込みができる方」の条件①から④のうち①が次のとおり変更となります。
(条件②から④については変更あ
りません。
)また、⑤の条件が追加されますのでご注意ください。
①自分で所有及び利用する住まいひろがり特別住宅(本人型)を購入する方
返済を終了するまで引き続き融資住宅を利用していただくことが条件となります。
田園住宅融資または住まいひろがり特別融資(本人型)を現在返済中の場合は、融資の契約時までにそれらの機構(旧公庫)融資を完
済していただきます。
⑤現在お住まいが申込本人の所有する住宅であるときは、現在のお住まいの住宅部分の床面積が 280 ㎡以下である方
申込本人の所有する住宅には、申込本人の配偶者の所有、配偶者または親族などとの共有の場合を含みます。
2 融資額 → 8ページ参照
融資額の取扱いについて次の事項が8ページの取扱いと異なりますのでご注意ください。
なお、債券加算額については、22 ページと同じ融資額です。
①特別資格者(→ 17 ページ参照)または公営住宅立退者に該当する方であっても、購入価額の 80%を超えて融資を利用す
ることはできません。
②郵貯加算額はご利用できません。
3 融資金利
「融資金利のお知らせ」
(チラシ)の「D区分」に該当します。
!ご注意 市街地再開発等購入融資の対象団地については、すまいひろがり特別融資(本人居住型)をご利用できません
Ⅱ 融資手続き
提出書類(追加分)
申込時及び融資の契約時にご提出いただく書類として、次の書類が追加で必要ですのでご注意ください。
■すべての方にご提出いただく書類(各々1部)→ 11 ページ・12 ページ参照
- 27 -
書類名
現在お住まいの住宅の登記事項証明書
申込時
・申込日前 2 か月以内に発行されたものが必要です。
・現在借家にお住まいの方は、賃貸借契約書の写しをご提出ください。
・現在お住まいの住宅が未登記の場合は、固定資産評価証明書をご提出ください。
融資の契約時
自ら利用することに関する念書
入手先
法務局(登記所)
、
市区町村など
取扱金融機関
※住民票の提出は不要です。
■あてはまる方のみにご提出いただく書類(1部)→ 12 ページ・13 ページ参照
書類名
【現在、田園住宅融資または住まいひろがり特別融資(本人型)を返済中の方】
申込時
既融資完済に関する念書
入手先
取扱金融機関
機構ホームページ
Ⅲ 融資制度・融資手続の補足説明
次の点について、取扱いが「Ⅳ融資制度・融資手続の補足説明」
(17 ページから 26 ページ)と異なりますのでご注意くだ
さい。
収入合算をすることができる方(収入合算者) → 19 ページ参照
連帯債務者
収入合算できる金額
田園住宅融資または住まいひろがり特別融資(本人型)を現在返済中(融資手続き中である場合を含み
ます。
)であるときは収入合算できません。
(例外)
【収入合算者が現在のお住まいに同居していない場合】
収入合算できる額は、収入合算者の収入の 50%または申込本人の収入のいずれか低い額が限度です。
親子リレー返済 → 18 ページ参照
・長期親子リレー返済を利用することはできません。
2 住まいひろがり特別融資(親族居住型)
ご注意!
以下の点が「分譲住宅購入融資のご案内(Ⅱ~Ⅲ)
」の条件・手続きなどと異なりますので読み替えてご利用ください。
なお、以下に記載していない点については、
「分譲住宅購入融資のご案内(Ⅱ~Ⅲ)
」と同じ取扱いとなります。それぞれ
の該当ページについても必ずご覧ください。
●住まいひろがり特別融資(親族居住型)とは?
「親子がお互いの家の近くに住みたい」
、
「ふるさとを離れがたい両親のために古くなった家を建て替えてあげたい」など、
親族が居住するための住宅を取得する際にご利用できる融資制度です。
Ⅰ 融資制度
1 融資の条件
お申込みにあたっての前提条件 → 7ページ参照
7ページ「お申込みにあたっての前提条件」が次のとおり変更となります。
旧住宅金融公庫が平成 17 年3月 31 日までに計画を承認した分譲住宅を購入する方
申込みができる方 → 7ページ参照
7ページ「申込みができる方」の条件のうち①の代わりに以下の⑤及び⑥の条件が適用となりますのでご注意ください。
(条件②及び④
については変更ありません。
)
⑤融資住宅を申込本人が所有すること。
親孝行ローンまたは住まいひろがり特別融資(親族型)を現在返済中の場合は、融資の契約時までにそれらの機構(旧公
庫)融資を完済していただきます。
⑥
親入居型
「親」が住むための住宅を購入する方(
「子」が申込本人となります。
)
子入居型
「子」が住むための住宅を購入する方(
「親」が申込本人となります。
)
融資住宅に入居する方
■親入居型(次の①および②にあてはまる方)
- 28 -
①満 60 歳以上の「親」であること(
「60 歳以上の方」とは、昭和 23 年4月1日以前に生まれた方です。
)
②日本国籍の方または永住許可などを受けている外国人の方
■子入居型(次の①および②にあてはまる方)
①申込本人に扶養されていない「子」であること(
「扶養されていない方」とは、定期的な収入がある方をいいます。
)
②日本国籍の方または永住許可などを受けている外国人の方
2 融資額 → 8ページ参照
●債券加算額・郵貯加算額はご利用いただけません。
3 返済期間・返済方法 → 8ページ参照
親子リレー返済または超長期親子リレー返済についてはご利用できません。
4 融資金利
「融資金利のお知らせ」
(チラシ)の「D区分」に該当します。
? 用語解説
□
●住まいひろがり特別融資(親族居住型)における「親」
「子」とは?
「親」…申込本人の(祖)父母または申込本人の配偶者の(祖)父母
「子」…子供または孫(それぞれの配偶者も含みます。
)
Ⅱ 融資手続き
提出書類(追加分)
申込時 → 11 ページから 12 ページ参照
次の①から⑤の書類が追加で必要となりますのでご注意ください。
書類名(各々1 部)
親入居型
①
入手先
子入居型
住まいひろがり特別融資(親族居住型)に関する申出書
この「ご案内」の 30 ページをコ
ピーしてご使用ください。
②
戸籍抄本または住民票
市区町村
(申込本人と融資住宅に入居する方の続柄が確認できるもの)
③
④
(入居する方が外国人の場合)
外国人登録証明書(提示)または外国人登録原票記載事項証明書
在留資格が記載されているものに限ります。
本人または市区町村
【現在、親孝行ローンまたは住まいひろがり特別融資(親族型)を返済中の方】
取扱金融機関
既融資完済に関する念書
機構ホームページ
⑤
「子」の収入証明書(住民課税証明書など)
(平成 18 年1月から 12 月までの分)
税務署、市区町村
! 「住民票」で続柄が表示された住民票をとる場合は、市区町村に特別の請求が必要です。
□
融資の契約時 → 14 ページから 16 ページ参照
次の①及び②の書類が追加で必要となりますのでご注意ください。
書類名(各々1 部)
親入居型
①
融資住宅に入居する方の新住所(融資住宅の所在地)での住民票
(申込本人の住民票は必要ありません。
)
②
入手先
子入居型
(入居する方が外国人の場合)
外国人登録証明書(提示)または外国人登録原票記載事項証明書
(在留資格が記載されているものに限ります。
)
市区町村
本人または市区町村
Ⅲ 融資制度・融資手続の補足説明
次の点について、取扱いが「Ⅳ融資制度・融資手続の補足説明」
(17 ページから 26 ページ)と異なりますのでご注意ください。
収入合算をすることができる方(収入合算者) → 19 ページ参照
融資住宅に入居する方または申込本人と同居している家族の方のうち 1 名の収入を合算できます。
融資住宅を共有することができる方(共有者) → 17 ページ参照
●次の①から③までのすべてにあてはまることが必要です。
①申込本人の親族、配偶者、配偶者の親族、婚約者または内縁関係にある方
(融資住宅に入居しなくても共有できます。
)
②申込本人の共有持分が2分の1以上あること
③共有する相手方の共有持分にも機構の抵当権を設定できること
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この申出書は借入申込書とあわせてご提出ください。
住まいひろがり特別融資(親族居住型)
都 市 居 住 再 生(親族居住用)
に関する申出書
平成
年
月
日
独立行政法人住宅金融支援機構 殿
私は、親族の居住の用に供するために(1 建設 2 購入 3 リフォーム)する住宅の所要資金の借入に際
し、下記のとおり申し出ます。
申込本人
実印
1 マイホーム新築 2 マンション購入 3 建売住宅購
入
4 リ・ユース住宅購入 5 優良分譲住宅購入
6 市街地再開発等 7 リフォーム
8 都市居住再生
申込区分
フリガナ
氏
(氏)
名
国籍 日本・外国
(名)
生年月日
1 親入居型 2 子入居型
入居予
定者
明大昭
人 年齢
年
月
歳
日
フリガナ
機構融資の有無
公庫融資の有無
1 現在返済中
〒 - TEL - 現
(財形・年金融資
(財形・年金融資を含
融
2 現在融資なし
む)
を含む)
資 住
住 所
返済中の場合の
宅
金 融 機 関
に
年 収
円
(支店名)
入
(支店名)
居
申込本人との続柄 1 父 2 母 3 祖父 4 祖母 5 子 6 孫 7 その他( )
す
る
1 自営業 2 公務員 3 農林漁業主 4 会社員 5 短期社員 6 派遣会社の派遣社員
方 職業
7 パート、アルバイト 8 年金受給者 9 その他
現在の
住宅の
種類
親族の
公営
1 家に居 2 持ち家 3 住宅
住
4
機構
(公
団)・公
社等賃
貸住宅
5
民間
木造
アパート
民間
借間
借家
6 (5を除 7
下宿
く)
金融機関
使用欄
- 30 -
8
社宅
官舎
建 1 一戸建て
2 連続建て
て 3 重ね建て
方 4 共同建て
現在居住の床面積
㎡
<融資のあとの注意事項>
1 返済金は、取扱金融機関の口座から、原則として決められた期日に引き落としとなりますが、返済日に引き落としがで
きない場合には、通常の返済金(元金+利息)の支払いに加えて、別途「延滞損害金(年 14.5%(日割り計算)
)
」の支払
義務が発生します。そのため、口座の残高が不足することがないよう、お気をつけください。
2 次のような場合は、融資金の残金全額を、一括して繰上返済していただくことになります。
●6か月以上、毎回の返済金(元金+利息)の返済を怠ったとき
●無断で融資住宅に住まないとき、または他人に賃貸・譲渡したとき
●無断で融資住宅を住宅以外の用途(店舗・事務所など)に使用したとき
●無断で融資住宅の一部やその敷地の形状を変更し、または第三者の賃借権を設定する等、機構に損害を及ぼすよう
な行為を行ったとき
●自ら居住する住宅の建設・購入のための融資を、機構から重複して受けたとき
●虚偽または不正な方法により融資の申込みを行ったとき
●反社会的勢力であることが判明したとき
3 返済方法を変更するときは
お客様が収入等の変化により返済方法の変更を希望され、機構が承認した場合、次のような返済方法の変更ができます。
・返済日の変更
・ボーナス返済月の変更
・ボーナス払いの取りやめ
・毎月返済分とボーナス返済分との内訳変更
・元利均等返済から元金均等返済または元金均等返済から元利均等返済への変更
●その他の返済方法の変更もありますので、ご返済中の金融機関にご相談ください。
●この手続きには、手数料(5,250 円)が別途必要となります。
※ 上記手数料は平成22年4月現在のものであり、
今後、
社会情勢の変動等により改定される場合がありますので、
ご了承ください。
4 融資金を繰り上げて返済するときは
ご返済中において、お客様の収入の変化によりまとまった蓄えができたときや、家計に余裕が生まれたときなどには、
ご返済の途中で融資金の全部または一部を繰り上げて返済することができます。
■融資金の全額を繰り上げて返済するときは
●繰り上げてご返済される1か月前までに、ご返済中の金融機関にお申し出ください。
●この手続きには、手数料はかかりません。
■融資金の一部を繰り上げて返済するときは
●繰り上げてご返済される1か月前までに、ご返済中の金融機関にお申し出ください。
●繰り上げて返済できる額は 100 万円以上です。また、繰り上げて返済できる日(ご入金日)は月々の返済日です。
●この手続きには、手数料(注)が必要です。
(注)融資金の一部を繰り上げて返済する際に必要な手数料
・すべての金利分に対し期間短縮をした場合のみ…3,150 円
・上記以外の場合…5,250 円
※ 上記手数料は平成22年4月現在のものであり、
今後、
社会情勢の変動等により改定される場合がありますので、
ご了承ください。
くわしくは、金銭消費貸借抵当権設定契約時にお渡しする「ご契約をされたみなさまへ」をお読みください。また、不明
な点は取扱金融機関へお問い合わせください。なお、返済の途中に事情が変わった場合には、機構または取扱金融機関へ早
めにご相談ください。
債権の信託について
(証券化による資金調達について)
機構は保有する債権を信託し、これを裏付けとした証券を発行して、融資する資金の一部を調達することとしています。
(取扱いについて)
お客様に対する債権の信託を行った場合におきましても、契約で定められた条件に変更はなく、引き続き取扱金融機関及び機構
が責任を持って行いますので、毎月の返済その他一切の取扱いにおいて変更はございません。
なお、債権を信託する場合または信託を解除する場合には、その旨の通知は行いませんので、あらかじめご了承願います。
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<プライバシーポリシー(個人情報保護方針抜粋)>
独立行政法人住宅金融支援機構(以下「機構」といいます。)は、高度情報通信社会における個人情報の保護及び適切な管理の重要性
を深く認識し、保有する個人情報を適切に取り扱うこととし、個人情報の保護に関する法令その他の諸規範を遵守するとともに、以下に
掲げる方針に従い、個人の権利利益の保護のために誠実かつ積極的に取り組みます。
1 個人情報の適正取得
機構は、氏名、住所、生年月日、性別、電話番号、資産、年収、勤務先、家族構成、健康状態、金融機関からの借入れ状況その他の
お客様に関する個人情報を、偽りその他不正な手段によることなく適正に取得します。
2 個人情報の利用目的
機構は、保有する個人情報を、借入申込時にご提出いただく「個人情報の取扱いに関する同意書」に記載する利用目的その他取得の
際に示した利用目的の範囲内で、かつ、業務の遂行上必要な限りにおいて利用します。
3 安全確保の措置
機構は、保有する個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止その他の個人情報の適切な管理(以下「個人情報の安全確保」といいます。)
のために必要な措置を講じます。
機構は、役員及び職員(派遣職員、嘱託職員及び臨時職員を含みます。以下同じ。)に対し個人情報の安全確保に関する研修を実施
し、日常の業務において個人情報を適切に取り扱うことを徹底します。
機構は、個人情報の保護に関する諸規定を整備し、それを遵守するとともに、継続して当該諸規定を見直し、改善します。
4 役員及び職員の義務
次の(1)及び(2)に掲げる者は、機構の業務に関して知り得た個人情報の内容をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に利用しませ
ん。
(1) 機構の役員及び職員又はこれらの職にあった者
(2) 機構から個人情報を取り扱う業務の委託を受け、その委託業務に従事している者又は従事していた者
5 委託先の選定及び監督
機構は、個人情報を取り扱う業務の全部又は一部を委託する場合は、委託先において個人情報の安全確保の措置及び体制の整備が図
られていることを判断するため委託先の選定基準を策定し、当該基準を満たしている者に対してのみ委託するものとします。また、機
構は、個人情報の安全確保の措置等を徹底することを委託契約に明記するとともに、委託先を監督し、委託契約の内容が遵守されてい
るかを定期的に確認します。
6 個人情報の第三者への提供の制限
機構は、次の(1)から(6)までのいずれかに該当する場合を除き、お客様から取得した個人情報を第三者に提供することはありません。
(1) 法令に基づく場合で必要と判断されるとき。
(2) お客様の同意があるとき又はお客様に提供するとき。
(3) 行政機関、他の独立行政法人等、地方公共団体又は地方独立行政法人に保有する個人情報を提供する場合において、個人情報の提
供を受ける者が、法令の定める事務又は業務の遂行に必要な限度で提供した個人情報を利用し、かつ、利用することについて相当な
理由があるとき。
(4) 専ら統計の作成又は学術研究の目的のために必要と判断されるとき。
(5) 明らかにお客様の利益になると判断されるとき。
(6) その他保有する個人情報を提供することについて特別の理由があるとき。
ただし、機構は借入申込時にご提出いただく「個人情報の取扱いに関する同意書」に記載する第三者に対して業務の遂行上保有する
個人情報を提供することがあります。提供に当たっては、当該第三者に対し、提供した個人情報の利用の目的及び方法を制限し、個人
情報の安全確保の措置を講ずることを求めます。また、機構が業務の遂行上経常的に提供する個人情報の内容、提供先の第三者におけ
る個人情報の利用目的等を、機構のホームページ上に公表します。
7 個人情報ファイル簿の作成及び公表
機構が保有している個人情報ファイルについては、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第59号)
の規定により、個人情報ファイル簿を作成し、機構のホームページ上及び下記のお問い合わせ窓口において公表します。
8 個人情報の開示、訂正及び利用停止
機構が保有する個人情報について、開示、訂正及び利用停止の請求があった場合は、請求者がお客様本人であることを確認した上で、
特別な理由のない限り速やかに対応します。請求の手続及び開示に係る手数料の額は、機構のホームページ上に公表します。
9 お問い合わせ窓口(個人情報保護窓口)
(1) 機構の店頭(借入申込時にご提出いただく「個人情報の取扱いに関する同意書」をご覧ください。)
(2) 機構のホームページ http://www.jhf.go.jp/
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お問合せ先
住宅金融支援機構
お客様コールセンター
ハロー フラット 35
0570-0860-35
一般電話からは、全国どこからでも市内通話料金でご利用いただけます。
ご利用いただけない場合(IP電話、PHSなど)は、次の番号におかけください。
TEL
営業時間
毎日
048-615-0420
9:00~17:00(祝日、年末年始を除く)
機構支店のご案内
支店
営業エリア
支店所在地
北海道支店
北海道
〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西 13-3-13
東北支店
青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
〒980-0812 宮城県仙台市青葉区片平 1-3-18
北関東支店
首都圏支店
栃木県 群馬県 新潟県 長野県
茨城県 埼玉県 千葉県 山梨県 静岡県 東京都 神奈川県
〒371-8588 群馬県前橋市千代田町 1-8-8
〒112-8671 東京都文京区後楽 1-4-10
東海支店
岐阜県 愛知県 三重県
〒464-8621 愛知県名古屋市千種区新栄 3-20-16
北陸支店
富山県 石川県 福井県
〒920-8637 石川県金沢市丸の内 4-12
近畿支店
滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
〒541-8546 大阪府大阪市中央区南本町 4-5-20
中国支店
鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
〒730-0011 広島県広島市中区基町 8-3
四国支店
九州支店
徳島県 香川県 愛媛県 高知県
福岡県 佐賀県 長崎県
〒760-0017 香川県高松市番町 2-10-8
〒810-8657 福岡県福岡市中央区天神 4-1-37
南九州支店
熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県
〒862-0950 熊本県熊本市水前寺 2-16-11
機構ホームページ
http://www.jhf.go.jp/
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