学校だより第６号平成２８年 10 月１日学学校校教教育育目目標標共共にに伸伸びびるる子子重重点点目目標標みみががくく『誰かのために』校長瀬戸亮策今日から１０月がスタートしました。早いもので２８年度の半分が過ぎてしまいました。重点目標「みがく」を合言葉に、子ども達が「あいさつ・黙動・かかわり合って学ぶ」に取り組んできました。掃除の時間や給食前の準備の時間は、学校中が静かに黙動に取り組めているので、その時間帯に来校したお客さんはびっくりしています。授業にも真面目に取り組み、脳みそに汗をかいています。そんな子どもたちが、休み時間には思い切りの笑顔で外へ飛び出して行きます。その切り替えがすごいなといつも感心します。地域の皆さんや保護者の皆さんのご理解ご協力のもと、子どもたちの笑顔があふれた半年間であったことを嬉しく思います。ありがとうございました。さて、笑顔といえば、わたしの大好きな紙切り作家の水口千令さんに今月おいでいただきます。毎年５年生の各クラスへ１時間ずつ切り絵の指導をしていただいています。下書きをしないで鋏と紙だけで表現する切り絵の魅力に子どもたちはあっという間に惹きこまれています。そんな水口さんは【人を喜ばせたい】という思いを常に持っています。東日本大震災の際には、東北の子ども達に笑顔と元気を復活させたいと東北の各地をまわって紙切りを披露しました。水口先生は紙切りを楽しんだ子どもたちの笑顔を見るのが好きなので、富士岡小学校でも、子どもたちから笑顔が出てくるよう１時間の流れを考えてくれています。その時間には、紙切りができて楽しいだけでなく（子どもたちに人を喜ばせることの喜びを知ってほしい）という願いを持っています。「子どもたちが、誰かのために切り絵をすることができたらこんな素敵なことはありません。」とよくおっしゃっていました。水口先生から教えを受けた子ども達が、幼稚園や保育園児との交流や地域のお年寄りとの交流に切り絵を活かせたら、きっと素敵な笑顔が富士岡小校区にあふれることでしょう。「みがく」で取り組んでいるあいさつや黙動は、自分ができるようになったら素晴らしい、誰かのために意識してできたら最高です。後期は、学級や学年、学校ががんばって積み上げてきた学習・生活・人間関係を、さらに質を高め、 1つ上の学年をそろそろ意識させながらしっかりとゴールを見据えて元気一杯の富士岡っ子として活躍させたいです。そして、前期に負けない笑顔を子どもたちがたくさん見せてくれることを期待しております。１０月の生活目標みがく貯金くつのかかとをそろえようあいさつみがく貯金各学年便りで、保護者の皆さんには御理解いただいていますが、今月の生活目標、みがく貯金のめあては、上記のとおりになっています。特にあいさつは、校外で自分から進んであいさつできる子どもの姿を目指しています。学校だけでは、呼び掛けや見届けが十分ではありません。是非、御家庭でのお力添えをいただきたいと思います。富士岡小学校の子どもたちは、素直で指導されたことをぐんぐん吸収するすばらしさがあります。あいさつや、靴そろえは、小学生の間に身につければ、一生身体から離れないものになります。どこに出ても恥ずかしくない、大人の立ち振る舞いができる人になります。小さな取り組みですが、富士岡小学校のキャリア教育の一環となる活動です。「勉強しなさい。」の声掛けだけでは、効果はないということを聞きました。勉強したことを見届けてもらえる子、一緒にやってもらえる子はできるようになるそうです。ぜひ、御家族の皆さんで御一緒に、１０月は「くつのかかとそろえ」と「気持ちの良いあいさつ」を心がけてください。学校では、教員が一丸となって、子どもたちの手本になります。９月２０日に行われた５年生の音楽発表会に続き、１０月から１２月にかけて音発表会が次々に開かれます。音楽の授業を中心に練習してきた学級ごとの器楽合奏や学年合唱を子どもたちが一生懸命に披露します。是非、足を運んでください。音楽発表会と合わせて学校開放も行われます。授業の様子も御覧ください。これからの音楽発表会の予定１０月１１日（火）２年生１０月２４日（月）４年生１１月７日（月）６年生１２月２日（金）３年生１２月９日（金）１年生富士岡小学校区では、たくさんの地域の皆様、保護者が「富士岡っ子守る隊」｢かけ込み１１０番の家｣に御加入くださり、富士岡小学校の子どもたちの毎日の登下校や休日の安全が守られています。大きな事件に巻き込まれることなく、子どもたちの安全がまもられています。ありがとうございます。その背景には、登校時の守る隊の方の着ているベストの多さ、かけ込み１１０番の家の看板の多さがあります。ベストや看板が地域ぐるみの、防犯意識の高さを示すものになっています。本当にありがたいことです。しかし、ここのところ発足当時から御加入いただいていた方々の高齢化のための解除が続いています。後日、別紙にてこの２つの防犯活動への加入のお願いを配付します。活動の趣旨を御理解いただき、多くの皆さんに新規加入をお願いしたいと思います。御家族だけでなく、御近所方にも声をかけられるようであれば声をかけていただけないでしょうか。一軒でも、一人でも多くの方に御協力をお願いしたいです。