冬に生きる 女性部の冬期活動

JA 通信
Public Relations Magazine
JA は、地域にくらす一人ひとりの「あってよかった」を創造します。
特集
冬に生きる
女性部の冬期活動
3
vol.215
2016
66
30
底することで準備をしています。管
内の生産者の中には卓越した生産者
も多く、むしろ教わることになる場
合もあるでしょうが、産地力向上の
ためにもご協力をよろしくお願いし
ます。
今、TPPで農産物のマイナス影
響 が 記 事 に な っ て い ま す。 し か し、
日本の消費者は食品に対して非常に
関心が高く、肥料や農薬、食品偽装
などに厳しい目を持ち、産地にもか
なりこだわりがあります。健康意識
も強く、食文化の進んだ日本のマー
ケットは賢いので、私は心配してい
ません。今でさえスーパーに陳列さ
れている食品には外国産がかなりあ
りますが、我々のするべきことはス
イカの新品種「アカオニ」が つの
例になるように、1品1品に時間を
かけながら他産地に負けない付加価
値の高い農産物を作り、販売してい
くことにあります。
いずれ平成 年を目途に、農業形
態は一変すると思わなければなりま
せ ん。
「 守 る 」 農 業 は 終 わ り「 挑 戦
する」農業へ、皆さまと知恵を出し
合いながら向かっていく所存です。
●代表理事専務 鷹田 直
りの差がついている状況です。それ
だけ秋田県の農家はお金がないこと
を意味しています。前回のエッセイ
でも触れましたが、適地を団地化し
ながらの園芸品目の新規導入や振興
は絶対に必要なのです。
そして更に力を入れなければなら
ないのが、生産者とJA、行政が三
位一体となってのマーケティングで
す。 マ ー ケ ッ ト イ ン の 考 え の 中 で、
生産者の技術や努力による高品位な
農産物とJAの営業力が1つにな
り、行政とも連携した生産者と消費
者を繋ぐ仕組みの構築を大きくして
いかねばなりません。マーケティン
グとは売ることだけではなく、生産
も 一 緒 な の で す。「 産 地 や 生 産 者 の
名前を消費者に繋げる。消費者の声
が生産者に届く」という仕組み。農
村と都会をどう繋げるのか、マーケ
ティング次第で産地の格差が大きく
なる時代が必ず来ます。もちろん面
倒なことや手間のかかることも出て
くるでしょう。しかし、その手間に
お金が付いてくると思っています。
ほ
当JAでは、今年から専任指導班
を組織して組合員宅と圃場巡回を徹
1
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JA通信
「守る」農業から「挑戦する」農業へ
る農業をしていくのか、何を示して
いくのかではないでしょうか。儲か
る仕事には黙っていても後継者は生
ま れ て き ま す。「 育 て る 」 の で は な
く「育つ環境づくり」です。
管 内 に は 複 合 品 目 を 取 り 入 れ て、
しっかりとした営農経営をしている
担い手や組織があります。その方々
をお手本にしながら、どう儲かる農
業を提案していくのかが、数年先を
見据えた今のJAの課題であり、仕
事であると強く感じております。集
落営農組織や農業法人ができ、個人
の農家も大規模になってきた今こそ
更なる工夫が必要なのです。
米依存といわれますが、私は決し
て間違っていたとは思いません。米
は日本の主食であり、管内は冷害も
なくしっかりと実りの秋を迎えられ
る地域であることから、これまでは
当然のことでした。ただこれからは
生産調整地にもっと付加価値の高い
作物の導入や拡大が不可欠です。当
JAは県内では複合化が進んでいる
方ではありますが、他県と比べれば
まだまだ足りません。県の農業総産
出額をみても東北では最下位とかな
30
組合長と両専務が自由につづる、リレー形式のエッセイ 小田嶋組合長 》》佐藤専務 》》 鷹田専務 》》
第10回
3 月 に 入 り す っ か り 春 め い て き ま
した 。 今 季 は 雪 が 比 較 的 少 な く 果 樹
農家 の 努 力 も あ り 、 大 き な 雪 害 も 聞
こえ ず に 「 ホ ッ 」 と し て い る と こ ろ
です 。 夏 野 菜 の 苗 は 接 ぎ 木 の 時 期 に
もな り 、 育 苗 農 家 は 忙 し く な っ て い
るこ と と 思 い ま す 。
皆 さ ま に お か れ ま し て は 、 そ れ ぞ
れ今 年 の 営 農 計 画 を 立 て て 雪 消 え を
待っ て い る と 思 い ま す が 、 J A と い
たし ま し て も 年 の 単 年 度 計 画 と
年ま で の 3 ヶ 年 計 画 を 立 て て 、 職 員
の人 事 異 動 も 行 い 、 新 し い 年 度 の ス
ター ト を し よ う と し て お り ま す 。
長 期 計 画 を 立 て る に あ た り 、 課 題
の1 つ に 後 継 者 問 題 が あ り ま す 。 そ
れ は 全 国 的 な 問 題 で も あ り ま す が、
日本 に お け る 農 業 者 人 口 の 割 合 は わ
ずか 2 % 台 に な っ て し ま っ た こ と で
す。それも平均年齢は、 歳…。「集
積を し て 大 規 模 に し た け れ ど 後 継 者
がい な い 」 そ ん な 言 葉 も 聞 こ え て き
ま す。 後 継 者 を ど う 育 て る の か …。
そも そ も 論 か ら 理 想 論 ま で い ろ い ろ
出て き ま す 。 国 の 政 策 も 大 事 な こ と
では あ り ま す が 、 何 よ り 大 事 な こ と
は、 今 就 農 し て い る 我 々 が ど う 儲 か
28
表紙の人たち
CONTE
NTS
22 インフォメーション
き
28 ふるさとの民話
JAの概況
28
24 職員人事異動のお知らせ
発 な 意 見 と 協 議 の も と、
管内の園芸振興が計画
以上に達成できるよう
に尽力したい」と思い
を述べていました。
2 月 中 旬 に は、 上 京
して重点市場会議で平
成 年度の生産販売計
画の提示と協議を行っ
て き ま し た。 ま だ 雪 が
残 る 3 月 で す が、 す で
に計画は動き始めてい
ます。
28
(2月5日/よこてシャ
イニーパレスにて撮影)
13
け て、 園 芸 作 物 生 産 振
興方策についての報告
や 生 産 販 売 計 画、 目 標
達成方策についての提
案 が 行 わ れ ま し た。 な
か で も 重 点 施 策 に は、
出向く営農指導に特化
し た「 生 産 指 導 班( 園
芸 8 人、 稲 作 6 人 ) の
設置」による農家所得
の 拡 大 と「 横 手 市 と の
事業連携による生産振
興 」 が 新 規 に あ げ ら れ、
「一組織一園芸作物作付
運動」の継続も協議さ
れました。
20 バラエティコーナー
今 年 度の園 芸 作 物の結
果を踏まえ、管内の園芸
振 興のためにさ ま ざ ま な
対 策を協 議し、新 年 度の
販 売 計 画の 目 標 達 成 を
誓った 「 園 芸 振 興 連 絡 協
議会」の皆さん。
管 内の 園 芸 重 点 部 会
(西瓜、きゅうり、トマト、
枝 豆、アスパラ、 花 卉 総
合、きのこ総合、りんご、
ぶどうの各 部 会 )の代 表
で構 成された同 協 議 会
は、2月5日、よこてシャ
イニーパレスで第2回の会
議を開きました。
18 ふるさとサロン
同協議会の佐藤孝弘
会長(前列中央)は「活
16 営農ワンポイントアドバイス
「園芸振興連絡協議会」の皆さん
02 NEW!トップエッセイ
協 議 事 項 は、 平 成
年度事業計画策定に向
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23
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03 もくじ/表紙の人たち
04 特集
冬に生きる
女性部の冬期活動
10 ニュース&トピックス
14 ふるさとホットライン
15 地元の高校生が行く!
突撃!アグリリポート
冬に生きる
女性部の冬期活動に 明 日 の 活 力 を 探 る
JA女性部は1月から2月にかけ
て、各支部で生活工夫展などの冬期活
動を行いました。部員のアイデアが光
る料理や手芸品などのほか、健康づく
りに役立つ情報もたくさん!毎日の暮
らしをもっと豊かにしてくれる、女性
部の冬期活動をご紹介します。
(▲1月7日/増田支部 生活工夫展での調理実演)
支店福引貯金に合わせて実施!
多くの来店者でにぎわう
生活工夫展 (1/ 7)
増 田
①
③
②
④
①実用的な手芸品から民芸品まで多数出品。多くの来
店者の目を引く ②部員との交流も楽しみの1つ ③実際に手に触れて工夫点を確認していた ④出品さ
れた料理の試食も用意されていた
増田支部は1月7日、「 第5回生活工夫
展」を増田支店で開き、部員や来店者など
150人が参加しました。趣向を凝らした料理
や手芸品が101点出品され、参加者は料理を
試食したり、見事な手芸品を手に触れたりし
ながら出品者とのコミュニケーションを楽し
んでいました。さらに、部員が講師役となり
エーコープの「むしパンミックス」を活用し
た調理実演も午前と午後の2回実施しまし
た。りんごケーキやみかんケーキなどの実演
を見ながら、参加者の1人は「とても分かり
やすい。レシピを見ながらの実演は参考にな
る」と喜んでいました。
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お手軽バックのクラフトバック
3週に渡って製作!
手芸教室 (1/13.20.27)
大 雄
①
③
②
④
①クラフトバック作り教室にはたくさんの部員が参
加した ②完成形を見本として置いて部員のやる気
を維持 ③手順を確認しながら順に編み上げる地道
な作業 ④洗濯ばさみも作業道具として活用した
大雄支部は1月13.20.27日と3週に渡り、
「 クラフトバック作り教室」を大雄支店で
開き、33人の部員が参加しました。同支部
では、毎年冬の忙しさの一段落したこの時期
に冬期教室を開き、手芸や料理などを学びな
がら仲間作りや情報交換を行っています。今
回の教室では、昨年のクラフトバック作りよ
りレベルアップしたもの。クラフトバックは
針や糸を使わずにクラフトを編むだけで素敵
なバッグやカゴを作ることができる上に、ア
イデア次第でさまざまな形に編み上げること
が可能です。丈夫な上に素朴な風合いで、人
気のある手芸。部員同士はお互い協力し作り
ました。
かわいいミニ小物入れ♪
ハート飾りのバスケット
ハンドメイド教室 (2/ 2)
十文字
十文字支部は2月2日、「ハンドメイド教
室」を十文字営農センターで開き、26人の
部員が参加しました。昨年の冬期活動のPP
バンドでのカゴ作りに続き、今年はハート飾
りのバスケット(クラフトカゴ)を副部長の
五十嵐さんが講師となり、わかりやすく説明
しながら製作に挑戦しました。女性らしい
ハート飾りの付いたバスケットは、小物入れ
としてもピッタリ。初心者でも短時間で作る
ことのできるバスケットに部員は達成感を十
分に感じていました。部員の1人は「とても
かわいい小物入れができてうれしい」と笑顔
で話していました。来年は毎週1回ずつ計4
回に渡って、クラフトバックを製作する予定
です。
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①
③
②
④
①五十嵐副部長がわかりやすく講師を務めた ②バス
ケット作りに挑戦する部員 ③早い人は150分で作り
上げていた ④かわいいハート飾りの付いたバスケッ
トは小物入れにピッタリ
創作品・お菓子・特産品など
5部門に165点出品!
生活工夫展 (2/ 3)
横 手
横手支部は2月3日、「第18回女性大会な
らびに生活工夫展」を横手支店で開き、部員
や地域住民など141人が参加しました。工夫
展には創作品やお菓子、特産品など5つの部
門に165点の作品が出品。会場では様々な創
作料理のほか、編み物やバッグなどの力作が
並び、訪れた人たちの目を楽しませていまし
た。なお、主な受賞者は以下の通りです(敬
称略)
。
【女性部長賞】
「布ぞうり」鈴木裕子(境町)
【組合長賞】「山内人参ミルフィーユ」高橋香
代子(山内) 【横手市長賞】「えごま寒天」
小川良子(中央) 【平鹿総合病院長賞】「切
り干し大根のゴマあえ」大山芙美子(中央)
①
③
②
④
①芸能発表も行い、部員が日頃の練習の成果を披露し
た ②女性部長賞を受賞した鈴木裕子さん ③ラフ
ターヨガ認定ティーチャ―の伊藤晴美氏が講習を行っ
た ④会場は笑いのエネルギーに満ちていた
簡単な運動で健康的に
お決まりのポーズで笑いを呼ぶ
健康の集い (2/ 5)
増 田
①
③
②
④
①大きさも重さもバラバラのペットボトルをどのよう
に並べるかが勝負を決める ②投球前にはお決まりの
ポーズ ③ボール転がしリレーも行った ④レイン
ボー体操は椅子に座った状態でできる簡単な体操
増田支部は2月5日、「健康の集い」を亀
田地域センターで開き、40人の部員が参加
しました。運動不足になりがちな冬を健康的
に過ごすために、簡単な体操(レインボー体
操)やゲームをして楽しみました。参加者は
4チームに分かれてのチーム戦。スプーン競
争やボール転がしリレー、ペットボトルボー
リングなどのゲームを行い、順位で点数を決
め競い合っていました。チーム戦とあって、
お互い応援も白熱。ペットボトルボーリング
では、投球前にお決まりのポーズをして気合
を入れていました。参加者は「みんなで行う
ゲーム運動はとても楽しめる」と話していま
した。
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6
①
④
②
⑤
③
①参加者はよく笑うみんな笑顔の健康美人 ②運動指導士による指導で
健康体操を行った ③運動指導士の佐々木英行さん(左)と工藤優寛さん
(右)
④生け花やフラワーアレンジの展示もあり華やかであった ⑤手芸
品を手で触れ感心する参加者 ⑥さまざまな用途のカゴが展示された
⑥
健康づくりへの意識高めて
身体も心も健康に♪
健康まつり (2/ 6)
平 鹿
平鹿支部は2月6日、健康推進協議会と合
同で、「第13回健康まつり」を平鹿支店で開
き、171人の部員が参加しました。平鹿総合
病院保健活動室の運動指導士による健康レク
リエーションで、体の健康を意識させた後、
地場産食材をふんだんに使った昼食をいただ
きました。その後、アトラクションとして演
奏会と芸能発表を行いました。演奏会は「春
のミニコンサート」~アンサンブルニッセ~
では4人の演奏者を招き、誰もが知っている
おなじみの曲など演奏。参加者は「すてきな
演奏で身も心も健康になったような気がす
る。来年も楽しみ」と笑顔で話していまし
た。
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⑦
⑨
⑧
⑩
⑦すてきな音色は参加者を楽しませた ⑧地場産食材
を多く使った安全安心な昼食ランチ ⑨助け合い組織
「ひらり」の会員による踊り ⑩農産物や加工品、
エーコープ商品の直売もあり、大いににぎわった
今年のテーマは「豆」
各支部から17作品が出品
食を楽しむ集い (2/16)
金 沢
金沢支部は2月16日、「第10回食を楽し
む集い」を金沢公民館で開き、部員や地域住
民など85人が参加しました。地域の農産物
を使った加工品や伝統食を多くの人に味わっ
てもらうことで、食の豊かさを再発見し、地
域の交流の場にしようと毎年行っています。
今回のテーマは「豆」。部員らは、豆を使っ
た家庭料理を支部(町内)ごとに分かれて出
品。「ごはん部門」「お惣菜部門」「お菓子部
門」へ計17品の料理が出品され、参加者全
員で試食した後、投票によって入賞作品を決
定しました。恒例のおたのしみ抽選会も実施
し、最後まで楽しめる集いとなっていまし
た。
①
③
②
④
①試食の場は楽しいお話の場でもある ②列に並びす
べての出品を1つずつもらう参加者 ③試食しながら
投票用紙に記入する ④豆を使った家庭料理は17点
も出品された
生活工夫展と健康講話
女性部ならでは活動が満載
女性部祭 (2/24)
雄物川
①
③
②
④
①組合長賞を受賞した「こたつ掛け」についての講評
をする小松さん(中央) ②入賞作品を手に持って確
認する参加者 ③表彰を祝福する拍手は会場内に響い
た ④チャリティバザーも行った
雄物川支部は2月24日、「第4回女性部
祭」を雄物川コミュニティセンターで開き、
部員や来場者など112人が参加しました。
75点出品された生活工夫展において、審査
員の栄養士の小松千織氏による講評があり、
入賞した1品1品に丁寧に説明がありまし
た。その後、健康の駅の佐藤学氏を講師に迎
え、「美容と健康」と題した健康講話が行わ
れました。なお、生活工夫展の主な受賞者は
以下の通りです(敬称略)
。
【組合長賞】
「こたつ掛け」佐々木弘子(狼沢)
【女性部支部長賞】
「アップルグラッセ」柴田
清子(三ツ屋)
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8
②
①
④
③
①糸ウリを使った料理を参加者全員に行き渡るように
たくさん作ってきた部員 ②さまざまな種類の漬物を
出品してきた部員 ③雑誌「家の光」(2015年10月
号)の記事活用で作ったネックレス ④和紙で作った
おひなさま ⑤出品した料理は昼食で試食した
⑤
心豊かな暮らしを応援
講話と実演、講習に大満足
生活工夫展 (2/25)
大 森
大森支部は2月 25 日、「第6回生活工夫
展」を旧本店営農経済部(八沢木)で開き、
部員や地域住民など 90 人が参加しました。
工夫展には「食の部」「創作の部」「家の光
記事活用」の3部門に、趣向を凝らした作品
160 点が集結。参加者の注目を集めていま
した。このほか、「コンカツについて」の講
話やおやきの実演、エーコープ商品の講習な
ど役立つ内容に参加者は満足していました。
参加者の1人は「女性部の活動はすぐに暮ら
しの中に取り入れることができる内容が多
い。今後も女性部活動を通して仲間を増やし、
心豊かな暮らしをしていきたい」と笑顔で話
していました。
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⑥
⑧
⑦
⑨
⑥実演や講習会は参加者のすぐ近くで行われた
⑦出品した作品に注目する参加者 ⑧おやきの実演をし
た守屋法子副部長(左)
⑨エーコープかつおだしの活
用法を説明したハウスウェルネスフーズの武田裕氏
March 2016
▲熱戦を繰り広げる参加チーム。写真は決勝戦の「大雄クラブ」(左)対「朝倉クラブ」(右)
第9回JA杯バレーボール大会
10チームが集結
ふるさと杯かけ熱戦
2月6日、「JA秋田ふるさと杯9人制女
子バレーボール大会」を市立雄物川体育館で
開きました。地域の恒例行事として定着しつ
つある本大会は、今回で9回目。管内を活動
拠点とする10チームがエントリーし、10代
から60代までの選手など111人が参加しま
した。
選手らは日頃の練習成果を発揮しようと、
声をかけ合いながら粘り強い試合を展開。全
チームにシイタケやホウレンソウなどのJA
産品が当たる抽選会も実施し、地産地消をP
Rしました。なお、大会の結果は次のとお
り。
▲優勝した「朝倉クラブ」の面々
【優 勝】
朝倉クラブ(初優勝)
【準優勝】
大雄クラブ
【3 位】
増田マザーズ、平鹿愛好クラブ
協賛企業一覧
開催にあたり、次の企業からご協賛をいただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
㈱アクアス、森永大森販売、アキタアルペンスポーツ湯
沢店、㈱Aコープ北東北、㈱田園、㈱ふるさとオートラ
ンド、㈱ふるさと葬祭アグレム、㈱ふるさと燃料サービ
ス (順不同・敬称略)
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第 16 回健康推進大会
自らの健康は自らの手で
健康管理への意識高める
「第16回JA秋田ふるさと健康推進大
会」(主催:健康推進協議会・JA)が3
月2日、平鹿総合病院で開催され、各支部
の会員や病院関係者など150人が参加しま
した。「自らの健康は自らの手で」をモッ
トーに開催された大会では、岩手大学保健
管理センターの立身政信教授による「農作
業事故を防ぐために」と題した講演のほ
か、本誌の健康情報に寄稿いただいており
ます平鹿総合病院農村医学研究所の佐々木
司郎講師による講話と同じく田村早希氏に
よる塩分と高血圧のクイズの結果報告など
が行われました。また、会場には健康相談
や介護相談、血圧測定ができるコーナーの
ほか、福祉用具の展示も用意され、参加者
は健康管理への意識を高めていました。
▲佐々木司郎氏
▲田村早希氏
▲立身政信教授
▲健康体操(レインボー体操)も行った参加者
女性塾閉講式
4 期生19人のうち
15人が修了証を授与
▲第4期生の面々。管内の30代から50代の女性
が参加した
▲小田嶋塾長から修了証を受け取る受講生
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JA秋田ふるさとが今年度開講した
「女性塾〝月イチ!きらきら〟」の全講
座が2月17日に閉講し、全6講座のう
ち5講座以上を受講した15人の受講生
に小田嶋塾長(組合長)が修了証を授与
しました。さまざまな講座を通して日々
の暮らしをもっと豊かにしてもらおう
と、第4期を昨年9月に開講。毎月、郷
土料理講習や防災講座、アロマテラピー
など、暮らしに関する講座を受講しまし
た。雑誌「家の光」もテキストとして活
用しながら授業を実施し、受講者から好
評を得ました。受講者の1人は「学んだ
ことがすぐに実践できて、家族からも好
評だった。今後も日々の暮らしをもっと
楽しみながら、JAも活用していきた
い」と話していました。なお、同塾は来
年度以降も実施予定です。
園芸作物営農指導養成講座
園芸作物生産拡大推進セミナー
JA秋田ふるさとは2月、職員向け連
続講座「園芸作物営農指導養成講座」
を開講しました。営農担当職員の意識
向上と中長期的視点に立った人材の育
成、生産農家とのより一層の結びつきを
図るため、営農担当職員を対象に3月ま
での期間中、計8回実施。組合員の園
芸作物導入によるさらなる複合化を見据
えて、営農技術相談への対応力向上を目
指します。毎週1回業務終了後、約90分
に渡って講義を実施。本店の園芸品目
担当者や県農業振興普及課が講師とな
り、アスパラガスやトマト、スイカなどの
当JAの重点品目を中心に、栽培と基礎
を学んでいます。
県とJA秋田ふるさとは2月9、10日
の両日、
「第4回園芸作物生産拡大推
進セミナー」を農産物総合分析センター
2階で開き、園芸品目の導入で経営の
複合化を目指す農家や法人、集落営農
組織の代表など計136人が参加しまし
た。園芸品目の作付けを推進し、農家所
得の向上や経営の安定化を図ろうと開
いた同セミナーで、参加者はスイカやトマ
ト、キュウリなどの対象作物11品目の説
明を受けました。県農業振興普及課の日
野誠志課長は「農家所得が米価によっ
て左右されないよう、園芸品目を経営に
取り入れ足腰の強い農業をしてほしい」
と話していました。
▲栽培知識の向上へ熱心にメモをとりながら学ぶ
職員
▲各品目50分ずつの説明のほか、個別の作付け
相談会も開いた
職員の指導力を強化
営農技術相談へ対応
園芸導入で複合化を推進
農家所得の向上を
JA直売の会「ふるさと安心畑」
横手の「食」発見!
地場産で安心安全をPR
JA直売の会「ふるさと安心
畑」は2月 日、地場産の農産
物を食べて安全安心で健康な食
生活を送ってもらおうと、JA
子育て支援施設「りんごちゃん
ひろば」でPR活動を行い、利
用者親子 組 人が参加しまし
た。会員による紙芝居と直売所
情報など地場産の農産物をP
R。参加者は、農産物の保存方
法やその種類など、普段の疑問
を 質 問 し て い ま し た。 そ の 後、
直売所で販売している「手作り
あ ら れ 」 や「 り ん ご ジ ュ ー ス 」
のほか、リンゴもプレゼントし
て 参 加 者 に 喜 ば れ て い ま し た。
参加者は「生産者の顔が見えや
すい直売所をもっと利用した
い」と笑顔で話していました。
▲紙芝居は、リンゴ栽培について
15
30
18
▲会員からプレゼントをもらう参加者
JA通信
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産地指定需給米生産部会実績検討会
業務用米「萌えみのり」
計画を上回る出荷量
JA産地指定需給米生産部会
は2月9日、初めての実績検討
会をよこてシャイニーパレスで
開き、栽培契約先の㈱ヤマタネ
や部会員など 人が参加しまし
た。外食・中食の業務用米向け
の「萌えみのり」を栽培出荷し
ている同部会では、2015年
度出荷量が525トン(計画比
9%増)となりました。多収性
品種と短稈のため倒伏しにくい
特徴を生かした追肥などの肥培
管理の徹底が奏功。同部会での
アール当たり平均収量は移植
栽培で675㌔、直播栽培でも
548㌔に達していました。斎
藤孝悦部会長は「栽培管理の徹
底 で 確 実 に 生 産 数 量 を 確 保 し、
実需とのつながりを強化してい
こう」と呼び掛けました。
10
た ん か ん
▲初の実績検討会に大勢の部会員が参加
47
▲安定生産を呼び掛ける斎藤部会長
JA住宅ローンセミナー
資金計画を応援!
個別相談会も実施
13
JA通信
地域営農ビジョン審議会
支店単位で策定
地域農業の将来像を探る
JA秋田ふるさとは2月21日、「第
17回JA住宅ローンセミナー」をよ
こてシャイニーパレスで開き、地域住
民12組19人が参加しました。農林中
央金庫秋田支店の担当者による「住宅
ローンの上手な借り方・返し方」と題
したセミナーのほか、専門スタッフに
よる個別相談会も実施しました。参加
者は、融資での流れや建築時の諸経費
などについて質問しながら、熱心に検
討していました。なお、当JAでは本
店融資専門窓口「ローンセンター」や
各支店などで、随時住宅ローンについ
てのご相談を受け付けています。お気
軽にご利用ください。
JA秋田ふるさとは2月22日、よ
こてシャイニーパレスで地域営農ビ
ジョン審議会を開き、組合長が委嘱し
た各地区運営委員や法人・集落営農連
絡協議会の会長、青年部・女性部の部
長などの審議員によって、「地域営農
ビジョン」が審議されました。人・農
地プランを踏まえて地域農業の将来像
を「地域営農ビジョン」として支店単
位で策定し、実践することを目的とし
て、各営農センター長より地域の課題
と対策が説明されました。なお、決定
した内容につきましては、後日資料に
まとめ、皆さまへお知らせいたしま
す。
▲お得な最新の情報が公開され、参加者は熱心に
メモを取りながらセミナーに臨んでいた
▲今後の各地域と担い手の在り方、地域農業振興
計画への位置づけなどを審議した
2016. 3
JA青年部
担い手不足解消と魅力ある農業・農政について
市長と組合長・青年部の意見交換会
①
②
③
④
JA青年部は2月22日、よこてシャイニーパ
レスで「市長と組合長・青年部の意見交換会」
を開き15人が参加しました。青年部が定期的に
行っている市長との意見交換会に今回初めて小田
嶋組合長も参加し、「担い手不足解消と魅力ある
農業・農政について」をテーマとして、お互いの
意見や要望を出し合い、親交を深めていました。
①永須巧部長があいさつ ②髙橋大市長 ③青
年部出身でもある小田嶋契組合長 ④柿崎和俊
前部長
JA女性部
にゅう
「乳和食」で今から減塩対策
JA女性部フレッシュ部会
JA女性部フレッシュ部会は2月21日、平鹿支
店で「フレッシュの集い」を開き22人が参加し
ました。講習会では、助け合い組織連絡協議会の
佐藤節子会長と東海林節子さんを講師に迎え、料
理講習を実施。牛乳を使った「乳和食」は減塩対
策になるとして、フレッシュ世代から減塩で健康
を維持しようと、乳和食レシピ6品の調理に挑戦
しました。その後の試食・交流会で、参加者たち
は「お塩が無くても十分に味があっておいしい」
と笑顔で話していました。
【講習会メニュー】
さばのミルク味噌煮、かぼ
ちゃのミルクそぼろ煮、肉
詰め高野豆腐と干しシイタ
ケのミルク煮、カッテージ
チーズ入りサラダ、乳清豆
ごはん、ねぎ と わ か め の
ヨーグルトみそ汁、長いも
まんじゅう
①
②
③
①②レシピを確認しながら調理をする参加者 ③ひな祭りに向けた「長いもまんじゅう」も学
んだ
JA通信
2016. 3
14
109時間目
当JA産品を代表する「しいたけ」
生産現場で農家のこだわりを調査!
菌床しいたけの栽培管理を
学びました!
横手城南
高校
2年
照井
友香さん
ゆ
①
か
2年
有原
優乃さん
ゆ
の
私たちは今回、JA秋田ふるさときのこ総合
部会の佐藤伸悦さんを取材させていただきまし
た。佐藤さんは会社勤めをしていた頃、人と農
業の深いつながりに気付いたことをきっかけに
就農し、7年前からしいたけ栽培を始めたそう
です。佐藤さんが作っている「菌床しいたけ」
は菌床ブロックを使って栽培するしいたけで
す。1年を通して出荷することができるよう
に、収穫用ハウスと培養用ハウスを半年ごとに
②
使い分けて、効率良く栽培しています。
③
しいたけの栽培は、農作物の中でも温度や湿
度の微調整が重要になります。湿り気も乾燥も
必要で、状態を見ながらその作業を繰り返しま
す。佐藤さんのこだわっている太くふっくらし
た肉厚のしいたけを育てるためには、1つのブ
ロックから4~5個のしいたけを栽培すること
が理想的で、数の調節も行っています。しいた
けにストレスや刺激を与えることが必要で、ハ
ウスの温度に寒暖差をつけたり、ブロックを軽
④
①佐藤さんのハウスは、冬は暖かく夏は涼しくしいたけに
とっても人にとっても過ごしやすい ②1つの菌床ブロッ
クから毎日1本ずつ収穫できるような栽培が望ましい
③収穫も体験した ④菌床ブロックの硬さや匂いなど、初
めてのことに感動した
く叩いたりするそうです。刺激の強度によって
は芽が多く出てしまい、しいたけが小さくなっ
てしまうので、間引きの作業もするそうです。
これらの作業を佐藤さんは奥さんとの二人三脚
で丁寧に行い、質の良いしいたけを作っていま
す。
私たちも佐藤さんのしいたけをいただきまし
◀肉厚なしいたけ
は、弾力のある食
感と豊かな風味が
特徴
たが、あれほどジューシーでうまみのあるもの
は初めてで感動しました。醤油やチーズと食べ
ることが私たちのオススメです。これからも美
味しいしいたけを作ってください。佐藤さん、
ありがとうございました。
15
JA通信
2016. 3
導
【営農指
】
畑で育つ野菜は
おいしい!
3月に入り雪融けも進みつつありますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。現時点では雪融けが早いと予想されま
すが、雪が融けて土が見え始めれば、いよいよ土耕民族の血が騒ぎ出す頃かと思われます。
生 産 部 会 に 加 入 し 生 産・ 販 売 し て 収 益 を 上 げ て い る 方 や 家 庭 菜 園 で 野 菜 を 作 っ て 去 年 よ り も 良 い 野 菜 を 収 穫 し た い と 考
えている方、また今年からプランターやベランダなどのミニ菜園から野菜作りを始めようかなぁと考えている方など、さ
まざまな生産者を応援するため、今回の営農ワンポイントは通常の倍のページを使い、野菜作りの基本である「土づくり」
についてご紹介します。「土づくり」の目的や良い土の条件で形成される団粒構造について、イラストで説明しております
ので、ぜひご参考にしてください。
この3要素のいずれかに問題
や多収穫も望めませんので、
◆土づくりの目的
があれば生育停滞や病虫害の
「 土 づ く り 」 と は 何 の た め
に行うのか、その目的を考え
バランス良く高めていくこと
発生が出やすくなり、高品質
てみましょう。
が「土づくり」と言えます。
・栄養価や日持ちが良くなる
根が呼吸出来ないと、水分や
水分や養分、酸素を必要に
応じて作物に供給できること
1、保水性、排水性(物理性)
◆良い土の条件
・病害を出さない
・高品質が期待できる
・多収穫が期待できる
・安全性が確保される
・作物本来のうまみ、食感が
このような土づくりの目的
を実現してくれる土壌は、物
養分の吸収が上手くいかず生
楽しめる
理性・生物性・化学性のバラ
育が阻害されます。
が大事で、水が溜まりやすく
ンスが健全な土と言えます。
16
2016. 3
JA通信
土づくりは野菜づくりの基本です。健全な
【指導員】 園芸果樹課(専任指導) 佐藤 譲
2、通気性( 物理性 )
しょう。
なりますので、石灰5:苦土
通気性の良い土では根が活
発に伸び、水はけの悪い土で
入って根に供給されます。
移動し、重力によって空気が
えて微生物の活動を盛んに
落葉や粗大有機物が含まれ
ている土は、養分や水分を蓄
性・生物性・化学性)
4、良質有機物と腐植(物理
2:加里1の比率を保ちま
根が健全に生育するために
は酸素(空気)が必要です。
は通気性が悪く、根張りが悪
し、作物にとって有益な作用
水やりをすると水は下の方に
くなり生育も停滞します。
が多くあります。
腐植は地力となり団粒化に
役立ち、保水性・排水性・保
3、保肥力、適正酸度(PH)、
塩基(養分)
バランス(化学性)
やすくします。
肥性・通気性のある土になり
保肥力とは養分を蓄えてお
く力(CEC・塩基置換容
量)のことで、粘土質の割合
菌、カビなど)が棲息し、こ
5、土壌生物(生物性)
作物にとって適した酸度を
保たないと特定の養分を吸収
れらの活動は団粒構造が進
が高いほど保肥力があると言
しにくくなり、生育が悪くな
み、物理性を高め、有害病原
われています。
ります。
菌などの影響を軽減します。
落葉や粗大有機物には土壌
生物(小動物、微生物、細
また、塩基のバランスも整
えないと特定の養分が土に固
定され、作物に吸収されなく
◆ ◇ ◆
物理性・生物性・化学性の3要素のバランスを良くする
ことで、 畑の土が団 粒 構 造になれば、 おいしい野 菜は目
前です。 皆さんも良い土で野菜づくりを楽しみましょう。
2016. 3
JA通信
17
(出典 タキイ種苗株式会社タキイネット通販ホームページ)
今回登場してくれたのは、平鹿、金沢、
横手、大雄地区のみなさんです。
管内で農業やJAの
組織活動を楽しむ若
手をご紹介します。
まこと
【平鹿】 石川 亮さん(37)
リンゴの産地を守りたい
関東の大学を卒業後、就職は地元へ戻り、食
品関係の仕事をしていた亮さん。30歳の時に
両親の勧めと自分の努力次第で活路が開く農業
に魅力を感じて、県果樹試験場でフロンティ
ア農業研究生として2年間の研修を経た後、
32歳で就農。両親とリンゴを中心とした果樹
畑3.5㌶と稲作1㌶を経営しています。33歳の
ときに妻の尚子さんと結婚し、2歳になるリン
ゴが大好きな娘のいち果ちゃんとのほのぼの一
家。6月にはもう1人新しい家族が増えるとの
事で、増々経営に力が入ります。「適期の作業
を確実に実施することがおいしい果実を作る基
本」と話し、せん定作業に勤しみます。「就農
し改めてこのリンゴの産地を守りたいと強く
思った」と語る亮さん。今後の活躍に期待でき
そうです。
元気なお年寄りを
ご紹介します。
【金沢】
齊藤 勇さん(77)
ひ孫の初節句が楽しみ
7人兄弟の次男で、中学校を卒業後就農した勇
さん。24歳の時、美郷町金沢西根地区から美郷町
野荒町へ婿養子となり、妻の雷子さんと結婚して2
人の子供を授かり、現在は長男夫婦との4人家族。
「近所に住む孫夫婦に昨年の10月に娘が産まれ、
よく訪ねてきてくれる。ひ孫を見るのがとても楽し
み」と笑顔で話します。大きな雛壇を飾り、ひ孫の
初節句をお祝いしていました。勇さんは夫婦で専業
農家をしており、水稲2.2㌶と果樹30㌃のほか、畑
20㌃でエダマメや小菊などを栽培しています。
「何年
やっても1年生という気持ちで、毎日コツコツと働い
ている」と謙虚に話す勇さん。休日は夫婦で温泉へ
行き、体を休めてお互いを気遣っています。
「生きが
いは家族団らんと3度の食事、それに少々のお酒」
と人生を謳歌している勇さんでした。
JA通信
2016. 3
18
次回は 雄物川、横手、大森地区の
みなさんが登場します。お楽しみに!
管内小学校の食と
農をご紹介します。
横手市立境町小学校
6年生 13人のみなさん
校長:髙瀨 聡先生
104年の歴史に幕、最後の卒業生!
境町小学校は、今春、金沢小と黒川小との統
合によって104年の歴史に幕を下ろします。境
町小ではこれまで5240人の児童が卒業してきま
した。最後の卒業生である13人の卒業式は、3
月16日に行われます。田園風景に囲まれた校舎
で、スクスクと育った児童たち。給食では、完食
を目指して〝おかわり″はみんなでジャンケンポ
ン!「6年間の楽しかったこと、嬉しかったこと
などを大切な思い出としてこれからも頑張る」と
元気いっぱいキラキラと輝いていました。
我が家自慢の
レシピを伝授!
【大雄】
斉藤 利子さん
簡単!でも、とってもおいしい♪
【かぼちゃプリン】
● 材料
カボチャ(ペースト)/300g、牛乳/1000cc、砂糖/
250g、ゼラチン剤
(ゼライスなど)
/25g、水/50cc
①カボチャの皮をむき、レンジで温めて潰してペースト
する(できれば裏ごししたほうが、滑らかな舌ざわり
になる)
②鍋に牛乳と砂糖を入れて加熱し砂糖を溶かす
③ゼラチン剤を水で溶いて、②に入れて完全に溶かす
④③にカボチャのペーストを入れてよくかき混ぜる
⑤お好みの容器に流し込み冷蔵庫で冷やしたら完成!
19
JA通信
2016. 3
●今月の最優秀作品
八十歳
よ
柴田 丈生さん(平鹿)
●優秀作品
春迎へ
長期入院
無事卒業
佐々木 幸一郎さん(大森)
ランドセル
N.
ひまつぶしさん(雄物川)
P.
小さくなって
卒業す
酒を断つ
卒業の日は
延期なり
(山内)
佐々木 秀和さん
巣立ちの日
(雄物川)
小野 良子さん
涙の駅舎
金の卵
卒業まだと
種を選る
今月のテーマ:
『卒業』
楽しい川柳作品をお待ちしております。最優秀作品には、素敵な記念品を進呈!
【4月号のテーマ】「新」 【応募方法】ハガキに川柳作品(パズルにご応募の方はその
答えも)のほか、次頁下段の応募方法①~⑥をご記入の上、ご応募ください【応募先】
応募作品数…26作品
〒013-0036 横手市駅前町6─22 総務課 広報担当【応募締切】3月31日㈭必着
■元気なおじいちゃん、おばあちゃ
<作品をご応募いただく皆さまへ> 掲載された作品を横手かまくらFMにおいて随時
んの姿が目に浮かびます。まだま
ご紹介させていただいております。作品と投稿者名(地区は除く)をご紹介しますの
だ現役!でも無理せずに頑張りま
で、ペンネームでのご紹介をご希望の方は必ず記載してください
しょう
<2月号の記事について>
●表紙に登場した「若芽っ娘く
らぶ」の皆さんの生き生きした
姿がとても伝わってきました。
今後、ますますのご活躍をお祈
りいたします。
/大森 N・Kさん(54)
明るい笑顔がステキでした。応
援したいという葉書もたくさ
ん届いていました!
【写真】福祉部より
稲庭手延製麺株式会社様のご
厚意で乾麺6.5kgをいただきま
した。早速2月18日の昼食で温
かい稲庭天ぷらにゅうめんを
提供しました。利用者は「つ
るつるって、うめごど~(の
どごしがよく、おいしい)」と
大好評でした。ご提供ありが
とうございました。
●「農に生きる」の矢野正一さ
ん。真冬にもかかわらずハウス
でラナンキュラスを栽培して
いるなんて、本当にきれいな
ハウスなのでしょうね!夫婦
そろっての農業に仲の良さが
伝わってきます。これからも頑
張ってください。
/大雄 S・Mさん(69)
真冬にハウス内で、花や土を見
ると、ほっと心が和みます。矢
野さんも「真冬に花を愛でるこ
とはいいでしょう!」と話して
いました。1月中旬にいただい
たラナンキュラスの切り花は、
3月になってもまだ咲き誇っ
ています。
●アグリリポートを読むたび
に高校生のやる気って、本当に
素晴らしいと感じます!これ
からの農業にも希望が見えま
す。どうか若い力で、この横手
の発展に力を貸してください。
/横手 F・Nさん(68)
高校生の行動力、やる気をJA
でも応援していきます。
●レシピ「野菜入り大根カツ」
がとてもおいしそうです。作っ
てみようと思いました。
/十文字 K・Sさん(19)
レシピにはファンがとても多
いです。これからも皆さんから
の家庭料理をお伝えします。
管内の風景写真や自慢の逸品、珍品
野菜など、みなさんの「作品」を募
集しています。ご応募は当JAホー
ムページにある専用フォームからお
寄せ下さい。(携帯からは、以下ア
ドレスへ)掲載者には、素敵なプレ
ゼントを差し上げます。
メール【[email protected]】
JA通信
2016. 3
20
簡易食塩摂取量調査結果について
平鹿総合病院 農村医学研究所
佐々木 司郎
前回、健康診断での血圧値が
10年以上、下がっていないこと
をお知らせしました。そこで平
成26年の健診で血圧を下げる大
きな要素としての食塩摂取量を
調査するため、簡単なアンケー
トを実施しました。その結果、
「食塩摂取量が多めで減塩が必
要と思われる方」は全体の6割
を占めており、日本人の1日
摂取目標値である男性8g、女
性7gより多いことが予想され
ました。食品では味噌汁や漬物
などからの摂取が多く、味付け
などに工夫が必要と考えられま
す。さらに男性が女性より多い
結果でした。尿中の食塩量も調
べましたが、アンケート結果で
食塩摂取が多い群では尿中食塩
量が多く、尿中食塩量と血圧は
正比例していることが統計的に
認められました。すなわち、塩
分摂取を抑えると血圧が下がる
ことを意味しています。1日に
1gの食塩を減らすと血圧が1
mmHg下がるという研究結果
もあります。また、摂取食塩の
半分以上が漬物や魚の干物、パ
ンや麺類などの加工食品に由来
しているとも…。外食や惣菜利
用の際には表示されている食塩
量のチェックも必要です。平成
27年度の健診でも同じアンケー
トを実施し、さらに摂取塩分を
抑える効果があるカリウムの摂
取量調査のためのアンケートも
考えております。ご協力をお願
い致します。
春先の和菓子を代表します!
18
17
15
【解き方】全部の問題を解き二重
枠の文字を並べ替えると一つの
言葉ができます。
それが答えです。
ヨ コ の 鍵
【応募方法】※川柳もこちら!
【応募方法】
ハガキに ①答え ②住
所 ③氏名
(当選発表時にペンネー
ムが必要な方は別途記載してくださ
い)④年齢 ⑤電話番号 ⑥当誌を
受け取った場所 ⑦今月の好きな記
事とその理由 または、当誌やJAへ
のご感想をご記入の上、下記まで
ご応募ください。なお、お寄せ頂いた
ご意見は「お手紙」のコーナーにて
ご回答させて頂く場合がございます。
(①~⑦の項目は必須となります)
【応募先】
〒013-0036横手市駅前
町6-22 JA秋田ふるさと総務課・広
報担当
(※応募はホームページから
でもOK。
トップページの「みなさん
の声と作品をお寄せ下さい!」バナー
をクリック!)
【締 切】3月31日㈭当日消印有効
21
JA通信
2016. 3
13 12
■ 2月号の答え/マラソン
■ 2月号の当選者/ P.N.M.
Sさん
(大雄)
、P.N.はなやぎ
さん( 十文字 )、 藤ノ木のり
子さん
(平鹿)
■応募総数/63通
■正解者数/62通
1、 3月3日は──の節句
2、 見せるために物を並べること
3、 マニキュアを塗るところ
4、 脱穀していないイネの実
5、 なるとには、この模様が付いています
7、 前人──の大記録を打ち立てた
8、 チーターやジャガーに似た動物
9、 普通郵便より早く着く──郵便
10、橋の欄干などに付いてる、ネギの花の
形をした飾り
11、貝の中で大きくなる美しい玉
14、朝── 植木── 道具──
15、猛獣を入れるのに適しています
16、日本一広い市、高山市がある県
※クロスワードパズルの各マス目の解答は、当JAホームページでご確認いただけます
タ テ の 鍵
1、月でウサギがぺったん
ぺったん
4、100分の1は厘、
1000分の1は
6、尺貫法の重さの単位の
一つ
7、畑を耕すとニョロリと
出てきます
8、服を着たり二足歩行し
たりする生き物
9、学校を巣立つ生徒を祝
う行事
、犬も歩けば─に当たる
、法隆寺は、聖徳──が
建立したと伝えられて
います
、気を付けの姿勢から頭
を下げつつ腰を折りま
す
、ダイコンやゴボウはこ
の中で育ちます
、世界三大珍味の一つ
ムーミン谷の
人気の
キャラクターが
タオルに!
ムーミン谷の仲間
ウォッシュ2P・タオル1P
3名さまにプレゼント!
マイナンバー提示のお願い
平成28年1月よりスタート
JAでは、取引を行う際にマイ
ナンバーの提示が必要な場合が
ございます。主な取引といたし
まして、個人のお客様では「マ
ル優
(非課税貯蓄)
・マル特」、
「共
済金の受け取り(満期共済金、
死亡共済金、中途給付金、年金
共済、解約返戻金等)」などが
あり、法人のお客様にも「定期
貯金・通知貯金」、「共済金の受
け取り(満期共済金、死亡共済
金、
中途給付金、
解約返戻金等)」
などで必要になります。お客様
のマイナンバーは法定調書や非
課税申告書などへの記載等に使
用いたします。ご不明な点がご
ざいましたら、金融企画課、共
済業務課またはJA各支店金融
窓口までお問合せください。
●お問合せ/金融企画課、共済業
務課または各支店・出張所まで
JAでは、冬期間(12 ~3月)
の事務所駐車場の早期除雪作業
および駐車場所確保などのた
め、一部職員について業務車両
通勤を実施しております。組合
員の皆さまには何卒ご理解くだ
さいますようお願いいたしま
す。
退職者のお知らせ
下記の職員が退職いたしまし
た。長い間お世話になりまし
た。
【2月22日付】
鈴木 博子 (共済業務課)
給与の受け取り口座はJAへ
今ならQUOカード5000円分
JAでは、平成28年春季支部
座談会を3月16~18日の期
間、開催します。各支部へ理事
や職員が出向き、情報をお伝え
して、組合員の皆さまからの声
をお聞きしJA運営へ反映させ
ます。日程につきましては、各
支店からの通知をご確認くださ
い。JAは、座談会も組合員の
皆さまと接する貴重な機会と考
えております。ぜひ、座談会会
場へ足をお運びください。
パソコンやスマートフォンから
口座開設のお申し込みができ、
さまざまな銀行のATMで便利
に利用できるJAカード。平日
日中に無料で利用できるATM
台数は、業界トップクラスの
約9万3000台。JAで新たに
給与受取口座を指定いただくと
「松下奈緒のJAバンクオリ
ジナルQUOカード」5000円
分を先着10万名様にプレゼン
トします。
●お問合せ/各支店・営農セン
ターまで
●お問合せ/金融企画課または各
支店・出張所まで
右から大雄支店、平鹿支店、農林中央金庫秋田支
店山本支店長、佐藤専務、本店
職員の業務車両通勤について
春季支部座談会を開催
3月16日~18日の期間
JAバンクあきた個人貯金県域表彰 平鹿支店が全県1位
表彰対象の上位10店舗に当JAからは3店舗
JAバンクあきた個人貯金県域表彰(農林中央金庫秋田支店主催)におい
て、当JA平鹿支店が全県で1位の実績を上げ表彰を受けました。2月22
日、農林中央金庫秋田支店の山本支店長が来組し行った表彰では、1位の
平鹿支店のほかに2位の本店と6位の大雄支店も表彰を受けました。な
お、この表彰は平成28年1月末の個人貯金残高が27年9月末対比の伸び率
で実施されています。JAでは、今後もお客様の更なる満足度向上と信頼
関係の構築に向け、事業を展開していきます。
JA通信
2016. 3
22
理事会
だより
【第11回定例理事会】
平成28年2月29日開催
議案(抜粋)
■平成28年度とも補償単価
及び事務手数料の設定につ
いて
■平成28年度購買手数料率の
設定について
報告事項(抜粋)
■農畜産物の生育及び販売状
況について
■秋田県農協労秋田ふるさと
支部の要求書に対する回答
について
出席理事数32名(32名中)
【3月の主要行事予定】
7日臨時理事会
19日役職員大会
30日臨時総代会・定例理事会
●理事会終了後、以前より提
案があった米の食べ比べを行
いました。
「あきたこまち」
「秋
のきらめき」
「つぶぞろい」
「萌
えみのり」の4種類を同条件
で炊き上げて試食。「あきた
こまち」を基準に、ほかの3
品種は銘柄を隠した状態で、
外観・香り・味・粘り・硬さ
を評価しました。理事の1人
は「どれもおいしかった。改
めて『あきたこまち』の素晴
らしさを認識した」と話して
いました。
JA共済ポスターコンクール
「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール
子どもたちの作品が公開中
「第 44 回JA共済全国小・中学生交通
安全ポスターコンクール」の(全国大会)
の審査結果がこのほど発表され、大森小
1年の鈴木大登さんの作品(右図)が見
事、「家の光協会会長賞・ちゃぐりん賞」
を受賞しました。
一方、
「第 40 回『ごはん・お米とわたし』
作文・図画コンクール」(主催:JA秋田
中央会)の審査結果もこのほど発表され、
当JA管内からも多数の入賞がありました。
なお、同コンクールの作品は、下記ホームページで公開中です。
「ごはん・お米とわたし」作文・図画コン審査結果(JA秋田中央会HP)
【URL】 http://www.ja-akita.or.jp/
3/30㈬
臨時総代会開催
【日時】 平成 28 年 3 月 30 日(水)
受付:午前 8 時 45 分∼
開会:午前 9 時 30 分∼
【場所】 秋田ふるさと村ドーム劇場
【主な議案】
●平成28年度事業計画策定の件 ●平成28年度経費の賦課金
額、賦課の方法、徴収時期および徴収方法の決定の件
●平成28年度理事および監事の報酬に関する件
●地域農業振興計画並びに経営3ヵ年計画の件 など
23
JA通信
2016. 3
職員人事異動のお知らせ
平成28年3月1日付けで職員人事異動を発令いたしましたので、ご紹介いたします。
【
監
監
室
室
新 任
査
査
】
長
氏 名
松下 均
浩美
監 査 室 次 長( 課 長 ) 髙𣘺
部
次
旧 任
務
長
人
事
課
総 務 課 長 補 佐
務
課
鈴木 忍
大庭 敏昭
髙田貴和子
横 手 支 店 L A
増 田 支 店 長 補 佐
大
雄
支
店
総 務 課 係 長
総 務 部 総 務 課
( 旅 行 センタ ー 兼 務 ) 東海林 浩 ( 旅 行 セ ン タ ー )
総
総
監 査 室 次 長 補 佐
総
務
部
付
ヤ マ タ ネ 出 向
営
管
理
鹿
支
店
長
融
企
画
課
佐藤 俊寿
経
【担い手支援室】
担 い 手 支 援 室 小原 源江
次 長 ( 課 長 )
務
横
総
金 融 共 済 部
共 済 業 務 課 係 長
営 農 経 済 部
米穀畜産販売課長補佐
横 手 支 店 L A
高橋 和則
小田嶋博子
店
監 査 室 次 長 補 佐
金 融 共 済 部 次 長
遠藤恵美子
支
店
【金融共済部】
金 融 企 画 課 係 長
藤井 和幸
沢
支
【経営管理室】
課
金
鹿
横
店
菊池 聡之
支
課
雄物川支店長補佐
手
融
佐藤 尚史
金 沢 支 店 長 補 佐
理
融 資 推 進 課
課 長 兼ローンセンター長
東海林良江
管
営 農 経 済 部 次 長
共済推進課長補佐
横 手 支 店 係 長
資
小西 勇
長
冨岡美千代
長
金
佐藤 昭美
平
】
長
大
共済業務課長補佐
店
上田 靖
経 営 管 理 室 係 長
支
長
高橋 明広
森
長
店
平
金 融 企 画 課
平鹿病院出張所係長
古内千鶴子
総務部人事課係長
部
次
課
係
支
営 農 経 済 部
営農企画課長補佐
金 融 企 画 課
平 鹿 病 院 出 張 所
寺田 譲
務
部
課
手
福岡 俊幸
雄物川営農センター
融資管理課長補佐
総
務
事
事
総 務 部 人 事 課
担 い 手 支 援 室
次
長
補
佐
鈴木 恵
営 農 経 済 部
米 穀 畜 産 販 売 課
鈴木 伸
担 い 手 支 援 室
後藤田義人
室
担 い 手 支 援 室
【
総
人
人
24
2016. 3
JA通信
務
課
松井 直子
十 文 字 支 店 L A
園芸果樹課
(専任指導) 吉田
【 金 沢 営 農 セ ン タ ー】
業
雄物川営農センター
済
園芸果樹課
(専任指導) 菅原
稔
共
店
大森営農センター長
大
長谷山久一
藤谷 貴男
金沢営農センター長
課
営農経済部園芸果樹課
談
大
相
支
故
雄
事
十文字支店長補佐
横手営農センター長補佐
金融共済部金融企画課
平鹿病院出張所係長
山田 輝一
達也
増田営農センター
店
金沢営農センター長補佐
晋作
支
横手営農センター
園芸果樹課
(専任指導) 黒政
雄物川営農センター
支 店 長 補 佐 松井 良子
( 金 融 渉 外 )
手
店
園芸果樹課
(専任指導) 高橋
担 い 手 支 援 室
次 長 ( 課 長 )
琢磨
十文字営農センター
髙橋 悦子
横
支
店
【営農経済部】
内藤 浩美
園芸果樹課
(専任指導) 鈴木
将
横 手 支 店 長 補 佐
岩崎 永子
雄
支
十 文 字 支 店 L A
大
字
祉
部
手
支
店
【 横 手 営 農 セ ン タ ー】
横
【 横 手 支 店 】
営 農 経 済 部 次 長
雄物川営農センター長
園芸果樹課
(専任指導) 小松
雄物川営農センター長補佐
横 手 支 店 係 長
佐藤 純子
文
金 融 共 済 部
共済業務課長補佐
高橋 雅信
営農経済部園芸果樹課
菅谷 貢
店
近 佐知子
十
店
渡部美紀子
営 農 経 済 部 次 長
冨岡 亮佑
資 材 課 長 補 佐
営農経済部園芸果樹課
支
店
千田オリエ
支
長
課
大雄営農センター係長
松井 透
手
支
店
川
画
営
永瀬 吉輝
営農経済部資材課
横
手
支
物
企
米穀畜産販売課長補佐
米穀畜産販売課長補佐
横
手
雄
農
米穀畜産販売課長補佐
小田原悦夫
( 専 任 指 導 )
監
横
伊藤 香織
係
】
【
川越 正利
営 農 経 済 部
資 材 課 長 補 佐
横 手 支 店 L A
部
福
今川 誠悦
平鹿営農センター係長
課
祉
平鹿営農センター係長
福 祉 課 長 補 佐
畠山 幸
福
米 穀 畜 産 販 売 課 佐々木 了
係 長( 専 任 指 導 )
雄物川営農センター
長
祉
長
米 穀 畜 産 販 売 課
( 専 任 指 導 ) 鈴木 功紀
大森営農センター
福
室
米 穀 畜 産 販 売 課
藤田 大樹
( 専 任 指 導 )
十文字営農センター
【 金 沢 支 店 】
査
米 穀 畜 産 販 売 課 山脇 康文
( 専 任 指 導 )
十文字営農センター長
長
宮川 敏
園 芸 果 樹 課 長
金 沢 支 店 係 長 山田
( 金 融 渉 外 )
満
十
雄
文
字
支
支
大森支店LA係長
竹澤 牧子
高山 智
金沢支店LA係長
店
横 手 営 農 セ ン
タ ー 長 補 佐
伝野 俊幸
支
金融共済部事故相談課
園 芸 果 樹 課 係 長
沢
営農経済部資材課係長
金
照井 広幸
平鹿営農センター
横 手 営 農 セ ン
タ ー 長 補 佐
杉山 賢也
店
課
樹
大
果
蛭川 洋子
芸
店
園
支
金沢営農センター長補佐
沢
桂川 利昭
金
横手営農センター
(山内資材店舗)
セ ン タ ー 長 補 佐
営 農 経 済 部
園芸果樹課長補佐
店
園芸果樹課長補佐
( 専 任 指 導 ) 佐藤 譲
2016. 3
JA通信
25
高橋加代子
【 山 内 支 店 】
山 内 支 店 長 補 佐
手 営 農 センタ ー
高橋 希 (横山
内 資 材 店 舗 )
金 融 共 済 部
共済推進課長補佐
山 内 支 店 L A
手
支
店
店
山 内 支 店 L A
横
支
菅原美由紀
佐々木成美
沢
店
店
金
支
支
藤田 裕人
雄
雄
店
大
大
支
平 鹿 支 店 L A
営農経済部園芸果樹課
雄
深澤 博幸
鈴木 康弘
大
平鹿営農センター
平鹿営農センター
増田営農センター
融共済部融資推進課
伊藤 瞬 (金ロ
ーンセンター )
武内 明美
店
平鹿営農センター
支
【 大 雄 営 農 セ ン タ ー】
雄
大 森 支 店 長 補 佐
大
丹波 次美
【雄物川支店】
雄物川支店長補佐
【 平 鹿 支 店 】
金融共済部融資推進課
課 長 兼ローンセンター長
金沢営農センター長
齊藤 竜志
長
淡路 吉光
大雄営農センター
店
高橋 寿
平鹿営農センター
支
大雄営農センター係長
松井 友喜
鹿
増 田 支 店 係 長
大雄営農センター
平
雄 物 川 支 店 係 長
藤原 美幸
( 金 融 渉 外 )
雄物川営農センター
大雄営農センター長
佐々木貴恵子
平 鹿 支 店 係 長
雄
雄 物 川 支 店 L A
小野 節子
加藤美穂子
金融共済部金融企画課
【雄物川営農センター】
雄 物 川 支 店 係 長
店
佐藤 直之
店
雄物川営農センター長
平 鹿 支 店 長 補 佐
支
店
支
店
平 鹿 支 店 長 補 佐
( 金 融 渉 外 ) 伊藤留美子
鹿
支
鹿
支
雄物川営農センター
雄物川営農センター
係
長
佐藤 久富
佐々木 勉
鈴木 浩幸
小松田 智
平 鹿 支 店 L A
十文字営農センター
平鹿営農センター係長
担い手支援室次長補佐
大 森 支 店 係 長
大 森 支 店 長 補 佐
大雄営農センター
大雄営農センター
村上いずみ
高橋 大
大 森 支 店 長 補 佐 丹波 淳子
( 金 融 渉 外 )
長
佐藤富喜子
佐野 宏二
佐藤佳寿子
佐藤 亮悦
雄 物 川 支 店 L A
大 森 支 店 L A
横 手 支 店 長 補 佐
横 手 支 店 長 補 佐
総 務 部 人 事 課 長
平鹿営農センター
営農経済部園芸果樹課
店
平
鹿
平
鹿
営 農 経 済 部
園 芸 果 樹 課 長
雄物川営農センター
山 内 支 店 長 補 佐
店
支
平
佐々木良博
平
貴俵 馨
横手営農センター長補佐
齊藤 寛
大
川
平 鹿 支 店 L A
加藤万里子
平鹿営農センター長
木曽 学
雄物川営農センター係長
大 雄 支 店 長 補 佐
福祉部福祉課係長
物
平 鹿 支 店 L A
平鹿営農センター長補佐
伊藤 久一
平鹿営農センター
大 雄 支 店 係 長 戸田まり子
( 金 融 渉 外 )
大
森
森
支
支
店
【 大 森 支 店 】
平鹿営農センター係長
眞田 健一
横 手 支 店 L A
【 平 鹿 営 農 セ ン タ ー】
平鹿営農センター係長
冨岡 誠悦
【 大 雄 支 店 】
平鹿営農センター
26
2016. 3
JA通信
泉 清一
福
長
課
総務部総務課長補佐
監 査 室 次 長( 課 長 )
部
祉
佐藤 悦子
柿崎 敬恒
祉
福
課
【 増 田 支 店 】
務
金融共済部金融企画課
平 鹿 病 院 出 張 所
総
近 静香
十文字支店長補佐
大 森 支 店 L A
佐々木 司
山 内 支 店 係 長
長
笹山 幹子
店
店
支
山
大雄営農センター係長
田
増田営農センター係長
平元 敬喜
増
菊地 裕子
雄物川営農センター
支
増 田 支 店 係 長
大 森 支 店 係 長
内
増 田 支 店 係 長
( 金 融 渉 外 ) 木村 里花
大雄営農センター
大雄営農センター長補佐
金 融 共 済 部
融資管理課長補佐
備前 志穂
三浦 利一
中嶋 偉隆
大 森 支 店 L A
【 大 森 営 農 セ ン タ ー】
大森営農センター長
課
室
平鹿営農センター
査
監
山本 敏夫
店
米穀畜産販売課 理
融
平鹿営農センター長
支
横手営農センター係長
管
雄 物 川 支 店 L A
十文字営農センター長補佐
園 芸 果 樹 課 柿崎 慎悦
( 専 任 指 導 )
平鹿営農センター長補佐
田
米 穀 畜 産 販 売 課
丹尾 喜康
( 専 任 指 導 )
資
佐々木礼子
【 増 田 営 農 セ ン タ ー】
伊藤 忠広
十 文 字 支 店 L A
店
大 雄 支 店 長 補 佐
増田営農センター長補佐
佐藤真紀子
平鹿営農センター
支
藤原 幸伸
金 融 共 済 部
融 資 管 理 課 係 長
増田営農センター
東海林知歌子
田
十文字支店長補佐
矢野 信雄
十 文 字 支 店 係 長
増田営農センター
増
十 文 字 支 店 係 長
店
【十文字支店】
十 文 字 支 店 係 長
佐藤 弘恵
( 金 融 渉 外 )
横
田
支
店
長
増
柴田美喜子
阿部 英男
店
増
支
支
字
手
文
横手営農センター
十
赤川 慶多
【 総 務 部 付 】
支
株式会社ヤマタネ
出
向
店
物
照井 明
大雄営農センター長
川
雄
横手営農センター
菊池 望
西村 正光
店
株式会社ふるさとオートランド
出
向
支
金 融 共 済 部
事 故 相 談 課 係 長
字
佐藤 純一
文
課
十
務
総
総 務 部 総 務 課
十文字営農センター
佐藤 博英
黒澤 和哉
秋田県果樹協会出向
十 文 字 支 店 L A
金 融 共 済 部
金 融 企 画 課 係 長
金
藤屋久美子
店
増田営農センター長補佐
平鹿営農センター
渡部 優
支
小澤 毅
雄物川営農センター
大雄営農センター
手
店
横
支
吉川 知邑
沢
十 文 字 支 店 L A
十文字営農センター長
藤原 義宏
営 農 経 済 部
米 穀 畜 産 販 売 課
横 手 営 農 センタ ー
手 営 農 センター
藤田 昭一 (横山内
( 山 内 資 材 店 舗 )
資材店舗)
課長待遇
十文字営農センター
武田 広樹
【十文字営農センター】
十文字営農センター
2016. 3
JA通信
27
な え
こ
ら
た
ち や
お の
げ
あさま
ど
で
ん
ね ぎ ゃ こ ど
ち
だなが、爺様。明日、まだ金の
鯛入ってだら、俺家の婆様どご
海の主にしてけれって願ってけ
れ」って言うけど。
それで爺様、次の朝も海辺さ
行ってみだど。やっぱり、金の
鯛、入ってだけど。爺様が婆様
の 願 い 事 伝 え だ ば、
「わがった
爺様。明日の朝、婆様どご連で
こい」って言うけど。
次の朝、婆様ど二人して海辺
さ行ったば、金の鯛、待じでら
け ど。
「 婆 様、 俺 の 後 さ 付 い で
こいよ」って言って泳ぎ始めだ
けど。婆様、
ずっと金の鯛の後、
付いで泳いで行ったけど。
婆 様、 そ れ っ き り 戻 っ て 来
ねゃがったんだど。
とっぴんぱらりのぷう
貸付金……………… 309億9003万円
購買品供給高………… 47億2193万円
販売品販売高……… 162億4640万円
共済保有高(保障)
…… 4526億5491万円
(2016年1月31日現在)
検索サイトでJAのホームページに簡単アクセス!
T E L / 0182-35-2630
F A X / 0182-35-2701
E-mail / [email protected]
発 行/秋田ふるさと農業協同組合
企画・編集/総務課 〒013-0036秋田県横手市駅前町6番22号
印 刷/㈱全農ビジネスサポート秋田支店
JA通信
私は横手の旭地区にある歯科
医院へ2ヶ月に1回のペースで
歯 の ク リ ー ニ ン グ に 行 き ま す。
先生は歯科衛生士への指導が厳
しく、巷で有名な医院です。で
も、 そ の お か げ で 接 客 も 治 療 も
とても丁寧です。予約日の前日
に朝一の患者へ電話連絡をして
診 察 の 確 認 を し た り、 ク リ ー ニ
ング時期をお知らせするハガキ
を 送 っ た り、 ハ ロ ウ ィ ン や ク リ
スマスにはコスプレしたりとや
りすぎの感もありますが、どこ
か通院が楽しい医院です。その
せ い か、 い つ も 混 ん で い ま す。
予約しているのにかなり待つと
きも…。そんなときは私が推進
して置いて頂いている雑誌「家
の 光 」 で も 見 て い て く だ さ い。
待合室まで歯科衛生士さんが迎
えに来ますよ。
さて、その歯科衛生士さん達、
よく勉強していて歯のクリーニ
ングをしながら、毎回違う歯科
口腔についての情報を話してく
れ ま す。 先 日 は「 あ い う べ 体
操」というものを教えてくれま
した。話によると、最近は口呼
吸している人の割合が高く、口
から直接ウイルスが入って病気
になりやすいそうです。体操に
よって口や舌の筋肉を鍛え、鼻
呼吸にすると免疫力が向上して
健康でいられるそうです。さら
に唾液の分泌も促され、虫歯に
なりにくいそうです。 (
か)
貯金………………… 873億7706万円
●再話/中川文子 ●画/佐々木愉美子
わ
な」って言ったど。金の鯛、「わ
がった。家っこ建ででける」っ
て 言 う け ど。 家 さ 戻 っ て み だ
ば、黒山の人だがりだったんだ
ど。なんと、御殿みでゃえた家
屋建ってだけど。婆様、動転し
て腰抜がしてだけど。
次の朝も、まだ網さかがって
だけど。そうして「爺様、もっ
と欲し物、ねゃが」って聞ぐけ
ど。それで爺様、
「んだな、小っ
こい小屋っこ欲しなや」って
言って家さ戻ったば、土倉建っ
てだけど。それで爺様、今まで
の事情、婆様さ話したど。「実は、
俺 ら の 網 さ 金 の 鯛 入 っ て き て、
家っこ欲しって言ったば家っ
こ、小屋っこ欲しって言ったば
土倉っこ、建ででけだなしゃ」
っ
て言ったけど。したば婆様、「ん
(准組合員)………………… 4,332人
ふるさとの民話
え
っ
(正組合員)……………… 13,186人
金の鯛
ひ や
お
え
昔むがし、海辺の村で、爺様
ど婆様ど暮らしてだけど。爺様、
毎朝早ぐから海さ出で、網張っ
て魚っこ捕ってくるなだけど。
あ る 日、 爺 様 の 網 さ 金 の 鯛
入 ってきたけど。爺様、それ見
で「金の鯛なの、今迄見だごど
ねゃ。町さ行げば高ぎゃぐ売れ
るべな。したども、こんた綺麗
な鯛さ、とでも包丁入れるごど
な の で げ ね ゃ。 鯛、 鯛。 さ あ、
海 さ 戻 っ て 行 げ 」 っ て 言 っ て、
海さ放してやったんだど。
し た ど も、 次 の 日 も 網 さ か
が っ た け ど。「 な ぇ だ 鯛。 今 日
も入って来たなが」って言った
ば、「爺様、何が不自由だ物、ねゃ
が」って聞ぐけど。「んだなや。
俺 家は古くしゃくて 小 っこいが
ら、新しい家屋さ入ってみでゃ
組合員数…………………… 17,518人
編 集 後 記
Situation
JAの概況