2016年 5月発行 第405号

(発行者)富士吉田カトリック教会
おとずれ
(住所)〒403-0005
山梨県富士吉田市上吉田3-5-7
(TEL&FAX)0555-22-3199
2016年5月第405号 ホームページ http:www.fgo.jp/~catholic/index.html
ロザリオの力
サレジアン・シスターズ
川下ハセ
聖母月を迎え、ロザリオを世界平和のためにお捧げしましょう。
「いつくしみの特別聖年」の恵みの中で平和のうちに,聖母月を迎えることができますことを
皆様方とご一緒に感謝致します。教皇フランシスコのおことばのとおり、社会に於いて希望や生
きる喜びを失った人々、孤独の中で生きる気力を失い打ちのめされたお年寄りたち、未来がない
ように感じている若者たち、これらすべての人々に聖母が同伴され慰め、励まし導いて下さいま
すように、この聖母月を通して祈り、聖母を教会の母、私たち一人一人の母として信頼しほめ賛
えたいものです。
神と兄弟たちとの和解への道を開くため勇気を持って再出発できますように、特に世界平和を
願い熱心な信仰と聖母への愛を持ってロザリオの祈りをお捧げいたしましょう。
70年前に私の家族に聖母マリアから頂いた大きな恵みの体験を皆様と共に分かち合いたい
と思います。私の家族は代々カトリックの信者ですが,叔母(父の妹)の家族は叔母の夫と幼い
子ども3人が受洗の恵みをいただいていませんでした。高齢の祖母は度々、「わたしはあの娘の
家族が全員洗礼をうけなければ死ねません。」と嘆いていました。父母を始め私たち家族は、祖
母と共に叔母の家族の受洗の恵みを願っていました。
ある日、母は思いついたかのように、「そうだ、聖母マリアの大好きなロザリオを皆で唱えま
しょう。きっと洗礼のお恵みをイエス様に取り次いで下さるよ。」と信頼に満ちた様子で言い放
ちました。その晩から早速全員家族そろって夕食後にロザリオを唱えることに定め、熱心に唱え
ていました。何ケ月かたったある日のこと、今の八幡市に住んで八幡製鉄所に勤務していた叔母
の夫から 1 通の手紙が届きました。八幡は空襲で危ないので平戸へ引っ越ししたいとの相談で
した。家族そろって喜び、我が家へ迎え、後に近所に住む事になりました。少女だった私はこの
時、神の摂理と御父への聖母の取り次ぎに感動いたしました。一番喜んだのは祖母でした。その
後カテキスタの協力のうちに家族ぐるみで洗礼の準備に励みました。翌年 1945 年の 5 月聖母月
に父親と共に 3 人の幼い男児が無事受洗の恵みをいただきました。祖母は涙を流し「これで安
心して御父のもとに行ける。」と感謝し、お捧げしたロザリオの恵みだと聖母の取り次ぎに感激
していました。それから受けた信仰の光を見失わないよう、私たち家族も共に祈り続け、聖母マ
リアにお捧げするロザリオの力を実感いたしております。
1
ここに聖人たちのことばを持って聖母を讃えます。
アヴェ
アヴェ
アヴェ
アヴェ
それは霊魂の畑に豊かな収穫を与える露
それはおとめマリアへのきよらかな豊かな愛情
それはおとめマリアに捧げる春のあでやかなバラの花
それはおとめマリアに献上される高価な真珠
北麓を歩く宣教師
一粒の麦(ヨハネ 12・24)
東海林 義夫
ミラノ外国宣教会(PIME)のルイージ・ソレッタ神父様が4月4日(月)イタリアのレッコ
(ミラノから北へ40キロの地点)にあるミラノ会高齢者施設で帰天なさいました。享年86歳。
【略歴】1929 年 8 月 11 日 イタリア・サルディーニャ島サッサリ生まれ
1954 年 6 月 26 日 司祭叙階(ナポリ)
1958 年 9 月 14 日来日
1960 年 7 月甲府教会助任司祭
1963 年 12 月~9 年間 富士吉田教会第 2 代主任司祭
1972 年 12 月イタリア・ミラノ会本部
1978 年 10 月再来日、福岡教区、大阪教区で司牧
1984 年 10 月 聖母訪問会(鎌倉)チャプレン
1985 年 11 月 秦野教会主任代行
1986 年 1 月聖血礼拝修道会(茅ヶ崎)チャプレン
1989 年 9 月 同会移転に伴い那須へ
1996 年 9 月 多摩・ミラノ会日本管区本部
1998 年 6 月 イタリア帰国
2016 年 4 月 4 日 帰天
私の印象に残っている点は、なんといっても教会からヨハネ学園まで歩いてミサを捧げに行っ
ていたことです。市内で遭遇すると「ワタクシ、タノシクアルイテイマス!」と声をかけてくだ
さったことを今も鮮明に思い出します。学園の大切な恩人の一人です。いつくしみの特別聖年に
お捧げいたします。神に感謝、アレルヤ。
福音史家聖ヨハネ布教修道会・富士聖ヨハネ学園の人事異動
み
か
べ
シスター三ヶ部
め
ぐ
み
女久美
学園園長:角張洋和氏
2
小金井修道院より
退任
/
遠藤克彦氏
就任
教会委員会報告
2016 年 4 月 10 日 出席 18 名
1.4~5 月の典礼について(こよみ参照)
2.復活祭パーティーの反省
・寒い日が続き、早めに会場をリズムホールに変更し、準備がスムーズにできた。
・カレー適量、ペットボトルが足りなかった。
・パーティーに参加しない方へ持ち帰りを用意できたらなおよい。
・聖堂の暖房の消し忘れ、湯量の戻し忘れがあった。
3.こぴっとプロジェクトについて
東日本大震災被災地巡礼の旅(5 月 12~14 日)には福永氏、山本夫妻が参加する。
4.その他
・修理の必要な個所を確認した。
・教会に来ない方々にレターケースの中の物を復活祭前に送ったところ、近況を知らせてく
れた方があった。
・ソレッタ神父様が 4 月 4 日イタリア、レッコで帰天。
・ゴミ箱を置かないで、ビニール袋を置き、ごみ持ち帰りを徹底させる。
・四旬節の献金は 53,752 円(日曜学校は 6,256 円)カリタスジャパンに送金した。
熊本地震被災地支援始まる
教会掲示板に掲示してあるとおり、熊本地方のカトリック教会でも甚大な被害が出ました。
福岡教区とカリタスジャパンが、また、被災された外国人支援活動のためには「コムスタカ-外
国人と共に生きる会」が支援金を集めています。主日のミサの時間にだしている募金箱はカリタ
スジャパン宛です。それ以外に送りたい方、教会にお越しいただけない方は直接下記の送金先に
お送りください。(愛を証しする部門)
【福岡教区】①郵便振替番号:01760-6-20729
加入者名:カトリック福岡司教区
※通信欄に「熊本地震支援金」と明記してください。
②福岡中央銀行(平尾支店)口座番号:(普通)1076206
加入者名:(宗)カトリック福岡司教区代表役員 宮原良治
※振込人の名前の後に「クマモトジシンシエンキン」と記入してください。
【カリタスジャパン】郵便振替番号:00170ー5-95979
加入者名:(宗)カトリック中央協議会カリタスジャパン
※通信欄に「熊本地震」と明記してください。
【外国人被災者支援のための緊急募金】郵便振替番号:01970ー4-26534
加入者名:コムスタカ
※通信欄に「地震被災者支援のため」と明記してください。
3
こ
よ
み
5月
1日(日) 復活節第6主日 世界広報の日(献金)ミサ9:30
(聖堂掃除は河口湖・都留地区)教会委員会
3日(火) 聖フィリポ聖ヤコブ使徒(祝日)
6日(金) 初金曜日 ロザリオ10:00 ミサ10:30
8日(日) 主の昇天(祭日) 子どもと共に捧げるミサ9:30
(聖堂掃除は日曜学校と河口湖・吉田地区有志)
11日(水) 手芸会 9:30
14日(土) 聖マチア使徒(祝日)
15日(日) 聖霊降臨の主日 国際ミサ9:30 コス神父
(聖堂掃除はインターナショナルと山中・忍野地区)
22日(日) 三位一体の主日 ミサ9:30(聖堂掃除は吉田地区)
聖母行列 (サレジアンシスターズ山中修道院)
29日(日) キリストの聖体(祭日) ミサ9:30
***********************************
金曜 10:00ロザリオ 10:30ミサ(6,13,20,27)
イタリア語教室(有料) 月曜10時(9,16,23, 30日)
日曜学校 主日のミサ後~11:40(8,22,29)
***********************************
6月
1日(日) 復活節第6主日 世界広報の日(献金)ミサ9:30
3日(金) イエスのみ心(祭日) ロザリオ10:00 ミサ10:30
5 月のミサ奉仕
月日
先唱
1
江守香代子
8
遠藤伸子
15 江守香代子
22 東海林美佐子
29 東海林美佐子
聖体奉仕者
山本一孝
栗原今朝夫
-
東海林義夫
山本一孝
侍者
藤原
ナオミ
藤原
真彩
藤原
4
第1朗読
福永好雄
遠藤すみれ
英語
志村好直
東海林義夫
第2朗読
曾根美香
?
小松二三子
遠藤伸子
歌伴奏
堀内千鶴
シスター
シスター
東海林美佐子
シスター