50th 東邦測地(有) 50年の歩み since1965 ごあいさつ 代表取締役社長 鈴木 永治 弊社は今年、創立50周年 を迎えました。初代社長は 鈴木武治であり、当時の社 員は僅か4名でした。弊社 の受託業務第1号は国土調 査で、以来、主に公共の測 量・設計・調査業務を受託 して参りましたが、時代の流れは非常に速く、 高度経済成長期、バブル期、低成長期、東日本 大震災後の復旧復興期など、山あり谷ありの連 続でした。これらの荒波を何とか乗り切れてき 代表取締役会長 た こ と は 、 ひ と え に 関 係 者 の 皆 様 に よ る 御指 導・御鞭撻の賜であり、改めて感謝を申し上げ ます。これからの時代では今まで以上に、社会 資本のメンテナンスを的確に行って長寿命化を 図りながら、再資源化を推進して循環型社会を 構築する必要があると思います。弊社は微力で はありますが、「技術力を以て社会に貢献す る」をモットーに取り組むと共に、弊社の特徴 の一つである国土調査や流量観測についても一 層技術力を高めていく所存ですので、今後ともよ ろしくお願い致します。 鈴木 武治 弊社が創設50周年を迎え られたのは関係者の皆様に よる御指導、御支援の御陰 であり、改めて御礼を申し 上げます。私が弊社を創設 した頃は未だ測量機器が黎 明期で、私自身も機器の改 良に興味を持ち、鈴木式アリダードやオート ポールの製作など手掛けたものでした。また 昭和47年には弊社が県内で初めて測機舍製の 光波測距計SDM-3を導入しました。現在は時代 も異なりましたが、技術者として絶えずスキル アップや業務の改善を図っていく必要があると 思っております。今後も引き続き、豊かな地域 社会造りの一端を担っていく努力をして参りま すので、今まで同様の御指導、御支援をお願い 致します。 東邦測地有限会社 東邦測地有限会社 50年の歩み 年表 周年 西暦 元号 社 史 主な受託業務 0 1965 昭和40 1 1966 41 2 1967 42 3 1968 43 4 1969 44 5 1970 45 6 1971 46 男鹿半島研修旅行 7 1972 47 光波測距計(測機舍製SDM-3)初導入(*) 8 1973 48 測量設計業務の受託初年度 福島米沢線測量設計(福島建設) 9 1974 49 佐渡一周研修旅行 浅川筋測量(福島建設) 10 1975 50 11 1976 51 12 1977 52 国道115号測量設計(福島建設) 13 1978 53 国土調査(河東町初年度) 14 1979 54 国道114号測量設計(福島建設) 15 1980 55 大森川筋測量設計(福島建設) 16 1981 56 17 1982 18 4月12日、東邦測地(有)を設立 国内・県内の主な出来事 国土調査(福島市、須賀川市、石川町、矢祭町、東村他) 名神高速道路全線開通 国道4号BP〈福島市〉開通 東名高速道路全線開通 (社)福島県測量設計業協会へ加盟 福島市内路面電車廃止 *光波測距計 (測機舍製SDM-3) ドル・ショック 沖縄返還 第一次オイル・ショック 国土調査(川俣町初年度) 沖縄で地籍調査指導監督( 80年迄) 東北縦貫自動車道県内全線開通 広瀬川筋設計(福島建設) 京都研修旅行 第二次オイル・ショック 国土調査(塙町初年度) 国道115号方木田BP開通 57 国土調査(月舘町初年度) 東北新幹線開業(大宮∼盛岡) 1983 58 水原福島線外道路台帳整備調査(福島建設) 19 1984 59 東邦測地野球チーム結成 国道115号測量設計(福島建設) 20 1985 60 鈴木永治技術課長就任、東邦製図合併 都市下水路測量設計(保原町) 21 1986 61 安達太良川筋測量(福島建設) 22 1987 62 方木田茶屋下線測量設計(福島市) 23 1988 63 桜づつみモデル事業測量(福島市) 24 1989 平成 元 光波測距計(カールツアイス製ETOS2000)導入 台風10号による「8. 5水害」 福島市総合体育館敷地造成測量設計(福島市) 台風13号による大災害 現場写真 国土調査(塙町地内) 流量観測(阿武隈川筋) 災害復旧横断測量(羽石川筋) はか えが 大地を測り、まちを画く 25 1990 平成 2 鈴木永治専務取締役就任 佐倉西工業団地造成設計(土地開発公社) 26 1991 3 東南アジア研修旅行 濁川筋測量設計(福島建設) 27 1992 4 台湾研修旅行 松川流砂池測量設計(福島工事事務所) 28 1993 5 29 1994 6 30 1995 7 31 1996 8 32 1997 9 33 1998 10 34 1999 11 35 2000 12 36 2001 13 蓬莱団地下水道排水設備設置台帳作成(県住宅供給公社) 37 2002 14 阿武隈川上流〈福島地区〉定期横断測量(福島工事事務所) 38 2003 15 39 2004 16 街区基準点測量〈本庄市、福島市〉 (国土地理院東北測量部) 新潟県中越地震 40 2005 17 阿武隈川流砂系調査(福島河川国道事務所) 国道115号土湯BP開通 41 2006 18 宮畑遺跡環境整備事業水路測量設計(福島市) 42 2007 19 砂防堰堤堆砂量測量(福島河川国道事務所) 超高齢社会に突入 43 2008 20 阿武隈川〈福島地区〉水文観測調査(福島河川国道事務所) リーマン・ショック 44 2009 21 45 2010 22 霊山道路〈宝直地区〉用地調査(福島河川国道事務所) 46 2011 23 石筵本宮線測量設計(県北建設) 47 2012 24 渡利地区放射線除染監理(福島市) 48 2013 25 蓬莱地区仮置場測量設計(福島市) 49 2014 26 本社木造事務所の内装リフォーム 市道杉妻町御山線外1路線測量設計(福島市) 50 2015 27 組織の改編(3部制) 国道114号用地測量(県北建設) バブル崩壊 川俣安達線測量設計(福島建設) 中国研修旅行 福島空港開港 急傾斜地対策畑尻測量設計(県北建設) 鯉川筋橋梁設計(県北建設) アメリカ西海岸研修旅行 沖縄研修旅行 福島国体、阪神淡路大震災 十六沼公園測量(福島市) 福島西道路大森地区測量(福島工事事務所) 磐越道県内全線開通 阿武隈川〈福島地区〉流量観測調査(福島工事事務所) 県南地方集中豪雨災害 市道笹谷中野線橋梁測量設計(福島市) 鈴木永治代表取締役社長就任 ISO審査登録 ISO審査脱会 阿武隈川〈福島地区〉河川空間実態調査(福島工事事務所) 福島空港2,500m滑走路供用 二本松金屋線測量(県北建設) 摺上川ダム流量観測及び採水(摺上川ダム事務所) 東日本大震災 常磐自動車道県内全線開通 社員寄稿 営業部 渡辺 誠 私は会社設立3年目から現在 まで東邦測地に在籍し、国土調 査をはじめ測量、設計、営業と、 殆どの業務を担当させて頂きまし た。今は色々な懐かしい思い出 が走馬燈のように甦ってきてい ます。約半世紀に渡り会社と一緒に歩んだ我が人生を 光栄に思うと共に、豊かで住みやすい地域社会造りへ 私なりに少しは貢献が出来たのではないかと密かに自 負しています。 業務部測量課 二階堂 裕希 東邦測地に入社して2年目を迎 え、創立50周年という大きな節目 に社員の一人として立ち会えたこ とに感激しています。私にとっ て、これまで全ての業務が初めて の体験であり、先輩の方々に教え て頂きながら、無我夢中で仕事をしてきました。これ からは技術や知識を少しでも多く身に付け、測量の資 格を取得し、なるべく早く会社や地域へ貢献を果たせ るよう頑張ります。 ●会社の概要● 組織図 代表取締役会長 鈴木武治 社 員 数 29名 歴代社員総数 140名 代表取締役社長 鈴木永治 技術顧問 菅野光男 総務部長 営業部長 鈴木孝男 鈴木 悠 業務部長 沢田和彦 渡辺 誠 〈除染担当〉 田中一啓 測量課長 鈴木宏明 佐藤 均 大竹幹也 横江理史 二階堂裕希 畠山幸記 大戸好弘 唯木洋二 松尾篤平 三浦公成 佐藤光紀 高橋孝郎 受託業務 曳地弘明 設計課長 星 秀和 佐藤泰憲 調査課長 高木昭徳 斎藤裕介 茂木慎治 曳地理美 小川雅美 玉根卓見 登 録 ●一般測量 ●土木設計、農業土木設計 ●国土調査、用地調査 ●流量観測 ●道路台帳整備、確定測量 測 量 業 第(13)−1292号(平成25年6月 6日)更新 建設コンサルタント 建 25 第9159号(平成25年7月15日)更新 補償コンサルタント 補 27 第3752号(平成27年5月31日)更新 資本金 ●宅地造成開発許可申請等 1千万円 社員の有資格者の状況(延べ) 技術士 1名 一級土木施工管理技士 2名 下水道技術検定二種 2名 技術士補 1名 二級土木施工管理技士 3名 小型船舶操縦士 5名 測量士 9名 補償業務管理士 1名 第一種情報処理技術者 1名 測量士補 5名 地籍調査管理技術者 2名 宅地建物取引主任者 1名 RCCM 3名 地籍調査主任調査員 2名 社屋写真 位置図 至JR福島駅 JR福島駅より 車で約10分 〒960-8163 福島市方木田字吉ノ内48番地の1 Tel:024-546-3366 Fax:024-546-4682 E-mail:[email protected] 線︶ 国道115号 荒川 南町 ︵県︶水 原福島 線︿旧国 道4号 ﹀ 国道115号〉 線︵ 在 来 (市)南町佐倉下線〈旧 荒川運動公園 東北本 方木田 東 北 新 幹 線 国道 号︿福島西道路﹀ 13 あづま橋 東邦測地 信夫橋 GS 東邦測地有限会社 ※表紙の背景写真や背景図版の内、左下が鈴木式アリダード、上が鈴木式アリダードの傾斜補正グラフ、右下がオートポールで、何れも 会長が製作したものであり、また、裏表紙の背景図版の内、上が「伊能図」大図、下がペリー来航を描いている世界古地図です。 (平成27年11月発行)
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