根津大好きだより 27年度 下半期

文京区立根津交流館
平成28年5月発行
ねづ大好きだより
根津交流館
文京区根津 1-14-3
03-3828-5269
運営:NPO ワーカーズコープ
根津神社のツツジまつりも終わり、新緑の季節になりました。根津総合センターは新しい
施設長・副施設長を迎え今年度も頑張っていきたいと職員一同思っております。
それでは、27年度下期(10月~3月)の交流事業をご紹介いたします。
【ねづまつり】
10/3(土)
総勢351名
根津総合センターまつりが行
われました。午前中はねづオ
ンステージと題して総合セン
ター利用者の子どもたちが出演す
るステージがあり、午後はお店屋さ
んが開店。交流館ではカフェが開店
しゆっくり過ごしていただきまし
た。
1
【防災教室はじめの二歩目】
10月13日(火)参加人数14名
根津保健生協さんと防災意識を高めて
いこうと始まった企画で今回2回目に
なります。講師の岡本先生は現役の消防
士ということもあり細かいところまで
教えてくれました。首都直下型地震が3
0年のうちに起こる可能性が70パー
セントと言われています。阪神淡路大震
災では8割ちかくは建物の倒壊や家具
による圧迫死によるものだったそうで
す。テレビで火災の映像が印象に残って
いたので圧死には驚きました。
東日本大震災では死因のトップは津波
によるものです。昔から言われていた「地震だ!火を消せ」ですが、最近は「地震だ!身
の安全を」になるそうです。揺れが激しいとき火を消しにいくのはとても危険だそうです。
首都直下型地震が起きた場合、文京区では震度6強が予想されていて建物の倒壊・水道管・
ガス管の破損は十分考えられるそうです。東京の2割の方が被災されると予想されライフ
ラインの復旧の目安は、上下水道応急日数は30日、電力は早くて7日、都市ガスが一番
遅く60日、電話は14日ほど掛かると言われています。
私たちがまずしなければならないことは、揺れが収まって自宅から離れるとき電気のブレ
ーカーは下げる・ガスの元栓と大元も締めるといいそうです。揺れの影響でブレーカーが
勝手に落ちることがありますがむやみに上げることは火事の元になりかねませんので気を
つけたいところです。壊れたガス管からガスが漏れ出しちょっとした火花でも火災になる
こともあるようです。今すぐにできることは、まず自宅の寝室を見て、地震が発生した場
合家具が出口をふさがないか、または寝ているところを倒れるように家具が設置されてい
ないか確認します。食器棚や窓にはガラスの飛散防止シートを貼るとガラスの破片でケガ
をするのを防げます。「この間も参加したのにもう忘れていた、でもまた聞くと思い出す。
定期的に行って欲しい」と参加者の声。
【おしゃべりサロン生きがいを
語る会】 月末開催
毎回参加されていた方があるときご病
気をされて介護保険を申請したそうで
す。いろいろ手続きに時間が掛かった
2
ことがきっかけになり、生きがいの会で勉強会を開いたらどうかと提案がありました。早
速あんしんセンターに連絡し介護福祉士の水上さんに来ていただくことになりました。
介護保険とはなんぞやから始まり、介護保険の受け方、どんな種類があるかなどの説明が
ありました。講師の水上さんが言います。
「今日はたくさんお話しましたが、2つ覚えてい
ただければいいです。一つ目は介護保険を受けるためには申請が必要、二つ目は先ずは気
軽にあんしんセンターに連絡してみる」ということでした。
参加者の中にはこの会がきっかけで介護保険を申請して自宅に手すりをつける工事をした
と大変喜んでいました。
【せみよみの会】
4開催
総勢54名
10/26(月)参加人数13名「流れる
星は生きている」 読み手 原田 和
子
11月と12月はお休み
1/18(月)せみよみ冬のろうどく会
参加人数5名 「かなとおばあちゃ
ん」 武井 恋友姫 「おもちのきも
ち」 土屋 めぐ
「ゆきのひ」 酒井 洋子 「初天神」 酒井 洋子 土屋 めぐ 金原 登貴与
2/29(月)参加人数14名 「みかん」 読み手 秋山 靖子
3/28(月)参加人数22名 「私たちの国に起きたこと」 読み手 原田和子
3
【防災教室はじめの三歩目】
3/8(火) 参加人数22名
2回目のときにも来ていただいた防災課の岡村先生。今回のテーマはずばり備蓄。何をど
のぐらい備蓄したらいいか悩むところですが、具体的に教えていただきました。自宅で被
災した場合すぐに避難所に行くべきか悩まれる方が結構多いそうですが、避難所は自宅が
倒壊または倒壊の恐れがあるとき避難するところ。避難所とは生活が出来るところでもあ
ります。避難場所は自宅周辺で火災が起きたとき一時的に避難する場所のこと。ふつう大
きな公園が指定されていて生活する場所ではありません。自宅が安全なら避難所に行かず
自宅で過ごします。ここで重要なのが備蓄。一日に必要な水は一人1.5リットルから3
リットル+一週間分。食べ物については地震が来たから非常食を食べるのではなく冷蔵庫
の腐りやすいものから順に食べていき、冷凍もの・乾物・乾麺・根菜類、缶詰などを組み
合わせながら食べいくと五日分ぐらいどうにかなるそうです。これをローリングストック
方式と言います。トイレットペーパーや簡易トイレ、薬なども備蓄する必要があります。
また避難するとき、頭を守るため手を頭の上にのせるとき手首を頭にしっかりつけないと
動脈を切る可能性があるなど具体的な事例を話しながら説明がありました。続いて消火器
の扱い方。名称・持ち方・火からどのぐらい離すといいか、煙についての説明もありまし
た。参加者から今度消火器の
訓練もやって欲しいとリク
エストがありました。
【 フ ラ ワ ーア レン ジ メ
ント教室】4開催
10/23(金)ハロウィンのアレン
ジメント 参加人数39名
11/25(水)クリスマスリース作
り 参加人数90名
12/25(金)お正月のアレンジメ
ント 参加人数84名
2/24(水)おひなさまのアレンジ
メント 参加人数50名
4
【映画会】
10/7(水)
12/9(水)
2/9(火)
3回開催
「隠し剣鬼の爪」 参加人数10名
「アマデウス」 参加人数15名
「月の輝く夜に」 参加人数22名
「隠し剣鬼の爪」
原作藤沢周平の3シリーズ。
主演永瀬正敏と松たか子が
出演。
幕末の東北を舞台に身分違
いの恋に悩み独身を通す宗
蔵は剣の達人でもある。幕府
の命令で旧友を倒さなけれ
ばならなくなる、武士として
の生き方から自分が本来生
きたい道をみつけていく。
「アマデウス」
天才作曲家アマデウスモーツアルトの物語。アカデミー賞を8部門受賞した作品。モーツ
アルトの生涯をサリエリの目線から物語は流れていく。天才は必ずしも幸福ではなくモー
ツアルトは酒におぼれ才能を無駄にしてしまう。サリエリにとってモーツアルトは子ども
時代からの憧れの存在だった。モーツアルトのようになりたいと神に願い叶えてくれるな
ら生涯を掛けて神を称えると誓いますが、モーツアルトの才能は神から選ばれたものと思
い始め、自分はその才能を見分ける能力しかくれなかったと神を非難し憎みモーツアルト
を追い詰めていく。参加されたみなさんは30年以上前の映画だと知ってとても驚いてい
ました。ある方は「迫力があってなんて言っていいかわからない」、「どこでこんないい映
画を見つけたの、とってもいいものを見せてもらって感謝している」と参加者の声。
「月の輝く夜に」
バレンタインデーに相応しいロマンティクコメディを上映しました。アカデミー賞3部門
を受賞。主演・助演女優賞と脚本賞を受賞。舞台はNYのリトルイタリー。三者三様の人
間模様をユーモラスたっぷりに織り成します。
5
【地域懇談会】 12/7(月) 参加人数21名
年一回行っている地域懇談会。普段交
流館を利用している高齢者クラブ・セ
ラバンド体操参加者・貸室利用者の
方々に参加していただきました。話し
合われた内容はカラオケの機械が壊れ
てしまった場合今後どうするか?男性
が参加してもらえる企画はどんなもの
があるかなど。また貸室利用していて
フロアにいる子どもたちの声がうるさ
く思わないか聞いてみますと、みなさ
んあまりうるさく感じていないようで
した。
「排斥し合うのではなくいい関係を作っていくのが望ましいのでは」と参加者の声。
根津のみなさまの寛大さを感じました。
交流館を利用して1年あまりの方が「交流館の事業の多さにびっくり、最近参加してみて
とても楽しいし、いい勉強になっている。またいろいろな世代が利用していて活気がある」
と言っていただきました。
【利用者懇談会】 1/5(火) 参加人数10名
来年度から本格的にスタートする利用者懇談会です。交流館利用者の方々に集まっていた
だき、話し合っていく場を設けました。今後は三ヶ月に一度のペースで行っていく予定で
おります。
【ぐるぐるバザー】
1月
ぐるぐるバザー期間中は沢山の利用者
の方がお越しになります。普段利用し
ている高齢者の方や根津小の子どもた
ちに加え、ママたちの情報交換の場に。
子どもたちの間では「ぐるバ」と呼ば
れオモチャがいっぱいあるので毎日通
う子もいるほど。最近は大人の方の利
用も増え、洋服やバック類・食器類な
どの出品もありました。
6
【セラバンド体操&ボールトレーニング】
月・火・木
月~3月
70回開催
10
総
勢1359名)
月・火・木曜日に開催しているセラバ
ンド体操&ボールトレーニング。時間
は 10 時半~11 時半。地域のみなさ
んと週3日楽しくトレーニングして
います。事前申込み不要。週3日きち
んと来なくても、休むときは連絡など
しなくていい気軽さも人気のひとつ
です。曜日によって、リズム体操や体
全体を使ったウォーキング、俊敏性を養うラダーや認知症予防の色つきラダーなど盛りだ
くさんな内容になっています。
【おひるごはんの会】
不定期開催
2回開催
日比谷柿安ダイニング三尺三寸でランチ
12/15(火)参加人数17名
新御茶ノ水あけびの実でランチ 3/24
(木)参加人数11名
【春の健康まつり】
2/15(月) 参加人数22名
今年度3回目の健康まつり。墨田いきいきプラザ施設長・ウォーキング指導員の高浜和行
先生をお迎えして、最近の介護事情について語っていただきました。体操だけでは寝たき
りにならない体は作れないそうです。そこで重要なのが有酸素運動。心臓は一定のリズム
を刻み血液を運ぶポンプの役割を持っていて、普通に生活しているとき心臓はゆっくりと
一定のリズムを刻みます。なにもしないと心臓は鍛えられることはなく、ある日突然ゆっ
くりしたリズムになったり一時的に早くなったりします。それがよく言われる不整脈とい
われるもの。ならばどう心臓を鍛えていけばいいのでしょうか。理想は毎日40分以上息
がハーハーするぐらいの運動をすると心臓のリズムが早くなり心臓が鍛えられていきま
す。また肺は空気を溜め込む風船のようなもの。深い呼吸やたくさん空気を吸うことがな
7
いと肺はちっとも鍛えられることがありません。心臓も肺肉なので早く動かすまたは大き
く動かすことで心肺機能を高めること
ができるそうです。
【脳梗塞予防教室】
10/25(土) 参加人数16名
高齢者あんしんセンター渋谷晴美先生
に来ていただき認知症の原因にもなる
脳梗塞について詳しく学んでいきまし
た。怖い脳梗塞ですが対処法を学ぶこと
はとても大切だと思いました。
【認知症一緒に考えましょう講座】3/22(火) 参加人数17名
ユアハウス弥生の森近恵梨子先生に来ていただ
き認知症について学んでいきました。かんたん
なクイズもあり参加型の講座で楽しみながら勉
強しました。
【かるた&ゲーム大会】
1/14(木) 参加人数12名
かるた大会は白熱した戦いに。大きなカゴにお
手玉を投げ入れるゲームを行いました。
【楽しい工作】
毎月一回 6開催 総勢114名
折り紙からかんたんな工作まで季節を先取
りした工作を行っています。頑張って出来
上がった工作は玄関に飾る方や友人にプレ
ゼントする方など様々。
8