お知らせメール 2016年3月号 2016年3月4日 在ジュネーブ領事事務所 **************************************** <内容> 1.ジュネーブ・モーターショーに伴う注意喚起 2.ティチーノ州における領事出張サービス及び日本映画上映会 3.マイナンバー制度(非居住者による日本国内の金融機関への外国送金手続) 4.2月の日本人犯罪被害 **************************************** 1.ジュネーブ・モーターショーに伴う注意喚起 3月3日(木)から3月13日(日)まで,ジュネーブ・モーターショーが開催されます。 毎年,この時期に,空港,駅,ホテル,モーターショーの会場等で,スリや置き引きが急増す る傾向にありますので,ご注意ください。 スリ,置き引き等の犯罪被害を防ぐ対策,また,万が一被害に遭った場合の損害を軽減する対 策として,以下が挙げられます。 ○人の多く集まる場所に行く際には,身の回りのバッグ等をしっかりと持つとともに,高額の現 金は持ち歩かない。また,宝石類は,必要以上に身に付けない。 ○電車内では,貴重品やパスポートの入ったカバンは棚の上に置かず,ひざの上に置く。 ○駅,バス・電車の車内,空港,ホテルのロビー,ショッピングセンター等の多くの人が行き交 う場所では,特に周囲を注意する。 ○パスポート,現金,貴重品は分散して携行・保管する。 2.ティチーノ州における領事出張サービス及び日本映画上映会 1月号及び2月号でもお知らせいたしましたが,3月11日(金)14:00~17:00, ルガノ市のHotel Federale Lugano にて,ティチーノ州在留邦人の皆様に対する領事出張サービ スを開催いたします。また,同日夜20:00から,ルガノ市近郊の大学(SUPSI)にて,スイス 聾唖者協会による講演に続き,東日本大震災に関する日本のドキュメンタリー映画「架け橋 聞 こえなかった3.11」の上映会を開催いたします(入場無料)。 詳細については,以下のホームページをご確認ください。 ○領事出張サービス <リンク http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/image/pdf/1day_lugano_2016.pdf > ○日本映画上映会 <リンク http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/image/pdf/cinema_giapponese2016_fly_jp.pdf > 3.マイナンバー制度(非居住者による日本国内の金融機関への外国送金手続) 先般,インターネット上で, 「海外在留邦人はマイナンバー付与の対象とはなっていないため, 外国から日本の口座に送金しようとしても日本の銀行側で拒否される」との情報が流布していま した。 しかしながら,実際は,送金者が非居住者であること又は送金の受領者が非居住者であること によりマイナンバーがないことのみを理由として,金融機関が当該海外からの送金又は当該送金 された金銭の払出しを拒否することはありません。 ただし,非居住者であること(従来,居住者であった方が新たに非居住者となったことを含む。) は,金融機関に対して正式に届出を行っていただいている必要があります。 ○参考情報: 内閣府番号制度担当室・金融庁総務企画局政策課「金融機関における非居住者が行う国外送金 手続とマイナンバーについて」 <リンク http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/pdf/280222_kokugaisoukin.pdf > 4.2月の日本人犯罪被害 当事務所が把握する限り,2月の日本人の犯罪被害件数は,0件でした(1月:2件,12月: 1件)。 しかしながら,これまで当地では,列車内の網棚に置いた荷物の置き引き,駐車場での車上荒 らしによる盗難被害等が多数発生しています。列車で移動する際には,網棚の使用は避けるとと もに,駐車場に車を駐車する際には,車内の見えるところに鞄等の荷物を置いたままにしないよ う注意してください。 犯行の手口(例)と防犯の対策については,在留邦人向け「安全の手引き」をご確認ください。 <リンク: http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/image/pdf/anzen_tebiki.pdf > (防犯対策の一例) ○外出時は,ドア,窓をしっかり戸締まりする。また,雨戸やシャッターも閉める。 ○閂(かんぬき)を取り付けるなど,ドアの鍵を強化する(閂の設置費用は700フラン程度)。 ○タイマーで照明やラジオをつけ,在宅しているように装う(タイマーはスーパーなどで10フ ラン以下で購入可能。)。 なお,これまでに当館が連絡を受けた犯罪被害は,旅券を含む貴重品の盗難被害が大半ですが, それ以外の犯罪被害についても可能な範囲で情報を集約し,当館ホームページ等を通じて犯罪手 口の周知・注意喚起をより幅広く行いたいと考えております。つきましては,犯罪被害に関する 身近な情報をお持ちの場合は,差し支えのない範囲で当館への情報提供をお願いいたします。 < メールアドレス: [email protected] > (以上)
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