日比谷公園 事業計画書の概要(平成 21∼22 年度) 財団法人東京都公園協会 公園特性と管理運営の基本方針 都市部の公園グループ 日比谷公園の管理運営の視点 レクリエーション、緑の拠点機能を確保 ∼指定管理者としての基本的考え方∼ ・ 都民がやすらぎを実感できる緑の拠点 ・ 歴史的遺産など公園の貴重な資源の価値を掘り起こし楽 しさあふれる公園 ・ 管理公園数 20 公園(指定期間:18~22 年度) 3つのCで担う豊かな「公」 ◇Common-Welfare 公益性の発揮 ◇Customer Satisfaction 顧客満足度の向上 ◇Compliance 高い倫理観の発現 都心の風格の醸成 日比谷公園の特徴 ■ 日本初の洋風近代公園 ・明治 36 年の開園、100 年以上の歴史を蓄積 ・歴史・文化資源の宝庫 ■ 都心部に立地 ・皇居、政治・経済の中枢部に隣接 ・各国の要人を迎える ■ 都民の文化活動・憩い拠点 ・多数の文化施設・空間を保有 ・近隣就業者等多くの人々の憩いの場 ■ 都市の貴重な緑としての評価 ・「緑の東京 10 年プロジェクト」 ⇒グリーンロードネットワークの形成・充実 ・環境保全等の機能 都民の憩い・文化交流の拠点として重要な役割を担って きた本公園ならではの魅力を再評価・活用し、都心の風 格の醸成につなげます。 公園の顔となる施設である第二花壇 賑わいの創出 長年都民に親しまれてきた本公園を、今後も東京の顔と して、地域の顔としてふさわしい誰もが楽しめる賑わい づくりにつなげます。 多彩なイベントの場となる小音楽堂 歴史文化の活用・発信 園内に点在する数多くの歴史・文化的価値について再認 識し、利用者にも広く知ってもらえるよう、本公園の豊 かな「歴史文化」を活用・発信していきます。 点在する歴史的資源の1つ、水飲み場 1/2 財団法人東京都公園協会 日比谷公園で展開する具体的な事業 魅力向上の取組 ■ 日常業務における取組 東京の顔となる公園づくり ■ 親しみやすく、開かれた管理所づくり ・企業とのスポンサー連携による第一・第二花壇での美観形成 ・サービスセンターとして立ち寄りやすい環境づくり ・日比谷公園歴史資源保全活用検討委員会(仮称)による歴史資源活用のため ・利用者とのコミュニケーション向上(ネームカード等) の調査実施・検討 ■ 園内施設との連携強化と情報発信 ・園内施設・イベント情報誌、「日比谷公園ニュース」の定期発行 ■ 民間の活力・ノウハウを活かした公園づくり ・企業との連携イベントの実施 ・総合案内板、「情報ボード」の新規設置 ■ ・「地域資源マップ」の作成による地域情報の発信 安全・安心の公園づくり ・公園アメニティ巡回の実施 ・夜間巡回警備による犯罪の抑止 ■ パートナーシップによる管理運営 ・違法屋台対策(都・警察との連携) ・ボランティアによるプランターの管理 ・ホームレス対策(巡回美化清掃、都区・警察との連携) ・小音楽堂でのランチコンサートの開催 ■CSトレーナーによる高度な利用者サービス ・ボランティアガイドウォークの実施 ・全職員のサービス能力向上 公園施設管理における取組 ≪2年間の指標≫ 指標 スポンサー花壇 「(仮称)日比谷公園歴史資源保全活用検討委 員会」 連携イベント 地域資源マップ ボランティアによるプランターの管理 新規ランチコンサート ボランティアガイドウォーク 防災訓練 目標値(2 年間の目標) 実施体制づくり・募集 立ち上げ・調査の実施 1回以上実施 作成 仕組みづくり・管理開始 10 回開催 ・講座開設 ・ガイドウォークの実施 年1回実施 ■ 植物管理 ・全体のバランスを考えた風格ある花壇・芝生づくり ・樹木・樹林の健康状況の把握と定期点検(樹木医の診断等) ■ 施設管理 ・利用頻度の低い施設の活用(陳列場の野外展示場としての活用) ・歴史資源案内板設置 ・ピカピカトイレの実現 ■ 環境保全への貢献 ・ごみ持ち帰り運動 ・落ち葉・剪定枝のリサイクル ・環境保全における情報発信 2/2
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