（7）市報ひがしまつしま 2015 年（平成 27 年）2 月 15 日号 City view! 石巻→ 三陸自動車道東松島「お地蔵さん」 ←仙台場所:野蒜新町長音寺敷地内鳴瀬奥松島 IC 鳴瀬川 ←仙台大震災犠牲者慰霊碑～東松島市内における震災慰霊碑・津波の脅威を伝える石碑～大曲浜 45 東日本大震災大津波犠牲者慰霊碑場所:大曲浜共同墓地場所:東名如月庵野蒜海岸東名東日本大震災犠牲者慰霊碑潜ヶ浦慰霊碑場所:宮戸字潜ヶ浦私有地場所:滝山公園 ● 松島湾津波の教え石大高森貞観の碑場所:宮戸郵便局付近私有地宮戸郵便局室浜場所:牛網地区学習等供用施設東日本大震災大津波犠牲者慰霊碑観音寺慰霊碑追悼と伝承の証し東日本大震災で甚大な被害を受けた東松島市内には、震災による犠牲者を追悼する慰霊碑や津波の脅威を伝える石碑などが、地元住民などやボランティアの支援により建立されています。ここでは震災から4年目を迎える節目に「追悼と伝承」として、市内に建立されている震災慰霊碑や津波の脅威を伝える石碑をお伝えします。 ※平成27年（2015年）1月末現在。 ◆慰霊碑や津波の脅威を伝える石碑などを訪れる際の注意 ■慰霊碑や石碑などを訪れる際は、「追悼と伝承」の気持ちを込めて訪れましょう。 ■慰霊碑や石碑などが建立されている場所は、私有地である場合もあります。自動車で訪れる際の駐車やゴミの持ち帰りなどに十分注意してください。萱野崎 ▼現在の洲崎（野蒜）海岸。新しい堤防の高さが張はりで示されています矢本東保育所跡地に市営町浦住宅完成まちうら洲崎海岸と大曲浜海岸の災害復旧工事が始まるのを前に1月22日（木）、それぞれ安全祈願祭が行われました。多重防御施設の第一線堤となる新しい海岸堤防は、数十年から百数十年に一度の津波でも崩落しにくい粘り強い構造です。出席者は完成に期待を込めました。大曲浜復旧工事の概要矢本東保育所移転跡地に整備した市営町浦住宅（20戸）が1月 20日（水）に入居を開始しました。南・北棟の各戸は中央の広場を挟んで向かい合い、２階はデッキで周回できるようになっています。1月19日（火）に鍵の引き渡し式が行われ、入居者の方々は新しい生活に期待を膨らませていました（1月19日、市営町浦住宅）高齢者見守りで協定締結高齢者の方々が地域で安心して生活できるよう、市と市内を販売エリアとする河北新報販売所が「高齢者見守りの取組みに関する協力協定」を結びました。販売所員が新聞配達を行いながら高齢者世帯を見守る仕組みで、異変が見られた時、市に随時連絡をするほか、倒れている人を発見した時など緊急の場合には救急車の手配や警察への連絡も行います（1月21日、市役所202会議室）かほくしんぽう大曲浜海岸の復旧延長は約５.２㌔で、震災前より約1㍍高いＴＰ７.２㍍の防潮堤を建設します。防潮堤背後の防災林には、松くい虫に抵抗性のあるクロマツを中心に約22万本植栽します。防潮堤や基盤盛土の災害復旧工事は平成28年度、植栽は32年度の完了予定です。洲崎海岸復旧工事の概要野蒜地区の洲崎海岸は約２.８㌔を復旧します。計画堤防高は現況から3㍍ほど高いＴＰ（東京湾平均海面）７.２㍍で、堤防に沿った県道奥松島松島公園線と一体的に整備します。平成29年度の完成を予定しています。洲崎海岸と大曲浜海岸堤防工事が本格着工へ場所:浜市津龍院敷地内場所:宮戸観音寺敷地内野蒜まちづくり協議会が、インドネシア現地視察報告会を開きました。東松島市で地域復興支援員として活動する独立行政法人国際協力機構（ＪＩＣＡ東北）の齊藤弘紀さんと秋山千恵さんが、スマトラ島沖地震（平成16年12月26日発生）の大津波で甚大な被害を受けたインドネシア共和国バンダ・アチェ市の復興の取り組みを説明しました（１月24日、野蒜市民センター）ジャあきやまちイカひろきえバンダ・アチェ市の今を報告