コーポレート・ガバナンスに関する報告書

コーポレートガバナンス
CORPORATE GOVERNANCE
TOBU STORE CO.,LTD.
最終更新日:2016年5月27日
株式会社東武ストア
取締役社長 丹羽 茂美
問合せ先:総務部 03-5922-5111
証券コード:8274
http://www.tobustore.co.jp
当社のコーポレート・ガバナンスの状況は以下のとおりです。
Ⅰコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成、企業属性その他の基本情報
1.基本的な考え方
【基本的な考え方】
当社は、コーポレートガバナンスの充実を図るうえで、透明性の高い経営、迅速な意思決定、経営チェック機能の強化並びに適切な情報開示が
重要であると考えています。
また、「株主の権利・平等性の確保」「株主以外のステークホルダーとの適切な協働」「適切な情報開示と透明性の確保」「取締役会等の責務」「株
主との対話」等を適切に実践することで会社の持続的な成長と中長期的な企業価値に繋がるものと考えています。
【基本方針】
1 株主の権利・平等性の確保
当社は、少数株主や外国人株主を含む全ての株主に対して実質的な平等性を確保するとともに、株主の権利の確保と適切な権利行使に資する
ため、速やかな情報開示と環境整備を行います。
2 株主以外のステークホルダーとの適切な協働
当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値向上のため、株主をはじめとする全てのステークホルダーとの協議が必要不可欠であると認識し、
これらのステークホルダーとの適切な協働を実践するため、経営陣が先頭に立って、ステークホルダーの権利・立場や健全な事業活動倫理を尊
重する企業風土の醸成に努めます。
3 適切な情報開示と透明性の確保
当社は、情報開示は重要な経営課題の一つであり、株主をはじめとするステークホルダーから理解を得るために、適切な情報開示を行うことが不
可欠と認識しています。
その認識のもと法令に基づく開示以外にも、株主をはじめとするステークホルダーにとって重要と判断される情報(非財務情報)については、事業
報告、決算説明会資料並びにそれらの当社ホームページへの掲載等様々な手段により積極的に開示を行います。
4 取締役会等の責務
当社の取締役会は、会社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を促し、収益力・資本効率等の改善を図るべく、企業戦略等の大きな方向
性を示し、経営幹部に対する委任の範囲を明確にした上で、経営幹部の迅速・果断な意思決定を支援するとともに、社外取締役によるチェック機
能の強化、監査役による独立性の高い監査体制の構築により、透明性の高い経営を行います。
5 株主との対話
当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値向上のためには、常日頃から株主を含む投資家と積極的な対話を行い、その意見や要望を経営に
反映させ、当社を成長させていくことが重要であると認識しています。
そのため、IR担当取締役を中心とするIR体制を整備し、当社の経営戦略や経営計画に対する理解を得るため、株主や投資家との対話の場を設
けるなど、株主や投資家からの取材にも積極的に応じます。
【コーポレートガバナンス・コードの各原則を実施しない理由】
<補充原則1-2-4 株主総会における権利行使>
当社は現在、機関投資家や海外投資家比率が比較的低いため、コスト等を勘案し議決権の電子行使や招集通知の英訳を採用していません。今
後、株主構成の変化等状況に応じて検討を進めます。
<補充原則3-1-2 情報開示の充実>
当社では、英語での情報の開示・提供については現状の当社株主構成とその効果を勘案し、行っていませんが、今後の株主構成の変化に応じ
て検討を進めます。
<原則4-8 独立社外取締役の有効な活用>
当社では、東京証券取引所の定める独立役員の資格を満たす独立社外取締役を1名選任しており、取締役会による独立かつ客観的な経営の監
視・監督機能について実効性は確保できていると考えていますが、今後は、更に取締役会機能並びに当社の持続的な成長と中長期的な企業価
値向上を図るため、それらに寄与することができる資質を十分に備えた独立社外取締役の増員に鋭意取り組みます。
<補充原則4-8-1 独立社外取締役の有効な活用>
社外役員間での情報交換・情報共有の方法については今後検討します。
<原則4-11 取締役会・監査役会の実効性確保のための前提条件>
当社の監査役には、財務・会計に関する適切な知見を有している者はいませんが、各監査役は、会計監査人及び内部監査部門と連携を充分に
とっており、また財務・会計に関する知識や意見が必要な場合はいつでも当該専門家に確認できる体制を整えています。
今後は、監査の有効性のさらなる向上を図るため、財務・会計に関する適切な知見を有する監査役を選任することを検討します。
<補充原則4-11-3 取締役会・監査役会の実効性確保のための前提条件>
取締役会の全体の実効性について現状分析・評価を行っていませんが、今後実施について検討します。
【コーポレートガバナンス・コードの各原則に基づく開示】
<原則1-4 いわゆる政策保有株式>
当社は将来に備えた資金の安定調達並びに取引関係強化のため、政策保有株式を保有しています。政策保有株式に係る議決権行使について
は、常勤役員会の同意を得た後、代表取締役が当社グループ並びに投資先企業の中長期的な企業価値向上に資するか否かの観点から議案の
賛否を判断しています。
<原則1-7 関連当事者間の取引>
当社は、当社役員、当社役員が実質的に支配する法人との取引を行う場合は、法令等の定めに従い、取締役会等にて承認、確認等を行ってい
ます。また、主要株主との取引はその取引が株主共同の利益を害するものでないこと、また、そうした懸念を惹起することのないよう、その取引に
関する事項を取締役会で報告するとともに定期的に開示しています。
<原則3-1 情報開示の充実>
(1)会社の目指すところ(経営理念等)や経営戦略、経営計画
当社の経営理念、経営ビジョン等については、当社ホームページにて開示しています。
http://www.tobustore.co.jp/index.php/company/about#philosophy
(2)本コード(原案)のそれぞれの原則を踏まえた、コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方と基本方針
本報告書「1 コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成、企業属性その他の基本情報」「1.基本的な考え方」をご参照くだ
さい。
(3)取締役会が経営陣幹部・取締役の報酬を決定するに当たっての方針と手続
取締役の報酬は、株主総会の決議により、取締役及び監査役のそれぞれの報酬総額の限度額が決定され、職務内容に応じて職位別の月額報
酬として支払われる基本報酬と会社業績を勘案して取締役会決議により支払われる役員賞与によって構成されています。また、株主総会の承認
を得た上で、取締役会決議によって支払われる退職慰労金制度を採用しています。いずれの報酬も社外取締役の助言等を踏まえ代表取締役が
取締役会に上程する案を検討します。
(4)取締役会が経営陣幹部の選任と取締役・監査役候補の指名を行うに当たっての方針と手続
経営陣幹部の選任と取締役・監査役候補者の指名を行うにあたっては、当社の経営陣幹部または取締役・監査役として相応しい豊富な経験、高
い見識、高度な専門性を有する人物を候補者とし、取締役会において決定を行います。また、監査役については、監査役会の同意を得て指名し
ています。
取締役・監査役候補者については、社外取締役の助言等を踏まえ代表取締役が取締役会に上程する案を検討します。
(5)取締役会が上記(4)を踏まえて経営陣幹部の選任と取締役・監査役候補の指名を行う際の、個々の選任・指名についての説明
【社内取締役及び監査役】
・代表取締役社長 丹羽茂美
商社における食品流通に係わる豊富な経験に加え、当社にて業務本部長、開発本部長及び経営企画担当等幅広い分野で経験を重ねており、取
締役として適任であると判断している。
・専務取締役 大浦 理(管理本部管掌兼業務本部長)
商社における食品流通に係わる豊富な経験に加え、当社にて経営企画部長、業務本部長及び管理本部管掌等幅広い分野で経験を重ねており、
取締役として適任であると判断している。
・専務取締役 土金信彦(営業本部管掌兼商品本部長)
当社店舗における豊富な販売経験に加え、日配食品部長、惣菜部長及び商品本部長等長年の経験を重ね仕入業務に関する卓越した専門知識
を有しており、取締役として適任であると判断している。
・常務取締役 山本秀昭(財経本部長)
当社店舗における豊富な販売経験に加え、経理部長、業務本部長及び財経本部長等長年の経験を重ね財務及び会計に関する卓越した専門知
識を有しており、取締役として適任であると判断している。
・常務取締役 榛沢雅己(販売本部長)
当社店舗における豊富な販売経験に加え、販売本部副本部長、経営企画部長、営業企画本部副本部長及び業務改革推進室長等幅広い分野で
経験を重ねており、取締役として適任であると判断している。
・取締役 増山義高(業務本部副本部長)
当社店舗における豊富な販売経験に加え、人事部長として長年の経験を重ね人事・労務に関する卓越した専門知識を有しており、取締役として
適任であると判断している。
・取締役 近藤喜美男(営業企画本部長兼営業企画部長)
当社店舗における豊富な販売経験に加え、情報システム室長、営業企画部長及び営業企画本部副本部長等幅広い分野で経験を重ねており、取
締役として適任であると判断している。
・取締役 多知幸男(商品本部副本部長兼加工食品部長)
当社店舗における豊富な販売経験に加え、日配食品部長、加工食品部長及び商品本部副本部長等長年の経験を重ね仕入業務に関する卓越し
た専門知識を有しており、取締役として適任であると判断している。
・常勤監査役 小浜 浩
当社店舗における豊富な販売経験に加え、総務部長、監査室長として長年の経験を重ね総務及び監査に関する専門知識を有しており、監査役
として適任であると判断している。
【社外取締役及び社外監査役】
本報告書の「2 経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況」の「1.機関構成・組織運
営等に係る事項」の「取締役関係」及び「監査役関係」にて開示していますのでご参照下さい。
<補充原則4-1-1 取締役会の役割・責務(1)>
取締役会は、業務執行者による職務執行をはじめとする経営全般に対する監督機能を担い、経営の公正性・透明性を確保するとともに、法令上
取締役会が決定すべき事項とされている重要な業務執行の決定等を通じて、当社のために意思決定を行います。前項の重要な業務執行以外の
業務の執行及びその決定については、常勤の取締役及び監査役で構成されほぼ毎週開催する常勤役員会に権限委譲され、営業施策の決定な
ど迅速な意思決定を行っています。具体的には取締役会及び常勤役員会はそれぞれ付議事項について規定を設け、取締役会は法令または定
款に定める事項のほか、業務執行に関しては店舗の設置及び廃止等重要事項について決議を行い、その他の業務執行は一定の上限金額を定
めた上で、常勤役員会で決定しており、経営陣に対する委任の範囲を明確に定めています。
<原則4-9 独立社外取締役の独立性判断基準及び資質>
当社は、東京証券取引所が定める独立性基準を当社の基準として、経営陣から著しいコントロールを受けず、また経営陣に対して著しいコントロ
ールを及ぼし得ない者を独立社外取締役の候補者として選定しています。
<補充原則4-11-1 取締役会・監査役会の実効性確保のための前提条件>
当社の取締役会は現在、取締役11名(内、社外取締役3名)監査役3名(社外監査役2名)で構成され、実効性ある議論を行うのに適正な規模、
また事業に伴う知識、経験、能力等のバランスを配慮し多様性を確保した人員で構成することを基本的な考え方としています。
取締役の選任は、代表取締役が社外取締役の助言等を踏まえ取締役会に上程し決定します。
<補充原則4-11-2 取締役会・監査役会の実効性確保のための前提条件>
取締役および監査役は、その役割・責務を適切に果たすために必要となる時間・労力を取締役および監査役の業務に振り向け、兼職については
合理的範囲に留めています。なお、その兼任の状況は、定時株主総会招集通知(事業報告の「会社役員に関する事項」及び株主総会参考書類
の「取締役及び監査役選任議案」)にて開示しています。
<補充原則4-14-2 取締役・監査役のトレーニング>
当社では、取締役・監査役向けに、必要な知識習得とその役割と責任の理解の機会として、外部講習会に参加する機会を設けています。また、
社外取締役・社外監査役に当社グループの経営理念、経営方針、事業活動および組織等に関する理解を深めることを目的に、就任時およびそ
の後も必要に応じて、これらに関する情報提供を行っています。また、社外取締役・社外監査役を含む取締役・監査役が、その役割および責務を
果たすために必要とする事業・財務・組織等に関する知識を取得するために必要な機会の提供、あっせん、費用の支援を行っています。
<原則5-1 株主との建設的な対話に関する方針>
当社ではIR担当取締役を選任するとともに、経理部及び総務部をIR担当部署としています。
株主や投資家に対しては、経営トップが出席する決算説明会を半期に一度開催するとともに、株主からの対話の申込みに対しては、会社の持続
的な成長と中長期的な企業価値向上に資するよう、合理的な範囲で前向きに対応しています。
また、それらで得られる株主等の反応は、随時経営陣幹部等にフィードバックしています。
なお、株主との対話に際してはインサイダー情報の漏洩防止を徹底しています。
2.資本構成
外国人株式保有比率
10%未満
【大株主の状況】
氏名又は名称
所有株式数(株)
割合(%)
丸紅株式会社
21,166,000
33.27
東武鉄道株式会社
18,575,120
29.19
東武ストア取引先持株会
2,115,175
3.32
株式会社みずほ銀行
654,350
1.03
株式会社埼玉りそな銀行
622,300
0.98
加藤産業株式会社
453,800
0.71
東武ストア従業員持株会
452,798
0.71
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
452,000
0.71
フジパングループ本社株式会社
372,000
0.58
アツギ株式会社
330,005
0.52
支配株主(親会社を除く)の有無
―――
親会社の有無
なし
補足説明
―――
3.企業属性
上場取引所及び市場区分
東京 第一部
決算期
2月
業種
小売業
直前事業年度末における(連結)従業員
数
1000人以上
直前事業年度における(連結)売上高
100億円以上1000億円未満
直前事業年度末における連結子会社数
10社未満
4.支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針
―――
5.その他コーポレート・ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情
当社は、丸紅株式会社及び東武鉄道株式会社の関連会社であり、これらの親会社等と協力関係を保ちながら事業展開を行っていく所存でありま
すが、当社は、自ら経営責任を負い独立した事業経営を行っており、今後もかかる経営を継続していく方針であります。
Ⅱ経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況
1.機関構成・組織運営等に係る事項
組織形態
監査役設置会社
【取締役関係】
定款上の取締役の員数
員数の上限を定めていない
定款上の取締役の任期
1年
取締役会の議長
社長
取締役の人数
11 名
社外取締役の選任状況
選任している
社外取締役の人数
3名
社外取締役のうち独立役員に指定され
ている人数
1名
会社との関係(1)
氏名
属性
猪森信二
他の会社の出身者
小島亜希子
弁護士
三木智之
他の会社の出身者
a
b
c
d
会社との関係(※)
e
f
g
h
○
i
j
k
○
○
○
○
※ 会社との関係についての選択項目
※ 本人が各項目に「現在・最近」において該当している場合は「○」、「過去」に該当している場合は「△」
※ 近親者が各項目に「現在・最近」において該当している場合は「●」、「過去」に該当している場合は「▲」
a
上場会社又はその子会社の業務執行者
b
上場会社の親会社の業務執行者又は非業務執行取締役
c
上場会社の兄弟会社の業務執行者
d
上場会社を主要な取引先とする者又はその業務執行者
e
上場会社の主要な取引先又はその業務執行者
f
上場会社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家、法律専門家
g
上場会社の主要株主(当該主要株主が法人である場合には、当該法人の業務執行者)
h
上場会社の取引先(d、e及びfのいずれにも該当しないもの)の業務執行者(本人のみ)
i
社外役員の相互就任の関係にある先の業務執行者(本人のみ)
j
上場会社が寄付を行っている先の業務執行者(本人のみ)
k
その他
会社との関係(2)
氏名
独立
役員
適合項目に関する補足説明
選任の理由
猪森信二
東武鉄道株式会社代表取締役専務
当社の主要株主である東武鉄道株式会社の
代表取締役専務であり、同氏の経歴・経験か
ら当社取締役会に対し有益なアドバイスを頂
けるものと判断し、選任いたしております。
小島亜希子
社外取締役の小島亜希子氏は、阿部・井
窪・片山法律事務所の弁護士であり、当
社と同事務所は法律顧問契約を締結して
おりますが、顧問料は僅少であることか
ら、一般株主と利益相反関係は生じるお
それはないと判断しております。
弁護士として幅広い知識と経験を有しており、
企業経営に直接携わったことはありませんが、
同氏の経歴・経験から当社取締役会に対して
有益なアドバイスを頂けるものと判断し、選任
いたしております。
丸紅株式会社食品流通部長
当社の筆頭株主である丸紅株式会社の食品
流通部長であり、同氏の経歴・経験から当社
取締役会に対し有益なアドバイスを頂けるもの
と判断し、選任いたしております。
三木智之
○
指名委員会又は報酬委員会に相当する
任意の委員会の有無
なし
【監査役関係】
監査役会の設置の有無
設置している
定款上の監査役の員数
員数の上限を定めていない
監査役の人数
3名
監査役、会計監査人、内部監査部門の連携状況
監査役は、監査職務の効率的な遂行にあたり、監査方針、監査計画及びその結果について、会計監査人と定期的に意見交換を行っております。
代表取締役の直轄組織として、内部監査を担当する「監査部」があります。監査役は、監査部より事前の内部監査計画、監査途中の重要事項そ
して事後の監査結果のそれぞれの報告を定期的に受けるとともに、必要に応じて連携して監査を実施しております。
社外監査役の選任状況
選任している
社外監査役の人数
2名
社外監査役のうち独立役員に指定され
ている人数
0名
会社との関係(1)
氏名
属性
a
b
c
d
会社との関係(※)
e f g h i
j
大塚博哉
他の会社の出身者
○ ○
斉藤 匡
他の会社の出身者
○ ○
k
l
m
※ 会社との関係についての選択項目
※ 本人が各項目に「現在・最近」において該当している場合は「○」、「過去」に該当している場合は「△」
※ 近親者が各項目に「現在・最近」において該当している場合は「●」、「過去」に該当している場合は「▲」
a
上場会社又はその子会社の業務執行者
b
上場会社又はその子会社の非業務執行取締役又は会計参与
c
上場会社の親会社の業務執行者又は非業務執行取締役
d
上場会社の親会社の監査役
e
上場会社の兄弟会社の業務執行者
f
上場会社を主要な取引先とする者又はその業務執行者
g
上場会社の主要な取引先又はその業務執行者
h
上場会社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家、法律専門家
i
上場会社の主要株主(当該主要株主が法人である場合には、当該法人の業務執行者)
j
上場会社の取引先(f、g及びhのいずれにも該当しないもの)の業務執行者(本人のみ)
k
社外役員の相互就任の関係にある先の業務執行者(本人のみ)
l
上場会社が寄付を行っている先の業務執行者(本人のみ)
m
その他
会社との関係(2)
氏名
大塚博哉
斉藤 匡
【独立役員関係】
独立
役員
適合項目に関する補足説明
選任の理由
東武鉄道株式会社グループ事業部長
当社の主要株主である東武鉄道株式会社の
グループ事業部長であり、同氏の経歴、経験
から当社の経営執行の適法性について客観
的な監査を行って頂けるものと判断し選任いた
しております。
丸紅株式会社食品流通部部長代理
当社の筆頭株主である丸紅株式会社の食品
流通部部長代理であり、同氏の経歴、経験か
ら当社の経営執行の適法性について客観的な
監査を行って頂けるものと判断し選任いたして
おります。
独立役員の人数
1名
その他独立役員に関する事項
―――
【インセンティブ関係】
取締役へのインセンティブ付与に関する
施策の実施状況
実施していない
該当項目に関する補足説明
業績結果に応じ、期末に役員賞与を支給する。また、取締役の退職慰労金制度は継続する。
ストックオプションの付与対象者
該当項目に関する補足説明
―――
【取締役報酬関係】
(個別の取締役報酬の)開示状況
個別報酬の開示はしていない
該当項目に関する補足説明
第70期(平成27年3月1日から平成28年2月29日まで)の取締役および監査役の報酬等の総額は次のとおりであります。
取締役(社外取締役を除く)の報酬等の総額
133百万円(基本報酬 93百万円、賞与 10百万円、退職慰労金 29百万円)員数 10名
監査役(社外監査役を除く)の報酬等の総額
14百万円(基本報酬 11百万円、賞与 0百万円、退職慰労金 2百万円)員数 1名
社外役員の報酬等の総額
3百万円(基本報酬 2百万円、賞与 0百万円)員数 7名
(注)1.金額は、百万円未満を切り捨てております。
2.株主総会決議による役員報酬限度額は、取締役分年額1億7,000万円以内(うち社外取締役年額2,300万円以内)、監査役分年額
3,000万円以内であります。(平成28年5月25日開催の第70期定時株主総会で決議)
報酬の額又はその算定方法の決定方
針の有無
あり
報酬の額又はその算定方法の決定方針の開示内容
当社の役員報酬等の額は、株主総会の決議により、取締役及び監査役のそれぞれの報酬総額の限度額が決定され、職務内容に応じて職位別
に月額報酬として支払われる基本報酬と会社業績を勘案して取締役会決議により支払われる役員賞与によって構成されております。
また、当社は退職慰労金制度を採用しており、取締役及び監査役の退任時、職位別基準金額及び各職位別在任年数を基準に在任中の功績等
を勘案して支給金額を算出し、株主総会の承認を得た上で、取締役については取締役会にて、監査役については監査役の協議にて支給金額を
決定しております。
【社外取締役(社外監査役)のサポート体制】
総務部が社外取締役(社外監査役)との連絡窓口になり、総務部を管轄する取締役が社外取締役(社外監査役)と業務執行取締役及び常勤監
査役との連絡・調整を行っています。また、取締役会資料等の情報も必要に応じ事前に配布する等、サポート体制の充実を図っています。
2.業務執行、監査・監督、指名、報酬決定等の機能に係る事項(現状のコーポレート・ガバナンス体制の概要)
(1)「監査役会設置会社」の組織形態を採用。
(2)取締役会は取締役11名(うち社外取締役3名)、監査役3名(うち社外監査役2名)で、構成され、取締役の任期は1年に設定。
(3)社外取締役3名は主要株主2社の業務執行者及び弁護士、社外監査役2名は主要株主2社の業務執行者。
(4)社外取締役及び社外監査役を除く取締役8名及び常勤監査役1名で構成される常勤役員会をほぼ毎週開催。
(5)内部統制の充実を図るため社内横断的に広く連携を図り、「内部統制システム委員会」を設置。
(6)内部監査は代表取締役の直轄組織で業務部門から独立した「監査部」が実施。また、必要に応じて監査役とも連携しつつ業務執行の監視と
業務効率化に向けた検証を実施。
(7)会計監査人として、有限責任 あずさ監査法人と監査契約を締結。同監査法人が会計監査及び財務報告に係る内部統制監査を実施。(財務
報告に係る内部統制監査は2009年度より実施。)
・前年度の会計監査業務を執行した公認会計士の氏名及び会計監査業務に係る補助者の構成は次のとおりです。
指定有限責任社員 業務執行社員 細矢 聡
指定有限責任社員 業務執行社員 冨樫高宏
会計監査業務に係る補助者の構成 公認会計士6名、その他13名。
(注)その他は、公認会計士試験合格者、システム監査担当者等であります。
○監査役の機能強化に向けた取組状況
(1)常勤監査役は取締役会は勿論、ほぼ毎週開催の常勤役員会、その他重要な会議に出席して情報の共有化を図っている。
(2)常勤監査役は内部監査を担当する監査部及び会計監査人から監査方針、監査計画及びその結果等について意見交換を行う等連携の強化
を図っている。
(3)監査役の職務の補助体制として、取締役は監査役の求めにより監査役の職務を補助する使用人として、適切な人材を使用人から任命するこ
とができる。(内部統制基本方針)
当該社外監査役を選任している理由に記載のとおり、それぞれ独立した立場で客観的な監査を行なっている。
3.現状のコーポレート・ガバナンス体制を選択している理由
会社が継続的に収益を上げて企業価値を高めるためには、「コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方」で記載のとおり、コーポレート・ガ
バナンスの充実を図ることが重要であり、そのためには迅速な意思決定、経営チェック機能の強化、適切な情報開示による透明性の高い経営を
行うことが重要であると考える。
現在の体制は、次に記載のとおり、こうした内容を実現する上で最適な体制であると考える。
(1)迅速な意思決定
ほぼ毎週開催される常勤役員会では、変化の激しい小売業を取り巻く環境、お客様のニ-ズの変化に対応した営業施策の決定など迅速な意
思決定を行なっている。
(2)経営チェック機能の強化
・社外取締役3名の活動は、経営者の暴走等の防止、幅広い見識に基づく経営者から独立した助言が期待され、経営機能の客観性及び中立
性を確保して、チェック機能の強化に繋がっている。
・上記「監査役の機能強化に向けた取組状況」に記載のとおり、監査役の機能を強化することで、経営監視機能の強化を図っている。
・取締役の任期を1年として、取締役の責任を明確にするとともに、議決権の行使を通じた株主の経営に対するチェックを毎年行なっている。
(3)適切な情報開示による透明性の高い経営
・透明性の高い経営を行うため、正確かつ公平な会社情報の開示を適切に行なえるよう社内体制の充実を図っている。
Ⅲ株主その他の利害関係者に関する施策の実施状況
1.株主総会の活性化及び議決権行使の円滑化に向けての取組み状況
補足説明
集中日を回避した株主総会の設定
平成28年5月25日開催。
その他
その他当社のホームページに、招集通知、決議通知及び議決権行使結果を掲載しておりま
す。
また、株主総会招集通知を早期発送し、株主総会招集に係る取締役会決議から招集通知を
発送する間に東京証券取引所のウェブサイトにて公表を行っています。
2.IRに関する活動状況
補足説明
アナリスト・機関投資家向けに定期的説
明会を開催
決算発表、中間決算発表後すみやかに代表取締役社長によるアナリスト向け
の説明会を定期的に開催しております。
IR資料のホームページ掲載
IR資料のホームページ掲載。
当社のホームページ内にIR情報コーナーを設けております。当該コーナーに
は、決算短信、決算説明会資料、適時開示資料等を掲載しております。
IRに関する部署(担当者)の設置
IR担当部署
IR担当役員
事務連絡責任者
代表者自身
による説明
の有無
あり
総務部、経理部
専務取締役管理本部管掌兼業務本部長 大浦 理
総務部長 浅津 裕
3.ステークホルダーの立場の尊重に係る取組み状況
補足説明
社内規程等によりステークホルダーの
立場の尊重について規定
東武ストアコンプライアンス基本方針に次のとおり規定しております。1.「新鮮で安全な商品の
提供と誠実な接客」(お客様のために) 2.「法令遵守と環境への配慮」(社会のために) 3.「積
極的な情報開示」(株主・投資家のために) 4.「公正な取引の推進」(お取引先のために) 5.
従業員のための企業環境づくり(従業員のために)
環境保全活動、CSR活動等の実施
当社は地球環境保全の重要性を認識し、企業活動のあらゆる場面を通じ、また、地域社会にお
ける環境活動に積極的に参加することにより、地球にやさしい社会づくりに真剣に取り組んでお
ります。
具体的には、店頭での資源ごみの回収、レジ袋の削減運動、食品リサイクルの実施、ごみの分
別によるリサイクルの推進、さらに、照明のLED化による電気使用量の削減などに積極的に取
り組んでおります。
その他
大規模災害発生時に、各店舗でお客様に対して募金活動を実施するとともに、従業員からの募
金活動もあわせて実施し、日本赤十字社を通して被災地の支援を行っています。
Ⅳ内部統制システム等に関する事項
1.内部統制システムに関する基本的な考え方及びその整備状況
当社は内部統制システムの整備等について、取締役会において「内部統制基本方針」を次のとおり決議しております。なお、平成27年4月10日開
催の取締役会で同方針の一部を変更して、グループ内部統制に関する事項及び監査を支える体制等の整備に関する事項を追加しております。
a.当社の取締役・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制の整備
イ.コーポレート・ガバナンス
当社は、取締役会、監査役会、会計監査人の機関制度を基に引き続きコーポレート・ガバナンスの充実に取り組み、透明性の高い経営、迅速な
意思決定、経営監視機能の強化並びに適時適切な情報開示に努めるなど、ガバナンス体制を更に強化する。
ロ. コンプライアンス
コンプライアンス体制の基礎として「コンプライアンス基本方針」並びに「コンプライアンスマニュアル」を制定するとともに、代表取締役社長を委員
長とするコンプライアンス委員会を組織し、法令、社会規範及び社内規程類に対する遵守の重要性の徹底とその実施状況のモニタリングに努め
るなど、諸施策を講ずる。
また、社内通報制度として「社長直行便」を整備し、不正に対する監視体制の強化並びに健全な職場環境の維持に努める。
更に、法律専門家からの適宜、適切な法的アドバイスを受ける体制を確保するため、弁護士事務所との顧問契約を締結する。
ハ.反社会的勢力との関係遮断
社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、毅然とした態度で臨むとともに、助長取引を含めた一切の関係を遮断する。
b.当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制について
イ.情報の保存及び管理
取締役及び社員の職務執行に係る情報を文書または電磁的媒体(以下、文書等という)として、当社の「文書取扱規程」に基づき記録し、「文書保
管基準年数一覧表」の規程に従い、相応の期間で適切かつ確実に検索性の高い状態で保存及び管理する。
ロ.情報の閲覧
取締役並びに監査役は、常時、これらの文書等を閲覧できるものとする。
c.当社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制について
イ.職務執行の原則
取締役は取締役会の決定により、社員は職務執行規程に基づき、それぞれの職務の遂行に必要な権限を付与されるとともに、その範囲におい
て職務の執行に伴うリスクを管理し、結果について責任を負う。
ロ.稟議制度
重要財産の増減変動、通常でない費用の支出などの経営管理上の個別重要事項については、職務執行規程、決裁基準及び稟議規程に基づ
き、関係部との協議を経て、社長及び本部長の承認決裁を得るなど、個別リスクの管理を強化する。
ハ.リスク管理
取締役は、自己の担当領域について当社グループ全体のリスク管理の責任と権限を有するものとし、更に、経営に重大な影響を及ぼすリスクを
組織横断的に認識し、評価、対応する体制を整備する。
また、新たなリスクへの対応が必要となった場合は、速やかに対応責任者となる者を定める。
大地震等の不測の事態が発生した場合には、「東武ストア防災規程」に基づき、社長を本部長とする対策本部を設置して迅速な対応を行い、損
害の拡大を防止しこれを最小限にとどめる体制を整える。
d.当社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制について
イ.経営管理システム
取締役は、全社が共有する経営方針・経営計画を定め、この浸透を図り、その具現化のための業績目標を設定するとともに、実施すべき具体的
な施策を決定し、効率的な業務遂行体制を構築する。
ロ.ITの積極的な活用
取締役会は、ITを積極的に活用したシステムにより定期的にこの結果をレビューし、その議論を踏まえ、各取締役は実施すべき具体的な施策及
び権限の分配を含めた業務遂行体制を改善する。
ハ.職務権限及び責任の明確化
取締役は取締役会において担当職務を決定し、諸規程(職務分掌規程、職務執行規程、執行明細など)において取締役及び社員の役割、権限、
責任を明確にし、あわせて、意思決定の社内ルールを定める。
e.当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制について
イ.グループ運営体制
当社及び子会社全体の内部統制の構築を目指し、当社に内部統制に関する担当組織を設けるとともに、グループ各社間での内部統制に関する
協議、情報の共有、指示等が効率的に行われる体制を構築する。
経営管理については、当社は、必要に応じて子会社に取締役を派遣するとともに、当社への報告・決裁制度により子会社経営の管理を行うもの
とし、当社の常勤役員会において業務執行状況を監視する。
ロ.財務情報の適正性確保
当社グループは、連結財務諸表等の報告の信頼性を確保し、継続的なモニタリング体制を構築する。
ハ.子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制
当社の常勤役員会に子会社の決算及び業務執行状況を定期的に報告する。
また、経営上の重要事項について子会社の管理に係わる当社取締役に適宜報告する。
ニ.子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制
子会社の取締役は取締役会の決定により、社員は職務執行規程に基づき、それぞれ職務の遂行に必要な権限を付与され、その範囲で職務の
執行に伴うリスクの管理を行うが、子会社への取締役の派遣並びに当社内部監査部門による定期的な業務監査及び組織制度監査の実施によ
り、子会社のリスク管理体制を確保する。
ホ.子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
当社の経営方針、営業施策及び予算について徹底する予算確認会・事業計画確認会等に子会社取締役等も参加して情報共有し、グループ全体
の業務の整合性を確保するとともに、効率的なグループ運営を行う。
また、グループ会社の経理業務の一部を当社で行うなど間接業務を効率的に行う。
ヘ.子会社の取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
当社コンプライアンス委員会への参加、また、当社コンプライアンスマニュアルをグループ全体で共有して、グループ全体でコンプライアンス体制
を構築する。
また、当社の内部監査部門が子会社の定期監査を実施し、更に当社が顧問契約を締結する弁護士事務所の弁護士から、子会社に対しても必要
に応じて適宜・適切な法的アドバイスを行う体制を確保する。
f.当社の監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制並びにその使用人の当社の取締役
からの独立性及び当社の監査役の使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
イ.監査役の職務の補助体制
取締役は、監査役の求めにより監査役の職務を補助する使用人として、適切な人材を当社の使用人から任命する。
ロ.当該使用人の人事
当該使用人の解任・任命・異動・懲戒・評価・報酬等の決定については事前に監査役の意見を求めるなど、執行からの独立性を確保するものとす
る。
ハ.当該使用人は監査役の指揮命令に従うものとする。
g.当社の取締役及び使用人が当社の監査役に報告するための体制その他当社の監査役への報告に関する体制について
イ.報告体制
取締役及び社員は、全社的に重大な影響を及ぼす事項、業務執行に関する事項、コンプライアンス、リスクマネジメントに関する事項について、
監査役に報告する。
また、取締役並びに社員は、監査役から業務執行に関する報告を求められたときは、誠実かつ正確に当該事項について報告する。
ロ.監査役の重要会議への出席
監査役は、取締役会に出席し、取締役から業務執行の状況その他重要事項の報告を受けるほか、常勤役員会その他重要会議に出席する。
h.当社の子会社の取締役及び使用人またはこれらの者から報告を受けた者が当社の監査役に報告するための体制について
イ.子会社の決算及び業務執行状況を定期的に報告する常勤役員会に監査役も出席する。
また、監査役から求められたときは、当該事項について子会社の取締役、監査役及び使用人は誠実かつ正確に当該事項について報告する。
ロ.子会社の内部通報の結果は、監査役の求めに応じて定期的に報告する。
また、当社の内部監査部門が定期的に行う子会社の業務監査の監査結果については、監査役に報告する。
i.当社の監査役へ報告した者が当該報告をしたことを理由として不利益な取扱いを受けないことを確保するための体制について
当社及び子会社の内部通報規程に基づき、通報を行ったことを理由として通報者が不利益な取扱いを受けない体制を確保している。
j.当社の監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係
る方針に関する事項
監査役の監査に係る費用については、監査役の要請並びに過去の実績に基づき、当社主管部署で予算を措置する。
また、弁護士等外部専門家を利用する場合は、当社担当部署が窓口となり、会社の費用で相談することができる。
k.その他当社の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制について
イ.監査部及び監査法人との連携
監査役は、監査職務の効率的な遂行にあたり、監査部及び監査法人から、監査方針、監査計画及びその結果等について意見交換を行う。
ロ.取締役の協力
取締役は、監査役職務の適切な遂行のため、情報の収集や交換などが円滑に行われるように協力する。
2.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況
(1)反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方
市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、毅然とした態度で臨むとともに、一切の関係を遮断する。
(2)反社会的勢力排除に向けた整備状況
当社は、反社会的勢力による経営活動への関与の防止や当該勢力による被害を防止する観点から、「東武ストア コンプライアンスマニュアル」に
おいて、「わたしたちは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、毅然とした態度で臨むとともに、一切の関係を遮断し
ます。」と宣言するとともに、当該マニュアルにおいて「基本的行動」「不当要求に対する対応」「不当な金銭の授受を目的としたクレームへの対応」
「反社会的勢力との取引禁止」「反社会的勢力の利用禁止」「反社会的勢力との対応の基本」の6項目による具体的対応方法等について定め、反
社会的勢力との関係排除に取り組んでおります。
Ⅴその他
1.買収防衛策の導入の有無
買収防衛策の導入の有無
なし
該当項目に関する補足説明
―――
2.その他コーポレート・ガバナンス体制等に関する事項
当社の会社情報の適時開示に係る社内体制の状況は、下記のとおりです。
(1)当社及び子会社において適時開示が必要と考えられる各種内部情報が発生した場合には、各所管取締役・部長並びに子会社社長は、当該
情報の内容について業務本部長(情報取扱責任者)に報告いたします。
(2) 情報の重要性の判断、適時開示の必要性について、業務本部長を中心に、所管取締役・部長、総務部長、経理部長等で、適時開示規則に
準じて協議いたします。
(3) また、ほぼ毎週開催の常勤役員会(社外取締役及び社外監査役を除く取締役8名及び常勤監査役1名出席)で、各種情報を共有するととも
に重要事実を確認、適切な情報開示の徹底を図っております。
(4) 情報開示が必要と認められるときは、取締役社長の承認を受け、また当該情報の内容によっては取締役会の承認を得たのち、決定事実・
決算情報については経理部で、発生事実については総務部で適時開示報告書を作成し、情報取扱責任者である業務本部長がすみやかに証券
取引所へ提出いたします。
なお、情報開示の徹底を図るため、当社ホームページにあわせて掲載しております。
(5) インサイダー取引規制についての社内教育(情報開示含む)を実施し、情報管理の徹底を図るとともに、情報開示の重要性についての社内
認識の浸透に努めております。
(6)なお、情報開示にいたるまでの内部情報については、社内規定である内部情報管理規程に基づき、厳重な管理を行っております。