世界を席巻する作曲家、藤倉大の作品集、ソニーミュージックより堂々リリース! 藤倉 大 オーケストラル・ワークス 「世界にあてた私の手紙」 (フルート協奏曲/世界にあてた私の手紙/ミナ/バニツァ・グルーヴ!) DAI FUJIKURA / my letter to the world ■ 品 番 : SICX-10002 ■ 価 格 : 3240 円 ( 税 込 ) ■ レ ー ベ ル : SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL ■ 発 売 日 : 2016 年 6 月 22 日 ■ 形 態 : ハ イ ブ リ ッ ド ・ デ ィ ス ク ( CD/SACD) /DSD MASTERING ■ (P) 2016 SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL ※ ハ イ レ ゾ デ ー タ ( DSD/ PCM) も 同 時 配 信 ! 詳 し く は mora の サ イ ト に て ロンドンを拠点に世界を席巻する作曲家、藤倉大の最新作品集《藤倉大 オーケストラル・ ワークス「世界にあてた私の手紙」》が 6 月 22 日ソニーミュージックより堂々リリース。 藤倉作品では初となる SACD ハイブリッド・ディスクでのリリースとなり、DSD/PCM での ハイレゾ配信も予定。藤倉が現在コンポーザー・イン・レジデンスを務める名古屋フィル ハーモニー交響楽団によるライブ録音。ユニークな点は、編集、ミックス、マスタリング の全ては作曲家自身によるもので、まさに藤倉大の頭の中の響きが CD 化に。最新オーケス トラ作品 4 曲を収録。本作は、6 月 22 日の CD リリースに先駆け、日本国外では藤倉自身 の主宰する音楽レーベル Minabel Records にてデジタル配信を行い、好評を博している。 収録曲 藤倉 大 Dai Fujikura(1977- ) フルート協奏曲 Flute Concerto 1 (20:45) クレア・チェイス(フルート) Flute: Claire Chase マーティン・ブラビンズ(指揮) Conductor: Martyn Brabbins 名古屋フィルハーモニー交響楽団 Nagoya Philharmonic Orchestra 世界にあてた私の手紙〜バリトンとオーケストラのための “my letter to the world” for Baritone and Orchestra 2 (02:05) 3 (01:04) 4 (02:54) 5 (01:41) 6 (03:28) 7 (01:43) サイモン・ベイリー(バリトン) Baritone: Simon Baily マーティン・ブラビンズ(指揮) Conductor: Martyn Brabbins 名古屋フィルハーモニー交響楽団 Nagoya Philharmonic Orchestra ミナ〜木管楽器・打楽器による 5 人のソリストとオーケストラのための “MINA” Concerto for 5 Soloists and Orchestra 8 (15:03) インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル International Contemporary Ensemble クレア・チェイス(フルート、ベル) Flutes, Bells: Claire Chase ニック・マスターソン(オーボエ、ベル) Oboe, Bells: Nick Masterson ジョシュア・ルービン(クラリネット、ベル) Clarinets, Bells: Joshua Rubin レベッカ・ヘラー(ファゴット、ベル) Bassoon, Bells: Rebekah Heller ネイサン・デイヴィス(ハンマー・ダルシマー) Hammered Dulcimer: Nathan Davis マーティン・ブラビンズ(指揮) 名古屋フィルハーモニー交響楽団 バニツァ・グルーヴ! “Banitza Groove!” for Orchestra 9 (05:09) マーティン・ブラビンズ(指揮) 名古屋フィルハーモニー交響楽団 藤倉 大(作曲) DAI FUJIKURA, composer All tracks composed,edited, mixed and mastered by Dai Fujikura Recorded by Mari Yamamoto (Studio Frohla) DSD Mastering Engineer: Hiroshi Katada (Sony Music Studios Tokyo) Directed by Motoichi Sugita (Sony Music Japan International) Photography: Milena Mihailova <アーティストについて> 藤倉 大 (作 曲 ) 1977 年大阪生まれ。15 歳で渡英し、エドウィン・ロックスバラ、ダリル・ランズウィック、ジョージ・ベ ンジャミンに師事に師事。ハダースフィールド国際音楽祭作曲家賞、ロイヤル・フィルハーモニック 作曲賞、国際ウィーン作曲賞、パウル・ヒンデミット賞、尾高賞、芥川作曲賞、中島健蔵音楽賞、エ クソンモービル賞をはじめ、数々の著名な作曲賞を受賞。ザルツブルグ音楽祭、ルツェルン音楽 祭、BBC プロムス、バンベルク響、シカゴ響、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、シモン・ボリ バル響、アルディッティ弦楽四重奏団などから作品を委嘱され、国際的な共同委嘱もますます増 えている。ブーレーズ、エトヴェシュ、ノット、ドゥダメル、アルミンク、リープライヒ、井上道義、山田 和樹らが藤倉の作品を初演・演奏している。2015 年 3 月にはシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇 場、リール歌劇場の共同委嘱によるオペラ《ソラリス》がシャンゼリゼ劇場にて世界初演され、現 地メディアからの評価も高い。2015 年には、ニューヨーク・フィルハーモニック、NHK 交響楽団、ア ンサンブル・レゾナンツ共同委嘱による弦楽オーケストラ作品《Infinite String》、名古屋フィルハー モニー交響楽団、セントポール室内管弦楽団共同委嘱によるフルート協奏曲が初演され、2016 年シーズンは、トッパンホール 15 周年記念委嘱作品で、チェリストのジャン=ギアン・ケラスのため のチェロ・ソロ作品《osm》、NHK 交響楽団首席ホルン奏者のためのホルン協奏曲第 2 番、ニュー ヨーク、リンカーン・センターで毎夏行われるモーストリー・モーツァルト・フェスティバルでのチェロ 協奏曲の世界初演及びフルート協奏曲のアンサンブル版での世界初演、ベルギーのアルス・ム ジカ音楽祭委嘱作品で、オルガン独奏のための《Water Path》、山田和樹指揮東京混声合唱団 のための合唱新作の初演が控えている。 録音は、NMC、commmons、KAIROS、ストラディヴァリウス、ソニーミュージック、藤倉大自身が 主宰する音楽レーベル Minabel Records から作品集が、楽譜はリコルディ社から出版されてい る。 公式ホームページ:http://www.daifujikura.com Minabel Records: http://minabel.com/ スコア、CD、グッズ等のオンラインストア:http://www.daifujikura.com/un/shop.html クレア・チェイス(フル ー ト) クレア・チェイスは、ソリスト、他のアーティストとの共演、キュレーター、芸術起業家といったさまざ まなフィールドで活躍している。過去 10 年で、100 以上のソロ・フルートの新曲を世界初演しており、 その大半は彼女のために作曲されたものである。また、これまでに 500 以上の現代音楽の演奏 会をプロデュース・キュレーションしている。2008 年のコンサート・アーティスト・ギルド国際大会の 最優秀賞受賞者。これまでにウェイル・リサイタル・ホール(カーネギーホール)、エイヴリー・フィッ シャー・ホールを始めとする、全米のホールで演奏している。’09 年 10 月には New Focus Recordings レーベルより、新進作曲家による作品の世界初演に焦点をあてた初のソロ・アルバム を発売し、TimeOut シカゴでは同年のトップ 10 に選ばれた。TimeOut ニューヨークには「根気づよ い」と評され、ニューヨーク・タイムズでは「行き過ぎとも言いうるテクニック、幅広いスタイルと鋭い 音楽性の持ち主」と賞賛されたことで、チェイスは同世代でも最も革新的なアーティストの 1 人とし て、急速に注目を集めている。’01 年にはインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル (ICE)を設立し、創立以来、代表を務めている。チェースが発揮するリーダーシップの下、ICE は’ 10 年に American Music Center から Trailblazer 賞を受賞、ASCAP/Chamber Music America 賞を冒険的プログラム部門で’05 年と’10 年に受賞した。ICE の代表として、チェイスは大規模な ICE New Music Festival を 8 回プロデュース・監督し成功に導いた他、Tzadik、Bridge、Mode、 Kairos、Nonesuch、Naxos、New Focus7 社のレーベルからレコーディングをリリースし高い評価 を得ている。チェイスは引っ張りだこの講師、教育者、室内楽のコーチであり、スミス・カレッジ、カ リフォルニア芸術大学、ノースウェスタン大学と母校であるオバーリン大学で講義やマスタークラ ス行っている。オバーリン大学ではミシェル・デュボストのスタジオで学び、’01 年に音楽学士を取 得した。 BMI 基金よりカルロス・スリナッチ賞(’10)、コンサート・アーティスト・ギルド国際コンクール最優秀 賞(’08)、カリフォルニア州ヤング・アーティスト・コンクール最優秀賞(’01)、国家芸術振興基金 よりアメリカ大統領奨学生に選出(1996)といった、数多くの栄誉に浴している。直近のプロジェク トとしては、ハビブ・アザール監督と共同制作を行い、一夜にわたりソロ・フルートの曲目をマルチ メディアで上演するプロジェクト、20 世紀を代表するフルートのための名曲を集めたアルバム(ブ ーレーズ、カーター、クセナキス、ドナトーニ)、バッハを編曲したアルバムなどが挙げられる。 現 在はブルックリンを拠点としている。 サ イモン・ベイリー(バ リトン) サイモン・ベイリーはイギリス、リンカン生まれ。ケンブリッジ大学のクレア・カレッジで音楽を専攻、 王立ノーザン音楽大学でニール・ハウレットに師事した。その後、ミラノ・スカラ座アカデミーに学び、 スカラ座アカデミー国際コンクールとムジカ・サクラ国際声楽コンクールにて優勝、2003 年プラシ ド・ドミンゴ国際オペラ声楽コンクールのセミ・ファイナリストとなる。レイラ・ゲンチャー、ルイージ・ アルバ、サー・ジョン・ロムリンソン、ボナルド・ジャイオッティ、シャリー・ヴァーネット、ルチアーナ・ セッラ、レオ・ヌッチといった名歌手たちのマスタークラスを受講し、2002 年 8 月からフランクフルト 歌劇場に首席歌手として所属している。その傑出した声量と膨大なレパートリーで、チェスティ、ヘ ンデル、モーツァルト、ケルビーニ、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ、ベルリオーズ、オッフェン バック、ヴェルディ、ワーグナー、ビゼー、ムソルグスキー、マスネ、リムスキー=コルサコフ、プッチ ーニ、R.シュトラウス、プフィッツナー、ピッツェッティ、ストラヴィンスキー、ベルク、ブリテンなどの オペラでフランクフルト歌劇場、ミラノ・スカラ座、ルーアン歌劇場、リモージュ歌劇場などのオペラ ハウス、アテネ音楽祭、グライドボーン音楽祭といった音楽祭に出演。 現代オペラにも頻繁に登場しており、グラネルト「カリギュラ」、コルギ「タチアナ」、ハーヴェイ「ワー グナーの夢」、レヴィナス「メタモルフォーゼ」などに出演。 リサイタルやオーケストラとの共演も多く、バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン 「天地創造」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」、ベルリオーズ「キリスト の幼時」、ヴェルディ「レクイエム」をケンブリッジ、マンチェスター、ダブリン、アムステルダム、フラ ンクフルト、カールスルーエ、トリーア、ボルドー、タンペレ、オスロ、リマなどで歌った。 今後の予定として、フランクフルト歌劇場、シュトゥットガルト州立劇場、バーゼル歌劇場、コヴェン ト・ガーデン王立歌劇場などへの出演が決まっている。 インター ナ シ ョナ ル ・コンテンポ ラリー ・ア ンサ ンブル 33 名の一流楽器奏者たちでメンバーが構成され、独奏から大規模なアンサンブルまで多岐にわ たる演奏を行なっているインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル(ICE)は、演奏者、表 現者、教育者、発展的・革新的な新作や同時代音楽の先駆者、聴衆交流のためのパイオニアとし て、様々な活動を行なっている。 2001 年創立の ICE は、500 を超える新作初演を行なっており、その大部分が新進作曲家たちに よるものである。演奏会場としての範囲は、ニューヨークのリンカーン・センター、シカゴの現代美 術館から、世界中のギャラリー、バー、クラブ、そして学校まで多岐にわたる。複数のレーベルか らリリースしている CD はいずれも高い評価を受けている。 ICE には、「私たちと同じ時代の音楽を親しみをもって聴きに来てくれる、幅広い層の聴衆づくり」 と い う 目 的 が あ る 。 昨 今 の 不 況 に よ り 音 楽 の 授 業 が カ ッ ト さ れ て い る 公 立 学 校 で は 、 “The Listening Room”という新しい独創的な教育プログラムを行なっている。ICE のミュージシャンたち が主導し、生徒たちに図形のような楽譜表記を用いて作曲と演奏を行なわせ、新しい音楽作品の 創造と、鑑賞能力の向上を目指した活動も実施している。 マー ティン・ブラビンズ (指 揮 ) 2013 年 4 月より 2016 年 3 月まで名フィルの第 8 代常任指揮者を務め、ロイヤル・フランダース・ フィルの首席客演指揮者とハダースフィールド合唱協会の音楽監督も兼任する英国の指揮者。こ れまでにチェルトナム国際音楽祭の音楽監督、BBC スコティッシュ交響楽団のアソシエイト・プリン シパル・コンダクターを歴任。ロンドンで作曲を学んだ後、レニングラードで指揮法をイリヤ・ムーシ ンに師事。1988 年リーズ指揮者コンクールで第 1 位となり、そのキャリアをスタートさせた。以来、 英国の全てのメジャー・オーケストラへの定期的な客演に加え、世界中で人気の高まりをみせて いる。 19-20 世紀音楽への相性の良さや、またロマン派の音楽の感受性、的確なテンポ感覚、そして詳 細を聴き分ける並外れた聴覚は広く知られている。英国音楽と密接に関係し、BBC スコティッシュ 交響楽団と録音した〈ウォルトン「交響曲第 1, 2 番」〉では、批評家たちから異口同音に称賛を受 けた。これまでに 100 を超える世界初演作品も指揮し、多くの主要な現代作曲家たちとの密接な 繋がりがある。 最近の活動のハイライトとしては、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団へのデビューやロンドン交 響楽団への客演、そしてミラノ・スカラ座へのデビューが挙げられる。また 2012 年の BBC プロム スのファースト・ナイトでは、マーク・エルダー、ロジャー・ノリントン、エドワード・ガードナーと 4 人で BBC 交響楽団を振り分けている。 オペラの分野ではアムステルダム、リヨン、フランクフルト、アントワープなどのオペラ・ハウスにた びたび客演している。またイングリッシュ・ナショナル・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラへの客演に 加え、2013 年にはバイエルン州立歌劇場(ミュンヘン)にデビューを果たした。 NMC からリリースされた BBC 交響楽団との〈バートウィスル『オルフェウスの仮面』〉はグラモフォ ン賞を受賞。また cpo からリリースされた BBC コンサート管弦楽団との〈コルンゴルト『カトリーン』〉 はカンヌ・オペラ賞を受賞、サイプレスからリリースされた〈ハーヴェイ『ワーグナーの夢』〉は仏 ACC 劇音楽ディスク大賞を受賞している。ハイペリオンとは BBC スコティッシュ交響楽団との 30 枚以上の CD や、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団との複数のレコーディングを 進行させているほか、2011 年の BBC プロムスでの革新的な演奏で成功を収めた〈ハヴァーガル・ ブライアン「交響曲第 1 番『ゴシック』」〉のライヴ盤をリリースしている。 名 古 屋 フィル ハ ーモニー交 響 楽 団 愛知県名古屋市を中心に、東海地方を代表するオーケストラとして、地域の音楽界をリードし続け ている。その革新的な定期演奏会のプログラムや、充実した演奏内容で広く日本中に話題を発信。 “名フィル”の愛称で地元住民からも親しまれ、日本のプロ・オーケストラとして確固たる地位を築 いている。 2016 年 4 月、小泉和裕が音楽監督に就任。他に現在の指揮者陣には、小林研一郎(桂冠指揮 者)、モーシェ・アツモン(名誉指揮者)、ティエリー・フィッシャー(名誉客演指揮者)、円光寺雅彦 (正指揮者)、川瀬賢太郎(指揮者)、コンポーザー・イン・レジデンスに藤倉大が名を連ねている。 1988 年に初の海外公演としてヨーロッパ 2 カ国ツアー(広上淳一指揮)を、2000 年にアジア 8 カ 国ツアー(本名徹次指揮)、2004 年に「プラハの春」国際音楽祭からの正式招待を受けたヨーロッ パ 3 カ国ツアー(沼尻竜典、武藤英明、トマーシュ・ハヌス指揮)、2006 年にアジア 7 カ国ツアー (下野竜也指揮)を実施、大成功を収める。 楽団結成は 1966 年 7 月。1973 年に名古屋市の出捐により財団法人に、2012 年に愛知県より 認定を受け公益財団法人となる。意欲的な内容に定評のある「定期演奏会」、親しみやすい「市民 会館名曲シリーズ」や障がいのある方を対象とした「福祉コンサート」など、バラエティに富んだ年 間約 120 回の演奏会を実施。2016 年は楽団結成から節目となる 50 周年を迎え、東海地方のみ ならず日本の主要都市での公演や、他楽団とのジョイント・コンサートなど様々な演奏会を予定し、 「未来へ、ハーモニー」をテーマにさらなる飛躍を期している。 <ソニーミュージック その他の藤倉大関連作品> 笹 久 保 伸 +藤 倉 大 :マ ナ ヤ チ ャナ ■品番:SICC-30176 ■価格:¥2,600+税 ■レーベル:SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL ■発売日:2014 年 9 月 17 日 ペルーにてアンデス音楽を研究し、現在は秩父にて「秩父前衛派」を名乗り、作曲家、ギタリスト、 映画監督として活動する笹久保伸と、イギリスを拠点に活動する作曲家、藤倉大による世にも不 思議なサウンド・インスタレーション。本作は、もともとフェイスブックで初めて出会ったふたりが意 気投合し、笹久保がギターのサンプルをデータでロンドンの藤倉に送り、それにエレクトロニクス 処理を藤倉が加えてまた笹久保に戻し、それをもとにさらに笹久保がパーツを録音して送り…とい う作業を繰り返して完成されたた。笹久保のアンデス音楽的な要素、現在もっとも先鋭的な作曲 家である藤倉のトリートメントによって、これまで誰も生み出したことのない音楽が出来上がった。 決して難解なものではなく、一種のアンビエント、エレクトロニカとしても聴けるもので、いっぽうジ ャズやワールドミュージック、ポップスの要素も根底にはらみ、また、聴き手に映像を喚起させるよ うなテクスチュアも感じさせる。「マナヤチャナ」は、ペルー語で「未知のもの」の意。 <藤倉大作品 日本国内での演奏予定> ●2016 年 5 月 4 日(水)13:30 開演 東京国際フォーラム ホール B7 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2016「音楽の冒険〜藤倉大が考える La Nature」 藤倉大: Chance Monsoon 演奏:村治奏一(ギター) 藤倉大/笹久保伸:「マナヤチャナ」より 演奏:笹久保伸(ギター) 藤倉大: Flare 演奏:へんみ弦楽四重奏団 ●2016 年 6 月 21 日(火)19:00 開演 トッパンホール ジャン=ギアン・ケラスが弾く 20 世紀、21 世紀―。 藤倉大:osm~無伴奏チェロのための(トッパンホール 15 周年委嘱作品/世界初演) 演奏:ジャン=ギアン・ケラス(チェロ) ●2016 年 8 月 20 日(土)13:30 開演 東京芸術劇場コンサートホール 藤倉大:ホルン協奏曲第 2 番 演奏:福川伸陽(ホルン)、鈴木優人(指揮)、麻布学園 OB オーケストラ ●2016 年 10 月 21 日 (金) 18:45 開演 愛知県芸術劇場コンサートホール ●2016 年 10 月 22 (土) 16:00 開演 愛知県芸術劇場コンサートホール 名古屋フィルハーモニー交響楽団 第 439 回定期演奏会 藤倉大:レア・グラヴィティ〜オーケストラのための 演奏:アントニ・ヴィット (指揮)、名古屋フィルハーモニー交響楽団 ●2016 年 12 月 16 日(金)19:00 開演 第一生命ホール 山田和樹指揮 東京混声合唱団第 241 回定期演奏会 藤倉大:委嘱作品 演奏:山田和樹(指揮)、東京混声合唱団 <お問い合わせ> ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル マーケティング 2 部 2 課 杉田元一 Tel:03-5786-8712 Fax:03-5786-8717 Mail: [email protected] パブリシスト 森岡緋沙子 Tel: 080-9442-7603 Mail: [email protected]
© Copyright 2024 Paperzz