2015.05.29 記者会見資料 欧州先進地視察について(報告) 【日 程】 2015 年 5 月 15 日(金)~23 日(土) 【参加者】 松浦 正敬 松江市長 田中 鈴夫 島根県農業協同組合くにびき地区本部副本部長 吉岡 宏 浅尾 俊樹 島根大学生物資源科学部教授 門脇 竜也 由志園アグリファーム株式会社企画室取締役企画室長 椋 重芳 株式会社テクノプロジェクト代表取締役社長 島根県農業技術センター主任農業普及員 森山 郁夫 松江市産業観光部次長 藤原 亮彦 松江市産業観光部次長 西田 和之 松江市政策部秘書係長 計9人 【訪問の日程】 5 月 15 日(金)松江市~米子空港~羽田空港~フランクフルト空港~ 5 月 16 日(土)マルペンサ空港~ミラノ~フィレンツェ イタリア「ミラノ国際博覧会」 【概要】博覧会出展中の市内事業者の激励 ・ 本場の本物の認定品 31 品目の出展 ・ 本市からは「炭火あご野焼き」と「まる畑ほし柿」が出展 ・ 抹茶のサービスやあご野焼の紹介(青山商店) ・ 試食をしながらの商品紹介(畑ほし柿生産組合) 5 月 17 日(日)フィレンツェ~ボローニャ空港~サンテグジュペリ空港~リヨン 5 月 18 日(月)リヨン~クレルモンフェラン~リヨン フランス「オーヴェルニュ州政府」 【概要】人口増加対策についてのヒアリング ・ 人口流出に歯止めをかけ、社会増の流れを創り出すことに成功 ・ 田舎=不便というイメージを変えるために、生活の質の高さを 前面に出したPRを実施。地域と密着した誘致活動が特徴 5 月 19 日(火)リヨン フランス「リヨン市の歴史的建造物と光を使ったまちづくり」 【概要】リヨン市と民間協力団体による取り組み状況の説明 ・ 旧市街地を中心に、ユネスコの世界遺産に指定(1988 年) ・ 老朽化、人もほとんど住まない状態、強い解体の声 ・ 歴史的な特徴を壊さず、人が住めるように内装を改修 ・ 世界遺産を活かしたライトアップに加え、雰囲気づくりとして の恒久景観照明を実施。光の祭典には約 350 万人が集客 5 月 20 日(水)リヨン~サンテグジュペリ空港~スキポール空港~アムステルダム 5 月 21 日(木)アムステルダム~ワーヘニンゲン~ハーグ オランダ「ワーヘニンゲンUR、PRIVA社、デモクウェケライ・ ヴェストランズ」 【概要】農業研究の現状とスマートアグリについての現場視察 ・ ワーヘニンゲンURは、ワーヘニンゲン大学と周辺の自治体な どが共同で設置している農業の研究機関 ・ PRIVA社は、施設園芸の制御装置メーカー。IT技術によ る温室栽培の環境制御の自動化を実現。世界中の顧客の栽培デ ータを蓄積、他社では真似できない栽培ノウハウを保有 ・ デモクウェケライ・ヴェストランズは、農業機器の展示会場で あるとともに、研究機関、農業技術の普及啓発のための施設機 能をもつ園芸施設総合展示場 5 月 22 日(金)アールスメール~ハーグ~スキポール空港~パリCDG空港~ オランダ「アールスメール花卉市場、トマトワールド」 【概要】花卉市場の視察、温室トマト栽培展示施設の訪問 ・ 世界最大の花卉市場であるアールスメール花卉市場 ・ トマトワールドは、オランダの野菜市場の組織とトマトの栽培 業者が共同で創設。試験圃場では、70 種類のトマトを生産 5 月 23 日(土) ~羽田空港~米子空港 【今後の方針】 ・ 松江市の地方版総合戦略への反映 ・ 本市でのスマートアグリの可能性について、スマートアグリ検討委員会(JA、 県、IT企業、島根大学、松江市)で協議し、総合戦略への反映や実証研究等に つなげていく
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