国立大雪青少年交流の家

キャンドルのつどい
のてびき
国立大雪青少年交流の家
キャンドルのつどい実施までの準備
1
会場準備
(1)
(2)
(3)
2
マイクのセッティング(マイクは事務室にあります)
イスのセッティング(体育館で実施する場合は講堂から運んでください)
放送機器の点検
ロウソクの準備
(1)
本館2階青少年交流の家売店永井商店で購入∼個人用のみ
(ロウソク10
7円、14
14円)
(人数が多い団体は事前に数を永井商店≪0 1 6 6 -9 4 -3 1 4 6 ≫へ連絡してください)
(2) 営火長、聖火棒持者、火守のロウソクは事務室で用意いたします
(営火長、聖火棒持者、火守の各人数について事前にお知らせください)
3
燭台の準備
(1) 個人用燭台は、体育館器具室Aにあるので、団体で使用場所まで持っていき、使用してください。
使用後は元の場所に返却してください。
(2) 営火長、聖火棒持者、火守の燭台は事務室に準備いたします。
4
貸し出し物品
(事務室で受領)
(1)
(2)
(3)
(4)
営火長、聖火棒持者、火守の燭台・ロウソク
懐中電灯(大小があります。希望数を事前にお知らせください)
マイク
スクレーパー、空き缶、ちりとり、ほうき
(空き缶は、スクレーパーでとったロウを入れるためのもので、とったロウはその後ゴミ置場に捨
ててください。)
(5) BGMテープ(希望団体のみ)
今日の日はさようなら
G線上のアリア
タイス瞑想曲
遠き山に日は落ちて
5
採火式
聖火棒持者または営火長に「友情の灯」から青少年交流の家職員が採火します。
聖火棒持者または営火長は事務室へお越しください。
キャンドルのつどいの後片づけ
1
会場の後片づけ
床面のロウをスクレーパーでとる。
床面のモップがけ。
放送機器の点検(電源・マイクなど)
※団体で購入した個人用のロウソクはその他のゴミとして分別処理してください。
2
物品の返却
青少年交流の家から借りた物品は事務室へ返却してください。
個人用の燭台は、体育館器具室Aへ返却してください。
- 1 -
「キャンドルのつどいについて」
1
キャンドルのつどいとは
キャンドルのつどいは、ロウソクの炎の一本一本がもっている意味を生かして、つどいの参
加者一人ひとりが、自分の過去を振り返り、現在を見つめ、明日に向かっていかに生きるべき
かを考えたり、また、仲間意識をつくりあげてくセレモニー(儀式)です。
私たちはいろいろな目的でつどいをもっています。キャンドルのつどいはつどいをより意義
あるものにつくりあげ、参加者の心の中に小さな暖かい情熱の炎をともし、落ち着きと心の触
れ合いをもつすばらしい効果を発揮します。
2
会場について
講
堂
体 育 館
武 道 館
3
50名∼150名程度
180名∼400名程度
50名まで
役割分担・体型づくり
(1)役割分担
キャンドルのつどいを円滑にし、効果的にすすめていく上で、次のような役割があります。
営火長
1名
そのつどいにおいて、指導的立場にある人があたるのが望ましいでしょう。
聖火棒持者 1名
最初のロウソクの火を運んでくる人で、つどいの参加者の中から選びます。
火守
4名
聖火が全員にいきわたるように、聖火を営火長から受け取り、個人に分火します。
代表挨拶者 1名
朗読者
1名
司会・進行 2∼3名(交歓の司会を別に決める方法もある)
運営協力者 体型づくり、ロウソク、燭台の配付など
(2) 体型づくり
3学級(132名程度)
6学級(264名程度)
- 2 -
9学級(356名程度)
4
5
留意点
キャンドルのつどいをすすめていく上で、次の点に留意しましょう。
・静かな落ち着いた雰囲気をつくってからはじめるようにします。
・子どもの場合、ロウソクの火をおもちゃのように扱うことが多く、火が他のものに燃え移っ
たり、やけどをしたりしないように注意します。
・人数が多い場合は、火守を何人か出して、最初の火が全員に早くいきわたるようにします。
・キャンドルのつどいを行う時間は交歓を含めて1時間30分程度です。全体の雰囲気が落ち
ついて心の触れ合いをもてるように流すことが大事です。
実施にあたっての補足事項
(1)事務室への連絡事項について
事前に次の事項について、事務室へお知らせください。
営火長、聖火棒持者、火守のロウソクの本数をお知らせください。
営火長、聖火棒持者、火守の燭台の数をお知らせください。
懐中電灯の本数についてお知らせください。(サイズは大と小があります。)
BGMテープを希望する場合は、事務室にお知らせください。
なお、青少年交流の家で用意できるBGMテープは以下のとおりです。
・今日の日はさようなら
・G線上のアリア
・タイス瞑想曲
・遠き山に日は落ちて
※
以上について、本数等が限られているため、実施団体の数により、調整させていただく場合が
あります。
(2) 準備及び後片づけのお願いについて
物品の準備及び後片づけは、各利用団体に対応していただいておりますので、ご協力をお願いし
ます。
個人用の燭台は、体育館器具室Aへ返却してください。
(3) その他
実施に係る照会は、事務室までお願いします。
- 3 -
6
展開計画例
時間の目安 項
16:00 全体指導
17:30
椅子の搬入
18:00
会場準備
18:30
リハーサル
18:50
集合・入場
19:00
採火式
目
内
容
・全体連絡(事前指導)
・開始までの行動の指示
・体育館・武道館の場合は講堂
から椅子を運ぶ
・体型づくり(椅子など設置)
・燭台・ロウソクの準備
・営火長、聖火棒持者、火守と
司会者との打合せ
・交歓司会者、朗読者、代表挨
拶者と司会者との打合せ
・静粛な雰囲気づくりが大切
・入場指示
・入場完了後、会場の消灯
・聖火棒持者は、玄関ホール「友
情の灯」の前で灯を受ける。
・灯を消さないようにして会場
に移動する。
・個人の燭台は700個体育館の器
具室Aにあります。
・聖火棒持者
・火守
・朗読者
・代表挨拶者
・運営協力者がロウソク、燭台を全
員に渡す。
・BGMを流す、または全員で
合唱(ハミング)をする。
・聖火棒持者は起立して、営火
長に灯を点火する。
・聖火棒持者は、所定の位置まで移
動する。
・営火長は、起立して灯を受ける。
・聖火棒持者、営火長は着席する。
・講堂に椅子400名分あります。
開式のことば
友情の灯入場
営火長に点火
火守に点火
全員に点火
黙想
営火長のことば
19:30
交歓の時間
代表者のことば
灯を消す
友情の灯退場
20:30
21:00
閉式のことば
椅子の返納
燭台・ロウソク
回収
・営火長は起立する。
・火守は、1名ずつ営火長の前
に移動して灯を受ける。
・営火長、火守は着席する。
・火守は、それぞれ分担して灯 点火の順序を予め決めておく。
を点火する。
・火を渡す人は、燭台をまっすぐに立てる。
・火をもらう人は、燭台を傾ける。
・火がつきたら、燭台をまっすぐに立てる。
※ロウがたれないように
・炎を見つめながら、心を落ち
着ける。
・営火長は、起立してスピーチ
をする。
・形態や内容を工夫する。
・灯の扱いを考慮する。
・移動してスピーチをする
・朗読などを取り入れてもよい
・各自の灯を消す。
・灯を消す順番を予め決めておき、
司会者の指示で消していく。
・灯は、吹き消さないようにする。
消し方
・片手でロウソクを、片手で燭台を持つ。
・ロウソクを燭台からはずす。
・炎の上から燭台の底を近づける。
・燭台の底を炎に押しつけるようにして
消す。
・聖火棒持者は、灯を持って退
場する。
会場の清掃
・講堂に返納
・燭台は体育館の器具室Aへ
・個人のロウソクは団体で処分
してください。
・床に落ちた「ロウ」の後始末
燭台の整理
・燭台をきちんと整理
- 4 -
前の場面で消してもよい。
7
展開内容例
流
れ
1開会の言葉
2聖火入場
3営火長に点火
4火守に点火
5全員に点火
6黙
想
7営火長のことば
進
行
内
容
( )月( )日、この大雪の山に日は落ち、原生林の木立ち
に、静かな夜のとばりが訪れました。
ただいまより、(団体名
)、(
名)により
ますキャンドルのつどいを行います。
友情の灯を迎えます。
全員で(曲名
)を歌いましょう。
〈友情の灯入場後〉
ここ大雪青少年交流の家は、昭和41年10月16日、幾多の
困難を乗り越えて、国立では、第4番目の施設として誕生しまし
た。
さきほど、(聖火棒持者:
)によって入場し
てきました友情の灯は、青少年交流の家がオープンするにあたっ
て、全面にそびえる標高2,077mの十勝岳の山頂において採
火されたものです。
以来、この青少年交流の家を訪れた利用者に引き継がれ、守り
育てられてきた灯です。
それでは、この友情の灯を、本日の営火長である(
)
に点火していただきます。
(営火長:
)に点火された友情の灯を、(
人)の火守のみなさんに点火していただきます。
これより、友情の灯が、私たち一人一人にともされ、受け継が
れます。
火守の方は、1列目の方に火を移してください。
続いて、1列目の方は2列目の方に火を移してください。
最後に、2列目の方は3列目の方に火を移してください。
今、1つの灯が、(参加者数
)の灯となり、友情の
灯が受け継がれました。
一人一人、目の前の炎を見つめながら、心を静かに落ち着けま
しょう。
本日、営火長をつとめてくださいます(営火長:
)
にお話しをしていただきます。
( )月( )日より、この青少年交流の家で生活してきまし
たが、いよいよ今日が、最後の夜となりました。
この静寂の中で、友情の灯がともされました。
この炎は、希望であり、みなさんの情熱です。
そして、永遠の幸せのシンボルであるかのように、美しく燃え
ています。
古来より、人類は、この火をどんなにか大切にしてきたこと
でしょう。
人々に安らぎを与え、希望を抱かせ、勇気を奮い立たせながら、
人類の歴史とともに燃え続けてきました。
今、友情の灯は、光輝き、大きな絆となりました。
このキャンドルのつどいによって確かめられた希望と感激を、
これからの生活に生かし、自己の情熱の灯として燃やし続けるこ
とを祈ります。
-5-
備
考
※全員起立して
もよい。
(友情の灯入場
後着席)
※BGMでもよ
い。
※点火の順番を
あらかじめ決
めておく。
※BGMを流し
てもよい。
流
れ
進
行
内
容
備
8交歓の時間
これからのひとときは、(
しく進めてまいります。
9代表者のことば
手元のロウソクもだんだんと短くなってまいりました。
ここで(代表者:
)にお話しをしていただ
きます。
私たちは、今日、友情の灯を受け継ぎ、こうして灯を燃やし続
けています。
炎を見つめながら、これまでの自分をふりかえるとともにこれ
からの生き方について考えることができました。
一つ一つの小さな灯となったとき、お互いの心の美しさと、心
の結びつきを、強く感じました。
美しく、あたたかく燃え続けるこの灯のように、私たちも毎日
の生活を心豊かに送ることができたら、どんなに幸せなことでし
ょう。
この灯が私たちの、新しい出発となることを祈ります。
最後に、このキャンドルのつどい、そして、私たちの活動を支
えてくださった方々に、心から感謝いたします。
今日のこのつどいも、やがて終わろうとしています。
もう一度、手元の灯を見つめてください。
様々な思いが浮かんでくることでしょう。
では、3列目の方、火を消してください。
次に、2列目の方、火を消してください。
続いて、1列目の方、火を消してください。
最後に、火守り、営火長の方、火を消してください。
みなさんの胸に燃え続ける友情の灯が退場します。
全員で(曲名:
)を歌いましょう。
以上で、キャンドルのつどいを終わります。
10灯を消す
11友情の灯退場
12閉式のことば
)からの発表で楽
-6-
考
※灯の取り扱い
に考慮。
※BGMを流し
てもよい。
※10の場面で
灯を消してし
まい、11を
省略してもよ
い。
※BGMでもよ
い