現場情報化ワーキング ◎竹中土木 ○鹿島建設 ガイアートクマガイ 太平工業 徳倉建設 日特建設 ○東急建設 地崎工業 松尾建設 (◎:リーダ ○:サブリーダ) Copyright 1998 社団法人 日本土木工業協会 98.10.30 現場情報化WGメンバー (1) 現場情報インフラ利用研究サブWG 中川[リーダー]( 鹿島建設) 、坂口・加藤( 竹中土木) 千葉(地崎工業)、山縣( 日特建設) (2) 現場業務処理システム研究サブWG 刀根[リーダー]・ 亀井(東急建設)、山辺( 徳倉建設) 今西(太平工業)、千住( 松尾建設)、 加藤(ガイアートクマガイ) 現場情報化WGの活動方針 【 背景】 CALSを現場に導入するために何が必要で、導入する ことで何が変わるのかが目に見える形になってない。 【 方針】 ●CALSを導入した現場業務の進め方の整理 ●作業所におけるCALS推進のために必要なインフラ整 備指針作成 ●電子情報活用を前提とした作業所業務の改革提言 ❖ 建設CALS導入に伴う作業所業務改善を目指す ・不利益低減 ・省力化 ・効率化 現場情報化WGの取組み(1) 【現場情報インフラ利用研究サブ WGの研究テーマと予定成果物】 ●現場インフラ利用ガイド作成 Ø現場規模・形態別インフラ整備利用ガイド ●電子化技術利用ガイド作成 Ø電子化技術利用ガイド ●現場管理情報DBの構築法提案 Ø現場管理情報DB構築ガイド ●現場業務に役立つ公開DB調査 Ø現場業務に役立つ公開DB利用ガイド 98年 フェーズ1 99年 2000年 フェーズ2 01年 02年 03年 フェーズ3 04年 現場情報化WGの取組み(2) 【 現場業務処理研究サブWGの研究テーマと予定成果物】 ●スケジュール管理の効率化 Øスケジュール情報標準化に関する提案 ●現場業務処理システムの効率化 Ø業務処理毎の中間ファイル提案 ●PM手法の調査 ØPM手法調査報告書 98年 フェーズ1 99年 2000年 フェーズ2 01年 02年 03年 フェーズ3 04年 現場情報化WG活動経緯(1) 【 現場管理電子化技術の標準化】 Ø 電子化技術の現場業務利用アンケート調査 Ø デジタルカメラの利用法調査・提案 Ø モバイルコンピューティング技術調査 Ø GPSの利用技術調査 【 現場業務処理システムの標準化】 Ø 現場業務処理システムアンケート調査 Ø デファクトスタンダードの検討 Ø 現場業務処理システム標準化検討・ 提案 現場情報化WG活動経緯(2) 【 タイムマネージメント実用化】 Ø スケジュール管理ソフト動向調査 Ø スケジュール管理ソフトの選定 【 プロジェクトデータベース研究】 Ø シールド工事情報項目標準化検討 Ø プロジェクトDB利用シナリオと利用方法検討 スケジュール管理ソフトの現状 (MS-Projectによる表示例) スケジュール管理ソフト利用の背景 Ø 現状のスケジュール作成・ 管理業務では、 あまり省力化が進んでいない。 Ø スケジュールの情報共有にはコンピュータ による業務改革が不可欠。 Ø 現場(プロジェクト)ごとに条件が異なる建設 産業においては、プロジェクト管理が有効で その支援ツールとなる。 代表的なスケジュール管理ソフト ソフト名 特 徴 価格 Artemis Schedule Publiser ( アルテミス) 海外の建築業界で多く使用され 48万円 歴史がある。国内使用例あり。 Primavera Project Planner (プリマベーラ) 海外の土木業界で多く使用され 58万円 歴史がある。 SureTrak (シュアトラック) Microsoft Project98 ( MS−プロジェクト) プリマベーラの簡易版。 3万円 多彩な機能を持つ Microsoft Officeファミリー。 7万円 スケジュール作成機能の比較 比較項目 アルテミス 機 能 性 操 作 性 見 易 さ 経 済 性 △ ◎ ◎ × シュア トラック MSプロ ジェクト ○ ○ △ ◎ ◎ △ ○ ○ ◎:優れている ○:普通 △:やや劣る ×:劣る デジタルカメラの工事写真利用 • 建設省写真管理基準(案)の改訂 → 平成9年9月 デジタル カメラの 使 用 に関 する規 定 項 目 条 件 出 力 画 素 数 80 万 画 素 数 以 上 (1024× 768 ピクセル) CD-ROM 電 子 記 録 媒 体 M O:記 憶 容 量 230Mb 以 下 出 力 機 器 フル カラープリンター、解 像 度 300dpi 以 上 ( プ リ ン タ ) * 印 刷 方 式 は 特 に規 定 無 し 出 力 インク・用 紙 3 年 間 程 度 顕 著 な劣 化 が 生 じないもの JPEG 形 式 画 像 ファイル 形 式 圧 縮 率 は 、非 圧 縮 ∼ 圧 縮 率 1/8 まで フ ゚ リ ン タ 出 力 写 真 帳 、電 子 記 録 媒 体 、フ ゚ リ ン タ 出 提 出 物 力 写 真 一 覧 (コマ撮 り) 写真管理基準(案)の追加改定 ❖ 現在の基準は、電子媒体で提出する場合 のファイル等の属性情報が明示されていない。 電子媒体への収納方法案 ➨ 検討委員会の設置 提出媒体( CD-ROM,MO) 提出媒体( CD-ROM,MO) 工事情報中間ファイル 工事情報中間ファイル 電子媒体による工事写真管理基準 工事写真( フォルダ) 工事写真( フォルダ) ( 案) の改定骨子をまとめる 写真情報中間ファイル 写真情報中間ファイル ➜データ保存構造 PIC(写真格納フォルダ) PIC(写真格納フォルダ) ➜ 写真属性管理項目 工事写真ファイル 工事写真ファイル ・ ・ 意見照会先 DRA(説明図格納フォルダ) DRA(説明図格納フォルダ) 建設省、北海道開発局、 略図ファイル 略図ファイル 道路公団、水資源開発公 ・ ・ 団、土工協、全建協等 デジタルカメラでの写真管理 (従来) (デジタル写真) 写真撮影 写真撮影 現 像 写真選別 工事写真 管理ソフト で一括処理 写真貼付 ファイル取込 編集処理 (属性情報入力) ファイル出力 タイトル等貼付 印刷処理 CD/MO書込 アルバム アルバム CD/MO PDB書込 HTMLファイル 現場写真管理で必要な機材 接続ケーブル PCカードリーダ フルカラー プリンタ (300DPI以上) フラッシュメモリ PCMCIA アダプタ スロットへ コンパクトフラッシュ FDへ デジカメ (80万画 素以上) スマートメディア フラッシュパス MO、CD-R 工事写真管理ソフト 初期費用:20∼50万円 ← パソコン除く 工事現場向きの主なデジタルカメラ ] 防水・防塵仕様で軍手でも利用可能なもの メ ー カ 富士フィルム 型 番 DS-250HD コニカ DG-1 オリンパス C-840L+ プロテクタ イメージ 画 素 数 150万画素 記憶媒体 スマートメディア コンパクトフラッシュ スマートメディア 定 148,000円 価 108万画素 138,000円 130万画素 99,800円 (98年9月現在) 主な工事写真管理ソフト 製品名 現場編集長 メーカ名 ダットジャパ ン DB機能 ○ パ ノラマ ○ HTML出力 ○ 価 格 188,000円 製品名 メーカ名 DB機能 パ ノラマ HTML出力 価 格 写管屋 建 設 システム ○ × × 180,000円 現場写真館 フォトセレクト 写真監督 鹿児島ゼロックス ネットワールド 住 友 金 属 工 業 ○ ○ ○ ○ ○ ○ × △ × 220,000円 128,000円 220,000円 現場名人 富山富士通 ○ × ○ 78,000円 画 殿 蔵 衛 門 フ ゚ロ トリワークス × ○ ○ 9,800円 鳶 エフエーシステム × × × 28,000円 (98年9月現在) デジタル写真の改ざん防止 【防止技術】 ・改ざん行為の防止技術 → 確立されてない ・改ざん後の検出技術 → 一応確立(電子すかし) 【建設省の見解】 ・当面は利用促進段階であることから防止措置は見送る ・電子入札を含めたデジタルデータの改ざん防止規定を 定める可能性あり 【今後の見通し】 ・運用面の標準化 → 電子入札での研究成果適用 ・改ざんに対応した機器、ソフトの低価格提供の働きかけ
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