3DVIA Composer Release Notes

リリースノート
V6R2011x および V6R2011 向け
2010 年 10 月
3DVIA Composer - リリースノート
目次
1
2
バージョン V6R2011x ..................................................................................................... 3
1.1
新機能 ........................................................................................................................ 3
1.3
廃止予定の機能と削除された機能 ...................................................................... 22
1.2
API の変更............................................................................................................... 22
1.4
必要なシステム要件 .............................................................................................. 23
2.1
新機能 ...................................................................................................................... 26
2.2
API の変更 ............................................................................................................... 41
2.3
廃止予定の機能 ...................................................................................................... 41
2.4
必要なシステム要件 .............................................................................................. 42
バージョン V6R2011 ..................................................................................................... 26
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3DVIA Composer - リリースノート
1 バージョンV6R2011x
1.1 新機能
•
Unicode 文字エンコード:すべての 3DVIA Composer アプリケーション
(3DVIA Composer、3DVIA Sync、3DVIA Composer Player)では、マルチバイ
ト文字セット(MBCS)エンコードに代わり、Unicode 文字エンコードを使用
するようになりました。Unicode は言語サポートに優れており、様々な言語を
使用した 3DVIA Composer のドキュメントを作成可能になります。
警告:この変更に伴い、3DVIA Composer V6R2011x アプリケーションで生
成した.smg および.smgXml+.smgGeom ファイルは、以前のバージョンの
3DVIA Composer では開くことができません。3DVIA Composer V6R2011x のド
キュメントを表示するには、3DVIA Composer Player V6R2011x を使用してく
ださい。
注記:
o Unicode でエンコードされていない、または 3DVIA Composer で Unicode
として管理していないフォーマット(CATIA V5 など)をインポートまた
はエクスポートすると、変換処理後の文字が正しく表示されない場合があ
ります。ただし、一度 3DVIA Composer フォーマットに変換されたすべて
のドキュメントは完全に Unicode でエンコードされます。
o 外国語の文字を正しく表示させるために、コラボレーション対象テキスト
は Unicode フォント(Arial Unicode MS など)を使用してください。頻繁
に複数の言語を使用して作業する場合は、Unicode フォントを指定した
3DVIA Composer スタイルを定義するか、Microsoft から提供されている関
連する言語パックをインストールすることを検討ください。
o PDF 形式でのパブリッシュ 機能は Unicode 文字列をサポートしていま
せん。
•
新しいインポートフォーマット:3DVIA Composer では次のフォーマットをサ
ポートするようになりました。
o SolidWorks 2011
o ACIS R21
•
SolidWorks アセンブリのインスタンス名:[デフォルト]ドキュメントプロパ
ティのインスタンス名をインポートオプション – 入力ページが SolidWorks ア
センブリに適用されるようになりました。以前のバージョンでは、SolidWorks
インスタンス名は、この設定に関係なく常にインポートされていました。こ
のオプションを無効にすると、3DVIA Composer はインスタンス名ではなくサ
ブアセンブリ/パーツコンポーネント名がインポートされるため BOM 生成が
しやすいようにアクターを簡単にグループ化できるようになります。
警告:このオプションを無効(デフォルト)にすると、インポートした
SolidWorks インスタンスは、以前の 3DVIA Composer バージョンとは異なる名
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前になり、Update(更新) コマンドに影響します。以前の 3DVIA
Composer バージョンで作成したドキュメントを更新するときは、インスタン
ス名をインポートを有効にしてください。
•
ベクター出力でのレイヤレンダリング:テクニカルイラストワークショップ
で、カスタムレンダリングモードで定義したレンダリングレイヤを指定でき
るようになりました。たとえば、隠線を表示がオフの場合でも、上に表示さ
れているレイヤよりも高い優先度を持つレイヤのベクター出力で隠線を表示
できます。また、テクニカルイラストの表示線のスタイルとテクニカルイラ
ストの隠線のスタイルという新しいプロパティを使用して、各レイヤの表示
線および隠線のスタイルを選択できます。以前は、すべての隠線を表示また
は非表示にすることだけが可能で、表示線および隠線のスタイルは選択でき
ませんでした。
次の例では、内部のギアはテクニカルイラストの隠線のスタイルが実線に設
定され、外部のアクターよりも高い優先度が設定されています。外部のアク
ターは、テクニカルイラストの表示線のスタイルが破線に設定されています。
次の例では、ギア B はテクニカルイラストの隠線のスタイルが破線に設定さ
れ、ギア A よりも高い優先度が設定されています。
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•
レイヤレンダリングを使用してベクター出力を作成するには:
1. カスタムレンダリングモード
(表示 > レンダリング > モード > カ
スタム)を有効にします。
2. 同じレンダリングレイヤで使用する複数の形状アクターを選択します。
3. プロパティウィンドウ枠のカスタムレンダリングプロパティのカテゴ
リで、次の操作を実行します。
o レンダリングレイヤに優先度を割り当てます。優先度の高いレ
イヤが、優先度の低いレイヤの上に表示されます。
o テクニカルイラストの表示線のスタイルおよびテクニカルイラ
ストの隠線のスタイルで線のスタイルを選択します。
4. 必要に応じて手順 2~3 を繰り返し、追加のレイヤを定義します。
5. テクニカルイラストワークショップで、ワークショップオプションを
設定し、プレビューまたは名前を付けて保存をクリックします。
ベクター出力でのホットスポット機能(外部ファイル・ファイル内部情報へ
のリンク機能)の改良:
o CGM 出力で BOM ID ホットスポットが生成されるようになりました。以
前は、SVG のみで BOM ホットスポットが自動生成されていました。
o ベクター出力で、BOM ID とリンクから生成されたホットスポットの上に
カーソルを置くと、ホットスポットがハイライトされてツールチップが表
示されるようになりました。
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o テクニカルイラストワークショップの新しいホットスポットタブでホット
スポットの生成をコントロールできます。
• BOM ID からホットスポットを生成(新機能)
• リンクからホットスポットを生成(オプションタブから移動)
• カスタムホットスポットをエクスポート(新機能)
•
ベクター出力でのシルエット生成:テクニカルイラストワークショップの隠
線消去タブで、新しいシルエットメソッドオプションを使用してシルエット
のスタイルを選択できます。
ねじ山 - アクターの周囲と重要なエッジのシル
エットを生成します。以前のバージョンの
3DVIA Composer では、この方法をシルエット
生成に使用していました。
アクターごと - アクターの周囲のシルエットを
生成します。これは新しいシルエット生成方
法です。
モデル - 連続するアクターの周囲のシルエッ
トを生成します(2D ベクター出力での連続で
あり、3D シーンに限定されません)
。これは新
しいシルエット生成方法です。
シルエットメソッドおよびシルエットの幅オプションを有効にするには、シ
ルエットを表示オプション(以前はアウトラインとシルエットを分割と呼ば
れていました)を選択する必要があります。
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次の画像は、シルエット生成方法を示しています。
•
カスタムホットスポット:3DVIA Composer でカスタムホットスポットを定義
し、定義したホットスポットをベクター出力に挿入して、表現力のあるイン
タラクティブなコンテンツを作成できるようになりました。
3DVIA Composer でのホットスポット
ベクター画像のホット
スポット
ホットスポットはセレクションセットのようなアクターをグループ化したも
のであり、ハイライト、ツールチップ、およびリンクのプロパティを共有し
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ます。また、ホットスポットのプロパティは、個別のアクターのプロパティ
よりも優先されて表示されます。ホットスポットはビューポートでアクティ
ブにすることができますが、ホットスポットの主な目的は、ベクター出力で
カスタムホットスポットを定義することです。ホットスポットには、形状ア
クターとコラボレーションアクター(背景、切断面、およびその他のベクト
ル化できないアクターを除く)を挿入できます。
以前のリリースと同様に、ベクター出力で BOM ID やリンクを使用してアク
ターのホットスポットを自動的に生成することもできます。
ホットスポット用の新しいコマンドとオプションが用意されています。
o ホットスポットを作成するには、1 つ以上のアクターを選択し、アセンブ
リまたはコラボレーションのウィンドウ枠のツールバーでホットスポッ
トを作成
をクリックします。ホットスポットは、アセンブリツリーの
ホットスポット カテゴリの下に表示されます。
o ホットスポットを管理するには、アセンブリウィンドウ枠でホットス
ポットにアクターを追加、ホットスポットからアクターを削除、および
ホットスポットを削除の各コマンドを使用します。
o ホットスポットのプロパティを設定するには、ホットスポットを選択し、
プロパティウィンドウ枠で表示、ツールチップ、色、およびイベントの
各プロパティを指定します。
o ベクター画像の作成時にホットスポットをエクスポートするには、テクニ
カルイラストワークショップの新しいホットスポットタブにあるカスタ
ムホットスポットをエクスポートを選択します。
o ビューに表示されているホットスポットのプロパティをキャプチャするに
は、ビューワークショップで新しいホットスポットプロパティオプ
ションを選択します。
•
EPS 出力:3DVIA Composer と 3DVIA Sync で EPS(Encapsulated PostScript)
イメージを生成できるようになりました。EPS は、一般的にアプリケー
ション間でのイメージ転送に使用されます。
3DVIA Composer:
1. テクニカルイラストワークショップで、名前を付けて保存をクリック
します。
2. 名前を付けてベクター画像を保存ダイアログボックスで、ファイルの
種類で EPS(.eps)を選択します。
3DVIA Sync:
o パブリッシュページのベクター画像出力形式で、EPS を選択します。
注記:EPS ファイルを他のアプリケーションで開くとき、参照されている
フォントを使用可能な PostScript フォントに置き換えることが必要な場合があ
ります。
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•
テクニカルイラストのプレビュー:テクニカルイラストワークショップで、
ベクター画像を保存する前のプレビューイメージ生成(プレビュー
をク
リックして生成)は、オプションになりました。プレビューを保存 ボタン
になりました。このボタンでは、現在のワークショッ
は名前を付けて保存
プ設定を使用してベクター画像が生成されます。
•
SVG/EPS 出力の破線スケール:SVG 出力と EPS 出力の破線の表示を変更でき
るようになりました。テクニカルイラストワークショップのオプションタブ
で、破線スケールの値を指定します。このオプションは、タイププロパ
ティを破線と定義した 3D シーンの境界、補助線、折れ線、およびその他の線
に影響します。0.01(細かい破線)から 10(大きい破線)までの値を指定し
てください。値 1 は 3D シーンでの外観に一致させる指定ですが、結果は一様
ではありません。
破線スケール = 0.5
•
破線スケール = 3
一定のバルーンの幅:すべてのバルーンに対して、表示バルーンの最大幅と
して同じ幅(表示できる文字数)を設定できるようになりました。[デフォル
ト]ドキュメントプロパティの画質ページで、バルーンの幅として一定(最大
バルーンと同じ)を選択します。以前は、最小幅の文字数のみを定義できま
した。
変数
•
破線スケール = 1
変数(バルーンの最小
幅)= 2
同一
ルートの BOM ID:BOM ID をアセンブリルートに割り当て、BOM テーブル
に挿入できるようになりました。
1. アセンブリツリーでアセンブリ選択モードを有効にし、ルートノー
ドを選択します。
2. プロパティウィンドウ枠で、BOM ID の値を入力します。
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•
BOM テーブルの高さ:新しい BOM テーブルの高さプロパティにより、便利
なスライダを使って BOM テーブルのフォントサイズを設定できます。以前は
フォントプロパティのみを使用してサイズを設定することができました。ど
ちらのプロパティも、新しいテキストプロパティのカテゴリに表示されます。
•
高速なシルエット:カスタムレンダリングモード以外の、シルエット線を使
用するすべてのレンダリングモードで、シルエット線の計算と表示が以前よ
りも格段に高速になりました。
•
ベクトルフォント:3DVIA Composer では、すべてのコラボレーションアク
ターのテキスト(2D テキストパネル、ラベル、測定)にベクトルフォントを
使用するようになりました。以前はビットマップフォントを使用しており、
ペーパー空間をズームしたときや高解像度出力およびベクター出力で、表示
に軽微な問題が発生することがありました。
•
高解像度イメージのプレビュー:高解像度イメージワークショップで、イ
メージを保存する前にプレビューイメージを生成して、ワークショップの設
定値を確認できるようになりました。プレビュー
をクリックします(詳細
ビューがオフになっていること、およびビューポートで 2D イメージパネルが
選択されていないことを確認してください)。3DVIA Composer で JPEG 形式の
プレビューイメージが生成され、コンピュータの JPEG ビューアアプリケー
ションに表示されます。プレビューに問題がなければ、名前を付けて保存
をクリックしてイメージを保存します。
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•
ラスター画像のアルファチャネル(透過性):透明な背景のラスター画像を作
成できるようになりました。高解像度イメージワークショップで、新しいア
ルファチャネルオプションを選択します。
アルファチャネルを使用するとイメージ作成はシンプルになりますが、ファ
イルのサイズは大きくなります。このオプションを選択すると、保存するイ
メージは 32 ビットになります(24 ビットの True Color + 8 ビットのアルファ)。
選択を解除すると、イメージは 24 ビットになります。
注記:このオプションは、PNG、TIFF、および BMP イメージに適用されます。
JPEG はアルファチャネルをサポートしていません。
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この例では、イメージを PowerPoint スライドに挿入しています。
アルファチャネルが無効な場合
•
アルファチャネルが有効な場合
拡張レンダリング効果:イメージに高品質な効果を追加するための、いくつ
かの新しいレンダリング機能が提供されています。
o 周辺隠面(アンビエントオクルージョン):周辺隠面(AO)シェー
ディングでは、近辺のアクターからのライトの減衰を考慮に入れてシーン
に写実性を加えます。
無効
有効
o ピクセル単位のライト:ピクセル単位のライト(PPL)は Phong シェー
ディングとも呼ばれ、各ピクセルの色と照明に基づいてサーフェスを表示
します。PPL を使用すると、低品質なテッセレーションのモデルでライト
の品質を改善できます。
無効
有効
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o フィールドの深さ:フィールドの深さ(DOF)では、焦点(カメラを回
転または平行移動するために使用した最後の点)から遠いシーンの部分を
ぼかします。
無効
有効
これらの機能は、アプリケーション設定のビューポートページで有効にしま
す。各機能をすべてのドキュメントに対して有効または無効にすることも、
ドキュメントレベルのプロパティ設定に従うこともできます。AO および
PPL については、効果をリアルタイムで適用するか、アイドル中に適用する
か、またはオンデマンドで適用するかを指定できます。DOF については、ア
イドル中またはオンデマンドで適用するかを選択できます。
アンチエイリアスを含むオンデマンドのレンダリング効果を適用するには、
リボン上で表示 > レンダリング > 高品質
をクリックします。このコマン
ドは、アンチエイリアス
コマンドに代わるものです。
ドキュメントレベルのプロパティに従うように設定した場合は、フィールド
の深さ、周辺隠面、およびピクセル単位のライトの背景プロパティを設定し
ます。
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注記:
• これらの効果を使用するには、HardwareSupport.Advanced(アプリ
ケーション設定の拡張設定)のチェックボックスが有効になっている
必要があります。
• 切断面またはカスタムレンダリングモード使用時は、AO と PPL は使
用できません。
• AO と PPL を使用するには、グラフィックカードと OpenGL 3.2 以降が
必要です。
• DOF を使用するには、カメラ遠近モード
が有効になっている必要
があります。
•
MSAA アンチエイリアスオプションの移動:HardwareSupport.MSAA オプ
ションは、以前はアプリケーション設定の拡張設定ページにありましたが、
現在はアプリケーション設定のビューポートページにあるハードウェアの
アンチエイリアスオプションになっています。
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•
ツールチップおよびコラボレーションのテキストのプロパティ:ツールチッ
プおよびコラボレーションのテキストに複数のアクタープロパティを挿入で
きるようになりました。プロパティ値が変化するとテキストは自動的に更新
されます。以前は、テキストには 1 つのプロパティか、プロパティなしの
ユーザー指定テキストのいずれかしか使用できませんでした。
新しいテキストウィンドウ枠でプロパティの挿入ボタンを使用して、プロパ
ティまたはメタプロパティをテキストに埋め込むことができます。プロパ
ティのキーワードを直接入力することもできます。詳細については、3DVIA
Composer ヘルプでテキストウィンドウ枠のトピックを参照してください。
•
関連付けが切れたアクターを選択:関連形状アクターが削除されたコラボ
レーションアクターを簡単に選択できるようになりました。コラボレー
ションウィンドウ枠内で右クリックし、関連付けが切れたアクターを選択を
クリックします。
たとえば、削除された形状がある CAD ファイルで 3DVIA Composer ドキュ
メントを更新すると、測定値やラベルなどのコラボレーションアクターが、
関連付けの切れた状態になることがあります。このコマンドを使用してこの
ようなコラボレーションアクターを選択し、選択したアクターを削除するか、
別の形状アクターに関連付けます。
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•
設定変更可能なコンパス:コンパスは、設定変更可能なプロパティを持つコ
ラボレーションアクターになりました。コンパスはコラボレーションウィン
ドウ枠で環境の下に表示されます。コンパスを選択すると、プロパティ
ウィンドウ枠にプロパティが表示されます。
o コンパスを移動するには、コンパスを選択し、
アイコンをドラッグし
ます。
o コンパスのサイズを変更するには、次のいずれかを実行します。
• 固定サイズを指定するには、絶対を選択し、サイズ(ピクセ
ル)を指定します。
• ビューポートに対して相対的なサイズを指定するには、絶対を選
択解除し、サイズスライダをドラッグします。
o コンパスのインタラクティブな動作を無効にするには(たとえば、コンパ
スが他のアクターに近づいたときに、誤ってカメラ方向が変更されないよ
うにする)、区別の選択を解除します。
o 異なるコンパスモデルを指定するには、形状パスプロパティをクリック
し、省略記号
をクリックした後、形状ファイル(.smgGeom)を選択
します。詳細については、3DVIA Composer オンラインヘルプでコンパス
プロパティのトピックを参照してください。
たとえば、エンジンの向きをより正確に視覚化するために、ヘリコプター
モデルを選択できます。
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•
2 つのアクター間の移動をコピー:新しい 2 つのアクター間の移動をコピー
コマンドを使用すると、選択した開始座標系と終了座標系によって提示さ
れる移動に基づいて、形状アクターを移動できます。このコマンドでコラボ
レーションアクターは移動できません。座標系を指定するには、形状アク
ター(ローカル座標を使用)または座標系コラボレーションアクターを選択
します。
1. 移動する 1 つまたは複数の形状アクターを選択します。
2. リボンの移動タブにある位置合わせグループで、移動をコピー > 2 つ
のアクター間の移動をコピー
をクリックします。
3. 形状アクターまたは座標系コラボレーションアクターをクリックして
開始座標系を選択します。
注記:形状アクターの上にカーソルを置くと、座標系が表示されます。
4. 形状アクターまたは座標系コラボレーションアクターをクリックして
終了座標系を選択します。
移動が適用されます。この例では、ピンク色の立方体と緑色の立方体
の座標系によって表される移動に基づいて、青色の立方体が回転し、
平行移動します。
•
テクスチャ投影カメラを設定:テクスチャワークショップの新しいテクス
チャ投影カメラを設定
コマンドは、現在のカメラの向きにテクスチャを
位置合わせします。
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たとえば、このコマンドを使用してテクスチャのテキストを読み取れるよう
にすることができます。
コマンド実行前 コマンド実行後
•
外観プロパティをコピー:材料プロパティをコピー
コマンド(プロパティ
ウィンドウ枠)は、外観プロパティをコピー に名前が変更され、コラボ
レーションアクターの外観プロパティ(フォント、境界、背景、シェイプ、
および付加のプロパティを含む)をコピーするようになりました。形状アク
ターの動作は変わりません。
•
SpaceMouse に対する 64-bit サポート:3DVIA Composer x64 版で、
3Dconnexion®(Logitech 関連会社)の SpaceMouse™およびその他の 3D マウス
デバイスがサポートされるようになりました。必ず最新のデバイスドライバ
(3Dconnexion から提供されています)をインストールしてください。
•
SolidWorks バージョンリスト:SolidWorks バージョン設定で、コンピュータ
にインストールされているサポート対象の SolidWorks バージョンのみが表示
されるようになりました。以前は、コンピュータにインストールされている
バージョンに関係なく、すべてのバージョンが表示されていました。
•
リボンを最小化:以前からサポートされている方法に加えて、3DVIA
Composer ウィンドウの右上隅にあるリボンを最小化 をクリックしてもリ
ボンを最小化できるようになりました。
•
クイックアクセスツールバーへのコマンド追加:3DVIA Composer のあらゆる
コマンドをクイックアクセスツールバーに追加できるようになりました。以
前は、リボンコマンドのみを追加できました。
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クイックアクセスツールバーをカスタマイズするには、クイックアクセス
ツールバーをカスタマイズ をクリックし、その他のコマンドをクリックし
ます。カスタマイズダイアログボックスの次からコマンドを選択で、よく使
うコマンド、リボンにないコマンド、すべてのコマンド、またはリボンタブ
名を選択します。
•
付加のサムネイルとシェイプのプロパティ:コラボレーションアクターの付
加 > タイプおよびシェイプ > シェイプのプロパティにサムネイルイメージが
表示されるようになり、値を選択しやすくなりました。
•
2D テキストパネルでの即時編集モード:2D テキストパネルの作成後すぐ、
パネルテキストを入力できるようになりました。以前は、2D テキストパネ
ルを作成コマンドを終了してから、パネルをクリックして編集する必要があ
りました。
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注記:2D テキストパネルにはデフォルトで細い黒色の境界線が表示されるよ
うになり、テキストが入っていないパネルを見つけやすくなりました。
•
セレクションセット作成時の動作の改良:セレクションセットを作成すると
き、3DVIA Composer に適切なタブ(アセンブリまたはコラボレーション)に
切り替わり、セレクションセットノードが自動展開されて、セレクション
セットの名前をすぐに変更できるようになりました。以前は、セレクション
セットを作成した後、ユーザーがセレクションセットまでナビゲートして、
アクターの名前を変更コマンドを使用する必要がありました。
•
地面ミラーの強化:カスタムレンダリングモードで地面ミラーにビューポー
トの背景とモデルが反映されるようになりました。
•
シンプルになったイメージ生成用のコマンドライン構文:3DVIA Composer コ
マンドラインインターフェイスからイメージを生成するための構文が、次の
ようになりました。
3DVIAComposer.exe –generateImage <fileInput> <fileSettings.xml>
ビューファイル(.smgView)とワークショッププロファイル
(.smgHighResSet、.smgVectoSet)は fileSettings.xml で指定します。以前
は、ビューファイルとプロファイルをコマンドラインパラメータとして指定
できました。
•
ライセンス借用(Borrowing): 2010 年 7 月以降に生成された Composer のラ
イセンスを使用すると、最大 30 日間のサーバーからのライセンス借用ができ
ます。以前は、ライセンス借用は 7 日間に制限されていました。
•
3DVIA Composer Player の名称統一:ユーザーの混乱を避けるため、3DVIA
Composer のユーザーインターフェイスとドキュメントに使われている"3DVIA
Player"というテキストは、すべて"3DVIA Composer Player"に更新されました。
この変更は次のテキストに影響します。
o 3DVIA Composer Player
o 3DVIA Composer Player ActiveX
o 3DVIA Composer Player Control(Adobe Reader のプラグインで提供される
DLL)
o Adobe Reader 用 3DVIA Composer Player プラグイン
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3DVIAPlayer.exe などのファイル名は変更されていません。
•
時間設定ダイアログボックスで、キーを移動中にマーカーを更新オプション
がデフォルトで有効になります。
•
3DVIA Composer Player(ActiveX および Adobe プラグインを含む)で
LM_LICENSE_FILE 環境変数はサポートされなくなりました。必要な場合は、
SEEMAGE_LICENSE_FILE 環境変数を使用してください。この変更は 3DVIA
Composer と 3DVIA Sync には影響しません。
•
形状アクターおよびマークアップアクターのリソースにリンクされるパック
プロパティは、関連プロパティの近くに表示されるようイベントプロパティ
のカテゴリに移動しました。
•
明確化のために、一部のプロパティ名(3DVIA Composer プロパティウィンド
ウ枠に表示される)が変更されました。
以前の名前
ラベルにリンクされたプロパティ
ラベル
テキスト > リンクされた親(レベ
ル)
テキスト > テキストにリンクされ
たプロパティ
テキスト > 文字列
•
新しい名前
ツールチップ
ツールチップ文字列
テキスト > 親(レベル)
テキスト > テキスト
テキスト > テキスト文字列
[デフォルト]ドキュメントプロパティ – 拡張プロパティページの新しい入力
– インポート > IOImportCurvesStayOnTop プロパティでは、曲線/ワイヤー/
ワイヤーフレームを常に前面になるようにインポートするかどうかを指定し
ます。
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3DVIA Composer - リリースノート
•
デフォルトドキュメントプロパティ – 拡張プロパティページの新しい
BOM.Filter プロパティを使用すると、BOM ウィンドウ枠の表示アクターの
みを表示
ボタンのデフォルトの状態を設定できます。
•
3DVIA Composer ドキュメントは、Windows のスタートメニューからアクセス
できなくなりました。スタート > プログラム > 3DVIA Composer バージョン
> Doc フォルダは削除されました。この変更は、ローカライズされたドキュ
メントをサポートするために行われました。3DVIA Composer、3DVIA Sync、
および 3DVIA Composer Player アプリケーションのヘルプメニューからオンラ
インヘルプとリリースノートにアクセスできます。使用している 3DVIA
Composer アプリケーションの言語でローカライズされたドキュメントがない
場合は、英語のドキュメントが表示されます。
1.2 APIの変更
アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)の変更の詳細については、
『3DVIA Composer プログラム編集ガイド』を参照してください。
次のメソッドが 3DVIA Composer API に追加されました。
• RemoveRibbonCommand – リボンインターフェイスからコマンドを削除し
ます。
• RemoveRibbonGroup – リボンインターフェイスからコマンドグループとそ
のグループのすべてのコマンドを削除します。
• RemoveRibbonTab – リボンインターフェイスからタブとそのタブのすべて
のコマンドを削除します。
• RunRibbonCommand – リボンコマンドを実行します。これらのメソッドを
使用して、インターフェイスから削除されたコマンドを実行できます。
次のプロパティが 3DVIA Composer Player ActiveX API に追加されました。
• AssySelectionModeViewportIndicator – アセンブリ選択モード時に
デフォルトで表示される青色のビューポート境界の状態を取得または設定し
ます。
• ShowPaper – ペーパー空間の表示状態を取得または設定します。
1.3 廃止予定の機能と削除された機能
以下の機能が製品から削除されました。または、以下の機能は廃止予定であり、将
来のリリースで削除されます。
•
クラシックユーザーインターフェイス:3DVIA Composer のクラシックユー
ザーインターフェイス(メニューおよびツールバー)は削除されました。以
前クラシックインターフェイスを使用していた場合、3DVIA Composer
V6R2011x を実行すると、自動的にリボンインターフェイスが使用されます。
•
ポートフォリオ:ポートフォリオ機能は削除されました。
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3DVIA Composer - リリースノート
•
3DVIA Composer API:
o crDiggerRender 列挙型の crDgrOignonSkin メンバーは廃止予定
です。代わりに crDgrOnionSkin を使用してください。
o crMetaPropertyAttribute 列挙型の crMpaAnimable メンバーは
廃止予定です。代わりに crMpaAnimatable を使用してください。
o GoToConfiguration()メソッドは廃止予定です。代わりに
GoToView()を使用してください。
•
将来のリリースでは、3DVIA Composer –update コマンドラインインター
フェイススイッチの動作が、古い形状ベースの更新から新しい構成ベースの
更新に変更されます。以前は、構造ベースの更新は–updatex スイッチから
実行できましたが、このスイッチは削除されます。形状ベースの更新を維持
するには、既存の–update ではなく、新しい–updateGeom スイッチを使
用する必要があります。
1.4 必要なシステム要件
重要:3DVIA Composer、3DVIA Sync、3DVIA Enterprise Syncにインポートするファ
イルフォーマットによって、異なる要件が適用される場合があります。 たとえば、
SolidWorksファイルをインポートする場合は、使用しているバージョンのSolidWorks
の最小要件(http://www.solidworks.com/sw/support/SystemRequirements.htmlを参照)を
満たしている必要があります。
ハードウェア
ディスクドライブ
推奨ハードウェア:
3DVIA Composer
3DVIA Sync
3DVIA Enterprise Sync
最小ハードウェア:
3DVIA Composer
3DVIA Sync
3DVIA Enterprise Sync
プログラム実行形式(インポートプログ プログラム実行形式(インポートプログ
ラムを含む)
、プログラムデータ、環
ラムを含む)
、プログラムデータ、環
境、ペーパー空間を格納するには最小 境、ペーパー空間を格納するには最小
3GB の空き領域が必要。
3GB の空き領域が必要。
ネットワーク アダ ライセンス認証用として、アクティブな ライセンス認証用として、アクティブな
Ethernet アダプタが必要。
Ethernet アダプタが必要。
プタ
プロセッサ
メモリ (RAM)
®
Intel Core™ 2 Duo(または同等のプロ
セッサ)
2 GB
®
Intel Pentium 4(または同等のプロセッ
サ)
512 MB
キーボード
母国語サポートには、インストール時に 母国語サポートには、インストール時に
選択された言語に対応したキーボードが 選択された言語に対応したキーボードが
必要な場合があります。
必要な場合があります。
表示
®
Windows ワークステーションの推奨解 Windows ワークステーションの推奨解像
度は 1280x1024 です。
像度は 1280x1024 です。
グラフィックス ア 最適なパフォーマンスのためには、3D
OpenGL アクセラレーションに対応した
ダプタ
グラフィックス アダプタが必要です。
®
NVIDIA を強くお勧めします(NVIDIA
®
Quadro FX)
。
パフォーマンスを確保するためには、
3D OpenGL アクセラレーションに対応し
たグラフィックス アダプタが必要で
す。NVIDIA または ATI™ をお勧めしま
す。アクセラレーションに対応していな
い場合フレームレートと対話性能が著し
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3DVIA Composer - リリースノート
一部の拡張レンダリング効果を使用する く低下します。
には、OpenGL 3.2 以降が必要です。
ポインティングデ
バイス
使い勝手の理由から 3 ボタンマウスをお 使い勝手の理由から 3 ボタンマウスをお
勧めします。
勧めします。
オプションのコン
ポーネントと機能
マウスに加えて、グラフィックス マウスに加えて、グラフィックスの操作
の操作(拡大、パニング、回転な(拡大、パニング、回転等)に
3Dconnexion の SpaceTraveler、
ど)に 3Dconnexion®の
SpaceNavigator、SpaceExplorer、
SpaceTraveler™、SpaceNavigator
SpaceBall、SpaceMouse が使用できま
™、SpaceExplorer™、SpaceBall™、 す。必要なドライバはデバイスに付属し
および SpaceMouse™を使用できま ています。
す。必要なドライバはデバイスに付属
しています。
ハードウェア
ディスクドライブ
推奨ハードウェア:
3DVIA Composer Player
3DVIA Composer Player Pro
最小ハードウェア:
3DVIA Composer Player
3DVIA Composer Player Pro
プログラム実行形式 (.exe、 .ocx, Adobe プログラム実行形式 (.exe、 .ocx, Adobe
®
、プログラム デー
Reader プラグイン)、プログラム デー Reader プラグイン)
タ、環境、ページ空間を格納するには最
タ、環境、ページ空間を格納するには最
小 50 MB の空き領域が必要です。
小 50 MB の空き領域が必要です。
ネットワーク アダ ライセンス認証用として、アクティブな ライセンス認証用として、アクティブな
Ethernet アダプタが必要(Player Pro の Ethernet アダプタが必要(Player Pro の
プタ
み)。
み)。
プロセッサ
メモリ (RAM)
Intel Core 2 Duo(または同等のプロセッ Intel Pentium 4(または同等のプロセッ
サ)
サ)
2 GB
512 MB
キーボード
母国語サポートには、インストール時に 母国語サポートには、インストール時に
選択された言語に対応したキーボードが 選択された言語に対応したキーボードが
必要な場合があります。
必要な場合があります。
表示
Windows ワークステーションの推奨解像 Windows ワークステーションの推奨解像
度は 1280x1024 です。
度は 1280x1024 です。
パフォーマンスを確保するためには、
3D OpenGL アクセラレーションに対応し
たグラフィックス アダプタが必要で
す。NVIDIA または ATI をお勧めします。
アクセラレーションに対応していない場
合フレームレートと対話性能が著しく低
一部の拡張レンダリング効果を使用する 下します。
には、OpenGL 3.2 以降が必要です。
グラフィックス ア 最適なパフォーマンスのためには、3D
OpenGL アクセラレーションに対応した
ダプタ
グラフィックス アダプタが必要です。
NVIDIA を強くお勧めします(NVIDIA
Quadro FX)。
ポインティングデ
バイス
使い勝手の理由から 3 ボタンマウスをお 使い勝手の理由から 3 ボタンマウスをお
勧めします。
勧めします。
オプションのコン マウスに加えて、グラフィックスの操作 マウスに加えて、グラフィックスの操作
ポーネントと機能 (拡大、パニング、回転等)に
(拡大、パニング、回転等)に
3Dconnexion の SpaceTraveler、
3Dconnexion の SpaceTraveler、
SpaceNavigator、SpaceExplorer、
SpaceNavigator、SpaceExplorer、
SpaceBall、SpaceMouse が使用できま
SpaceBall、SpaceMouse が使用できま
す。必要なドライバはデバイスに付属し す。必要なドライバはデバイスに付属し
ています。
ています。
オペレーティング システム
すべての 3DVIA Composer 製品
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3DVIA Composer - リリースノート
32-bit
64-bit (x64 版)
Microsoft Windows XP 32-bit
N/A
Microsoft Windows XP 64-bit
(WOW*)
Microsoft Windows Vista 32-bit
N/A
Microsoft Windows Vista 64-bit
*
(WOW )
Microsoft Windows Server 2003 32-bit
Microsoft Windows Server 2003 64-bit
N/A
*
(WOW )
Microsoft Windows Server 2008 32-bit
Microsoft Windows Server 2008 64-bit
N/A
(WOW*)
Microsoft Windows 7 32-bit
Microsoft Windows 7 64-bit
N/A
(WOW*)
*
WOW(Windows on Windows)は、32-bit プロセスを Windows 64-bit オペレーティン
グシステムで動作させるためのものです。
注記:
•
オペレーティングシステムに対応した最新のWindowsサービスパック
(http://www.microsoft.com)をインストールしてください。
• ビデオカードに対応した最新のドライバをインストールしてください。
ソフトウェア条件
3DVIA SolidWorks Plug-in 32-bit
SolidWorks 32-bit
3DVIA SolidWorks Plug-in 64-bit
SolidWorks 64-bit
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3DVIA Composer - リリースノート
2 バージョンV6R2011
2.1 新機能
2.1.1 製品構成
•
アセンブリの色:3DVIA Composer V6R2011 ではアセンブリレベルで定義さ
れた色をサポートするようになりました。アセンブリのプロパティパネルに
は色(Color)プロパティがあります。アセンブリレベルで色を設定すること
により、色管理がシンプルになり、3DVIA Composer が管理する色も多数では
なく 1 つだけになるためパフォーマンスも改善されます。
部品はアセンブリの最上位で定義されている色を継承します。
アセンブリ A = 未定義
アセンブリ B = 未定義
アセンブリ A = 未定義
アセンブリ B = 赤
アセンブリ A = 緑 ア
センブリ B = 赤
部品の色が表示され
ます。
部品の色はアセンブリ B
の色で上書きされます。
部品の色はアセンブリ
A の色で上書きされ
ます。
アセンブリで色を指定しないようにするには、カラー パレットで未定義
(Undefined)をクリックします:
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3DVIA Composer - リリースノート
3DVIA Composer V6R2011 は次のフォーマットに対してアセンブリ レベルの
色をインポートできます。:SolidWorks、CATIA V5、3DXML。
注記:3DVIA Composer は SolidWorks と CATIA のオカレンス(直接でない子)
の色はサポートしていません。CATIA モデルのオカレンスの色を保持するに
は、3DXML にエクスポートします。
• CAD ビューとキャプチャを部品およびアセンブリ別に分けて表示:アセンブ
リツリー上のキャプチャおよび CAD ビューは部品およびアセンブリ(プロダ
クト)毎に表示され、これにより特定の CATIA V5 カメラビューおよびキャプ
チャを見つけやすくなります。以前のバージョンでは、これらのリストは区
別されていませんでした。
V6R2010x
•
V6R2011
Composer 内での形状置き換え機能:1 つまたは複数の形状アクターの形状
(メッシュ)をモデル内の別のアクターの形状で置き換えることができます。
たとえば、モデル内のねじを、別の代替スクリューに置き換えることができ
ます。置き換えられたアクターの全てのプロパティ(色、位置、メタプロパ
ティ等)は変更されません。ただし、放射度(Emission)と光沢度(Shininess)
は新しいアクターの値をとります。すべてのビューおよびアニメーションは
保持されます。
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3DVIA Composer - リリースノート
形状を置き換えるには:
1. 置き換える 1 つまたは複数のアクターを選択します。
2. 形状(Geometry)> 形状(Geometry)> 置き換え(Replace) (リボン
インターフェイス)をクリックするか、形状>置き換え (クラシック
インターフェイス)をクリックします。
3. 置き換え用アクターを選択します。
•
ルートアセンブリの透明度:透明度をルートアセンブリで指定できるように
なりました。以前は、アセンブリの透明度はルートレベルでは設定できま
せんでした。
•
インポート フォーマットのサポート:3DVIA Composer では、CATIA V5 R20、
SolidWorks 2011 (Alpha)、ACIS R20 SP3、Pro/ENGINEER Wildfire 5 をサポート
するようになりました。
2.1.2 オーサリング
•
シーン変更で既存のビューを更新:選択した属性に基づいてビューを更新で
きるようになりました。たとえば、選択したアクターの色と位置変更で全て
のビューを更新することができます。以前は、ビューでキャプチャされたす
べての属性を更新(結果的にビューを置き換え)することしかできませんで
した。前バージョンでは、1つのビューから別のビューへアクターのプロパ
ティを転送するには、インテリジェント ビューを作成する中間的ステップが
必要でした。
次のコマンドでビューを更新することができます:
o ビューの更新(Update View) (ビュー パネル)– 1 つまたは複数の
ビューのすべてのキャプチャされた属性を更新します。このコマンド
は以前のリリースから変更されていません。
o 選択したアクターでビューを更新(Update Views with Selected Actors)
(ビュー パネル)– 1 つまたは複数のビューを、ビューポートで選
択されたアクターのすべてのプロパティおよび表示に更新します。
これは新しいコマンドです。
o 選択したアイテムでビューを更新(Update Views with Selected Items)
(ビュー ワークショップ)– ビューパネルで選択された 1 つまたは
複数のビューをビュー ワークショップで選択するオプションに基づい
て更新します。このコマンドは、ビュー ワークショップの ビューの
更新(Update View)コマンドに代わるものです。
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3DVIA Composer - リリースノート
注記:古いビュー ワークショップの ビューの更新(Update View)コ
マンドは、新しい設定でビューを再定義するものでした。ビュー定義
から、キャプチャされたアイテムを削除することも追加することもで
き ま し た 。 選 択 し た ア イ テ ム で ビ ュ ー を 更 新 ( Update Views with
Selected Items)は前のものと現在の設定をマージします。アイテムを
追加することはできますが削除はできません。たとえば、カメラの向
きだけをキャプチャしたユーザー定義ビューをアクター プロパティだ
けをキャプチャするように更新することはできません。これには新し
いユーザー定義ビューを作成する必要があります。
•
選択されたプロパティを使ってビューを作成および更新:ビューワーク
ショップの新しい選択したプロパティオプションでは、プロパティパネルで
選択されたプロパティを使ってビューを作成または更新できます。たとえば、
1 つのアクターの色変更で複数のビューを更新することができます。以前は、
どのプロパティをキャプチャするかの選択肢が限られていました(位置
(Location)
、不透明度(Opacity)
、材料(Material)、リンク(Link))。
•
アクターでハッチング:切断面のハッチングをアクター別に定義できるよう
になりました。以前は、ハッチング設定は常に、すべてのアクターの切断面
で同一でした。アクター別のハッチングを有効にするには、アクターでハッ
チング(Hatch by actor)プロパティをチェックし、スペースの初期値に戻す
(Initialize spacing)と角度の初期値に戻す(Initialize angles)プロパティを使っ
てデフォルトを割り当てます。個別のアクターのデフォルトを上多岐するに
は、アクターごとのハッチング プロパティである角度(Angle)、色(Color)
ハッチング(Hatch)(間隔)および 太さ(Thickness)を変更します。
均一なハッチング
アクターでハッチング
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3DVIA Composer - リリースノート
•
ビューへのリンク:ビューにリンクしたイメージ 2D パネルを簡単に作成でき
るようになりました。また、アクターも簡単にビューにリンクすることがで
きます。
リ ンクを使ってインタラクティブなコンテンツを作成できます。3DVIA
Composer Player(または設計モードを無効にした 3DVIA Composer)でリンク
されたアクターをクリックするとビューがアクティブ化されます。
o ビューにリンクされたイメージ 2D パネルを作成するには、ビュー パ
ネルでビューを右クリックしてイメージ 2D パネルを作成(Create
Image 2D Panel)をクリックします。ビューを Ctrl を押しながらド
ラッグしてビューポートに配置することもできます。以前は、リンク
されたサムネイルイメージを作成するために、ビュー サムネイルのイ
メージ ファイルを別の画像編集ソフトで作成し、Composer 内でイ
メージ 2D パネルを作成してプロパティパネルで view://イベントリン
クで作成したイメージファイルを指定するという手順が必要でした。
ビューが変更された時にパネルイメージを更新するには、パネルを選
択して高解像度イメージワークショップで更新(Update)をクリック
します。まったく異なるイメージを指定するには、パネルのマップパ
ス(Map path)プロパティを変更します(プロパティパネル)。
o アクターをビューにリンクするには、アクターをビューポート内で選
択し、ビュー パネル内でビューを右クリックしてビューへのリンクを
作成(Create Link to View) をクリックします。また、ビューをアクター
に Ctrl+ ドラッ グ す るこ と もでき ま す。以 前 のバー ジ ョンで は 、
view://イベント リンクをマニュアルで作成する必要がありました。
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3DVIA Composer - リリースノート
•
マグネット線:マグネット線は、アノテート アイテム、測定値、2D パネルを
簡単に整列する新しいコラボレート アクターです。
マグネット線を作成するには:
1. 作成(Author)> ツール(Tools)> マグネット(Magnet) >マグネッ
ト線を作成(Create Magnetic Line) をクリックします。
2. ビューポートで、以下のいずれかを行います:
o マグネット線の端点となる 2 つの点をクリックします。
o マグネット線の整列を定義する軸をクリックし、クリックして
線を配置します。
3. マグネット線を続けて追加するか、Esc を押してツールを終了します。
作成>ツール>マグネット >マグネット線を位置合わせ(Align Magnetic Line)
を使って既存のマグネット線を軸に整列させることもできます。
マグネット線をドラッグしてアクターをピックアップしたり、アクターをマ
グネット線のところへドラッグすることもできます。マグネット線に対応す
るには、アクターの自動位置合わせ(Auto alignment)プロパティはフリー2D
(Free 2D)または フリー3D(Free 3D)でなくてはなりません。マグネット線
に添付されると、アクターの自動位置合わせは自動的にフリー2D に設定され
ます。
注記:マグネット線をドラッグする際、意図しないアクターをピックアップ
してしまわないようにしてください。元に戻す(Undo)コマンドでは、フ
リー2D アクターの位置変更を元に戻すことはできません。
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3DVIA Composer - リリースノート
マグネット線をマグネット線に反応するアクターに近づけると、マグネット
点 により、アクターを添付できる場所が示されます。寸法テキストのマグ
ネット点は 4 個、その他のアクターは 5 個です。
アクターをマグネット線上に均等に配置するには、マグネット線の間隔
(Spacing)プロパティ(プロパティ パネル)を均一(Uniform)にします。ア
クターを自由に配置するには、間隔 を ユーザー定義にします。
注記:
o マグネット線は 3DVIA Composer のラスターおよびベクター出力には表
示されません。
o 3DVIA Composer Player ではマグネット線は表示されません。
•
ペーパー空間ナビゲーション:ペーパー空間をパニングおよびズームできる
ようになりました。たとえば、拡大してテキストを読みやすくすることがで
きます。
50% 拡大
100% 拡大
400% 拡大
ビューポートのサイズの 10%から 400%までズームできます。2D パネルおよ
び Digger を含むすべてのアクターはペーパー空間で定義されており、それぞ
れに対応してスケールすることができます。
ペーパー空間をズームするには、次のいずれかを実行します:
o ビューポートで、マウスホイールを回しながら Ctrl を押します。
o ステータス バーで、ペーパー ズーム(Zoom Paper)スライダをドラッ
グするか、 または
をクリックします。
ペーパー空間をパニングするには、ビューポートをパニングしながら Ctrl
キーを押します。
ペーパー空間をリセットするには、ステータス バーのビューポートにペー
パーをフィット(Fit Paper to Viewport) をクリックします。
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3DVIA Composer - リリースノート
•
Player のペーパー空間:3DVIA Composer Player でもペーパー空間がサポート
されます。
o 現在のドキュメントのペーパー空間を表示または非表示にするには、
標準ツールバーの Show/Hide Paper(ペーパーを表示/非表示) を
クリックします。
o ペーパー空間を変更するには、編集(Edit)> ドキュメント プロパ
テ ィ ( Document Properties ) を ク リ ッ ク し 、 ペ ー パ ー 出 力 ( Paper
Output)ページのオプションを設定します。
o ペーパー空間を拡大するには、マウスホイールを回しながら Ctrl
キーを押します。
o ペーパー空間をパニングするには、ビューポートをパニングしながら
Ctrl キーを押します。
o ペーパー空間をリセットするには、標準ツールバーのビューポートに
ペ ー パ ー を フ ィ ッ ト ( Fit Paper to Viewport ) を ク リ ッ ク し ま す 。
•
ぼやけたミラー:地面ミラーをぼかすことができるようになりました。ミ
ラーをぼかすことにより、モデルを反射から際だたせ、見栄えを改善するこ
とができます。ミラーをぼかすには、地面アクターのプロパティパネルのブ
ラー(Blur)プロパティを有効にします。
ブラーなし
•
ブラー
PMI のマルチハイライト:サーフェスをハイライト(事前選択)すると、添
付されているすべての PMI もハイライトされます。もっとも近い PMI の色が
もっとも濃くなります。以前のバージョンでは、もっとも近い PMI だけがハ
イライトされました。この機能強化により、設計情報の見やすさが改善され
ています。
ハイライト:V6R2010x
ハイライト:V6R2011
選択:V6R2010x と
V6R2011
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3DVIA Composer - リリースノート
•
プリミティブ オフセット:あたらしい [Default] ドキュメント プロパティの
拡張プロパティページにある Primitive Offset (%) は、ディスクおよびスクエ
ア プリミティブが色の競合 (Z-fighting)を避けるため、他の形状 アクターに対
して相対でシフトする距離を指定します。オフセットはディスクの半径およ
びスクエアの対角線の半分の長さに対するパーセントで指定します。デフォ
ルトは 3%です。
0%
3%
•
プロパティにリンクされたテキストに対するバルーンの数量指数:バルーン
の数量指数は、有効にすると、BOM ID のリンク プロパティを必要としま
せん。
•
リンクされたリソースを含める:イベントをサポートするすべてのアクター
に対し、保存された SMG ファイルの file:// リンクに対するリンク ファイルを
含めるかどうか指定することができます。以前は、リソースにリンクされる
パック(Pack linked resource)プロパティは 2D ベクターイメージ、3D ベク
ター イメージ、3D パネルアクターには使用できませんでした。
•
ハードウェア マルチサンプル アンチエリアシング:3DVIA Composer はハー
ドウェア(グラフィックスカード)によるリアルタイム マルチサンプル アン
チエリアシング(MSAA)による 2D および 3D イメージの速度、品質向上を
サポートしています。HardwareSupport.MSAA 設定(アプリケーション設定、
詳細設定ページ、ハードウェア設定グループ)を 0(デフォルト)にして
MSAA を無効にするか、2x と 32x の間でサンプリングレートを選択します。
注記:すべてのグラフィックスカードでサポートされているとは限りません。
•
相対的プロパティのデフォルト値:新しいアノテート アイテムおよび測定ア
クターに対する Relative テキストプロパティのデフォルト設定を指定できる
ようになりました。アプリケーション設定、詳細設定ページから、
AnnotationRelativeComposer(3DVIA Composer、デフォルトで有効)または
AnnotationRelativePlayer(3DVIA Composer Player、デフォルトで無効)を設
定します。以前は、3DVIA Composer Player で Relative はデフォルトで有効に
なっていました。
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3DVIA Composer - リリースノート
•
Player の新しい測定コマンド:3DVIA Composer Player で次の測定コマンドが
新たに利用できます:
o 平 面 と 点 間 の 距 離 測 定 を 作 成 し ま す ( Create Distance Measurement
Between Plane and Point)
o 直 線 と 点 間 の 距 離 測 定 を 作 成 し ま す ( Create Distance Measurement
Between Line and Point)
2.1.3 ワークショップ
•
高解像度イメージ ワークショップで DPI を設定:ピクセルまたは DPI を使っ
て高解像度イメージ ワークショップから作成されたラスター イメージの解像
度を指定できます。以前は、ピクセルで指定する必要がありました。高解像
度イメージ ワークショップで、ピクセル(Pixels)または Dpi を指定します。
•
部品に対する BOM ID 生成の簡素化:BOM ワークショップの 次に適用(Apply
to)オプションが変更されました:
o すべての部品(All parts)と 表示部品(Visible parts)で、アセンブリ
ツリー内の部品ノードに BOM ID が生成されます。以前はこれらのオ
プションで形状 ノードに対する BOM ID は生成されましたが、部品に
対する BOM ID の生成には選択(Selection)を使用する必要がありま
した。
o 新しい すべての形状(All geometry)および 表示形状(Visible geometry)
オプションは、アセンブリ ツリー内の形状ノードに BOM ID を生成し
ます(以前のリリースのすべての部品と表示部品と同じ動作です)。
o 従来同様、選択により選択された形状、部品またはアセンブリに対す
る BOM ID が生成されます。
例:
o ZS06 Battery & Gearbox はアセンブリ ノードです。
o Battery-1 は部品ノードです。
o CirPattern11 は形状ノードです。
•
ベクター化で大きな 2D パネルに対応:背景イメージやタイトルブロックなど、
大きな 2D パネルをベクター出力に含めることができます。テクニカル イラ
ストをトリム(Clipping in Technical Illustration)プロパティ(プロパティ パネ
ル)では、パネルの 4 辺すべてがペーパー空間の外側にあるときパネルをベ
クター出力から除外します。パネルを含めるには、このプロパティチェッ
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3DVIA Composer - リリースノート
クを外します。以前のバージョンでは、大きなパネルはすべてベクター出力
から除外されていました。
•
矢印の完全なベクター化:テクニカル イラストレーション ワークショップ出
力は、矢印が一部隠れている場合でもビューポート シーンに一致します。
以前は、常に前面(Stay on top)プロパティを有効にしている場合のみ、矢
印をベクター出力に出力できました。
•
ベクター出力で 2D パネル描画順序の遵守:背景(Background)および深さ
(Depth)プロパティで指定される 2D パネルの描画順序がベクター化で守られ
るようになりました。
•
ベクター化の品質とパフォーマンスの改良:ベクター化のアルゴリズム改良
により CGM 出力のパフォーマンス(大規模な設計の場合最大 20 倍程度)お
よび品質(小さい穴の解消)が改善されました。
•
クリーン オプションの廃止:テクニカル イラストレーション ワークショッ
プの HLR タブにあったクリーン(Clean)オプションは結果の信頼性に問題が
あったため廃止されました。代わりに改良(Refinement)オプションを使用し
てください。
•
ペーパー選抜除去オプションの廃止:テクニカル イラストレーション ワーク
ショップの HLR タブにあったペーパー選抜除去(Paper culling)オプションは
廃止されました。3DVIA Composer では常にペーパー選抜除去が行われるよう
になりました。3DVIA Composer はペーパー マージンの外側にあるアクターの
配置変更を行いません。
2.1.4 ユーザー体験
•
ユーザー インターフェイスのテキスト改良:3DVIA Composer のユーザー
インターフェイス(UI)のテキストが改良されました:
o コマンドの名前がより一貫したものになりました。
o 大文字小文字の使い分けに一貫性が確保されました。
o 一部のコマンドは移動しています。例:
 以前テクスチャ メニュー/ワークショップにあったマテリアル
プロパティを取得します(Get Material Properties)は、プロパ
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3DVIA Composer - リリースノート


•
ティ パネルの材料プロパティをコピー(Copy Material Properties)
になりました。
以前作成タブにあった、インポート パス(Import Path)は、ア
ニメーション タブの線からパスを作成(Create Path from Line)
になりました。
カメラ円弧球補間(Camera Arcball Interpolation)リボン オプ
ションは廃止されました。カメラの円弧球補間は、カメラの 円
弧球(Arcball)プロパティ(プロパティ パネル)から有効にし
ます。
装置およびコンパスの改良:
o 装置、アニメーション、ビュー モード、コンパスのグラフィック イ
メージが変わりました:
平行移動
回転
コンパス
ビュー
モード
線形/円筒形分解
球形分解
アニメーション
モード
o 後ろまたは下から表示すると、装置またはコンパスの面は白くなりま
すので、方向が簡単に判断できます。
o 平行移動および回転装置は、アクターをドラッグすると変位値を表示
します。
o 回転は 45 度増分でスナップするようになりました。スナップを無効に
するには、ステータス バーのグリッド モード(Grid Mode) を選択
解除します。
•
ミニツールバーのツールチップ:リボン インターフェイスのミニ ツールバー
にツールチップがつきました。ミニツールバーを表示するには、ビューポー
ト内で右クリックします。ツールチップを表示するには、アイコンの上に
カーソルを置きます。
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3DVIA Composer - リリースノート
•
ラベルの外観:ラベルのデフォルト形状はよりシンプルでモダンなものにな
りました。この変更は新しいラベルだけに適用され、既存のラベルには適用
されません。
V6R2010x
V6R2011
•
円弧ツールチップ:付加 - タイププロパティをサポートするすべてのコラボ
レート アクターに対して、円弧ツールチップ(Arc tooltip)タイプが利用でき
ます。以前は、2D パネルのみが円弧ツールチップをサポートしていました。
•
ステータス バーの構成:3DVIA Composer のステータス バーの構成を変更で
きるようになりました。ステータス バーを右クリックして、表示または非表
示にするコマンドを選択します。
•
全て選択:以下の 3DVIA Composer パネルで Ctrl+A キーを押すことにより、
すべてのアイテムを選択できます:
Ctrl+A により次のすべてが
選択されます:
ビュー パネル
ビュー
マーカー パネル
マーカー
レイヤ パネル
レイヤ
テクスチャ ワークショップ
フォルダおよびファイル
モデル ブラウザ ワークショップ フォルダおよびファイル
タイムライン(キー トラック) キー
ビューポート
アクター
この場所では:
以前は、Ctrl+A キーは常にビューポート内のすべてのアクターを選択してい
ました。
•
ダンプファイルの送信を無効にする:3DVIA アプリケーション クラッシュ後
の電子メール生成を無効にできます。拡張設定、詳細設定ページの一般グ
ループで、SupportEmailDump を選択解除します。
•
3DVIA Sync で利用できるデフォルト ドキュメント プロパティ:3DVIA
Composer のデフォルト ドキュメント プロパティを 3DVIA Sync から閲覧、変
更できます。3DVIA Sync は、3DVIA Sync デフォルトを保存しない限り、これ
らの値をバッチ生成のデフォルトとして使用します。以前は、デフォルト ド
キュメント プロパティには 3DVIA Composer からしかアクセスできませんで
した。
デフォルトドキュメントプロパティダイアログボックスを表示するには、
3DVIA Sync ウィンドウの下部にあるファイル(File)> デフォルト ドキュ
メント プロパティ(Default Document Properties)をクリックします。
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3DVIA Composer - リリースノート
•
3DVIA Sync でビューを指定する際のインターフェイス改良:3DVIA Sync の
イメージ構成(Image Configuration)ページで、ビューを指定するオプション
が 2 つ用意されました:
o .smgView ファイルを使用:指定された .smgView 内の各ビューにイ
メージを生成
o 内部ビューを使用:3DVIA Composer に含まれる (.smg)または参照され
る (.smgXml および.smgProj)各ビューにイメージを生成
以前は、内部ビューにイメージを生成するには、ファイルを指定せずに smg
ビューを使用(Use smg view)オプションを指定していました。内部ビュー
と.smgView ファイルに同時にイメージを生成することはできませんでした。
•
3DVIA Composer Player のライセンス インターフェイス:3DVIA Composer
Player Pro を登録するライセンス関連コマンドは、3DVIA Composer Player、
Active X、Adobe Reader アドイン インターフェイスから利用できます。以前
は、ライセンス関連インターフェイスは 3DVIA Composer と 3DVIA Sync から
しか利用できませんでした。
•
Player Pro の保存コマンド:3DVIA Composer Player Pro では、指定保存(Save
As) ではなく保存(Save) が標準ツールバーに表示されます。
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3DVIA Composer - リリースノート
2.1.5 ドキュメンテーション
•
基本操作:Starter Guide は 3DVIA Composer オンライン ヘルプの基本操作ト
ピックで置き換えられました。
•
プログラム編集ガイド:3DVIA Composer と 3DVIA Player の ActiveX API ド
キ ュ メ ン テ ー シ ョ ン は 3DVIA Composer オ ン ラ イ ン ヘ ル プ か ら 、 3DVIA
Composer Programmer Guide という別のヘルプシステムに移動しました。この
ヘルプシステムにアクセスするには:
o Windows か ら 、 ス タ ー ト > プ ロ グ ラ ム >3DVIA Composer
V6R2011>Doc>3DVIA Composer Programming Guide を選択します。
o 3DVIA Composer で 、 ヘ ル プ ( Help )
>3DVIA Composer
Programming Guide を選択します。
o 3DVIA Sync では、 ヘルプ
>コマンドライン インターフェイス
(Command Line Interface)をクリックします。
•
リボン インターフェイス:3DVIA Composer オンラインヘルプではリボン
インターフェイスが強調されています。
•
コンテンツの改良:ドキュメントの内容および書式も多数改良されています。
•
状 況 依 存 性 の 改 良 : 状 況 依 存 ヘ ル プ の 対 応 が 改 良 さ れ ま し た 。 3DVIA
Composer、3DVIA Sync、3DVIA Composer Player のほとんどのパネルおよびダ
イアログボックスで F1 を押す適切なヘルプトピックが表示されます。
•
ド イツ語ドキュメンテーション: 3DVIA Composer、3DVIA Sync、3DVIA
Composer Player のオンラインヘルプおよびリリースノートがドイツ語で利用
できるようになりました。
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3DVIA Composer - リリースノート
2.2 API の変更
次のメソッドが 3DVIA Composer および 3DVIA Composer Player ActiveX API に追加さ
れました。詳細は、3DVIA Composer Programming Guide を参照してください。
• GetOnFilter
• CreateAssyGroup
• CreateDummyObject
• ChangeParent
• ReplaceGeometry
2.3 廃止予定の機能
以下の機能は廃止予定であり、将来のリリースからは除外されます。
• クラシックユーザーインターフェイス(メニューおよびツールバー):3DVIA
Composer V6R2011 では、新規ユーザーに対してはリボン インターフェイスが
自動的に選択されます。クラシックインターフェイスの利用者はリボンイン
ターフェイスへの切り替えを促されますが、クラシックインターフェイスの
利用を続けることもできます。
• ポートフォリオ
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3DVIA Composer - リリースノート
2.4 必要なシステム要件
重要:3DVIA Composer、3DVIA Sync、3DVIA Enterprise Syncにインポートするファ
イル フォーマットによって、異なる条件が適用される場合があります。例えば、
SolidWorksファイルをインポートする場合には、SolidWorksのバージョンの最小要件
(http://www.solidworks.com/sw/support/SystemRequirements.html )を満たしている必
要があります。
ハードウェア
推奨されるハードウェア:
3DVIA Composer
3DVIA Sync
3DVIA Enterprise Sync
最小ハードウェア:
3DVIA Composer
3DVIA Sync
3DVIA Enterprise Sync
ディスクドライブ プログラム実行形式(インポートプロ プログラム実行形式(インポートプログ
グラムを含む)、プログラムデータ、環 ラムを含む)、プログラムデータ、環
境、ペーパー空間を格納するには最小 境、ペーパー空間を格納するには最小
3GB の空き領域が必要。
3GB の空き領域が必要。
ネットワーク ア
ダプタ
プロセッサ
メモリ (RAM)
キーボード
ライセンス認証用として、アクティブ ライセンス認証用として、アクティブな
な Ethernet アダプタが必要。
Ethernet アダプタが必要。
ディスプレイ
Windows ワークステーションの推奨解 Windows ワークステーションの推奨解像
度は 1280x1024 です。
像度は 1280x1024 です。
®
®
Intel Core™ 2 Duo
Intel Pentium 4
2 GB
512 MB
母国語サポートには、インストール時 母国語サポートには、インストール時に
に選択された言語に対応したキーボー 選択された言語に対応したキーボードが
必要な場合があります。
ドが必要な場合があります。
®
グラフィックス 最適なパフォーマンスのためには、3D パフォーマンスを確保するためには、
OpenGL アクセラレーションに対応した 3D OpenGL アクセラレーションに対応し
アダプタ
グラフィックス アダプタが必要です。 たグラフィックス アダプタが必要で
®
NVIDIA を強くお勧めします(NVIDIA す。NVIDIA または ATI™ をお勧めしま
®
す。アクセラレーションに対応していな
Quadro FX)
。
い場合フレームレートと対話性能が著し
く低下します。
ポインティング 使い勝手の理由から 3 ボタンマウスを 使い勝手の理由から 3 ボタンマウスをお
お勧めします。
勧めします。
デバイス
オプションコンポー
ネントおよび機能
(64-ビット版では対
応していません)
マウスに加えて、グラフィックスのマウスに加えて、グラフィックスの
操作(拡大、パニング、回転等)に操作(拡大、パニング、回転等)に
3Dconnexion® の SpaceTraveler ™、 Space- 3Dconnexion の SpaceTraveler 、 SpaceNavigator™、SpaceExplorer™、SpaceBall™、 Navigator 、 SpaceExplorer 、 SpaceBall 、
SpaceMouse™ が使用できます。必要なド SpaceMouse が使用できます。必要なド
ライバはデバイスに付属しています。 ライバはデバイスに付属しています。
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3DVIA Composer - リリースノート
ハードウェア
推奨されるハードウェア:
3DVIA Composer Player
3DVIA Composer Player Pro
最小ハードウェア:
3DVIA Composer Player
3DVIA Composer Player Pro
ディスクドライブ
プログラム実行形式(.exe、.ocx, Adobe プログラム実行形式(.exe、.ocx, Adobe
®
Reader プラグイン)、プログラム デー Reader プラグイン)、プログラム デー
タ、環境、ページ空間を格納するには タ、環境、ページ空間を格納するには最
小 50 MB の空き領域が必要です。
最小 50 MB の空き領域が必要です。
ネットワーク アダ
プタ
プロセッサ
ライセンス認証用として、アクティブ ライセンス認証用として、アクティブな
な Ethernet アダプタが必要(Player Pro Ethernet アダプタが必要(Player Pro の
み)。
のみ)
。
Intel Core 2 Duo
Intel Pentium 4
メモリ (RAM)
2 GB
キーボード
母国語サポートには、インストール時 母国語サポートには、インストール時に
に選択された言語に対応したキーボー 選択された言語に対応したキーボードが
必要な場合があります。
ドが必要な場合があります。
ディスプレイ
Windows ワークステーションの推奨解 Windows ワークステーションの推奨解像
像度は 1280x1024 です。
度は 1280x1024 です。
512 MB
グラフィックス アダ 最適なパフォーマンスのためには、3D パフォーマンスを確保するためには、
プタ
OpenGL アクセラレーションに対応した 3D OpenGL アクセラレーションに対応し
グラフィックス アダプタが必要です。 たグラフィックス アダプタが必要で
NVIDIA を 強 く お 勧 め し ま す ( NVIDIA す。NVIDIA または ATI をお勧めします。
アクセラレーションに対応していない場
Quadro FX)。
合フレームレートと対話性能が著しく低
下します。
ポインティングデバ 使い勝手の理由から 3 ボタンマウスを 使い勝手の理由から 3 ボタンマウスをお
お勧めします。
勧めします。
イス
オプションコンポー
ネントおよび機能
(64-ビット版では対
応していません)
マウスに加えて、グラフィックスの操
作(拡大、パニング、回転等)に
3Dconnexion の SpaceTraveler、
SpaceNavigator、SpaceExplorer、
SpaceBall、SpaceMouse が使用でき
ます。必要なドライバはデバイスに付
属しています。
オペレーティング システム
すべての 3DVIA Composer 製品
32-bit
64-bit(x64 版)
Microsoft Windows XP 32-bit
Microsoft Windows XP 64-bit
N/A
(WOW*)
Microsoft Windows Vista 32-bit
Microsoft Windows Vista 64-bit
N/A
(WOW*)
Microsoft Windows Server 2003 32-bit
Microsoft Windows Server 2003 64-bit
N/A
(WOW*)
Microsoft Windows Server 2008 32-bit
Microsoft Windows Server 2008 64-bit
N/A
(WOW*)
Microsoft Windows 7 32-bit
Microsoft Windows 7 64-bit
マウスに加えて、グラフィックスの操
作(拡大、パニング、回転等)に
3Dconnexion の SpaceTraveler、
SpaceNavigator、SpaceExplorer、
SpaceBall、SpaceMouse が使用でき
ます。必要なドライバはデバイスに付
属しています。
N/A
(WOW*)
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3DVIA Composer - リリースノート
*
WOW (Windows on Windows) は、32-bit プロセスを Windows 64-bit オペレーティング
システムで動作させるためのものです。
注記:
•
•
オペレーティング システムに対応した最新のWindowsサービスパック
(http://www.microsoft.com) をインストールしてください。
ビデオカードに対応した最新のドライバをインストールしてください。
ソフトウェア条件
3DVIA SolidWorks Plug-in 32-bit
SolidWorks 32-bit
3DVIA SolidWorks Plug-in 64-bit
SolidWorks 64-bit
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