2016年12月号(PDF) - 一般社団法人 東海日中貿易センター

2016
12月号
2016年12月1日 発行
中国港湾物流視察団
~河北省滄州市、浙江省寧波市を視察~
当センターは、10月30日㈰から11月5日㈯にかけ
管理委員会との交流を通じ、同区に対する理解を深
て第18回目となる中国港湾物流視察団を河北省滄州
め、実際に同区の構成部分となっている幾つかの開
市、浙江省寧波市に派遣した。
発区(産業園)及び進出企業を視察した。
同視察団は主に当センター内に設置した港湾物流
また、今回滄州市での活動を全面的にアレンジし
企業で構成する東海日中海運懇話会のメンバーで構
て頂いた滄州市対外経済技術合作公司は、1992年に
成され、団長には飯谷達夫・東海日中海運懇話会会
設立した技能実習生を日本へ派遣する会社で、これ
長
(伊勢湾海運㈱専務取締役)
、副団長には飯田輝
まで約2万人の実習生を派遣した実績があり、滄州
智・同懇話会副会長(名港海運㈱常務取締役)、尾﨑
市政府の対日窓口を務めている。そうしたこともあ
弘二・名古屋港管理組合企画調整室次長と団員の計
り滄州市は、河北省内で日本語人材が一番多いのが
32名が参加し、港湾施設を主として、視察、交流を
特徴の一つと言える。
行った。
<黄驊港>
滄州市
同港では、石炭バースと総合港区を視察した。石
河北省滄州市は、1400年の歴史を有する都市で、
炭バースは中国中央政府が直接管理する、炭坑、電
巨大な鉄のライオン像(滄州鉄獅子)がその古い文明
を象徴しており“獅城”と呼ばれている。また、賈慶
林・第7代中国人民政治協商会議主席の出身地で、
その他、多く武術家を輩出している。
総面積は1.4㎢、人口は760万人を有し、北京から
220㎞、天津からは120㎞と地理的優位性を持つ。高
速鉄道を利用すれば、天津から1駅、約30分で滄州
西駅に到着することができる。当日は天津空港から
大型バスに乗り2時間あまりで滄州市に移動した。
滄州市では、黄驊港を視察すると共に、渤海新区
主 要 目 次
中国港湾物流視察団 ~河北省滄州市、浙江省寧波市を視察~… ………1
訪中報告 高齢化が進む煙台市 ~養老・介護施設を視察~……………5
共済セミナー 当面の中国経済状況と日系企業事例報告… ……………6
2017年会員新年賀詞交歓会のご案内… ……………………………………6
弊センター年末年始休日のご案内…………………………………………6
中国投資説明会 常州高新区投資説明会……………………………………7
総合港区(コンテナバース)
交流記録………………………………………………………………………7
12月以降の行事案内… ………………………………………………………8
第120回中国輸出入商品交易会 結果報告…………………………………8
西安デスクNEWS…………………………………………………………9
寄 稿 中国における人員削減に関する法的留意点… ………………… 10
中国短信…………………………………………………………………… 14
中国法令公布リスト……………………………………………………… 15
中国経済データ…………………………………………………………… 16
力、鉄道、港湾、石炭製油と石炭化学工業等を経営
そして現在ではマレーシアとの定期航路が就航し、
する大型エネルギー企業である「神華集団有限公司」
東南アジアへのネットワークも構築されつつある。
が河北省の企業と共同出資して経営しており、計17
また中国中西部を背後地に有し、また新疆ウイグル
のバースで構成され、航路の広さは270mで5万t
自治区から、中央アジア、ドイツへ続く鉄道ネット
級船舶が航行、停泊可能となっている。
ワークが構築されている。
昨年の石炭取扱量は1.78億tで、これまで秦皇島
② 地理的優位性:
が独占してきた首位を奪い、中国一の石炭取扱い港
北京から220㎞の距離にあり、北京にある企業の
となった。現在中国は環境問題により、中国内の各
移転先として注目され、実際に北京にある企業の本
港の石炭取扱量を制限しており、取扱量が年々減少
社或いは工場が渤海新区に移転している。
する中、黄驊港は中国政府より特別な許可を取得
③ 交通の優位性:
し、将来は3億tの取扱となる見込み。
鉄道、高速道路ネットワークが完備されている。
同石炭バースでは山西省、陝西省、内モンゴル、
④ 有効活用できる土地が多い:
新疆ウイグル自治区から鉄道を利用して石炭を集約
区内には未開発の土地が1,300㎢あり、大都市が
し、船に積み替えて上海や深圳等南方都市へ石炭を
土地開発を制限する中、新たな土地開発が可能な面
供給している。今後は輸出の取扱も加速させるとの
積が多い
ことで、日本への輸出が実現することが期待され
⑤ 産業チェーンが構築されている:
る。
石 油 化 学1,500万 t、 鉄 鋼1,000万 t、 石 炭1.5億
総合港区
(コンテナバース)の総合面積は158.19㎢
t、鉄鉱石1億t、自動車70万台の各産業における
で、海岸線は71,391m、水深は平均18.5mとなって
年間生産能力を有している。
いる。昨年の実績は貨物取扱量1.8億t
(前年比5.6%
⑥ 中央政府と地方政府からの支援:
減)
、コンテナ取扱量50万TEU(前年比59.8%増)と
企業設立手続きが簡素化され、各種コストが他の
なっており、今年は貨物取扱量2億t、コンテナ
都市比べ安く、様々な点で政府機関からの支援を得
取扱量100万TEUを見込んでいる。取扱量は少ない
ることができる。
が、中国の港湾の中で最も新しい港として、現在日
尚、渤海新区への訪問の際、当センター、滄州渤
本や韓国との国際定期航路の就航を目指し、関係各
海新区管理委員会及び滄州市対外経済技術合作公司
所との協議、交渉を行っており、早期に国際港とな
の三者で、「代理事務所業務合作協議書」の調印式が
るよう港湾設備及びインフラ建設が行われている最
行われ、今後東海地区と渤海新区及び滄州市の経済
中であった。
交流を深めると共に、渤海新区への日本企業誘致の
同港の特徴は、背後地の多さで、河北省、天津、
協力を行うことになった。
北京は勿論のこと、山西省、陝西省、内モンゴル、
新疆ウイグル自治区等中国中西部の広範な省をカ
バーしている。
<渤海新区>
渤海新区は、中国政府が提唱する経済発展計画で
ある
「京津冀
(北京・天津・河北)経済圏」、「環渤海
経済圏」
、「一帯一路」及び第13次五か年計画に於い
て重視されている国家プロジェクトの一つであり、
総面積は2,400㎢で、100万人の人口を有す。新区に
「代理事務所業務合作協議書」調印式
は6つの優位性があると、渤海新区管理委員会の張
また、滄州滞在中には、医薬関連企業を専門に
国棟書記から紹介があった。
誘致している「滄州臨港経済技術開発区(滄州渤海
① 港湾を利用した物流ネットワーク:
新区生物医薬産業園)」、主に石油化学工業区、海
取扱量能力2億tの黄驊港があり、中国の各港、
濱経済区、現代農業区、都市建設区、ハイテク産
(2) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
業区の5つのエリアで構成され総面積268㎢の「中
山、金塘、馬嶴、沈家門、六横、高亭、衢山、泗
捷高新技術産業園区」、北京汽車及び韓国・現代の
礁,緑華山、洋山の11港区)の2つに分かれており、
合弁で今年10月から稼働し始めた北京現代汽車の
全体では613カ所のバースがあり、中国国内及び世
第4工場である「北京現代汽車有限公司滄州分公
界各国に約600の航路を有している。特徴としては、
司」、日本の矢崎総業㈱の天津現法の分公司である
中国大陸部の石油、鉄鉱石、コンテナなどの中継、
「天津矢崎汽車配件有限公司滄州分公司」を視察し
貯蔵基地となっており、また華東地域の石炭、食
料、雑貨などの中継貯蔵基地でもある。
た。
寧波-舟山港は、昨年9月の合併により誕生した
寧波市
「寧波舟山港集団有限公司」が一括して管理してお
寧波における視察のアレンジは、当センターの業
り、寧波市内に高層自社ビルを有し、各港区、バー
務提携先である寧波市国際投資促進局の協力を得て
ス、コンテナヤードにカメラを設置し、自社で開発
実現した。同局はこれまで名古屋において企業誘致
したシステムを使用し大型ディスプレイにより24時
や経済交流活動を行っており、当センターも協力し
間体制で管理を行っており、画像データからコンテ
ている。
ナヤードの情況を3次元映像に変換し、コンテナの
会見した寧波市人民政府の王剣侯副市長からは、
配置情況を管理し、また船舶の航行情況や接岸バー
寧 波 市 の 面 積 は9,770㎢、 人 口 は780万 人、 昨 年 の
ス等の管理を行っており、貨物、コンテナ取扱量が
DGPは8,000億元を突破し、今年1~9のGDP成長
随時更新され、常に最新の取扱量が確認できるシス
率は7.4%増と比較的高い水準を維持しており、今
テムを採用し、中国の港湾の中でも先端技術を駆使
後も良好な港湾を利用した製造業、越境ECの成長
した管理が行われていた。
を見込み、特に越境ECは、今年1~9月で前年比
90%増と急成長を遂げているとの紹介があった。
<寧波港区-北侖港区>
寧波港区の8港区のうち、北侖港区にある寧波
港務集団と香港大手コングロマリットのハチソン・
ワンポアが合弁で運営する寧波港北侖区コンテナ
バースを視察した。同コンテナバースは寧波港区
で最も早く運営が開始されたバースで、尚且つ唯
一鉄道路線が引き込まれているバースとなってお
り、ヤードの中に専用ステーションが設けられ、
コンテナを専用貨車(ボックス)で搬出/搬入して
会見にて 王副市長(右)と飯谷団長(左)
いた。
今回の視察では、港湾視察をすると共に、同市が
中国全国に12都市にある
「越境EC試験区」の1つに
指定されていることから、関連施設等の視察も行っ
た。
<寧波-舟山港>
昨年9月、寧波港と舟山港が合併し、貨物取扱
量が8.9億tと世界最大の「寧波-舟山港」が誕生し
た。ちなみに同港の昨年のコンテナ取扱量は2,000
北侖港区二期コンテナヤードにて
万TEUと世界第4位となっている。同港は大きく
このバースのもう一つの特徴としては、ヤード
「寧波港区」
(北侖、鎮海、甬江、大榭、穿山、梅山、
とバースが海で隔たれており、約200mの専用橋で
象山、石浦の8港区)及び
「舟山港区」
(定海、老塘
繋がっていることである。ヤードから浅瀬が数百
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
(3)
メートルあることから、埋め立コストと橋を架け
ると紹介があり、駐車スペースには吉利の乗用車
るコストを比較し、安価な橋を架ける方を選んだ
とSUVが並んでいた。小型のRORO船では一度に
との事。
900台を運ぶことができると言う。今年営業を開始
したばかりである為、今後の発展が期待される港
<舟山港区-老塘山港区>
である。
11ある港区のうち老塘山港区の食糧バースを視察
一方、コンテナバースは、第一期(第1~5バー
した。主にブラジル、アメリカから輸入された食用
ス)の長さは1,800m、幅は56m、水深は17.5m。ガ
の大豆、トウモロコシ、大麦、小麦を取り扱ってお
ントリークレーンは計24台。その内、7基が高さ
り、ここで荷揚げされた穀物は江蘇省や中西部へ運
49mの世界最大級の大きさで、大型船舶も対応で
ばれる。
きる。現在の取扱能力は500万TEUだが、今年は
老塘山港区には、この他に鉄鉱石バース、石炭
240万TEUになる見込。将来、第二~四期までの建
バースが各2バースあり、主に浙江省内の企業へ供
設を予定しており、完成すれば、取扱能力は1,000
給されていた。
万TEUとなる見込みとの事。
<寧波梅山保税港区>
中国全土に13カ所設立されている保税港区の一つ
で、以下6つの産業を優先的に発展させる計画があ
る。
①国際貿易物流業…梅山港を国際貿易港にする。
②海洋金融服務業…金融業の誘致を推進。
③海洋智能装備業…ハイエンド設備を製造する企業
を誘致。
④海洋生命健康業…高齢化に向け、医療機械、医療
梅山保税港区のコンテナバース
設備製造企業を誘致。
⑤海洋科教文化業…寧波大学の
「教養学部」
、
「海運
学部」
を当地に移転させる。
⑥濱 海休闲旅游業…海水浴場など、レジャーの充
実。
この他、輸入商品を保税状態で展示・販売する
「寧波輸入商品センター」、中国で最大級の26.6万㎡
の駐車場を有する「トラック集積基地」、主にコンテ
ナデポの事業、ドレージ(トラック輸送)、鉄道輸
区内にある自動車専用のRORO船バースとコンテ
送、鉄道と海上輸送を繋ぐ海鉄輸送、貨運代理に従
ナバースを視察した。
事されている「寧波鈴与物流有限公司」の視察も行っ
RORO船バースは、今年の3月に竣工し、同月
た。
16日に第1号となるRORO船が停泊した。現在ま
今回視察した河北省滄洲市の黄驊港は、これから
での自動車取扱量は累計1.1万台で、自動車以外に
開発が進められる発展途上の港湾であり、一方寧波
機械設備等の大型貨物や建築材料の荷役を行って
-舟山港は取扱い規模が世界最大と全く異なる規模
いる。
の港湾であった。両港の共通点としてはトランシッ
同バースの長さは450m、幅は35m、水深は17m
プする貨物が多い点で、黄驊港は北から南へ、寧波
と最大8万トン級の船舶が停泊できる。バースの
港は東から西へと貨物が移動する。
背後には自動車専用の保税販売センターが併設し
今回の視察では、河北省から山東省、江蘇省を経
てあり、海外からの高級車が数台展示されていた。
由して浙江省へと約6時間かけて高速鉄道で移動し
同バースから輸出される自動車は「吉利汽車」の工
た。この広大な国にヒト、モノを運ぶには網の目の
場が寧波市に2工場あることから、吉利の乗用車
ようなネットワークが必要であり、その為にはやる
がメインで、ロシアや中東へ輸出されるとのこと
べき仕事はまだまだ多いと感じた次第である。
であった。翌日に大連及び煙台へ運ぶ船が入港す
(4) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
業務グループ長 石原和巳
訪中報告
高齢化が進む煙台市 ~養老・介護施設を視察~
11月5日から8日にかけて、山東省煙台市を訪問
あり、要支援の高齢者が数名入居していた。現在6
し、下半期に計画している介護福祉関係の訪中団の
名の介護スタッフが24時間体制で入居者を支援して
事前調査を行った。
おり、デイケア、在宅介護サービスをメインに従事
煙台市とは、中国駐名古屋総領事館で商務担当領
する予定であるが、未だ実績がない。中国では親を
事を務めた陳才坤氏が帰任後、同市投資促進局副局
他人に預ける、或いは他人に面倒を見てもらうこと
長に就任され、交流が続いている。陳副局長より長
に抵抗がある人がまだ多く、煙台市のような地方で
野県の介護サービス会社を誘致したとの情報を得
は、なかなか活用が進まない現状があった。
て、介護福祉関係の交流先を煙台市とし、交流手配
の協力を求めることになった次第である。
介護施設6カ所とデイケアサービスセンターを視察
したが、介護施設と言っても、自立型マンションがほ
とんどで、施設の一部に要支援、要介護者向けの施設
(老人ホーム)
があった。このような介護施設が建設さ
れるようになったのはここ数年であり、リハビリや介
護のノウハウが無い為、当面は自立型マンションの建
設がメインとなっているようだ。しかし、訪問各所で
リハビリ施設にて
は、日本の様々な優れたノウハウ、管理システム、人
煙台市の60歳以上の高齢者人口は約140万人で、全
材育成等を導入したいとの意向があり、日本の関連施
市人口に占める割合が22%と、全国平均の17 ~ 18%
設
(企業)との
に比べると高く、高齢者人口が他都市に比べ多い情況
交流を切望し
となっている。また、施設不足も深刻な情況が続いて
ていた。
おり、市営の介護施設では、950床全てが満床で、且
中国の介護
つ1,000名の老人が入居の順番待ちとなっている。こ
施設の特徴
れ以外にも、現在の中国は養老保険制度や各施設に対
は、何と言っ
する補助金制度等が未熟であることが問題となってお
ても規模の大
き さ で あ る、
公共(煙台市莱山区)の老人ホーム
り、できるだけ早急な整備が求められている。
今回の視察で中国独特の施設があることが分かっ
日本のような20床から30床規模の施設は極稀であ
た。それは公共の施設内に「失独者」、つまり一人っ
る。これは、
13億もの人口を有する中国の高齢化が、
子政策期間中の一人っ子を事故や病気で失った親を
日本以上のスピードで進んでいる為、中小規模の施
受け入れる専門の養老院(老人ホーム)が併設されて
設では社会的に対応できないのである。今回視察し
おり、全額政府負担で入居することができる。これ
た6カ所の介護施設も全て5万から12万㎡の土地に
は、煙台市に限ったものではなく、中国の主要都市
何棟ものマンションが立ち並ぶものであった。
には「失独者」専用の施設があるそうだ。
長野県の介護サービス会社の中国側合弁パート
今回の視察を踏まえ、12月7日㈬に
「中国介護ビジ
ナーは、同市の研修生派遣会社で、共同出資による
ネスの現状と課題」
のセミナーを開催し、来年3月初
運営会社を設立し、公共施設である
「社会福利セン
旬には訪中団を煙台市へ派遣し、施設の視察と共に
ター」の1棟を借りて、日本的な内装を施して運営
介護ビジネスの現状の説明会及び介護ビジネス交流
される予定で、現在は内装工事の最終段階にある。
会を開催する予定である。介護施設を運営している
これまで、日本の大手介護企業数社が中国に進出し
企業のみならず、介護用品を製造販売する企業も、
ているが、中小企業の参入は、事例が少ない。
中国の高齢化ビジネスに参入することを踏まえ、ご
デイケアセンターは、今年3月に開業したばかり
参加いただき、ビジネスの一助となれば幸いである。
で、住宅の1室を借りて運営している小規模施設で
業務グループ長 石原和巳
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
(5)
共済セミナー
当面の中国経済状況と日系企業事例報告
11月11日に上海市外国投資促進センター、華鐘コ
米中戦略・経済対話が毎
ンサルタントグループ、三井住友銀行及び当セン
年6月に行われているこ
ターとの共催で標記セミナーを開催した。
とをあげ、
「話し合いの
同セミナーは3部構成で開催され第1部は
「中国対
場があることが重要」と
外開放の新しい動向」と題して、上海市外国投資促
評価した。本題では、中
進センターの羅和慶顧問が自由貿易試験区の登場か
国経済の現況を中心に解
ら3年が経過した現状の成果と、新設する7箇所の
説した他、日中関係の動
自由貿易試験区の特色について解説があった。第2
向、 更 に は11月11日
「独
部は
「世界経済の中における中国経済の位置づけ」と
身の日」に繰り広げられ
題して、華鐘コンサルタントの古林恒雄総経理が解
るネットショッピング商戦について解説があった。
説した。冒頭で、米大統領選で勝利した共産党のト
第3部の事例報告は、企業リスク分析をテーマと
ランプ氏に触れ、
「習近平がG20で発言したグローバ
し、華鐘コンサルタントの高倉洋一東京事務所長が
リズムとは間逆の自国経済優先を唱えて当選したが、
内部統制と税務関連について、能瀬徹副総経理が人
内向きで経済を進めていくという点では中国、ロシ
事再配置、日常労務管理について、事例をあげて解
アも同じであり、これらの国が今後どのように動い
説があった。
ていくかに注目」するとし、米中間の関係について
本セミナーには56名が受講した。
古林総経理
は、両国の外務、経済閣僚らが重要議題を協議する
2017 年会員新年賀詞交歓会のご案内
2016年の中国経済は、年初より景気減速を懸念す
員各位の相互交流の場として会員賀詞交歓会を開催
る声が高まっていましたが、第三四半期GDP成長
します。
率は前年同期比6.7%増と2四半期連続で横ばいとな
新年にてご多用の折とは存じますが、何卒お繰り
り、景気減速に対する危機感が和らいで参りました。
合わせの上ご出席賜りますようご案内申し上げます。
2017年は、日中国交正常化45周年という節目の年を
迎えます。日中両国関係の更なる改善を契機とし
【開催要項】
て、また、中国が掲げる「一帯一路」などの経済戦略
日 時:2017年1月19日(木) 12:00 ~ 13:30
が日本経済にとって商機となることを期待したいと
会 場:名古屋観光ホテル 3階 那古の間
存じます。
形 式:立食パーティ
こうした状況の下、当地方と中国との友好と経済
会 費:お一人様 5,000円
協力関係の一層の発展を期し、鄧偉総領事はじめ中
(当日受付にて申し受けます。)
国駐名古屋総領事館の皆様をお招きし、2017年のス
申 込:当センターHPより承っております。
タートを皆様の更なるご活躍を祈念すると共に、会
弊センター年末年始休日のご案内
年内の業務は12月28日㈬午前にて終了させていただきます。2017年の業務開始は1月5日㈭から開始いた
します。なお、弊センター北京事務所も同様とさせていただきます。
また、会報誌
「東海日中貿易センター」新年号は1月5日㈭発行予定で、メールマガジン「東海日中貿易セ
ンター NEWS」
は1月11日㈬から配信予定です。
(6) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
中国投資説明会
常州高新区投資説明会
10月20日、 周 斌・
第二部の基調講演では、李春利・愛知大学経済学
党工委書記
(写真)を
部教授が「中国の自動車産業~課題と挑戦~」と題
はじめとする常州国
して、新エネルギー自動車市場の動向、「中国製造
家高新区の一行12名
2025( メード・イン・チャイナ2025)」における自動
が来名し、標記説明
車の位置づけと目標、次世代自動車に関する政策に
会を開催した。
ついて解説した。またエネルギー問題や環境問題に
同開発区は当セン
も言及し、中国の石油依存度の上昇、PM2.5と自動
ターの提携先で、毎
車の排ガスや各種産業の排出ガスなど大気汚染の関
年当地域において誘
係を紹介した。
致説明会を開催し、同区が自動車部品メーカーの集
中国政府はあらゆる政策手段を総動員し、EVを
積基地として認知されるようになってきている。ま
中心とした新エネ車を育成しているものの、サプラ
た、近年では同区初の完成車メーカーとなる鄭州日
イチェーンができていないのが最大のボトルネック
産自動車有限公司常州分公司が進出し、部品メー
であると指摘。逆にこのことは日系サプライヤーに
カーの進出の追い風になることが期待されている。
とっては商機であるとした。また日本で人気のハイ
第一部の説明会では周斌書記が挨拶した後、張貝
ブリッド車は、補助金の受給、ナンバー発給制限か
鴻招商局日韓二処長より同区の最新の投資環境が紹
らの除外、基幹部品の現地化による低価格化等の一
介された。ケーススタディでは、同区に2011年に進
定の条件を満たす事ができれば、中国でも勝機があ
出した㈱ジーエスエレテックの鈴木城司社長が同区
るとした。
への進出決定から稼働まで1年かからなかったこと
当日は、56名が参加した。
などが紹介された。
交流記録
<湖北省天門市訪日団>
11月18日
(金)
、劉芸新・湖北省天門市共産党委員
会常務委員
(右写真 中央)をはじめとする同市一行
3名が来訪し、原田副会長、石原業務グループ長が
対応した。
湖 北 省 天 門 市 は、 武 漢 市 の 東 に 位 置 し、 面 積
2,622㎢、人口170万人を有する都市で、高速鉄道で
武漢まで約30分、武漢国際空港まで車で約1時間の
距離にある。伝統的な産業は①紡織・服装
(綿花の
産地で、織機の企業も多い)
、②各種機械、③バイ
ており、今後は是非とも日本企業にも進出してもら
オ医薬、④農産物・食品となっており、武漢市(東
いたいとの希望が寄せられた。
風汽車等)が近い事から、今後は自動車部品産業及
び新素材産業を発展させるべく企業誘致をしたいと
劉 芸新 湖北省天門市共産党委員会常務委員
の事であった。現在、同市に進出している外資企業
董 平陽 湖北省天門市招商局 副局長
は11社と少なく、最大規模の投資がコカ・コーラ
張 勇 湖北省天門市多宝鎮 鎮長
で、その他はシンガポール、台湾、香港企業となっ
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
(7)
共催セミナー
12 月以降の行事案内
12月以降の行事案内
後援行事
共催セミナー
「中国の介護ビジネスの現状と未来」
日 「中国の介護ビジネスの現状と未来」
時:12 月 7 日(水)13:30 ~ 16:30
日 時:12月7日(水)
講 師:佐藤順一郎
13:30 ~㈱楽縁
16:30 代表取締役
会 場:JP
タワー34 階
講 師:佐藤順一郎 ㈱楽縁 代表取締役
会 場:JPタワー
34階
※名南M&A㈱との共催。
※名南M&A㈱との共催。
賀詞交歓会
賀詞交歓会
「2016年会員賀詞交歓会」
「2016
年会員賀詞交歓会」
日 時:1月19日(木)
会 場:名古屋観光ホテル 3階 那古の間
会 場:名古屋観光ホテル
3階 那古の間
参加費:御一人様 5,000円
※詳細はP6に掲載。
参加費:御一人様 5,000 円
日
時:1 月 19 日(木)
※詳細はP6に掲載。
後援行事
「第
11 回名古屋中国春節祭」
「第11回名古屋中国春節祭」
日 時:1 月 7 日(土)11:00 ~ 17:00
日 時:1月7日(土)
8 日(日)
・9 日(月)10:00~17:00
11:00
~ 17:00
会 場:名古屋市中区栄
8日
(日)・9日(月)久屋広場
10:00
~ 17:00
主 催:名古屋中国春節祭実行委員会
会 場:名古屋市中区栄 久屋広場
共 催:中華人民共和国駐名古屋総領事館
主 催:名古屋中国春節祭実行委員会
入 場:無料 ※雨天決行
共 催:中華人民共和国駐名古屋総領事館
入 場:無料 ※雨天決行
主な出展予定:
主な出展予定:
中国屋台・中国食品・食材
中国屋台・中国食品・食材
中国物産・雑貨、書道文化
中国物産・雑貨、書道文化
中国旅行観光の案内、留学・健康コーナー
中国旅行観光の案内、留学・健康コーナー
中国楽器・民族舞踊
中国楽器・民族舞踊
中国獅子舞・龍舞・雑技・武術・大極拳
中国獅子舞・龍舞・雑技・武術・大極拳
第120回中国輸出入商品交易会 結果報告
第 120 回中国輸出入商品交易会
結果報告
来場者回復も成約額300億ドル割れ
厳しい輸出
来場者回復も成約額 300 億㌦割れ 厳しい輸出
中国広東省広州市にて毎年春季と秋季の2回開催
中国広東省広州市にて毎年春季と秋季の 2 回開催
される中国最大規模の見本市である中国輸出入商品
される中国最大規模の見本市である中国輸出入商品
交易会
(通称:広州交易会)が、10月15日から開催さ
交易会(通称:広州交易会)が、10 月 15 日から開催
れ、11月4日に閉幕した。
され、11 月 4 日に閉幕した。
中国全土から家電、雑貨、衣料品、食料品、陶磁
中国全土から家電、雑貨、衣料品、食料品、陶磁器
器などを取扱う輸出業者が出品し、海外から来場す
などを取扱う輸出業者が出品し、
海外から来場するバ
るバイヤーと商談する場で、中国ビジネスの登竜門
億ドルを成約した繊維アパレル品、同5.8%となっ
を成約した繊維アパレル品、同 5.8%となっている。
ている。
元安であっても輸出が振るわず、この厳しい輸出環
元安であっても輸出が振るわず、この厳しい輸出
境は暫く続くものと思われる。
環境は暫く続くものと思われる。
なお、今回は 120 回目(60 年目)にあたり、汪洋
なお、今回は120回目(60年目)にあたり、汪洋副
副首相が視察に訪れたが、他に特別な祝賀行事は開か
首相が視察に訪れたが、他に特別な祝賀行事は開か
れず、
倹約を重視した現政権の意向を反映したものと
れず、倹約を重視した現政権の意向を反映したもの
イヤーと商談する場で、
中国ビジネスの登竜門的に位
的に位置付けられ、毎回足を運ぶバイヤーも少なく
置付けられ、毎回足を運ぶバイヤーも少なくない。
ない。
なった。
となった。
次回の春季は 17 年 4 月 15 日から開催される予定で
次回の春季は17年4月15日から開催される予定で
前回春季(第
119 回)は、23,294
社の中国企業と
前回春季
(第119回)
は、23,294社の中国企業と610
610社の外国企業との商談が行われ、成約高
社の外国企業との商談が行われ、成約高 は
280.8
は280.8億
ドルだった。
億ドルだった。
今回は昨年秋よ
り4.6 % 多
のバイ
今回は昨年秋より
4.6%多い
18い18万5,704人
万 5,704 人のバイ
ヤーが来場。バイヤー上位10カ国・地区は、香港、
ヤーが来場。バイヤー上位
10 カ国・地区は、香港、
アメリカ、インド、台湾、タイ、韓国、ロシア、マ
アメリカ、インド、台湾、タイ、韓国、ロシア、マレ
レーシア、インドネシア、日本の順だった。
ーシア、インドネシア、日本の順だった。
バイヤーが昨年秋よりも増加した一方で、成約
バイヤーが昨年秋よりも増加した一方で、成約高は
高は278.9億ドルに留まり、5回連続で300億ドルを
278.9 億ドルに留まり、5 回連続で 300 億ドルを割っ
割った。成約高の内訳を見ると、1位は151億ドル
た。成約高の内訳を見ると、1 位は 151 億ドルを成約
を成約した電機製品で、全体の54.1%、2位は72億
した電機製品で、全体の 54.1%、2 位は 72 億ドルを
ドルを成約した軽工業品、同25.8%、第3位は16.3
成約した軽工業品、同 25.8%、第 3 位は 16.3 億ドル
(8) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
ある。
ある。
【地域別バイヤー来場者数】全体
185,704 人
【地域別バイヤー来場者数】全体185,704人
西安デスクNEWS
西安で鉄道貨物の新駅が着工
西安ブランドがドイツ進出
西安国際港務区では10月27日、一帯一路(シルク
世界的なビールの街と知られる街、ドイツ・ミュ
ロード経済ベルト)のインフラとして鉄道貨物の新
ンヘンで11月23日、西安国際陸港投資発展集団有限
駅が着工された。
公司(陸港集団)と地元企業Germanto社、GGS社と
の間で、陸港集団が保有する“Ulife”ブランドをドイ
ツでも展開することで合意された。西安の地元ブラ
ンドである“Ulife”にとっては、欧州にも足がかりを
築いたことを意味する。
雨の中で開かれた着工式
陜西省、西安市、中国鉄路総公司が推進する事業
であり、陜西省の庄長興副省長、西安市の呂健常務
副市長など関係者が着工式に出席した。
今回着工した新駅は、区内の“新築”と呼ばれるエ
リアに位置し、
「新築鉄路総合物流基地」と名付けら
ミュンヘンでの調印式
れた。
陸港集団は2009年に西安国際港務区管理委員会が
西安国際港務区には“西安鉄路集装箱中心站”(西
出資する大型国有企業で、国際港務区のインフラ建
安鉄道コンテナセントラルステーション)と呼ばれ
設を手掛けている。
る貨物駅が現在供用されており、新駅とも鉄道でつ
Ulifeブランドは陸港集団が輸入商品の小売販売
ながることが決まっている。
のために立ち上げたブランドで、2015年9月から
敷地面積は16万6千㎡
(2,492.7畝)で、総事業費は
ネット通販と実店舗の両方で使われ、輸入商品ブラ
48億元
(約787億円)である。総事業費のうち一期と
ンドとして定着しつつある。
して約半分の23億元が投じられる予定で、一期の工
Germanto社はドイツブランドのほか、中国ブラ
期として18カ月が見込まれている。
ンドも手掛けるマーケティング会社である。
新駅の敷地内には、完成品梱包作業区
(成件包
今回の合意で、陸港集団がベルリンとミュンヘン
装作業区)
、長大重量物作業区
(長大笨重作業区)、
に高温倉庫を建設し、赴任者を派遣。Germanto社
コールドチェーン生鮮物作業区
(冷鏈鮮活作業区)、
と共同で、ドイツならびに欧州の市場を開拓するこ
国際貨物作業区、倉庫配送区、総合サービス区の8
とが決まった。
つの機能別エリアが設けられる予定で、中国西北部
GGS社は“Made in Germany”を代表するメーカー
における鉄道貨物の集散基地を担う計画である。
であり、今回の合意では、同社
将来的な貨物の取扱量については、2020年までに
が ド イ ツ で 製 造 し たUlifeブ ラ
1,300万t/年、2025年までに1,958万t/年、2035年2,965
ンドの商品を欧州市場で販売す
万t/年とする計画である。
る。またドイツ製Ulifeブランド
新駅建設で、シルクロード経済ベルトの交通網の
の商品は中国でも“逆輸入”され
円滑化や、陜西省、西安市が世界的な物流ネット
ることも決まり、中国国内の消
ワークに組み込まれることにつながり、地域経済の
費者が輸入商品の証であるUlife
発展や国際競争力の向上に寄与することが期待され
ブランドの商品を手にする機会
る。
が増える見込みだ。
レポーター
東海日中西安デスク
代表 白 博
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
(9)
寄稿
中国における人員削減に関する法的留意点
上海市華鑫法律事務所
弁護士 高秀智、高華鑫
世界的な経済の後退の影響を受け、中国における
な困難が生じた場合であるのか、明確な規定が存在
外資企業の経営状況は理想的とはいえない。そのた
しない。そのため、中国各地方において、地方性法
め、一部企業においては中国にて大規模な人員削減
規及び地方政府規則にて詳細が規定されている。北
を実行している。しかし人員削減手続きの過程にお
京においては北京政府が発布した「北京市企業経済
いては、多数の従業員と労働契約解除の問題が生じ
性裁減人員規定」(京労就発[1995]56号、1995年3月
る為、手続きに不備がある場合、労働紛争を引き起
22日から施行)の規定では、「連続3年して経営損失
こし易くなり、暴力事件や集団暴動等に発展する可
があり、損失が毎年増加しており、資産が債務相殺
能性もある。2014年11月、某外資系企業が子会社に
するのに不足しており、80%の従業員が業務待機状
対して人員削減を行った際、従業員が会社ビル前に
態にあり、連続6ヶ月間最低生活費基準に基づき労
集まり横断幕等を持って抗議を行うという事件が発
働者に生活費用を支払うことが出来ない場合」、生
生した。当該企業の人員削減の場合、事前に協議を
産経営が厳重な困難であると認定される。類似規定
行わず、通知等の法的手続きも法規定に基づき行わ
では、天津政府が発布した「天津市企業経済性裁減
なかったため、従業員の暴動に繋がったものである
人員暫定規定」(津労局[2001]241号、2001年8月1
と考えられる。この様な暴動が発生した場合、他の
日から施行)にて、基準は若干異なるが、同様の認
従業員へ悪影響を与え、海外の親会社へ風評被害を
定基準規定が存在する1。上海市においては、生産
もたらすこととなるため、如何に穏便に人員削減手
経営が厳重な困難であることについては特別な規
続きを進めるのか、留意点を以下の通り議論する。
定、基準は存在しないが、過去の実例では、
「数年
間の経営損失、損失の増加」が必要条件となってお
1.人員削減における前提条件
り、企業は経営損失を証明するために、関連書類を
大規模な人員削減時において、最も重要となるの
所轄官庁へ提出する必要がある。「損失、損失の増
は所轄官庁へ
「人員削減の必要性」をきちんと説明
加」は、ほぼ全ての地域において必要条件であると
し、許認可を取得することである。そうすることに
されている。損失がない場合、人員削減を認めない
より、後々に労働仲裁、労働訴訟を提起された場合
場合が多く、経営損失がある場合であっても、従業
であっても、所轄官庁の許認可を得た人員削減とい
員へ連続数カ月最低生活費基準に基づき生活費用を
うことにより、企業側の責任を軽減することが可能
支払うことが出来ない等、その他条件も比較的厳し
である。
「中華人民共和国労働契約法」
(主席令第73
く、破産以外の場合の人員削減の実施は厳しく制限
号、2012年12月28日より修訂実施、以下「労働契約
されている。
法」
という)
第41条の規定では、企業は破産、生産経
この点について、人員削減の際に労働紛争となっ
営に厳重な困難が生じた場合、経営方法の調整等特
た場合、企業が本当に生産経営に厳重な困難が生じ
殊な場合において、かつ20人以上、または20人以下
ていたかの認定について、企業は関連証明等を提出
だが全従業員の10%以上を占める人数の場合、人員
し、証明しなければならない。経営困難の証明につ
削減を行うことが可能とされている。実務上におい
いて、過去の判例では以下のような書類が提出さ
て、上述法規定に厳格に基づく必要があるため、こ
れらの理由以外で人員削減を行うことは不可とされ
ている。
上記法定事由において、外資企業の中で最も多い
とされるのが
「生産経営に厳重な困難が生じた場合」
であるが、法律上どのような場合に生産経営に厳重
(10) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
「天津市企業経済性裁減人員暫定規定」第六条:生産経営状況が
厳重な困難で確実に人員を削減する必要がある場合、以下条件
を全て満たさなければならない。
⑴生産経営が3年以上(財政決算年度)連続欠損であり、欠損額が
毎年増加し、生産経営状況が明らかに好転しない場合
⑵連続2年して勤務従業員が60%未満であり、50%以上の従業員
が待機状態である
⑶6ヶ月以上連続で勤務従業員へ支払う給与が本市規定の最低給
与基準に基づき支払うことが出来ない場合
1
れ、経営困難であると認定された。
施しなければならない。
①30日前に労働組合(工会)または全従業員へ状況説
・判例分析①
明を行い、生産経営状況及び法定人員削減事由が
(案件番号: [2015]蘇中民終字第025852号)
記載された資料を提出する。
従業員Aは2006年3月14日に甲公司へ入社し、数
②人員削減方案を提出し、人員削減対象者リスト、
年後、甲公司は乙公司へ吸収合併され、Aは乙公司
人員削減時期及び実施方法、法規定に符合した経
と無固定期限労働契約を締結した。その後、世界的
済補償方法等を含まなければならない。
な経営情勢の変化及び市場競争の激化に伴い、乙公
③人員削減方案について労働組合または全従業員の
司の生産経営状況に重大な変化が生じ、受注が減少
意見を聴取し、方案について修正と改善を行う。
し、企業に多大な損失が生じた。そのことにより、
④労働行政部門へ人員削減方案の報告及び組合また
乙公司は法律規定手続きに基づき2014年2月17日に
は全従業員の意見を報告し、労働行政部門の意見
人員削減を実施し、Aも人員削減対象者リストに含
を聴取する。
まれていた。これについてAは納得することが出来
⑤従業員へ人員削減方案を公布する。
ず、乙公司の人員削減手続きは法定条件に符合して
⑥人員削減方案を実施し、人員削減対象者の労働契
いないと考え、労働仲裁を申し立て、乙公司へ違法
約解除手続き、経済補償金の支払いを行い、離職
労働契約賠償金を支払うよう求めた。本案は労働仲
手続きを行う。
裁を経て、第一審裁判所、第二審裁判所へ上訴され
実務において、上記法定手続きを完全に無視し強
た。
硬的に人員削減を行う外資企業は少ないが、外資企
本案について第二審裁判所は、本案におけるAと
業におけるよくある問題としては、企業は法定手続
乙公司間の争議は、乙公司が行った人員削減が法律
き通りに人員削減を進めているつもりでも、実際の
規定の実質性条件に符合しているかであり、それを
過程において手続きの不備、不十分な状況がある場
証明するために、乙公司は企業の貸借対照表、損益
合もある。特に以下の点は問題が生じ易い点である
計算書、監査報告書等の関連証明を提出し、そのう
と考えられる。
ち監査報告において2012年、2013年の乙公司の売上
⑴企業が従業員への状況説明の際に公開した内容が
及び利益は下降傾向にあったことから、裁判所は
不十分な場合や、従業員に人員削減を実施するこ
2013年から営業利益が赤字にあったこと等を鑑み
とのみを告げ、具体的な人員削減リストや方案等
て、乙公司は現在「生産経営に厳重な困難が生じた」
を公布しないこと不備がある場合。
状態にあり、人員削減を実施する法定要求に符合し
上記法律規定の①、③等従業員へ状況説明や意
ていると認定した。
見聴取を行う場合、「これから人員削減を行う」と
上述のように、企業が人員削減を実施する際に
発表したのみでは充分な説明を行ったことにはな
は、企業の経営状況が悪化していることを証明しな
らない。現在の経営状況、人員削減対象者、時期
ければならず、無闇な人員削減は原則として禁止さ
等詳細に開示しなければ、説明の不備があったと
れている。その他の人員削減の実施条件、例えば経
認定されることもある。
営方法の調整等においても、企業は状況の変化を証
明する証拠書類を提出しなければならない。
⑵労働組合を設置していないような企業、中小企業
等、業務量の負担を減らすためや、時間、コスト
節約のため、労働組合や全従業員に通知したり、
2.人員削減の法定手続きについて
意見を聴取していない場合。
企業が法定の人員削減理由を満たしている場合の
法律規定の全従業員への意見聴取とは、従業員
人員削減手続きについて注意しなければならない点
代表に対する意見聴取ではなく、全従業員に対し
は、企業の人員削減が法定手続きに符合しているか
て人員削減の必要性、理由等を説明し、意見を聴
どうかである。
「労働契約法」、「『中華人民共和国労
取しなければならない。
働法』
の徹底施行に関する若干問題への意見」等関連
法律法規の規定に基づくと、主に以下の手続きを実
⑶企業が法律規定の優先的に継続して雇用しなけれ
ばならない人員を雇用しなかった場合。
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12 (11)
「労働契約法」第41条第2項2の規定では、人員
は会議を行い、人員削減対象者50名のリストを発表
削減時、長期や無固定期限労働契約を締結してい
し、対象者へ署名する様求めた。B等22名の従業員
る者等3つのケースの人員を優先的に継続雇用し
は丙公司の人員削減は違法であるとして賠償金の支
なければならないと規定されている。
払いを求めたが、丙公司は拒否した。それによりB
⑷企業が法規定の人員削減出来ない人員を削減した
らは労働仲裁を申し立てた。本案は労働仲裁後、第
一審裁判所へ起訴され、第二審裁判所へ上訴された。
場合。
「労働契約法」第42条 の規定では、医療期間中
本案について第一審裁判所は、丙公司は人員削減
の従業員、妊産婦等、6つのケースの従業員を人
の通知及び会議議事録を会社内に貼りつけ公表はし
員削減することを禁止しているため、留意すべき
ていたが、会社の一角に貼りつけただけでは全従業
である。
員へ告知したことにはならないと示した。また、公
3
上述以外にも企業が労働契約解除の際の送達問題
示内容も企業の経営悪化により人員削減が必要であ
等、細かい点において問題が生じ易い。法規定に厳
ることを従業員へ通知するのみであり、人員削減対
格に基づくと同時に、運用にも留意いただきたい。
象者、実施方法等は含まれず、人員削減の手続き及
び履行義務を完全に履行したとはいえないと認定し
・判例分析②
た。第二審裁判所も第一審裁判所の意見に同意し、
(案件番号:[2016] 冀03民終2368号)
丙公司は30日前までに全従業員へ状況説明及び意見
従業員Bは2009年9月14日から丙公司にて勤務して
聴取を行っておらず、事前に人員削減対象者リスト
いる。2013年から丙公司の業績は下降傾向にあり、
も公開しなかったため、丙公司がBらと労働契約を
2015年8月までに累計損失は200万元を超えた。その
解除することは違法解除であると認定し、違法労働
ため丙公司は2015年8月に会議を行い、従業員50人を
契約解除の賠償金を支払うよう求めた。
削減することを決定した。会議後、丙公司は簡略的
本判例からも、従業員への通知は全従業員へ行う必
な
「人員削減通知書」を作成し、内容は以下の通りで
要があり、労働組合や従業員代表のみへの通知、通知
ある。
「公司の経営状況は連続して下降傾向にあり、
の公告のみでは、全員へ通知したことにはならない。
2015年には引続き欠損状態であった。…そのため公司
他の判例では、医療期間中にあった従業員に対し
は第二次経済性人員削減を実施することを決定し、
て行った人員削減通知について、通知を取消した場
予定人数は50名であり、対象者には法律規定に基づ
合でも、取消しは無効として人員削減が違法である
き経済補償金を与える」
とした。公司の人員削減の決
と認定された例も存在する。
定について、従業員には各種方法にて公司へ意見を
述べることを許可した。丙公司は
「通知」及び会議議
・判例分析③
事録を企業内の広告欄へ貼りつけた。2015年9月14日、
(案件番号:(2009)滬一中民一(民)終字第4887号
丙公司は労働人事部門へ
「状況説明」を提出し、人員
-4902号)
削減状況について報告した。2015年9月22日、丙公司
従業員Cは2000年11月14日に丁公司へ入社した。
「労働契約法」第41条第2項:企業は以下人員を優先的に留保
しなければならない。
⑴企業と比較的長期の固定期限労働契約を締結している者
⑵企業と無固定期限労働契約を締結している者
⑶家庭にその他就職者がおらず、老人または未成年を扶養しなけ
ればならない場合
3 「労働契約法」
第42条:企業が経済性人員削減を行う場合、以
下の従業員を人員削減してはならない。
⑴職業病、危険業務に従事している労働者が離職前職業健康診断
を行っていない場合、または職業病の疑いがあり診断または医
学観察期間である場合
⑵本企業で職業病を患ったまたは労災に依り労働能力を喪失また
は一部喪失したと確認される場合
⑶病気または非労災で負傷し、規定の医療期間内の場合
⑷女性従業員が妊娠期間、産休期間、哺乳期間の場合
⑸本企業における勤務年数が連続15年以上の場合で、法定退職年
齢まで5年未満の場合
⑹法律、行政法規規定のその他の場合
2
(12) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
2008年頃から企業の経営が悪化し、欠損が発生し、
経営困難に陥った。2008年11月25日に丁公司は「人
員削減方案」を作成し、そこには人員削減対象人数、
部門が記載されていた。
2008年12月20日、Cは病を患い、2008年12月22日
に入院し、2009年1月9日に退院した。その後も1
月24日まで治療を続けた。
2008年12月22日に丁公司はCへ
「人員削減通知書」
を
送付し、2009年1月22日に労働契約が解除されると通
知した。その後丁公司はCがちょうど医療期間であっ
たことを発見し、2009年1月20日にCへ
「人員削減取
消通知書」
を送付した。その後、Cの医療期間が満了
市の経済補償金計算方法は同一ではなく、異なる
した2009年1月31日に
「人員削減通知書」を再送付し、
省、市にて計算された経済補償金は勤務年数等の条
2009年2月6日に丁公司はCと労働契約を解除した。
件が同様であっても金額が異なる可能性があること
Cはその後2009年3月4日に労働仲裁を申し立
である。「北京市労働契約規定」(2002年2月1日か
て、労働契約の解除は違法だとして賠償金の支払い
ら施行)第38条第2項の規定においては、「…労働契
を求めた。本案は労働仲裁、第一審裁判所の後、第
約が解除された場合、企業が経済補償金を支払わな
二審裁判所へ上訴された。
ければならない月給は北京市の前年度企業平均給与
第二審裁判所は、Cが医療期間中であった2008年12
に基づき計算する」と規定されている。この点につ
月22日に丁公司が
「人員削減通知書」
を送付したことは
いて、「上海市労働契約条例」(2002年5月1日から
法律規定の人員削減出来ない人員に対して人員削減
施行)第45条の規定では、経済補償金計算の際の月
通知を送ったものであり、違法である。その後丁公
給は従業員の労働契約解除または終了前12カ月間の
司は2009年1月20日に医療期間であった事実を発見
平均給与収入に基づき計算されるとされている。そ
し、
「人員削減取消通知書」
を送ったが、企業は人員削
のため、労働契約法施行前の経済補償金の計算方法
減案を検討する前に、対象者が法規定の人員削減不
は比較的複雑であることに留意いただきたい。
可の対象に当たるか充分に検討する必要があり、そ
れらを怠った企業が行った人員削減通知は送達した
4.まとめ
時点で違法であると示し、その後人員削減取消しを
上述のことから、中国法及び実務での企業に対する
行ったとしても、法的効力を生じないとして、丁公
人員削減の要求は、比較的厳格なものである。企業が
司へ違法労働契約解除の賠償金の支払いを命じた。
行った人員削減が違法であると認定されれば、従業員
上述判例から、企業は人員削減対象者が法律規定の
は違法労働契約解除賠償金
(通常は経済補償金の2倍)
人員削減対象者であるか事前にきちんと調査する必要
を要求することが可能であり、労働関係の回復を求め
があると考えられる。一旦、人員削減通知を送達した
ることも可能となり、企業に損失と悪影響を与えるこ
場合、その後に人員削減不可の対象であったことを発
とになる。実務において人員削減は労働紛争を引き起
見したとしても、当該通知行為が取消し可能事由に当
こしやすく、暴力事件が集団事件へ発展する可能性も
たらなければ取消し通知は法的効力を生じず、人員削
あることから、政府関連労働部門は人員削減に対して
減による労働契約の解除は違法であると認定される可
は非常に敏感になっており、企業は手続きを一歩一歩
能性が高い。また、優先的に継続雇用するべき人員を
確実に進めることが重要であると考えられる。
人員削減する場合、労働仲裁になった場合には、なぜ
当該人員を人員削減するのか、充分な証拠書類を持っ
て証明しなければならない。そのため、企業が人員削
減を実施する際には事前に充分調査を行い、人員削減
する人員、継続雇用する人員の区別を充分証明できる
ようにしなければならない。
<執筆者プロフィール>
上海市華鑫法律事務所
弁護士 高秀智
華東政法大学法律学院
(民商法)卒
業後、慶應義塾大学大学院法学研
究科博士前期課程を修め、2012年4
月に上海市華鑫律師事務所に入所、
対中取引、日系在華企業の企業法
3.経済性人員削減の経済補償金
実務において、比較的紛争が生じ易い問題が経済
補償金の計算方法についてである。
「労働契約法」
第47条の規定では、通常の場合、経
済補償金の計算基準は従業員の企業における勤続年
務を担当。
弁護士 高華鑫
上海市高級人民法院、上海市司法
局での勤務を経て、1984年6月から
日本の大江橋法律事務所にて勤務、
外国法事務弁護士として大阪弁護
数に基づき、1年毎に1ヵ月分の給与を支払う。そ
士会に登録、1998年5月に上海華鑫
の月給基準については、従業員の労働契約解除また
取引、仲裁、裁判事件の最前線で
は終了前12カ月間の平均給与である。
留意すべき点は、
「労働契約法」施行以前は各省、
律師事務所を開設し、対中投資、
活躍。2016年6月に
(一社)東海日中
貿易センター中国法律顧問に就任。
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12 (13)
<中 国 短 信 >
◇労働契約法の改正に着手、人社部
◇固定資産投資 国有偏重が続く
国家統計局は11月14日、今年1-10月の固定資産
投資が前年同期より8.3%増加したと発表した。
公共事業と設備投資を合わせた概念である固定資
中国人力資源・社会保障部(人社部、厚生労働省
産投資について、国家統計局は累計の数値のみの公
に相当)では、労働契約法の改正に着手した模様
表に留め、単月の数値を公表していないが、1-10
だ。
月が1-9月の前年同期比8.2%増より0.1ポイント上
2008年から施行されている現行の労働契約法は、
回った。
経済補償金の支払い条件や契約期間などにおいて
内容を見てみると、国有資本による投資が20.5%
労働者に有利な内容で、近年の中国経済の成長鈍
増と急拡大している一方、民間資本による投資が
化に伴い、労働力の硬直化を招いている主要因と
2.9%に留まっており、今年以降、固定資産投資に
され、“供給側構造改革”の一環として改正するよう、
おいて国有偏重が続いている。
企業出身の全人代の委員などからも要望が出てい
地域別では内陸部の中西部地区への投資が二桁増
た。
を維持するなど全体として活況にあるなか、東北地
人社部が2016年9月2日付で発表した法整備に
区は25.5%減と減少が目立っている。
関する実施要項において、労働力市場の柔軟性を
1-10月の固定資産投資
投資額(億元)
固定資産投資
484,429
セグメント別 国有
171,869
民間
297,725
強化するなど中央政府の要求に応じて、早期に労
働契約法などの改正を提案するとの方針が示され
ており、中央政府からの指示があったことは確か
なようで、人社部が法改正に動き出したのは間違
いなさそうだ。
◇鉄鋼、石炭の能力削減は8割達成
伸率(% )
8.3
20.5
2.9
◇今年の雇用創出目標が繰り上げ達成
人力資源社会保障部(人社部)はこのほど、今年
1,000万人としていた新規雇用の創出目標を9月末
国家発展改革委員会は、鉄鋼と石炭の分野で今年
時点で達成したと発表した。今年1-9月の新規雇
の生産能力の削減目標について9月末時点で8割ま
用の数は1,067万人。都市部の登記失業率は9月末
で削減でき、年内に目標を達成できる見込みである
時点で4.04%と、4.5%未満としている年間目標を達
ことを公表した。生産能力の削減が相場回復につな
成できる水準で推移している。
がり、その相場改善で資金繰りの悪化に歯止めがか
目標達成の理由として、人社部は今年のGDPが
かり、給与の遅配なども改善されてきているとい
6.7%で推移していること、第三次産業の成長が第
う。鋼材価格の上昇で、鉄鋼業全体としては黒字化
二次産業よりも高い水準にあり、経済構造改革が順
に転じたとしている。
調に推移していること、国主導での起業促進が順調
◇ 2030 年の平均寿命は 79 歳?
国務院は10月25日、「“健康中国2030”計画綱要」と
題した、2030年までの国民の健康に関する政府の方
に進み(1-9月で1日あたりの新規登記件数は1万
4,600社)、雇用の受け皿となっていること、などを
挙げた。
針目標を発表した。
◇ 12 月から新エネ車専用ナンバー
2015年で76.34歳であった平均寿命を、2020年ま
12月1日から、上海、南京、無錫、済南、深圳の
でに77.3歳に、2030年までに79歳に引き上げる等、
5都市で、新エネ車専用のナンバープレートが発給
数値目標が多数盛り込まれた内容となっている。
される。電気自動車(EV)とプラグインハイブリッ
医師の増員、大気や水質の改善、喫煙率の引き下
ド車(PHV)を指す新エネ車については、市中心部
げ、スポーツ人口の拡大などにも触れている。
への乗り入れ規制から除外されたり、高速道路料金
や駐車場代が減免されたりする優遇が受けられる模
様だ。
(14) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
中国法令公布リスト
法令・通達名
“13・5”期間のコールベッドメタンの探査開発プロジェクトにおける輸入物資
に対する輸入租税を免除することに関する通知(財税〔2016〕
45号)
※2016年1月1日~ 2020年12月31日の期間中、コールベッドメタンの探査開発
に必要な物資の輸入について関税と増値税を免除。
新たに追加された中国サービスアウトソーシングモデル都市の技術先進型サー
ビス企業の所得税政策を適用することに関する通知(財税〔2016〕108号)
※北京、天津、大連など従来から「中国サービスアウトソーシングモデル都市」と
して従来から認定を受けている21都市に加え、2016.5.5に瀋陽、長春、南通、鎮
江、寧波、福州、青島、鄭州、南寧、ウルムチの10都市が追加されたことに伴
い、当該都市の「技術先進型サービス企業」に対して企業所得税(法人税)を15%
として適用(企業所得税は通常25%)。2016.1.1 ~ 2018.12.31までの3.間限定。
企業名称データベースを開放し、企業名称登記管理改革を段階的に推進するこ
とに関する国家工商行政管理総局の指導意見(工商企注字〔2016〕203号)
※法人設立時の社名
(屋号)の登記にあたって、重複を避けるためデータベース
での検索が必要であるが、データベースを外部にも開放することで、社名の
登記をやりやすくする。県レベルでは2016.12.1までに実施を義務化。
レアアース産業発展計画(2016-2020.)
※レアアースの採掘権について、大手6社以外には採掘量の拡大を今後認めず、
採掘会社や製錬会社の集約化を図る
大手6社とは中国五鉱集団公司(北京市)、中国鋁業公司(中国アルミ、北京
市)、包頭鋼鉄(集団)有限責任公司(内モンゴル自治区)、厦門鎢業股份有限公
司(厦門タングステン、福建省)、贛州稀土集団有限公司(江西省)、広東省稀
土産業集団有限公司を指し、6社はいずれも国有企業。
中国税関の関企合作平台のオンライン運営の開始に関する公告(税関総署公告
2016.第58号)
※2016.10.18から“関企合作平台”(税関・企業協力プラットフォーム)と呼ばれる
電子通関ができる専用サイトが開設されたことを案内。
リハビリ器具産業の発展を加速させることに関する国務院の若干の意見(国発〔2016〕60号)
※2015.現在で4,300億元とされるリハビリ器具産業の市場規模を2020.までに7,000億元
にまで拡大させる。リハビリ器具の購入を医療保険の支給対象とすることを目指す。
サービス輸出重点領域指導目録(商務部公告2016.第58号)
※サービスの輸出を強化するため、サービス業の重点分野を業種別に番号で管理。
“13・5”温室効果ガス排出抑制作業方案(国発〔2016〕61号)
※2020.までにGDPあたりの二酸化炭素排出量を2015.比で18%の削減を目指す。エ
ネルギーの消費そのものは同15%減とする。化石燃料に替わる代替燃料として原
子力、風力、太陽光、地熱、バイオマス、海洋などのエネルギーを普及させる。
公告発布登記管理規定(国家工商行政管理総局令第89号)
※ラジオ、テレビ、出版物において広告を発行する事業者に登録を義務付ける。
新たな東北振興戦略を強力に実施することで東北地区経済の安定・改善を加速
することに関する国務院の意見(国発〔2016〕62号)
※経済低迷が続く東北地区に対する支援策として、民間からの出資を含めた国
有企業改革の推進、過剰人員を抱える炭鉱などの国有企業の他業種への転換、
民営経済を振興するために民営銀行の設立(2017.6.までに最低1行)、ファン
ド「東北振興産業投資基金」の設立などの推進を地方に指示。
自由貿易試験区の新たな改革試験経験を普及させる作業を撤退することに関す
る国務院の通知(国発〔2016〕63号)
※自由貿易試験区で行っている次のような改革について、区外でも実施するよ
う商務部や税関など各関係省庁に指示。
<投資関連>
・ネガティブリスト以外の外商投資企業の設立及び変更の審査認可改革
・増値税伝票の受領の電子申請
・法人登記の簡易抹消手続き
<貿易関連>
・貿易の書類窓口の一本化、無料化
・AEO相互認証制度 など
一部規章を廃止することに関する商務部の決定
※10.から外資の市場参入に対してネガティブリスト方式が採用されたことで、
外資に商業分野への市場開放を謳った「外商投資商業領域管理弁法」(商務部
令2004.第8号)の存在意義がなくなったことから廃止に
電機、石油製品等の輸出増値税還付率を引き上げることに関する通知(財税〔2016〕113号)
※11.1より、カメラ、ビデオカメラ、エンジン、ガソリン、ジェット燃料、軽
油の輸出増値税還付率を最大の17%に引き上げる。
保健食品登録審査評価作業細則(2016.版)
公布日
施行日
主管部門
2016.9.28
財政部、税関総署、
国家税務総局
2016.10.12
財 政 部、 国 家 税 務
総局ほか
2016.10.18
国家工商行政管理
総局
2016.10.18
工業情報化部
2016.10.18
税関総署
2016.10.23
国務院
2016.10.25
商務部
2016.10.27
国務院
2016.11.1
2016.12.1
国家工商行政管理
総局
2016.11.1
国務院
2016.11.2
国務院
2016.11.3
商務部
2016.11.4
2016.11.14
2016.11.1
財 政 部、 国 家 税 務
総局
国家食品薬品監督
管理総局
※公布日よりも遅れて公表された法令や先月号で掲載できなかった法令も掲載。
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12 (15)
中国経済データ
<ご注意>
伸率は前年同期比を%で表示。減少は▲または-で表示。速報値と確定値が混在しているため、不確定なデータが含まれている。
日本の対中貿易(日本側統計)
単位:億円、%
年 月
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年10月
2016年1-10月
輸 出
金 額
102,356
130,856
129,021
115,091
126,252
133,815
132,293
10,748
99,576
輸 入
伸 率
▲21.0
27.8
▲1.4
▲10.8
9.7
6.0
▲1.1
▲9.2
▲9.6
金 額
114,360
134,130
146,419
150,387
176,600
191,765
194,204
14,160
140,413
差 引
伸 率
▲22.9
17.3
9.2
2.7
17.4
8.6
1.3
▲17.9
▲13.4
金 額
▲12,004
▲3,274
▲17,398
▲35,296
▲50,348
▲58,238
▲57,950
▲3,412
▲40,837
備 考
赤字縮小
赤字縮小
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
赤字縮小
赤字縮小
出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆
10月の国・地域別の貿易
内訳
輸
入
金 額
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
内訳
輸
出
単位:億円、%
構成比
100.0
20.4
11.1
53.2
18.3
100.0
11.5
12.6
50.8
26.4
58,699
11,971
6,505
31,221
10,748
53,737
6,168
6,749
27,316
14,160
10月の主な増減品目
輸出 減少
輸入 減少
1
2
3
1
2
3
単位:%、ポイント
概況品名
通信機
金属加工機械
鉄鋼
衣類・同付属品
通信機
電算機類(含周辺機器)
伸率 寄与度
▲50.5
▲1.9
▲48.6
▲1.2
▲20.1
▲0.8
▲30.1
▲3.8
▲6.1
▲1.0
▲12.9
▲0.8
出所:日本・財務省
出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆
名古屋税関管内の対中貿易
単位:億円、%
年月
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年10月
2016年1-10月
金 額
16,836
22,358
22,941
20,594
23,913
25,217
24,687
2,162
18,812
輸 出
伸 率
▲21.1
32.8
2.6
▲10.2
16.1
5.5
▲2.1
▲14.1
全国比
16.4
17.1
17.8
17.9
18.9
18.8
18.7
20.1
▲7.7
18.9
金 額
14,039
16,318
18,835
19,512
20,971
22,515
23,725
1,617
17,175
輸 入
伸 率
▲27.9
16.2
15.4
3.6
7.5
7.4
5.4
▲19.9
▲13.7
全国比
12.3
12.2
12.9
13.0
11.9
11.7
12.2
11.4
12.2
差 引
金 額
備 考
2,797
黒字拡大
6,040
黒字拡大
4,106
黒字縮小
1,082
黒字縮小
2,942
黒字拡大
2,702
黒字縮小
962
黒字縮小
3,779
黒字縮小
1,637
黒字拡大
出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆
※名古屋税関管内 国際貿易港:名古屋港、三河港、衣浦港、清水港、田子の浦港、御前崎港、四日市港、尾鷲港、津港
国際空港:中部空港、静岡空港
10月の国・地域別の貿易
内訳
輸
入
内訳
輸
出
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
単位:億円、%
金 額
14,109
4,040
1,959
5,104
2,162
6,609
582
977
3,513
1,617
出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆
(16) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
構成比
100.0
28.6
13.9
36.2
15.3
100.0
8.8
14.8
53.2
24.5
10月の主な増減品目
輸出
輸入
増加
減少
増加
減少
1
1
2
1
1
2
出所:名古屋税関
概況品名
自動車の部分品
通信機
金属加工機械
がん具及び遊戯用具
衣類及び同付属品
半導体等電子部品
単位:%、ポイント
伸率 寄与度
+16.6
+3.0
▲98.1
▲7.9
▲53.7
▲2.8
+66.1
+1.4
▲31.5
▲4.9
▲50.7
▲1.6
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率
(%)
中国からの輸入額の月別伸率
(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移
(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
中国の貿易
中国の貿易
中国の貿易
中国の貿易
中国の貿易
中国の貿易
中国の貿易
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移
(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
中国の外資導入
中国の外資導入 中国の外資導入
中国の外資導入
中国の外資導入
単位:億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル(金額)
、%(伸率) 中国の外資導入
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:件
(件数)
、億ドル
(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
中国の外資導入
輸出 輸出
輸入輸入
件数
実行ベース金額
件数
実行ベース金額
年月 年月
年月
単位:億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
輸出
輸入
件数
実行ベース金額
輸出
輸入
件数
実行ベース金額
件 数
実行ベース金額
輸 出 伸率
輸 入 、%(伸率)
年月
単位:億ドル(金額)
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
金額
金額
伸率伸率
件数
伸率
金額
伸率
年月年月
年月
年月
年 月
年月
金額 伸率伸率
伸率 金額
金額
件数
伸率
金額
伸率
輸出
輸入
件数
実行ベース金額
金額金額
伸率伸率
件数
伸率
伸率
金額
件数
伸率 金額
金額
伸率
件 数
伸 率
金 額
伸 率
金 額
伸 率
金 額
伸 率
輸出
輸入
件数
実行ベース金額
2009 年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
2009
年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
年月
年月
2009
年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
2009
年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
年月
年月
金額
伸率
金額
伸率
件数
伸率
金額
伸率
2009
年 年
12,016
10,059
20092009
年 年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2009
12,016▲16.0
▲16.0
10,059▲11.2
▲11.2
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2009年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2009年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
金額
伸率
金額
伸率
件数
伸率
金額
伸率
2010 年
15,778
31.3 31.3 13,962
38.838.8 20102010
年 年
27,406
16.9
1,057.4
17.4
2010
年
15,778
13,962▲11.2
27,406
16.9
1,057.4
17.4
2009
12,016
▲16.0
10,059
2009
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2010
年年
15,778
31.3
38.8
年年 年
27,406
16.9
17.4
2010
年
15,778
31.3 13,962
13,962
38.8 2010
2010
27,406
16.9 1,057.4
1,057.4
17.4
2010年
27,406
16.9
1,057.4
17.4
2009
年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
2009
年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2010年
15,778
31.3
13,962
38.8
2011 年
18,986
20.3 20.3 17,436
24.924.9 20112011
年 年
27,712
1.11.1 1,160.1
9.7
2011
年
18,98620.3
17,436 24.9
27,712
1,160.1
9.7
2010
年
15,778
31.3
13,962
38.8
2010
年
27,406
16.9
1,057.4
17.4
2011
年
18,986
17,436
2011
年
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2011
年
18,986
20.3
17,436
24.9
2011
年
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2011年
27,712
1.1 1,117.2
1,160.1 ▲3.717.4
9.7
年
15,778 20.3
31.3 17,436
13,962 24.9
38.8
2010
年
27,406▲10.116.9
1,057.4
2011年
18,986
20122010
年
20,489
7.9
18,178
4.3
2012
年
24,925
2012
年
20,489 7.9
7.9 18,178
18,178 4.3
4.3 2012
2012
年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2011
年
18,986
20.3
17,436
24.9
2011
年
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2012
年
20,489
年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2012
年
20,489
7.9
18,178
4.3
2012
年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
年
18,986 7.9
20.3 18,178
17,436 4.3
24.9
2011
年
27,712 ▲8.6
1.1 1,175.9
1,160.1
9.7
2012年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2012年
20,489
20132011
年
22,100
7.9
19,503
7.3
2013
年
22,773
5.3
2013
年
22,100 7.97.9
7.9 19,503
19,503 4.37.3
7.3 2013
2013
年
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2012
20,489
18,178
2012
24,925
▲10.1
1,117.2
2013
年年
22,100
年年 年
22,773
5.3
2013
年
22,100
19,503
2013
22,773
▲8.6 1,175.9
1,175.9
5.3
年
20,489 7.9
18,178 7.3
2012
24,925▲8.6
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2013年
22,773
▲8.6
1,175.9 ▲3.7
5.3
2013年
22,100
7.9
19,503
7.3
20142012
年
23,427
6.1 7.9
19,602
0.4 4.3
2014
年 年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2014
年
23,427 6.1
6.1 19,602
19,602 0.4
0.4 2014
2014
年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2013
年
22,100
7.9
19,503
7.3
2013
年
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2014
年
23,427
年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2014
年
23,427
6.1
19,602
0.4
2014
年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
年
22,100 ▲2.8
7.9 19,602
19,503▲14.1
7.3
2013
年
22,773 11.8
▲8.6
1,175.9
5.3
2014年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2014年
23,427
6.1
0.4
20152013
年
22,766
16,821
2015
年
26,575
1,262.7
5.6
2015
年
22,766 6.1
▲2.8 16,821
16,821
▲14.1 2015
2015
年
26,575
11.8
1,262.7
5.6
2014
23,427
19,602
0.4
2014
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2015
年年
22,766
▲14.1
年年 年
26,575
11.8
5.6
2015
年
22,766
▲2.8
16,821
▲14.1
2015
26,575
11.8
1,262.7
5.6
年月
23,427▲2.8
6.1 16,821
19,602
0.4
2014
年月
23,778▲39.9
4.4 1,262.7
1,195.6
1.7
2015年
26,575
11.8
1,262.7
5.6
20162014
年
10
1,782
▲7.3▲7.3
1,291
▲1.4
2016
年 10
1,288
88.2
0.6
2015年
22,766
▲2.8
▲14.1
2016
年
10
月
1,782
1,291
▲1.4
2016
年
10
月
1,288
▲39.9
88.2
0.6
2015
22,766
▲2.8
16,821
▲14.1
2015
26,575
11.8
1,262.7
5.60.6
2016
年年10年
月10 月
1,782
1,291
年年10年
月10 月
1,288
88.2
2016
1,782 ▲7.3
▲7.3
1,291 ▲1.4
▲1.4 2016
2016
1,288▲39.9
▲39.9
88.2 0.6
2015
年
22,766
▲2.8
16,821
▲14.1
2015
年
26,575
11.8
1,262.7
5.6
2016 年
1-10
月
17,115
▲7.7▲7.7 12,699
▲7.5
2016
年 1-10
月 月 22,580
7.47.4 1,039.1
0.2
2016年10月
1,288
▲39.9
88.2
0.6
2016年10月
1,782 17,115
▲7.3
1,29112,699▲1.4
2016
年
1-10
月
▲7.5
2016
年
1-10
22,580
1,039.1
0.2
2016
10
1,782
▲7.3
1,291
▲1.4
2016
10
1,288
88.2
0.60.2
2016
年年1-10
月月月 17,115
2016
年年1-10
月月月 22,580
7.4
2016
年
1-10
17,115 ▲7.7
▲7.7 12,699
12,699 ▲7.5
▲7.5
2016
年
1-10
22,580
7.4 1,039.1
1,039.1
2016
年月
10
▲1.4 出所:中国商務部
2016
年月
10
1,288▲39.9
▲39.9
88.2 0.2
0.6
出所:中国税関総署
※金融セクターを除く。
2016年1-10月
22,580
7.4
1,039.1
0.2
2016年1-10月
17,1151,782 ▲7.7▲7.3 12,6991,291 ▲7.5
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く。
2016
年
1-10
月
17,115
▲7.7
12,699
▲7.5
2016
年
1-10
月
22,580
7.4
1,039.1
0.2
出所:中国税関総署
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く。
出所:中国商務部
※金融セクターを除く。
2016 年 1-10 月
17,115
▲7.7
12,699
▲7.5 ※2016
2016
年 月は推計値。
1-10 月
22,580
7.4
1,039.1
0.2
年
10
※2016
年
10
月は推計値。
出所:中国商務部 ※金融セクターを除く。
出所:中国税関総署
※2016
年 10年月は推計値。
出所:中国税関総署
※2016
10 月は推計値。
出所:中国商務部
※金融セクターを除く。
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く。
※2016年10月は推計値。
※2016
年 10
月は推計値。
中国外資導入の月別伸率(%)
※2016
年
10
月は推計値。
中国外資導入の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率
(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12 (17)
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
消費者物価指数CPI(%)
消費者物価指数CPI(%)
中国の物価動向
消費者物価指数CPI(%)
10月 10
10月
月 1-10月
1-10月
月
月
1-10
月
10
1-10
消費者物価指数CPI(%)
1-10
消費者物価指数
2.1 10 月2.1
2.0 月
消費者物価指数
2.1
2.0
消費者物価指数
2.0
消費者物価指数CPI(%)
消費者物価指数
2.1 1-10 月2.0
2.0
10 月 2.1
消費者物価指数
消費者物価指数CPI
(%)
中国の物価動向
消費者物価指数CPI(%)
うち都市
うち都市
うち都市
うち都市
消費者物価指数
うち都市
農村
農村
農村
消費者物価指数
農村
うち都市
農村
うち食品
うち食品
うち食品
うち都市
うち食品
農村食品以外
うち食品
食品以外
食品以外
農村
食品以外
うち食品
食品以外
うち消費財
うち消費財
うち食品
うち消費財
うち消費財
食品以外
うち消費財
サービス
サービス
食品以外
サービス
サービス
うち消費財
サービス
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
うち消費財
出所:中国国家統計局
サービス
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
2.21-10
2.0
2.2
2.0月 2.0
2.2
2.0
10 月
2.2
2.1
2.0
2.2
2.0
1.8 1.8
1.8
1.8
1.8
1.8 2.11.8
2.0
1.8
2.2
2.0
1.8
1.8
3.7 4.8
4.8
3.7
4.8
3.7 2.2
2.0
3.7
4.8
1.8
1.8
3.7
1.7 1.3 4.8
1.3
1.7
1.3
1.7 1.8
1.8
1.7
1.3
3.7
4.8
1.7
1.3
1.9
1.9
1.9
1.9
4.8
1.9 1.9
1.9
1.9 3.7
1.7
1.3
1.9
1.9
2.5
2.1
2.5
2.1
1.3
2.5 2.1
2.1
2.5 1.7
1.9
1.9
2.5
2.1
1.9
1.9
2.5
2.1
サービス
2.5
2.1
工業生産者物価指数PPI(%)
出所:中国国家統計局
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数PPI(%)10 月
出所:中国国家統計局
工業生産者物価指数PPI(%)
1-10 月
月
10 月
1-10
工業生産者物価指数PPI
(%)
1-10
工業生産者物価指数PPI(%)
1010月月
月月
工業生産者物価指数(PPI)
1.2 1-10▲2.5
▲2.5
工業生産者物価指数(PPI)
1.2
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数(PPI)
1.2
▲2.5
10月
1-10月
10 月1.2
月
工業生産者物価指数(PPI)
▲2.5
うち生産資材
1.61-10
▲3.3
うち生産資材
1.6
▲3.3
10
月
1-10
月
うち生産資材
1.6
▲3.3
工業生産者物価指数
(PPI)
1.2
▲2.5
工業生産者物価指数(PPI)
1.2
▲2.5
うち生産資材
1.6
▲3.3
うち採掘
7.9
▲8.7
うち採掘
7.9
▲8.7
工業生産者物価指数(PPI)
1.2
うち採掘
7.9
▲8.7
うち生産資材
1.6
▲3.3
うち生産資材
1.6
▲3.3
原材料
1.9 ▲2.5
▲5.4
うち採掘
7.9
▲8.7
原材料
1.9
▲5.4
うち生産資材
1.6
原材料
1.9
▲5.4
うち採掘
7.9
▲8.7
加工
0.9 ▲3.3
▲2.0
うち採掘
7.9
▲8.7
原材料
1.9
▲5.4
加工
0.9
▲2.0
うち採掘
7.9
加工
0.9
▲2.0
原材料
1.9
▲5.4
生活資材
0.1 ▲8.7
▲0.2
加工
0.9
▲2.0
原材料
1.9
▲5.4
生活資材
0.1
▲0.2
原材料
1.9
生活資材
0.1
▲0.2
うち食品
0.6 ▲5.4
0.4
加工
0.9
▲2.0
生活資材
0.1
▲0.2
うち食品
0.6
0.4
加工
0.9
▲2.0
加工
0.9
うち食品
0.6
0.4
衣類
0.9 ▲2.0
0.8
生活資材
0.1
▲0.2
衣類
0.9
0.8
うち食品
0.6
0.4
生活資材
0.1
▲0.2
生活資材
0.1
衣類
0.9
0.8
一般日用品
0.2 ▲0.2
▲0.2
うち食品
0.6
0.4
一般日用品
0.2
▲0.2
衣類
0.9
0.8
うち食品
0.6
0.4
うち食品
0.6
0.4
一般日用品
0.2
▲0.2
耐久消費財
▲1.2
▲1.6
衣類
0.9
0.8
耐久消費財
▲1.2
▲1.6
一般日用品
0.2
▲0.2
衣類
0.9
0.8
衣類
0.9
0.8
耐久消費財
▲1.2
▲1.6
工業生産者仕入物価指数
0.9 ▲0.2
▲3.3
工業生産者仕入物価指数
0.9
▲3.3
一般日用品
0.2
耐久消費財
▲1.2
▲1.6
一般日用品
0.2
▲0.2
一般日用品
0.2
工業生産者仕入物価指数
0.9
▲3.3
うち燃料、動力類
1.8 ▲0.2
▲6.8
うち燃料、動力類
1.8
▲6.8
耐久消費財
▲1.2
▲1.6
工業生産者仕入物価指数
0.9
▲3.3
耐久消費財
▲1.2
▲1.6
耐久消費財
▲1.2
▲1.6
うち燃料、動力類
1.8
▲6.8
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
工業生産者仕入物価指数
0.9
▲3.3
うち燃料、動力類
1.8
▲6.8
工業生産者仕入物価指数
0.9
▲3.3
出所:中国国家統計局
工業生産者仕入物価指数
0.9
▲3.3
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
出所:中国国家統計局
うち燃料、動力類
1.8
▲6.8
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
うち燃料、動力類
1.8
▲6.8
うち燃料、動力類
1.8
▲6.8
出所:中国国家統計局
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
出所:中国国家統計局
※工業生産者物価指数
(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
出所:中国国家統計局
CPIとPPIの月別推移(%)
CPIとPPIの月別推移(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
CPIとPPIの月別推移(%)
CPIとPPIの月別推移(%)
CPIとPPIの月別推移(%)
CPIとPPIの月別推移(%)
CPIとPPIの月別推移
(%)
中国の景気先行指数
中国の景気先行指数
中国の景気先行指数
中国の景気先行指数
中国の景気先行指数
中国の景気先行指数
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
中国の景気先行指数
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
景気後退<
50 <景気拡大
景気後退<50<景気拡大
景気後退<50<景気拡大
景気後退<50<景気拡大
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
景気後退<50<景気拡大
非製造業
(サービス業)PMI
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
非製造業(サービス業)PMI
非製造業(サービス業)PMI
景気後退<50<景気拡大
非製造業(サービス業)PMI
景気後退<50<景気拡大
非製造業(サービス業)PMI
非製造業(サービス業)PMI
非製造業(サービス業)PMI
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
1-10
月の固定資産投資
1-10月の固定資産投資
1-10
月の固定資産投資
中国の固定資産投資
投資額(億元)
伸率(%)
1-10月の固定資産投資
月の固定資産投資 投資額(億元)
中国の固定資産投資
投資額(億元) 伸率(%)
伸率(% )
1-10
中国の固定資産投資
固定資産投資
484,429
8.3
固定資産投資
484,429
投資額(億元)
伸率(%)
1-10 固定資産投資
月の固定資産投資 投資額(億元)
484,429 伸率(%)8.3
8.3
産業別
第一次
15,366
22.0
1-10固定資産投資
月の固定資産投資
産業別
第一次
15,366
22.0
固定資産投資
484,429
8.3
第一次投資額(億元)
15,366伸率(%)8.3
22.0
484,429
第二次
189,136
2.9
第二次
189,136
2.9
投資額(億元)
産業別 第一次
15,366 伸率(%)
22.0
固定資産投資
484,429
8.3
産業別
15,366
22.0
産業別 第一次
第二次
189,136
2.9
第三次
279,926
11.5
第三次
279,926
11.5
固定資産投資
484,429
8.3
第二次
189,136
2.9
産業別
第一次
15,366
22.0
第二次
189,136
2.9
第三次
279,926
11.5
地域別
東部
201,945
9.6
地域別 第一次
東部
201,945
9.6
産業別
15,366
22.0
第三次
279,926
11.5
第二次
189,136
2.9
第三次
279,926
11.5
201,945
9.6
中部東 部
125,054
12.7
中部
125,054
12.7
第二次
189,136
2.9
地域別
東部
201,945
9.6
第三次
279,926
11.5
地域別
東部 中 部
201,945
9.6
125,054
12.7
西部
126,592
12.7
西部
126,592
12.7
地域別
第三次
279,926
11.5
中部
125,054
12.7
地域別
東部
201,945
9.6
中部
125,054
12.7
東北西 部
27,266
▲25.5
126,592
12.7
東北
27,266
▲25.5
地域別
東部
201,945
9.6
西部
126,592
12.7
中部
125,054
12.7
西部
126,592
12.7
東 北
27,266
▲25.5
中部
125,054
12.7
東北
27,266
▲25.5
西部
126,592
12.7
東北
27,266
▲25.5
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率(%)
西部
126,592
12.7
東北
27,266
▲25.5
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率
(%) 27,266
東北
▲25.5
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率(%)
中国の消費財小売総額の伸率(%)
中国の消費財小売総額の伸率(%)
中国の消費財小売総額の伸率(%)
中国の消費財小売総額の伸率(%)
中国の消費財小売総額の伸率
(%)
中国の消費財小売総額の伸率(%)
中国の消費財小売総額の伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
中国の不動産開発投資の伸率(%)
中国の不動産開発投資の伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
中国の不動産開発投資の伸率(%)
中国の不動産開発投資の伸率(%)
出所:中国国家統計局
中国の不動産開発投資の伸率(%)
中国の不動産開発投資の伸率(%)
中国の不動産開発投資の伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
(18) Tokai Japan-China Trade Center 2016.12
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
中国の工業
中国の工業
中国の工業
中国の工業
中国の工業
工業付加価値の伸率
(%)
中国の工業
中国の自動車販売台数
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%) 10 月 10月 1-10 1-10月
月
10月月
月
1-101-10
月 月
1-10
月
1010
10
月
一定規模以上の工業生産
6.0月
106.1
月 1-10 月
1-10
一定規模以上の工業生産
一定規模以上の工業生産
一定規模以上の工業生産
6.1
6.1
6.1
6.0
6.0
6.0
一定規模以上の工業生産
6.1▲2.2
6.0
一定規模以上の工業生産
6.1
6.0
一定規模以上の工業生産
6.1
6.0
内訳 鉱業
▲0.6
内訳
鉱業
▲2.2
▲0.6
内訳内訳
鉱業鉱業
▲2.2
▲0.6
内訳
鉱業
▲2.2
▲0.6
内訳
鉱業
▲2.2
▲0.6
▲2.2
▲0.6
内訳
鉱業
▲2.2
▲0.6
製造業
6.7
6.9
製造業
6.7
6.9
製造業
6.7 6.7
6.9 6.9
製造業
6.7
6.9
製造業
6.7
6.9
製造業
製造業
電気
・ガス
・熱・水生産供給業 7.9
7.96.7
4.76.9
電気・ガス・熱・水生産供給業
4.7
電気・ガス・熱・水生産供給業
7.9
4.7
電気・ガス・熱・水生産供給業
7.9 7.9
4.7 4.7
電気・ガス・熱・水生産供給業
7.9
4.7
電気・ガス・熱・水生産供給業
電気・ガス・熱・水生産供給業
7.9
内訳 国有企業
3.2
1.24.7
内訳
国有企業
3.2
1.2
内訳内訳
国有企業
3.2 3.2
1.2
内訳
国有企業
3.2
1.2
内訳
国有企業
3.2
1.2
国有企業
1.2
内訳
国有企業
3.2
1.2
集団企業
▲3.8
0.20.2
集団企業
▲3.8
0.2
集団企業
▲3.8
0.2
集団企業
▲3.8
0.2
集団企業
▲3.8
0.2
集団企業
▲3.8
集団企業
▲3.8
0.2
株式制企業
6.86.8 6.9
6.96.9
株式制企業
6.8
6.9
株式制企業
6.8
6.9
株式制企業
6.8
6.9
株式制企業
6.8
株式制企業
株式制企業
6.8
6.9
外資系企業
4.8
4.3
外資系企業
4.8
4.3
外資系企業
4.84.8 4.3
4.34.3
外資系企業
4.8
4.3
外資系企業
4.8
外資系企業
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率
(%)
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
自動車
台数:万台
台数:万台
台数:万台
台数:万台
台数:万台
台数:万台
台数:万台
年月 自動車
自動車
自動車
自動車
乗用車
商用車
年月
年月年月 自動車
自動車
年月
年月
乗用車
商用車
乗用車
商用車
年月
乗用車
商用車
乗用車
商用車
2011年
1,850 乗用車
1,447商用車
乗用車
商用車403
2011
年
1,850
1,447
403
2011年
年
1,850
1,447
403 403
2011
年
1,850
1,447
403
2011
1,850
403
2011
1,850
2011 年
年
1,850 1,4471,447
1,447
403
2012年
1,930
1,550
381
2012
年
1,930
1,550
381
2012年
年
1,930
1,550
381 381
2012
年
1,930
1,550
381
2012
1,930
1,550
381
2012
年
1,930
1,550
2012
年
1,930
1,550
381
2013年
2,198
1,793
406
2013
年
2,198
1,793
406
2013
年
2,198
1,793
406
2013年
年 年
2,198
1,793
406 406
2013
2,198
406
2013
2,198
1,793
2013
年
2,198 1,793
1,793
406
2014年
2,349
1,970
379
2014
年
2,349
1,970
379
2014
年
2,349
1,970
379
2014年
年 年
2,349
1,970
379 379
2014
2,349
379
2014
2,349
1,970
2014
年
2,349 1,970
1,970
379
2,460
2,115
345
2015
年
2,460
2,115
345
20152015年
年
2,460
2,115
345
2015
年
2,460
2,115
345
2015
年
2,460
2,115
345
2015
2,460
2,115
345
2015 年
年
2,460
2,115
345
16年10月
234
16
年
10
月
265
234
31
16年
年
10
月
265265
234 234
31 3131
16
年
10
月
265
234
31
16
10
月
265
234
31
16
年
10
月
265
16 年 10 月
265
234
31
16
年
1-10
月
2,202
16年
年
1-10
月 月
2,202
16年1-10月
2,202
1,910
292
16
年
1-10
月
2,202
16
1-10
2,202
16
年月
1-10
2,202
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
自動車販売台数の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率
(%)
一日当たりの発電量の月別伸率
(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移
(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
粗鋼生産量の月別伸率
(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
中国からの訪日旅行客数
中国からの訪日旅行客数
中国からの訪日旅行客数
中国からの訪日旅行客数
中国からの訪日旅行客数
中国からの訪日旅行客数
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率
(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:日本政府観光局
出所:日本政府観光局
出所:日本政府観光局
出所:日本政府観光局
出所:日本政府観光局
出所:日本政府観光局
出所:日本政府観光局
Tokai Japan-China Trade Center 2016.12 (19)