TouchNavigatorXP カスタマイズツール リファレンス

TouchNavigatorXP
(TouchNavigator Ver.4)
カスタマイズツール
リファレンス
2006 年 08 月 16 日 第5版
E2A-00287-102-5
改版履歴
版
1
1.1
発行日付
2003/04/10
2003/05/12
1.2
2003/05/29
1.3
1.4
1.5
2003/06/09
2003/06/19
2003/7/7
1.6
2003/7/8
1.7
2003/7/9
2
3
2003/7/9
2004/02/16
頁
6
8
14
16
22
23
24
5
9
13
22
23
26
28
29
24
1
2
3
4
5
7
9
13
14,17
23
24
26
29
5
改版内容
新規
ボタン配列数、サイズの見直し
「印刷」に注意書きを追加
ソフトウェアキーボードの自動起動を追加
メッセージ表示時間の項目を追加
「印刷機能」にボタン指定の注意書きを追加
印刷モードの項目を追加
スクロールバー拡大の項目を追加
終了時の確認メッセージについて修正
ボタン配列数、サイズの見直しに伴う修正
詳細設定の記述を修正
印刷機能追加に伴う変更
文字サイズのサブメニューボタンを変更
ボタン配列数、サイズの見直しに伴う修正
誤字修正
メッセージ表示について修正
はじめに に「注意事項」を追加
1.2 設定確認の際 誤解を招く表記を削除
他の装置に設定を移す 説明どぉ一部修正
[初期状態に戻す]タイミングについて修正
[ヘルプ]について追加
ボタン機能説明で オプション項目がないものは削除
連携ボタンの画面を差し替え(ボタンサイズ、配置数変更にあわせて)
タブの表示の説明を修正
「参考」文書の内容修正
3.9 ログの説明内容を一部修正
3.10.2 その他メッセージ表示時間を一部修正
格納フォルダ名を修正
web 表示部の壁紙についての 表を一部修正
「ヘルプ」の説明内、TouchNavigatorXP を TouchNavigator に修正
7
「3.1.3 ボタンサイズ」の参照先を修正
14
タブ表示の説明を修正
26
3.10.3 起動ディレーの説明に追記
暫 1.7 より修正無し
10 「連携ボタン」の説明を修正。
「赤枠」→「青枠」、「A9」→「A8」、「B10」→「B9」、「B9」→「B8」、
「A10」→「A9」
23-24 「3.8.1 印刷機能」に「印刷フリッカ」、「印刷後点滅開始時間」、「点滅終了時
間」を追加
25 「3.8.2 接近センサ機能」を追加
版
4
発行日付
2004/12/13
頁 改版内容
1-2 「注意」を移動。
「はじめに」から「1.2 カスタマイズ作業の流れ」へ
2
1.1 主なカスタマイズ可能項目
「備考」に参照先を追加。
9 『「注意」フルスクリーンモードでは、拡大機能は利用できません。』を削除
12 『「注意」フルスクリーンモードでは、拡大機能は利用できませんので、拡大機能
をご利用になる場合は、フルスクリーンモードにはしないでください。』を削除
12 「操作パネル表示ボタン」に、「ボタン表示」の説明を追加
12 「操作パネル表示ボタン」に、「参考」追加
18
19
19
「3.7.2 プロトコル」の標準
21
「3.7.4 サイト指定」
「禁止する URL」→ 「許可(禁止)する URL」に修正。
「指定フォーマット」
「下記フォーマットで作成した、禁止する URL を記述したテキストファイルを指
定します」を削除。(⇒同じ記述があるため)
具体例を修正
21
2006/08/16
「参考」を追加
20
21
5
「3.7 セキュリティ」
「なお、ダイアログ自動処理はカスタマイズできません。」を削除。
(使用説明書 9.5 ダイアログ自動処理へ移動)
「3.7.1 セキュリティ例外サイト」 画像修正
プロトコルに:(コロン)を追加
25
「3.8.2 接近センサ機能」 説明文を追加。
18
「3.7 セキュリティ」に「注意」を追加
19
「3.7.1 セキュリティ例外サイト」の「参考」を修正
24
「点滅終了時間」に 「参考」を追加
25
「印刷メッセージ」に 「参考」を追加
32
「Web 表示部の壁紙」の画像サイズを修正
34
「操作パネルの壁紙」の画像サイズを修正
目次
1.はじめに ................................................................................................................................... 1
1.1 主なカスタマイズ可能項目 ........................................................................................ 2
1.2 カスタマイズ作業の流れ ............................................................................................ 2
2. 基本操作 ............................................................................................................................... 4
2.1 メニュー....................................................................................................................... 4
2.2 設定タブ ..................................................................................................................... 5
3. 設定方法 ............................................................................................................................... 7
3.1 操作パネル1 .............................................................................................................. 7
3.1.1 操作パネル表示位置 ....................................................................................... 7
3.1.2 ボタン配列数..................................................................................................... 7
3.1.3 ボタンサイズ ...................................................................................................... 7
3.1.4 ボタン機能設定................................................................................................. 8
3.1.5 サブ Web 設定 .................................................................................................. 11
3.2 操作パネル2 .............................................................................................................. 11
3.3 Web 表示部1 ............................................................................................................. 13
3.3.1 タイトルバー ...................................................................................................... 13
3.3.2 デフォルトフォントサイズ ................................................................................... 13
3.3.3 スクロールバー拡大 .......................................................................................... 13
3.4 Web 表示部2 ............................................................................................................. 14
3.4.1 タブ表示............................................................................................................ 14
3.4.2 表示可能なウィンドウ数 .................................................................................... 14
3.4.3 ウィンドウを1枚だけにする場合の設定............................................................ 14
3.4.4 詳細設定........................................................................................................... 14
3.5 ソフトウェアキーボード ............................................................................................... 15
3.6 タイムアウト ................................................................................................................. 16
3.6.1 未操作タイムアウト ............................................................................................ 16
3.6.2 ロードタイムアウト .............................................................................................. 17
3.7 セキュリティ ................................................................................................................. 18
3.7.1 セキュリティ例外サイト....................................................................................... 19
3.7.2 プロトコル .......................................................................................................... 20
3.7.3 拡張子............................................................................................................... 21
3.7.4 サイト指定.......................................................................................................... 22
3.8 オプション ................................................................................................................... 23
3.8.1 印刷機能........................................................................................................... 23
3.8.2 接近センサ機能................................................................................................ 26
3.9 ログ ............................................................................................................................. 27
3.10 その他 ...................................................................................................................... 27
3.10.1 確認メッセージ表示時間 ................................................................................ 27
3.10.2 その他メッセージ表示時間............................................................................. 28
3.10.3 起動ディレー.................................................................................................... 28
4. 各画像サイズと対応ファイル名............................................................................................. 29
4.1 操作パネルのボタン画像........................................................................................... 30
4.2 サイズを自動調整して表示する画像......................................................................... 31
4.3 サイズが自動調整されない画像................................................................................ 32
備考 Microsoft®、Windows®、InternetExplorer® は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国にお
ける登録商標です。
カスタマイズツールリファレンス
1.はじめに
カスタマイズツールは、TouchNavigator の画面デザインや、ボタンレイアウト、機能、警告メッセー
ジなどをカスタマイズするツールです。TouchNavigator はレジストリ設定に基づいてデザインを決
定しており、カスタマイズツールは TouchNavigator のレジストリ設定を変更することで
TouchNavigator をカスタマイズします。カスタマイズツールで作成した設定は、ファイルにセーブし
て、他の装置にも適用することができます。
ボタン等の画像には、gif、jpg、bmp などが利用できますので、Windows のペイントブラシの他、市
販のツールで作成した画像を利用することができます。
なお、市販の素材やフリー素材を加工して利用される場合は、その使用許諾範囲にご注意下さい。
bmp,gif等の
画像ファイル
カスタマイズツールを
操作して設定する
画面レイアウト
の設計
SATELLITEROBO または PC カスタマイズツール
設定
TouchNavigator
HDD
SATELLITEROBO または PC 設定の.iniファイル
カスタマイズツール
設定
TouchNavigator
HDD
-1-
カスタマイズツールリファレンス
1.1 主なカスタマイズ可能項目
主に以下の項目についてカスタマイズできます。
・
ボタンの配置、配列数、大きさ、画像
・
ボタンを配する操作パネルのレイアウト
・
サブ Web の配置、URL
・
Web 表示部のデザイン、一度に開けるウィンドウ枚数
・
ソフトウェアキーボードの各種設定
・
各種タイムアウト時間や、表示メッセージ内容
・
各種セキュリティ設定
・
印刷設定
・
ログの保存日数などの設定
壁紙等、ボタン以外の画像はカスタマイズツールで変更することはできませんが、現在の画像ファ
イルをそのまま置き換えることで表示画像を変更することができます。
参考
P28 「4.各画面サイズと対応ファイル名」参照
1.2 カスタマイズ作業の流れ
カスタマイズツールをご利用の際は、かならずTouchNavigatorを終了させてからご利用ください。
注意
現在の設定を変更する
TouchNavigator をお使いの装置上で、その装置の設定を変更するには以下の手順で行います。
① カスタマイズツールを起動し、「ファイル」→「開く」→「このマシンの設定」を実行する
② 各タブを操作して、設定を変更する
③ 「ファイル」→「レジストリに設定」を実行する
設定を確認する
設定を変更した後、変更内容を画面で確認するには、「ファイル」→「レジストリに設定」を実行し、
編集した設定を、その装置に反映させた後、TouchNavigator を起動して画面を確認します。
なお、操作パネルのレイアウト確認は、プレビューでも確認できます。
-2-
カスタマイズツールリファレンス
他の装置に設定を移す
ある装置で設定した内容を、ファイルに保存して、他の装置に移すことができます。
手順
① ある KIOSK 端末上でカスタマイズツールを起動し、「ファイル」→「開く」→「このマシンの設定」
を実行し、設定を一旦ツールに読み込んでから、「ファイル」→「保存」→「名前を付けて保存」
で、読み込んだ設定を保存する
② 設定を変更したい KIOSK 端末上でカスタマイズツールを起動し、「ファイル」→「開く」→「設定
ファイルの読み込み」で、①で保存したファイルを読み込んだ後、「ファイル」→「レジストリに設
定」を実行し、読み込んだ設定を、その装置に反映させる。
なお、画像ファイル等は、別途コピーする必要があります。
-3-
カスタマイズツールリファレンス
2. 基本操作
2.1 メニュー
ファイル(F)
画面レイアウトのカスタマイズを開始するには、まず初めに、このファイルメニューから、編集対象を
読み込む必要があります。編集が終わったらこのメニューで、保存対象を選択し、保存します。
[新規作成]
ボタン機能が全て未設定となり、全ての設定を新規に作成します。
[開く]
[このマシンの設定]
カスタマイズツールを起動した装置の設定をレジストリから読み込んで表示します。
当該装置上で設定を変更する場合に使用します。
[設定ファイルの読み込み]
ファイルから設定を読み込みます。
他の装置の設定や、設定のバックアップなど、一旦ファイルにセーブした内容を読み込
みます。
[保存]
編集した設定をファイルに保存します。
設定を他の装置で利用する場合や、バックアップする場合等に利用します。
[上書き保存]
読み込んだファイルに上書き保存します。
[ファイル名を付けて保存]
ファイル名を指定して保存します
[レジストリに設定]
編集した設定や、他の装置からファイルで持ってきた設定等を、カスタマイズツールを起動し
ている装置に設定します。
TouchNavigator は、レジストリの設定情報を元に動作しますので、設定を反映させるには(レ
ジストリを直接操作する場合を除いて)必ずこの操作が必要です。
[初期状態に戻す]
編集を開始する前の状態に戻します。
ファイルへ保存したり、レジストリに設定した場合でも、編集開始時に戻します。
-4-
カスタマイズツールリファレンス
[終了]
カスタマイズツールを閉じます。
未保存の変更項目があった場合は、確認のためのダイアログが表示されます。
ヘルプ(H)
TouchNavigator のバージョン情報が、表示されます。
プレビュー(表示)(P)
現在の設定情報を元に、操作パネルの実際の画面を表示します。
表示されたボタンをクリックすると、当該ボタンの設定画面が現れ、設定変更ができます。
なお、プレビュー表示中は、メニューに「プレビュー(閉じる)」、「プレビュー(再表示)」が表示され
ます。
2.2 設定タブ
各レイアウトや機能を設定します。
各項目の設定詳細は3章にて説明します。
・
操作パネル1
主に操作パネルのレイアウトやボタン機能を設定します。
・
操作パネル2
サブメニューや、フルスクリーンモードに関する設定を行います。
・
Web 表示部1
Web 表示部のデザインを決めます。
・
Web 表示部2
複数画面に関わる設定を行います。
・
キーボード
ソフトウェアキーボードに関する設定を行います。
・
タイムアウト
未操作タイムアウト、ロードタイムアウトに関する設定を行います。
エラーメッセージのタイムアウト等、個別の設定はここではなく、それぞれの項目で行います。
・
セキュリティ
プロトコル、拡張子、サイトの接続制限設定を行います。
なお、ダイアログ自動処理はカスタマイズできません。
・
オプション
印刷
-5-
カスタマイズツールリファレンス
・
ログ
各種ログの設定を行います。
・
その他
起動ディレー、メッセージ表示時間の設定を行います。
-6-
カスタマイズツールリファレンス
3. 設定方法
ここでは、TouchNavigator の各機能の設定方法をタブメニューごとに説明します。
本書では設定方法のみを説明し、機能については記述しませんので、機能については
TouchNavigatorXP 使用説明書を参照して下さい。
3.1 操作パネル1
ボタン、サブ Web 等も含めた操作パネルの表示デザインを決定します。
3.1.1 操作パネル表示位置
画面の上下左右4辺より選択します。
3.1.2 ボタン配列数
1列または2列より選択できます。
3.1.3 ボタンサイズ
ボタンサイズは大、小より選択できます。
サイズ表記
画面上で
一列に並ぶ数
大
10
小
15
(ボタンサイズの詳細は、「4.1 操作パネルのボタン画像」を参照して下さい。)
なお、隣り合う複数のボタンエリアを連結して、2倍、4倍等の大きなボタンを作ることが可能です。
(「3.1.4 ボタン機能設定」の「連携ボタン」を参照)
-7-
カスタマイズツールリファレンス
3.1.4 ボタン機能設定
ボタン機能は、ボタンの位置対応で決定付けられますので、ボタン機能を設定する前に、ボタン配
列数、ボタンサイズ、サブWeb表示範囲を決定して下さい。
注意
「操作パネル 1」タブを表示すると、「操作パネルボタンレイアウト」に簡略図が表示されますので、
簡略図の中から、操作パネル上の、どこのボタンについて設定するか選択します。位置を選択する
と、ボタン機能設定のダイアログが表示されボタンごとに詳細設定ができます。設定には、各ボタン
に共通の設定と、選択した機能によって設定項目の異なるオプション項目があります。(オプション
項目のないボタンもあります。)
共通設定は、各ボタンに共通の設定で、下記項目があります。
[機能選択]
選択した位置に、現在割り当てられている機能を表示します。この、機能のプルダウンメニュー
より機能を選択、変更できます。
[通常画像]
通常状態で表示される画像ファイルを指定します。
[押下時画像]
マウスダウン時に切り換える画像ファイルを指定します。
注意
タッチパネルにおいて、押下時画像をうまく利用するためには、タッチパネルのマウスエミュレート
を、「Touch=マウス左ボタンON、Release=マウス左ボタンOFF」に設定する必要があります。しか
し、この設定にすると、画面タッチしたときの指先の微妙なずれでDragと判断されることが多く(Drag
になると、リンク等が実行されない)利用者からタッチパネルの反応が悪いと感じられてしまいます。
このようなことを避けるためには、押下時の画像表示はあきらめ、「Touch=クリック」とする設定での
運用をお勧めします。
以下よりオプション項目のある機能について、機能ごとに説明します。
印刷
ここではボタンの設定のみで、印刷機能についての設定は、「オプション」タブで設定します。
印刷機能を利用するには、この項目の設定の他、「オプション」タブで印刷機能を指定する必要が
あります。
注意
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カスタマイズツールリファレンス
拡大機能
拡大画面のデフォルト設定(倍率、表示位置)を選択できます。
拡大機能のメニューボタンはタイトルバーに表示されますので、拡大機能をご利用になる場合は、
必ずタイトルバーを表示する設定でご利用下さい。
注意
クイックリンク
URL を指定します。
日付/時刻
日付、時刻、および、その両方の表示から選択できます。
表示フォント、色の変更ができます。
-9-
カスタマイズツールリファレンス
連携ボタン
連携ボタンは複数のボタンを一つの大きなボタンにする機能です。予め機能のベースとなるボタン
(最も左上をベースにします)を定めた後、機能を連動させるボタン位置(最も右下)を指定します。
例えば、下図青枠で示した部分を1つの大きなボタンとして動作させる場合、先に、最も左上の A8
で、これらのボタン機能を指定します。次に最も右下の B9 の機能に連携ボタンを指定し、連携先
ボタンに A8 を指定することで、青枠で囲った4つのボタンが一体化し一つの大きなボタンになりま
す。なお、下記例では青枠で囲われた4個のボタンのうち、B8 と A9 のボタン設定は不要です。
また、下記のような連携ボタン同士が重なり合うような設定や、サブ Web 領域と重なり合うような設
定は行わないで下さい。
- 10 -
カスタマイズツールリファレンス
3.1.5 サブ Web 設定
サブ Web の利用有無
サブ Web 機能を利用するかどうか選択します。
サブ Web 表示位置
サブ Web は操作パネル上のボタンと置き換える形で表示します。
何列(行)目から、何列(行)目までをサブ Web に割り当てるか指定します。
なお、連携ボタンで指定されているボタン位置の一部をサブ Web に指定することはできませんの
で、連携位置を避けるか、連携を解除してからサブ Web 位置を指定して下さい。
サブ Web のスタートページ
サブ Web のスタートページ URL を指定します。
URLを記入後、「Enter」キーを押して下さい。「Enter」キーを押さずに、「保存」の操作を行うと、変
更が反映されない場合があります。
注意
3.2 操作パネル2
サブメニュー表示時間
文字サイズのサブメニューの表示時間を設定します。(設定時間を経過すると自動的にサブメ
ニューを閉じます)
なお、0を設定すると、設定時間経過によって自動で閉じる機能は動きません。(ボタンの操作や、
未操作タイムアウトで閉じます)
- 11 -
カスタマイズツールリファレンス
フルスクリーン
フルスクリーンモードを利用するかどうか決めます。
TouchNavigator には、操作パネルを常に表示する「常時表示モード」と、必要なときだけ操作パネ
ルを呼び出す「フルスクリーンモード」があります。
○
常時表示モードの特長
常にボタンが表示されているので、直感的に使いやすい。一般的なホームページを表示する
場合に向いている。
○
フルスクリーンモードの特長
画面のほぼ全体を Web 表示にできる。ブラウザのボタン操作に頼らない KIOSK 専用に作成
されたホームページ向け。
操作パネル表示ボタン
操作パネルを表示させるためのボタン「操作パネル表示ボタン」について設定します。
○
表示位置
四隅から1箇所選択します。
○
操作パネル表示時間
操作パネル表示ボタンを押してから、操作パネルを表示し続ける時間を設定します。
○
画像
操作パネル表示ボタンの画像の指定を行います。
○
ボタン表示
操作パネル表示ボタンの表示有無を設定します。
フルスクリーンモードにした上で、操作パネル表示ボタンの表示無しにすることで、
TouchNavigatorの操作ボタンを一切表示しないようにすることができます。
参考
ただし、動作をコンテンツに委ねることになりますので、コンテンツ側で配慮がないと、元のページ
に戻ることができないといったことも起こり得ますのでご注意下さい。
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カスタマイズツールリファレンス
3.3 Web 表示部1
3.3.1 タイトルバー
タイトルバーには、InternetExplorer のタイトルバーのようにコンテンツのタイトルまたは URL を表
示し、また、ロードアイコンもここに表示します。
表示の有無
タイトルバーが不要な場合は「表示する」のチェックを外すと、タイトルバーは表示されず、その分
Web 表示領域は広がります。
拡大機能のメニューボタンはタイトルバーに表示されますので、拡大機能をご利用になる場合は、
必ずタイトルバーを表示する設定でご利用下さい。
注意
3.3.2 デフォルトフォントサイズ
コンテンツの表示フォントの初期値を指定します。運用中は自由にフォントサイズを変更できます
が、「閲覧終了」や未操作タイムアウト時に、ここで設定されたサイズに戻ります。
「未操作タイムアウト発生時に文字のサイズをデフォルトに戻す」のチェックを外すと、デフォルトに
戻るのは起動時のみとなります。
3.3.3 スクロールバー拡大
スクロールバーを拡大します。
なお、TouchNavigator 以外の全てのスクロールバーも同様に拡大されます。
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カスタマイズツールリファレンス
3.4 Web 表示部2
3.4.1 タブ表示
タブ表示を選択すると、Web 表示部の上部にウィンドウに対応したタブが表示され、このタブにタッ
チすることで、裏に隠れたウィンドウを呼び出すことができます。
なお、操作パネル上に「画面切換」ボタンを配置して、そのボタンから画面を切り換えることもできま
す。
3.4.2 表示可能なウィンドウ数
表示可能なウィンドウは10を上限に任意に指定することが可能です。
この数を1に指定すれば、新たな画面が生成されないので、画面が裏に隠れることが無く、ウィンド
ウに不慣れな方が戸惑うことを防げます。ただし、1にした場合は複数ウィンドウを前提としたコンテ
ンツは表示できない場合があります。
3.4.3 ウィンドウを1枚だけにする場合の設定
表示可能なウィンドウ数が1の場合に、コンテンツから新しいウィンドウを指示された場合の動作を
指定します。
新しいウィンドウを許可しない
新しいウィンドウの指示を無視します。エラーメッセージを表示することが可能です。
現在開いているウィンドウに表示
Windows2000 版までの TouchNavigator と互換の方式です。新しいウィンドウで指定された URL を
現在のウィンドウ上に表示します。URL が指定されている場合に有効で、コンテンツにおいて、
blank でオープン後、URL を指定するような作りになっている場合は表示できません。
3.4.4 詳細設定
エラー、警告メッセージのメッセージ内容をカスタマイズできます。
- 14 -
カスタマイズツールリファレンス
3.5 ソフトウェアキーボード
ソフトウェアキーボードについては以下の設定ができます。
自動起動
キーボードを接続して利用される場合や、利用者に入力させたくない場合など、ソフトウェアキー
ボードを自動起動させたくない場合は、このチェックを外してご利用下さい。
利用を許可する入力モード
利用者が選択可能な入力モードを指定します。
「半角カナ」のインターネット上での利用は好ましくないため、インターネット接続に利用される場合
は「半角カナ」のチェックは外しておくことを推奨します。
注意
デフォルトの入力モード
初期に表示する入力モードを指定します。
ここには「利用を許可する入力モード」でチェックした中から必ず選択して下さい。チェックしていな
い項目から選択したり、何も選択されていないと正しく動作しない場合があります
注意
キーボードの並び順
ひらがな、カタカナにおいて、「あいうえお」を左から並べるか右から並べるか選択します。
初期化のタイミング
利用者が入力モードなどを変更した場合に、未操作タイムアウトでデフォルトに戻すかどうかを指
定します。
- 15 -
カスタマイズツールリファレンス
定型文
予め設定しておいた文字列を一括入力できる定型文ファイルを指定します。文字入力として利用
する文字入力用と、ページ指定として利用する URL 入力用をそれぞれ指定できます。
定型文のフォーマットは、改行コードを区切りとした文字列です。テキスト形式であればファイル名
称は任意です。
ファイルが設定されている状態で、ファイル指定エリアをダブルクリックすると、関連づけられたア
プリケーション(通常メモ帳)が起動して編集することができます。
参考
3.6 タイムアウト
3.6.1 未操作タイムアウト
未操作タイムアウトの時間、処理、表示メッセージなどを指定します。
なお、タイムアウト時間に0を指定すると、タイムアウトは実施しません。
タイムアウト時間の設定以外は「詳細設定」ボタンを押して詳細設定画面で設定します。
・
継続確認メッセージ
長い文章のコンテンツや、動画再生を見入っている場合のように、利用者が利用を継続してい
るにもかかわらず、未操作タイムアウトにより、スクリーンセーバが起動したり、スタートページに
勝手に戻ることがないよう、確認メッセージを表示します。確認メッセージを表示する場合は、
未操作タイムアウトによるスクリーンセーバの起動等の動作は、このメッセージの表示時間経
過後に動作を開始します。
・
スクリーンセーバとの連動
未操作タイムアウト時(上記確認メッセージ利用時は、その表示後)にスクリーンセーバを利用
するかどうか選択できます。
スクリーンセーバは、Windows の画面プロパティで設定して下さい。また、画面プロパティの待
ち時間は設定可能な最大値(9999分)を指定して下さい。
・
未操作タイムアウトでスタートページに戻る
未操作タイムアウトで、利用者が立ち去ったと判断し、スタートページに戻します。通常のご利
用では、この項目に必ずチェックを付けてご利用下さい。
・
未操作タイムアウト後の最初のタッチでスタートページに戻る
利用開始時にスタートページをロードしますので、利用者は操作開始時に少し待たされること
になります。利用開始時に「いらっしゃいませ」といったメッセージを流したい場合等に限定し
て利用して下さい。
- 16 -
カスタマイズツールリファレンス
スクリーンセーバには非常に負荷の重たいものや、動作が不安定でフリーズしやすいものも存在し
ます。自動機として運用する場合は、シンプルで信頼性の高いものをご利用下さい。
注意
3.6.2 ロードタイムアウト
ロードタイムアウトの時間、処理、表示メッセージなどを指定します。
なお、タイムアウト時間に0を指定すると、タイムアウトは実施しません。
タイムアウト時間の設定以外は「詳細設定」ボタンを押して詳細設定画面で設定します。
・
継続確認メッセージ
通信状況や、重たいコンテンツの場合など、コンテンツのロードに時間がかかる場合、時間が
かかってでも利用したいという利用者のために、ロードタイムアウト発生時に利用者の意志を
確認し、継続を望まれる場合は、同じ時間、ロードを延長し、この動作を繰り返します。
継続確認メッセージを選択した場合、ロードタイムアウト時のメッセージは表示されません。
継続確認メッセージを変更する場合、ダイアログメッセージにおいては「はい」(conf_Yes.gif)を
押すと継続し、「キャンセル」(conf_No.gif)を押すと、直ちに中断しますので、その動きに合わ
せたメッセージを設定下さい。
- 17 -
カスタマイズツールリファレンス
3.7 セキュリティ
各種セキュリティ設定を指定します。各セキュリティは下記フローに従ってチェックされます。
ナビゲーション発生
セキュリティ
例外サイトに
該当するか?
Yes
許可プロトコル?
No
メッセージ表示
禁止拡張子?
Yes
メッセージ表示
許可サイト?
No
メッセージ表示
ナビゲーション許可
ナビゲーション禁止
表示メッセージの表示時間、表示内容の変更は、「詳細設定」ボタンを押して開いた画面で設定で
きます。なお、表示時間に0を指定すると、表示メッセージは自動的には閉じません。
また、各設定ファイルもこの詳細設定画面で指定します。
ファイルが設定されている状態で、ファイル指定エリアをダブルクリックすると、関連づけられたア
プリケーション(通常メモ帳)が起動して編集することができます。
参考
スタートページがセキュリティチェックによりナビゲーション禁止となった場合、サテライトロボツー
からのイベント(接近センサ、電源OFF など)を処理できなくなります。
注意
- 18 -
カスタマイズツールリファレンス
3.7.1 セキュリティ例外サイト
ここで指定されたサイトは、後述の「プロトコル」、「拡張子」、「接続許可サイト」の指定に関わらず、
実行を許可します。従って、TouchNavigator 専用に構築されたコンテンツなど、十分に安全が確
認されているコンテンツのみが表示されることを条件として、ここへ指定して下さい。
指定はファイルに URL の一部をキーワードとして記述します。記述のフォーマットは、後述の「接
続許可サイト」と同じです。
「詳細設定」ボタンの押下で詳細設定ダイアログを開き、上記登録を記述したテキストファイルを指
定します。
例えば、内蔵 HDD にセットアップしたコンテンツは無条件に許可したいような場合は以下のように
指定します。
参考
TouchNavigatorでは、ウィンドウ生成において「About:Blank」を使用していますので、「プロトコ
ル」、「拡張子」、「接続許可サイト」、「例外サイト」の指定に関わらず、「About:Blank」は常に実行
を許可します。
- 19 -
カスタマイズツールリファレンス
3.7.2 プロトコル
標準
標準として、下記プロトコルを禁止します。(下記以外は全て許可)
https: , ftp: , mailto: , nntp: , news:
全て許可
プロトコルのチェックを行いません。
TouchNavigator を個人利用される場合や、限られた環境内で利用される場合を除き、この設定は
お勧めできません。
カスタマイズ
禁止するプロトコルを自由に設定できます。
下記フォーマットで作成した、禁止するプロトコルを記述したテキストファイルを指定します。
・
改行を区切りとします。
・
文字列前後のスペース、Tab は無視されます。
・
コメントは使用できません。
例
- 20 -
カスタマイズツールリファレンス
3.7.3 拡張子
実行を禁止する拡張子を指定します。
標準
標準として、下記拡張子を禁止します。
.URL , .LNK , .CDF , .EXE
全て許可
拡張子のチェックを行いません。
TouchNavigator を個人利用される場合や、限られた環境内で利用される場合を除き、この設定は
お勧めできません。
カスタマイズ
禁止する拡張子を自由に設定できます。
下記フォーマットで作成した、禁止する拡張子を記述したテキストファイルを指定します。
・
改行を区切りとします。
・
文字列前後のスペース、Tab は無視されます。
・
コメントは使用できません。
例
- 21 -
カスタマイズツールリファレンス
3.7.4 サイト指定
URL に、指定された文字列と一致する文字列が存在する場合、そのサイトへの接続を許可または
禁止します。
なお、このチェックの該当有無に関わらず、前述の「セキュリティ例外サイト」とは異なり、プロトコル
と拡張子のチェックは実施されます。
下記フォーマットで作成した、許可(禁止)する URL を記述したテキストファイルを指定します。
指定フォーマット
・
改行を区切りとします。
・
プロトコル表記(「http://」等の部分)は不要です。
・
先頭にはワイルドカード(”*”)が利用できます。
(末尾には自動付加されます。文字列の中間には使用できません。)
・
ページ内で表示される jpg,gif 等も許可サイトにある必要があります。また、フレーム内で参照
するページについても同様です。
・
文字列前後のスペース、Tab は無視されます。
・
コメントは使用できません。
例
<具体例>
以下に設定例を記述します。
○ ・・・指定されたサイトとして認識されます
× ・・・指定されたサイトとして認識されません
<例1>
www.nec.co.jp と指定した場合
○ www.nec.co.jp/products/index.htm
○ www.nec.co.jp/release/pc/01.htm
× www.nec.com/index.htm
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カスタマイズツールリファレンス
<例2>
先頭にワイルドカードを使用した場合
*.nec.co.jp と指定すると
○
○
○
×
www.nec.co.jp/products/index.htm
www.nec.co.jp
www02.nec.co.jp/
www.nec.com
<例3>
内臓HDD内のコンテンツを指定する場合
以下のように指定します。
d:\contents
d:/contents
このように指定することで d:\contents 配下のファイルが指定されたことになります。
指定件数に制限はありませんが、数が極端に多くなった場合、処理速度が遅くなる可能性がありま
す。
注意
注意
TouchNavigatorは、InternetExplorerとのインタフェースにおけるURL文字列の比較で許可/禁止
を判断しています。URLの指定方法によっては「¥」が「\」(バックスラッシュ)に変換されてインタ
フェースされることがあり、この場合、実質的に同じURLでも、異なると判断してしまいます。また、ス
クリプトから、go back 等を実行した場合もURL文字列と一致しないと判断される場合があります。
このような場合は、NaviLogやアラームログ(使用説明書参照)で、どの文字列が制限に該当してい
るかを確認し、該当文字列を、許可または禁止するよう、登録の追加を行って下さい。
3.8 オプション
3.8.1 印刷機能
TouchNavigatorの印刷機能を利用するには、この項目の設定の他、「操作パネル1」タブで印刷ボ
タンを指定する必要があります。
注意
コンテンツやプラグインから印刷する場合は「操作パネル1」タブで指定するボタンは必要ありませ
んが、ここで印刷機能を有効にしておく必要があります。
- 23 -
カスタマイズツールリファレンス
印刷フリッカ
印刷フリッカの使用の有無を設定します。
※この設定はサテライトロボの場合のみ反映されます。
印刷後点滅開始時間
印刷実行後からフリッカ点滅を開始するまでのインターバルを設定します。
点滅終了時間
フリッカが点滅してから点滅停止までの時間を設定します。
参考
サテライトロボツーのオプション、プリンタ付きキャビネット(WP2001-210)の場合、「点滅終了時間」
が経過していなくても用紙が抜き取られるとフリッカを停止します。
※SATELLITEROBO-IIライブラリ Ver3.0(008)以降が必要です。
印刷モード
印刷モードを下記より選択します。
・
Web ハードコピー
・
IE 互換モード
ページ設定
Web ハードコピーにおける用紙の向き、余白を設定します。
・
用紙の向き(縦/横)
・
余白(下余白/左余白)
・
印刷幅(高さは、縦横比一定で自動計算されます)
IE 互換モードの印刷設定は、InternetExplorer のメニューから、「ファイル(F)」→「ページ設定
(U)...」で設定して下さい。
- 24 -
カスタマイズツールリファレンス
印刷中メッセージ
表示時間の変更、メッセージの変更ができます。
参考
サテライトロボツーのオプション、プリンタ付きキャビネット(WP2001-210)の場合、「メッセージ表示
時間」が経過していなくても用紙が抜き取られると印刷中メッセージを閉じます。
※SATELLITEROBO-IIライブラリ Ver3.0(008)以降が必要です。
印刷タイムアウト
印刷タイムアウトの時間、メッセージの表示時間を指定できます。
継続確認メッセージ
利用者が印刷を待ち続けているにもかかわらず、印刷が印刷タイムアウトで中断されることがない
よう、タイムアウトでも印刷を継続するかどうか問い合わせるメッセージを出します。
・
継続確認メッセージ表示の有無
・
メッセージの変更
継続確認メッセージを選択した場合、印刷タイムアウト時のメッセージは表示されません。
継続確認メッセージを変更する場合、ダイアログメッセージにおいては「はい」(conf_Yes.gif)を押
すと継続し、「キャンセル」(conf_No.gif)を押すと、直ちに中断しますので、その動きに合わせたメッ
セージを設定下さい。
印刷エラーメッセージ
メッセージの変更ができます。
- 25 -
カスタマイズツールリファレンス
3.8.2 接近センサ機能
接近センサの使用の有無を設定します。
※この設定はサテライトロボの場合のみ反映されます。
接近センサOFF監視時間
接近センサの状態がON状態からOFF状態に変化したと認識するまでの時間を設定します。
ON状態から指定された時間、継続して接近センサの状態がOFFになっていた場合に、接近セン
サがON状態からOFF状態に変化したと認識します。
接近センサON監視時間
接近センサの状態がOFF状態からON状態に変化したと認識するまでの時間を設定します。
OFF状態から指定された時間、継続して接近センサの状態がONになっていた場合に、接近セン
サがOFF状態からON状態に変化したと認識します。
- 26 -
カスタマイズツールリファレンス
3.9 ログ
各種ログについて、保存日数やレベルを指定できます。
・
アラームログ採取レベル
・
NaviLog 保存日数、サイズ等
3.10 その他
3.10.1 確認メッセージ表示時間
利用者に以後の動作について確認を取る下記メッセージの表示時間を指定します。
・
未操作タイムアウト時の継続確認
・
ロードタイムアウト時の継続確認
・
印刷で時間がかかっている場合の継続確認
「0」を指定すると、メッセージは自動的には閉じません。(ボタンの押下、または未操作タイムアウト
で閉じます。)
未操作タイムアウト確認メッセージを使用するにした上で、ここを「0」にすると、未操作タイムアウト
が発生しなくなりますのでご注意下さい。
注意
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カスタマイズツールリファレンス
3.10.2 その他メッセージ表示時間
利用者にエラー、警告等を通知する下記メッセージを表示する時間を指定します。
・
ロードタイムアウト
・
禁止するプロトコル
・
禁止する拡張子
・
許可していない又は禁止するサイトへのアクセス
・
印刷タイムアウト
・
印刷エラー
・
ウィンドウ数が上限に達した場合
・
ウィンドウ数が上限に達している時に新たにウィンドウを開こうとした場合
・
新しいウィンドウを許可していない時に新しいウィンドウを開こうとした場合
・
ダウンロード画面を表示しようとした場合
・
暗号化されていないフォームデータ送信
・
時間がかかるスクリプトの実行
・
お気に入りに追加
・
スクリプトでエラーが発生
「0」を指定すると、メッセージは自動的には閉じません。(ボタンの押下、または未操作タイムアウト
で閉じます。)
3.10.3 起動ディレー
通信ソフトや、監視ソフトなど、TouchNavigator の他にアプリケーションを利用される場合、装置起
動時に全てのアプリケーションが一度に起動すると、フリーズを起こす場合があります。こういった
問題を回避するため、TouchNavigator の起動を一定時間ずらす機能です。
なお、この機能を指定した場合、スタートアップから起動する場合以外も、全てディレーが実行され
ます。
- 28 -
カスタマイズツールリファレンス
4. 各画像サイズと対応ファイル名
TouchNavigator の画面は、一部を除き画像を変更することができます。各画像には bmp、jpg、gif
が利用できますので、市販の描画ツールを利用して自由にカスタマイズ可能です。
各画像ファイルは、TouchNavigator をc:ドライブにデフォルト設定のままセットアップした場合は、
下記フォルダにあります。
C:\Program Files\TouchNavigatorXP\bmp
ここのフォルダの各画像ファイルをペイントブラシ等で直接書き換えるか、パス/ファイル名を同じ
にして画像ファイルを置き換えることで画像を変更する事ができます。
ファイル名、画像サイズ等、ここに記述されている情報は、今後バージョンアップ等により、予告無し
に変更することがあります。
注意
ここで述べられている画像サイズは、全て画面サイズがXGA(1024×768)の場合であり、また、おおよ
そのサイズです。
注意
- 29 -
カスタマイズツールリファレンス
4.1 操作パネルのボタン画像
下記に示す操作パネルのボタン画像は、カスタマイズツールでパス/ファイル名を変更することが
可能です。
画像サイズは、以下の通りです。
ボタンサイズ : 大 = 100 × 75 (ピクセル)
ボタンサイズ : 小 =
65 × 52 (ピクセル)
なお画像サイズは上記サイズと一致していなくても、自動的に修正して表示します。
項目
画像ファイル名
戻る
進む
最初に戻る
最新表示
ロード停止
文字サイズ
印刷
拡大機能
文字入力
ページ指定
クイックリンク
上スクロール
下スクロール
右スクロール
左スクロール
制御キー(Tab)
制御キー(Shift+Tab)
制御キー(Enter)
表示部切り替えキー(Ctrl+Tab)
表示部終了キー(Ctrl+F4)
日付
時刻
日付+時刻
閲覧終了
操作パネル閉じる
終了
文字サイズのサブメニューボタン
操作パネル表示ボタン
back.gif
forward.gif
home.gif
replace.gif
stop.gif
size.gif
print.gif
zoom.gif
swkb.gif
url.gif
任意*1
up.gif
down.gif
right.gif
left.gif
tab.gif
s_tab.gif
enter.gif
Webchg.gif
webclose.gif
base.gif
base.gif
base.gif
end.gif
panclose.gif
allclose.gif
font.gif
show.gif
*1 複数の利用を想定し、デフォルトでファイル名を指定していません。カスタマイズツールでそれぞれ
指定して下さい
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カスタマイズツールリファレンス
4.2 サイズを自動調整して表示する画像
ここで示される画像サイズは自動調整されます。
分類
項目
ロードアイコン1
ロードアイコン2
Web 表示部
タイトルバー
HTTPS 表示中画像
ダイアログ背景
メッセージダ 確認(OK)ボタン
イアログ
はい(Yes)ボタン
キャンセルボタン
壁紙
文字キー
文字キー 壁紙
制御キー
制御キー 壁紙
ソ フ ト ウ ェ ア モードキー 壁紙1(レイアウト)
キーボード モードキー 壁紙2(漢字変換)
モードキー 壁紙3(入力方法)
キーボードタイプ選択 壁紙
定型リスト 壁紙
定型リスト ボタン
定型リスト タイトルバー
パネルの壁紙
URLパネル
「Jump」ボタンの画像
画像ファイル名
画像サイズ
備考
TouchNavi1.gif
TouchNavi2.gif
titlebar.gif
https.gif
msgdlg.gif
conf.gif
conf_Yes.gif
conf_No.gif
wall_swkb.gif
swkb_word.gif
wall_swkb_word.gif
button_95_46.gif
wall_swkb_cont.gif
wall_205_45.gif
wall_205_45.gif
wall_205_90.gif
wall_205_230.gif
wall_205_230.gif
button_95_46.gif
title_fixedform.gif
wall_URL.gif
button_jump.gif
32 x 32
32 x 32
848×44
32 x 32
728×178
ロード中は2枚の画像が交互に表示されま
す
幅は操作パネルサイズにより変更されます
HTTPS プロトコル表示中
サイズの単位はピクセル
- 31 -
160×36
1024×276
47×46
615 x 276
95 x 46
205 x 276
205 x 45
205 x 45
205 x 90
205 x 165
205 x 276
95 x 46
205 x 23
1024 x 51
102 x 51
キーボード全体の壁紙
文字キーボタンの画像
文字キーボタン部分の壁紙
「変換」や「一文字左」などのボタン画像
「変換」などの部分の壁紙
キーボードタイプの壁紙
キーボードモード(漢字有無)の壁紙
キーボードモード(かななど)の壁紙
モード変更画面(窓)の壁紙
定型文リストの壁紙
定型文リスト内のボタン(決定など)
定型文リスト内のタイトルバーの画像
カスタマイズツールリファレンス
4.3 サイズが自動調整されない画像
Web 表示部の壁紙画像、および、操作パネルの壁紙画像についてはサイズを自動調整する機能
を持っていません。
カスタマイズに際しては、下記画像サイズを参考に画像をご用意下さい。
Web 表示部の壁紙
Web 表示部の壁紙は、閲覧終了ボタンを押したときなど、全ての Web 画面が閉じられたときに一
瞬だけ表示される壁紙です。
ボタン
画像ファイル名
wall_full.gif
画像サイズ
形式
タブ表示
列
サイズ
横
縦
フルスクリーン
-
-
あり
1024
727
フルスクリーン
-
-
無し
1024
768
操作パネル縦型
2
大
あり
823
727
操作パネル縦型
2
大
無し
823
768
操作パネル縦型
2
小
あり
891
727
操作パネル縦型
2
小
無し
891
768
操作パネル縦型
1
大
あり
925
727
操作パネル縦型
1
大
無し
925
768
操作パネル縦型
1
小
あり
960
727
操作パネル縦型
1
小
無し
960
768
操作パネル横型
2
大
あり
1024
574
操作パネル横型
2
大
無し
1024
614
操作パネル横型
2
小
あり
1024
625
操作パネル横型
2
小
無し
1024
650
操作パネル横型
1
大
あり
1024
651
操作パネル横型
1
大
無し
1024
691
操作パネル横型
1
小
あり
1024
677
操作パネル横型
1
小
無し
1024
717
サイズの単位はピクセル
- 32 -
カスタマイズツールリファレンス
操作パネルの壁紙
操作パネルの壁紙は、操作パネル上でボタン機能を「無し」と選択した部分に現れる画像です。ボ
タン機能を全て埋めている場合には一切表示されません。
操作パネルが縦型と横型で、ファイル名が異なります。
ボタン
画像ファイル名
wall_307_766.gif
wall_766_307.gif
画像サイズ
形式
列
サイズ
横
縦
操作パネル縦型
2
大
208
768
操作パネル縦型
2
小
137
768
操作パネル縦型
1
大
102
768
操作パネル縦型
1
小
68
768
操作パネル横型
2
大
1021
78
操作パネル横型
2
小
1024
100
操作パネル横型
1
大
1024
75
操作パネル横型
1
小
1024
51
サイズの単位はピクセル
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