PowerPoint2010の基本的使い方

基礎演習A
スライドのレイアウト
普通は、1枚目はタイトルとサブタイトル、2枚目以
降は上部にタイトルとその下にテキスト(文章)や図表
といったコンテンツを載せるという形式です。
PowerPoint を立ち上げると、タイトルスライドのみ
が表示されます。タイトルとサブタイトルに文字を入
力してみてください。
次に、リボンの[ホーム]-[新しいスライド]をクリック
して、
「タイトルとコンテンツ」スライドを追加してく
ださい。
2011 年度
PowerPoint2010 の基本的な使い方-1
デザインを一枚だけ変える:変えたいスライドを選択
してリボンの[デザイン]からテーマを選びますが、変
更したいテーマの上で右クリックして出るショートカ
ットメニューから[選択したスライドに適用]をクリッ
ク。
スライドの追加・移動・削除
これらは画面左側のアウトラインペインで行なうこと
ができます。
スライドの追加:リボンの[ホーム]-[新しいスライド]
をクリックすると、現在選択しているスライドの後ろ
スライドのデザイン
PowerPoint2010 では、発表するスライド全体にテー
マと呼ぶ統一したデザインを設定します。特定のテー
マを選べば、背景だけでなく書式なども統一されます。
に新しいスライドが追加されます。また、スライドと
スライドの間をクリックして、スライドの間に横線が
表示されている状態で[新しいスライド]をクリックす
ればその場所にスライドが追加されます。
テーマの設定前に、タイトルスライドを含め何枚かの
スライドの移動:スライドを移動したい場所までドラ
スライドに文字など入力しておく方が、どのようなデ
ッグすれば、スライドの順序が入れ変わります。
ザインになるかよくわかります。
スライドのコピー:コピーしたいスライドをクリック
テーマの選択:リボンの[デザイン]-[テーマ]から好み
して選択し、マウスの右ボタンを押して出てくるプル
のテーマを選んでクリックします。すべてのスライド
ダウンメニューから[スライドの複製]をクリックすれ
に自動的に適用されます。[配色]、[フォント]、[効果]
ばすぐ後に同じスライドがコピーされます。
を変えれば、決められたテーマの範囲内で色など変化
リボンの[ホーム]の左側のボタンを使って任意の場所
させることができます。
にコピー、貼り付けをすることもできます。
テーマを選べば文字の大きさなど自動的に設定されま
スライドの削除:削除したいスライドをクリックして
すが、文字列を選択してリボンの[ホーム]に戻れば、
選択し、マウスの右ボタンを押して出てくるプルダウ
Word と同様にフォントや段落の設定ができます。
ンメニューから[スライドの削除]をクリック。
基礎演習A
図やイラストの挿入
スライドには、リボンの[挿入]からクリップアート、
図形などを張り付けることができます。
クリップアートの挿入:クリップアートとは
PowerPoint、Word などの Office ソフトに用意されて
いるイラストや写真です。[挿入]-[クリップアート]
をクリックすれば、右側に検索ウィンドウが出てきま
2011 年度
PowerPoint2010 の基本的な使い方-2
ときは、[タイミング]の[アニメーションの順序変更]
で順番を入れ替えます。
スライドの出来具合を確認する
リボンの[スライドショー]-[最初から]をクリックし
ます。スライドが全画面表示になり、クリックすれば
指定した順にスライドが進行します。
す。
特定のスライドを提示する:スライドショー中にマウ
1.[挿入]-[クリップアート]をクリック。
スの右ボタンを押すと表示されるプルダウンメニュー
2.右側に作業ウィンドウが出ますので、検索欄にキー
ワードを入力します。写真だけを探したければ種類
欄で写真のみにチェックを入れます。
の[スライドへジャンプ]をクリックするとスライドの
3.使用したいクリップアートをクリックすれば画面に
自動的に挿入されます。図を使いたい場所にドラッ
グして、図をクリックして出てくる丸をドラッグし
て適当な大きさに縮小・拡大してください。
示されるプルダウンメニューの[スライドショーの終
クリップアートの上でマウスの右ボタンクリックで出
てくるプルダウンメニューから[図の書式設定]をクリ
ックすれば、図の細かな設定ができます。
用意した図や写真の挿入:スキャナーで取り込んだ図
表やインターネット上から取り込んだイラストなどを
挿入することができます。
1.使用したい図や写真を、わかりやすいファイル名を
付けて USB メモリーなどに保存しておきます。
2.リボンの[挿入]-[図] をクリック。
3.[図の挿入]ダイアログボックスが表示されます。フ
ァイルを保存している場所を選び、ファイルを選択
して[挿入]ボタンを押します。
4.図は自動的に画面に挿入されます。この後は、上の
クリップアートの場合と同じです。
アニメーション効果の設定
スライド上の文字や図、イラストを様々な方法で出し
たり動かしたりすることをアニメーション効果と呼び
一覧が表示されるので、選んでクリック。
スライドショーの終了:マウスの右ボタンを押すと表
了]をクリック。編集画面に戻ります。
すべてのスライドに名前や番号を入れる
1.リボンの[挿入]-[ヘッダーとフッター]をクリック
してヘッダーとフッターダイアログボックスを表示
させます。
2.[日付と時刻]、[スライド番号]、[フッター]のうちチ
ェックしたものを挿入することができます。スライ
ドのどの場所に挿入されるかはスライドのデザイン
によって異なります。
3.[フッター]を入れる場合は枠内に文字を書き入れま
す。[日付と時刻]の[固定]にも好きな文字を書き入れ
ることができます。
4.[すべてに適用]をクリックすれば、選んだ内容がす
べてのスライドに挿入されます。[適用]をクリック
すれば現在編集中のスライドのみに挿入されます。
スライドの説明文の入力と印刷
スライドに対するメモや説明文はノートと呼ばれてい
ます。プレゼンテーションで表示するのではなく、作
成者が発表時に読む文章として使います。
ます。
ノートの打ち込みは編集画面の中央下のノートペイン
1.アニメーション効果を設定したい文字列や図を選択
します。
(「クリックしてノートを入力」と書いてあるところ)
2.リボンの[アニメーション]
-[アニメーション]
に効果の例が出ていますが、 を ク リ ッ ク し て ウ
ィンドウを広げ、開始、協調など設定したい効果を
選びます。
ノートを含む発表者用資料を印刷するときは、リボン
3.[アニメーションの詳細設定]、[タイミング]で細かい
設定ができます。
効果を設定した順に文字列や図に数字が表示されます。
スライドショーの実行時はクリックしたときにこの順
序でアニメーション効果が現れます。順序を変えたい
で行います。
の[ファイル]-[印刷]で表示されるウィンドウ内[フル
ページサイズのスライド]
をクリックして[ノート]
を選んでください。スライドとノートが一枚の紙に印
刷されます。