山口型放牧マニュアル(農家普及編)

山口型放牧マニュアル
~「いつでも、どこでも、だれでも」できる~
農家普及編
平成16年3月
山口型放牧研究会
山口県畜産試験場
山口県畜産技術協会
山口型放牧マニュアルの目次
1.山口型放牧とは
(1)山口型放牧の定義
(2)山口型放牧の分類
(3)山口型放牧の経緯
2.放牧をはじめる前に
(1)放牧に必要な施設器具(写真)
(2)放牧開始までの手順(写真)
3.山口型放牧の実施状況(写真)
4.山口型放牧に関するQ&A
(1)どうして牛は雑草だけで大丈夫なのでしょうか?
(2)毎日の管理はどんなことをすればいいのでしょうか?
(3)放牧に関することはどこにに相談すればよいのですか?
(4)放牧に必要な施設の経費はどのくらいでしょうか?
(5)牛を飼った経験がありませんが放牧を実施できますか?
(6)放牧を実施する前にチェックすることはありますか?
(7)周辺環境に対する影響はあるのでしょうか?
(8)牛の事故や脱柵による被害等の負担は誰が負担するのですか?
(9)牛の輸送は誰がおこなうのでしょうか?
(10)牛の放牧への馴致はどのように行えばよいのでしょうか?
(11)牛の健康状態を見るポイントはどこでしょうか?
(12)牛にとって有害な草がありますか?
(13)牛1頭当たりに必要な放牧面積はどれくらいでしょうか?
(14)移動放牧のメリットは?
(15)山口型放牧研究会はどのような活動をするのですか?
(16)放牧に関連の補助金・奨励金はありますか?
付表
山口型放牧実施のチェック表(農家用)
-1-
はじめに
肉用牛の放牧により遊休農林地の解消を図ると共に農村の景観保全などを進めるこ
とを目的に農家、行政関係者で「山口型放牧研究会」を平成15年12月19日に設立しま
した。
このマニュアルは、山口型放牧を県下全域に普及拡大するために、農家の皆さんが
放牧を実践される際の参考資料として作成しましたので活用してください。
1.山口型放牧とは
(1)山口型放牧の定義
中山間地域などの生産条件が不利な地域において、棚田や急傾斜地などの条件を
活かした低コストで省力的な飼養管理ができる放牧 。(草地造成を伴わないもの)
(2)山口型放牧の分類
山 口 型 放 牧
24市町村 132カ所 105ha
水田放牧
移動放牧
34カ所 49ha
6市町
98カ所 56ha
24市町村
・牛舎隣接
・牧柵固定
・牧柵移動可能
(3)山口型放牧の経緯
平成元年
水田放牧技術定着化促進モデル事業(単県)
元年~3年
平成4年
水田放牧普及促進事業(単県)
4年~6年
平成7年
中山間地域資源活用型畜産推進事業(単県)
7年~8年
平成9年
平成10年
中山間地域魅力発揮支援事業(単県:農政課)
小規模畜産生産基盤整備事業(国庫)
9年~10年
10年~15年
平成13年
平成14年
移動放牧実証展示・研修会(柳井市、福栄村)
移動放牧システム化推進事業(単県)
14年~16年
移動放牧実証展示・研修会(豊北町、柳井市、豊田町)
〃
(阿武町、山口市、阿知須町)
山口型放牧研究会設立(H15.12.19設立)
平成15年
-1-
2.移動放牧をはじめる前に
(1)移動放牧に必要な施設器具
写真1 各種電牧柱と電牧線
写真2 ソーラー電牧器
写真3 注意看板の設置
写真4 放牧経験のある繁殖雌牛
写真5 退牧時にあると便利な捕獲施設
写真6 日陰が無い場合の避陰施設
飲水施設
写真7 飲水施設①(水路からの引き込み) 写真8 飲水施設②(水源が無い場合)
写真9 飲水施設③(素堀の事例) 写真10 飲水施設④(湧き水利用)
(2)放牧開始までの手順
写真11 漏電防止のための草刈り作業
写真12 電牧柱は軽量で持ち運び易く
設置作業も片足で踏み込むだけ
写真13 電牧線はリールに巻いてあり
1巻で400m
写真14 電牧線は60cmと90cm
の2段張りを推奨
写真15 ソーラーパネルの設置作業
写真16 家畜運搬車で放牧牛を搬入
写真17 殺ダニ剤の塗布
写真18 放牧開始直前の電牧馴致
3.山口型放牧の実施状況
(1)様々な草種での放牧事例
写真19 多様な草種の土地
写真20 セイタカアワダチソウ主体
の土地
写真21 放牧前 ススキ主体の耕作放棄地 写真22 放牧後
写真23 クズ主体の傾斜地 写真24 放牧後
(2)様々な地目での放牧事例
写真25 放牧前 みかん園での放牧 写真27 放牧前 水田での放牧 写真29 作付けしていないビニール
ハウスでも放牧が可能
写真26 放牧後
写真28 放牧後
写真30 転作田を利用した県道脇で
の放牧
有毒植物および牛が食べない植物
写真31 猛毒を有する植物①
(シキミ)
動物衛生研究所提供
写真32 猛毒を有する植物②
(キョウチクトウ) 写真33 牛が食べ残す植物①
(オナモミ) 写真34 牛が食べ残す植物②
(ヤマゴボウ)
写真35 牛が食べ残す植物③
(ノイバラ)
写真36 牛が食べ残す植物④
(イチビ) 移動放牧現地研修会
写真37 角島での現地研修会
写真38 山口市での現地研修会
放牧未経験牛の放牧馴致
写真39 放牧経験牛との群行動
への馴致(約1週間)
写真41 耕作放棄地で放牧開始
写真40 放牧地への馴致(約1ヵ月)
写真42 無事に耕作放棄地へデビュー
放牧による増頭事例
写真43,44 耕種農家が畜産試験場の放牧牛をレンタルして移動放牧を実施後妊娠
牛2頭を導入。産まれた子牛を市場へ出荷し、さらに妊娠牛2頭を導入した。
写真45,46 畜産試験場の放牧牛をレンタルして元畜産農家が栗園放牧を実施。労力
がかからないことから自己所有牛3頭を導入し、地区の共進会にも出場した。
写真47,48 県内初の移動放牧を実施した畜産農家は、放牧により労力が軽減された
と同時に畜産に対する地域の理解がより深くなったことを感じ、規模拡大を行った。
移動放牧の波及効果
写真49 地域の子供が放牧を見学
写真50 農業高校でも移動放牧を実施
写真51 秋吉台では牛の舌刈りを利用
して山焼きのための防火帯作りを実施
写真52 山焼当日、牛の作った道
(牛道)に沿って歩く地域の人々
写真53 グリーンライン女性の集いで
の移動放牧研修の様子
写真54 女性でも電牧の設置は簡単
地域での取り組み
写真55 集落協定単位で移動放牧を
実施(柳井市)
写真57 耕種農家が地元の牛を用
いて移動放牧を実施
写真56 農林事務所職員から電牧
器の説明をうける協定参加者
写真58 電牧器の組み立て作業を
熱心に見守る地域住民
山口型放牧の起源
写真59 油谷町宇津賀地区の棚田
写真60 水田放牧にいち早く取り
組んだ谷川放牧場
写真61 長門市福浪放牧場の水田放牧 写真62 日置町奥畑放牧場の水田放牧
写真63 放牧前 油谷町水岬放牧場
写真65 県外からも注目を集め視察者
が多く訪れる 写真64 放牧後
写真66 山口型放牧研究会設立
(平成15年12月19日)
4.牛の放牧に関するQ&A
(1)どうして牛は雑草だけで大丈夫なのでしょうか?
牛の胃袋の中には草を栄養素に変える微生物がたくさん住んでいるからです。
牛の胃袋は4つもあり、ルーメンとよばれるもっとも大きな第1胃にはたくさ
んの微生物が共生しています。この微生物の働きにより人が利用することので
きない草のような粗飼料を醗酵し、栄養素として利用できる形に変えます。つ
まり、ルーメンの中に住む微生物が雑草をお肉や牛乳に変えているのです。
(2)毎日の管理はどんなことをすればいいのでしょうか?
① 牛が食べる草はありますか。
② 飲み水は不足していませんか。(1日の牛の飲水量は図1のとおり)
③ 電気は流れていますか。
④ 漏電していませんか。(電牧線が草に触れていないかなど)
⑤ 牛の様子がおかしくないですか。(草を食べて反芻するかどうかなど)
牛の管理で最も大切なことは、毎日の観察です。毎日観察している人が「いつ
もと様子が違う」と感じた時は牛に異常がある時です。
㍑/日
℃
飲水量
平均気温
50
40
30
20
10
0
8
9
10
図1
11
12
2
3
4
放牧牛の飲水量季節推移
5
6
7
月
(3)放牧に関することはどこへ相談すればいいのですか?
まずは、地元の市町村や農協に相談してください。
なお、関係機関の放牧に対する支援体制は図2のとおりで、技術的な問題に
ついては農林事務所畜産部や畜産試験場が支援しますので、初めての人も安心
して実施してください。
【市町村、農協、農林事務所畜産部】(放牧を始める前の調整)
・ 放牧を実施したい場合
・ 土地の貸借などの問題
・ 放牧施設や放牧牛の貸し出し制度
・ 環境問題などの地元調整
【畜産試験場】(放牧実施後の技術的な課題)
・ 放牧に関する技術的な問題
・ 放牧牛の管理に関すること
畜 産 試 験 場
1
2
連携・指導
牧牛・簡易放牧施設のレンタル
放牧の研究と技術の指導
放牧要請
農林事務所・市町村・JA
地域の調整
放牧要請
地元住民(個人・集落)
現地実証・調査
農地管理・景観保持
耕 作 放 棄 地
図2
関係機関の放牧支援体制
(4)放牧に必要な施設の経費はどのくらいでしょうか?
電気や水の確保などの条件により異なりますが、1haに2頭放牧する場合
の経費を表1に示しておりますので、参考にしてください。
なお、放牧施設や放牧牛の貸出制度もありますので、市町村又は農林事務所
畜産部に相談してください。
表1放牧に必要な経費
放牧施設の直接経費について
放牧の前提条件
(電気牧柵施設)
品 名
電牧器
ソーラーパネル
バッテリー
電牧柱
電牧線
ゲートハンドル
アース棒
消費税
合計
放牧地面積1ha(100m×100m)
放牧頭数 黒毛和種繁殖雌牛(成牛) 2頭
規格
SB1500型
15Wソーラーパネル
12V
スプリングポールセット
ポリワイヤー6p、400m
(給水施設、約10日用)
品 名
規格
給水タンク500リットル
ダイライトタンク YX500
配管セット
塩ビパイプ等
コンテナ
200リットル
ポールタップ
13
足場パイプ
6m
クランプ
コンパネ
消費税
合計
(給水運搬用)
品 名
水中ポンプ
水中ポンプホース
給水タンク500リットル
消費税
合計
移動式スタンチョン
品 名
足場鋼管
クランプ
板
スタンチョン
消費税
合計
数量
単価 円
37,000
76,000
5,000
470
7,000
600
1,600
5%
金額
37,000
76,000
5,000
47,000
14,000
1,200
1,600
9,090
190,890
備考
単価 円
27,800
7,600
18,900
1,450
1,850
260
1,100
5%
金額
55,600
7,600
18,900
1,450
7,400
6,240
2,200
4,970
104,360
備考
2
1
1
1
4
24
2
単価 円
34,500
5,750
27,800
5%
金額
34,500
5,750
55,600
4,793
100,643
備考
1
1
2
単価 円
1,510
290
2,500
61,000
5%
金額
10,570
9,860
5,000
61,000
4,322
90,752
備考
7
34
2
1
1
1
1
100
2
2
1
数量
規格
エンジンポンプ EA345KA
10m
ダイライトタンク YX500
数量
規格
5m
固定、自在
180cm*90cm
5頭未経産用
数量
(5)牛を飼った経験がありませんが放牧を実施できますか?
放牧牛管理の技術的なことは農林事務所畜産部が指導しますので、“だれで
も”できます。また、各地域ごとに畜産農家のレンタル牛や施設のレンタル制
度もありますので、市町村又は農林事務所畜産部に相談してください。
牛が全くいない地域に対しては畜産試験場の牛のレンタル制度がありますの
で、“どこでも”できます。
(6)放牧を実施する前にチェックすることはありますか?
事前に放牧が実施可能かの判断は、表2のチェック項目を記入の上、市町村
又は農林事務所畜産部に相談してください。
(7)周辺環境に対する影響はあるのでしょうか?
耕作放棄地での移動放牧は、その土地にある草だけを牛が食べて排泄するた
め、自然の仕組みにあった理想的なものと考えられます。
なお、山口県では2頭をセットで30~50aの耕作放棄地を移動する方式
を推奨しており、この方式では過去3年間問題は発生しておりません。
面積あたりの適正な頭数や期間を守ることで、環境へ負荷をかけずに放牧を
行うことができます。
(8)牛の事故や脱柵による被害等は誰が負担するのでしょうか?
農家の牛は、ほとんどが家畜共済制度に加入していますので、牛の事故等は
この制度で対応できます。
また、放牧牛が柵を越えて、近隣施設や人、農作物に被害を加えた場合の対
応は、民間の損害保険会社の「施設賠償責任保険」により対応できます。
詳細については、農林事務所畜産部に相談してください。
(9)牛の輸送は誰が行うのでしょうか?
牛の輸送は、通常は牛の持ち主が家畜運搬用のトラックで運搬しますが、輸
送費等が必要ですので、地元農協、市町村に相談してください。
なお、畜産試験場の貸付牛は畜産試験場が運搬します。
(10)牛の放牧への馴致はどのように行えばよいのでしょうか?
舎飼いの牛を放牧する際は、環境の変化とともに餌の変化を伴うので少しず
つ放牧に慣らしていく必要があります。
また、個人で放牧馴致が困難な場合は、畜産試験場で舎飼い牛を預かり、試
験的に放牧馴致(約1カ月程度)を行って農家に返すことも実施しています。
(11)牛の健康状態を見るポイントはどこでしょうか?
牛は採食・反芻・飲水を行いながら1日を過ごします。この3つの基本行為
のどれか1つでも行わないような時は、体調が優れない時と考えられます。
毎日の観察からその牛の普通の状態をいち早くつかむことで、いつもと違う
牛の変化にいち早く気づいてあげることができます。いつも反芻を行う時間に
反芻もせずうなだれている時は要注意です。
【健康状態を見るポイント】
・ 草を食べていること
・ 糞が正常か
・ 反芻しているか
・ 立ち上がった際に背伸びしたか
(12)牛にとって有害な草がありますか?
牛は草が自然に生えている状態では、有害な草を死亡するほど食べることは
ありません。しかし、少量でも食べると死亡する危険な植物もありますので、
放牧予定地が決まったら農林事務所畜産部に相談してください。
【危険な植物】→放牧場から除外してください。
・シキミ(写真 31)、キョウチクトウ(写真 32)など
【有害な植物】→牛は通常は食べません。
・ オナモミ(写真 33)、ヤマゴボウ(写真 34)、野イバラ(写真 35)
イチビ(写真 36)など
(13)放牧牛1頭当たりに必要な放牧面積は?
野草の種類によっても異なりますが、2頭1カ月 30a程度の面積が必要です。
なお、厳密に知りたい方は農林事務所畜産部に相談してください。
(14)移動放牧のメリットは?
【畜産農家】
・飼料費の節減や日常管理の省力化
・野草資源の活用により飼料自給率の向上
・集落の人に畜産を理解してもらうきっかけになる
【耕種農家】
・耕作放棄地の解消と景観保全
【地域】
・集落全体の景観保全
・牛のいる農村風景、家畜とのふれあい
(15)放牧終了の目安は何で判断しますか。
放牧牛の行動などを観察し、次の状況にある場合は、放牧地の草が少なくな
っていますので、すみやかに(2 日以内)に放牧を終了してください。
① 牛の飢凹部が常時へこんでいる。(写真 67)
② 牛の糞が小さくなり、ポロポロの状態になる。(写真 68)
③ 人が見えると牛が放牧地のどこにいても近寄ってくる。
④ 入り口付近に牛がじっとしている。
⑤ 人を見ると牛が鳴く。
写真 67
牛の飢凹部
写真 68
草が少くなった時の糞
(16)山口型放牧研究会はどのような活動をするのですか?
平成 15 年 12 月 19 日に設立された研究会で、肉用牛の放牧により遊休農林地
の解消や農村景観の保全などを進めることを目的にした放牧意欲的な農家や畜
産関係者で構成しています。
会費は徴収せずに各種の助成事業などを利用して次の活動を行ないます。
① 現地での放牧技術研修会の開催
② 山口型放牧シンポジウムの開催
③ 放牧に関する情報ネットワークづくり(ホームページの開設)
④ 山口型放牧マニュアルの作成
なお、研究会の事務局は(社)山口県畜産振興協会にありますので、ホームペ
ージの管理や会員相互の情報交換等を支援します。また、入会希望の方は最寄
りの農林事務所畜産部を通じて申し込んでください。
(16)放牧に関連する補助金・奨励金はありますか?
各種補助金や奨励金がありますので、市町村又は農林事務所畜産部に相談し
てください。
表2
山口型放牧実施のチェック表(農家用)
山口型放牧研究会
実施場所、氏名:
項
目
チ ェ ッ ク 項 目
1.水の確保
水路
水道
2.地目、面積
水田
畑
3.土地の所有
自己所有
4.電牧施設
所有
5.放牧牛の所有
自己牛
6.草の状況
クズ
考
持込み
果樹園
借地
購入
レンタル
レンタル
ススキ
セイタカアワダチソウ
その他(
7.放牧開始希望日
備
)
月( 上 中 下 )旬
8.牧柵道の草刈り
自家施行(可能
9.電牧施設の設置
自家施工 (可能
不可)
10.地域との調整
調整済
未調整
11.牛の飼養経験
有
1.チェック欄は、該当に
調整中
不可)
無
を付けてください。
2.備考欄に気づきを記入してください。
3.このチェック表を作成の上で、市町村又は農林事務所畜産部に相談してください。
-1-
関係機関・団体の連絡先
【地域】
岩国農林事務所畜産部(0827-29-1564)
岩国市三笠町1-1-1
田布施農林事務所畜産部(0820-22-2416)
柳井市南町 1-10-3
周南農林事務所畜産部(0834-22-0660)
周南市毛利町 2-38
山口農林事務所畜産部(083-989-2517)
山口市嘉川 671-5
美祢農林事務所畜産部(0837-52-1070)
美祢市大嶺町東分 3449-5
豊田農林事務所畜産部(0837-66-1080)
豊浦郡豊田町殿敷 1892
日置農林事務所畜産部(0837-37-2155)
大津郡日置町日置上 1372-1
萩
萩市椿 3621-1
農林事務所畜産部(0838-22-5677)
【県域】
(社)山口県畜産振興協会(083-973-2725)
吉敷郡小郡町下郷 2139
山口県農林部畜産課(083-933-3434)
山口市滝町1-1
山口県畜産試験場(0837-52-0258)
美祢市伊佐町河原 1200
-1-