「高齢化率ナンバーワン」なんて吹き飛ばそう ∼東青地区ボランティア交流会∼ 平成 24 年 11 月 9 日今別町開発センターで、今別町ボランティア連絡協議会が主管となり、ネットワーク事業「東 青地区ボランティア交流会」が開催されました。今別町・青森市浪岡地区を中心にボランティアや高校生約 80 人が集 まりました。 今別町社会福祉協議会太田会長と今別町ボランティア連絡協議会境谷会長が「今別町は高齢化率が県内でナンバー ワンだが、ずっと元気にボランティアを続けられるよう、健康に気を付けて頑張りましょう」と挨拶し、交流会がス タートしました。 ●介護用品無料配布サービスと地域の居場所づくり 午前の部の活動発表では、青森市浪岡ボランティア連絡協議会副会長の長谷 川章子さんが、介護用品配布事業や、地域の居場所づくりについて話しました。 介護用品配布事業とは、浪岡地区在宅の要介護度 3 以上の世帯に介護用品引 換券を配布するもので、今年は 3 千円分を 106 世帯に配布することができまし た。 この事業の財源は年 1 回の福祉チャリ 長谷川さんによる浪岡ボラ連の活動発表 ティ芸能発表会の参加券です。出演者や観 覧者などの参加券購入を寄付に代える仕組みで、当日出席出来なくても購入する 人がいます。皆、手弁当のボランティアスタッフで行っており、多くの善意に支 えられています。 また、今年度は地域の居場所づくりに力を入れ、講師を招いたり新潟での実践 例をビデオで学ぶなどの学習会を行っており、 「これから“高齢者が歩いて行ける、 気軽に交流が出来る場所”を広げていきたい」と話しました。 今別町植樹祭の様子 ●ボランティア活動を通じて地域のつながりが出来る 続いて、ボランティア協力校の発表です。 今別小学校では、体験学習を目的として校内の美化活動・植樹祭への参加・デ イサービス利用者の学校行事招待など、年間を通じて様々な地域活動を行ってい ます。このような活動により子供たちの豊かな心を育むためには、 「おやじの会」 や PTA、その他ボランティアの方など、地域の協力が欠かせないものとなってい ます。 今別中学校は、あいさつ運動や町内清掃ボランティア、ふれあい福祉スポーツ 大会などを行っています。また、文部科学省から伝統文化事業で「平成 24・25 年 今中生による「荒馬」発表の様子 度教育課程研究指定校」に指定されていて、伝統芸能“荒馬”の演技練習や発表 を通じて、地域の人たちとの交流を深めました。 青森県立北高等学校今別校舎ボランティア部は、ひとり暮らし高齢者との昼食 会や保育園運動会の手伝い、今別小学校放課後こども教室、エコキャップ集めな どのボランティア活動について発表しました。 「体が疲れても、お年寄りや子供の 喜ぶ顔を見ると嬉しく充実感がある」 、「何かあった時に今別校舎の生徒に頼もう と言われるよう頑張りたい」と力強く話していました。 ●午後は高校生と大人で一緒にスポーツ! 高校生とひとり暮らし高齢者の昼食会 午後の部は参加者全員でテーブルと椅子を片付け、ペタンクとフライングデ ィスクで体を動かしました。高校生と大人が一緒にゲームを行い、ホール内に 声援や笑い声が響く、とても楽しい時間になりました。 参加者からは「とても楽しい時間をありがとう。また来年もここでやってほ しい」 、 「今まで知らなかった活動を知り、午後は楽しくスポーツが出来てとて も良かった!」という声が聞かれました。 とても盛り上がったフライングディスク
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