案内チラシ(pdf

土曜サロン ~エコール・ド・パリ物語 3~
モンマルトルのダンディズム
自由人 パスキン
Jules Pascin à Paris
ジュル・パスキン (1885~1930) 「花束を持つ少女」1925-26年
1885年、ブルガリア生まれのパスキンは、19歳の
時にドイツで挿絵画家としてプロデビュー、翌1905
年からはパリを拠点に活動した。第一次大戦中は
アメリカに戦火を逃れるが、戦後は活気あふれる
パリに舞い戻る。
それからの10年間、黒いスーツと白いマフラー
に身を固めたパスキンは、文字通り花形スターで
あった。アンニュイな女性像や愛らしい少女たち、
宗教に題材を得た風俗画、素朴な風景画。その
絶頂期、45年間の人生に自ら幕を下ろした。
「キューバの人達」1917年
「三人の裸婦」1930年
「放蕩息子」1927年
11月28日(土) 14:00~15:00
当館 映像ルーム(参加自由)
お話し: 柴 勤
小川原脩記念美術館