平成28年3月期

株式会社
新日本科学
平成28年3月期 第2四半期実績
■ 第2四半期決算について
■ CR事業について
代表取締役副社長
関 利彦
代表取締役会長兼社長
永田 良一
(1)国内前臨床事業
(2)米国前臨床事業
( )
(3)SMO事業
事業
(4)米国臨床事業
■ 地熱発電事業について
地熱発電事業に いて
■ TR事業について
代表取締役会長兼社長
常務取締役 TR事業カンパニー プレジデント
■ 関連会社について
永田 良一
良
金指 秀一
専務取締役 海外事業統括部長 高梨 健
(1)株式会社新日本科学PPD
(2)WaVe Life Sciences Ltd.
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1
■第2四半期決算について
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2
平成28年(2016年)3月期 上半期実績
■連結P/L
(単位:百万円)
平成 28年 (2016年 )3月期
上半期
平成 27年 (2015年 )
3月期 上半期
実績
計画
実績
計画比
平成 28年 (2016年 )
3月期
前期比
通期予想
売上高
8,054
6,868
6,563
ᇞ304
ᇞ1,490
14,850
営業利益
ᇞ 869
ᇞ 1,805
ᇞ 2,387
ᇞ582
ᇞ1,517
ᇞ 3,900
経常利益
ᇞ 522
ᇞ 2,146
2 146
2 642
ᇞ 2,642
496
ᇞ496
2 119
ᇞ2,119
ᇞ 4,650
4 650
当期利益
ᇞ 759
952
1,027
,
+75
+1,786
2,400
,
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3
平成28年(2016年)3月期 上半期実績 事業別
■連結P/L
(単位:百万円)
平成28年(2016年)3月期
上半期
平成27年(2015年)
3月期 上半期
実績
実績
計画
11,818
ᇞ187
ᇞ1,344
2,284
ᇞ89
ᇞ31
0
ᇞ4
+219
820
ᇞ1
ᇞ15
68
ᇞ8
+0
ᇞ 142
6,563
ᇞ304
ᇞ1,490
14,850
ᇞ734
ᇞ1,446
ᇞ 3,392
ᇞ191
ᇞ130
ᇞ 125
ᇞ11
ᇞ79
ᇞ 489
+21
21
+138
138
92
+5
ᇞ1
ᇞ 31
ᇞ 304
ᇞ 1,981
ᇞ 201
ᇞ 256
42
ᇞ 14
25
+329
+1
45
1 805
ᇞ 1,805
2 387
ᇞ 2,387
582
ᇞ582
1 517
ᇞ1,517
3 900
ᇞ 3,900
5,128
臨床事業
2,424
1,267
32
90
176
400
47
33
ᇞ 59
ᇞ 51
5,113
1,079
0
395
32
ᇞ 59
8,054
6,868
ᇞ 534
ᇞ 1,246
ᇞ 70
ᇞ9
ᇞ 177
ᇞ 245
メデ ポリス事業
メディポリス事業
ᇞ 96
21
その他事業
ᇞ 13
ᇞ 20
23
ᇞ 869
その他事業
他事業
消去又は全社
売上高
前臨床事業
臨床事業
トランスレーショナルリサーチ事業
消去又は全社
営業利益
通期予想
ᇞ318
5,432
メディポリス事業
前期比
ᇞ14
前臨床事業
トランスレーショナルリサーチ事業
計画比
平成28年(2016年)
3月期
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4
平成28年(2016年)3月期 上半期実績 対前年度比較
■連結P/L
要因分析
(単位:百万円)
前臨床事業
前期
実績
売
上
当期
実績
増減率
増減
Ⅰ
8,054
6,563
△ 18.5%
△1,490
売 上 原 価
5,567
5,619
+0.9%
+51
売 上総 利益
2,486
944
△ 62.0%
△1,542
販 売管 理費
3,356
3,331
△ 0.7%
△24
営 業 利 益
△ 869
△ 2,387
-
△1,517
経 常 利 益
△ 522
△ 2,642
-
△2,119
税 引前 利益
△ 534
2 302
2,302
-
+2 836
+2,836
当 期純 利益
△ 759
1,027
-
+1,786
売上総利益率
30.9%
14.4%
-
△ 16.5%
販売管理比率
41.7%
50.8%
-
+9.1%
営 業利 益率
△ 10.8%
△ 36.4%
-
△ 25.6%
経 常利 益率
△ 6.5%
△ 40.3%
-
△ 33.8%
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対前年度比較
高
国内前臨床:
・進行中の大型試験の大半が翌期に売上予定。
売上高
△782百万円
営業利益
△759百万円
米国前臨床:
・ 既受注試験が順調に売上計上される一方、
大型受託試験の開始の遅れにより想定より
稼働悪化。
売上高
+436百万円
営業利益
△596百万円
その他:
・アジア繁殖事業の出荷調整
営業利益
△90百万円
臨床事業
Ⅱ
国内臨床:
・合弁会社の設立によりCRO事業を会社分割。
売上高
△1,048百万円
営業利益
+91百万円
米国臨床:
・大型試験の減少により減収。
売上高
△296百万円
営業利益
△222百万円
TR事業・メディポリス事業・その他事業
Ⅲ
・2015年2月より発電事業の営業売電を開始。
売上高
+172百万円
営業利益
+59百万円
5
受注残高推移 前臨床事業
前臨床事業:日本
前臨床事業:USA
(百万円)
14,860
平成25年(2013年)
3月末
6,451
1,345
14,882
平成25年(2013年)
9月末
6,877
1,501
13,069
平成26年(2014年)
3月末
6,534
2,208
13,957
平成26年(2014年)
9月末
6,648
3,070
14,244
平成27年(2015年)
3月末
6,128
6,051
14 789
14,789
平成27年(2015年)
9月末
6,974
0
6,961
5,000
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10,000
15,000
6
平成28年(2016年)3月期 通期業績予想 期初計画対比
平成28年(2016年)3月期
■連結P/L
(単位:百万円)
期初計画
売
上
通期予想
増減率
増減
高
15,734
14,850
△ 5.6%
△884
売 上 原 価
11,226
12,270
+9.3%
9.3%
+1,044
1,044
売 上総 利益
4,507
2,579
△ 42.8%
△1,928
販 売管 理費
6,487
6,479
△ 0.1%
△8
営 業 利 益
△ 1,980
△ 3,900
-
△1,920
経 常 利 益
△ 2,665
△ 4,650
-
△1,985
税 引前 利益
2,188
4,100
+87.4%
+1,912
当 期純 利益
108
2,400
+2122.2%
+2,292
売上総利益率
28 7%
28.7%
17 4%
17.4%
-
△ 11.3%
11 3%
営業利益 △1,920百万円
920百万円
①国内前臨床 △359
359百万円
百万円
海外からの受注も増加し堅調に推移しているものの
採算性の高い大型試験の売上計上が来期にずれ
込んだ。
②米国前臨床 △1,240
240百万円
百万円
試験受託は着実に改善してきているものの、クライア
ント都合により、複数の大型試験の開始が遅れた
ことから、稼働率は想定していた操業に至らなかった。
③米国臨床 △180
180百万円
百万円
PPDとの業務提携により引合いは非常に強くなって
いるが、今期売上に貢献するには至っていない。
④トランスレ
トランスレーショナルリサーチ事業
ショナルリサ チ事業 △158
158百万円
百万円
開発経費の増大など。
当期純利益 +2,292百万円
292百万円
販売管理比率
41.2%
43.6%
-
+2.4%
営 業利 益率
△ 12.6%
△ 26.3%
-
△ 13.7%
経 常利 益率
△ 16.9%
△ 31.3%
-
△ 14.4%
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⑤特別利益+3,820
関連会社WaVe Life Sciences Ltd.の株式上場に
伴う持分変動利益を計上予定。
7
■CR事業について
(1)国内前臨床事業
(2)米国前臨床事業
(3)SMO事業
(4)米国臨床事業
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8
(1-1) 国内前臨床事業
1 海外市場の取込
1.
・ 安全性研究所(鹿児島)は、世界基準の動物福祉(2014年AAALAC継続認証)に
対応しており、国際ビジネススキルの高いスタッフが多く、海外からの受託増にいたった。
2. 薬効薬理センターの強化
・ 薬効評価モデルとして、加齢黄斑変性モデルと緑内障モデルの新規眼科疾患
モデルを確立し、受託を開始している。
・ MRI及びDXAなどイメージング機器の活用により、霊長類において新規の測定
技術を確立し、複数の大型案件の受託に結びついた。
3. 化学分析能力の強化
・ 抗体医薬品分析に対応すべく、分析機器(キャピラリー電気泳動システム)を導入した。
・ 高純度医薬品分析に対応すべく、分析装置(GC-2010 Plus)を導入した。
・ 高感度のバイオマーカー測定や微量測定に対応すべく、高感度分析装置
高感度のバイオマ カ 測定や微量測定に対応すべく 高感度分析装置
(Triple Quad 6500及びErenna)と自動免疫測定装置(Gyrolab)を導入した。
・ つくば分析ラボラトリを新設し、バイオマーカーの定性分析,微量分析装置
装
(Nano-LC/Triple TOF 5600+、Triple Quad 5500 3台)を導入した。
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9
(1-2) 国内前臨床事業
■各種規制等と被験物質数の推移
抗体の開発は堅調、ペプチドの開発は減速。
今後は細胞及び核酸が注目されると予想。
がん治療用ペプチドワクチン
ガイダンス 2012年
再生医療等製品の安全性に関する非臨床試験の
実施に関する省令 2014年
治療用ペプチドワクチンのための非臨床安全性試験
に関するコンシダレーションペーパー 2014年
核酸医薬品の品質管理ならびに
非臨床安全性評価に係る
ホワイトペーパー 2015年(予定)
細胞
核酸
ワクチン
ペプチド
感染症予防ワクチンの
非臨床試験ガイドライン
2010年
バイオ後続品の品質・安全性
・有効性確保のための指針
2009年
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蛋白
抗体
10
(1-3 ) 国内前臨床事業 (再生医療研究/業務提携)
1.京都大学iPS細胞研究所との共同研究
・iPS細胞を用いたパーキンソン病治療の安全性に関する共同研究を実施中。
・iPS細胞を用いたパーキンソン病治療の安全性に関する共同研究を実施中
2. 株式会社ヘリオスとの業務提携
・iPS細胞由来網膜色素上皮細胞の加齢黄斑変性症治療の安全性研究を実施中。
3. 株式会社iPSポ
株式会社iPSポータルへの投資
タルへの投資
・iPSポータルの保有するヒトiPS細胞の分化培養技術を創薬・再生医療に有用な
in vivo評価系開発に活用。
4. JCRファーマ株式会社との業務提携
・JCR ファーマ株式会社が開発した血液脳関門通過に関する基盤技術(J-Brain Cargo)
の技術導出に関する受託業務を、当社が優先的に実施する業務提携を行った。
今後この技術に関する受託試験が増加する見込み。
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11
(2-1) 米国前臨床事業(SNBL USA, Ltd. Everett, WA)
1.組織・スタッフの強化
a. 組織(幹部)の強化
・日本から2名の経営幹部が移籍し、プレジデント、CFOに着任し、マネジメントチームの強化を
行った。
b. 組織(現場)の強化
・日本からスキルの高い技術系スタッフを増員し、現場の技術レベルやモチベーションを高めた。
日本からスキルの高い技術系スタッフを増員し、現場の技術レベルやモチベ ションを高めた。
・文書管理の電子的管理システムを導入し、業務を効率化した。
c. スタッフの強化
・ 現場の技術系職員の増員とともにトレーニングを強化し、顧客の要望する試験開始時期に
迅速に対応する体制を構築した。
・日米間のexchangeプログラムを継続し、グローバル人材の育成、マネジメント研修、メンター
シッププログラム、管理職のダイバーシティ化を推進した。
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12
(2-2) 米国前臨床事業(SNBL USA, Ltd. Everett, WA)
2.業務体制の強化
a.営業の強化
・契約が増加している東海岸及び西海岸の営業部員を増員し、エリア毎に営業を担当するとと
契約が増加している東海岸及び西海岸の営業部員を増員し エリア毎に営業を担当するとと
もにリアルタイム・プロセス・マネジメントを強化し、更なる新規顧客の開拓を積極的に行う。
bb. 顧客満足度の向上
・AAALACの継続認証を獲得し、高品質な動物実験の維持に努めた。
・Quality Reports on Timeを周知徹底し、期限内に高品質のレポートを提出した。
c.新規試験の受注増
・ Acute Radiation Syndrome (ARS)関連:全身照射試験に加えて、皮膚モデル、部分照射
モデルを確立し 受託パイプラインが拡大した
モデルを確立し、受託パイプラインが拡大した。BARDAとの契約が成立し、米国政府系ファンド
との契約が成立し 米国政府系 ンド
からの仕事を受注する体制が整った。
・日米のCROで経験のある分析のエキスパートを採用し、分析部門の強化を行い、既存のビジ
ネスに生体試料中薬物濃度測定を加えたワンストップシ ップを顧客にアピ ルし 受注機会の
ネスに生体試料中薬物濃度測定を加えたワンストップショップを顧客にアピールし、受注機会の
拡大を目指す。日本で実施した日系製薬会社のプロジェクトの米国内での測定のサポートが
可能となり、日米に拠点を持つSNBL Groupの強みをアピールしていく。
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13
(3-1) SMO事業
SMO業界の動向
日本SMO協会 発表資料
総売上額
総従業員数
加盟会社数
(単位:百人)
(単位:社)
(単位:億円)
800
70 700
60 55
49
600
50 500
400
300
40
34 359
37 36 35 347
38
353
43 42
42 40
40
413
43
43 40 406
356
38
370
30
30 20 200
10 100
0
0
0 2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
出典:日本SMO協会
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14
(3-2) SMO事業
臨床薬理研究所(SMO)の取組
1.事業規模の拡大
・新規提携医療機関を増やし、人員の増員を進めている。
新規提携医療機関を増やし 人員の増員を進めている
2. 業務体制の強化
業務体制 強化
・顧客サービスの更なる向上のために、品質管理、症例進捗に対する取り組みを強化し、
業務品質のレベル向上を行な ている
業務品質のレベル向上を行なっている。
3 SNBLグループ各部門や提携先との連携強化
3.
SNBLグル プ各部門や提携先との連携強化
・新日本科学グループ、シーピーシー治験病院(提携フェーズⅠ施設)とのアライアンスを
強化し クライアントの立場で委託しやすい環境を整備している
強化し、クライアントの立場で委託しやすい環境を整備している。
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15
(4) 米国臨床事業(SNBL CPC Inc. Baltimore, MD)
1.契約獲得の向上
・米国唯一の日系フェーズⅠ施設として、グローバル試験に呼応した米国における日本人
ボ ランティア試験に注力
・大手CROや他のフェーズⅠ施設ではできない、患者を対象とした試験に本格進出するため
に、地元の大学病院や他の病院との連携強化
・米国におけるPPDとの共同営業活動の強化により、新規見積もり数の増大を図っている。
米国におけるPPDとの共同営業活動の強化により、新規見積もり数の増大を図っている。
2 高品質・効率的なサービス提供
2.高品質
効率的なサ ビス提供
・臨床試験ITシステムの導入、リアルタイムQCの徹底等により、高品質で効率的な試験
実施体制を確立
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16
■地熱発電事業について
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17
■ 地熱発電事業
■平成27年2月18日より営業売電開始。
■地熱発電のメリット
1.太陽光発電など他の再生可能エネルギーに比
べ設備利用率が高いベースロード電源である。
地熱流体の流れ
2. CO₂排出量がほぼゼロであり、環境適合性に
優れている。
定格出力
1 580k
1,580kw
発電方法
バイナリー発電方式
年間発電量
一般家庭
約900万Kwh
約2,500世帯分に相当
総工費
約13億円
年間売上
約3億5000万円
CO₂削減量
年間 約3,000t
森林吸収
地熱流体の流れ
作動媒体の流れ
生産井
還元井
バイナリー発電設備の仕組み
約14,000,000㎡
東京ドーム約300個に相当
東京ド
ム約300個に相当
メディポリス指宿地熱発電所
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18
■TR事業について
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19
外部資金を活用し、早期の商品化と事業機会の最大化を目指します
開発早期のライセンスアウト
契約一時金・マイルストン・ロイヤリティ
WaVe Life Sciences
従来の事業化スキーム
市場に出す=ブランドの確立
新たな事業化スキーム
(製薬企業のライセンスインはphaseⅡ以降)
開発プロダクトを絞り込み 付加価値を最大化する
開発プロダクトを絞り込み、付加価値を最大化する
●
製薬
企業A
フィージビリティ
試験
製薬
企業B
製薬
企業C
経鼻投与基盤技術
開発
会社Ⅱ
会社
フィージビリティ
試験
フィ
シ ヒ リティ
フィージビリティ
試験
開発
会社Ⅰ
For Small Molecules / Peptides
For Vaccines
●
開発
会社Ⅲ
●
製薬
企業X
製薬
企業Y
製薬
企業Z
開発資金
開発支援投資会社
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20
経鼻偏頭痛薬を早期に事業化するための協議・交渉が進んでいます
偏頭痛領域
米国での市場規模が大きく、患者ニーズに合致した経鼻
偏頭痛薬は、早期の商品化が期待でき、経鼻基盤技術
のブランド化確立にも大きく寄与すると期待しています。
For Small Molecules and Peptides
• 経鼻投与のメリットである即効性が、偏頭痛患者のニーズに合致している。
• 米国だけで63百万人の患者が存在し、米国の偏頭痛市場は4,000億円を超え
ている。
• 簡易開発プログラム505(b)(2)を活
用した開発が可能である
用した開発が可能である。
• ゾルミトリプタン経鼻剤の臨床試
(知財)
• ジヒドロエルゴタミンにも応用可能
験で、即効性を実証済み。
で、複数の薬物ラインアップをそろえ
ることが可能である。
血中濃度
度(ng/mL)
経鼻投与
基盤技術
ゾルミトリプタン経鼻剤の臨床試験結果
(健常人)
8
4
2
0
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SNBL経鼻剤, 3 mg
6
市販点鼻液, 5 mg
N=16
0
60
120
時間(min)
180
240
21
企業様ご提供の抗原を用いて経鼻ワクチンの研究を進展させています
インフルエンザ経鼻ワクチン
次世代経鼻ワクチンに対する期待が高まる中で、早期の臨床
試験開始を目指し、ワクチン関連製薬企業と協働しています。
For Vaccines
• 製剤最適化研究が大きく
進展した
進展した。
経鼻投与
基盤技術
(知財)
• 粘膜抗体の産生及び感染
防御効果を非臨床試験で
確認した。
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IgA 抗体価
価
鼻粘液中のIgA抗体
SNBL経鼻剤
皮下注射
22
フィージビリティ試験を起点にした経鼻応用案件も協議を継続中です
初回通過代謝の回避
新しい薬効の追及
対象薬剤の絞り込み
向精神 中枢神経標的薬の経鼻応用
向精神・中枢神経標的薬の経鼻応用
For Small Molecules and Peptides
経鼻投与
基盤技術
ペプチド・ホルモンの経鼻応用
など
従来の事業化スキ ムから展開した案件について、複数の
従来の事業化スキームから展開した案件について、複数の
製薬企業と事業化の交渉を進めています。
(知財)
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23
HPV抗原ロングペプチド利用経鼻ワクチンの非臨床評価を行いました
子宮頸がん経鼻ワクチン
For Vaccines
鼻
経鼻投与
基盤技術
(知財)
子宮頸がん治療ワクチン(ISA101)を応用した経鼻剤につき、
子宮頸部のがん発症予防効果を検証する初回非臨床試験
で、全身性免疫の誘導を確認しました。日本での臨床試験
実施に向け、情報を収集しています。
• ISA101は、 ISA Pharmaceuticals B.V.
(ISA社)の独自研究に基づき創製されたペプ
チド剤。HPV感染に起因するステージの進んだ
宮 が
部が を治療す 注射剤
子宮頸がんや頭頸部がんを治療する注射剤と
して開発中。ISA社は、すでに複数の臨床試
験を欧米で実施しており、単剤での有効性を
確認している。
子宮粘膜でウイルスを中和し
さらに感染した異型上皮細胞を排除する
子宮
経鼻投与
がん免疫療法
集約的治療
CTL
液性免疫
子宮頸がんは、主にヒトパピローマウイルス(以下「HPV」)の感染より生じる
Copyright © SHIN NIPPON BIOMEDICAL LABORATORIES, LTD. All rights reserved.
24
■関連会社について
関連会社
(1)株式会社新日本科学PPD
(2)W V Life Sciences Ltd.
(2)WaVe
Ltd
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(1-1) 新日本科学PPD(国内臨床事業)
合弁事業開始:2015年4月
資本金 :24億8626万円
出資比率
PPD / SNBL
51% / 49%
●
●
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世界46カ国で臨床受託事業を展
開するPPD(グローバルCRO) と当社
臨床事業部門の合弁事業
−
国内3拠点、400名規模の人員体制
内 拠点
名規模
員体制
−
臨床モニター(CRA)は200名以上
フルラインのサービス提供
−
臨床試験支援(第Ⅰ相~第Ⅳ相)、
モニタリング、プロジェクトマネージメント、
タリ グ プ ジ クト ネ ジメ ト
生物統計、データマネージメント、薬事、
メディカルライティング、GCP監査、試験
実施施設監査など
−
過去5年間で150試験以上の臨床試
験受託実績
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(1-2) 新日本科学PPD(国内臨床事業)
One Team: 新日本科学PPDの強み
グローバル
ネットワークの構築
ネットワ
クの構築
国内臨床試験
環境に対する深
い造詣
グローバルな
グロ バルな
ソリューション提供
企業風土・
企業風土
企業文化
最高水準の
技術と品質
充実した教育・
研修システム
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Copyright
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(2-1) WaVe Life Sciences Ltd.当社のトランスレーショナル事業として2008年の
創業時より日米の大学教授との間で推進して
きたバイオベンチャー事業
きたバイオベンチャ
事業
経緯
資金調達(第三者割当増資/IPO)
2014. 02.03
かごしま新産業創生投資事業有限責任組合(KSS)
2015.01.16
米国ナスダック市場
SNBL, KSS, RA Capital,
p
Foresite Capital,
p
Felity等
100%
WaVe Life
Sciences USA,Inc.
(USA)
2009年 9月 8日設立
2012年 7月23日設立
2012年9月経営統合
100%
WaVe Life
Sciences Japan
(Japan)
2008年 3月18日設立
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11.8百万USドル
かごしま新産業創生投資事業有限責任組合(KSS)
RA Capital Management, LLC
2015.08.17
WaVe Life
Sciences Ltd.
(Singapore)
5.6百万USドル
66.0百万USドル
かごしま新産業創生投資事業有限責任組合(KSS)
RA Capital Management, LLC
Foresite Capital
Fidelity Management and Research Company
New
ew Leaf
ea Ve
Venture
tu e Partners
at es
Redmile Group
Jannison Associates
Cormorant Asset Management
Clough Capital Partners L.P.
LP
Leerink Partners LLC
SNBL USA, Ltd.
2015.11.
2015
11 11
102.0百万USドル
102 0百万USドル
米国ナスダック市場上場(IPO)
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(2-2) WaVe Life Sciences Ltd.医薬品の化学構造の
コントロールと最適化

WaVe独自のプラットホーム技術による、立
体化学的に制御された核酸医薬の開発

核酸医薬開発に重要な化学構造デザイ
ンの原則・法則を発見することが可能

合理的なデザインに基づく、活性・安定性
・特異性・ 免疫原性を制御・改良した 医
薬の開発

デザインの原則・法則はいずれの核酸医
薬にも応用可能
技術
立体異性体の混合物
WaVe による化学構造コントロール
WaVe による合理的なデザイン
安定性
活性
特異性
WaVe による立体異性体の最適化
アンチセンス法

免疫原性
RNA干渉法
医薬領域全般において薬理活性を最適
化可能な独自の技術
エキソンスキッピン
グ
最適化された化学構造を有する立体異性体
Rp
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Sp
ヌクレオシド
混合物
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(2-3) WaVe Life Sciences Ltd.標的組織
名
疾病名
メカニズム
マイルスト ン
マイルストーン
発現抑制
対立
遺伝子
特異的
パイプライン
非対立
遺伝子
特異的
エキソン
スキッピン
グ
スクリーニ
ング
リード化合
物最適化
臨床試験
導出
フェーズ Ⅰ
/Ⅱ
医薬品開発プログラム

神経筋
デュッシェン
ヌ型筋ジスト
ロフィ
ロフィー
エキソン 51
中枢神経
系
ハンチントン
病
ハンチントン
病
一塩基多型-1

ハンチントン
病
ハンチントン
病
一塩基多型-2

炎症性腸疾
患
SMAD7タンパ
ク
消化管

シーズ探索プログラム
真皮
神経筋
単純性表皮
水泡症
KRT14一塩基
KRT14
塩基
多型-1

単純性表皮
水泡症
KRT14一塩基
多型-2

デュッシェン
デ
ッシ ン
ヌ型筋ジスト
ロフィー
アクチビンレ
セプタータイプ
IIb

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