◇ オ ル ケ ス テ ル ・ ド レ イ デ ル 東 京 公 演 ﹁ 第 二 幕 ﹂ 、 ま も な く 開 演 !! 東 欧 の ユ ダ シヤ ャの ガ町 ー々 ルで が華 カや ンい バだ ス、 に喜 刻び 印に 満 しち たた 、 こ調 こべ ろの の数 旋々 律 と は ? Part 東欧ユダヤ音楽・クレズマー演奏会 Yiddish Music Concert 9 24日(水) 2008年 月 19:30 開演(19:00 開場) カ イ 劇場 シアターX 〒130-0026 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア内 TEL:03-5624-1181 JR総武線 「両国駅」西口から左へ徒歩3分 都営大江戸線「両国駅」A4、 A5出口から徒歩8分 料金:前売り¥2,000 当日¥2,500 演奏:オルケステル・ドレイデル 樋上 千寿 Chitoshi HINOUE … Clarinet 白石 雅子 Masako SHIRAISHI … Accordion 高橋 延吉 Nobuyoshi TAKAHASHI … Drums 主催:シアターX (カイ) 、 オルケステル・ドレイデル 助成:財団法人 朝日新聞文化財団 シュテートル ニグン シャガールが愛した、 故郷の旋律 Part II Yiddish Music Concert シャガール芸術と東欧ユダヤ音楽クレズマー シャガールの生まれ故郷ヴィテブスクで受け継がれてきた、 伝統的な東欧ユダヤ教文化と習慣は、 彼の初期作品から晩年作まで、 町の風景や動物たち など、 様々なモチーフの姿を借りて頻繁に描かれています。 そのなかでも音楽家たちの姿はとりわけ多く描かれたモチーフのひとつです。 彼がよく描 いたヴァイオリン弾きやクラリネット奏者などが演奏していた音楽は、 クレズマーと呼ばれ、 かつて東欧のユダヤ人の町 (シュテートル) でユダヤ教の 結婚式などの祝祭で演奏されていたものです。人々は祝う気持ちと同時に神への感謝や神と共にいることの喜びを、ラビが即興で作る歌詞のない 歌 (ニグン) やクレズマーの演奏により、 踊ることを通して全身全霊で表しました。 また東欧ユダヤ人の固有の言語イディッシュで紡がれたイディッ シュ民謡には、 彼らの辿ってきた道のりの険しさと、 それを乗り越えてきた強靭さが深い哀愁と薄日のような光を伴って謡い込まれています。 その旋 律は民族を問わず人々の心を震わせずにはおかないでしょう。 シャガールの絵には、 彼ら音楽家の姿と一緒に彼らが奏でるメロディー、 リズムそのままの生気がみなぎっています。 それらをこころで受け留めたと き、 私たちもまたシャガールの作品と共鳴し、 その芸術世界に身を置くことができるのではないでしょうか。 ドイツ、 ポーランドで演奏家の直接指導を 受けたメンバーによる生演奏を通して、 シャガールが親しんだ東欧ユダヤ音楽のしなやかな息吹を感じて頂ければ幸いです。 本公演は2007年12月の シアターX初演で好評を頂いた公演の続編です。 クレズマ−音楽 18、 19世紀にイディッシュ語を話す東欧ユダヤ人たちの間で発展した器楽。 地域的には現在のポーランド、ベラルーシ、 リトアニア、 ルーマニア、 モルドヴァ、ウクライナなど。 「クレズマー klezmer」 という語は、 本来 「クリ kli」 (器) 「 、ゼメル zemer」 (歌) に由来し、音楽を意味していたが、 のちにこの器楽を演奏する職業的音楽家をもさすようになる。 ユダヤ教では世俗的な器楽は宗教的に好ましくない快楽として禁じられた一方、民衆の結婚式、祝祭などにおいては欠かせないものであり、演奏は黙認された。 19世紀半ばまでは ヴァイオリン (フィドル) が中心的な役割を担っていた。 その他、チェロ、 コントラバス、 ツィンバロム、 打楽器などの組み合わせが一般的。 19世紀中ごろからクラリネットの改良が 進んで表現の幅が広がると、 フィドルとならんでリードを務めるようになる。 クレズマーの楽団はユダヤ人だけではなく、ウクライナではポーランド系やウクライナ系農民が、 モルドヴァではロマ (ジプシー) の音楽家がユダヤ人と一緒に楽団を構成することもあった。 20世紀には、 軍楽隊の影響で金管楽器が入り、 10人を超す大編成のものもある。 ナチスによるユダヤ人迫害により、 ヨーロッパでの継承はほぼ断絶したが、 アメリカへの移住者のなかで継承される。ジャズ等、 アメリカ音楽の影響を強く受けながら多様化を 見せたが、70年代にAlan Bernらによって録音資料の掘り起こしが進められ伝統的なクレズマーの再生が試みられた。 現在は音楽ジャンルの多様化に伴う融合が著しいものの、 それらも伝統的奏法を基礎に展開されている。 日本では、 これまでこの音楽が 「クレズマー」 として認識されることは少なかったが、 米国映画等を通じて耳に触れる機会は少なくない。 またこの音楽の流れを汲む 『マイム・マ イム』 はフォークダンス曲として馴染み深い。 イディッシュ民謡では 『ドナ・ドナ』 が良く知られている。(樋上 千寿) オルケステル・ドレイデル 東欧ユダヤ音楽 「クレズマー」 を専門に演奏する日本では稀有なグループ。 美術史家 の樋上がシャガール芸術の源泉を辿る途上で 「絵の中の楽師はどんな旋律を奏でて いたのか?」 という疑問に直面、 クレズマー音楽と出逢う。 2003年グループを結成、 東欧ユダヤ音楽の研究と演奏活動を開始する。 京阪神を中心に自主公演や大学での レクチャー・コンサートを行うほか2007年には宇都宮美術館と千葉市美術館主催 のシャガール展関連イベントで演奏を依頼されるなど活動範囲を拡大中。 これまで に2枚のCD 「Shpil,Dreydel! シュピール、 ドレイデル!」 「 、Mazl Tov!<おめでとう! >」 を制作。 2005、 2007、 2008年夏にはドイツ・ワイマールで開催されたクレズ マー・ワークショップYiddish Summer Weimarに参加、 Alan Bern氏ほか世界のク レズマー・シーンをリードする演奏家による本格的な指導を受けた。ハイギアで 駆け回る若き創造家集団の東京公演 「第2幕」 。 ホームページ http://www.geocities.jp/smile_dreydel/ 前売り券のお申し込み シアターX(カイ) TEL:03-5624-1181 FAX:03-5624-1155 Eメール: [email protected] ホームページ: http://www.theaterx.jp/ または、 オルケステル・ドレイデル 樋上(ひのうえ) TEL&FAX:075-464-3047 Eメール: [email protected] まで、お名前・住所・電話番号・枚数をお知らせ下さい。 ● 主催:シアターX(カイ)、オルケステル・ドレイデル ● 助成:財団法人 朝日新聞文化財団 ■ JR総武線 「両国駅」西口から左へ徒歩3分 ■ 都営大江戸線 「両国駅」A4、 A5出口から徒歩8分
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