2011/7/1 アカウント権限について

アカウント権限について
平成 23 年 7 月 1 日
近畿大学 田邉幸祐
目次
1.概要
2.アカウント権限の強さの階層分け
3.各アカウントの利用できる機能・操作
1.
概要
システムを利用する全てのアカウントに対して権限を設定し、システムの利用を制
限します。これにより、アカウント所持者が不正に個人情報を閲覧したり、アカウン
ト情報を変更したり出来ないようにします。
また、アカウント毎の役割を明確にすることで、アカウント情報を管理し易くなる
と考えられます。
この様なアカウント権限を実現する方法としては、以下の様な方法が考えられます。
2.
アカウント権限の強さの階層分け
各アカウントには個別に権限が設定されますが、権限の強さはアカウントの種類に
よって概ね決定できます。
図 1 ではアカウント権限の強さを階層で表し、アカウントの繋がりを線で表してい
ます。
システム管理者
強い
グループ管理者
グループ管理者
権限
スタッフ
スタッフ
ユーザー
ユーザー
スタッフ
ユーザー
スタッフ
ユーザー
弱い
図 1 アカウント権限の強さと、各アカウントの関連付けの例
ユーザー
3.
各アカウントの利用できる機能・操作
 システム管理者アカウント
システム管理者は、システム上の全ての機能を制限なく使用できます。
 グループ管理者、スタッフ、ユーザーの新規アカウントの作成
 全てのアカウントに対して、アカウント情報(個人情報)の確認・変更
 全てのアカウントに対して、アカウントの停止・停止解除
 全てのアカウントに対して、ログイン ID とパスワードの確認・変更
 全てのアカウントに対して、各アカウント間の関連付け
 全てのアカウントに対して、アカウント権限の確認・変更
 全てのアカウントのトレーニングとテスト履歴を確認
 全てのアカウントのログイン履歴を確認
 全てのアカウントの個人掲示板を参照・利用
 全てのアカウントに対して、個人お知らせを発行
 全てのグループに対して、グループお知らせを発行
 全体掲示板への書き込み・削除
 システムの動作履歴を確認

グループ管理者アカウント
グループ管理者は、自身の管理するグループとその所属アカウントに対して、以
下の機能を利用できます。
 グループに所属する、スタッフ、ユーザーの新規アカウントを作成
 グループ内のアカウントのアカウント情報の確認・変更
 グループ内のアカウントの停止・停止解除
 グループ内のアカウントのログイン ID とパスワードの確認・変更
 グループ内の各アカウント間の関連付け
 グループ内のアカウントのアカウント権限の確認・変更
ただし、グループ管理者を越える権限は与えられない
 グループ内のアカウントのトレーニングとテスト履歴を確認
 グループ内のアカウントのログイン履歴を確認
 グループ内のアカウントの個人掲示板を参照・利用
 グループ内のアカウントに対して、個人お知らせを発行
 グループに対して、グループお知らせを発行
 全体掲示板への書き込み・削除

スタッフアカウント
スタッフは、自身の役割ごとに様々な権限を持ちます。以下では、2 つの例を示
しています。
 リハビリテーションを担当する医療スタッフの場合
リハビリテーション等に必要な以下の機能を利用できます。
 担当ユーザーのアカウント情報の確認・変更
 担当ユーザーのアカウント間の関連付け
 担当ユーザーのトレーニングとテスト履歴を確認
 担当ユーザーのログイン履歴を確認
 担当ユーザーの個人掲示板を参照・利用
 担当ユーザーに対して、個人お知らせを発行
 全体掲示板への書き込み・削除











アカウント情報の管理を担当するスタッフの場合
アカウント情報を管理するのに必要な以下の機能を利用できます。
グループに所属するユーザー・スタッフの新規アカウントを作成
グループのアカウントのアカウント情報の確認・変更
グループのアカウントの停止・停止解除
グループのアカウントのログイン ID とパスワードの確認・変更
グループの各アカウント間の関連付けを出来る。
グループのアカウントのアカウント権限の確認・変更
ただし、グループ管理者を越える権限は与えられない
グループ内のアカウントのログイン履歴を確認
グループに対して、グループお知らせを発行
全体掲示板への書き込み・削除
ユーザーアカウント
ユーザーは、各種コンテンツの利用や、自身のアカウント情報の確認を行う事
が出来ます。
 自身のアカウントのアカウント情報の確認・変更
 関連付けされているアカウント(家族・医療スタッフ等)のアカウント情報
の確認
 自身のアカウントのログイン ID とパスワードの確認・変更
 自身のトレーニングとテスト履歴を確認
 トレーニングとテストを行う
 自身のログイン履歴を確認
 自身の個人掲示板を参照・利用
 全体掲示板への書き込み
以上