自動車・携帯電話方式の標準化 Standardization of mobile communication systems わが国では、1993年からTDMA方式を採用したディジタル自動車・ 携帯・自動車電話方式主要諸元 携帯電話サービスを開始した。 このとき、 アナログ方式で Specifications of cellular phones 事業者ごとに異なっていた無線区間インタフェースが 〈PDC〉 として標準化された。北アメリカでは〈IS-54〉 と 〈IS-95〉が、 ヨーロッパでは〈GSM〉がそれぞれ標準ディジタル 方式の規格となっている。 方式 項目 日本PDC 北 米 IS-54 IS-95 800MHz帯 800MHz帯 欧州GSM アナログ大容量方式 800MHz帯 1.5GHz帯 130MHz 48MHz 25kHz (インタリーブ) 45MHz 45MHz 45MHz 55MHz 30kHz (インタリーブ) 1.25MHz 200kHz (インタリーブ) 6.25kHz (インタリーブ) アクセス方式 TDMA TDMA DS-CDMA TDMA FDMA 多重数 〔 〕 :ハーフレート時 3 〔6〕 3 〔6〕 8 〔16〕 1 伝送速度 42kbps 48.6kbps 1.2288M チップ/S 270.833kbps GMSK RPE-LTP-LPC (22.8kbps) EVSELP (11.4kbps) 周波数帯 送受信間隔 キャリア周波数間隔 変調方式 π/4シフトQPSK π/4シフトQPSK BPSK (データ) + QPSK(拡散) 音声符号化 VSELP (11.2kbps) PSI-CELP (5.6kbps) VSELP (13kps) QCELP (8.55kbps) ※4段階可変レート 800MHz帯 800MHz帯 アナログFM
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