ファンダメンタルレポート(過去配信のサンプル ) 過去に配信したファンダメンタルレポートの抜粋です。 一部の方に有料にて配信しているレポートです。 配信タイミングについては、値動きの大きかった日や大きく相場が動いている時など・・・をメイ ンに配信します。 また経済指標など相場に大きく影響する指標発表時にも、その変動の要因や今後の展望、過 去の事例などを交え、わかりやすくガイドしていきます。 ファンダメンタルの基礎や今がどういう相場なのか?・・など突っ込んだ部分まで配信しており ます。 ※トレードポイントなどをお伝えする内容のものではありません。 FX がはじめての方やテクニカルが苦手な方でも非常に理解しやいように書いているので、トレ ードの方向性や参考にもなります。 日々の動きや世界情勢を分かり易くガイドしますので、ぜひトレードやテクニカルの勉強にお 役立て下さい。 (過去配信 SAMPLE) 9月18日 〓おはようございます まず今日の指標から ☆17:30 イギリス 〓8月小売り売上高 前月 0.8% 前年 2.1% ☆23:00 アメリカ フィラデルフィア連銀景況指数 前回-12.7 さてさて またニューヨーク市場は 400 ドル以上の大幅下げでした AIG を政府管理下に置くことを決めても根本に根強い疑心暗鬼がある限り、マ ーケットは納得しません いかにポール損率いるアメリカ政府が場当たり的にやっているか、マーケット はわかってますので買いの手は引っ込んでしまいますね 今度は空売り規制を全銘柄にしくということを決めましたがこれは株式全体を 政府がコントロール下に置くようなものでどうかなと思います 資本主義と言えないです 売り込まれるからこそ、セリングクライマックスも大きくおこり反転も早いで すが、これだとダラダラ下げていく流れは止まりません そして今金融再編が急速に進んでます モルガンスタンレーとワコビアが合併交渉を、 ワシントンミューチュアルと JP モルガン、ウエルスファーゴ、シティと交渉を しているとのこと とにかく資本不足の負債が膨らむ会社の株式は、たたき売られてしまいますの で、体力のあるところと一緒にならないととあせりまくりです だって救ってもらえる基準はポール損の気分なのですから でもどうですか 有名なところはほとんど危ないてことですね そして政府の場当たり的な策は、どんどんできることが限られてきてます 今回ニューヨーク株式の暴落についにきては、サブプライムの嵐はまだ全然収 束せず恐慌になるおそれも否定できません まだまだ下はあると考えざるを得ません 私たちはしっかりと方向性を見定めて、 時代の波に犠牲になることなく頑張りましょう 9月17日 〓こんにちは まず今日の指標から ☆17:30 イギリス 〓9 月分英国中銀議事録 〓失業率 前回 2.7% ☆21:30 アメリカ 〓8月住宅着工件数 96.5 万件 〓8月建設許可 93.7 万件 昨日の FOMC FRB は金利据え置きでした インフレリスクも今回取って下げることはしなかったようです さて金融危機第 2 幕はリーマン破綻から、バンカメがメリル買収、AIG 経営不 安まで目まぐるしい展開を見せています この 100 年に一度あるかないかの金融クラッシュで、全世界が同時株安に見舞 われましたが、FRB が資金供給を AIG にとりあえず応じたと言うことで、昨日 のニューヨーク市場は反発しました それを受けて日経も反発しています AIG に対しては本当は救いたくなかったものの、もし AIG が潰れてしまうとリ ーマンより影響が大きくなると見たのです というのは AIG は債務担保証券業務をやっていて、企業の損失や銀行、証券会 社の金融取り引きを保証していたのです そのためもし保証分が破綻した場合、損失の保証を AIG がやれなくなるため、 企業に追加損失がきてしまう恐れがあるのです しかも同社の契約は世界に及んでいます そのほか保険は個人も多数加入してます 新たな混乱が全世界に飛び火するため、公的管理下におくことを決めたようで す ポール損は疲れはててました 次から次へともぐらたたきのように危ないのが出てきてはげ頭を磨く時間がこ の頃ありません だからもう助ける基準も自分の感覚判断です AIG は救ってリーマンは救わないとなりました すると・・マーケットは不安になります 次潰れるのはどこ? もし潰れたら? とりあえず次の候補のワシントンミューチュアルはどうなるの? ワコビアは? GM は? モノラインは? そんな風になると 銀行同士はお金の貸し借りもシビアになってます 企業に対しても厳しくなります だって貸し倒れはいやですから 危ないところには貸しません とにかく 、各中銀が資金供給をどんどんしてしのいでます でも次にいつどこが資金不足で危なくなるのか不安は残ったままです 今アメリカ政府は追加損失や資本不足による破綻懸念を回避しようと頑張って はいますが・・・・ ・信じられないマーケット ・政府のモラルの欠如 ・銀行や企業の体力低下 ・・・ もはや抜本的な解決の目処はなかなか立たないのではないしょうか ひたすら 早く任期が終わって、次期政権になすりつけたいポール損なのでした 10 月 24 日 特別号 -------------------------------こんにちは。外は土砂降り 相場も土砂崩れ みなさまに知っておいてほしい話があるので 今日だけ特別に発行させて頂きます 今年の夏は、金融と経済に大激震が起こりました。 ウォール街に君臨していた投資銀行ほかアメリカのシンボルとも言える、 自動車業界の経営危機などがいっきに来て、破壊していく津波のように人々の 前から多額のお金がさらわれ消えてなくなりました。 しかし危機はまだこれからだと見ます。 おりしも今日は 78 年前に暗黒の木曜日、1929 年 10 月 24 日 世界大恐慌で株式が大暴落した日です。 この恐慌の下落幅は何と 80%近くでした。 それと比べれば今回はまだ 49%だとか。 また個人のポジションは相当整理されてきましたが、もちこたえられなくて強 制退場が多いだろうとのこと。 普通ならこれだけ下げ、みんなが投げて反転と行きたいところなんですが 実はまだすごいのがありました。 致命的な金融ウイルスです。 CDS をご存知ですか? クレジットデフォルトスワップと言って融資や債権のお金を貸し出す保証料の ことです。 今回ここまで根深い問題になったのは証券化商品や債権を売るときに、 安易な格付けにより AAA とかにしておいて、 もし万が一これがダメになっても保証がついてるから安心ですよと、 売りまくってしまったのです。 多少のあやしい商品の抱き合わせでも、保証されるのだから大丈夫だからと。 この CDS の担い手の最終的に引き受けてる一つが AIG だったのです。 だからここを潰すと銀行が損失をかぶらなければならなくなり、 銀行自体が危機に陥ってパニックを引き起こすので、政府はつぶせなかったの です。 先日リーマンが潰れたことによる CDS の精算が行われました。 潰れた保証料が 3600 億ドルだとか。 これからワシントンミューチュラルなど続々処理される予定です。 では 何でお金を都合するのか? やはり株式やオージーやユーロを売るしかないでしょう。 またこの CDS は大丈夫なら保証料がそのままもらえるため、 CDS をつけること自体をビジネスとすることに目をつけ、体力がないヘッジフ ァンドが多数参入しているのです。 本来は危機から身を守る善玉菌のようなものが、今やウイルスとなって蝕み始 めているのです。 今存在する CDS の総額は 62 兆ドル!! 今後危機があるたびにこのウイルスは元気になっていきます。 75 兆の安定化法案なんて全く足りません。 しかもこの安定化法案ではこの CDS を保証してません! この悪材料は完全に相場に織り込まれてません。 今下げてるのは、みんなが資産を売って安全な円に替えてるのです。 今や投資熱は完全に冷え切り、 いくら売られ過ぎのサインがでても信用できない のです。 何を信じたら良いのかわからない・・・ 何も信じられない・・・ だから周りのお友達にも言ってください。 ◎ロングポジションは絶対にまだ持たない。 ◎来月さらに下落の可能性あり。 今月より大きいかもしれない。 ◎ショートができないならしばらく相場から遠ざかること。 ◎今すぐにでも持ってるものを損切りを半分だけでもすること。 ◎そして節約して現金を守ること。 ◎友達や家族を大事にする。 この危機は長くてあと 1 年、短めなら半年以内てところですが、 もはや全ての金融機関、ヘッジファンドにいたるまで国有化して安心させない と 収まらないかもしれません。 今日も全世界クラッシュです。 でも、見方を変えるなら その歴史的場面を毎日リアルで見ている私たちには、祖先からみても三代に一 度のチャンスがきています。 (投資歴は生きてるうちで普通は 30 年、それが今 100 年に一度の危機) おじいちゃんたちでも出会わなかった全世界金融崩壊を是非とも千載一遇のチ ャンスとしましょう! とにかく頑張りましょう お読み頂き有難うございました m(_ _)m 11 月 14 日号 ------------------------------------------------------------こんにちは お元気ですか? さてオバマ新大統領が次期大統領に決まりました。 この若くて初の黒人大統領に、アメリカのみならず、全世界の人々が彼に期待 を寄せていることでしょう。 しかしオバマさんは明日の金融サミットには出ませんし、 マーケットや国民が次期財務長官が誰なのか期待するなか、すぐに決めようと はしてないみたいです。 みんなは「チェンジ・変革」を期待し早く金融混乱を収束して 安心を与えてほしいと思ってますが、選挙で疲れちゃったのでしょうか^^; それとも 娘2人に飼う約束したワンちゃんでも選びに行くのでしょうか? ちなみに明日の金融サミットにはポール損も出ないとか。 もうやる気なしですね~ 実は先日衝撃的なことがありました。 トヨタ自動車の営業減益が 1 兆円に達し 1968 年の販売数に戻ったと言うのです。 自動車と言うのは繁栄や好景気のシンボルです。 住宅同様実にさまざまな業種の仕事が末端にまで広がります。 自動車部品、タイヤ、シートなどの内装、自動車保険、駐車場、 派手に流れるコマーシャルなど、そこに関わって働く人は多数です。 それが 40 年前のレベルに戻ったというのです。 トヨタ自身も「始まって以来の危機」と業績発表の時に言ってました。 しかしアメリカに目を向けたら何と! ドイツ銀行は GM の株価を 0 ゴールドマンは投資判断停止? つまり値がつかない~ 倒産すると言ってるのです! はるかにトヨタより悪い。 も~どんだけ~ それでオバマが直訴し、 ポール損が急きょ安定化法案に自動車ローンなどの ノンバンクも組み込んだ のです。 その代わり予算が限られてるので金融機関の不良資産の買い取りは断念しまし た だからひと仕事終えたのでポール損とオバマはサミットに出ないのです。 でも金融機関の不良債権を買い取りしなくては病巣が巣くったままです。 金融安定化しない法案になっちゃいます。 こんなにコロコロ替えて良いのでしょうか。 これでは悪いチェンジのお手本ですよ。 そうです。 もうオバマもポール損も、 今回の混乱を止めることは無理だと実はわかっているのです。 住宅も車もダメで、GM は倒産するのです。 クライスラーもフォードもシティーもいっちゃいます。 当然消費の小売店やスーパーもダメです。 今この世の神なのか会社の「デスノート」に刻々と名前が書かれていきます。 バタバタと会社が倒れ失業者が増えていきます。 既にドイツはリセッション。 これから世界中不景気です。 そんな中太っ腹! 日本は IMF に今回 10 兆円資金援助。 大量に持ってる米国債も売らないし、今後も米国債引き受けていくつもりです。 昔の話ですが、湾岸戦争の時もアメリカに頼まれて約 10 兆円も出しました。 だからアメリカは戦争ができました。 アメリカには逆らえないです。 仕方ないですよね。 日本の玄関のドーベルマン。 青い目のセコムで日本を守ってもらってますからね。 (中略)・・ ということでサミット前で、マーケットはとりあえず様子見です。 来週はサミットの結果と新しい材料が出れば、そちらに動くでしょう。 いつドカンとくるのかそのエネルギーがどのように放出するかまだ読めません が 見せかけや偽物にくれぐれも騙されないよう気をつけましょうね! 読んでいただき有難うございました m(_ _)m
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