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本 - 週刊ビル経営

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(1
5)
平成1
3年1
2月3日(月4回・月曜日発行)
有限会社第一嶋田ビル(
週刊
東京都新宿区5―8―20
平成6年1
1月2
4日第三種郵便物認可
東京都荒川区荒川2―2
3―
) 日本マルセル株式会社( 3
)
設
立 昭和45年
代 表 者 嶋田 義彦
事業内容 貸ビル業
会社沿革
第一嶋田ビルが竣工されたのは昭和39年。
その近くに住居を構えていたが土地を購入し
ビルを建設した。周辺でビルとしたのは早か
った方で、屋上からは神宮外苑が見渡せ、国
立競技場の聖火台が見えたという。また、夏
になれば隅田川の花火を見ることができた。
ビル経営のノウハウであるが、現社長の先
代がアパート経営を行っていたことからその
経験を活かした。
造
模
途
備
/鉄筋コンクリート造
/地下1階地上5階建
/事務所・店舗・倉庫
/エレベーター1基
各階空調完備
タイルカーペット
敷地面積 /662、
48㎡ (200、
40坪)
建築面積 /475、
47㎡ (143、
82坪)
延べ床面積/2、
693㎡ (816、
22坪)
地下1階と地上1階・2階は事務所・店舗
・倉庫として貸しており、3階∼5階はアパ
ートとして貸している。
今までのテナントは業務を拡張したり自社
ビルを建設したりして出ていったことが多い
ことから「出世ビル」の異名も。
ビル設備
地下2階は水槽となっている。これは、水
不足の際に役立てようとのことから溜めてあ
ったが、現在では防火用水としていざという
時には消防の面からも地域の役に立つことが
できるようになっている。
テナント
今年の4月に、多くのフロアを使用してい
たテナントが自社ビルを建設したことで撤退
した。以来、入居の問い合わせはあるが、飲
食店は全て断っている。というのも、汚れや
害虫の問題が考えられるからで、既存テナン
トのことを考えてのことでもある
1階部分は、110坪ある広いスペースであ
ることから、なかなか適合するテナントは現
れない。
「間切りで半分だけ使わせてほしい」
といった要望もあるが、トイレが端の方に1
つしかないため仮に2つのテナントに貸した
場合、新たにトイレを増設するしかないこと
もあり費用の面からもそのような要望は断っ
創
業
設
立
代 表 者
資 本 金
従業員数
営業品目
明治15年
昭和25年2月
安達 惣一
3000万円
50名
ビルメンテナンス用ワックス、洗
剤、化成品、金属・新素材表面処
理材、マルセル石鹸、工業用油剤、
洗浄剤、化成品加工
輸入業務 ソーマ自動床洗浄機
日本輸入総代理店
関連会社 ソーマインタージャパン、その他
4社
!
会社沿革
第一島田ビル概要
構
規
用
設
会社概要
本社ビル
本社ビル
!
会社概要
第2
6
4号
ている。
現在地下1階にはダンス教室が入ってい
る。事務所以外のテナントには難色を示して
いたが、「内装部分の改装を自分達でやるの
でぜひ入居したい」というダンス教室の熱意
を買った。激しい音楽やダンスの場合振動が
他のテナントの迷惑になることもあるので、
そうした場合は他のテナントが帰る7時以降
から始めることが両者間で取り決められてい
る。新宿に近く、通うのに便利なためか生徒
には会社が終わってから来る若い女性も多
く、夜12時近くまでレッスンは行われてい
る。
経営理念
竣工以来36年経っていることからビルの設
備のことでテナントからの要望は多い。オー
ナーの「テナントには気持ち良く過ごしても
らいたい」との思いからこうしたニーズには
出来るかぎり対応している。
アクセス
営団地下鉄丸の内線・都営新宿線「新宿三
丁目」駅から徒歩5分の場所にある。新宿に
近い立地であることがビルのセールスポイン
トであるといえよう。
また50メートルほどで主要道路の靖国通り
へつながり、明治通り・新宿通りにも近いこ
とから電車・車ともアクセスはいい。
明治15年 牛込榎木にて奥村猶造創業、主と
して繊維工業用マルセル石鹸の製
造販売を開始
大正10年 日本マルセル石鹸を継承設立、深
川海辺町に新工場を建設、営業
大正12年 関東大震災にて焼失、同年現住所
に移転
昭和17年 戦時企業整備のため休業
昭和25年 日本マルセル石鹸油脂として、安
達義雄が社長に就任
昭和38年 専務取締役安達惣一、社長に就任
昭和40年 金属表面処理材の製造を開始。販
売会社としてマルセル化成を設立
昭和43年 営業範囲の拡大により旧社名日本
マルセル石鹸油脂を日本マルセル
に変更
昭和53年 工場5号棟、並びに新倉庫が完成
昭和59年 西ドイツ(現ドイツ)のポール・
アンドレー社と提携
昭和61年 新ソーマ間完成
昭和62年 ソーマインタージャパンを設立す
る
もともとはマルセル石鹸と、繊維業界の洗
浄剤を取り扱っていたが、化学繊維の台頭に
より需要が低下。繊維産業は斜陽となり、そ
れに合せて石鹸の需要も減少、市場も低下し
業態の転換を余儀なくされた。
そこで新規事業としてビルメンテナンス関
連の製品に目を付けた。そこにはビルメンテ
ナンスも洗浄剤を使用するという共通点があ
った。
事業内容
○ビルメンテナンス用ワックス・洗剤・化成品
上記商品の研究開発に取り組んできた結
果、独自の一貫したビル清掃管理システムを
確立。高層ビルや流通関連、JRの各駅ビル
など急速に拡大する需要に対応している。
昭和62年にソーマインタージャパンを設立
し、ドイツの自動床洗浄機械「ソーマ」の輸
入販売を独占している。
○金属・新素材表面処理剤
金属表面加工のための処理剤、洗浄剤をは
じめ、セラミックにいたるまで開発ジャンル
は多種多様にわたっている。
○マルセル石鹸・工業用油剤・洗浄剤、化成
品加工
創業当時から手掛けてきたマルセル石鹸の
開発以来、時間をかけて生み出されてきた化
成技術は業界内で高い信頼を得ている。
今後の事業展開としては、かんきつ類から
取ることができる素材「リモネン」を利用し
たリサイクル事業が挙げられる。ビル関係の
企業が環境に配慮した製品を求めていること
から環境関連製品の研究・開発を推し進めて
いる。
「来年でちょうど120年を迎える当社です
が、以前は、繊維業界の着物などに使う洗剤
を主力に取り扱っていました。しかし、繊維
業界が斜陽となるにつれ、石鹸の需要を低下
しました。そこで、洗剤という共通点がある
新規事業としてビルメンテナンス関連の製品
を強化することになりました。」
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