アラームポールユニット KG-211W

2005年8月10日作成(様式A第1版)
承認番号 21100BZZ00529000
機械器具(21)内臓機能検査用器具
管理医療機器 特定保守管理医療機器 パルスオキシ・カプノメータ 17148020
「ハンドヘルドSpO2/CO2モニタ ポケットケアー」の構成品
アラームポールユニット KG-211W
背 面
禁忌・禁止
併用医療機器
[相互作用の項参照]
/高圧酸素治療装置内での使用
/可燃性麻酔ガスおよび高濃度酸素雰囲気内での使用
/磁気共鳴画像診断装置(MRI装置)
形状・構造および原理等
本装置は、院内において、ハンドヘルドSpO 2 /CO 2モニタ(OGS2001/2002)
、ポケットSpO2モニタ
(OLV-2100)
を搭載して使用
するアラームポールユニットです。モニタのアラーム情報を赤外線
通信により受信して、LEDや音で表示し、主に人工呼吸器と併用し
てモニタリングの補助を行います。また、オプションの送信機(ZB900P)を接続することにより、医用テレメータなどに無線で計測
データを送信できます。
正 面
医用電気機器電磁環境両
立性規格(IEC60601-1-2
1993)
に適合していること
を示すラベルです。
左側面
アラームポール
スピーカボリューム
アラーム発生時に赤点滅
します。
“電源”
ランプ
“モニタ”
ランプ
“送信機”
ランプ
「使用上の注意
相互作用(併用注意)」
参照
ZBコネクタ
オプションの送信機
(ZB-900P)
を接続します。
出荷時はカバーが取り付け
られています。
各ランプの表示により、電源の
投入やモニタとの接続、送信
機との 接続 の状 態を 示しま
す。
(「ランプ表示」
参照)
モニタホルダ
ナースコールポート
モニタを搭載します。
病院内のナースコールシス
テムへの接続コネクタです。
ナースコールシステムによっ
ては接続できないことがあり
ます。詳細は当社営業員まで
お問い合わせください。
電源ソケット
外部機器接続コネクタ
付属品の電源コードを接続して、
装置にAC100Vを供給します。
モニタ用電源コード
モニタ本体へ電源供給
します。
赤外線受発光部
H
アラーム音量を調節します。
調節時にアラーム音量確認
音が鳴ります。
ランプ表示
“電源”
ランプ
外部機器との接続コネクタ
です。出荷時はカバーが取
り付けられています。
本装置にAC電源が供給されると緑色
に点灯します。
/緑点灯:電源が入っています。
/消灯 :電源が入っていません。
/緑点滅:装置の故障です。
“送信機”
ランプ
++
「トラブル時の対策」
(P.5/6)
参照
本装置と送信機(オプション)
の接続状態を示します。
アース線(オプション)を用いて、
他の装置と等電位接続する際に使
用します。
[注]ZBコネクタおよび外部機器接続コネクタは、
未使用時はカバーを取り付けてください。電気
的安全性が保てなくなる可能性があります。
/緑点灯:送信機が接続され
ています。
/消灯 :送信機が接続され
ていません。
/緑点滅:通信異常です。
構 成
++「トラブル時の対策」
(P.5/6)参照
“モニタ”
ランプ
等電位端子
名称・型式
本体
本装置とモニタの接続状態を示します。
エラーが発生した場合に緑点滅します。
付属品
/緑点灯:モニタが接続され、正常に通信が行われています。
/緑点滅:本装置とモニタの通信異常です。
/緑点滅(連続2回)
:モニタが乾電池で動作しています。
++「トラブル時の対策」
(P.5/6)参照
オプション
[注]電源投入時は、電源ランプ、モニタランプ、
送信機ランプとも5秒間緑点滅します。
個数
1
電源コードW
1
マジックテープ
2
ポールクランプ YS-080P9
選択
送信機 ZB-900P
選択
適用機種
・ ハンドヘルドSpO 2 /CO2モニタ OGS-2001/OGS-2002
・ ポケットSpO 2モニタ OLV-2100
0654-900137A
1/6
シンボルマークの一覧
使用目的、効能または効果
本装置には、以下のようなシンボルマークが使用されています。
シンボルマークが示す名称および意味は、下表のとおりです。
/本装置で使用している名称および意味がJIS規格と異なる場合
は、
( )内に本装置の内容を記載しています。
シンボル
マーク
名称・意味
(アラーム音量調節)
H
o
M
7
8
注意、付属文書参照
スピーカ
(アラーム音量調節)
警報
シンボル
マーク
z
2
1
6
EMC
出力
使用目的
本装置は、院内において、ハンドヘルドSpO2/CO 2モニタ、ポケット
SpO 2モニタに電源を供給し、またモニタからデータを受信して、
結果をアラーム表示、無線データ伝送(オプションの送信機使用
時)
します。
名称・意味
品目仕様等
ナースコール
直流
交流
等電位(端子)
IEC 60601-1-2 1993
適合品
表 示
アラーム
電 源
モニタ
送信機
赤LED
緑LED
緑LED
緑LED
音
スピーカ
ZB-900Pインタフェース
コネクタ
MINI-DINソケット
型式
MD-S8100(日本圧着端子製)
入出力
安全規格上の分類
適用安全規格
IEC 60601-1(1998)
IEC 60601-1 Amendment1(1991)
IEC 60601-1 Amendment2(1995)
IEC 60601-1-2(1993)
JIS T 0601-1(1999)
電撃に対する保護の形式
クラス!機器
装着部の電撃に対する保護の程度
耐除細動形のBF形装着部(モニタ接続時)
液体の有害な浸入に対する保護の程度
IPX0(特別な保護のない機器)
可燃性麻酔ガスに対する安全の程度
使用に適さない機器
作動モード
連続作動
外部入出力コネクタ
コネクタ
DIN 8Pinコネクタ
型式
D8G-729A-200(中央無線製)
信号形式
下表参照
信号名
デジタル シリアル出力
RS232Cレベル
出力
(TxD)
SpO2値
100%/V
例:97%時0.97V出力
脈拍数
300bpm/V
例:120bpm時0.4V出力
プ レ チ ス モ グ 0 - 1 V で 自 動 例:モニタの表示感度に
アナログ
ラム
感度調整
依存
出力
分解能1mV
カプノグラム 100mmHg/V 例:40mmHg時0.4V出力
寸法・質量
寸 法
質 量
型 式
呼吸数
W182 mm × H240 mm × D138 mm
約1.8 kg
OGS-2001接続時 約2.23 kg
OGS-2002接続時 約2.26 kg
OLV-2100接続時 約2.3 kg
150bpm/V
例:15bpm時0.1V出力
なお、アナログ出力は2チャネルで、上記4つの中から選択できま
す。選択方法は、OGS-2001,OGS-2002,OLV-2100の取扱説
明書をご参照ください。
ナースコールポート
コネクタ
フォーンジャック
型式
MX-386GL(マル信無線電機製)
電 源
電源電圧
電源入力
周波数
AC100 V
40 VA
50/60 Hz
作動モード
連続作動
操作方法または使用方法等
本装置と組み合わせて使用できる機器については、本書の「適用機
種」
を参照してください。
モニタを搭載する
1.
装置を設置する
装置を固定して使用する場合は、
「マジックテープで装置を固
定する」
( P.4/6)
を参照してください。
また、ポールなどに取り付けて使用する場合は、
「ポールに取り
付ける」
( P.4/6)
を参照してください。
<手順は次ページに続きます。
>
2/6
2.
モニタホルダにモニタを搭載する
本装置のモニタホルダにO G S - 2 0 0 1 / 2 0 0 2またはO L V 2100を搭載します。
[注]モニタに乾電池を入れたまま、本装置を長期間使用し続
けると、液漏れなどの原因になります。
5.
アラーム音量を調節する
本装置左側面のスピーカボリュームで、アラーム音量を調節し
ます。音量調節時、アラーム音量確認音が鳴ります。
[注]/アラーム音は適切な音量に設定してください。
/スピーカボリュームで音量を最小にしても、アラーム音
を消すことはできません。
スピーカボリューム
モニタ
モニタホルダ
3.
6.
モニタ用電源コードを接続する
モニタのA C アダプタインレットふたを開け、モニタ用電源
コードを接続します。このとき、コネクタの溝がモニタの正面
側にくるように接続してください。
[注]モニタはAC電源で動作させてください。
<モニタの電源をオンにすると>
点灯します。
[注]/本装置のモニタランプが点滅している場合、本装置とモ
ニタは通信していません。
「トラブル時の対策」
(P.5/6)
を参照してください。
/モニタの電源(3が点灯していないこと)
を確認してく
ださい。
/モニタランプが点灯するまでに数秒
(最大で約15秒)
か
かります。
モニタ用電源コードの
マークは、モニタの背面
側になります。
ACアダプタインレットふた
〈モニタの接続と取外し〉
モニタを接続したときや取り外したとき、本装置は、接続確認
音が鳴り、アラームポールが赤点滅します。
モニタを取り外したときは、15秒間隔で1分間接続確認音が
鳴ります。
モニタ用電源コード
コネクタの溝
4.
モニタリングを開始する
モニタの電源をオンにして、モニタリングを開始します。
モニタランプが点滅から点灯にかわり、接続確認音が鳴ること
を確認してください。
電源コードを接続する
1 電源コードの接続
付属品の3ピンプラグ付電源コードのコネクタを本装置の左
側面にある電源ソケットに差し込み、反対側のプラグを壁面
のコンセントに接続します。
3ピンプラグ付電源コードを、接地極付の3ピンコンセントに
接続すると、本装置は自動的に接地されます。
アラームの表示
接続モニタで、測定値があらかじめ設定されたアラーム上下限値
を超えた場合、または接続モニタで何らかの異常が検出された場
合に、本装置はアラームを表示します。
本装置は、以下の動作でアラームの発生を知らせます。
アラームポールが
赤点滅します。
電源コードを接続すると、本装置の電源はオンになります。
アラームポールおよび正面の各ランプが点滅し、電源投入
確認音が鳴ります。
アラーム音
(連続音)
が鳴ります。
2 等電位接続
等電位化を必要とするところで本装置を使用する場合は、
オプションのアース線で左側面の等電位端子(6マークの
端子)
と壁面の接地端子を接続してください。
<電源をオンにすると>
/確認音が鳴ります。
/アラームポールが
5秒間赤点滅します。
/各ランプが5秒間
緑点滅します。
3/6
2.
設置する
マジックテープで装置を固定する
1.
装置を手前に倒し、前側のマジックテープをかみ合わせます。マ
ジックテープは「パチッ」
と音がするまで押し込んでください。
付属のマジックテープを装置底面のマジックテープとかみ合わせ
ます。
このとき、
「パチッ」
という音がすることを確認してください。
「パチッ」
と音がするまで
かみ合わせてください。
「パチッ」
と音がする
までかみ合わせてく
ださい。
2.
設置面をアルコールなどで拭きます。
3.
マジックテープの剥離紙をはがして、装置を設置します。
ポールに取り付ける
オプションのポールクランプ(YS-080P9)
を使用すると、本装置を
水平または垂直のポールに取り付けることができます。適応する
ポールの径は、φ19∼φ40mmです。
[注]/装置をポールの高い位置に取り付けないでください。また、
ポールに取り付ける際は、取付け用ノブでしっかりと固定し
てください。
/本装置をポールに取り付けて使用する場合、ポールが転倒
しないことを確認してからご使用ください。
1.
剥離紙
[注]/凹凸のない平らな面に設置してください。
/マジックテープが確実にかみ合っていることを確認してくだ
さい。
(「パチッ」
という音がするまでかみ合わせてください)
/マジックテープは、かみ合わせた面が少ないと、はずれやす
くなります。
/マジックテープは、強い衝撃によりはずれることがあります。
ポールクランプ
(YS-080P9)
を接続する
本装置の背面に、ポールクランプを4箇所ネジで止めます。ポー
ルクランプの向きは、取り付けるポールに合わせてください。
<垂直のポールの場合>
<水平のポールの場合>
ネジ
<装置の外し方>
装置の取っ手を持ち、手前に引いてはずします。
ネジ
手前に引きます。
ポールクランプ
[注]ポールクランプはネジでしっかり固定してください。
2.
ポールに固定する
取付け用ノブでポールにしっかりと固定します。
ポール
<装置の取付け方>
一度外した装置を再び取り付けるときは、次のように行ってください。
1.
装置の底面が見える状態で、後ろ側のマジックテープの位置を
合わせます。
取付け用ノブ
4/6
送信機
(オプション)
を接続する
トラブル時の対策
オプションの送信機(ZB-900P)
を接続することにより、医用テレ
メータなどに無線で計測データを送信できます。
適用機器
OGS-2001/2002+ZB-900P
OLV-2100+ZB-900P
1.
以下の事項を確認しても現象が改善されない場合は、当社営業員
までご連絡ください。
現 象
WEP-4200シリーズ
ORG-9200
WEP-4200シリーズ
ORG-8200
ORG-9200
原 因
電源ランプが緑 装置の故障
点滅している
対 策
当社営業員にご連絡くださ
い。
モ ニ タ ラ ン プ 装置とモニタの通信異常を示します。
が 緑 点 滅 し て 以下の原因が考えられます。
いる
モ ニ タ が 正 し い 位 モニタを正しい位置に設置
置にない
してください。
送信機に付属している2本の取付けネジとスペーサで、送信機を
本装置の背面に確実に固定します。
送信アンテナは
立たせてください。
装 置 と モ ニ タ の 間 装置とモニタの間にある障
に障害物がある
害物を取り除いてくださ
い。
モ ニ タ の 電 源 が オ モニタの電源をオンにして
フになっている
ください。
送信機
(ZB-900P)
モ ニ タ の バ ー ジ ョ ソフトウェアバージョンが
ン が 装 置 に 対 応 し “02-01”以上のモニタを
ていない
使用してください。
取付けネジ
赤 外 線 受 発 光 部 が 赤外線受発光部の汚れを取
汚れている
り除いてください。
送信機のコネク
タは下側にして
ください。
モニタランプ モニタが乾電池で
が 緑 点 滅 し て 動作している
いる(連続2回
点滅)
スペーサ
[注]送信機を取り付ける前に、送信機の接続コネクタの位置
が上図の位置にあるか確認してください。また、送信アン
テナは、必ず立たせてご使用ください。横にセットすると、
電波を正常に受信できないことがあります。
このまま使い続けると、電
池切れをおこし、モニタの
電源が切れる可能性があり
ます。モニタ用電源コード
が正しくモニタに接続され
ていることを確認してくだ
さい。
送 信 機 ラ ン プ 送 信 機 が 接 続 さ れ 必要があれば送信機を接続
が 点 灯 し て い ていない
してください。
ない
2. “ZB”
コネクタのカバーを外します。
“ZB”
コネクタ
送 信 機 ラ ン プ モ ニ タ と 送 信 機 の 当社営業員にご連絡くださ
が 緑 点 滅 し て 通信異常
い。
いる
カバー
清 掃
3.
本装置は定期的に清掃してください。
水、ぬるま湯または消毒用エタノール(エチルアルコール70%液)
をふくませた、脱脂綿または柔らかい布できれいに清掃します。清
掃後は、十分に乾燥させてください。
[注]
/清掃後は、乾いた布で水分を拭き取り、十分乾燥させてから
使用してください。
/シンナー、ベンジン、工業用アルコールなどは使用しないで
ください。
プラスチックの表面が溶けたり、ヒビ割れの原因となりま
す。また、故障の原因となります。
/滅菌(オートクレーブ、EOGなど)は行わないでください。
プラスチックの表面が溶けたり、ヒビ割れの原因となりま
す。また、故障の原因となります。
/本装置を薬液や水に浸さないでください。浸してしまった場
合は、乾いた布で水分を拭き取り、十分乾燥させてくださ
い。異常がある場合は、当社営業員にご連絡ください。
送信機のコネクタを、装置左側面の
“ZB”
コネクタに差し込みま
す。
このとき、
“ZB”
コネクタの
“+”
と接続コネクタの
“,”
を合わ
せてください。
送信機を接続すると、装置正面の送信機ランプが緑色に点灯
します。
“+ ”
と
“, ”
を
合わせます。
<送信機を接続すると>
使用上の注意
重要な基本的注意
モニタと送信機の通信状態を送信機の
LED表示で確認することができます。
緑 ........ 正常
赤 ........ エラー
消灯 .... 電源オフライン状態
/装置は水や薬液などのかかる場所に設置しないでください。
/電源コードは必ず、付属品の3ピンプラグ付き電源コードを使用
してください。他の電源コードを使用した場合、患者および操作
者が電撃を受けることがあります。
/モニタは、本装置から供給するAC電源で動作させてください。
乾電池で動作させると、電池が消耗した場合に、重要なアラーム
を見落とすことがあります。
緑点灯します。
[注]ZBコネクタは、未使用時はカバーを取り付けてください。
電気的安全性が保てなくなる可能性があります。
5/6
/本装置は旧バージョンのモニタとは通信できません。接続するモ
ニタのソフトウェアバージョンが
“02-01”以上であることを確認
してください。
/本装置をポールに取り付けて使用する場合、ポールが転倒しな
いことを確認してからご使用ください。
/本装置に接続したケーブル類を引っ張って、本装置を持ち上げ
ないでください。装置が落下してけがをすることがあります。
/ 本装置を人工呼吸器の上に設置した場合、本装置に接続した
ケーブル類が人工呼吸器のアームやポールに絡まないようにし
てください。
/赤外線受発光部を遮断しないでください。
/送信機を使用する場合、モニタと送信機の通信状態を送信機の
LEDで確認してください。
/患者(被検者)の生命に直接関わるようなフィードバックシステ
ムのコントロールを目的に、RS-232Cの出力信号を使用するこ
とは絶対にやめてください。
/本装置は周囲に強い電磁波などが存在すると、波形に雑音が混
入したり、誤動作を起こすことがあります。装置の使用中、意図せ
ぬ誤動作が発生した場合は、電磁環境の状況を調査し、必要な対
策を実施してください。以下に一般的な原因と対策の一例をあ
げます。
(1)患者の周囲では、携帯電話や小型無線機など(施設の管理者
が使用を許可したPHS端末機を除く)の電源を切ってくださ
い。携帯電話や小型無線機が発する電波で、誤動作すること
があります。
(2)電源コンセントを伝わって、他の機器から高周波雑音が入っ
た場合
・雑音源を確認し、その経路を雑音除去装置などにより対策
してください。
・雑音源が停止できる機器であれば、その使用を止めてくだ
さい。
・他の電源コンセントから電源を供給してください。
(3)静電気の影響があると思われる場合(装置およびその周辺で
の放電)
・装置を使用する前に、測定者、患者とも十分に放電をしてく
ださい。
・部屋を加湿することも推奨します。
(4)落雷などによる影響
本装置を生命維持装置などで管理されている患者のモニタリ
ングに使用している場合で、近くで雷が発生したときは、落雷
などによる機能の停止を防ぐため、本装置の電源は院内の非
常用コンセントから供給する、または無停電電源装置(JIS T
0601-1を満足している機種)
を使用するなどしてください。
周辺機器
/本装置に各種の周辺機器を接続する場合は、必ず当社指定の装
置を定められた方法により使用してください。
[指定外の機器を
接続すると、漏れ電流により患者および操作者が電撃を受けるこ
とがあります。]
/外部機器は安全規格(IEC60601-1)
に適合しているものを使用
してください。
また、安全規格に適合していない機器を接続する
場合は、必ず「患者環境外(IEC60601-1-1 2.204項)」
に設置し
てください。
上記を守らないと、患者(被検者)および操作者が電撃を受ける
ことがあります。
貯蔵・保管方法および使用期間等
使用環境条件
温度範囲
湿度範囲
気圧範囲
10∼40 ℃
30∼85 %(結露なきこと)
70∼106 kPa
保存環境条件
温度範囲
湿度範囲
気圧範囲
−20∼65 ℃
10∼95 %(結露なきこと)
70∼106 kPa
耐用期間
6年(当社データの自己認証による)
保守・点検に係る事項
始業点検、終業点検
本装置を使用する前および使用後は、必ず以下の点検を行って装
置が正常かつ安全に使用できることを確認してください。
点検後、装置の故障が考えられる場合は、
「使用禁止」
「修理依頼中」
などの表示を行い、当社営業員までご連絡ください。
項 目
内 容
設 置
設置場所は適切か(不安定な場所に設置して
いないか)
外 観
各部に傷や汚れなどないか
装置が水などの液体でぬれていないか
コード類に損傷はないか
始
業 電源投入
時
電源投入時の装置の動作は正常か
/電源ランプ、モニタランプ、送信機ランプ
が緑点滅
/アラームポールが赤点滅
/電源投入確認音が鳴る
相互作用
(併用禁忌・禁止:併用しないこと)
医療機器の名称等
高圧酸素治療装置 (一人用/多人数用)
可燃性麻酔ガスおよび
高濃度酸素雰囲気内で
の使用
磁気共鳴画像診断装置
(MRI装置)
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
使用禁止
爆発または火災を
起こすことがある
使用禁止
爆発または火災を
起こすことがある
使用禁止
強い磁界の中に置か
れるため、本装置が
誤動作します。
機能・動作
アラーム音量は適切に設定したか
各ランプ表示は正常か
異常の確認
終
業 整理・保管
時
使用中になにか異常が生じなかったか
外観上で、汚れ、傷、破損が生じていないか
装置の電源をオフにしたか(電源コードをは
ずしたか)
装置の保管状態は適切か
相互作用
(併用注意:併用に注意すること)
包 装
除細動器
/除細動を行うときは、患者に装着したプローブおよび中継コード
がモニタに確実に接続されていることを確認してください。ま
た、本装置とモニタが確実に接続されていることを確認してくだ
さい。
[はずれているコードの金属部に触れると、放電エネルギに
より電撃を受けます。]
/ 除細動を行うとき周囲の者は、患者の体の一部および本体や
コード類の金属部分には触れないでください。
[放電エネルギに
より電撃を受けます。]
1台単位で梱包
製造販売
製造業者
6/6
東京都新宿区西落合1-31-4 〒161-8560
(03)5996-8000(代表)Fax(03)5996-8091
オータックス株式会社