出生届を提出される方へ - Consulate General of Japan in New York

出生届を提出される方へ
在ニューヨーク日本国総領事館
1.アメリカ合衆国国内で子供が生まれると、その子供は自動的にアメリカ国籍を取得
します。そのため、父母の双方あるいはどちらかが日本国籍者で、子に日本国籍を
保持させたい場合は、出生の日から3ヶ月以内に出生を届出るとともに、日本国籍
を留保するとの意思表示をしないと出生時にさかのぼって日本国籍を喪失します。
日本国籍を留保したい場合は出生届提出の際、同届出用紙に記載された「日本国籍
を留保する」欄に署名押印して下さい。なお、日本国籍を留保した子は重国籍とな
りますので、日本の国籍法により22歳までに国籍を選択しなければなりません。
2.出生届は生まれた日を含めて3ヶ月以内(3ヶ月後の生まれた日付の前日まで。 例
えば10月10日生まれの子は翌年1月9日まで。
)に当館に提出して下さい。提出
日(郵送の場合は総領事館に到着した日)が生まれた日から3ヶ月を過ぎた出生届
は受理されず、日本国籍を失います。また、外国の方式で婚姻が成立している場合
でも、婚姻届を提出していないため新戸籍が編製されていない場合は、出生した子
供は戸籍に記載することが出来ません。婚姻届を未提出の方は、出生届と共に婚姻
届も同時に提出して下さい。
3.出生届の提出には次の書類が必要です。
(イ)出生届
2通
(ロ)出生登録証明書
原本とそのコピー 2通
または医師作成の出生証明書(下記*参照)
(ハ)上記(ロ)の抄訳文(当館に用紙があります) 2通
(ニ)日本国籍を持つ父/母の旅券と米国での滞在資格が確認できるもの
(下記**参照)
*郡、市町村等公的機関の発行する出生登録証明書の提出が原則です。
この証明書には少なくとも、1.子の氏名、2.性別、3.出生年月日、4.出
生場所、5.父母の氏名 が記載されていることが必要です。もし証明書が届出期
限に間に合わず、出生届が提出できなくなりそうな場合は、立ち会い医師が作成
した証明書(当館に指定の用紙があります)でも差し支えないので提出して下さ
い。なお何らかの理由でいずれの証明書の取得が間に合わない場合であっても届
出を3ヶ月以内にしておけば日本国籍を留保できます。この場合、後日証明書を
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提出されることにより戸籍に記載されます。また、立ち会い医師が日本語を解す
る場合は、出生届用紙右側の出生証明欄に医師自ら全文記入し、署名捺印するこ
とでも差し支えありません。
**子が日本国籍を保持できるか否かを判断する為、子の出生当時の父又は母が
日本国籍保持者であることを確認する必要があります。窓口での提出の際は日本
国籍を持つ父/母の旅券及び米国の滞在資格を確認できるもの(グリーンカード
やビザなど)をお持ち下さい。郵送での提出の際はそのコピーを同封して下さい。
出生届記入上の注意事項(左側の括弧内番号は出生届の欄外左側の番号と対応していま
す。記入に際しては、記入例を併せて御参照下さい。
)
(1)
(イ)子の氏名
(あ)日本人父母間の嫡出子(婚姻成立後出生した子供)は父、母
の氏を称します。嫡出でない子は母の氏を称します。日本人父と外国
人母の間の嫡出子は父の氏を、また外国人父と日本人母の間の嫡出子
は母の氏を称します。
(い)子の名に使用できる文字は、常用漢字表、人名漢字表に掲げ
る漢字、カタカナまたはひらがなの何れかに限られています。
また(、
)や(・)は使用できません。
法務省のウェブサイトで 漢字検索が可能です。
(う)子の名は必ずしも米国の名と同じである必要はありません。記入例2
の様に米国の出生証明書の名と同じにする場合は、ファーストネーム、
ミドルネームの順でご記入下さい。但し日本にはミドルネームが存在
しませんので、この場合日本の戸籍上の名は「マイケル一郎」となり
ます。
(え)双生児またはそれ以上の複数の子が出生した場合の父母との
続き柄は、先に生まれた子が兄または姉となります。
(ロ)父母との続き柄
長男、二女等と記入して下さい。
(アメリカ合衆国のような出生地主義
国で出生して)外国籍を取得していて、日本国籍を留保していない子
がいる場合には、これらの者も含めて二女、三男等と記入し、その他
欄にその旨(例えば「長男は国籍不留保につきアメリカ合衆国国籍の
み」
)を記入して下さい。
(2)生まれたとき
2
(あ)生まれたときは、生年月日に加え時分まで記入します。年は平成な
ど元号でご記入下さい。
(い)届書と外国文出生証明書の生年月日時分は必ず一致しなければなり
ません。出生証明書に時刻が記載されていない場合は、その他欄に
「出生時間は父親(母親)の供述による。
」と記入しますが、抄訳文
には出生時間は記入しません。
(う)出生時間は24時間制ではなく、午前午後の12時間制で記入して
下さい。但し、夜中の12時は「午前0時」、昼の12時は「午後0時」と
なります。
(3)生まれたところ
英文出生証明書に記載されている住所を、英字(アルファベット)ではな
く日本文字(漢字、カタカナ、ひらがな)により、国名、州名から順に番地までを
記入して下さい。
なお、この「生まれたところ」については戸籍に記載されますので、規定上最小行
政区画を明記することになっています。最小行政区画を各自ご確認の上、△△郡、
○○町など(英字住所に表記されていない場合も多いのでご注意下さい)ご記入下
さい。
(例1)
英字住所表記→ 1 Main Street, Scarsdale, New York 10553 USA
本欄表記→
アメリカ合衆国ニュ-ヨ-ク州ウェストチェスタ-郡
スカ-スデ-ル村メイン通り1番地
(例2)
英字住所表記→
本欄表記→
57 Terry Street, New York NY 10000 USA
アメリカ合衆国ニュ-ヨ-ク州ニュ-ヨ-ク市
マンハッタン区テリ-通り57番地
(例3)
英字住所表記→ 81 Myers Avenue, Hicksville, NY 11802 USA
本欄表記→
アメリカ合衆国ニューヨーク州ナッソー郡オイスター
ベイ町ヒックスビル マイヤーズ通り81番地
病院名は届出書に記載する必要はありません。希に住所に番地のない病院が存在
しますが、その場合、通り名までを記入し、またその他欄に「病院の住所に番地
はない。
」と記入して下さい。
(4)生まれた子の住所、世帯主及び世帯主との続き柄
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(あ)住所
現住所を英字(アルファベット)ではなく日本文字(漢字、
カタカナ、ひらがな)により、国名、州名から順に番地までを
記入して下さい。
なお、英文住所表記上、国名、州名の次に、市町村名がない
住所があります。その場合は、英文住所には現れない、市町村名
を州名の次に記入して下さい(例3参照)。
(例1)
英字住所表記→ 1 Main Street, Scarsdale, NY 10553 USA
本欄表記→ アメリカ合衆国ニュ-ヨ-ク州スカ-スデ-ル村
メイン通り1番地
(例2)
英字住所表記→ 57 Terry Street, New York NY 10000 USA
本欄表記→ アメリカ合衆国ニュ-ヨ-ク州ニュ-ヨ-ク市
テリ-通り57番地
(例3)
英字住所表記→ 81 Myers Avenue, Hicksville, NY 11802 USA
本欄表記→ アメリカ合衆国ニューヨーク州オイスターベイ町
ヒックスビル マイヤーズ通り 81番地
(い)世帯主の氏名
世帯主は通常、子の父あるいは母です。
(う)世帯主との続き柄
父が再婚している場合は長男であっても、先
妻との子を含め、世帯主から見て 3 番目の男の子であれば、世帯主
との続き柄は三男となり、この点前記の父母との続き柄の記入の際とは異な
る場合があります。
(5)父母の氏名と生年月日
(あ)父母ともに日本人であれば、氏名は戸籍の記載通り記入して下さい。
(い)父または母が外国籍の場合、戸籍に記載されている通り、カタカ
ナまたは漢字(韓国籍または中国籍で婚姻時に漢字で登録出来た
方のみ)で記入して下さい。カタカナの場合、氏(ラストネーム、ファミ
リーネーム、サーネーム)、名(ファーストネーム及びミドルネーム)の
順序で記入して下さい。「Jr.」や「Ⅲ」は、名の後に「ジュニア」や「サ
ード」とカタカナで記入してください。
(う)嫡出でない子の場合、父親は空欄となり、母親のみを御記入下さい。
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(6)本籍と筆頭者の氏名
(あ)日本人の嫡出子は父母の戸籍(父母の一方が外国籍の場合は、日本人の戸
籍)に入るので、婚姻中の父母の本籍と筆頭者の氏名を記入して下さい。
本籍地の住所にはダッシュなどは使えませんのでご注意下さい。
(い) 父または母が外国籍の場合は、その国籍を正式名称で記入して下
さい(例えば、アメリカ合衆国、フランス共和国、メキシコ合衆国等)
。
(9)については、国勢調査を行う年度についてのみ記入して下さい。
注:婚姻前に出生した子の出生届
(1) 父母がともに日本人、又は、外国人父と日本人母の間に出生した子の出生届は
提出できます。
(2) 日本人父と外国人母の間に出生した子の出生届は、子が出生する前に父から認
知されている(胎児認知)場合を除き、提出できません。よって出生届による
国籍留保はできません。但し、国籍法第三条により日本国籍を取得することは
できます。詳しくは個別にご相談下さい。
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