第4章 企業としての責任

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企業としての責任
コンプライアンスについて
当社は経営のあらゆる局面において、お客様、取引先、株主、社員、さらには社会全体との調和を図り、
「社会から信頼され、選ばれる会社」でありたいと考えています。
国民生活と密接に関連した生命保険事業を営む公共性の高い会社として、法律および社会規範を遵守し、
社会の信頼に応える高い次元の倫理観をもって企業活動を展開しています。
AXAグループの倫理基準
コンプライアンス・プログラム
(AXA Group Compl
iance and Ethics Guide)
当社では、コンプライアンス態勢のさらなる充実のため、毎年コンプライ
当社が所属するAXAグループでは、すべてのグループ企業およびその従
アンス実践計画としてコンプライアンス・プログラムを策定し実践してい
業員がAXAグループの倫理基準に関する共通の認識を持ち、その下で
ます。定期的にコンプライアンス・プログラムの進捗状況を確認し、見直し、
それぞれの業務を遂行できるよう、指導上の原則およびグループの全体
改善策の策定等を行いコンプライアンスの推進に取り組んでいます。
的な方針として
「AXAグループ コンプライアンス & エシックス・ガイド」
を定めています。当社およびグループすべての役職 員はこの行動規範に
従って日常業務を遂行しています。
コンプライアンス基本方針
コンプライアンス態勢
当社およびグループでは、
コンプライアンスを経営上の最重要課題として、
「AXAグループ コンプライアンス & エシックス・ガイド」および、当社企
コンプライアンス態勢は以下のとおりです。各 組織が機能と役割を分担
し、コンプライアンス態勢の維持、推進を図っています。
業倫理の中に盛込んでいます。金融機関としての社会的責任と公共的使
命を十分認識し、自己責任に基づく健全で効率的な業務運営に努め、
「社
会から信頼され、選ばれる会社」となるため、積極的にコンプライアンス
活動を推進しています。
コンプライアンス態勢
監督
監査
取締役会
指示
報告
コンプライアンス委員会
(事務局:リーガル・コンプライアンス部)
報告
賞罰部会
報告
調査部会
個人情報
管理部会
保険金等
支払に関する
審査会
本社・支社監査
報告
報告・指示
報告・指示
報告・指示
報告・指示
代理店推進部
コンプライアンス推進担当者
報告・指示
報告・指示
代理店推進部支社
コンプライアンス推進担当者
PHOTO
金融法人営業本部 各部
コンプライアンス推進担当者
報告・指示
報告・指示
本社各所管部(営業部を除く)
コンプライアンス推進担当者
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監査部
報告
監査役︵会︶
株 主
報告
利益相反取引の管理についての取組み方針
アクサ フィナンシャル生命では、当社または当社のグループ企業が行う取引きに伴い、
お客さまの利益が不当に害されることを防止すべく、利益相反管理方針を策定し、その概要を公表しています。
アクサ フィナンシャル生命の利益相反管理方針の概要
当社は、当社および AXA グループ金融機関が行う取引によりお客さま
( 2 )当社は、特定・類型化した
「利益相反のおそれのある取引」
について、
の利益が不当に害されることのないよう、利益相反管理体制を整備す
その管理方法を選択する等必要な措置を講じることにより、お客さ
るとともに、会 社 規 程として「 利 益 相 反 管 理 方 針」を 策 定 いたしま
まの利益が不当に害されることを防止いたします。
した。
( 3 )当社は、
「 利益相反のおそれのある取引」の特定・類型化、およびそ
当社は、この管理方針に基づき、適切に業務を行ってまいります。なお、
の管理のために行った措置について記録するとともに、作成の日か
管理方針の概要は以下のとおりです。
ら 5 年間その記録を保存いたします。
( 4 )当社は、特定・類型化した
「利益相反のおそれのある取引」
について
1. 定義
(1)
「利益相反」とは、当社および AXA グループ金融機関が行う取引
定期的に検証し、その検証結果を受けて、記録の更新等を行うこと
により、管理体制の実効性を確保いたします。
により、当社のお客さまの利益が不当に害されることをいいます。
「 AXA グループ金融機関」
とは、
( 2)
AXA グループに属する会社のうち、
保険業その他の金融業を行うものをいいます。
4. 社内体制の整備
( 1) 当社は、次表のとおり、利益相反管理担当者、利益相反管理統括部
室および利益相反管理責任者を設置します。
2. 法令等の遵守
( 1 )当社は、利益相反について定められた法律その他の法令、ガイド
ライン、会社規程等を遵守いたします。
3.「利益相反のおそれのある取引」の管理
( 1)当社は、
「 利益相反のおそれのある取引」をあらかじめ特定・類型化
いたします。
利益相反管理担当者
各部室のコンプライアンス推進担当者
利益相反管理統括部室
リーガル・コンプライアンス部
利益相反管理責任者
リーガル・コンプライアンス部担当執行役員
( 2 )利益相反管理統括部室は、利益相反管理責任者の下、利益相反管
理担当者と連携して
「利益相反のおそれのある取引」の管理を行い
ます。
反社会的勢力に対する対応方針
当社は、生命保険会社に対する公共の信頼を維持し、生命保険会社の業務の適切性および健全性を確保するために、
反社会的勢力対応の基本方針を定めています。
アクサ フィナンシャル生命の反社会的勢力対応の基本方針
私たちアクサ フィナンシャル生命は、生命保険会社に対する公共の信
4. 反社会的勢力からの不当要求を、断固として拒絶します。また、民事
頼を維持し、生命保険会社の業務の適切性および健全性を確保するた
上の法的対抗手段を講ずるとともに、被害届の提出や告訴を含む刑
めに、ここに反社会的勢力対応の基本方針を宣言します。
事事件としての対応も躊躇しません。
1. 反社 会的勢力とは、取引関係を含めて、一 切の関係をもちません。
5. 反社会的勢力からの不当要求が、事業活動上の不祥事や従業員の不
また、反社会的勢力とは知らずに何らかの関係を有してしまった場
祥事を理由とする場合であっても、事実を隠ぺいするための裏取引を
合には、判明後速やかに関係を解消します。
絶対に行いません。
2. 反社会的勢力に対する資金や便宜の提供は、絶対に行いません。
6. 反社会的勢力からの不当要求には、代表取締役等の経営トップ以下、
会社組織全体で対応します。
3. 反社会的勢力からの不当要求に備えて、平素から、警察、暴力追放運動推
進センター、弁護士等の外部専門機関と緊密な連携関係を構築します。
7. 反社会的勢力からの不当要求に対応する従業員の安全を確保します。
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04
企業としての責任
リスク管理の体制
生命保険業界を取り巻く環境の変化等によるリスクの増大および多様化に適切に対応するために、
当社では、リスク管理規程を制定し、管理すべきリスクの定義、リスク管理の方法、リスク管理の組織等を定めています。
リスクの種類
リスクの内容
1. 新契約引受の承諾を決定する際の査定標準等の引受基準が不適切なために、
保険料設定の際に使用した基礎率等に基づき想定された
支払保険金等の額を超過して保険金等の支払が行われることにより、
当社が損失を被るリスク。
2.経済情勢や保険関係の基礎率等が設定時の予測に反して変動することにより、
当社が損失を被るリスク。
保険引受リスク
資産運用リスクは、保有する資産の価値が変動すること、不利な条件で流動性を確保せざるを得なくなることを要因として当社が損失を
被るリスクと定義し、
以下の各リスクから構成されます。
資産運用リスク
価格変動リスク
金利、株価、為替等の市場要因の変動により、
保有する資産の価値が変動することにより、
当社が損失を被るリスク。
信用リスク
信用供与先の財務状況の悪化によって資産の価値が減少ないし消失することを要因とし、
当社が損失を被るリスク。
市場流動性リスク
市場の混乱等により市場において取引ができなくなること、
もしくは通常よりも著しく不利な価格で取引を余儀なく
されることにより、当社が損失を被るリスク。
ALMリスク
負債特性に応じた資産運用ができないことを要因として、
当社が損失を被るリスク。
流動性リスク
財務内容の悪化等による新契約の減少に伴う保険料収入の減少、大量ないし大口解約に伴う解約払戻金支出の増加、巨大災害での資金
流出により資金繰りが悪化し、資金確保に通常よりも著しく低い価格での資産売却を余儀なくされることにより、
当社が損失を被るリスク。
事務リスク
役職員および保険募集人が正確な事務を怠り、
または、
事故・不正等を起こすことにより当社が損失を被るリスク。
システムリスク
コンピューターシステムのダウンまたは誤作動等、
システムの不備等に伴い当社が損失を被るリスク、
さらにコンピューターが不正に使用
されることにより当社が損失を被るリスク。
レピュテ−ショナルリスク
マーケットや顧客の間における生命保険業界あるいは当社の評判が悪化することにより当社が被るリスク。
法務リスク
経営判断や個別業務の遂行に当たって、
法令等に違反すること、不適正な契約を締結すること等を原因として、
当社が損失を被るあるいは
取引上のトラブルが発生するリスク。
当社では、取締役会の直属機関としてリスク管理委員会を設置し、委員会による推進・統括の下、各業務の主管部門による一次管理、リスク管理担当部
門による二次管理を行う体制となっています。また、委員会の下部組織として複数のリスク管理部会を設置し、各リスクのモニタリング結果の確認やそ
の他重要事項の審議を行っています。さらに、監査部による内部監査を定期的に実施し、事故や不正の防止に努めています。
リスク管理体制
取締役会
リスク管理委員会
リスク区分
保険引受
リスク
リスク管理
部会
20
ALM
リスク
流動性
リスク
事務
リスク
数理部
一次リスク
管理部門
カスタマー
サービス部
財務管理部
プライシング部
情報システム部
資産運用リスク管理部
資産運用部
資産運用部
財務管理部
数理部
システム
リスク
レピュテーショ
ナルリスク
法務
リスク
コーポレート
プランニング&
セクレタリー&
広報部
リーガル・コン
プライアンス部
事務・システム
リスク管理部会
保険・財務リスク管理部会
二次リスク
管理部門
内部監査部門
資産運用
リスク
財務管理部
監査部
各部
責任準備金対応債券
ストレス・テスト
一般勘定の保険契約について以下の小区分を設定し、各小区分に係る責
金利、株価等の市場環境の悪化を想定したストレス・テストを定期的に実
任準備金のデュレーションと責任準備金対応債券のデュレーションを一
施し、当社の健全性に与える影響を分析しています。ストレス・テストの結
定 幅の中で 対応させることにより、金 利 変 動リスクを管 理しています。
果はアクサ ジャパン ホールディング株式会社にも報告され、資本充実性
また、リスク管理委員会の下部組織である保険・財務リスク管理部会に
の検証に活用しています。
おいて、その内容を定期的に検証するとともに、運用方針等を設定してい
ます。
( 小区分の設定内容 )
・ 一時払保険契約群
・ 一時払以外の保険契約の中で残存年数が 20 年以下の契約群
・ 一時払以外の保険契約の中で残存年数が 20 年超の契約群
再保険について
保険事故の発 生が高額保障契約に偏るなどの不規 則性から、財務諸表
が受けるインパクトを軽減することを目的として、再保険を利用しています。
再保険契約は、保険引受リスク管理の観点からその効用と効果を十分に
評価し、十分な信用格付のある再保険会社を選定しています。
個人情報保護について
お客様の個人情報保護は当社にとって重要な経営課題です。お客様か
受ける法令、行政当局ガイドラインに準拠した
「個人情報管理規程」を
らお預かりした大切な個人情報を適切に取扱い、漏洩、滅失、毀損等
2005 年 4 月に制定し、その他個人情報の取扱いに係わる諸規定類も
の事故を防止するための社内体制の整備に努めています。当社では、
併せて整備しております。
2004 年 4 月閣議決 定された「個人情報の保護に関する基本方針」、
2005 年 4 月1 日に全面施行された「個人情報の保護に関する法律」、
また、当社の個人情報保護に関する基本的考え方および方針に関する
金融庁の定めた
「金融分野における個人情報保護に関するガイドライ
に、申込書・告知書等にも個人情報の利用目的を明示し、お客様の理解
ン」
および
「同ガイドラインの安全管理措置等についての実務指針」
、生
を得るべく努めています。
宣言としてのプライバシー・ポリシーをホームページ上に公表するととも
命保険業界で定める諸指針、その他当社の業務の遂行に関し適用を
教育体制
会社入社時および部門別役職別の研修プログラムを設定し、社内規定類
機微(センシティブ)情報の取扱い
お客 様の健康状態に関する情報、その他いわゆる機微情報については、
に基づいた個人情報の適正な取扱い、安全管理措置等について周知徹
法令等の定めるところにより、業務の適切な運営の確保その他必要と認
底しています。
められる目的に限り、利用することとしています。機微情報の取得に際して
は、業務上必要な範囲に限り、必ずお客 様の同意を得た上で取得するこ
個人データへのアクセス制限
ととし、かつ、その管理に際しても、それらを扱うことのできる従業員の数
を必要最小限に限定するなど、特に慎重な扱いを行っています。
業務上、個人データにアクセスできる部署、資格を制限し、個人データの
破壊、改竄、漏洩等の危険に対応しています。また、個人データを記録し
情報開示請求
た帳票等の廃棄については、裁断、溶解等の措置をとり、漏洩等の危険を
排除しています。
お客 様へのサービスの一環として、契約者に対し、積極的な契約内容等
の通 知に努めていますが、契 約者 本人 から自己が 識 別される保 有個人
従業員および外部委託先の監督
データの開示請求等があった場合は、本人確認を充分行った上で対応し
ています。
すべての従業員から個人情報を含む機密情報の守秘義務を確認するた
めの誓約書を提出させるとともに、内部監査等による取扱い状況の点検
を行っています。また、個人情報を取扱わせる外部委託先( 募集代理店を
含む )の選定においては、委託先における取扱いの総合的な安全性を確
認し、委託契約に厳重な守秘義務を設けた上で、委託を行っています。さ
らに、委託先に対する監督も定期的に行っています。
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04
企業としての責任
プライバシー・ポリシー
アクサ フィナンシャル 生 命 保 険 株 式 会 社( 以下「当社 」といい
5. グループ会社との共同利用
ます )は
「お客 様 第一主義」を実践する生命保険会社であること
当社は、次のとおりグループ会社との間で、個人データを共同利用することが
を目標としています。お客 様からお預かりした大切な個人情報に
あります。
つきましては、個人情報の保護に関する法律( 以下「個人情報保
護法」といいます)その他の規範を遵守するための社内体制を整
備するとともに、下記の基本方針に基づいて、適正な管理・利用と
保護に努めています。
(1)共同利用する者の範囲
当社の親会社である保険持株会社およびその子会社(グループ会社 )
(2)共同利用の目的
1
上記グルー
プ会社からの各種商品やサービスのご案内・提供
2
ご契約の維持管理
商品やサービスの充実
3
1. 個人情報を収集・利用する目的
当社では、お客様の個人情報を、次の目的のために業務遂行上必要な範囲に
のみ利用し、それ以外の目的には利用いたしません。
(1)各種保険契約のお引受け、ご継続・維持管理、保険金・給付金等
のお支払い
その他上記グルー
プ会社の事業に関連・付随する業務
4
(3)共同利用する個人データ項目
「 2. 収集する情報の種類」に掲げるお客様に関する情報
(4)個人データ管理責任者
当社
(2)当社からの関連会社・提携会社を含む各種商品やサービス(※)
のご案内・提供、ご契約の維持管理
(3)当社業務に関する情報提供・運営管理、商品やサービスの充実
6. 情報の管理方法
お客 様の 個人情報を正確、最 新なものに維持するよう努めています。また、
(4)その他保険に関連・付随する業務
個人情報保護 法その他の規範により求められる組織的・人的・技 術的な各
(※)当社の提 供している商品・サービスの詳細については、当社ホー
種安全管理措置を講じ、お客 様の個人情報への不当なアクセス、個人情報
ムページ商品ラインアップをご覧ください。
の漏えい・滅失・毀損等を防止するため、最善を尽くしています。
2. 収集する情報の種類
7. 個人情報の開示、訂正等、利用停止等
当社では、
「1. 個人情報を収集・利用する目的」
を達成するために、お客様に関
お客様からご自身に関する個人情報の開示・訂正・利用停止等の請求があっ
する次の情報を主に収集しております。
た場合は、請求者がご本人であることを確認させていただいたうえで、特別
(1)氏名、性別、生年月日、住所、電話番号・メールアドレス、職業・勤
の理由がない限り、速やかに対応いたします。これらの具体的な請求手続き
務 先・職 務内容、被保険者や受取 人との続柄、年 収・資 産、取引
については、下記のお問い合わせ窓口までお申出ください。また、個人情報の
経験、所属団体、金融機関口座、その他保険契約内容
取扱いについてのご質問・苦 情等についても下記のお問い合わせ窓口にて
(2)保険 契 約に基づく保険 金・給付 金等の支 払状 況、生 死に関する
承っております。
情報等
(3)お客 様 又は公的機関から、適 法かつ適正な方法により収 集した、
住民票等公的機関が発行する書類の記載事項
(4)
『犯罪による収益の移転防止に関する法律』に基づく本人確認書
類の記載事項
3. 情報の収集方法
8. お問い合わせ窓口
アクサ フィナンシャル生命保険株式会社
カスタマーサービスセンター TEL:0120-911-999
受付時間:9:00 ∼ 18:00( 土日祝日および 12 月 31 日∼ 1 月 3 日を除く)
9. 当社が対象事業者となっている認定個人情報保護団体について
お客 様からのヒアリング、アンケートおよびお客 様による申込書などへの
当社は、認定個人情報保護団体である社団法人生命保険協会の対象事業者
記載により収 集します。または、インターネット・葉書等で収 集する場合も
です。同協会では、対象事業者の個人情報の取扱に関する苦情・相談を受け
あります。個人情報の収集にあたっては、法令全般に照らして違法性のない
付けております。
ように留意するとともに、社会的良識に照らして適正と考えられる方法によ
り行います。
【お問い合わせ先】
なお、当社にお電話でお申出いただいた場合、迅速かつ適切な対応を行う
( 社 )生命保険協会 生命保険相談室
ために、通話内容を録音させていただく場合があります。
電話 03-3286-2648
〒100-0005 千代田区丸の内 3-4-1 新国際ビル3階
4. 個人情報の第三者への提供
当社は、次の場合を除き、お客様の個人情報を第三者へ提供いたしません。
(1)お客様から事前に同意をいただいている場合
(2)法令に基づく場合
(3)お客様または公共の利益のために必要であると判断される場合
(4)再保険の手続きをする場合
(5)お客 様の保険 契 約内容を社団法 人 生 命保険 協会に登 録するな
ど、保険制度の健全な運営に必要な場合
(6)グループ会社間で共同利用を行う場合
(7)利用目的の達成に必要な範囲において、業務を外部( 代理店を含
む)へ委託する場合
22
受付時間:9:00 ∼ 17:00
( 土・日曜、祝日などの生命保険協会休業日を除く)
ホームページアドレス http://www.seiho.or.jp/
社会とのコミュニケーション
AXA にとって社会貢献活動は、コアビジネスである
フィナンシャル・プロテクションの延長線上にあるものです。
とくに、グループ全体の社会貢献活動の柱として、ボランティア活動、
地域活動(教育機会の創出・事故防止活動)、そして文化遺産の保護と継承の 3 つを掲げ、
事業を展開するそれぞれの国・地域の特性にあわせた活動を行なっています。
グローバルイベント「AXA2008」の実施
AXA グループは 2008 年、6 月 20 日・21 日の 2 日間を中心に、ワールド
ブラインドサッカー公式応援ソング チャリティキャンペーンの実施
イベント「 AXA2008」を開催しました。
「お 金を寄 付するだけではなく、
JBFA に寄贈した上記の公式 応援ソング「 キミノコエ」を介して、競 技の
社員が自ら参加し時間を寄付することで地域社会に貢献する」というグ
認知向上を目的としたチャリティキャンペーンを実施しました。このキャン
ループの社会貢献 活動の基 本理 念に基づいて、41 カ国で 34,000 人 以
ペーンはホームページを通じて一般の方々に寄付を募り、ご協力いただい
上がボランティア活動に参加しました。日本では、
「 障害者スポーツの振興
た方には
「 キミノコエ」の CD をプレゼントするというもの。チャリティキャ
支援」をテーマに、アクサジャパン各社で以下の活動を行ないました。
ンペーンを通じて集まった寄付金は、サッカーゴールやボールなどのブラ
ブレックファストチャリティ
カープレーヤーを育成するという目的のもと、JBFA を通じて全国各地の
全国のオフィスにて
「 ブレックファストチャリティ※」を開催し、ろう学校「明
盲学校 15 校に寄贈されました。
インドサッカーを行なうための 備品に姿を変え、未 来のブラインドサッ
晴学園」
( 東京都品川区 )に対する支援を呼びかけました。参加社員数は
6,000 人にのぼり、体 育用品購入のための資 金として収 益 金 349 万円
( 会社からのマッチングファンドを含む )を同校に寄付しました。
※ 社内で朝食を販売し、その収益金をろう学校へ寄付をする活動
ブラインドサッカーの支援活動
当社はアクサジャパンの一員として、
2006 年度よりブラインドサッカーの
普及・認知向上活動を支援しています。
公式応援ソングの制作・寄贈
社員ボランティアによる試合運営サポート
JBFA によるブラインドサッカー 公 式 試 合 では、多 数 の 社 員 がボラン
ティアとして参 加し、会 場 設 営、競 技 進 行など、運 営のサポートを行な
いました。
2008 年度は、歌を介してより多くの人々にこの競技を知ってもらいたい
との願いから、公式応援ソング「 キミノコエ」を制作し、日本視覚障害 者
サッカー協会( JBFA )の公式試合終了後、同協会に寄贈しました。
生命保険協会を通じた社会貢献活動
岩手・宮城内陸地震被災者と被災地域支援
アクサ フィナンシャル生命は、社団法人生命保険協会および全国の地方
2008 年に発生した岩手・宮城内陸地震の被災者と被災地域支援を目的
生命保険協会を通じて、要介護老人支援策、募金活動、献血活動などさま
とした義援金の寄付をしました。
ざまな社会貢献活動に参加しています。
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